テイマクの絵に感化されながら、テイトレを書くような矛盾の塊です、わたくし。
はい。
「トレーナー、開けてー♪」
上機嫌な声に呼ばれて、ドアまで歩く。
ガチャッ…
「とれぇなぁっ♪♪♪」
半ば無意識に、トレーナーに飛び付こうとするテイオーだったが…
「………?」
両手でそれを制される。
「トレーナー、どうしたの?」
「…なぁ、テイオー…部屋に来るの、これで今日何回目だ?」
「………ぴぇ?」
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テイオーがトレーナーにひっつくようになってしばらく。
近頃、テイオーが部屋を訪ねてくる頻度が急増していた。 平日休日問わずだ。
「別にいいじゃん! 部屋に来るのの5回10回くらい…」
「いや、多いからね!? そのたんびに開けに行くのも面倒くさいし、仕事している時だってあるし…」
「じゃあ、ずっと鍵を開けとけばいいじゃん!」
「さすがにそれは、万が一を考えるとなぁ…」
「…もしかしてボク、もう来ちゃダメとか言われる…?」
そう言って、若干涙目になって見つめてくるテイオー。
(うぐっ…)
流石に「来るな」とまで言うつもりは無かったが、それでも、こんな顔をされると罪悪感を抱かざるを得ない。
それに、彼女らはまだまだ子供だというのに、寮生活で両親から切り離されているのだ。
だというのに、更にこれを拒絶してしまうのは、テイオーのトレーナーとしてどうなのかと思うのも事実。
「…しょうがないなぁ…」
結局、この日は何も言えずに終わった。
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「トレーナー♪ テイオー様が来たぞー♪」
相変わらず呼びかけてくる声。 ドアを開けに向かう。
そして飛びついてくるテイオーを一旦落ち着かせる。
「テイオー」
「どうしたの、トレーナー?」
「合鍵用意したから、今度からこれで入ってきて。」
「………ぴえっ!?」
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「あ、合鍵、もらっちゃっ、た…」
その日の夜、テイオーはベッドの上で、合鍵とにらめっこしていた。
(…こ、これ、なんか、カップルみたい………!!?)
「わーわーわー!!! ちがうっ!!! ちがうからねっ!!?」
(でも、こういうのってよくドラマとかで…)
「って、だからちがーうー!!!」
(そもそも、ボクとトレーナーはウマ娘とトレーナーでしかないんだし、恋愛感情なんてこれっぽちも…? あれ…? ほんとにそうなのかな… き、きっとトレーナーだって、ボクのこと担当ウマ娘としか… それはちょっと嫌だなぁ…)
「じゃーなーくーて!!! ほんとに!!! ホントにそんなんじゃないからぁ!!!」
トウカイテイオー、考えすぎるたびにベタに足をばたつかせ、誰にともなく否定を繰り返すこと、はや十数分。
「べ、別に、ボクはただ合鍵をもらっただけで、それ以上のことなんてなんにも…」
「テイオーちゃん、どうしたのー?」
「…まっ、マヤノ!?」
急いで合鍵を掴み、布団の中に突っ込んで隠す。
「なんか、考え込んでるみたいだったけどー?」
「そ、そうかなー? ほ、本当に、何ともないんだけどなー…?」
「…あっ! テイオーちゃんが何考えてたか、わかっちゃった♪」
「…!?」
「それはー… ズバリ! テイオーちゃんの担当トレーナーちゃんのこと♪」
「!!?」
見事言い当てるマヤノトップガン。
見事なまでに焦るトウカイテイオー。
「ち、ちがっ…! トレーナーも合鍵も関係無い…」
「…合鍵?」
「あっ…」
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「へぇ~! 担当トレーナーちゃんに合鍵貰ったんだぁ!」
「うぅ…」
紆余曲折あり、上手く聞き出されてしまったトウカイテイオー。
「で、でも、それだけだよ? 特に何も面白いことなんて…」
「…でもさー、テイオーちゃん?」
「…な、何?」
「それってー… なんか、オトナな恋人同士、みたいだねっ♪」
キャッキャッと騒ぎ出すマヤノ。 …に対して…
(わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!)
「…なーんて♪ …って、あれ?」
掛け布団を抱きしめて、真っ赤になってパンクするトウカイテイオーの姿があった。
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次の日…
「ト、トレーナー…? 居るぅー…?」
昨晩の一件故に、おずおずと合鍵を使って入ってくるテイオー。
「…あれ?」
だが、トレーナーは外出中のようだった。
「トレーナー、居ないの?」
部屋を見て回るテイオー。 と、その時…
「…あ、ここ、前も来た寝室…」
その部屋にトレーナーのベッドを見つけ、吸い寄せられるように近づき、そのまま寝転がる。
「…トレーナーの、匂い… 好き…」
思わず気が緩んでしまう。
「って、うわぁ! な、なんでボク、トレーナーの布団に!?」
寝そうになっていたことに気づいて、慌てて身を起こす。
(このままじゃ、マヤノが言ってるみたいになるところだった…)
誰も居ないうちに部屋に入り込み、そのまま勝手にベッドで寝てるなんて…と、思ってはみたものの…
(でもやっぱり、落ち着く…)
テイオーの意識は、そのまままどろみの中へ…
数十分後、帰って来たトレーナーに見つかって、また真っ赤になるのは別のお話。
違います、決して某最新作ハンティングアクションが楽しすぎて遅れたとかじゃないんです。ほんとに。
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高い評価・コメント等々、ありがとうございます!
モチベがめちゃくちゃ上がります!(早く書けるとは言ってない。)
ネタがあればインスピレーショるかもしれないので、ください。(二次創作の原点を他人にせびるって…)