マジックでは理解できない本物の魔法を使いたいのでINTに極振りしてみました   作:ディスタブ

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突発的にかいてしまったお話。
モチベが続く限りかけるよ。


プロローグ

NewWorld Online

 

最新のVRMMOとして発売されたゲームは瞬く間にゲーム界を震撼させた。

停滞していたVRMMOのグラフィックの一新、味覚エンジンの調整、ありとあらゆるものが細かく作り込まれたVRMMOは、多くの人々を魅了していった。

 

『VRMMOもとうとうここまできたか!』とまで言わせしめる渾身の一作。

 

ゲーム情報誌や一部のニュース番組で大々的にスクープされ、ゲーマーだけでなく、今までゲームに触れてこなかった人々さえものめり込むように魅入っていた。

その影響もあり、ゲームショップや家電屋で販売されていたVR機はソフト発売前に品切れ手前まで陥ったという。

 

公式の生放送では、公式の想定を超える視聴者によって配信トラブルが起こるほどまでにいたった。

 

誰しもが憧れていた剣と魔法の世界が、そこにはあったのだ。

 

星河悠(ほしかわゆう)もまた、このゲームに心動かされた人間の一人だった。

高校1年生にして、大成を為しつつある1人のマジシャン。

世界的に有名…どころか日本にも知っている人間はほとんどいないが、業界の中ではダークホースとして若くして注目を集め始めた。

 

大事な時期は、正にこれから!というはずなのだが、悠の心は完全にこのゲームに魅了されてしまった。

 

流れるような動作で杖から小さい青い球を発生させ、攻撃する魔法使いのプロモーションビデオを見て、悠は歓喜した。

 

タネも仕掛けもない本当の魔法が、この世界にはあるのだと。

 

マジックは、人々に魅せるものだ。

 

驚かせ、喜ばせ、湧かせる。

 

だが、マジシャン自身はどうだろうか。

 

もちろん、反応を見て楽しむことはできる。むしろ、ここに楽しみを覚えなければマジシャンは務まらない。

 

だが、悠は他のマジシャンのショーを見ても、どうしても楽しめなかった。

 

どういうトリックがあり、どういう内容で、どう誘導しているのか。なんとなくだが、理解できてしまうのだ。

もしかすると、悠だけでなく、ほとんどのマジシャンがそうなのかもしれない。

 

だからこそ、現実世界では理解できない本物の魔法を悠は求めていたのだ。

 

今までもVRMMOで魔法のゲームは多くあったが、どれもグラフィックやシステムがイマイチ。どうしても不自然な点が多く、購入前から気になってしまうことがあった。結果として、悠は一切VRMMOに触れることはなく、現在までいたる。

 

ゲーム機本体を買う必要があったが、悠自身が滅多に我儘を言わないこともあり、両親も承諾。

 

ゲーム機本体の値段は大分張るのだが、多少の稼ぎがあったこともあり、ことなきを得た。

 

予約が開始と同時にNewWorld Onlineを予約注文に成功した。

 

 

 

そうして正式なサービス開始から数ヶ月。

 

 

星河悠の分身とも呼ぶことのできるアバター…ウィザードは原初の魔法使いと呼ばれることとなる。

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