キル姫日記   作:やす、

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16ページ目、シャルウル

朝のいつもの時間、マリアさんが呼びに来てくれる少し前に目を覚ました。

 

 

今日はシャルウルというキル姫に会いに行くんだ、その前に図鑑で調べないと。そう思いながら体を起し伸びをしてから目を開けると机の前にある椅子に女の人が座っていた。

 

 

「うわぁ!?だ、誰!?」

 

「おはようございます、驚かせてしまったようですね」

 

 

寝起きで寝ぼけている頭、さらに知らない人が部屋に居る事に僕は軽いパニックを起こしていた。そんな僕に女の人は今日着る着替えとメモ用紙を渡してくれた。

 

 

「あ、ありがとう、、、」

 

「まだマリアが来るまで時間があります、それまでゆっくりしていて下さい」

 

 

そう言って微笑んでくれた女の人にドキリと胸が高鳴った。緑がかった黒髪のショートカットに整った顔、それに金縁の片眼鏡?をかけている知的な女性。もしかしたら今日会うキル姫のシャルウルかも知れない。聞いてみよう。

 

 

「あの、もしかしてシャルウルさんですか?」

 

「はい、よろしくお願いしますねコウ君、まず先に先程渡したメモに目を通して下さい」

 

 

そう言われてメモを見てみるとシャルウルさんがどういうキル姫なのかが書いてあった。

 

 

ふむふむ。つまり秘書を極めたような人みたいだ。ん?

 

 

メモの最後に※が付けられておりそこの文を読むと時々破壊衝動を抑えられなくなると書かれていた。

 

 

その文とシャルウルさんを見比べて見てもどう見てもそんな感じには見えないのだが。

 

 

「あの、この破壊衝動って…?」

 

「私のキラーズは全てを破壊する物なのでその記憶です。そうは言ってもそんなに乱暴じゃありませんよ?」

 

 

そう言われて安心していたら「ムカッときたらやっちゃいますけど」と聞こえてきた。どうやら僕がシャルウルさんを怒らせたら命が危なそうだ。気を付けなければ。

 

 

「今日のお使いのルートは昨夜考えておりますので、それと安全の確保もバッチリです。マリアが到着次第すぐに動けるよう整えてあります」

 

「う、うん。ありがとうございます」

 

 

まだ寝起きなのであまり話を理解できていないのだが今日はシャルウルさんとお使いに行くようだ。今まで適当に決めていたから決めて貰えているのは凄く助かる。

 

 

「早く起きて下さいね、後5分ほどでマリアが来ます」

 

 

そう言われたけどモーニングスタンダップしている為布団から出れないでいた。その事を悩んでいるとシャルウルさんに声をかけられた。

 

 

「起きられないのならそのベッドを破壊しましょうか?」

 

「起きます!直ぐに起きて着替えます!!」

 

 

柔らかな声色の中に確かに宿った狂気を感じて僕は慌てて飛び起きすぐさま服を着替えていた。一見武器は持っていないみたいだけど多分この部屋、いや、この建物を破壊するのに武器などいらないのだろう。

 

 

「着替え、終わりました!」

 

 

ピンと背筋を伸ばし敬礼をしながらシャルウルさんにその事を伝えると満足そうに頷いてくれた。

 

 

そんな時にコンコンとドアをノックする音が聞こえそのドアを開ければいつも通り笑顔のマリアさんの姿が。

 

 

「おはようございます♪今日は、、、」

 

「私ならもうここに居ますよ」

 

 

マリアさんの言葉を遮りながら僕の背後から顔を出したシャルウルさんを見てマリアさんが顔をムッとさせていた。

 

 

「相変わらずの情報収集能力ですね、ならその先の事は言わなくても大丈夫ですね?」

 

「もちろんです、モルゼイ村の特産品の梨を買ってきて欲しい。既にリサーチは済んでいます」

 

「分かりました。ならコウ君の事をお願いしますね」

 

 

そう言ってマリアさんは足早に去っていった。過去にシャルウルさんと何かあったのだろうか?

 

 

「では行きましょうか。馬車の手配はしてあるので」

 

「あざっす!」

 

 

そんな訳で今日はシャルウルさんとモルゼイ村に梨を貰いに行く事に。ドアを開けて外に出ると壁に大きな武器が立てかけられているのが見えた。

 

 

「これですか?私の斧です。室内にこれを持ち込むのは困難だと思いましてここに置かせていただきました」

 

 

その斧を軽々と肩に担ぎ歩き出したシャルウルさんの後ろをついて行く。そろそろ僕もキル姫耐性が付いてきたのでどんな武器を使っていても驚かなくなってきていた。

 

 

「馬車に乗る前に朝食にしましょう。教会を出て少し離れた所にある喫茶店が7周年記念で普段より安く朝食を食べる事ができますよ」

 

「ありがとうございます、じゃあそこに行きましょう」

 

 

そんな訳でシャルウルさんと喫茶店に行く事に。僕より背の高いシャルウルさんを見ながら喫茶店へと入ってゆく。

 

 

「この席がオススメですよ、何故なら日がよく当たり見晴らしも良いからです。それに他の席から少し離れているので隠密な情報も話す事ができますよ」

 

 

そう言いながら僕の手を引き窓際の席へと案内してくれた。上の二つは分かるのだが隠密な情報の意味が理解できず困惑しながらその席に座っていた。

 

 

「シャルウルさんはなんでも知っているの?」

 

「はい、なんなら今日マリアが履いている下着の色も教える事ができますよ」

 

 

そう言ってニヤリと笑ったシャルウルさん。これは羽●翼さんも舌を巻いてしまうだろう。

 

 

「それは聞かないでおきますね?それよりメニューをみませんか?」

 

「もう頼んでおきましたがよろしかったでしょうか?今までコウ君が食べていた朝食から選んだのですが」

 

 

さらっととんでもない事を言われて困ってしまっていた。一体僕はいつから監視されていたのだろうか?

 

 

「なーんて、それは嘘ですよ。驚きましたか?」

 

「全く冗談に聞こえませんでした」

 

「調べろと言われれば全て調べますけど」

 

「遠慮しておきます、、」

 

 

シャルウルさんは秘書より探偵の方が合うのじゃ無いだろうか?そんな事を考えていると頼んでくれた朝ごはんが届けられた。

 

 

「頂きまーす」

 

「はい、どうぞ」

 

 

そう言われてサンドイッチをかじりコーヒーを飲んでいたらまだシャルウルさんが食事をしていない事に気が付いた。

 

 

「食べないんですか?冷めちゃいますよ」

 

「コウ君が食べ終えてから食べるつもりなので、私に遠慮せず食べて下さい」

 

「一緒に食べましょうよ、コーヒーもせっかくホットで来てるし」

 

「大丈夫ですよ」

 

 

何か訳があるのだろうか?気になったけど聞くのをやめてなるべく早く食べる事に。

 

 

「ご馳走様でした」

 

「はい、では直ぐに食べますね」

 

 

そう言って急ぎながらかつ上品にご飯を食べるシャルウルさん。でもコーヒーは冷めてしまっているしサンドイッチも常温となってしまっているだろう。その姿になんとも言えない気持ちを抱いていた。

 

 

「お待たせしました。時間をかけてしまい申し訳ありません」

 

「ゆっくり食べて良かったですよ。行きましょうか」

 

 

それから僕はシャルウルさんが運転する馬車に揺られモルゼイ村へと向かっていた。青い空に優しく吹く風を感じながら馬を操るシャルウルさんを見ていた。

 

 

「シャルウルさんはマリアさんと何かあったの?」

 

「ありましたけど大した事じゃありませんよ?気になるのであるならお話します」

 

 

そう僕の方を見ずに言ってくれた。あの能天気なマリアさんがあれだけ嫌そうな顔をした理由。すごく気になる。

 

 

「気になるので聞かせて下さい」

 

「分かりました。でももうすぐモルゼイ村へ到着しますのでまた帰り道にでも」

 

 

そう言われて前を向くとモルゼイ村と書かれた看板が立っておりその奥にはこじんまりとした村が見えていた。馬車を邪魔にならない所に駐車させて2人で村へと入って行く事に。

 

 

「この村は果物を作ってるんですね」

 

「そうですね。モルゼイ村は梨の他にブドウやミカン、カキ等が名産です。以前は野菜も作っていたようですが」

 

 

2人で話しながら村を歩くと何処からともなく果実の良い匂いが漂ってくる。その匂いの方を見ると果物の販売所があり試食ができるようだ。

 

 

「この村を出発する時間は決められているのですか?」

 

「いえ、夕方までにマリアに梨を届ければ問題はありませんのでまだたっぷりと時間はありますよ」

 

「なら食べ歩きしませんか?」

 

 

僕の提案に片眼鏡を光らせた後「良いですよ」との返事を貰えた。

 

 

それからシャルウルさんに案内され梨園に向かいながら試食をしてゆく事に。手当たり次第に試食をしているお店を訪ねて食べ歩きをしていた。

 

 

「ありがとうございましたー」

 

 

流石に試食だけして買い物をしないという訳にはいかないので気に入った果物は購入する事に。そこでもシャルウルさんの目が光るのだ。

 

 

「このブドウを下さい」

 

「はーい」

 

「その皿のブドウより隣のブドウの方が粒が大きく痛みがありませんよ」

 

「本当です?ならこっちのブドウを買います」

 

「チッ」(ありがとうございますー)

 

 

心の声がダダ漏れだけど聞こえなかった事に。そんな感じで僕達は梨園へとたどり着いていた。

 

 

「おぉー凄く大きいよ!」

 

「この辺りは梨の名産地ですからね。その中でも一番大きな梨園に案内させてもらいました」

 

 

梨園の外から見渡せない程の広さの園。それに沢山生えている木から大きな梨が無数に実っているのが見える。梨好きな人には堪らない光景だろう。

 

 

「ありがとうございますシャルウルさん」

 

「お礼を言われる様な事はしてませんよ。それよりまだ梨の試食をしてませんよ?見た目は良いかもしれませんが味が伴っていなければ意味はありません」

 

「それもそうですね」

 

 

そんな訳で梨園の人に挨拶をして梨の試食をさせてもらう事に。

 

 

ぶら下がっている梨を一つもいでそれを手早く皮を剥きあっという間に六つに切り分けているのを二人で見ていた。こうやって切ってあるのも良いのだけど僕は皮ごと丸かじりの方が好きだ。好みの問題なのだけど。

 

 

「はい、どうぞ」

 

「ありがとうございます、食べます?」

 

「私は後で、コウ君お先にどうぞ」

 

 

係員に切った梨を渡されそれを受け取り食べようとしていた。その時も、他の試食をした時もなのだけど僕が先に食べていた。まさか毒見役にされているのか?

 

 

変な事を一瞬考えたけどそんな訳あるはずが無いと思い直し渡された梨を口に運んでいた。

 

 

噛むとシャクリと小気味良い音をたてみずみずしさと程よい甘味が口いっぱいに広がってゆく。芯の部分をきれいに避けてあるのか嫌なえぐみもなくとにかく美味しいの一言だった。

 

 

「シャルウルさん凄く美味しいよ!」

 

「それは良かったです。私の分も食べて良いですよ」

 

 

和かにそう言われて困ってしまいとりあえずもう一つだけ食べてからそのお皿をシャルウルさんへ渡していた。

 

 

「そんな事言わずにシャルウルさんも食べて下さいよ。凄く美味しいですよ」

 

「そこまで言ってもらえるのなら」そう言ってフォークを使い梨を口に運び可愛らしい笑顔を見せてくれた。

 

 

「ここの梨ならマリアも喜ぶでしょう。それともうすぐにでも帰らないと日が落ちてしまいますよ」

 

 

そう言われて園内の時計を見ると良い時間だった。もう少し居たかったけど暗くなる前に帰りたいので退散する事に。

 

 

3人分の梨を購入し園の人にお礼を言ってからそそくさとモルゼイ村を後にする事に。夕日に背を向けながら教会を目指しのんびりと進んでゆく。

 

 

「それでシャルウルさんはマリアさんと何があったんです?」

 

「大した事じゃありませんよ?私の情報収集力にマリアが目を付け作業の手伝いをしていたぐらいです。最初はお互いを尊重し合いながら仕事をしていましたけど徐々にマリアがサボるようになっていきまして」

 

 

そう言われたけどマリアさんが仕事をサボるようなイメージが全く無いので何とも言えない気持ちになっていた。

 

 

「あの頃のマリアは若かったですからね。若気の至りというものでしょう」

 

 

そう僕の方を向かずに説明をしてくれた。何となくだけどこの話に触れるのはもうやめておこう。

 

 

ぼんやりと馬車を運転するシャルウルさんをみていると何処かから馬の蹄のような音が聞こえて来た。野生の馬でもいるのだろうか?何となく後ろを振り返ると馬っぽい何かがこっちに走って来ていた。

 

 

「コウ君は馬車の運転はできますか?」

 

「できますよ?」

 

「なら、お願いしますね。それとなるべく早く馬を走らせて下さいね」

 

 

そう言うと馬の背から荷台に移り置いてあった斧を手に取るとそのまま外へ飛び降りて行った。それを見送る余裕も無くすぐに馬に飛び乗り手綱を引きスピードを上げてゆく。

 

 

「ーーーーーーー!!!!」

 

 

シャルウルさんの叫び声が聞こえた後に何かがグチャリと潰れるような音と大地を震わせた振動が伝わってきた。一体後方で何が行なわれているのだろうか?振り返りたくてソワソワしていると馬車の横に武器を持った白い腕が飛んできた。もう考えるのはやめよう。

 

 

無心で馬車を走らせているとシャルウルさんが馬車と並走していた。それと目が合うと荷台へ飛び乗って来てくれた。

 

 

「ふぅ、少しだけ本気を出してしまいました。それとコウ君に謝らなければいけませんね」

 

「どう言う事です?さっきのは?」

 

「先程居たのは異族の騎乗型種と呼ばれるものです。先日下見をした時に全て破壊したはずだったのですが残党がいたようです。私の情報収集不足です。ごめんなさい」

 

 

そう謝られてしまっていた。そんな事気にしてないのに。

 

 

「僕は全然気にしてませんしこうやってシャルウルさんに守ってもらえたので謝る必要なんて無いですよ」

 

「しかし私のミスです。完璧にリサーチしたと言ったのに危ない目に合わせてしまいました」

 

 

運転をしているため振り向けなかったけと声的に真剣に謝られているのだろう。それなら僕もしっかりと答えなければ。

 

 

「分かりました。じゃあ夕ご飯食べに行きませんか?」

 

 

そう言うと驚いた声が聞こえて少し沈黙があった後に「分かりました」との返事がもらえた。もう教会の城壁が見えているのだけどシャルウルさんと夕ご飯を食べに行くお店をどこにするか考えていた。

 

 

まぁそんなこんなでマリアさんに梨を渡す事ができて今日のお使いは無事に終了となった。梨を貰った瞬間は笑顔だったのだがシャルウルさんを見るとすぐにムスッとなるマリアさんに苦笑いをしながらシャルウルさんとラーメンを食べに行く事に。

 

 

以前レーヴァテインに連れて来てもらったラーメン屋さんの椅子に2人で腰を下ろし何を食べるか決めようとしていた。

 

 

「シャルウルさんは何食べます?」

 

「私は、、、そうですね。チャーシューメンにします」

 

「分かりました。頼みますね」

 

 

メニューを頼み調理する亭主を2人でぼんやりと見ていた。

 

 

「シャルウルさんはラーメンでも後で食べるの?」

 

「そうですね。私のキラーズの記憶で誰かより先に物事をする事が少々苦手でして」

 

 

あっ、そう言う事だったんだ。だから何をするにしても僕を先にさせていたんだ。

 

 

「でもそれだとラーメン伸びちゃいますよ?」

 

「そうですよね、、、」

 

 

少し困った顔をしているシャルウルさんに思い付いた事を言ってみる事に。

 

 

「ならさ、同時に食べませんか?そうすれば麺が伸びる前に食べる事ができますよ?」

 

「そうです、、ね。やってみます」

 

 

そんな話をしていると僕達の前にラーメンが置かれた。シャルウルさんが手を伸ばす前に割り箸を渡してあげて2人同時にパキンと割っていた。

 

 

「じゃあ食べましょうか」

 

「はい。いざ」

 

 

2人寸分の狂いもなく手を合わせ湯気を立てるスープから麺を掴み出し麺をすすっていた。

 

 

それから会話もせず2人で黙々とラーメンをいただき完食となった。

 

 

「ご馳走様でした」

 

「ご馳走様でした。じゃあ帰りましょうか」

 

「はい。教会の前まで送りますね」

 

 

いつの間にかすっかり暗くなってしまっていたのでシャルウルさんに教会の前までついて来てもらいここで解散となった。

 

 

「今日はありがとうございました!」

 

「私こそありがとうございました、楽しい一日でしたよ。良い奏官になれると良いですね」

 

 

そう言って微笑みシャルウルさんは帰って行った。それを見送り姿が見えなくなってから部屋に戻る事に。果物を冷蔵庫に入れてシャワーを浴びてから少しだけ図鑑を眺める事に。

 

 

明日はロンギヌスってキル姫の様だ。それだけ見てから布団に潜り込む事に。

 

 

「おやすみなさい」

 

 

少し寒くなってきたから頭まで布団を被り気が付けば眠りに落ちていた。

 

 

 

……………………………………………………

 

 

 

今日買った梨を食べようと椅子に座った時夜空に輝く満月を見つけそれに誘われる様にベランダへと足を運んでいた。

 

 

まん丸く輝くお月様を見ながらシャクリと音を立て梨を食べていた。そんな時コンコンとドアを叩く音が聞こえそれに返事をした。

 

 

「はい」

 

「シャルウル」

 

 

入って来たのはマリアだった。キョロキョロと部屋を見渡しベランダに居る私に気が付いたようで窓を開け私の隣に並んだ。

 

 

「今日はコウ君の面倒を見てくれてありがとうございました」

 

「お礼を言われる様な事はしていませんよ」

 

「それと」

 

「はい?なんでしょうか」

 

「ごめんなさい」

 

 

そう私を見て言うと直ぐに顔を逸らしていた。そんなマリアの頭に手を伸ばしワシャワシャと撫でてあげた。

 

 

「次は許しませんよ?」

 

「分かっています、もうあんな事はしません」

 

「忙しい時は私に声をかけて下さいね」

 

 

そう微笑みながら言うとマリアが目を輝かせた。

 

 

「実はですね、明日奏官さん達の給料日なのですよ。それとクレームの処理と会議の資料作りと物品の整理があるので明日からしばらくお願いしますね♪」

 

 

少しだけそう言った事を後悔しながら再び梨を口に運んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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