キル姫日記   作:やす、

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31ページ目、ブラフマーストラ

ブラフマーストラって何だ?キル姫の名前なのだけど。検索すると映画が出てきたりインド神話に出てきたりと、それは良いのだが具体的な事が書かれていない。それでも調べてみるとインド神話の英雄が使う必殺技みないな感じらしく最上級魔法のブラフマンダストラは宇宙を消し飛ばす事ができるようだ。相変わらず神話はスケールがデカい。

 

 

ファンキルでの話を少しするとロスラグ編のブラフマーストラさんはマルチで大暴れしていました。状態異常無効と再行動を持ち風パの力持ち。マルチをする人なら一度は目にした事はあるはずだ。それとオーバーキラーズが優秀でユグドラシルに持たせたりと。

 

 

インド神話出身のキル姫はパラシュさん、ピナーカさんに続き三人目である。

 

 

ちなみにだけどブラフマーストラさんに付いて書く事が思い付かないままのスタートなので今回もグダるのは間違いないけど今回もよろしくお願いします。

 

 

「コウくーん、おきてますかー?」

 

「はーい」

 

 

そんな訳でマリアさんにブラフマーストラさんの事を教えてもらい待っていてくれている教会前の広場へ行きブラフマーストラさんを探すのだが。

 

 

(・・・・・・あの人だ)

 

 

広場に佇む存在感の強い人を見つけた。あの人がブラフマーストラさんじゃなかったら誰がブラフマーストラさんなんだと言い切れる人を。

 

 

派手派手な民族衣装?に褐色の肌、それに溢れんばかりのおっ〇い。そしてやたらとイカつい顔立ち。このパターン知ってるぞ?殺されそうになったり椅子にされたりするやつだ。

 

 

それでも会わなければ話は始まらないので接触を試みる事に。もちろん酷い目に遭う事を前提に。

 

 

「おはようございます、、、」

 

「あんたがコウ?」

 

 

あっ見かけの割に声が優しい。だがまだ油断してはダメだ。

 

 

「僕がコウです!今日一日よろしくお願いします!」

 

 

いつでも逃げ出せるようにしながら頭を下げ挨拶をすると優しく微笑む声が。恐る恐る顔を上げると微笑む顔が。

 

 

「そう堅苦しくなるなって。楽にしてなよ」

 

 

笑顔でそう言ってくれるのだがこの人は宇宙を滅ぼす力を持っている人だ。まだ油断してはいけない。まずは趣味を聞こう。

 

 

「ブラフマーストラさんって趣味は何ですか?」

 

「あたしの趣味は瞑想とヨガかな。なんか瞑想してると無になれるっていうか自然になれるんだよね」

 

「なるほど」

 

「コウの趣味は?」

 

「僕は、、趣味って呼べるものは無いです。まだ奏官になる勉強中だし趣味をする時間なんてないんですよね」

 

「じゃあ今日はあたしの瞑想に付き合ってよ。きっと新境地ってやつに辿り着けるからさ」

 

「ふむ」

 

 

そんな訳で教会がある街を離れ少し山道を歩き開けた場所へと来ていた。少し小高いこの場所は街を見下ろす事ができ優しくそよぐ風や温かな太陽の日差しを感じられる場所。

 

 

「じゃ、ここに座んな」

 

 

そう言ってどこからかマットを取り出して地面にひいてくれた。その上に胡座をかき座る事に。

 

その横で同じようにブラフマーストラさんも胡座をかいていた。

 

 

「良い?目を閉じてリラックスして自然と一体になるんだよ」

 

「やってみます」

 

 

言われた通りに目を閉じて肩の力を抜き浅く呼吸をしてゆく。そして頭の中をからっぽにしてみる事に。

 

 

(・・・・・おっぱい)

 

 

残念ながら僕の頭の中に浮かんだのはブラフマーストラさんのおっぱいだった。ちなみにプロフィールをみるとバストサイズはメートルを超えている。あんなおっぱいでウンタラカンタラ。

 

 

「あんた余計な事考えてるね?瞑想のコツは何も考えずに無の事を考える事さ」

 

 

隣に座るブラフマーストラさんに邪念を見抜かれていた。それと何も考えずに無の事を考えるコツを聞く事に。

 

 

「難しく考えるなってことさ。そうすれば境地が見えてくるよ」

 

 

そう言ってもらい再び無に付いて考える事に。何も無いのに何かがある。そんな矛盾を深く考えずに考えてゆく。

 

 

(あっ)

 

 

そんな時何かに気が付く事ができた。何かは分からないのだけど僕は確かに何かに気が付いている。

 

 

僕が気が付いているものは矛盾。僕の意識はあるのに無い。無いのにある。曖昧であるのにハッキリと分かる。

 

 

寝ているのに起きている。起きているのに寝ている。

 

 

この感情を伝える語彙力が無いのが悔やまれるが今の気持ちを伝えるのなら僕は大自然の一部、いや、宇宙となっている。

 

 

「ほら、目覚ましな」

 

 

しばらくしてブラフマーストラさんに声をかけられて目を覚ましていた。その時に日差しによって暖められた服の温度を知る。

 

 

「あんたいい感じに瞑想できてたね、才能あるんじゃない?」

 

「うーん、、それはどうか分かりませんけど何かを感じる事ができました」

 

「それが瞑想の第一歩だよ。ご飯でも食べに行こっか」

 

 

マットをどこかにしまい歩き出したブラフマーストラさんの後ろを着いて行く。

 

 

そんな訳で僕たちが来たのは街の外れにある一軒の家。その家のドアをノックしていた。

 

 

「知り合いなんですか?」

 

「そんなところ」

 

 

少しするとドアが開き老夫婦が顔を出しブラフマーストラさんを見ると笑顔を見せてくれていた。

 

 

「こんにちわーおじさんおばさん元気だった?」

 

 

挨拶を交わし家の中へと。聞くとブラフマーストラさんは暇な時ヨガのインストラクターをしているらしく今日はもともとこの家に来る予定があったようだ。

 

 

「えっと?」

 

「ヨガを教える代わりにご飯をいただいてんのよ。コウの分も良い?おばさん」

 

 

そんな半端無理矢理なお願いなのだがおばさんは嫌な顔ひとつせず僕の分のご飯も作ってくれた。ご飯を食べ終えた後少しのんびりしてヨガを行う事に。

 

 

「まずは安楽座だよーしっかり両足を床に付けな」

 

 

三人の前でヨガのポーズをするブラフマーストラさんに習い同じポーズを取ってゆく。安楽座とは胡座の様な体勢なのだがそのポーズを取ると足のスジが伸びてゆくのを感じる。

 

 

「次は猫のポーズだよー」

 

 

次は猫のポーズと呼ばれるポーズへ。四つん這いとなり猫が背を伸ばす様にお尻を上げ頭を下げると背筋が伸ばされてゆく。

 

 

「続いた牛の顔ー」

 

 

3つめのポーズを取りながら気付いたことがある。それはヨガのポーズは動物の動きを取れ入れているという事。言い換えれば自然の力を取り入れているという事だ。人間が動物の動きを真似る事により普段使わない筋肉や筋を動かし体調を整えるのだろう。

 

 

その証拠にただポーズを取っているだけなのに体が熱くなり汗が滲んでくる。きっと体の五感に訴えかける何かがあるのだろう。

 

 

(ヨガってすごいんだな、、)

 

 

関心しながらバッタのポーズをとるブラフマーストラさんの胸元へと視線を注いでゆく。

 

 

 

「はいお疲れ様〜良い感じになったっしょ?」

 

 

しばらくしてブラフマーストラさんの声と共に瞑想をしてヨガは終了となった。ヨガを終えた感想として体が軽くなった気がする。聞けば毎日続けていれば柔軟性はもちろん肩こりや腰痛の改善に効果があるようで。瞑想をして脳を休めれば認知症予防にもなるようだ。

 

 

「じゃまた来るからね〜」

 

「お疲れ様でした」

 

 

二人に頭を下げて僕たちは教会へと帰る事に。家を出ると外はすっかり暗くなっており集中していたのか時間の流れが早く感じる。

 

 

「他の人にもヨガを教えているんですか?」

 

「そうよ〜こうやって人と触れ合うのは楽しいし人との出会いは自身を成長させてくれるってね」

 

「なるほど、、」

 

「あんたはまだ沢山の人やキル姫と出会う。その経験はきっと人生に活きてくるからさ、足を止めるんじゃないよ」

 

 

僕の肩を叩きながら豪快に笑う。最初は怖い人だと思っていたけど一日を一緒に過ごしてみると姉貴肌の良い人だと思えた。

 

 

最初に気が付かなかったのは神話の伝承を読み先入観を持っていたからだろう。これは反省しなければ。

 

 

「じゃ私は帰るよ。もし悩む事があんなら私のところに来な、良い感じに導いてあげるからさ」

 

「ありがとうございました!」

 

 

再び僕の肩を叩きその後手を上げながら家へと帰って行った。その姿が見えなくなるまで見送って僕も家に帰る事に。

 

 

そしてお風呂に入って図鑑を開き明日会うキル姫の事を調べておく事に。なになに?明日はヴァジュラというキル姫の様だ。そこまで調べてベッドに潜り込もうとした。

 

 

「ん、」

 

 

その前に床に座り瞑想をする事に。胡座を組み今日の事を思い出しながら無の境地へと。

 

 

 

 

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