それいけ!ベラミー海賊団!!+α   作:北の海出身のモブ

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ベラミー海賊団なのにローと関わって行く


ローと関わって行く1

 バネバネの実を食べたバネ人間、ベラミー

 

 王下七武海の一人、ドンキホーテ・ドフラミンゴに憧れて海賊を目指す、ベラミー海賊団の船長だ。

 

 空島編冒頭で大物ルーキーと呼ばれた彼らベラミー海賊団。

 彼らは他人のお宝を横から奪い、敵対した相手には容赦がない、そして海賊らしからぬ夢を見ない現実主義の海賊達として初登場した。

 

 作品内での活躍は、空島を目指すルフィ達に、この世に空島なんてモノはない、そんな所を目指すなんてバカのする事だと、夢を追うルフィ達に喧嘩を売るが、ルフィはこの喧嘩を買わずに無視をする。

 

 ケンカヲ カワナイ リユウハ 、ゲンサクヲ ミテ クレ (・×・)

 

 無抵抗ルフィを腰抜けと判断したベラミー海賊団はルフィ達をタコ殴り(殆ど無傷)にして、ルフィ達を町から追い出す。

 

 その後、ルフィ達が空島の手がかりを探している時に出会った、栗頭のおっさんと猿のおっさん達が金塊を持っていると知ると、いつものように金塊を強奪する。

 

 アニキ? アニキ ハ クリアタマノ オッサンニ ヤラレテイタナ(・×・)

 

 前半から小物アピールを晒していたベラミーだが、最終的にオッサンの大切な金塊を取り返しに来たルフィに一発でやられた。

 そして、空島編のラストでドフラミンゴの傘下だったベラミーは、俺の配下に弱者はいらねえと、ドフラミンゴ直々の制裁を受けて一時物語から退場する。

 

 この噛ませ犬感にヤムチャもニッコリの満点評価を下すだろう

 

 そして、再び物語に登場したのは二年後の新世界、ドレスローザのコロシアムにて選手として登場。

 

 ベラミーは制裁を受けたあと、ルフィ達が行った空島に仲間を失いながらもたどり着き、そこで得た金塊をドフラミンゴに献上する事で再び配下になっていた。

 しかし、ベラミーはかつての過ちを反省しており、夢を否定した事をルフィに謝罪して再戦を誓うが、バリアマンに苦戦、二人一緒に他選手の攻撃に巻き込まれて退場する。

 

 その後はドフラミンゴからルフィを殺せと命令されたり、操り人形になったりと散々な目に遭いながらもなんとか生存し、ドフラミンゴがルフィ達に敗れると、海賊を引退して染物屋で修行する。

 

 以上がベラミーが歩む未来の出来事なのだが、サーキースの兄貴死んでるじゃん。

 

 それ以外の人も出ていないし、ベラミーの背中にあるマークが十字架になってたり、完全にベラミー海賊団全滅してるよ。 

 

 (・・・そんな未来は絶対に変えないといけないんだナ)

 

 物語ではモブ役の兄貴だが、ベラミーが制裁を受けていた時は、格上であるドフラミンゴに辞めさせるように言えるほど仲間想いで、身内には優しい人だ。

 

 (マァ、ドフラミンゴに操られていたから言えたのかもしれないケド)

 

 それでも、妹のワタシをいつも気にかけて優しくしてくれるし、未来が読めている不気味な妹でも、ちゃんと一人の妹として溺愛してくれている。

 

 なら、助けたいって思うのは当然の事だろう。

 

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 ワタシがベラミー海賊団に入って早くも一年が経つ

 

 団内では、よく当たる占い師の不思議ちゃんとして認識され始め、ベラミーが行動を決める際に占いでどうなるかを聞かれる様にはなった。

 

 (タダ、あくまで参考程度に聞かれるだけだけどナ)

 

 10才の少年少女しかいないベラミー海賊団は未だごっこ遊びの範囲で、ベラミー自身もまだ悪魔の実を食べていないから、大人には勝てない子供だ。

 

 だが、今いるメンバー全員は将来、ベラミー海賊団として海に出ることを誓い、各々が特訓をしている。

 

 ベラミーは格闘技を習っていて、サーキースの兄貴はククリの使い方を覚えようとしている。

 他にもリリー姉さんは護身術、メガネは航海術、帽子とボンボン帽子の帽子コンビは筋トレ、糸目は料理を習っている。

 

 ワタシも兄貴を助けるために得意な未来予知を鍛えながら、走り込みや自己流の特訓をしている

 

 え、親に頼んで習いに行けよ?

 残念ながら今世の親は、ワタシにピアノを習わせたいらしく、格闘技よりもピアノを習えと反対されているんだヨ。

 

 朝早くから健康を維持する体づくりのためにと親に嘘をつき、秘密の特訓場がある町外れの森へと行く。

 

 特訓場と言っても赤いペンキが塗られた的と縄を巻いた木の板に、簡易的なテントがあるだけの場所だ。

 

 木の板に拳や蹴りを打ち込んだり、木刀で素振りをしたり、手作りのスリングショットで的に射撃したりして、色々試してみる。

 

 半年ほどやって見た結果、格闘技や木刀は誰かに習わないと意味がないと気づいて筋トレをする事になる、射撃は自己流で未来予知を使用して当てる事ができたため射撃主体で訓練していく。

 

 最初の予測では当たらないが持ち方や角度を変えて、的に当たる様に調整しながら、予測を重ねて弾道をなぞるブレを収束していく。

 

 最後に球を弾いて的の中央に当てる

 

 ここまでにかかった時間は大体20秒程度、戦闘ではまだまだ使い物にはならない技術だがもっと処理を早めにすれば使えそうな感じがする。

 

 (射撃は未来予知を使えば、自己流でも良い線行きそうだけど、やっぱり格闘技や剣術なんかは誰かに教えて欲しいんだナ)

 

 このままでは海軍が使う六式は夢のまた夢になるだろう。

 

 (なんとか親を説得して、ちゃんとした戦闘技術を習いたいナ)

 

 あまり上手くいかない格闘技などとは違い、得意な射撃と未来予知はどんどん技量があがり連続使用の時間も増えて、目を閉じなくとも予測できるようになった。

 

 ピアノは普通に弾けるようになったが、才能は微妙だそう

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 今日も日が上り始めた早朝の街を走る

 

 町外れの森へ向かう途中、数日ほど前から軍艦などが停泊している物騒な港を眺める。

 

 数ヶ月前から、フレバンス王国の珀鉛病が悪化し、周辺国からの封鎖が言い渡された。 

 

 

 フレバンスの民は国から出ることを許されず、出た者はその場で処刑される。

 そして、フレバンスの人達は封鎖を解くように武器を手に持ち隣国に対して戦争が始まったが、殆どは虐殺に違い状態だった。

 

 そして、ワタシが住むこのノーティスは、フレバンス王国を封鎖した隣国だったため、軍艦などの停留所として使用されている。 港に近い繁華街では、船に乗った兵士達相手に商売をするだけでなく、珀鉛病の脅威から救ってくれた英雄として歓迎していた。

 

 (ローが見たら発狂しそうだナ)

 

 何せ自分たちを虐殺した憎んだ兵士達をここでは、英雄として迎え入れ、感謝されているのだ、普通の人なら虐殺者同様に復讐対象になるだろう

 

 (・・・まぁ、見捨てたワタシがどうこう言える立場じゃないカ)

 

 そんな事を考えて町外れの森へと行く道を進んでいると、道の真ん中で白い柄物の帽子を被った10程度の少年が倒れているのが見える。

 

 (ソッ、そっくりさんだよナ?)

 

 そう言えば港には死体の山を乗せた船があった事を思い出した。

 恐る恐る、少年に近づくと白いアザが身体に見えた、この少年は珀鉛病を患っている。

 

(アア、ご本人さんだったヨ・・・)

 

 仕方ないと、少年を担いで森にある秘密の特訓場へと匿う事にした。

 

(・・・多少恩を売っても構わないヨナ)

 

 恩を売っておけば、優しいロー事だ何かしらの助けをくれるだろうと、打算ありきで助ける事にした。

 

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 トラファルガー・ロー

 オペオペの実の能力者で、ハート海賊団の船長兼船医。

 

 原作では、ルフィ達と同時期にシャボンディ諸島に入った最悪の世代の一人として登場し、ルフィとキッドと共にオークション会場を取り囲む海軍を撃退してルフィと同格の強さを見せつける。

 

 頂上決戦の終盤で、彼は瀕死のルフィを助け、船内での手術を行いルフィの命を救う。

 

 その後の活躍は、二年間の間は海賊の心臓百人分を海軍に渡して王下七武海になっていたり、パンクハザードでルフィと打倒カイドウを掲げ同盟を結んだり、ドレスローザでは準主人公並みの活躍をしていた。

 

 さて、ローはその活躍の時に過去の回想が流れていて、その時に死体に紛れ隣国へと脱出したと言われていわけだが。

 

 目の前には、テントの中で帽子の少年が寝ている。

 

 (死体の山という不衛生な場所で、飲まず食わずのまま隣国まで来たんだ、体が悪くなるのも当然だよナ)

 

 幸い熱は出ていない様なので、疲労による気絶だとは思うが、一応念のために体を綺麗にして、兄貴の派手な服を着せておく。

 

 (・・・ボロボロになったシャツとズボンは畳んでおくカ)

 

 素人ながら、少年の介護をしていると少年の目が覚めたようだ。

 

 「っ・・・クソ、ここはどこだ」

 

 「オハヨウ、体調は大丈夫カ?」

 

 「あ、ああ多分、大丈夫・・・!?」

 

 ローは自分以外にも人がいた事に気づき、急に懐にあるナイフを取り出してワタシに向ける。

 

 「お、お前!!ここはどこだ!答えろ!?」

  

 「ここはノーティスの外れにある森だゾ」

 

 答えたあと、自分の体を見渡し服が変わっていることに気づいたようで、ワタシの肩を強く掴み首元近くまでナイフを近づける。

 

 「ッ!!お前、珀鉛病の俺を助けたりして何が目的だお前!?」

 

 「アー、それナァ」

 

  しかし、綺麗にした後に気づいたが、ローを何故助けたのか、それをどう説明するのか考えてなかった事に気づく。

 

 (ウーん、善意で助けたって言ってもあんな事があった後じゃあ、信じてくれ無さそうなんだよナ)

 

 説明するにも、この人を信じれなくなった彼にどう説明するのがいいか、悩んでいるとポケットに入れておいたタロットカードが目に入る。

 

 「占いでオマエを助けると将来良いことがあるって出たカラ、助けたんだナ」

 

 タロットカードを見せつけながら、某プロデューサーが満点を出すほどの良い笑顔でドヤ顔スマイルをした。

 

 「占い!?たかが占いでおれを助けたって言うのかよ!!」

 

 向こうはマイナス評価だったようで激怒している。

 

 「おいお前!!ふざけてると本気で切るぞ!!良いのか!?」

 

 「ふざけてないゾ!私の占いは本当にスゴイんだかんナ!」

 

 そう言って、ワタシはナイフを持ったローを相手にチョイチョイとかかって来るように挑発する。

 

 「信じられないナラ、掛かってくるんダナ。未来予知でオマエの攻撃ナンカ全部避けてやるヨ」

 

 「ッチ!!死んでも知らないからな!!」

 

 ブンブンと全力でナイフを振りかざし、ワタシを傷つけようとするが、未来予知で相手の行動を予測して紙一重で避ける。

 

 「フハハハ、全然当たらないんダナ!」

 

 「ッッックソックソッ何で当たらないんだ!!」

 

 フハハハ、アタラ ナケレバ ドウ トイウ コト ハナインダナ(^ ×^三^× ^)シュバババ

 

 ブンブン、スッスッと避ける事数十分。

 

 ナイフを全力で振り回していたローの体力が尽きたようで、息を切らしてエイラを睨んでくる。

 

 「ハァハァ・・・ックソ!!」

 

 「ドウダ?コレがワタシの占いの力なんだナ!!」

 

 「ッお前、タロットカードッ・・・ハァハァ、使ってねぇじゃねぇか!!」

 

 「そうカリカリするなヨ、タロットカードはもっと未来を占う時に使うんだヨ」

 

 「ッチ・・・」

 

 ローは自分の攻撃が届かないと分かるとその場でしゃがみ込み、息を整える。

 

 「ハァ・・・お前、珀鉛病が怖くないのか?」

 

 「病気自体は怖いケド、それ感染する病気じゃないから怖くないゾ?」

 

「・・・それも未来予知で知ったのか?」

 

 あ、やべ思わず本来なら知らないはずの事を言ってしまった。

 

「そ、そうだゾ?感染しない事も占いで分かったんだナ」

 

「・・・まぁいい、俺に何かするつもりはないんだな?」

 

「そうだナ、逆にオマエに恩を売りたいカラ、何かあれば色々協力するゾ!」

 

 グッと親指を立ててボルトボーイのポーズをすると、向こうは呆れたようにコチラを見て鼻で笑う。

 

 「ハッ協力か、なら今すぐにでもこの街のやつらを一人でも多くぶっ殺して、お前も死んでくれよ」

 

 「エー・・・オマエ、やさぐれ過ぎだろ」

 

 (マァ、しょうがないカ。向こうからしたら、ワタシはフレバンスを見殺しにた国の人達だからナ、恨まれるのも当然カ)

 

 ローは改めて自分の力の無さを感じたのか、さっきよりも目に狂気を宿してコチラを睨んでいる。

 

 (今はコイツを利用するだけ利用して、いつか絶対にコイツもこの街の住民達も全員殺してやる)

 

 手に持つナイフを見て、年下の女の子ですら殺せない自分に腹が立つ。

 

 (力だ、今すぐにでもムカつく奴ら全員ぶっ殺せる力が欲しい!)

 

 

 

 (なんか、ローのやつすごい顔してるんだけど、助けたの間違ってたかナ?こんな時、見聞色で心が読めたら良いんだケド、ワタシのは未来しか見えないシ、やっぱりこの未来予知はチート能力の方なのかナ?)

 

 ローからすれば、突然自分達を殺した奴らが「お前だけ助けると面白そうだから、助けるな」と言って勝手に助けて、「お前じゃあ、俺を殺せないから怖くないな」と実力の差を見せつけて高速の屈伸ダンスを目の前で踊っているようなモノだ。

 恩返しではなく、怨返しをされそうなのは当然の事だろう。

 

 

 「ア、オマエお腹減っているだろう、ワタシが作ったサンドイッチ食うよナ?」

 

 「いや、俺はいい嫌いなっグガ!?」

 

 「ソウ遠慮するなヨ!ここに来るまで何日も食べてないんダロ?」

 

 ワタシは遠慮しているローの口にサンドイッチをねじ込み、食べさせる。

 

 「オマッモガ!?コロッッモゴ!!」

 

 ドウダ?美味イダロ?モット食ベサセテヤルヨ!(^× ^)

 

 「モゴォッ!!」

 

 ローの殺意が上がった。

 

  

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