シャーマンキング BASARAを宿す者 (1時凍結解除)   作:タイキック新

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展開を変えてみました。短いですがどうぞ


第十二話

アンナに駆り出された光は、肩を回しながら前に出る。

 

「さて、巫力も回復したことだし、やるか政宗」

 

『いいのか光?巫力が戻ったとはいえ、体力が回復したわけじゃねぇだろ』

 

政宗に心配された光は、何かを悟ったような顔で政宗に答える。

 

「フッ……オレがここで出なけりゃアンナに殺されるぜ」

 

『……前門の虎後門の狼ってことか』

 

「悲しくなってきた」

 

光は両腰に刀を携え、戦闘中の葉の肩に手を置いた。

 

「交代だ葉、今度はオレがやる」

 

「光」

 

「さっさと後ろに下がってアンナにこってり絞られてこい」

「ちょっと待て!やっぱりオイラがやりたい!アンナに怒られるのは嫌だぞ!」

 

光と葉のやり取りを、白竜が黙って待っているわけもなく、2人に向かって白竜が襲いかかってくる。

 

「政宗!」

 

『HA!Im ready OK!』

 

「憑依合体!!」

 

白竜の拳が届く前に、光は憑依合体を成功させ、青白いオーラが光を包み、白竜はオーラの勢いに負けて吹き飛ばされる。

 

「おぉぉぉっ!!!」

 

オーラの光が収まると、光が刀を抜き、突き出した構えをとっていた。

 

「『奥州筆頭 伊達政宗!推して参る』」

 

「ぐうっ!きさまぁぁ!!!」

 

「『You loose』」

 

光が刀を引き、青い雷のオーラを纏いながら高速で白竜へと突っ込んでいく。

向かってくる光に警戒した白竜は、ヌンチャクを振り光の刀とぶつけ合う。

 

ヌンチャクと刀のぶつかり合いで起こった衝撃は、辺り一帯に広がり葉達の所にまで届いていた。

 

「どーなってるの?さっきまで葉君も苦戦していたのに、光君が白竜に善戦しているように見えるよ」

 

「光のやつ、いきなり強くなったぞ」

 

「いきなりなんかじゃないわ」

 

「「え?」」

 

白竜と光との縮まった実力差に、アンナだけは理由を把握していた。

 

「アイツは今まで、巫力の大半を刀の具現化に回してたのよ、その巫力が今、全て戦闘に回されたんだから、どうなるかなんて一目瞭然じゃない」

 

 

「『Crazy Storm!!!』」

 

「ぬぉぉぉぉ!!!」

 

光は刀を、白竜はヌンチャクを、互いに振り回しながら近距離でぶつけ会い続ける。

だが、2人の攻防は徐々に白竜が推され始めた。

 

「ぐぅぅっ」

 

「『フッ』」

 

激しい金属音と共に、光は白竜のヌンチャクを上へ弾き上げた。

 

「!?」

 

「『Magnum Strike!!』」

 

激しい衝撃が白竜の腹部に響き、白竜を弾き飛ばす光

だが白竜は足の踏ん張りを効かせて地面に倒れることなく耐えきって見せた。

 

「まだっ……!」

 

顔を上げて前を見た白竜の目前に、6本の刀を構えた光が迫ってきていた。

 

「もういっちょぉ!!」

 

光は刀を回転させて先程叩き込んだ白竜の腹目掛けて、もう一度Magnum Strikeを放った。

 

「ぶっ飛べ!!!」

 

光の攻撃が直撃した白竜は、今度こそ後方へと吹き飛ばされ地面に倒れ込む。

しかし、白竜の意識は残っており、起き上がろうとするが身体に力が入らないことに白竜は困惑する。

 

「何故だ!なぜ立ち上がることができない!」

 

「そりゃそうだろ」

 

地面に倒れる白竜の下へ歩み寄ってきた光は、刀を仕舞いネックレスに戻して、落ち着いて話しかける。

 

「キョンシーだって身体はあるんだ。痛みはなくてもダメージは溜まるだろ」

 

「終わったみたいね」

 

戦いを終えた光の元に、アンナたちがゆっくりと歩み寄ってきた。

 

「これでようやく、ゆっくりと白竜と話せるわね」




戦闘みっじか……書いてる分には長く感じてるんですけどもね
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