BLDToriaSの日常 番外編   作:アライさん

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2話

タヌベロスの新型機ロールアウトから翌日

『集合時間より少し早いけどログインしてメッセージ確認でもしながら待ってるかねぇ』と呟きながらゴソゴソとログイン準備を始める。ダイバーギアさえ有れば自宅からでもGBNにログイン出来る。店舗の正規筐体の方がなにかと便利ではあるが気軽に遊ぶなら多少の不便に目をつぶって家庭用筐体を使うのが一般的だった。アライさんもその内の一人である

GBNへのログイン。現実から電脳仮想空間へ意識が切り替わる。ただのVR空間では無くテクノロジーと熱意の結晶であるGBNは現実と変わらぬリアリティ

ゲートを抜けると沢山のダイバーに溢れたロビーに出た。皆思い想いに自由に好きな格好をしている。相変わらず楽しそうだ

ミッションカウンター近くのベンチに見覚えのあるモフモフがちょこんと座っている。何故か隣には見覚えしか無いクソ…黒ジャージ男も短い足を一生懸命に組んで踏ん反り返っている…ジャージ男に激しい殺意を抱くアライさん。(今此処で殺るには周りに人が多すぎる…)なんて考えているとモフモフ狸がアライさんの殺気に気付き手をぴょこぴょこ振る。仕方がないのでアライさんも軽く手を振り返しゆっくりとベンチに向かう

『団長、時間10分前なのに早いのだ』とヘラヘラ笑いながらタヌベロスに挨拶をするアライさん。目は一切笑ってない

『まぁね、そーゆーアライさんも早かったじゃん?』とニッコリ笑うタヌベロス。こっちも目が一切笑ってない

『やっと揃ったなぁ…待ちくたびれたぞー。じゃあミッション行こうぜー』と鼻を穿りながらヘラヘラ笑うイツワ。コイツは普通に笑っている

その様子を見た瞬間アライさんは殺意をタヌベロスは怒りが頂点に達した

『なんで誘っても無いのが居るんだよ、あ゛あ゛ぁ゛!?』とチンピラの様にガンを飛ばすアライさん。『何してるんですかねぇ?ホント…コレだから三馬鹿は…』と静かに怒るタヌベロス。『なんでや!』と狼狽えるイツワ。呼ばれてないのに堂々と来る奴が悪い…

怒りを通り越して諦めと疲れが一気にタヌベロスとアライさんを襲う…重く深い溜息を一つ吐きタヌベロスは仕切り直して『ミッション行こうか…』と絞り出した。それに黙って頷くアライさん

ミッションカウンターのお姉さんが若干引き攣りながら案内をしてくる。そりぁそうなるわ…間近であんなのが騒げば…

タヌベロスが選んだミッションは意外にも艦隊攻略戦だった

ミッション名:ジオン艦隊攻略戦

勝利条件:敵艦隊及び敵機の全滅

敗北条件:チームの全滅

敵情報:ムサイ級軽巡洋艦3隻[キャメル、トクメル、スワメル]、艦載機ザクII計12機

詳細を読んでアライさんはタヌベロスに『文面だけ見たら大したことないけど相手はドレン率いるキャメルパトロール艦隊かぁ…艦載機はザクだからなんとかなるけどドレンの性能が原作通りなら厄介だなぁ…アライさんも多少前に出て援護するのだ?』と問い掛ける。タヌベロスは『アライさんは指揮官機の実戦データ録る事に専念してよ。そこのジャージ弾除けぐらいにはなるだろうし。ならないと困る』と答える

『あのー…ちょっと御二方…質問いい…?』とイツワは挙手をして発言する。『なんだ、銃殺かギロチンかは選べるぞ?』とアライさん。『なんか疑問点あるの』とタヌベロス

『まずキャメルパトロールって何?ドレンって誰?』と聞くイツワ。その質問を聞きタヌベロスとアライさんは呆然とするしか無かった…

『『お前はとりあえずファースト全部観ろ』』二人はそうコメントする以外言葉は無かった…

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