GBNへログインをし見慣れたロビーに辿り着く。相変わらず人で溢れかえっている…
御新規さんだろうか?物珍しげにキョロキョロしながら歩いている
そんな御新規さんの様子を見ていたアライさんは唐突に自分が初めてGBNに本登録をしBLDTroiaSに加入した時の事を思い出していた
遡る事数年前。まだアライさん無所属でソロミッションか野良パーティで遊んでいた頃…
『やっぱソロじゃ限界あるし、野良だとあんまり楽しくねぇなぁ…』とスコアリザルトを見ながら呟くアライさん。この頃はまだキャラが定まらず普通に喋る普通なモブさん
『イベントは基本的にフォース加入者向けだしソロでするイベントは少ないよなぁ…そろそろ入れてくれるフォース探さないとなぁ…』リザルトを眺めながらぶつぶつ。視界の隅にモフモフした何かがチラチラと映っていたが特に気にしないアライさん。だって此処には色んな姿をしたプレイヤーが沢山居るのだから…
『あ…あの…すみません…ちょっといいですか?』控えめな声が足元から聞こえてきたが自分の事ではないと思い込みガン無視するアライさん。それでも尚呼び掛けて来る声。コレは多分自分に向けた呼び掛けだろう…足元を見てアライさんは驚く。声の主はモフモフした狸だったからだ…
モフモフ狸は自分はタヌベロスと言い、フォースBLDTroiaSのリーダー、団長をしていると名乗った。自己紹介されたのだから此方もしないと失礼だ…アライさんは現在フリーで好きなように遊んでいると簡単な自己紹介をしタヌベロスの話を聞いた
BLDTroiaS…聞いた事の無いフォースだ…新しく立ち上げたのだろう。フォースとなる以上一定のメンバーが必要な筈。頭数が足りなく片っ端から声掛けしてるのだろうか?勧誘する相手の技術やプレースタイルを調査せずに大丈夫なのだろうか…?と不安になるアライさん
ただ逆に好都合なのかもしれない…厳しい入試やノルマが課せられる様子は無いし雰囲気やスタイルが合わなければさっさと抜ければいい…お試しには丁度いいし暇潰しにもなる。現状断る理由は一切ない
『いいですね、面白そうです。是非参加させてください』と勧誘を受け入れるアライさん。タヌベロスと名乗るモフモフ狸はアッサリ受け入れたアライさんに一瞬驚いた様な表情をしたが勧誘成功した事が嬉しかったのだろうモフモフ尻尾が左右に揺れていた
『じゃあ、アライさん。着いてきて、僕らの。BLDTroiaSのフォースネストに案内するから』と先導するモフモフ狸タヌベロスに連れられたどり着いたバロック調の建物。意外と立派…
加入手続きを済まし正式にBLDTroiaSのメンバーとなるアライさん。
しかし彼はまだ知らなかった…過酷な三馬鹿との死闘が始まるとは…