オーバーロード ~堕ちし聖女と黒き騎士~   作:赤猫project

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第一話になります。
ここから口調を原作よりにしたつもりですが、完全に原作よりというよりかはアバターの中の人っぽさもあるような話し方にしているつもりです(汗)

話し方の部分を完璧に原作よりにするのは何かオーバーロードのキャラとしては何か違うような私個人の考えですが、その点を踏まえお読みください。あと守護者枠のキャラに3体ほどFateのキャラを追加しています。

※報告のあった誤字を修正済み。
まだありましたらコメントにてご連絡を。


1章 転移・調査・潜入
第1話


~セイバーオルタ視点~

 

 

「「「ん?」」」

三人はそろって少し間抜けな声をだす。それもそうだもうサービス終了時間はとっくに過ぎてるのにログアウトされていない。

サーバーダウンが延期になったのだろうか、そう思いつつ私はコンソールを出そうと指でタップする。

 

「なんだ、コンソールが出ないぞ。」そういうと、

「本当ですね、私の方もコンソールが現れません。」

「嘘、あなた達もなの? なにこれ、サービス終わる直前で新しいバグかしら?」

と邪ンヌとモモンガも同じらしい。どうやらコンソールがタップしても表示されないようだ。その後GMコールやチャット、強制終了の手順など様々な対応を試してみたが、そのすべてが使えなかった。

 

「どうなっているのよ一体!? GMコールはともかくとして強制終了まで機能しないとかありえないわよ...。」

「たしかにGMコールが使えないのはバグの可能性があるとして、強制終了が三人とも使えないとなるとバグの可能性は低そうですね。」冷静に返答するモモンガ。

「やけに冷静だなモモンガよ、最初のころはあれほど焦っていたというのに。」

「ええ、どうやら私に大きな感情の起伏とかがあると、どういうわけか抑制されるみたいです。」

「ほぉ、抑制されるということは何かのパッシブスキルが働いているということか、つまりスキルは機能しているとゆうことか。」

「みたいですね、どんなスキルが働いているかまではわかりませんが。」

「そういう貴女も落ち着いてるじゃない...なによ、貴女までスキルが発動しているってわけ?」

「む、そう見えるか?これでも内心かなり焦っているんだがな。」

「表情も変えず、清々しい顔でよく言えるわね…。」

そんな風な話をしていた時、先ほどまで落ち着いていたモモンガが私達の顔をみて驚いた声をあげた。

 

「オ、オルタさん邪ンヌさん! く、口が動いてますよ!あと瞬きも!」

そんなばかな、このゲームにそんな機能はないはず。だが邪ンヌの顔を見てみると確かに動いている。とりあえず一旦少し落ち着こうと深呼吸した時、空気のにおいを感じた。そんな、口の動きすら実装されてないこのゲームに、まさかにおいが追加されるなんてことはありえないはずだ。一体どうなっているんだ...

そんなことを考えていた時、初めて聞く声を耳にした。

 

「どうかなさいましたか、モモンガ様方?」

そう話すのは守護者統括のアルベドだった、ありえない。そもそも話す機能など無いはずだし、コマンド以外のセリフを自発的に行うことなど起こりうるはずもない。

(でもこれは、NPCに命がたしかに宿っているようだ。この状況、まさか・・・)

そう考えていた時、モモンガが話し出す。

 

「・・・GMコールが聞かないようだ。」

そう話すとアルベドは申し訳なさそうな表情をしつつモモンガに向けて跪いた。

 

「もうしわけありません。私にはGMコールというものについてお応えすることができません。」

やはり彼らには命があり、思考している。これで三人は確信した。

(((私/俺達はユグドラシルの姿のまま何処か転移したんだ・・!)))

そうでなければこんな状況は起こりえるはずもない、ユグドラシルのアバターのまま新たに生を受け、NPCがしっかりと生きており、話すことも可能なんだから。

そうとわかれば、まずはこの大墳墓の外はどうなっているのか気になる。モモンガがアルベドに質問したように、私もセバス達に命令をだすとしよう。

 

「セバスよ。」

「はっ。」

しっかりと返事を返してくるな、NPC達には慕われているととらえるべきか。

 

「プレアデスを一体・・・いや、一人連れて大墳墓の外の周辺地理を確認してこい。連れていくプレアデスはお前の判断に任せる。」

「畏まりましたセイバーオルタ様、では・・・、ナーベラルと共に向かいたいと思います。」

「よかろう。何かあり次第連絡せよ。他のプレアデス達は9階層に上がり、侵入者が来ないか警戒に当たれ。」

「「畏まりました。」」

メイド長のユリ・アルファとセバスが同時に返答し、プレアデス達は玉座を後にする。こういった指示をすることなど、仲間達にはしたことはなかったからな、私が再現した"セイバーオルタ"の感じを表現てきているようで、少し心が躍る。

 

「セイバーオルタ様、私はどういたしましょうか。」

アルベドがそう聞きに来た。さてどうしようか、他の守護者達がどうなっているのか見てみたいというのはある。それならアルベドに守護者達を集めてもらい、あとで《伝言(メッセージ)》の魔法で連絡を……魔法…魔法はユグドラシルと同じように使えるのか?先ほどモモンガの感情がスキルによって抑制されたのを聞きスキルの方は使えるのは確認できた。では魔法はどうだ、性能が変わってたり、使えない可能性があるかもしれない。よし、こう伝えてみるか。

 

「そうだな、アルベドよ。ギルド内の各階層守護者達に連絡を取り、第六階層の闘技場まで来るよう伝えよ。時間は、そうだな…今から一時間後としよう。」

「かしこまりましたセイバーオルタ様。ではさっそく各階層の守護者と連絡を取りに――」

そういって動こうとしたアルベドだが、邪ンヌが横から付け加えるように話す。

 

「いや、ちょっと待ちなさいアルベド。全員ではなく一部の守護者は階層にて待機させておきなさい。いざという時になった場合でも一部守護者がいるなら対処しやすいはずよ。」

なるほどその発想はなかったな、基本楽観的な邪ンヌにしてはよく考えた発言ではないか。ではそうしよう。

 

「そうだな、そのほうが良い。では第四階層のガルガンチュアと、第八階層のヴィクティムを待機とし、他階層守護者達を第六階層に集めるように。」

「なるほど、畏まりました。邪ンヌ様、セイバーオルタ様。」

そういうと、アルベドは立ち上がり玉座を離れた。とりあえず一つ事は片づけたと思うべきか。

 

「で、貴女は第六に守護者集めて何する気?」

邪ンヌは私の考えを理解したと言うわけではなさそうだ。モモンガを含めて一度説明しておくか。

 

「とりあえず現状確認しておくことがまだあったのでな、それを行う為だ。」

「なにそれ、他に見たほうがいいものってあったかしら。」

「・・・なるほど、魔法の仕様と効果についてですね。」

モモンガは少し考え話す。冷静な時の思考と判断力は相変わらずのようでなにより、頼りになる男だ。

 

「ああ、この世界でも私たちの魔法は変わらず使えるのか、闘技場で確認しとくべきだと思ってな。」

「なるほどねぇ、そういうことならさっそく向かいましょうよ、この指輪が使えるかどうかも確かめられるしね。」

邪ンヌはそう言いながら指にはめた指輪を眺めながら話す。確かにゲームではこの指輪を使って階層を自由に行き来することができた。確かめておく必要があるか。

 

「そうだなではさっそく動くとしよう。モモンガ、邪ンヌよ準備はよいか?」

「私は大丈夫です。」

「私もよ、さっさと行きましょう。」

「そうか、では闘技場へ向かうとするか。」

そういうと3人は指輪をかざす。

 

 

 

 

 

 

―― 第六階層 闘技場 入口――

私達は指輪をかざすと、問題なく移動することはできた。

「指輪の効果には問題はないようですね。」

「そうね、とりあえず一安心だわ、この階層の移動にいちいち歩くと時間かかるからよかったわぁ。」

全くだ、9階層あるこの大墳墓をいちいち行ったり来たりするのは面倒だし、いざと言う時の対応がしずらくなる。そういう点ではこの移動方法についてはもう少し改善する必要はあったのかもな、まぁ今はとりあえず置いておくか。

 

「さて、向かうか。」

そういうと、私達三人は闘技場内部に足を進む。第六階層は星が輝く綺麗な夜空が広がっている。たしかここは「ブルー・プラネット」が一番気合をいれて手掛けていたな。この空の出来をブルー・プラネットに聞くたびに、ああだこうだと長々と出来ばえを話していたな、懐かしいものだ。そんな風に昔の事を思い出していた時だ。一人のダークエルフが観客席から飛び出してきた。彼女はアウラ、双子のダークエルフの姉でこの第六階層の守護者でもある魔獣使い(ビーストテイマー)だ。

 

「ようこそいらっしゃいました。邪ンヌ様、モモンガ様、セイバーオルタ様!」

「あらアウラじゃない、元気そうね。あら、もう一人がいないけどどうしたの?」

「あれ?」

そう言ってアウラが見渡すと、先ほどまでアウラがいた場所にもう一人、すこし震えながら下を覗いているダークエルフがいた。

 

「マーレ!モモンガ様方がいらっしゃってるのよ、とっとと飛び降りなさいよぉ!!」

「む、無理だよおねぇちゃん・・・。」

「マーーーレぇ!!」

「わぁわかったよぉ、おねぇちゃん…えぇいっ!!」

ぴょんと下に降りたマーレ、少し体制を崩し、おろおろしている、そして服を軽く整えながらこちらへ走ってきた。

 

「お、お待たせしました…。」

「全く、モモンガ様達がきてるんだから、早く降りなさいよぉ!!」グリグリ

「い、痛いよぉ、おねぇちゃん…!」

そういい、マーレをつかみ、頭を拳でグリグリと動かすアウラ。それを受け、少し涙目でアウラに謝るマーレ。この二人はこんなにも生き生きと感情豊かに動くもんなんだな。

 

「あらあら、仲のいいこと。この風景を茶釜が見たらどんな反応をしてたかしらねぇ。」

「ハハ、たしかにな。多分茶釜のことだ、きっと奇声を上げながら喜び回るだろうなフフッ。」

「アッハハ!確かに、茶釜が飛んで喜ぶその光景が目に浮かぶわ、アハ、アッハハハハ!!」

と茶釜の話をしにここへ来たんじゃなかった、さっそく魔法の確認を……。

 

うん? ちょっと待て、ごく自然と話しているが、私何故彼女のことを「茶釜」などと呼んだ?

いつもは「茶釜さん」と、さん付けで読んでいたではないか。しかもなんだこの口調は、私と邪ンヌは元からキャラに寄せたロールプレイしているわけでもないのに、なぜか口調が自然と「セイバーオルタ」と「ジャンヌ・オルタ」によっているではないか!?とりあえずまだ笑っている邪ンヌに話し換えて確認せねば…

 

「おい邪ンヌよ、ちょっと聞きたい。」

「アハハッ、ハアァ笑った。で、何?なんかあったの?」

「お前、その口調は"素で話している"のか、それとも演技か?」

「な、なによいきなり…そんなの素に決まって…」

邪ンヌもどうやらこの身に起こっている状況に気づいたようだ。ゲームで私達はキャラの外見と設定だけを凝っていて口調や性格といった部分をロールプレイで寄せるようなことはほとんどなく、いつも素の状態で話していたはずだ。だがこの世界に来てからどうだ、今の現状、これは…

 

「ねぇ、これ確実にこのキャラに付けた「設定」に寄っているわよね…。」

「ああ、確実に寄っている。口調はもちろん、性格の部分も少し寄っているような気はするな。」

「そうね、でも基本的な物の考え方とか思考はいつもどおりみたいね。」

「どうかしましたか、お二人とも。」

「いや、ちょっと口調がな・・・」

モモンガに今話していたことを説明する。

 

「えっ、今までの口調ってそういう口調にしていたんじゃなかったんですか!?」

「ああ、完全に素だ。自分でも気づかない程自然とこの口調で話していたんだ。」

「とゆうか、モモンガ貴方は特に口調は変わってないのね。声の感じは少し変わってはいるけど…」

「私はあまりそういった設定とか考えたりしてませんでしたからね。そこまで変わらなかったんでしょう。」

「そういうことか、まぁ現状何かあるわけじゃないから気にせず行こう。」

「まぁ途中まで気にしなかったし、この口調も嫌いじゃないから別にいいわ。」

対して重要性の少なそうな問題なので、この話題はここまでとする。あり得る可能性としては、この世界に来るにあたってこのアバターの設定に寄った生命として今私達は存在している為だろう。そんなこんな話をしていたらアウラ達が気に掛ける。

 

「どうかなさいましたか、セイバーオルタ様?」

「あぁ気にするな、少し邪ンヌ達と話していただけだ。アウラよ、私達はここにある検証をするために来たのだ。」

「ある検証ですか?」

「ええ、そうよ。とりあえず魔法を使いたいから的を用意してもらえる?」

「畏まりました、邪ンヌ様。ではさっそく準備しますね」

そうゆうと彼女は口笛を吹いた。そうすると闘技場反対の入り口から《ドラゴンの近縁(ドラゴン・キン)》が三体ほど出てきた。その手には藁でできた的を持っている、《ドラゴンの近縁(ドラゴン・キン)》達はその的を地面に突き立てた。

 

「的の準備終わりました、邪ンヌ様。」

「ええ、ありがとうアウラ、じゃあさっそく使わせてもらうわね。先やらせてもらうけどいいわよね?モモンガ、オルタ」

「大丈夫です、かまいませんよ。」

「ああ、別に構わん。」

「な、何をするんだろうね?おねぇちゃん」

「わ、わからないけど何か確認したいみたいだね。」

「そぉ、じゃあさっそく…」

そういうと邪ンヌは的に向けて手をかざす。ゲームなら使いたい魔法のコマンドを指定て発動するが、今はそんなものは無い。だが私たちは不思議と感じる、今の自分のHPとMPの量、覚えている魔法やスキルが。

 

「《火の槍(ファイヤー・ランス)》!!」

邪ンヌは第6位階魔法《火の槍(ファイヤー・ランス)》を呼んだ。すると、地面から炎を纏った複数の槍が的にめがけて向かって行き、的を燃やしながら串刺しにする。どうやら魔法の使用に関しても問題はなさそうだ。

 

「す、すごいねマーレ!」

「う、うん すごいねおねぇちゃん!あ、あの魔法は第6位階で元々威力はあるけど、スキルでかなり強化されてるよ‼さすが邪ンヌ様!」

「ふ、ふふん。当然よ、これぐらい出来なきゃ至高の43人には到底なれないわ!」

「「おぉーーー!!」」

何を照れているんだ、ただ普通に魔法を使っただけだろうに。こういう(おだ)てられることに弱い部分も「ジャンヌ・オルタ」の要素に寄った影響だろうか。

 

「それでは次は私ですね。」

モモンガはそういうと魔法《火球(ファイヤーボール)》を放つ。すると、炎の球が指先に現れた。その炎の球は、指を差した方向にまっすぐ飛び的に命中、激しく的を燃やした。

アウラとマーレはその魔法をみて、目を輝かして拍手している。ただの第三位階魔法なんだがな。

 

「ふむ、私の魔法の使用にも、特に問題はないようですね。」

「らしいな、二人が大丈夫と言うことは私も特に異常はないんだろう。では私は、魔法ではなく戦士職の動きについて問題ないか調べてみよう。」

そう言って私は、的より少し離れた位置に向かう。そして脇に備えていた私の愛用する黒い聖剣《黒く淀みし勝利の聖剣(エクスカリバー・モルガン)》を手に取る。自然と手になじむ感じがする…。リアルでは剣道などを習っていたわけでは無いが自然と剣の握り方がわかる。やはりこのアバターで10年以上剣を振り続けたおかげなのだろうか。すると唐突にアウラが私に質問する。

 

「あの、すいませんセイバーオルタ様。その戦士職の性能の確認?をするとのことでしたが、肝心の剣がありませんよ?」

「む?何を言っているのだアウラよ、今私はすでに剣を持っているぞ?」

「い、いえ。もうしわけありません!セイバーオルタ様のお言葉を疑うわけではありませんが、そのぉ、今お手元には黒い風が渦巻いているようにしか見えませんでしたので…」

「黒い風…あぁそうか、そういえばそうだったな、忘れていたよ…」

そう、この剣。元は《聖剣エクスカリバー》を私好みにアレンジした物だが、そのエクスカリバーの効果の一つとしてこんな効果があったな、使用者はこの効果に影響されないので忘れていた。

 

「…《聖剣、開放》―――」

私が一言そう言い放つと、手元にあった黒い風の渦が勢いよく流れ始め周囲に暴風が吹き荒れ始めた、そしてその暴風の中心には赤く光が強く輝いている。

 

「な、なんですか、この風!?」

「す、すごい風だよ、おねぇちゃん!!」

「ああ、お前たちはオルタさんが剣を開放するのを初めて見るのか」

「剣の開放…ですか?」

「そうよ、あいつの剣、《黒く淀みし勝利の聖剣(エクスカリバー・モルガン)》には相手からは剣の形をとらえることが出来なくなる妨害系の固有スキル、《秘匿せし黒き風(インビジブル・シャドウ)》ってスキルがあるのよ。その状態だと相手には剣の姿が見えず、攻撃するときのリーチの長さなどをわからなくすることが出来るのよ。」

「そ、そんな強い効果がある武器なんですか!」

「だが、聖剣を開放するとその効果は消えてしまうんだよ。」

「な、何で解除してしまうんですかモモンガ様?開放せずそのままでいた方が つ、強いのではないですか?」

「たしかに普通ならマーレの言う通りだろうな。だが、あのワールドアイテムは力を開放すると妨害スキルが消える代わりにステータスに強力なバフが掛かり、新たなスキルが二つ使えるようになるんだよ。」

「「えぇ!! ワ、ワ、ワールドアイテム何ですかあの剣は!!!」」

そのことを知らなかったアウラとマーレは衝撃の事実に驚きつつ、今ワールドアイテムの力の一旦を見ることが出来ている事実に感動を覚え私をキラキラとした目で見つめている。少し恥ずかしいな。そんな剣の説明を少し説明してもらっている間に、強烈に吹き荒れていた風や赤く輝いていた光も落ち着き、私の手元には刀身が黒く、赤い紋章が明滅する一振りの黒き聖剣が握られている。

 

「あ、あれが剣の本当の姿なんですか、モモンガ様?」

「ああそうだ、今から剣を振るだろうから、目を離さないようにな。」

「「は、はい!」」

さて、さっそくいつも通りに動けるか試してみるか。私は的がその後どうなるかイメージする、どう的に切りつけるか、その後はどうするか、イメージするは微塵に切り付けられた的のイメージ。イメージが固まると、私はその距離を縮めるために一歩踏み込み、距離を縮めた。その瞬間、一歩の踏み込みとは到底思えない音が響き渡る。さらに

 

「「えっ!?」」

二人がそろえて驚く、なぜなら彼女達から見たら私の姿が一瞬で消え、大量の土煙を上げ黒い閃光のようなものが的に向かったように見えたのだ。そして私は、一振り、二振り…と的に連続で切り付ける。複数回切り付けた後、最後の一撃を的の後ろに回れるよう、切り抜けるように振った。だが、アウラ達には武器を振る瞬間は見えておらず、ただ黒い閃光が的を通り過ぎたようにしか見えなかった。そして的は原型を残さず切り裂かれ、かつて的だった物が塵となって霧散する、その塵には赤黒い炎が燃えていた。

 

「ふむ、特に動きに変化はないようだな。」

「あ、あれマーレ?い、今の見えた?」

「う、ううんおねぇちゃん…ま、まま、待ったく見えなかったよ…。」

「どうだ二人共、これが私が聖剣を開放した時の力だ。」

「す、すごいです!私達、まったく目で追うことが出来ませんでしたよ!すごい音と衝撃がドーーンって聞こえたら、セイバーオルタ様がいなくなってて、その代わり黒い光がバァーーって走ったと思ったら、的の後ろにセイバーオルタ様がいて、肝心の的は粉々に切られてて、それでそれで…」

二人ともものすごい勢いで感想を並べ立てている。少し気分がいいな、こうやって褒められることなどなかったからな。だが少し怖いぞマーレ、アウラよ…

 

「待て待て、落ち着けアウラ、マーレ、少し興奮しすぎだぞ。」

「あっああ、すいません。」

「も、申し訳ありませんでした。セイバーオルタ様。」

二人ともものすごい勢いで話していたからか汗をかき、息が少し切れている。

 

「全く、二人ともしゃべり疲れてしまっているではないか。」

私は虚空に腕を入れ、水の入ったポッドと二つのコップを用意する。そしてそのコップに水を注ぎ、アウラ達に渡す。

 

「ほら、水だ。喉が渇いているだろう、飲むと良い。」

「「あ、ありがとうございます!」」

そういうと、二人はゴクゴクと喉を鳴らしながら水を飲みほした。やはり命がある為か、普通の生き物と同じく喉の渇きや食欲はあることは確認できた。そして水を飲み終えたアウラが少しうれしそうな声で私達に話す。

 

「なんか、私たちが思っていた至高の御方々のイメージと少し違いました。」

「あら、そうなの?一体どんなイメージだったのかしら?」

「えぇと、敵に情けがなく少し怖いイメージと言いますか…」

「ふっ、そんな風にみえていたのかアウラよ。なんならイメージ通りに振るってもいいぞ。」

「いえ今のままがいいです、絶対いいです!」

「ふふっ、そうか」

私達は少し微笑みながら言った。まったく、そんな風にみられてたのか。確かに私達はナザリックに攻めようとしたプレイヤーには本気で戦うし、たまに仲間と口論したりするが、基本ナザリック内では普通に優しく仲間達と接していたと思うがな。

私たちが和やかに話していると、外の周辺地理を確認していたセバスから連絡が私に《伝言(メッセージ)》入る。

 

『セイバーオルタ様。周辺地理の確認が出来ました。』

『セバスか、何かあったか?』

私ががそうセバスに聞くとセバスが少し困惑しているのような声色で話す、やはり何かあったようだ。

 

『少し、報告したいことがございます。』

『そうか、今守護者達に第六階層の闘技場に集まるよう呼び掛けている、お前もこちらに来て見てきた事を報告しに来るがいい。ナーベラルの方は、他のプレアデス同様九階層の警戒にあたらせる様に。』

『畏まりました、セイバーオルタ様。直ちに第六階層の方に向かいます。』

『うむ、頼むぞ。』そういうと《伝言(メッセージ)》が切れた。私は今聞いた事を二人に伝えようとした時だ。

 

「あら、私達が一番でありんすか。」

「どうやらそのようだな、白き同胞よ。」

「・・・・・。」

突然女性と男性の声が聞こえ、闘技場に《転移門(ゲート)》が現れた。中から歩いてくるのは紫を基調としたドレスに身を包んだ白蝋じみた白い肌をした少女と、赤と黒の外装を身に纏う男、その後ろから追うように黒いオーラでその身をつつんだ騎士が現れた。少女の方はシャルティア。ペロロンチーノが創った第一から第三階層の守護者であるアンデッドであり、《真祖(トゥルーヴァンパイア)》だ。

もう一人の外装に身を包んだ男はアントニオ・サリエリ。私が作り上げたシャルティアと同じく第二階層の守護者の《始祖(オリジンヴァンパイア)》だ。ちなみに《始祖(オリジンヴァンパイア)》とは《真祖(トゥルーヴァンパイア)》の上の種族ではあるが、サリエリは種族の差などをあまり気にしない為、シャルティアとは基本的に仲良く接しているという設定だ。

そして後ろにいた騎士はランスロット。サリエリと同じく私が作り上げた第三階層の守護者とゆう設定の《食屍鬼王(グールキング)》の騎士、かつての私と共にいた過去に戦死した騎士の一人だが、忠義を尽くすため、死して理性を失っていても私の為に仕えてくれている、基本無口でおとなしいが、私が指示を出すとまるで狂戦士のごとく戦うという設定を付けた騎士。この設定も私が以前遊んでいたゲームからの再現だ。細かい部分の設定は少し自分好みに変えてはいるがな。

 

「おお、わが主よ。恩讐の炎をその身に宿す、わが主よ!!」

「よくきたな、サリエリよ。」

「フッ、我は主に作られたのだ。主に呼ばれたとあれば我はどこへでも」

そういいサリエリは私の前に跪いてそう言う。私がお前を作ったせいなんだが改めてこう忠義を示されると、恥ずかしさがこみ上げてくるな…。一方ランスロットは、静かに私の前に跪いている。こいつだけはしゃべらず静かだから助かる。

 

「フッ、わが君ですってよ。慕われてるわねぇ貴女?」

「からかうな邪ンヌ…」より恥ずかしくなる…。すると

 

「あぁ、わが君! 私が唯一支配できない愛しの君!!」

シャルティアは嬉しそうに言うと、彼女は差していた傘を投げ捨てモモンガに抱き着いた。モモンガは見てわかるほど動揺しており、それを見ていた邪ンヌは体を震わせ、顔を抑え笑うのを抑えている。そういえば「エロゲーイズマイライフ」と豪語した創造主のペロロンチーノはたしか、シャルティアにはエロゲーに有りがちな設定をてんこ盛りに詰め込んだと言っていたな。その中には「サド」や「マゾ」を始め、「死体愛好癖(ネクロフィリア)」などの設定を持たせていて、彼女はアインズの骨格を「神の造形」とベタ褒めし、同じく死体のユリも好みで「男女どっちでもOK」な性癖を持つとかなんとか書いてあったな。

 

「ちょっとシャルティア、いい加減にしたらぁ?」

アウラが呆れながらモモンガに抱き着いているシャルティアに向かって言う。

 

「おやちび助、居たんでありんすか?」

シャルティアはアウラに向かってこう言い放った。さすがにムカついたのか。反撃と言わんばかりに強烈な一言を言い放った。

 

「に せ ち ち…」

「なぁっ!!!!」

「図星ねぇ!わざわざゲートで来たのもそのせいしょう?そうしないと歩くたびに揺れて、そのお胸がどっか行っちゃうからぁ!」

それは"持たざる者"にとっては一番言われたくない言葉。"持つ者"を妬み、羨む"持たざる者"にとって己が一番空しく感じる禁断の言葉である。

 

「だっだまらっしゃい!あ、あんたなんて何もないでしょ!!」

「私はまだ76歳だけど、貴女はアンデッド。成長しないなんて可哀そうねぇ、今ある物で満足したらぁーププ♪」

「おんどりゃぁあ!吐いた唾はのめんぞぉ!」

そういいながらアウラの元に駆け寄り、喧嘩を始めてしまった。この光景をみていた私たちは懐かしさを感じる。

 

「なぁ邪ンヌ、モモンガよ、この光景を見て懐かしさを覚えないか?」

「そうですね、アウラを創ったお姉さんのぶくぶく茶釜さんと、シャルティアを創ったぺロロンチーノさんも昔こんな感じでよく言い争いしていましたね。」

「なつかしいわね。昔彼が茶釜に、好きな声優のサイン貰えるように懇願してたりしてたわよねぇ」

二人の現身のような光景に笑いながら見ていた時、言い争いをしている二人の奥からまた誰かがやってきた。

 

「騒ガシイナ。」

「なんだろうね、おじいちゃん?」

一人は水色の屈強な体をしたカマキリとアリを融合させたような異業種、もう一人は灰色のボロボロのローブを身にまとっている、白髪で顔に縫い目がある幼い少女。

異業種の彼の名はコキュートス。ナザリック第五階層の守護者であり、武人という設定の《蟲王(ヴァーミンロード)》だ。もう一人のかわいらしい少女の名はジャック・ザ・ミスト。邪ンヌが創ったプレアデス達がいる第九階層の守護者である《上位霊体(ハイ・ゴースト)》だ。彼女の設定としては複数の少女の恩讐が集まり生まれた存在であり母の愛・温もりを求め殺戮を繰り返す、邪ンヌの事を「おかあさん」と呼ぶ。

コキュートスはアウラ達の喧嘩の仲裁に入る。アウラ達の口喧嘩はさらに強くなっており、双方武器や魔法を構え使用しようとしている。

 

「このチビが私に無礼を!」「事実だぁ!!」

するとコキュートスは二人を止めるためか左手に持つ武器の先で地面を突く、すると地面があっという間に凍り付きアウラ達の居る方へ進んでいく。このまま騒がしいままでも自分はいいが折角だ、少し支配者らしい行動をしてみるとしよう。横を見るとモモンガがスキル《絶望のオーラ》を発動しようとしている、なら私も同じく《絶望のオーラ》を使い動くとしよう。

 

「「そこまでだ!」」

私とモモンガは絶望のオーラを身に纏いながらそう叫ぶ、アウラやシャルティア以外の他守護者達にも動揺が見える。どうやら支配者らしい行動をしたのは正解だったようだな、そしてモモンガはさらに言葉を並べる。

 

「シャルティア、アウラ。じゃれ合うのは其処までだ。」

「「申し訳ありません!」」モモンガはアウラ達を止められたのを確認すると、次はコキュートス達に目を配る。

 

「コキュートス、ジャックよ、よく来てくれたな。」

「アインズ様方ノ、ゴ命令トアラバ即座ニ...。」

「わたしも、わたしも!おかあさん達に呼ばれたなら、急いで絶対かならず行かなきゃね!」

「そうか、頼もしいな」

「フフッ、さすが私が作り上げた子ね」ウズウズ・・・

モモンガは守護者達にしっかり統率者らしい威厳があるように話す言葉遣いで話している。なんだ、モモンガの奴もやればできるではないか、こんな状況でも統率者としてしっかりやれそうだな。それに比べて邪ンヌは自分の作り上げたキャラが動いているのを見て気持ち悪い笑顔を隠せずウズウズとしている、隣に居たくないと思えるほどの気持ち悪さだ。俗にいう「変態」、いや「親馬鹿」というのはこうゆう奴のことを言うのだろうか…

 

「ふっ、やるではないかモモンガよ。これは私が行動する意味はなかったかな?」

「いえいえ、オルタさんも一緒に動くってわかったからですよ。」

「まったく二人して王様みたいな言動しちゃって、そんな柄だったかしら?」スッと先ほどまでのとは違いすっとした顔をして話す、なんだこいつ…。

「お前はお前で、少しは上に立つ者に見合った立ち振る舞いをしたらどうだ?自分の守護者を見てニヤニヤと、少しは感情を抑えて見せろ。」

「嫌よ嫌、私は私のままがいいの。私が気に入った奴がいたら愛でて、気にくわない奴いたら潰す。偽らず自然体でいたいのよ私。」

「お前らしくか、フッそれがいいなら勝手にするがいい。」

「えぇ、そうさせてもらうわ。」

そういうと邪ンヌは近くに来ていたジャックを抱きかかえ頭を撫でる。撫でられているジャックは嬉しそうにニコニコしていて、まるで本当の母と子のような絵が出来上がっている。途中まで抑えていたんだろうが"かわいい女性好き"の部分は変わらず残っているようで何より、多分こいつは別れた後自分の部屋でジャックやメイド達を愛でるのだろう、容易に想像できる光景だ。原作の邪ンヌのイメージとはだいぶかけ離れてはいるがな…。

 

「あぁ、私もモモンガ様に...」

「ぼ、僕も、あ、あんな風に頭をな、撫でてもらえないかなぁ…」

その光景を見てなにかボソボソと顔を赤くしながら独り言をしゃべっているシャルティアとマーレ。シャルティアはともかくマーレもそっち側なのかと一瞬不安になった。

 

「皆様、お待たせして申し訳ありません。」

少ししてアルベドと共にやってきた最後の階層守護者、彼の名はデミウルゴス。第七階層の守護者であり頭脳明晰、防衛時のNPC指揮官という設定を持つ悪魔だ。

これで各守護者がこの場に集った。ようやくこれからの方針を固める会議を始めることが出来る。

 

「そろったようだな、では始めるとしよう。」

「畏まりました、モモンガ様。」

「それでは皆、至高なる御方々に忠誠の儀を。」

アルベドがそういうと各守護者が次々と私達の前に跪く。

 

「第一第二第三階層守護者「シャルティア・ブラッドフォールン」、御身の前に…。」

「第二階層守護者「サリエリ」、第三階層守護者「ランスロット」、御身の前に。」

「・・・・・。(静かに跪く)」

「第五階層守護者「コキュートス」...御身ノ前二…。」

「第六階層守護者「アウラ・ベラ・フィオーラ」、」

「お、同じく第六階層守護者「マーレ・ベロ・フィオーレ」、」

「「御身の前に。」」

「第七階層守護者「デミウルゴス」御身の前に。」

「第九階層守護者「ジャック・ザ・ミスト」御身の前に!」

「守護者統括、「アルベド」御身の前に。」

「第四階層守護者「ガルガンチュア」および第八階層守護者「ビクティム」を除き各階層守護者、御方々の前に平伏し奉る…。」

「……ご命令を至高なる御方々よ、我らの忠義のすべてを御方々に捧げます!」

 

「素晴らしい…。」

 

私達は自然と口にした。つい先ほどまで、これで私たちの思い出は終わりだと思っていた…だが違った。

過去の遺物などではない、皆がここにいる…みんなの思いの結晶は今もなおここにある、そして私達は彼らを束ねる存在として今ここにいる!途中まで帰る手段は無いか等と考えていた自分はもういなかった。此処にはすべてがある、かつての仲間達と作り上げたもう一つの居場所が!!

 

「すばらしい、すばらしいわあなた達!」

「ああ、まったくその通りだ。」

「…お前たちならば、私達の目的を理解し失態することなく ことを運んでくれるだろうと確信した!!」

現実に未練はない…あの暗く寂しかった世界、あの世界に戻るなんてもう考えられなかった。ここにいる新たな「家族(仲間達)」と共にこの世界を過ごそう、三人は心からそう思った。

 

 

 

ここから、私達の新しい生活、冒険が幕を開けるのだ――

 




ご清覧ありがとうございました。

邪ンヌがキャラ崩壊し始めてそうな気がしますが、中の人の性格が強く出てると思ってもらえると助かります。その分、オルタの方は多少原作寄りなセリフ回しができてるかと、できていたらいいなぁ・・・、と思います。

さて今回は邪ンヌのステータス部分を少し開示するのと、ちょっと出てきたオルタの剣のスキルの詳細を記載します。

名前:邪ンヌ  種族《這い寄りし無貌の影(ナイアーラトテップ)

《種族Lv.》+《職業Lv.》=Lv.100

《種族合計取得レベル40》
・這い寄りし無貌の影Lv.10
・上位・二重の影Lv.10
・死の支配者Lv.5
など

《職業合計取得レベル60》
・黒魔龍士Lv.10
・聖騎士Lv.10
・侍(サムライ)Lv.5
など

《使用する武具》
・槍 神話級アイテム《黒く燃ゆる怨恨の旗槍(グラッチュ・オブ・フランシス)》

フランスの英雄「ジャンヌ・ダルク」が持っていたとされる旗をイメージして作った槍、ジャンヌダルクの紋章の旗をイメージし、刃の根本部分にはアインズ・ウール・ゴウンの紋章の旗を取り付けており、よく勝利時にその旗を掲げている。性能としては槍に炎のエンチャントがデフォルトでついており、攻撃がヒットすると相手に燃焼ダメージが追加で入る、だが炎耐性が高い敵が相手となると火力が下がってしまう。耐性付きの敵が相手の場合サブ武器の剣をメインに使う。

・片手剣 《逆十字の堕落剣(ぎゃくじゅうじのだらくけん)》

邪ンヌが持っているサブ武器の剣。基本使われることがないが、槍が使えない敵などが相手の場合両手持ちで使う。特に剣に強力なスキルがあるわけでは無いが、一応天使特攻が付いている。新たな世界では結構使うかもしれない。

《取得スキル・魔法》
・スキル《二刀流[両手装備]》
サムライのスキル。片手に別々の装備を付けることができ、攻撃回数が大幅に増加するが攻撃後のスキが大きくなってしまい、補助魔法なども使うことが出来なくなってしまう。
邪ンヌは槍と剣を両手に持ち戦うことが出来るがゲーム時代ではあまり使わなかった。新たな世界ではデメリットの隙に関してはプレイヤースキルで補うことが出来そうだから多分これから使う機会が増えるかも?

・第六位階魔法《火の槍(ファイヤー・ランス)
地面から炎を纏った槍が等間隔に現れる。魔法効果範囲拡大化(ワイデン・マジック)と共に使うと炎の槍が扇状に広がる。魔法遅延化(ディレイ・マジック)を併用すると魔法の使用が変わり相手に触れ設置するトラップ式の魔法となる。触れた個所から炎を纏った無数の凝固した血で出来た槍が体内から貫く。その場合威力は高くなるが近づき触れなければならない為、ゲーム時代では使う場面はあまりなかった。


《黒く淀みし勝利の聖剣(エクスカリバー・モルガン)》の追加効果詳細

・スキル《秘匿せし黒き風(インビジブル・シャドウ)》
《聖剣 エクスカリバー》が元から持っていたスキル《秘匿せし妖精の風(インビジブル・エア)》のスキルの名前が変わった物、性能に変化はない。
このスキルは武器の姿を透明化させ、武器の種類、大きさ、リーチなどを隠す効果がある。ちなみに名前が変わったことで、風の色が、薄い水色から、黒っぽい紫の風に変わった。

・スキル《聖剣開放【能力開花】》
スキル《秘匿せし黒き風(インビジブル・シャドウ)》を解除することで入れ替わりで発動するスキル。剣の秘匿を破るかわりに、ステータスを大幅アップさせる。ゲーム内でもかなり猛威を振るったスキルだが、LV,100のプレイヤーには対応される時もある。ちなみにこの剣がワールドアイテムたらしめる効果は別にあるとの事。

次回は、Fateキャラ守護者の設定を簡単に記載したいなぁと思います。
二話では「転移直後のナザリック編」のモモンガ様のナザリック探索の部分の一部描写を切り、はやめに「カルネ村編」に入りたいなと思っています。


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