ボーダーなのはと錬鉄の騎士A'sが回収不可能になったorz
こっちも中盤終わり以降のサルベージ不可能…何かいい方法知っている堅い達者ッたら、ご連絡ください。
どうなのだろう?
こう言ってはなんだが魔導師が管理外世界にいることが珍しくはなく、違法魔導師は元より、フリーの魔導師も少なくない。
原因と言うのは、昨今の魔導師の不足にある。
高ランクの魔導師の数は減ってきている…と、言われており調べれば調べるほどその推測は正しい事がわかる。
二大勢力として名高い時空管理局、聖王教会は元より民間企業においても勧誘は多い。
中には強引な勧誘やむしろ脅迫と言っていいものも多く、そんな勧誘合戦を嫌ってか雲隠れするものも少なくない。
なのはの魔力などもそういった勧誘を避けて来た祖先の血が還ったのではないかとユーノは推測していた。
ユーノが管理局に未だに管理局に連絡しないのも、なのはの魔力量を考えてのことだ。
恐らくは彼女は管理局に勧誘されるだろう、間違いなく。
最悪、有無を言わさず連れて行かれる可能性だってあるし、拒否をしたところで他のところから勧誘がくるかもしれない。
正直、向う見ずに救援を要請したのは反省している。まさか、何も知らない魔導資質のある人間が来るなんて思っていなかった。
予想外で言えば、正体不明の何者かが何らかの方法で対処をしているのもユーノの混乱に輪をかけている。
判断材料がかけてる、それも致命的なぐらい―――
ユーノがまず思ったのは現状の危惧感、情報が足りないのにそのわずかな情報に左右されている自分たちの立ち位置は危険すぎた。
目の前にある液体には確かに何らかの魔力を込めているのは疑いないが、それ以外のことが何一つわかっておらず、願いを叶えるよう祈るとこうなりしかも願いはかなったと言う。
一見して、確かにそれは願いをかなえる願望機のように思えるが果たしてそれが本当に役目を果たしたのか?
仮に叶えることができるものだとしてそんな貴重なものを渡すだろうか?
リスクのほうも気になる。
ジュエルシードと言う、未だに到達できていない高圧縮魔力収納技術と歪みながらとはいえ、魔力資質のない生物にでも容易に発動できる祈祷型デバイスのある種、完成形に近い形を有しこれにまだ、世界は追いついてはいない。
そんな貴重なものをホイホイ渡すとは考えずらかったのだ。
驚きはした、が、考えれば考えるほどなのはの言い分にはおかしな点が目立つ。
ここでユーノは2つの決断を下した。
仮想魔導師と思しき人物への接触と偵察、そして、管理局への連絡通報である。
なのはが魔力に目覚めてしまったのはユーノの責任であり、緊急回避とはいえ時空管理法に引っかかる恐れがあり、そうなってしまえば彼女の今後に差し支えるのは明らかだ。
管理局が来るまでの間は探してもらい、接近した時点でなのはに魔法の使用を控えてもらう。
このままでは違法魔導師さえ集まってきそうだが、ロストロギアの重要性・危険性を考慮すると既に向かってきている可能性もある。が、こちらからも救難を出すことで至急性を高める。
これをもとになのはのいう人物のもとへ向かい、交渉を行う。
仮に魔導師や知識のある者なら話位は聞いてくれるはずだし、管理局の干渉を嫌うものなら管理局に通報したいという情報は、価値を持つ。
違法魔導師なら早々に撤退するだろうし、フリーならうまくいけば協力してもらえる可能性があり、対応の限界を感じているユーノの助けとなってくれると言う期待も大きい。
「うん…そうだね、なのは、明日その人のところへ案内してくれる? 」
リスクなしに何か得られる状況ではない。
ユーノがなのはに頼むとすぐに頷いて見せた。
「もちろん! 」
喜んでいるなのはの顔を見て、ユーノはなのはの年相応な部分を初めて見た気がして、少しだけほっとする。
ここは、何もかも、歪すぎる―――
魔法のない世界で魔法が使える資質のある人間がおり、魔法のない世界で魔法としか思えない現象を起こせる人間がいて、
歪としか思えない家族がここにあり、歪としか思えない状況がここにあった。
だから、落ち着かない。
ユーノの人生経験は少ない、しかし、それでも今までの経験から十分すぎるほど警告が出されおり、この先の事を不安に感じ始めてた。
流されてるなぁ…最近。
率直な感想である。
彼女は欲しい、喉から手が出るぐらい。
前世で彼女がいなかった訳ではない、が、欲しいものは欲しい。
大切なことなので2度言った。後悔はない。
とは言え、若干流され過ぎな傾向が見られる。
これはよろしくない、まるで無理やりクエストを受け去られる冒険者の様な…ような…?
今後、どう物語が進んでいくかが徐々に分からなくなってきている中。原作にのみこまれるのはよろしくない。
第一、俺と言う異物を混ぜて物語がきれいに進んでいくはずがないのだ。
異物を混ぜたまま、紙一重の道を歩かされた先にあるのは十中八九、破綻か、異物を正当化しての成立のみである。
無論、日々平穏を是とする身にとってあんな物騒な世界に行くのは御免こうむりたい。
いくら、冒険者としての経験、記憶、知識を持って体験したとしてもそれとこれは話が違うし、今の生活を相応に気に入っていた。
どうする?
故に、信志は考え続ける。
最大の誤算はなのはだ。
彼女の境遇は理解していた。
いや、していたつもりだった。と言ったほうが正しいだろう。
子供の孤独を恐れ刷り込みじみたことをされた精神状況など考えるまでもない。
理解できている。うまく引き下がれると思うことが驕慢、『彼ら』…正確には『彼女』なら、驕慢に腐り堕ちていくのを嗤う事だろう。
一端を飲み込んだ身としては、そんなことは回避したい。
だから、次の手を打つことにしよう。
このままいけば、なのはは魔法に依存しない。
少なくとも、俺に依存しかけている以上、これ以上の放置は彼女が耐えれるとも思えない。
遅すぎる対応となってしまったが、間に合う事を祈りつつ信志は今日もこっそりとキャリーを街へと放った。
「あと2つ、何とか見つけてくれ…海の水底にあるの以外でだ」
こくりっ!
気合いを入れ、鋏と一緒に胴体を傾き頷いていることを全身で表現しながら、キャリーは今日も早朝、霧の立ちこめる街をかけて行った。
為 ===3
大変お待たせして申し訳ありません、いろいろありましてテンションがダダ下がりしてました。
PCどうしようorz