ルドガー・ウィル・クルスニク
転生時/年齢20歳
身長170㎝
戦闘クラス 銃剣槌士
エレンピオスの都市トリグラフで、兄ユリウスと一緒に生活しているごく普通の青年。
ユリウスの仕事が忙しいため、愛猫ルルの世話を含め、家事のほとんどはルドガーが請け負っている。どんなものを作っても、ユリウスが美味いと言ってたくさん食べてくれるため気付けば相当数の品数をつくれるようになっており、料理の腕前はかなりのもの。
憧れの大企業クランスピア社への就職に失敗し、苦労の末、トリグラフ駅食堂への就職が決まった。出勤初日、駅へと向かった矢先に見知らぬ少女エルと共に事件に巻き込まれ、多額の借金と、世界の命運を背負うことになってしまう。
ルドガーの武器
双剣:カストール
ハンマー:絆縋アグライア
双銃:絆銃タレイヤ
骸殻能力について
クルスニク一族が受け継いでいる力。骸殻を使うには産まれた時から持っている懐中時計を持って、契約をする必要がある。契約した者は骸殻を使うたびに時間の因子化【タイムファクター】が進行していき、最終的には新たな分子世界になってしまう。分子世界の時間の因子化【タイムファクター】を破壊出来る唯一の武器。オリジンのいるカナンの地に行くためには、クルスニク一族の一人を殺し、橋をかける必要がある。特に力を受け継いでいる者は「クルスニクの鍵」と呼ばれている。最強の骸殻能力者には「ヴィクトル」の称号が与えられる。
世界設定(エクシリア)
主人公が住む世界は「正史世界」と言い、大精霊クロノスの陰謀により正史世界のパラレルワールド「分史世界」が生みだされている。かつてはマクスウェルが施した断界殻(シェル)によって世界は二つに分かれていたが、断界殻の消滅により世界はひとつに繋がった。エレンピオスでは生活を黒匣(ジン)を使うことで支えているが、黒匣は精霊を殺してしまうもので、精霊がいなくなれば自然は失われ、世界は滅びてしまう。断界殻に使われていたマナが世界を満たしているため、現在は黒匣を使っても精霊は死なないようになっており、その間に黒匣に代わって精霊を殺さない源黒匣(オリジン)の開発が行われている。
エレンピオス
ルドガー達が暮らす「断界殻」の外側に位置していた世界。現在の国家元首はマルシア首相。
黒匣が根幹に根付いた高度な文明を誇る社会だが、黒匣の使用によって精霊が死ぬことが周知されておらず、精霊の存在すら知らない世代に移り変わりつつあった。現在はリーゼ・マクシアと合同で源霊匣開発が進められている。
断界殻があった頃は「異界炉計画」などリーゼ・マクシアを搾取する政策が進められ、リーゼ・マクシアに軍を送り侵略したが、リーゼ・マクシア側から予想以上の反撃に遭い軍は壊滅。そして断界殻の消滅によって「異界炉計画」は失敗に終わった。現在は政府の大部分を穏健派が掌握しているという状況にあり、融和政策が進められている。しかしアルクノアを始めとする過激な反対派も数多く存在しており、現在ではテロリズムが横行している。またリーゼ・マクシアを野蛮人、未開の民族のように扱うといった先入観に囚われた市民も少なくはない。
荒廃したエレンピオスにおいては食糧不足が目下の問題であり、豊かなリーゼ・マクシアからの輸入に頼らざるを得ない部分もある。リーゼ・マクシアと違い名前にミドルネームをつける風習がある。
リーゼ・マクシア
ジュードやミラが暮らしていた「断界殻」の内側に位置していた世界。現在の国家元首は黎明王ガイアス。
民は「霊力野(ゲート)」と喚ばれる脳の器官が発達しており、それによりマナの供給からなる精霊術を行使することができ、霊力野が退化してしまっているエレンピオス人とは異なる文化を築いてきた。精霊を死滅させることはないものの、利便性では黒匣にやや劣る。
エレンピオスからの侵略行為や「異界炉計画」の悪行はリーゼ・マクシア人にとっては忘れがたく、伝統を重んじる民族の中には融和政策に反対する声も大きい。国力もエレンピオスには劣るため外交に苦難も多く、関税自主権の取得が大きな課題として挙げられている。一方で資源や食糧は豊富であり、それらが不足するエレンピオスを巨大なマーケットとして捉え、独自にエレンピオス相手に商売している商人も多い。