聖遺物は創れる(確信)   作:うろ底のトースター

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この小説でさ、深コレMODとかそういう、二次創作的なMODって出すとしたらどれがいい?


これは非効率な白い防具

クラフターさん、初めての大仕事だぞ。

 

内容は、完全聖遺物【デュランダル】の輸送。

 

早朝に都市の根幹となる道路を封鎖。んで、お荷物を届けに一気に駆け抜ける。

 

あの天才はこう言った。

 

──名付けて”天下の往来独り占め作戦”よ!

 

いくら天才でもネーミングセンスはなかったらしい。

 

『先日クラフター君を襲った、白い鎧の少女も気になる。総員、警戒を怠るな!』

 

ま、十中八九来るだろうなぁ。

 

 

 

昨日のことだ。

 

「あれ、櫻井さんは?」

 

「広木防衛大臣の元だ」

 

防衛大臣。確か、国の防衛に関する政をするんだっけか。

 

「最近、この近辺でのノイズの発生率が増している。お上さんは、この地下にある完全聖遺物【デュランダル】が原因とみているらしい」

 

「となると、防衛力の増強か、輸送の計画でも話しに?」

 

「そういうことだ」

 

てなわけで、今回の輸送計画が発令されたわけ。

 

なお、この広木さん既に亡くなっておられます。暗殺されたらしい。随分と怖い世界だな、ここは。

 

あんたもそう思うだろ、櫻井さん?

 

 

ま、今はそこらは置いとくとして、

 

デュランダル入りの櫻井さんの自動車に響を乗せ、その周りを重車両で固めるような布陣になっている。

 

前方は奏さん。後方は翼さん。

 

んで、俺はプテラノドンで俯瞰できるので、基本上空待機の遊撃要員。

 

ま、何があっても対応できるだろ。

 

『んな!車が吹っ飛んだぞ!』

 

地下から来んなよ。

 

プテラから降りて人々を治療しつつ、周りのノイズを排除していく。

 

持っている武器は【MG42】。その布を切り裂くような発砲音から、電気ノコギリの名を欲しいままにするマシンガンだ。

 

ここに【無限】と【耐久Ⅲ】を引っ付けた。

 

結果、弾切れのない化け物武装が出来上がったわけだ。

 

目の前のノイズが穴だらけになっていく光景は、とてつもなく爽快だ。

 

「前線は俺が抑えるから、速く抜けてくれ!」

 

『了子君!!』

 

『了解、よ!』

 

よし、デュランダルは離したし、ノイズは全部こっち見てる。追っ手は切れそうだな。

 

さて、余裕綽々で壊滅させて援軍って行きたいところだけど、戦力的にはまだあっち、デュランダル護衛側の方が強い。つまり、相手さんが俺を狙っているなら、こっちを攻めに来ると思うんよね。

 

痴女ちゃんとか、さ。

 

 

───────────────────────

 

 

『いい、クリス。まずはクラフターを優先しなさい。彼は異分子、できる限り速く消えてもらいたい存在よ』

 

分かってる。

 

こっちもアイツに借りがあるんだ。さっさとぶっ潰してデュランダルもあの茶髪も攫ってやる。

 

とりあえず、銃のリロードをしようとしたら襲うか。

 

・・・。

 

・・・・・・。

 

・・・・・・・・・長くねぇか!?

 

もう1分は撃ちっぱなしだぞ!どんだけ弾詰まってんだよ!

 

あークソ!

 

「オッラァ!」

 

「うわ、危な」

 

「はぁ!?」

 

こいつ、銃を盾にして防ぎやがった!

 

「オイ、なんだその銃!こちとら完全聖遺物だぞ!本気で殴ったらぶっ壊れんだろ普通!」

 

「知ってる?銃って撃つものなんだよ?」

 

「そんぐらい分かるわ!」

 

「なら盾にしても耐久値減らないでしょ」

 

「なんでだよ!?」

 

ほんっと意味わかんねぇ!

 

「まぁいい、とにかくこの前の借りは返させてもらうぞ」

 

「・・・借り?」

 

「なんで分かってないんだよ!」

 

畜生!なんなんだこいつ!どれだけ攻撃しても掠りすらしねぇぞ!

 

「俺なんかお前に貸したっけ?」

 

「その借りじゃねぇ!」

 

 

NIRVANA GEDON

 

 

「え、何そのエネルギー弾聞いてない」

 

「喰らいやがれ!」

 

跡形もなく消し飛ばしてやる!

 

 

───────────────────────

 

 

「クラフターさん、遅いなぁ」

 

デュランダル護衛中に了子さんの車が吹っ飛ばされて、今の所在は私の手のひらの中。ノイズ程度なら片手だけで十分なので、別に辛い戦いってことはない。

 

そう、ノイズ程度だ。

 

クラフターさんならすぐに戻ってくると思ってたんだけどなぁ。何かあったのかなぁ。

 

ふと思い浮かぶ、あの夜の少女。

 

クラフターさんは、襲われたって言ってたなぁ。

 

「もしかして・・・ッ!」

 

ドゴンッ!っと、丁度クラフターさんの降りた辺りで爆発が起きた。

 

そっかぁー、いるのかー、あの子。

 

別に?心配はしてないですよ?だってクラフターさん強いですし、あの子に遅れなんて取りませんし、うん。

 

「・・・行かないと!」

 

 

 

「響!?」

 

「待て!立花!」

 

何か言ってるけど、私の耳には届かない。それより速く行かないと!

 

「なんで無傷なんだよ!」

 

「金リンゴ」

 

やっぱり居る。

 

「クラフターさん!」

 

「おー、響。ん?なんで()()()()()()()()()()()()()?」

 

「あれ、ほんとだ」

 

焦ってたからついそのまま持ってきちゃった。

 

「なーにしてんだよ」

 

「・・・えへへ〜」

 

「はぁ、ま、いいか」

 

良いみたいです。

 

『何も良くないからな?』

 

良くないみたいです。

 

「すみません」

 

「いつまで駄弁ってる気だお前ら!」

 

横から鞭が飛んでくる。

 

「あっぶね〜」

 

クラフターさんは避けて、

 

「邪魔しないで」

 

私は掴んで投げ飛ばした。

 

「んなぁ!?」

 

「うわえぐ」

 

投げ飛ばされたあの子は、よく見たら着ている鎧の再生と同時に侵食されているみたい。

 

「あれ、どう思う?」

 

「非効率ですねぇ」

 

「だよねぇ」

 

私、クラフターさんと同じ意見で嬉しいです!

 

「クッソ・・・!」

 

「2体1でまだやるの?」

 

私、そろそろ帰りたいです。

 

「目的のもんが3つともここに揃ってんだ、全部持ってってやるよ!」

 

「「えぇー」」

 

「あーもう、ぶっ潰す!」

 

ハー、やりますか。




一応解説

銃に耐久のエンチャを付けると、弾が確率で消費されなくなる。マシンガンやミニガンにこれ付けて、更に無限エンチャも付けるとお手軽トリガーハッピーできる。
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