もしもの選択肢   作:しゅん123

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第四十五話 畑作り

幽香「おはよう」

 

朝か?

 

幽香の家にはベッドが一つしかないため

 

昨日布団を二つ出した

 

ベッドは疲労により倒れてしまった隼輔が使ってしまっている

 

その為幽香は俺の出した布団を使っている

 

「隼輔は?」

 

幽香「まだ熟睡してるわ」

 

「そりゃそうか」

 

限界ギリギリまで精神力や霊力を使ったんだからな

 

幽香「起こしてくるわ」

 

気の毒に

 

それより今何時だ?

 

時計、時計

 

成る程、5時半か

 

早いな

 

幽香「隼輔、起きなさい」

 

東「ん?幽香さん?結婚してくださっ!」

 

ゴスッ!

 

幽香「寝ぼけてないで確りしなさい」

 

今確かに幽香に眠らされたよな

 

「隼輔、起きないと嫌われるぞ」

 

東「おはようございます!」

 

分かりやす

 

幽香「おはよう、さっ畑の世話よ」

 

東「それが終わったら育て方を教えてください」

 

幽香「私も世話するから動きを見極めなさい」

 

東「はい!」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

東「はぁはぁ、疲れた」

 

「お疲れ様」

 

幽香「育て方わかった?」

 

東「バッチリです、後は知識だけです」

 

「取り敢えず飯だな、東は作れるのか?」

 

東「料理は出来ません」

 

独り暮らしだよな?

 

東「ご飯は、コンビニか柚葉ちゃんに作ってもらっていました」

 

柚葉ちゃん?

 

東「あっ、柚葉ちゃんは僕のともだちです」

 

「リア充してたんだな」

 

東「そんなこと・・・・・・有るかもしれません」

 

「修行の一貫として今日は料理の動きと頃合いを見極めること」

 

東「ちょっと待ってください」

 

幽香「さっさとしなさい」

 

東「畏まりました!」

 

さっ料理だ

 

今日はなに作るかな?

 

オムライスでいいか

 

「隼輔、準備はいいか?」

 

東「はい」

 

能力、生成

 

卵と炊いたご飯と鶏肉とetc

 

よしはじめるか

 

30分後

 

東「見極めることが多すぎる」

 

なんか可愛そうになってきたな

 

仕方ない俺の霊力を分けてやろう

 

能力、コンバート

 

半分を東にコンバートする

 

東「あれ?なんかしんどくない?」

 

「俺の霊力をお前に上げた」

 

東「ありがとうございます」

これでいくら使っても大丈夫だろう

 

だって普通の桁じゃないし

 

まぁ飯にしようか

 

東「いただきます、美味しいです!」

 

幽香「本当ね、負けた気分よ」

 

「そんなことないよ」

 

東「勝負してみたらどうですか?」

 

余計なことを

 

幽香「なら今日の晩御飯は私が作ってあげる」

 

勝てるきしねぇ

 

東「(やったぁぁぁぁ!)」

 

嬉しそうだな

 

ちなみに神力があるため聞こえている

 

普段は聞いていないふりをしている

 

 

食い終わったし

 

「墓作ってくる」

 

能力、生成、墓石

 

よし出来上がり

 

後は名前を入れて

 

完成!

 

こんな風に作ってよいものだろうか

 

まぁ、本人が良ければいいか

 

「東〜墓石できたぞ」

 

東「さすがです!」

 

当たり前だ

 

東「僕も畑作ってしまいます」

 

幽香「出来るのかしら?」

 

東「太陽の畑を見たらわかりました、とても丁寧に気持ちも込めているのもわかりました」

確かに幽香の畑は丁寧に気持ちも込っている

 

これはきっと能力を使わなくても分かる

 

そんなことを考えてると東が作業し始めた

 

「結構広いな」

 

見た感じ畑を作るだけで3日はかかるな

 

隼輔は幽香の動きを見極めているからもう少し早く終わるかな?

 

幽香「どれくらいかかると思う?」

 

「2日、3日はかかると思う」

 

幽香「あの子なら今日中に終わると思う」

 

「期待してんだな」

 

幽香「そんなことは無いわよ、私が教えたんだから当たり前よ」

 

よく分からんがなんか説得力が・・・・・・やっぱない

 

まぁ

 

「頑張れよ」

 

そっと呟き人里に散歩に行く

 

〜〜side東〜〜

 

はぁはぁ

 

あれから四時間

 

まだ半分も終わってない

 

日も沈みかけてる

 

急がないと

 

せっかく幽香さんに教えてもらったんだ

 

成果を幽香さんや両親に見せる!

 

ただ疲れた

 

一番効率のいい方法でやっているが

 

とても疲れた

 

あっ、なんか目の前が眩んできた

 

が、気合いだ!

 

「うぉぉぉぉ!」

 

幽香「気合い入ってるわね」

 

音無「そうだな」

 

幽香「帰ってきたのね」

 

音無「何もなかった」

 

幽香「さっ、ご飯作りなさい」

 

音無「ふーい」

 

〜〜side樟葉〜〜

 

今日は素麺がいいかな

 

麺は作る

 

もちろん能力で

 

能力の使い方がおかしい

 

でも最近弾幕ごっこしないしなぁ

 

てか、争いは苦手だ

 

力の制御が特に苦手だ

 

取り敢えず作りますか

 

〜〜少年調理中〜〜

 

幽香「今日は素麺なのね」

 

「夏らしいだろ」

 

幽香「まぁね」

 

取り敢えず

 

「東!飯!」

 

東「はぁ、はぁ、今いきます!」

 

行きも絶え絶えだな

 

仕方ないけど

 

全員集まったし

 

「いただきます」

 

幽香「いただきます」

 

東「いただきます」

 

「隼輔はこの後どうするんだ?」

 

東「畑を作ります」

 

幽香「後どれくらいで終わるのかしら?」

 

東「後四時間で終わらせてみせます」

四時間・・・・・・

 

俺には無理だな

 

東「ごちそうさまでした、樟葉さん今度また料理教えてくださいね」

 

「ユリ畑が作り終わったらな」

 

東「すごく先になりそうですね」

 

幽香「頑張ってね」

 

東「うっしゃぁ!やる気超出てきた!」

 

単純なやつめ

 

まぁ分からんでもないがな

 

ダッシュで作業に取りかかり叫びまくる東を見つめる

てか、うるさい

 

幽香「ふふっ」

 

「何が面白いんだ?」

 

幽香「何だかできの悪い息子に思えてきて」

 

ひどいな

 

幽香「きっと樟葉に似たんだと思うわ」

 

「大前提として俺の息子にする設定は止めてくれ。後、それじゃあ俺ができの悪いやつみたいだろ」

 

幽香「自覚なかったのね」

 

決してできは悪くない

 

悪くないよな?

 

まぁいいか

 

「ふぁ眠たい」

 

幽香「先に寝て良いわよ」

 

「幽香はどうするんだ?」

 

幽香「もう少しあの子を見てるわ」

 

「そうか、隼輔の頬にでもキスしてやったら元気になるぞあいつ」

 

幽香「するわけ無いでしょ御休み」

 

なんだかんだ言って幽香は優しいからな

 

そろそろ寝よう

 

〜〜side東〜〜

 

後、十分の一

 

推定時刻は12時を過ぎている

 

急がないと

 

「はぁ、はぁ、はぁ、父さん、母さん、はぁ、後少しで第一作業終わるよ」

 

体力がもうない

 

霊力を使って作業すると余計疲れる

 

はぁはぁ

 

これで最後

 

「うら!」

 

終わった

 

バタン

 

視界が霞む

 

喉が渇いた

 

体が動かない

 

幽香「よく頑張ったわね、ご褒美よ」

 

幽香さん?

 

まだ起きてたんですか?

 

疲れすぎて声がでない

 

幽香「(チュッ)」

 

頬にキスをしてくれる

 

「ありが・・とうご・・・ざいます」

 

幽香「ゆっくり休みなさい」

そこで意識が途切れた

 

〜〜side樟葉〜〜

 

やっぱりやってんじゃん

 

あっ!実は寝てません

 

幽香はたぶん気づいている

 

が、気にしない

 

さて寝るか

 

こうしてまた一日が終わった

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