ワンパンマン&暗殺教室 一撃男VS超生物 作:ラルク・シェル
ちなみにワンパンマンは海人類篇から終わった後で、暗殺教室は夏休みが終わった9月の竹林篇も終わったばかり設定で、A市とかZ市という単語はありませんが、ヒーロー協会は存在しています。
ついでに暗殺教室本編には進みませんが、少し改良したワンパンマンのガロウ篇風をやる予定です。
とあるアパートに2人のヒーローが住んでいた。
1人はハゲた頭が特徴で前は趣味でやってたが、今はプロでヒーローをしているサイタマ。
もう1人は金髪で全身兵器のサイボーグボディの、サイタマの自称弟子・ジェノス。
「なぁ、最近俺のランキングは?」
「いつもと同じB級のままですよ」
「そっか・・・・・・・・・・・・・まぁ、仕方ねぇな」
でもそんな時、突然呼び鈴がなった。
扉を開けるとそこには黒服で、かなり真面目で堅物そうな青年と部下らしい男達が立っていた。
「なに?新聞なら間に合ってるけど?」
「新聞ではない、私は烏間惟臣。防衛省の者だ!」
「へ~~~~~~んで、何しに来たの?」
[[コイツ・・・・・・・・・・・・・・・態度デケェ・・・・・・・・・・・・]]
烏間の部下は相変わらず態度のデカイサイタマに戸惑ってしまう。
「ゴホン!ここにS級のヒーロージェノスがいると聞いたが」
「え?いるけど」
「なんですか先生?」
するとジェノスが現れた。
「ジェノスさん。じつはアナタに、話がありまして」
「とりあえず、中に入れよ」
烏間とその部下は部屋に入った。
「単刀直入に言うが、月消滅事件は知ってるか?」
「たしか月が7割消滅したって」
「そのせいで本当の意味で三日月になりましたよね」
その途端、烏間は深くため息をして。
「じつはどういう訳か、その犯人は椚ヶ丘学園中学校の3年E組の担任なっているんだ」
「「え?」」
当然のように2人は声を上げる。
「おいおい、なんで月を破壊した奴が学校の教師に?」
「しかも椚ヶ丘中学校っっていえば、有名な進学校なはず!!」
2人は顔を見合わせながら考える。
「それは分からん。だが奴は現に3年E組の担任として、生徒に授業を教えている。しかも奴は3月には地球をも破壊すると宣言した!」
と烏間はイラついた態度を見せ始めた。
「だから私は、生徒達に奴を暗殺するように頼み。さらに私自らが暗殺の基礎を教えている」
「そりゃあ、ごくろうさん」
サイタマはいつものように他人事のような態度を取る。
「だが、それでも力不足と分かった政府は、ヒーロー協会に頼み込んで、S級新人のジェノス!つまり貴様を貸す事が出来たんだ!!」
キレた烏間は雷のごとく怒鳴り叫んだ。
「おいおい、大声を出すなよ。近所迷惑だろ?」
当然のようにサイタマとジェノスは引くのだった。
「とにかく期限は3週間!生徒と共に奴の暗殺を手助けをしてくれ!」
烏間は頭を下げてジェノスに頼み込んだ。
「もしかしたら先生の力も必要かもしれませんね」
「お?そうか?」
「ところで、お前は確かB級のサイタマか?」
「そうだけど」
すんなりと答えるサイタマに烏間は考えた。
B級のヒーローも連れて来ていいのか。
「分かった。君も一緒に来て貰おう」
「お!そうか」
こうしてサイタマもジェノスと行動する事を認められた。
「それで、理事長からある条件が出された」
「「条件?」」
さてその理事長からの条件とは。
次からは椚ヶ丘学園中学校から始ります。