桜井リスティーの朝は早い。
4時半に起床した後、5時まで30分の瞑想をし、6時まで筋トレとランニングを行うのが毎日の日課である。
その後は15分ほどウララの練習メニューをぼんやりと考えながら瞑想をして朝の日課が終わる。
瞑想の後は食堂に移動し朝食。
サラダ500g、水500ml、サラダチキン500g、味噌汁、ヨーグルト200g、牛乳500ml、プロテイン40gが毎日のメニュー。
朝食後、ウララの朝練へと向かう。 朝練を終えた後、軽くウララへマッサージで疲労回復とウララ成分の補給。
充分にウララ成分を補給をしたら、ウララを授業へと送り出す。
ウララが授業を受けている時間帯は、基本的にリスティーは暇である。
他のトレーナーは教師を兼任していたりするが、リスティーは受け持ちがないのと、担当のウマ娘が一人なので他のトレーナーに比べると比較的暇である。
少し前なら、ダラダラとたづなさんの手伝いや理事長の手伝いをして暇を潰していたが、今のリスティーはハルウララという専属のウマ娘がいる。
なので、空いた時間は全てウララの練習メニューの組み立てや、練習に使う道具を調達したり、練習を手伝ってもらうウマ娘を探したりしている。
なんやかんや過ごした後、ウララと合流してから昼食を開始。
豆腐500g、ブロッコリー150g、梅干し2個、白米300g、にんじんハンバーグ500g、お茶、牛乳とプロテイン。
食べ終えた後には、ウララと軽く話して別れてから30分ほど昼寝をする。
昼寝の後は軽く筋トレをしてからたづなさんの手伝いに向かうのが日課となっている。
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とあるGさんの怖い話。
「今から話す事はよ……マジで現実にあった事なんだよ」
Gさんはいつものように、風の吹くまま気の向くままに歩いていた。
とくに何があったわけではないのだが、Gさんはふと練習場の方へと足を向けた。
その時間は授業中って事もあり、誰もいなかったそう。
それで、昼寝でもするか? ってGさん木陰へと寝そべった。
まだまだ日差しが強くて、ジリジリと肌を刺激するが木陰には涼しい風が吹いていてね、とっても昼寝にはもってこいのシチュエーションだったそうな。
「よっしゃ、ゴルシちゃんはクールに昼寝するぜ」
某ス○ード何某の真似でもしながらGさんはその木陰に寝転んだ。
それでね、目を閉じてさぁ〜寝ようとしたその時……遠〜くからね、微か〜に何か引きずるような音が聞こえてきた。
ザッ、ザッ、ザッ。
最初は特に気にもしなかったんだが、その引きずる音が次第に大きくなってきた。
「あー!!うるせぇなぁー誰だー!!ゴルシちゃんの夢への旅を邪魔するの……は?」
Gさんさついついイラッとして、音の正体を見てやろうと勢いよく起き上がった、そして次の瞬間……Gさんは信じられないモノを見てしまったそうです。
音の正体……それはタイヤを引き歩くSさんってトレーナーだった。
ここだけ聞くなら、ただSさんがタイヤを引いて歩いているだけじゃないか? って思うでしょう? 違うんです、なぜGさんが驚いたのか、それは……タイヤです。
Gさんの通う学園ではね、代々のウマ娘達がパワートレーニングに使うための大きな大きなタイヤがあるんですよ。
その大きさはなんと、直径4m超えで幅1.4mを超えるとんでもないタイヤなんだそう。
ウマ娘でさえ引くのには相当のパワーがいると、Gさんは語る。
そんなタイヤをね……Sさんは引いていたんですよ。
Gさんはその光景を見た瞬間、背筋にゾワッ〜っと嫌ぁ〜な汗が流れたそうです。
そしてGさんはただただ、目の前で起こっている有り得ない光景を見ているだけしかできなかったそうです。
そして我に返った時に、もうSさんの姿は無かったそうですよ。
Gシップの怖い話その1 終わり。
とりあえず……思いついたのを衝動的に書きました。
Gシップの怖い話、はまた閑話として書いてみるかもしれません。