今回は檜山のザマァ回になってるので、内容は短いのでご了承ください。
「ギャアアアアアアアアッッッッ!!!!」
〇月×日6:30
誰も(南雲以外)到達したことのない奈落からの生還を果たした俺は、その翌日の朝には眩い朝日を浴びながら優雅に朝のティータイムを楽しむことにした。
蒼く晴れ渡る空を眺めながら、鼻孔をくすぐる紅茶の良い香りを楽しみながら、焼き菓子を頬張る至福のひと時を過ごす。
見上げる空には一日の始まりを告げる鳥の鳴き声と──―
「し~~ぬ~~~!!!?」
涙を流しながら助けを乞う例のチンピラが1人。
それを笑顔で見ながら
「吞気に飲んでる場合かぁ!!!? っていうか、なんでこんな状況になってんだよ!!!」
それは時を遡ること、およそ5分程前のことだった。
いつも通り檜山が王城の一室のベッドの上で目を覚ました檜山は再び閉じようとする瞼をこすり上げながら身を起そうとすると──―
「やあ♪」
隣には何故か五条がにこやかに手を振って立っていた。
その事実に先程まであった眠気は一瞬で覚めた。
すぐさまシーツを蹴飛ばして本能に従い逃走を図ったが、そんな檜山の行動を鼻で笑うかのようにあっさりと逃げ道を回り込んで潰し、逃げようともがく檜山を抱えて窓から空へと飛び去った。
そして、地上からおよそ1000m位の高さまで飛翔した所でポイっとゴミでも捨て去るように投げ捨てた。
何故こんな行動を五条が取ったのか、一言で説明するならば『それが神の思し召しだから(安価とも言う)』としか言えぬだろう。
地上からおよそ700mをきった辺りで檜山は助けを求めることが無駄だと悟り、必死になって平泳ぎで助かろうと、もがき足搔こうとする。
ピロン♪
「いや~♪ TikTok映えする無様さだな~」
ケラケラと笑いながらスマホを構えて撮影する。
「撮ってる場合か!? つか、このままじゃ俺もお前も一緒にお陀仏だぞ!!」
「何言ってんの、こんなワンピースの空島の10分の1程度の高さでギャーギャー騒ぐなよ」
呆れたようにため息をつく五条に、檜山は何故この状況で俺が呆れられているんだとカチン! ときたが、こんな空中じゃどうしようもなく、だんだんと近づいてくる地面に「神様仏様エヒト様!!!」と両手を重ねて祈りを込める。
そうしている間にも地面との距離はどんどん無くなってゆき、ついにその距離はゼロとなった。
ドガァァン!!!
まだ誰もいない朝の中庭にポッカリと人型の穴が一つ出来た。その穴の中には、ピクピクと痙攣して瀕死の状態となっている檜山がいた。
一体何の騒ぎだと城の兵士達が中庭に集まってくる。
そして、中庭に出来た穴の中で倒れている檜山を発見した兵士達は、すぐさま檜山を保護し、よもや勇者を狙った魔人族の敵襲かと警戒を強める。
「うんうん、どうやらちゃんと生きてるみたいだね。しっかり呪力と魔力で補助をかけてたから心配はあまりしてなかったけど、万が一ってこともあるからね」
城の屋根に腰掛けて紅茶を啜る五条は、檜山が保護されたことを見届けると、飲み干したティーカップをしまい込み、メグミへの今日の修業内容を考えながら城から誰にもバレないように脱出する。
PS.白崎へ、南雲の生存が確認されました。
証拠として、奈落の底で回収した弾丸を置いておきます。
現在、南雲はオルクス大迷宮を攻略中のようなので、回収は致しません。これも掲示板の皆の意見なのであしからず。
最後のはコッソリ女子の部屋に入った五条が残したお手紙の内容です。
いくらなんでも非常識だと言う方や分かりにくいし無理矢理感が凄いという方は感想を書いて送ってください。
次のIFで五条が飛び込む世界
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