ワールドトリガー・TheREDmanHERO   作:怪物怪人怪獣さん

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大変長らくお待たせしました。
諏訪さんのシーンの追加や、オリジナルの敵の設定
に悪戦苦闘して、公害怪獣の話や色々盛り込んで
しまって……パワードの3話を良く知らないのも
原因で、ゴジラ対ヘドラ風の話になってしまいました。
ニコニコ動画のT&Fさんの求職戦士ゴッドシリーズ
は大好きです!
〔推奨OP ウルトラマングレート字幕版〕


ファイル06 無職魔境へ飛べ!公害怪獣ポイズンゴースト 殺戮宇宙人ホーンデュアウト 試作ウルトラロボットウルトラーV登場。

ボーダー本部……諏訪隊の部屋。

小佐野「ドンマイ。こういう事もあるよ。」

励ましてくれるオペレーターの声が、直ぐ近くにいるのに随分と遠くに聞こえると錯覚しているのは、B級ランク戦で負けたショックのせいか……

 

反省すべきは沢山ある。転送は運が絡むが、いきなり相手のエースとぶつかり相手チームが俺達を各個撃破しに奮闘……

最初に俺……次に日佐人……堤が孤軍奮闘するもエースとチームの連携であっという間に全滅……今季のシーズンのランク戦の順位が決まる大事な戦いだから相手の戦法など自分達のフォーメーションの確認だの色々工夫とかした結果……この様だ……

 

俺……諏訪 洸太郎は、最近自分の仕事に疑問を覚えている。いわゆるスランプだ。

自分の実力もそうだが、A級の奴らやB級のエース達に比べられると俺の戦い方はこれで良いのか……?っと悩みは尽きない。

 

俺の武器はなんなのか?

スランプな状態で、俺達は気分転換に外にでた……

諏訪「うん?」

見慣れた男がいる……黒野 賢人

元諏訪隊の隊員の一人…………

今のあいつは遠くから見ても充実そうだ。

向こうもこっちに気付いたようだ。

あいつの今の仕事場は聞いてて大変だけど楽しそうなんだよな。ちょっと会話しよう。

最近の近況の世間話とか…………

 

渇いた今の諏訪隊に変化のきっかけにでも構わないから……

俺達はそうして黒野に近付いた……

 

自分たちの何かが変わるとそんな勝手な期待していた

 

それがあんな事になるなんて……この時の諏訪隊は誰も想像できかった……

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〔推奨BGM 未知への挑戦 〕

 

赤い一つ眼に白と黒いマントで身体を隠した存在が、ボーダー玉狛支部を見ている。

身体から機械の音と煙を関節から出しながら黒い西洋甲冑のボディに身を包み頭部の覆い隠す黒い仮面に赤い一つ眼が

発光し黒い仮面には黄色い稲妻の模様が刻みこまれ、

両腕に装備した可変武器を弄りながら、冷静に玉狛支部を観察していた。

??「…………!!!」

ガスマスクのような口からプシュープシューと謎の煙を出し左腕まで覆う特殊な籠手に弾丸を入れて夜空に向かって放つ。

放たれた光はやがてある形に姿を変え

存在はある命令を下し姿を消す……放たれた物も姿を消し

まるで最初から存在しなかったように

辺りには静寂の時間が夜の三門市に戻る。

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〔推奨BGM 咆哮する破壊者〕

 

求職者達の最後の希望 ハローワーク。

ブラック企業や闇金融と言った物を働く職場に仕事に人は日々の生活のために今日も彼らは、労働の汗をかく。

世間がボーダーだの近界民だので変化しても、

それは変わらない建物や職場が

無くなっても否、無くなったからこそ!

いつの時代も人は職を求めこの聖地に訪れる。

そしてこの全世界ハローワークの破壊を目的とした宇宙人の存在など誰も信じない。

そして宇宙人は今度は公害に命を与えハローワーク破壊を目標に新たな怪獣が生まれた

 

 

公害……21世紀をなってもヘドロは地球のどこかに

誕生する。

海洋汚染の象徴の一つにゾークロン細菌は

そんなヘドロに意志を与え…小さなヘドロが、

少しずつ世界の海を渡りながら、

集まりやがては……やがてはその姿を不気味かつおぞましい存在となり……

日本近海に…⋯ゆっくりと確実に…⋯向かっていた。

「「キュロロロロ~~ガラガラガラガラ」」

形を変えて

緑色の塊が不気味な鳴き声と共に日本を目指す

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ファイル06 無職魔境へ飛べ!

公害怪獣ポイズンゴースト

殺戮宇宙人ホーンデュアウト

試作ウルトラロボット ウルトラーV

登場。

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海底…………ゾークロンの円盤。

ドン「ぐぬぬぬっ!」

 

ゾークロン達は円盤を飛ばせないため、宇宙に散り散りになった同胞達に自分達の救助して貰うために救難信号を地球から放っていた。

 

「ドン落ち着いて。血圧が上がりますぞ。」

 

ドン「落ち着いていられるか!?あの忌々しい赤い通り魔のせいで、我々はこんな辺境の星で、現住民に怯えながら潜んでいるのだ!」

 

 

「うん?ううん?ドン!我らの信号を感知して地球に

来てくれる星間連合の方が来ましたゾ。」

ドン「何だと!?それは本当か!?」

「俺達はまだ見捨てられてなかったんです!?」

喜ぶ一同。

ドン「よし!直ぐにこっちに案内させよ!」

しかし来たのはとんでもない存在だった。

 

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三門市 界境防衛機関ボーダー本部。

 

香取隊の部屋。

香取隊の三浦隊員と若村隊員は訓練に向かっている間デスクトップパソコンの画面を見つめる二人。

染井(…………動画は削除されてるわね。)

 

香取「どう!?那須隊のオペレーターが言ってた変な物は映っていた?」

ネットに流されていた怪獣トゲラの

ラスベガスの怪獣災害……生放送に生中継の

代物を探していたが

怪獣災害に家族や友人を亡くした方達の配慮のため、そういう動画は軒並み削除対象になっている。

染井「駄目ね。検索ワードを変えて調べても見つからない。」

 

香取「駄目か!!う~ん!お手上げ!」

人を駄目にするソファーに寝転がる親友の姿に、

特に言う事も無く、黙々調べ物をしながら私は、

つい最近の出来事を思い出す。

 

━━━━━回想━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ボーダー本部の食堂ラウンジにて、

 

A級、B級部隊のオペレーター達が集まって食事をしながら最近の話題や流行について思い思いの会話をしていた中でその話題は自然と上がった。

染井「志岐さん?那須隊の人ですよね。」

 

最近発生したボーダー本部の防衛戦の影のMVPが那須隊のオペレーターと言う噂があった。

綾辻「そうそう。年上の異性が苦手な子。

それが⋯」

嵐山隊の彼女は、志岐小夜子について簡単に説明する。

勿論ここのオペレーターで那須隊の事を知っている人は多いが志岐小夜子は戦闘員の三人に比べて隠れている事が多い為に存在感が薄いのだ。

一部じゃそんな人いたっけ?と囁くほど目立たない。

国近「噂のC級とデートだってうらやましいなぁ。」

 

のんびりした性格の太刀川隊の国近さんがドラ焼きを食べながらここ最近のビックニュースを言う。

 

真実や事実を誰も知らないが女性は幾つになってもこの手の話題が好きな生き物だ。男性は逆に浮いた話より

ランク戦の話ばかりや訓練や戦術に戦略とトリオン兵や近界民のetc.たまには、この手の話題がないと女性は

息が詰まる。

女性は恋の話題に機敏なのだ。

………当人達の事情は全く関係なくともな。

三上「でもこの前の怪獣の時、那須隊のその子は

前回の事件に大きく貢献したって言って沢村さんも言ってましたし例のC級の子と事件捜査していたらしいですし今回は国近さんが興味を抱く関係じゃない

かもしれませんよ。」

あの二人の関係を冷静に分析する風間隊。

国近「いやいや、雷の様な恋もあるかもだし~もっと恋の話に進もうよ。」

分析より反応を楽しむ太刀川隊。

 

仁礼「にしても志岐の奴、いつの間にソイツと接点ができたんだ。モテない男の子の会の竹中半兵衛なんて、呼ばれているだっけ?黒野も活躍しているらしいし!」

ムカムカしていながら、ミカンを食べる

影浦隊の人。

空を飛ぶマッハビーストに活躍を取られてお怒りらしい。

染井は冷静にあの時ボーダーは攻撃が

効かない中で

怪獣に攻撃を与えた『お化け屋敷』の最新戦闘機に素直に驚くしかなかった。

 

 

細井「こっちはウチの隊長のイコさんは、『俺は自分より顔が良くて頭が良い二枚目のエリートが大嫌いなんや!!』

って豪語して怪獣と戦う『お化け屋敷』に俺も見習い隊員になりたいーー。後輩に続け!って大変だったんですから、」

 

綾辻「人見さんは前回の戦いどう思いますか?」

 

人見「噂のC級君は余り知らないけど

前回の戦いは、東さんがどれだけ凄い狙撃手

でも物をすり抜けする

相手にはどう対処したら良いか

わからないわね。」

怪獣イポポの戦い事は、『お化け屋敷』の人達も頭を抱える案件の分類に辺り今回のボーダー本部の防衛戦は無駄にトリオンを減らしただけのボーダーに何もない実に経験だけしかない戦いだった事を思い出す。

両手を叩く音でオペレーター達の視線が一つに集まる。

 

鈴鳴第一のオペレーター。今 結花。

 

今「はいはい。噂のC級君と志岐さんの関係の詳しい話は那須隊長を始めとした那須隊の本人達から事情聴取して……私達は、この黒野がバラまいた

ビラについて相談しに集まったんでしょ。」

そういうと全員手元のビラを見る。

染井「『お化け屋敷』の見学会のお知らせ

…参加は自由……どう思いますか?これ?」

デカデカとスーパーのチラシの様に

書いてある文字に

変に勘繰りたくなる怪しさは

黒野の黒野たる所以か…っと思うしかないくらい怪しかった。

国近「最新の戦闘機マッハビーストの操縦見学も可能。太刀川隊は全員参加するよ~」ノリノリの国近さん。

仁礼「その日マッハビーストを操縦

するのは、黒野の奴…………ならゾエか絵馬とカゲにも見学会の参加させっか。」

今「ウチは……来馬の奴は多分興味はあるが、難しいな~」歯切れが悪く答える鈴鳴第一。

綾辻「そうですか?参加は自由なら無理には…」

今「いやな、来馬を参加。村上も参加。太一を置いていくと……

来馬が『可哀想だから、俺も太一の元に行くよ。』村上も『来馬さんが行くなら俺もって』っで仮に三人参加させると太一が絶対何かやらかす。高い機械が壊れるっ……想像すると胃が痛くなって来た。」

ある種のピタゴラススイッチを想像して

日頃の鈴鳴の出来事の数々を思い出して

お腹を抑える。

細井「だっ大丈夫ですか!?結花さん。」

付き添う生駒隊のオペレーター

 

細井「ウチは多分全員参加や。想像しなくても生駒隊のアイツら

後輩がイジメられてないか心配だぁって

気が気でなかったから

自分らのメンタルをケアする為にも参加するつもりや後…隊員服が格好いいと豪語してたから隙があったら試着するつもりや。」

呆れた目をして答える細井さん。

仁礼「相変わらず、あんたの隊員は面白いな。」

必死に笑いこらえてる影浦隊のオペレーター。

染井はそれぞれの隊の参加の話を見ながら、

自分たちは参加するべきか?悩んでいた。

 

回想終了━━━━━━━━━━━━━━

 

香取「もう直接電話して聞こう!」

人を駄目にするソファーから立ち上がりスマホを片手に剣持に電話する香取。

暫くすると

「もしもし。剣持です。」疲れ果てた声で返事を返ってきて

香取は普段の雰囲気とは違う剣持の声に、驚く。

香取「もしもし、香取よ。どうしたの?声に元気がないよ。」

「黒野先輩の今度ボーダーの皆さんに『お化け屋敷』の施設見学に必要な物を準備に疲れてね。」

香取「そう。所で話を変わるけど…………あんた、ラスベガスに行った?」

我ながら、変な質問だ。質問の内容も

そうだが?言ってる自分が一番、何言ってんだ?コイツである。

「ヒマラヤなら兎も角、外国は怪獣が出て最近危ないから、俺も仕事でもない限り行かないよ。」疲れた声で答える

香取「重役出勤ですか。」冗談を言う人。

「代わりにやってくれる?」冗談を冗談で返す人。

香取「冗談は言う元気はあるなら大丈夫そうね。」

冷静に冗談じゃなく割と本気で代わって欲しがったのを声で感じて丁寧にお断りする。

 

香取「また話は変わるけど今回の見学会については、一応聞くけどトップはどういう考え?」

「流石に全部見せるつもりはないらしいよ。ただどういう組織か…改めて説明して

ボーダーの皆さんにご理解

頂けると有難いらしいよ。」

 

組織の経緯か……ボーダーと違い知名度の低さで知らない為、

基本は何しているかわからない組織なんだ。

 

そっちから説明してこっちの理解を示せばいちいち指揮系統の優先順位に混乱が起きる事もない。

 

「俺は一の谷博士の助手だけど、研究者じゃないから、詳しくは、ただ最近大きな蟻を見たら知らせてくれって連絡が……」

 

香取「蟻?あの小さい蟻の事?」

「昨日テレビニュースで言っていたけど、

大型犬と同じサイズの蟻が東京で5匹見つかって、

生物学の博士達が、捕獲して調べているよ。」

烏丸「剣持。この資料はここで良いか。」

スマホごしから聞こえた声で香取は吹き出す。

香取「ぶっ!烏丸先輩!何で!!」

「何でって金払いの良い仕事だからって

黒野先輩が、スタッフとして雇ったんだよ。」

烏丸「給料が30万円。黒野は、

俺の扱い方が上手いだよ。」

淡々と答えるポーカーフェイスが似合う

静かなるイケメン烏丸京介。

「烏丸先輩。取り敢えず過去の資料とここ

最近の機密情報から、ボーダーに見せても

問題ない事件をピックアップを手伝って下さい。」

烏丸「了解。…これ何かはどうだ?青い血を流す女の資料は?」

「これも悪くありません。過去に南極に現れたペンギンの怪獣ペギラも一緒にしましょう。マンモスフラワーや、ゴメスとリトラ

の事件も載せときましょう。」

捜査資料を見て答える創業20年の歴史ある組織

の人知れず活躍した様々事件を見る二人。

烏丸「こうして見ると意外に秘密の事件とか多いなぁ…………ロシアの永久凍土に見えた怪獣の影?」

個人として興味が出る資料に目を通す。

その資料に剣持は答える

「ロシア支部とモスクワ支部の2つが、今調査をしてる案件です。ボーダーにも『お化け屋敷』にもまだ関係ありません。これは中間報告の一つです。」

烏丸「…身体の色は紫色で額に刃の様な

角が特徴、上半身の筋肉が下半身に比べて強靭に発達して両腕にはムササビの様な皮膜がついている……」

 

「もう烏丸先輩。そんな冬眠している

怪獣の資料は良いですから、

こっちの資料の山を片付けるのを

手伝って下さい。」

 

烏丸「あぁ。悪いな。」

中間報告の棚に資料を戻して

「じゃあ忙しいから電話を切るよ。

香取さん。」

香取「あっちょっと!」電話が切れて

染井「烏丸さんも向こうの手伝いしているんだ。」

 

香取「も?」

 

染井「諏訪隊の隊長さんも、ロボットに

乗せてくれるなら、見学会の当日の警備の

仕事に参加するって、

諏訪隊の小佐野さんが言っていたから、」

香取「私達には、黙って!モギャアアア!!」

染井「木虎さんと全く同じ反応するわね。」

 

木虎『ムキイィィィーーーー!』

 

嵐山隊の隊員の姿が脳裏に過る!

染井(意外に葉子と木虎さん仲が良さそう)……

軽く想像して両方の性格を考えてみたら犬猿の仲になる可能性が高いため烏丸先輩の話で盛り上がるが途中で意見が合わず喧嘩する姿を簡単に想像できてしまった。

一人含み笑いを静かにこらえるだった。

香取「仲間外れにするなんて!

こっちも考えがあるわよ!華。

申し込み用紙を頂戴!」

 

香取は染井から申し込み用紙を貰い。

必要事項を記入する。

 

香取隊は、今回の『お化け屋敷』の

見学会に参加する事を決定した

 

染井は冷静に志岐と剣持の関係を考えていた。

志岐小夜子が剣持と同じ高校の人だが基本必要な事以外は

自宅の部屋で引きこもり

 

那須隊の作戦会議もボイスチャットの徹底ぶり

 

そんな彼女が年上の異性の対象に入る

剣持と行動を共にしていた理由は?

そもそも接点が不明と謎だらけだ?

 

怪獣が暴れている中で避難が遅れた高校にいた黒野さんの

義妹さんを助ける為に高校に向かって救助したと言う話も状況がそういう風で実際はどうなのか?

彼女の性格的に人助けを積極的にするタイプではない。

そもそも学校が休みの日にどうして義妹さんはいたのか

……怪獣については?なぜ三門市に現れ、そして消えたのか?

 

染井(確かめる必要があるわね。)

染井「葉子。」

香取「どうしたの?」

染井「今度剣持くんの家で勉強するとき

誘いたい人達がいるの。一緒に勉強会

をする為に手伝ってくれない。」

 

香取は素直に驚く。普段の華は、

余り自分を出さない。

だからいつもとは、違う何かが

今度の勉強会にはある。

親友のそんな姿を見て断るなんて

選択肢はない。

香取「誰を誘うの?」真面目な雰囲気の顔になり染井は言う。

染井「……那須隊の全員を…」

 

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お化け屋敷。用意された剣持の部屋。

備え付けのデスク一式とベットのみの

簡素な部屋だが監視カメラもない部屋で支給された。通信機能付きのバッチに放射能や電磁波を感知して発光する危険探知機

のネクタイピンを装備して0.6㎜電磁レールガンをホルダーにしまい。

新しい万能フライトジャケットを着る。

主色は各隊員バラバラで俺の服の色は黄色と青色のカラーリングの耐熱性耐寒防弾性能に生命維持機能もある更に

防水・防風に優れた特殊繊維で作られた警察の機動隊デザインのアーマードベストにプロテクトアーマー、グローブ、サバイバルベルトだ。

(虹色の隊員服にすれば良いのに……………もしくは赤。)

(赤はもう沢山見たから、クールな青色と明るい黄色が良いの!!)赤は最近見飽きた。

するとスマホのメール着信音が鳴り剣持はスマホを見ると

志岐『お仕事どう?』

の短いメール内容で

『見学会の準備に忙しい。』

で返信する。

暫くすると、返信がくる。

志岐『手伝おうか。時給2000円で?』

俺は考えて……返信する。

『……本当にピンチならお願いするよ。』

志岐『今度は、秋葉原の限定品ゲットの

協力を求める。あっこれ今週のオカルト

サイトの巨大生物の目撃情報。』

本人との会話で超能力やレッドマンに関わる

単語なしならメールを交換しても良いと密約

を交わしている。実際彼女が見つけてくれた

目撃情報で科学特別機動捜査隊に貢献して

くれたのは事実。もう既に貢献度なら俺より

上なのも事実。頭が上がらないです志岐様。

『……了解。それで満足してくれるなら、』

(意外に手伝ってくれてるな。志岐さん。)

(オカルトサイトの巨大生物の目撃情報を

軽く集めて欲しいと頼むんじゃなかった。)

 

頭を抱える剣持夢想。

 

(沢山、整理整頓して持ってきてくれて助かるよ。)仕事が楽になって助かるベム。

 

 

(所で?ジェットビートルって何?)

 

イポポとの戦いの最中にベムが発言した

言葉に俺は興味を持つ。

(マッハビーストの親戚…否、本家かな?

M78星雲人が滞在していたこことは違う

地球の防衛組織の戦闘機が、

マッハビーストとほぼ同じデザインなんだよ。)

 

デザインが似た存在に呆れながら説明するベム。

 

(まーどの世界でも海と水は、

言い方が違えど必ずある

みたいな物か……)

 

(なろう小説は何故似た設定がこんなにも

多いんだ?)

(本物の作家と違って何番せんじだからだよ。

ある程度決まったパターンがある方が

読み手が食い付き安いから)

脳内の変な世間話を終えて、真面目な話をする

 

(夢想。ボーダーの連中に案内する部屋は

決めているのか?)

(動力室…保安室…開発室…格納庫に

作戦指令室。)

(……さすがに地下工場と地下倉庫に

尋問室は省いたか?)

 

(カモフラージュ用の建物も漸く完成した

らしいし…)

(暫くゾークロン細菌怪獣も大人しいし、

志岐さんの情報提供のおかげで怪奇事件を

未然に防いでいるのも多いし)

安心しそう剣持をベムは警告する。

(奴らは、休む事はない。

今も人間の目が行き届かない

地底か海底に潜み何かに感染しているはずだ。)

基本的に科学特別機動捜査隊は、怪獣退治は

仕事ではない。最先端の科学技術はあるが、

研究、調査、対策で怪獣の退治や保護は、

政府やパリ本部の本部長や長官達が最高決定権

を決める。

そんな中ゾークロン細菌怪獣の危険を具体的

に知ってもらうのは、

一の谷博士達が開発している光のレトロ

ウイルスの探知機が完成するまで俺達しか

いない!

そのため、ベムは剣持に気を引き締める

よう警告するのだ……

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

お化け館 野外訓練場。

雲一つない麗らかな晴れの青空の下、

来るべき見学会に向けて、

諏訪隊の隊長。諏訪 洸太郎は、

冗談で言ったロボットに乗りたいが、

黒野曰くなら、乗りたいなら乗って良いよ。

但し条件付きでの悪魔の言葉に踊らされ、

現在 諏訪隊。

野外訓練場にて拳を放ち風を切る音を

響かせ稼働する機械の稼働音が聞こえる。

重量がある巨大な物が、大地を音を立てて

一歩一歩と歩き、各部のパーツが音と振動

を鳴らし鉄の要塞が動く。

三大原色で塗られたヒロイックなロボット

を烏丸は見上げていた。銀色の特殊装甲の

両肘、腹、両膝に、胸の強硬な装甲板は

中央の六角形の赤い部分を中心に黄色い

それぞれ左右の上斜めに伸びたており、

 

強力な必殺技予定ビーム発射板。

 

青い重装甲の胴、両肩、両腕、腰、両足に

その各部に光る黄色い線は、新エネルギー

の電光磁エネルギー。

頭部は兜の形をしており真正面の

赤い部分の中央に左右に上斜めに鋭角に

尖り顎の左右の部分には黄色いレーダー

アンテナ兼冷凍光線装置が内蔵されている

頭頂部と胸の黄色いシンボルマークを冷静

に見て、

烏丸(………どうみても某ダイナミックな

ロボットだな。頭部に操縦席がある所

なんて、まんまだし、)

 

【ガーディアンA】スーパーロボット

出身地 軽井沢の別荘地

全身を電光磁合金で固め、電光磁エネルギー

で動くスーパーロボットで、頭に人が乗り

込んで操縦する。地上戦を重視して作られた。

 

 

烏丸(全身武器の塊らしいが、

専用の弾薬工場

で生産して内蔵されるのは、まだ未定らしい。)

陽太郎「つぎは、あやとりをしよう。

きょうすけ。縄」拡声器を持ったまま、

指示を出す陽太郎くん。

烏丸「諏訪さん。大丈夫ですか?」

倉庫から長いロープを、台車で

運んできて、

諏訪「今、漸く最新機器の操作のイロハ

がわかったばかりなのに!クソっ。」

悪態を付く。

陽太郎「このガーディアンAは、

『お化け屋敷』の最新のすーぱーロボットだ。

ボーダー本部の皆にロボットの

手先の器用の証明にはあや取りが、

てっとりばやい。」

陽太郎達の目の前に堂々と立つ

スーパーロボット。

それを動かしているのは、諏訪隊の隊長。

同じ諏訪隊の笹森と堤は、

警備する場所の説明をアラシ隊員に

して貰う中、隊長の自分は、見学会の目玉の

一つの巨大ロボの性能の

説明をボーダー本部に教える為、

訓練に狩り出された。

既に数日間、防衛任務もしながら、

手足の操作や、モニターの調整など、

OSを諏訪に合わせる為訓練の連続。

最近漸くそれっぽい動きができたと思ったら、

あや取りをして手先の器用さを証明しない

といけない為、

オッカナイ顔をしたホシノチーフが

拡声器を片手にこっちに来た。

ホシノチーフは視線を鋭くしながら、

纏う気配がピリピリしており、

ガーディアンAの操縦も普通に上手い。

 

だが詳しい科学知識と操縦方法

を講義で説明するよりも諏訪は

感覚で覚える傾向がある為、ホシノチーフは

辛抱強くマンツーマンで指導して

いる!

 

諏訪「普通にパンチやキックで岩や廃墟を

壊して性能をボーダー本部の皆に

見せるのじゃ駄目なのか?」

ここ暫く訓練の成績を見るホシノ

に対して進言する諏訪さん。

ホシノ「それじゃ派手な動きの怪獣と

変わらない。人々の財産と安全を守るのが、

巨大ロボットの操縦席に座る操縦者の

仕事だ。怪獣退治より、建物を壊さない様

に戦う事を覚えろ。

まずは、魚!!」

諏訪「俺はあや取り何てやった事はないぜ!」

操縦席で、ゲームコントローラーを

持ちながら言う。

 

陽太郎「ぐちるな。おれもしたことないから

あんしんしろ。」

 

烏丸「俺もです。諏訪さん。

初心者でも分かるあや取りの本を読むから、

一緒に練習しよう。まずは鳥籠!」

諏訪「文句言う暇あるなら俺のあや取り

を見ろ!鳥籠!」

突っ込みがロボから冴え渡る。

「「オオー!!」」拍手をする玉狛

の二人、

陽太郎「さっつぎはとうきょうタワーだ!」

ホシノ「心配するな。コツは教えてやる。

手を動かせ!」

諏訪「ヒッ!りっ了解!!」

陽太郎「オッカナイなぁ。」

烏丸「にしても子供受けするデザインですね。」

ロボットのカラー赤、青、黄色の三大原色。

無機質寄りも本当に子供受けが良いヒロイック

なデザイン。

陽太郎「漆黒の賢者のしりあいの

デザインだからな。」

烏丸「造船会社に自動車産業。薬品会社に、

食品会社、公共関係にも手を出して

株式の関係に、ゲーム会社と航空機開発も、

家電製品も販売している電気屋

……幅が広いの言葉じゃ足りないな。

黒野財閥は、」

 

烏丸はガーディアンAから目を離し、

三門市の市街地の

外れに建設された建物達を見る。

ラジオ放送局に、動物園、病院、植物園、

ホール付きの公園に、

遊園地付きのデパート、

学校や貸ビルが建設されている。

 

問題はこの建物達は、全て黒野財閥の

多額の融資や寄付

で数年前に同時に建設された事

……烏丸も家族を連れて

植物園や動物園などに遊びに行くが、

 

ボーダーで所属する物が持つ

……戦いの中で培った直感が、

これらの建物の怪しさに危険信号を出している。

烏丸(アルバイト仲間でここの

建物の仕事をした奴と話をしたが、

金払いが良い事と仕事をする前に

変な探知機に、毎回検査をする事

……無闇に職場を自慢しない事

……これらのルールをここらの建物で働

く職員やバイトに厳命にしているらしい。)

 

ホシノ「どうかしたか烏丸くん?」

烏丸は内心焦りながら表情は変えない様に、

烏丸「いえ、ここ周辺色々な共通点が

難しい建物が建設

されていますから、ちょっと見ていただけです。」

 

ホシノ「まっボーダー本部と同じなら、

周辺が更地の方が、俺は助かるのに…

…こっちはとにかく建造物が多い。」

 

烏丸「家族で動物園とか楽しんでいますよ。」

 

素直に言う。

 

ホシノ「……未だに、巨大な空の檻が目立つがな。」

 

烏丸はその動物園ができてから、一度は見る。動物がい

 

ない80㍍の大きな檻……『お化け屋敷』

関係者も気になっているようだ。

この施設を考えているのに集中していたせいか、

諏訪「ダウンした!えっと起き上がるには……」

 

ホシノ「備品を壊さない様に倒れろ!!」

 

諏訪「すいませんーーーー!」

 

ガーディアンAは自動販売機に倒れこんでいた、

烏丸「大丈夫ですか?諏訪さん。」

ホシノ「……先が思いやられるな。」

そう言うと頭を抱えるホシノチーフだった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

剣持は作戦指令室(メインルーム)に入る。

「すいません。準備に手間とりました。」

ホシノチーフとアラシ隊員以外は、

既に皆集まっていた

ムラマツ「構わないよ。其よりもイデ隊員。

例の物をモニターに写してくれ。」

イデ「了解であります。」

剣持達はモニターを見る。

サンダース「これってこの前の美術品強盗団が、

隠れているって連絡があったテレビの廃工場

じゃないですか。」

ジーン「イポポ像以外は、無事見つかった。」

後ろから自動ドアが開き、黒野先輩とベック隊員

の二人が入室する。

黒野「注目すべきは、あの装置。」

モニターの端に映る装置を見せて、

ベック「調べたら、特殊な赤外線装置で、

地球には存在していない素材で、

出来ている事がわかったのよ。」

黒野「後……この装置のエンブレム」

エドランド「秘密結社ガイラットのエンブレム

のようだな。」

(ガイラット?)

「あの?ガイラットって何ですか?」

俺は質問した。

黒野「この組織が、10年間尻尾を捕まえたいと

思う地下組織……大規模な犯罪組織だ。」

ロイド「世界中の地下に奴らなアジトがあり、

ダム破壊や、博士暗殺、飛行機爆発と」

黒野「俺達に負けない科学技術を持っていて、

獄卒ファミリーとかとレベルが違う悪の組織。」

ムラマツ「ガイラットが前回関わっているなら、

我々も彼らに負けないよう今回の事件に、全力

で取り組もう。」

「「了解!!」」

ムラマツ「次は宇宙科学研究所とNASAからの

調べ物だ。イデ隊員。次の奴を」

 

モニターの画面は変わる。

 

 

ムラマツ「パリ本部からもらった人工衛星

が撮影した。地球に落下した隕石の軌道だ。」

サンダース「……隕石にしては軌道が明らかに

おかしいですよ。キャップ。これじゃまるで、」

ジャック「生きている……UFOのようだ……」

ムラマツ「その通り。隕石みたいな物は既に

地球の海に落下したが、隕石特有の現象は

発生せず、津波の心配もない。」

ジーン「本物の隕石なら今頃テレビや

ラジオの緊急速報になるものね。」

「この隕石モドキの調査が今回の任務ですか?」

剣持は質問した。しかし、

ムラマツ「確かに、既に本部から調査の要請が

きているが、イデ。次の奴を映してくれ。」

イデ「これです。」

 

隕石の次は、緑色の塊が海にプカプカと

浮かんでいる映像だ。

 

キム「こっちも同じタイミングで発生しているの。」

 

塊が動き始め…人の形に見えないこともない

姿になってやがて元の塊に戻りながら、

動いている。

 

それを繰り返しながら、

どこかに向かっているようだ。

 

(ゾークロン細菌怪獣のようだ。しかも

細かく小さいバクテリアみたいに群体だ。)

(海洋生物の死骸やヘドロやゴミに細菌

感染したのか)

 

夢想とベムはそれぞれの感想を言う。

 

エドランド「見ての通り。スピードは遅いが

確実に奴は、この日本に向かっている。」

 

ムラマツ「スピードから10日後には緑色の塊は、

日本に上陸する。我々が先に片付ける仕事は

この緑色の塊を、上陸する前に撃破すること、」

 

黒野「10日後…ボーダーの皆さんをこの

基地の施設や説明をする見学会の招く日と

同じか。……見学会は中止ですか?」

 

ムラマツ「いや、機密情報を除く概要は既

に警察関係者や自衛隊の方々に説明はした

中で、今後も協力関係になるボーダーの

方々にこの組織の基本的な情報を

教えて置かないと…

…何かあってからは不味い。」

 

アーサー「当日はチャールズとベックと黒野隊員

とイデに基地の守りを任せるつもりだ。」

ロイド「今回は、また変な怪獣が現れましたね。」

ジャック「まずは分析が仕事だ。

剣持隊員のバックアップは任せてくれたまえ。」

どうやら今回は、ジャック隊員と一緒の任務だ。

チャールズ「ジェットホバー9で出動してくれ。」

ロイド「ジャック。航空地図と海図は持ってるか。」

ジャックはロイド隊員に地図を見せて、

 

「勿論。さぁ出動しよう。」

黒野「ボーダーメンバーは、ホシノチーフ

とアラシ隊員が惹き付けてくれるから、

今回はルート87から出動してくれ。」

 

「了解。」

 

俺も万能素材で強度もある通信機能も付いた

(通信機能多過ぎじゃない?)

暗視スコープ機能の特殊バイザー付きの

ヘルメットと、高性能モバイルマシン

ジャンクを持ち、メインルームを出る。

近未来的な通路を通り、

大型のエレベーターリフトに乗る。

トラックも入れる広さの中で、操作盤に

「シークレットルート87っと」入力して稼働。

小型格納庫や大型格納庫は三門市の端っこに

網目模様に造られており、戦闘機や車が

地下から出動できる仕様。……にしても

 

「地下の開発…良く法律が通りましたね。」

 

外の景色は近未来な景色しか見えないのが、

個人的に寂しい。

ジャック「流石に、黒野財閥の力もこれに

苦労したって言ってたからね。遊び心は一切なく

地盤や建設予定地とか全部調べるんだから

凄いよ。」

「三門市の地下にこんな物を沢山いつ建設

したのか?」

ジャック「確かに、僕らが入国した頃には、

完成間近の話だったよ。」

「闇が深いなぁ。黒野先輩。」

 

ジャック「着いたよ。」

 

リフトが止まり、自動ドアが開き俺達は、

整備員達が整備点検を完了をした偵察戦闘機

ジェットホバー9に搭乗する。

近藤整備班長「壊すなよ!」

「り、了解。」ホシノチーフよりオッカナイ人。

(熱苦しい場所だ。)

互いに起動シークエンスを確認する

剣持は助手席に座り簡単な装置の確認をして、

「こっちはクリア。」

ジャック隊員は俺より手早く計器の確認を終えて

「よし、ジェットホバー9を発進準備完了。」

通信機器からイデ隊員の声が聞こえる。

イデ《ハッチ開きます。発進してください!》

ジャイロジェットから音が鳴り!

 

ジェット燃料を噴射させて、

小型格納庫から上昇して

 

大空高く飛ぶ!

 

窓から下を覗くと管制塔や滑走路もある

民間の航空会社からホバー9は出動した事実

を知る。

(大利根航空か……スーパーマシンの発進

場所の提供……ありがとうございます。)

俺はこうして協力してくれる人達に感謝の

言葉を心の中で言ったのだ。

目的の場所は、日本近海。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

俺の名前は阿修羅直樹 誇り高き求職者だ。

ラスベガスの怪獣の事件から無事に生還して、

日本に帰国した俺は、早速中小企業の電気メーカー

に面接し終えて、暫く合格か不合格かの通知を

待つ必要がある。俺は歩きながら自宅である

家賃4万のおんぼろアパートの借りている

部屋に戻り、扉を開けると、…………

 

でかでかと書かれた《不採用》通知を目撃する

 

阿修羅「Σ(Д゚;/)/えええぇぇぇぇ!!!!」

阿修羅は通知を読む。

 

間違い。さっき面接に行った電気メーカーのだ!

 

阿修羅「幾ら何でも速いとかレベル

じゃないだろう。」

阿修羅「これなら直接面接官に言われた方が、

まだマシだ!」

 

阿修羅「ちゃんとアピールしたのに!!ナゼだ!」

阿修羅「くそ~~仕方ない。またハローワークに

行くか。」

 

時には過去は振り向かない物さ。

何事も人生良いことがあるとポジティブに……

思えば、良い!

 

阿修羅「さぁ出発だ!レッツゴー」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

界境防衛機関ボーダー本部 上層部の会議室

 

城戸「また黒野の奴が…」

『お化け屋敷』の見学会のお知らせのチラシを

親の仇の目で睨む様に見ながら、

林藤「よし!殴り込みの手間が省けたぜ!」

メディア対策室長の根付さんも、

根付「この際、色々質問しましょう!」

『お化け屋敷』の秘密主義に、

上層部のメンバーは、怒りの表情を隠せない。

唐沢「まぁ私も色々と興味はありますが、

流石に全員行く分けにもいかないですから、

行く人を決めましょう。」

 

林藤「玉狛は、烏丸と小南が参加する予定だ。」

 

城戸「……風間隊と太刀川隊は参加する

つもりだ。」

 

忍田「では、根付室長と唐沢部長と

林藤支部長が、見学会のご参加すると、」

 

根付「おや、本部長達は?」

開発室長の鬼怒田「報告は、そっちに任せる。

わしらは、近界民への対策だ。」

 

城戸「全員。抜かるなよ。」

 

林藤「了解!さてっ鬼が出るか蛇が出るか。」

嬉しそうな顔をして、ボーダー本部の窓から

市街地の外れ…再開発地区を遠くから見る

隠しごとが多い『お化け屋敷』の真実を

知る事が、今のボーダーの役に立つ。

それが必要なら尚更だ。

 

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海底。

 

ドン「まさかネクスト・シングの奴らが

来る何て……」

【ネクスト・シング】星間連合の加盟の

侵略集団であり、キング・ファマーディを

中心に、様々な星の宇宙怪獣を

コレクションにしている荒くれ者の

殺戮軍団でもある。

 

赤茶色の頭部に青い目が3つ

目の前に不定形のまま中に浮いているのは、

寄生型のエイリアン。ホーンデュアウト。

様々な星の知的生命体

の身体を乗っ取り操る能力を持ち

そいつの能力を増幅して、そいつの

同胞達に敵対させる様を娯楽として、

そいつの故郷の星をそいつ自身の手で、

滅亡させ、精神崩壊のさせる様を楽しみにする

悪趣味な趣味をした宇宙人。

 

ホーンデュアウト「ソーリー。これはこれは、

ゾークロンの方々じゃありませんカ!」

 

「殺して殺して殺して殺して殺して殺して

殺して殺して殺して殺して殺して殺して」

ホーンデュアウト「ソーリー。煩いよ。

アナタは、もうお役はごめんヨ!」

そう奴が言うと、

キリキリ「だとよ。」

巨大な脳に一つ目の存在が瞬間移動して現れて、

一つ目からカラフル光線を発射して、

『……これで家族の元に帰れる……』

宇宙人の身体が溶けていく。

ホーンデュアウト「その家族を皆殺し

にしたのは、お前だろ。」

ドロドロに溶けながら、

『お前が!!お前が!!俺に

俺の家族を殺させたんだろう!!!!』

 

怨念の叫びと共に溶けて消えた。

ドン・ゾークロンはコイツら嫌いだ。

 

ドン「事情を簡単に説明しよう。」

嫌な顔をしながら彼らに事情を説明しよう。

 

 

キリキリ「頼む。コイツの悪趣味は俺も

困っているんだ。」

 

ドン「あぁ。」(コイツはコイツで

生きたまま獲物食らう……

相手に命ごいをさせてから、

食い殺す癖があるからな。)

 

ドン「銀河連邦本部の連中を一纏めに怪獣化させ

る為に、星を覆い尽くす細菌ミサイルを準備して

いたんだが、」

 

「いざ細菌ミサイルを発射する寸前に、

現れたんだ!赤い…赤い…通り魔が!!」

怯えながら説明する部下の姿を見る。

キリキリ「ほう。あの噂の傭兵がか!」

ホーンデュアウト「オウ!怪獣殺しの専門家が、

アナタの星に来たんですカー!?」

キリキリ「…そうか読めたぞ。…逆に貴様ら

の星が滅亡をさせられて、こんな田舎の

辺境の星に逃げて来たんだ!!」

 

ドン「……その過去の話は辞めてくれ。

結構トラウマなんだよ。」

膨張した脳ミソ頭を手で抑えて、

軽く疼くまる。

それを見た【ネクスト・シング】の

メンバーが、面倒臭いな同僚が

面倒な悪魔の化身と噂される

敵に関わっている事実に心底呆れていた。

ホーンデュアウト「ソーリー。

私達手伝って上げますヨー。」

これでも人は良い…ホーンデュアウトの

発言にキリキリは、ゾークロンの奴らを

見て嫌な目をしながらキリキリは、

彼らのやり方に異を唱える。

 

キリキリ「え~~コイツら普通に惑星を

侵略すれば基本10分で完了するのに、

もの凄くまどろっこしいやり方で

侵略しているから、見てて退屈なんだよ!」

 

ドン「我々はただゾークロンの星の神の

神託にて、侵略には遊び心とユーモアと

拘りの美学と共にを造れとの

命令を全うしているだけだ!!」

 

キリキリ「ふんっ!それでこの様とは、

笑えん冗談だな!ホーン。俺が推薦してやる!

コイツらの下らない侵略を手伝ってやれ!」

 

ホーン「オウ。任せて下さい!

使えそうな怪獣もいるみたいだし、」

 

モニターに映る公害怪獣の姿を見ながら

彼らは言う……

ホーン「面白いゴミ怪獣で~~す。」

 

ドン(笑いたければ、好きなだけ笑うが良い。

こっちも策は、着々と準備しているのだ!)

 

ドンは人間達の恐るべきある計画を利用して、

レッドマンを倒すすべを見つける!!!!

 

ドン(最後に笑うのは、

このドン・ゾークロンだ!)

地球に来た悪魔達の存在にまだ誰も

気付きはしなかった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日本近海の上空。ジェットホバー9内部

 

「あの…本当にこんな格好する

必要あるんですか?」

俺は、採集キットを持って

防毒マスクと化学防護服を装備して、現場の

怪獣の皮膚のサンプルを採集する準備を

完了した。

ジャック「分析班から借りた装備で、

今回の怪獣は今までの怪獣とは

違うタイプだから入念の準備が必要だろう」

ジャック隊員も化学防護服を着用して、

会話している。

ジャック「さっ仕事の時間だ。」

その声を聞きジェットホバー9の正面窓から、

怪獣の姿を見る。全身が緑色の

ドロドロ粘りがあるスライムの外見を

しているな。

「【ゴジラ対ヘドラ】のヘドラの親戚かな。」

 

ジャック「採集は出来そう?」

心配してくれるジャック隊員の優しさに触れて

「あいつの皮膚が、こっちの皮膚を溶かす

程の強酸の身体でもなきゃ、火山の怪物から

でも採集しますよ。近づいて下さい!」

ジャック「気を付けて。さっきの冗談ごとが、

冗談にすまなくなるかも知れない。」

 

俺は、気持ちの悪い怪獣の外見を見ながら言う

「採集の際にはマジックアームを今度は、

持ち込んで置こう。ピンセット一式より

絶対安全だよ…さぁ。降ろしてくれ。」

 

ジャック「了解。本当に気を付けて…」

心配してくれるジャック隊員の声に、

サムズアップで、「大丈夫だ。」

と返し俺は、緑色の塊に命綱を

付けた状態でホバー9から降りる。

ジャック《大丈夫か。》通信機器から

聞こえる心配の声に俺は、変な感触を

足場から感じながら返事を返す。

 

《……足場が……泥沼みたいだ。

長靴履いて正解だったな。》

と返事を言いながら、

モバイルマシンのジャンクを怪獣の

皮膚?を乗せ、まず放射能測定器で調べる

測定器に変化はなくこれは宇宙から

来た物ではない地球で誕生した怪獣とわかり

(ゾークロン細菌は反応しないんだな。)

 

(地球か宇宙の放射線にしか反応しない

普通の測定器だからね。)

 

《放射能はありません。

これから採集作業に移ります。》

馴れない作業に手間を取りながら、

データベースから成分や

DNAを調べさせながら、見覚えのある存在

ゾークロン細菌のデータを見る俺は、

(やはりこの怪獣光のレトロウィルス

…細菌の感染しているな。)

(ベム。考えてみたら俺達が対峙した

細菌怪獣達は、基本外国で戦っているから、

日本じゃデータが少なくても当たり前なんだよね。)

 

(サンプルデータは緑色のオーロラが、

とても危険な物としかわかっていない。

だがこれ今回の俺達が採集したデータで、

日本にもサンプルが集まる。)

 

俺は黙々と怪獣の皮膚を採集していた。

(ジャック隊員がいなければ、

変身して戦うのに……)

 

(ベム!口より手を動かして下さい。)

それは……皮膚と呼ぶには、

余りにベトベトし過ぎた。

ドロドロで、ねばねばで、ぐちゃぐちゃで、

おおざっぱ過ぎる程のヘドロの塊だった……

 

後絶対臭い!化学防護服と酸素マスク

付きの装備とは言え、素顔で対峙すると

匂いで悶え苦しむのは確定だ!

(台所用の洗剤でも流せば、

泡まみれになって自然消滅しないかな?)

(よし。バケツ一杯に採集完了。)

《皮膚の採集完了。引き揚げをジャック隊員。

お願いします。》

ジャック「了解。」

俺は、下水道の清掃を生業にする清掃員

達の気持ちを少し理解しながら、

ホバー9に乗り込み怪獣の姿を後にした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

帰投時間は、18:00

 

シークレットルート87からお化け館に戻り、

 

俺が採集した怪獣の皮膚?は、

科学センターと『お化け屋敷』を始め、

日本の誇る優秀な各科学者達に提供され、

怪獣の弱点や生態の調査に役に立つ。

 

本来ならレッドマンに姿を変えて、

ゾークロン細菌怪獣を倒すため、

動く必要があるが現在の俺は、

『お化け屋敷』の見習い隊員で、

生物学の博士号を持つチャールズ隊員

の仕事の邪魔をしない事、

チャールズ「ふんふん。成る程……」

難しい数式をや科学式をパソコンで

入力しながら怪獣のデータを調査している。

 

「チャールズ隊員。ジャンクの記録データ

の書類は、このテーブルに

置いて置きますね。」

 

チャールズ「了解。ありがとうな。」

理科の実験室より充実した設備に囲まれながら、

手を振りながら再び彼はパソコンに向き合う。

俺は、ムラマツ隊長から自宅待機の指示が

来たから、自宅に帰る事に……

俺はお化け館の門からを出て行くと

すっかりと夜になっており、月は雲

で隠れている。

 

烏丸「これで全員か。」

諏訪「遅いぜ!剣持。」

堤「サーイェッサー!!」足軽の格好した

笹森「サーイェッサー!!!!」足軽の格好した

陽太郎「うむ。では帰還するぞ!」

 

(一体!諏訪隊の二人に何があったんだーーー!)

俺は素直に驚愕して、それを見た諏訪さんと

烏丸さんは軽く目を反らし、そんな中で

 

アラシ「また明日なぁ~~」

戦国の甲冑を見に着けた同期を見て、

堤「ダー!!」笹森「サー!!」と変な

叫び声を上げるの見て、

「ちょっと。諏訪さん。二人に一体。何が!」

諏訪隊長は目を背けながら、

諏訪「精神統一する訓練らしいぞ。」

烏丸「まぁ。諏訪隊は銃手2人に

攻撃手1人の隊で作戦を考えるのは、

前は黒野さんだったじゃないですか?」

 

諏訪「いや、本当。アイツの的確な指示や

判断のおかげで、B級上位の3位までいけるはず

だったのに……」悔しさに声を下げて、

烏丸「B級5位の時に諏訪隊を離脱。

別の隊に移動して、諏訪隊は黒野さんの

抜けた穴を塞ぐ事が出来ず、

今のB級下位にいる。」

 

諏訪「いや、アイツの代わり何て、

そうそういるか!!」突っ込みの切れは

生駒隊に負けてない。

 

諏訪「メンタルが脆くなった諏訪隊には、

コイツがいれば、大丈夫!ってカリスマが

いないから、」

 

烏丸「自信をあんな形でも作って置かないと、

大変なんだ。」

 

諏訪「この際だ!剣持。」

 

名前を呼ばれ「はい!」と強く返事をする。

諏訪「お前の個人戦は見た。黒野と同じ

レイガストなら、戦術や戦略は全員で必死

に考える!だから、B級に上がれたら、

ウチの隊を助けると思って!!」

 

烏丸「さぁ皆、帰りますよ。」

 

「俺は今、個人ポイント1000に

戻って来たばかりなんですから、

今直ぐには、無理ですよ!」

笑顔で答える。

 

諏訪「クソっ垂れ!!!!」断られ叫ぶ。

走る諏訪。それを追いかける諏訪の家臣。

 

烏丸「悪気はないんだ。」

と近くの自販機から買って来てくれた

缶ジュースを片手に、近付いてくる。

烏丸「ほい。林檎ジュースで大丈夫だったか?」

「あっどうも?」

俺がジュースをもらっている際に、

陽太郎君は、拡声器を持ってセバスさん始め

黒野の関係者達の駐車場の方に向けて

陽太郎「おーい。雷神丸~。」

暫く待つとドタドタと音と共に

駐車場の方からこっちに向かってくる

カピバラの姿を見て俺は質問する。

「ペットですか?」

陽太郎「オレの相棒だ。」ドヤ顔を決めて、

雷神丸と呼ばれるペットに乗る陽太郎くん

の姿を見て、

「……そうですか。」と答えるしか出来そう

になかった。

烏丸「俺と陽太郎はこれから玉狛支部に

戻る。お前は?」

 

「俺も家に帰るつもりです。」

 

烏丸「途中まで歩くか?」

陽太郎「!?どうした雷神丸。」

「!!!!」

(なんだ?この妙な気配……)

突然感じた妙の気配に剣持は、

お化け館の方向を見る。

烏丸「どうした?二人共?」

烏丸が怪訝な表情をしながら、

陽太郎「わからない?雷神丸がなにかに

けいかいしている。」

 

「俺も玉狛支部までご同行します。」

烏丸「?わかった。バス停までは……」

「こっちです。」

毎日ランニングとジョギングで走る剣持が

バス停の場所までわかるから二人を案内する。

「陽太郎くん。雷神丸を貸して。」

俺は大型のバックの中身を全部出して、

陽太郎「なるほど。雷神丸ゴー。」

彼の言葉に反応した雷神丸は、

カピバラを大型のバックにしまい。

烏丸「荷物の中身はどうするつもりだ。」

「この館の茂みに隠すんです。」

近くの茂みに参考資料とか体操服を隠して、

「急ぎましょう!俺が前衛、陽太郎くんが真ん中、」

烏丸「俺が後衛だな。陽太郎。

バス停まで競争だ!」

 

陽太郎「オウ!」

 

三人は走る!背中から来る

変な気配を感じながら、

 

 

 

 

 

 

 

 

笹森「次のランク戦で重要なのは…」

 

堤「今度の戦術は中距離を維持した戦術で…」

諏訪「走って来たのか?京介。剣持。」

バス停に無事全員到着して諏訪隊の

三人はバスが来る迄待っていた。

陽太郎「おっちょうどきたぞ。」

現在位置は三門市の市街地の外れだが、

それでも今年からこの当たりもバスが通り。

烏丸「杞憂だったか?」

陽太郎「いや、雷神丸はまだピリピリ

しているぞ。」

大型バックを少し開けて雷神丸が

顔を覗かせて震えている。

 

住宅地通りのバスがバス停に停車する

諏訪「どうした。さっさと帰ろうぜ。」

諏訪隊の三人が乗り込み、

次に烏丸さんが乗り、バスの運転手の方に行き、

何やら料金の会話して、

烏丸「陽太郎。乗ってこい。」

陽太郎「ラジャー。」陽太郎も

バスに良い乗り

 

最後に俺が周囲を見て、

(ベム。宇宙人の気配は?)

(……ない。だがこれは空間の狭間

からこっちを見ているのか?)

諏訪「剣持。」

「あっすいません。」

俺は急いでバスに乗った。

夜のバスの客は俺達しかいなくて、

 

諏訪隊の三人は、思い思いの時間を

過ごしている。

そして話す内容は今度の見学会に

ついての話に変わり、

諏訪「今度のやる警備に問題はないか

日佐人。堤。」

笹森「はい!今はこんなんですが、

警備当日には、しっかりやるつもりです!」

気合いの入った声で答える笹森さんの声は、

聞いているこっちの気持ちが引き締まる。

「…俺も気合いを入れないとな。」

烏丸「俺も手伝うから気を持ち

過ぎないように……」

「あっ当日はお願いします。」

俺は烏丸さんに頭を下げる。

 

烏丸「気にするな。こっちもいい勉強

になっているから、」

窓側の席から景色を見る烏丸は、

今回わかっただけでも、組織力の違いに

素直に驚愕するしかなかった。資金力も、

各科学者達の人材も、

まだ全部は見ていないが、

武装や道具もトリオン関係を無視すれば、

ボーダーよりもずっと最先端な技術だ。

烏丸「極東支部の基地は、三門市のボーダー

本部の部署としての扱いで良いのか?」

諏訪「あっそれ?俺達も気になっていたんだ!」

諏訪隊も興味を持ち、

「確か一応東京とか名古屋とか大阪とか

京都にも警察署の近くにあるって

黒野先輩が言っていたんですけど……」

 

烏丸「どうした?」

「悪魔でもほかは怪奇事件や事故の専門で、

ここが一番本部の技術や人材に力を

注いでいるため、巨大な生物やほかの基地で

迷宮入りの事件とかは、

こっちに回して調べさせるらしいですよ。」

 

烏丸「……警察の関係だったのか?」

諏訪「軍隊だと思っていたぞ。」

堤「あの場所の警備体制の理由が

良く分かりました。」

笹森「日本の怪奇事件の貴重な証拠品を

守る重要な場所何ですね。」

諏訪「しっかり見学会当日の警備は任せたぞ!」

「「はい。」」

 

「一応警察の機動隊の分類ですよ。

特殊過ぎてますけど、」

諏訪「あ~~たまに本当に警察かって

疑ってたのは、本当だ!だってロボも

配属させてあるし」

 

烏丸「そのうち地底人とかが雇用されても

俺はもう驚きはしないぞ。」

 

堤「面白い冗談ですね。」

陽太郎「おい。もう直ぐ停車の場所に

止まるぞ。」

 

陽太郎は停車場所を確認しながら、

「ヤバい。皆降りる準備を「「置いて

行くぞ!」」速い!!」

 

皆もう降りる準備を完了しており、

俺は息を切らしながら、バスを降りた。

 

 

 

「はぁはぁはぁ。」

烏丸「判断が遅いな。しっかりしろ。」

陽太郎「そうだぞ。」

諏訪「後はそれぞれ帰るだけか……」

 

皆で軽く世間話をしながら歩き始めると

突然背後から来る殺気と共に

 

「「!!!!」」

 

烏丸「トリガー起動!」

烏丸先輩は、トリオン体に変わり、

攻撃手トリガーの孤月で、

 

背後から来る存在の攻撃を受け流す!

 

烏丸「諏訪先輩。陽太郎と剣持を!」

諏訪「おう!こっちにこい!」

諏訪隊の人達に、引っ張られながら、

住宅地に突然!姿を表した存在を見る!

 

 

「モールモッド!」

近界民のトリオン兵の中で、

代表的な戦闘用のトリオン兵。

「烏丸先輩!」

昆虫のような複数脚でバランスを

安定しながら、鋭い刃で攻撃する。

烏丸が孤月で攻撃しようと

したら、

烏丸「!!シールド!」

普通のモールモッドと以上の

反応できない速さの攻撃が

烏丸が咄嗟に出したシールドで防いだが、

ヒビが走る!

烏丸「ただのモールモッドじゃない!」

モールモッド自体は、散々防衛任務で

戦ってきた…だからこそ動きはわかる。

だがスピードが烏丸の動きに対して

反応しきれない。

 

モールモッドの動きは、プログラム通り

に動く機械の兵隊。

烏丸「硬い!」

普通のモールモッドのの弱点の目

を攻撃しているが、孤月の強度が

逆に負けている!

 

 

諏訪隊のに引っ張られ住宅の塀の角から

烏丸先輩の戦いを冷静に見る俺達。

すると冷や汗をかきながら、

諏訪「……堤。日佐人。俺達もやるぞ。」

笹森「えっ?A級の烏丸先輩なら

問題ないはずでは?」

隊長の発言に驚く笹森隊員に対して

 

堤「了解!トリガー起動!」

堤隊員は、瞬時に準備する

諏訪「あのモールモッドは、いつも俺達

が相手してる奴らとは……違う!」

 

 

 

 

 

烏丸「エスクード!」

地面から突然現れるトリオンの壁で、

モールモッドを挟み烏丸は距離を離しながら、

孤月の強度を回復させて、

更にアサルトライフル型の

銃手トリガーを出し、通常弾を連射する!

しかし弾が弾かれる!

陽太郎「サイエンスガードメンバー出動!」

 

諏訪「諏訪隊だ!あっでも格好良いな!

SGMに略してくれ!」

 

堤隊員と諏訪隊長の二人が

ショットガンタイプの銃手を持ちながら、

烏丸隊員に加勢する!!

 

諏訪《こちら諏訪!おサノ!

聞こえているか!》

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

界境防衛機関ボーダー本部

諏訪隊の部屋

 

オペレーターの小佐野 瑠衣

小佐野《あれ?隊長。今日は防衛任務

じゃなかったんじゃ、》

 

《説明は後にする。モールモッドが出現した!》

小佐野は首を傾げる。モールモッド程度なら

諏訪隊長一人でも片付けられる相手だ……

《京介!クソっ!何でモールモッドが、

シールド何か使えるんだ!!》

 

小佐野は更に首を傾げる。

トリオン兵がシールドを使うなんて

聞いたことない。

《京介!離れろ堤!速いし硬いし!

退避!!退避!!モールモッドのクセに

グラスホッパー何か使うなよ!畜生!!》

 

小佐野(オプショントリガーの

グラスホッパーをモールモッドが

使っている!)

 

事態が緊急な事を知り小佐野は

諏訪隊のサポートを開始する!

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

烏丸、諏訪、堤の三人は、

ピンボールと呼ばれるグラスホッパーを

使った戦法に追い詰められていた!!

烏丸(モールモッドの速さじゃない!)

 

しかもその戦法を使用しているのは、

トリオン兵。

 

折り畳み式のブレード脚を全て出し、

普通のモールモッドの動きでは、

あり得ない攻撃をしている!

 

堤「諏訪隊長!」

諏訪「おい!京介!俺と堤で囮になる!

その隙に、ボーダー本部に逃げ込め」

 

陽太郎「あのモールモッド。

さっきからきょうすけの方ばかりみてるな」

陽太郎くんの発言で、言われてみたら、

諏訪隊の攻撃をしながらも視線は

烏丸先輩に向けている。

烏丸「?本当か陽太郎!」

 

烏丸は銃手から通常弾を出しながら、

烏丸「変化弾!」

予め決めた弾道ルートだが死角から

弱点に対してピンポイントで穴だらけ

になる。

周囲は煙に撒かれ、煙が晴れた時には、

モールモッドの姿はない。

諏訪「ヒューー。流石元太刀川隊に

所属していただけはある。」

烏丸「半年前に玉狛支部に

移りましたけどね。」

堤《おサノさん。モールモッドの

トリオン反応は?》

 

小佐野《まだいる!グラスホッパーで

飛んで回避したよ!》

 

諏訪「なっ!」

烏丸「皆伏せろ!!」

夜空から降りそそぐ光のキューブの雨。

 

烏丸「エスクード!!」

諏訪、堤「シールド!!」

咄嗟にトリオンの分厚い壁を出して

真上からの激しい弾幕攻撃に、

トリオンを削る三人。

烏丸「諏訪さん。遠距離攻撃の可能な

モールモッドなんて?」

諏訪「聞いた事ないぞ!!野郎!

撃ち落とすぞ!」

ショットガンを空にいるモールモッドに

撃とうと動こうとしたら、身体が動きが鈍い

諏訪「なっ動かね!」

堤「これは!周囲の色に合わせた

細いワイヤー!」

 

烏丸「オプショントリガーのスパイダー!」

ボーダー隊員三人の動きを

完全に封じ込められた。

モールモッドが空中を浮いている用

に見えるのは、住宅地の屋根や電線に、

視覚的に見え難いワイヤーを足場に

しているからだ。

烏丸「……ボーダーのトリガーをトリオン兵

に与えて、俺達を完封するなんて、」

誰だ?このトリオン兵のプログラムは

他のとは余りにも違う。強度、硬度、

速度、既存のより質が違い過ぎる!

何とか烏丸は再び変化弾を撃つが、

モールモッドから出現した射手のキューブ

がリアルタイムで弾道計算して

烏丸が撃った変化弾とぶつかり相殺される。

 

それを見た感想は……

 

烏丸「……出水先輩か那須先輩の真似も

出来る見たいですね。」

諏訪「……もう悪夢じゃん。何だよ!

エリートモールモッド野郎!」

涙目になりながらも、睨むと上空の

モールモッドはブレードの脚でこっちを

挑発する余裕があるようだ。

烏丸「向こうが俺達の誘拐が目的なら、

こっちはある意味負けています。」

堤「だが僕達を誘拐できるなら

もう完了しているはずだ。」

諏訪「ってことは、目的は誘拐じゃない。

でも正直……殺すのも目的じゃないな。」

 

烏丸「戦法と戦略ならですけど多分

太刀川さんもサシの勝負じゃ負けます。」

諏訪「マジか?なら頼むぜ!」

風が走る!音が鳴る!!

 

三人の動きを封じるワイヤーを姿を表して

次々を切断され、

 

モールモッドの足場のワイヤーも切断され

モールモッドは三人の真下に落下する!

 

笹森「すいません。コイツやっぱり

普通のモールモッドとは違ってました。」

オプショントリガーの一つ周囲の

風景と一体となるカメレオンを解き

 

孤月を構える諏訪隊の攻撃手。

笹森 日佐人。参戦!

烏丸は孤月に持ち替え

諏訪と堤も並ぶ

諏訪「かかってこい!ミスター・モール

モッド」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

笹森「オプショントリガー全種類使用可能、

並びに攻撃手用トリガー、狙撃手トリガー、

射手用トリガーも多分使用可能です。」

小佐野《マジか~》

諏訪「マジかぁ!」

流石にそこまでの種類のトリガーが

使用出来るトリオン兵の存在に、

口に咥えたタバコを落とす。

 

烏丸「だが迅さんのブラックトリガーの

能力は使えないらしい。

使えたら初手の奇襲で全員死んでいる」

小佐野《モールモッド。ワイヤーを張り

ながら移動開始したよ。》

諏訪「どうする?全員のトリオン量から、

銃のトリオン量が消費が激しい。

お前のエスクードも結構トリオン減るだろ。」

 

堤「全員で弱点の目を狙うのは?4人分なら、

幾ら頑丈でも……」

 

笹森「モールモッドの腹は柔らかい方ですが

不意討ちの狙うはずが逆に

自分の孤月がひびが入ってしまいました。」

烏丸「それにオプショントリガー全種類

使用なら

テレポーターで回避やエスクードで

こっちの動きを止められ、勢いがなくなる」

諏訪「加古隊の黒江の韋駄天なんか使われたら

バラバラにされるな。」

全員同時に何て厄介な相手だっと

モールモッドを見ながら思う

 

堤「あのモールモッドのブレードを

スコーピオンなら枝刃や土竜の爪で

攻撃可能ですよ。」

烏丸「まだメテオラとか向こうが使う前に

勝負を決めたい処ですね。ここ一応

住宅地だし」

諏訪「おい。落ち着け。相手は積極的だが

狙いがあるないにしても作戦会議の

タイムは律儀に守ってくれるみたいだし、

考えようぜ!」

 

烏丸「バラバラに別れますか。

敵の狙いを特定する為に」

 

諏訪「各個撃破される可能性もあるが、」

(確かにいつまでもアイツにやられるのは、

諏訪隊の隊長として俺自身が許せない!)

 

諏訪「警戒区域に全員移動するぞ!」

烏丸「!!」

諏訪「あそこなら俺達も心起きなく戦える!」

小佐野《警戒区域を目指すなら

今のルートから近道だと……あっ》

諏訪「どうした?おサノ。」

小佐野《この時間は人混みを多い大通りを

抜ける必要があるね。》

諏訪「何だと!?」

驚く諏訪さん。

烏丸は冷静に今の状況を考えて

烏丸「分かりました。武装を解除して

警戒区域に向かいます。陽太郎!剣持!

付いてこい!」

皆の戦いの邪魔にならないように、

隠れていた二人は、名前を呼ばれた方を向くと

こっちに烏丸先輩と諏訪隊長が近付いて行く。

「囮役ですか?」

諏訪「違う。警戒区域まで移動だ。」

烏丸「陽太郎。玉狛支部まで少し走るぞ!」

陽太郎「ラジャ!」

 

小佐野《対象こっちに向かっている!

走って!!》

「もう走っています。」

俺達は警戒区域まで全力で走る。

すると【もののけ姫】祟り神の如く走る

モールモッドが追い掛けて来る!!!

こええええーーー!!!!!

背後から追い掛けて来るモールモッドは

周囲の風景と同化して透明になる、

諏訪隊長が速く走る!!

諏訪「祟り神だぁあぁあああ

呪いを貰うぞーー!」

笹森「動きが機械的じゃな

いいいいいい!」

堤「アシタカはどこだあああぁぁぁぁ」

 

諏訪隊が全力で走る姿を後ろから見て、

烏丸先輩何故かをおんぶしながら、

陽太郎くんを抱っこしながら走る剣持。

烏丸「アイツ。人の群れに

気づかれないように、隠密能力も高いのか!!」

 

「何!当然のように俺が貴方を

おんぶしないといけないんだ!!」

夜の住宅地を抜け大通りを走る俺達!

俺達は、仕事帰りの人を始め人混みを通り、

背後の追い掛けてくるモールモッドは、

人混みを事前に避けて、

ビルの壁を横走りしながら

透明のまま走る!

烏丸「明日ボーダー本部の

上層部のお叱りを受けるの確定したとして」

 

「何、さらっとスルーしているんですか!?

自分で走って下さいよ!」

烏丸「……小南先輩から聞いたんだ。

那須隊のオペレーターをおんぶして

加古隊の黒江隊員の韋駄天並みの速さ

で走ったて、小南先輩に嘘は言う事はあるけど

憑かれた事はないから興味を

持ったんだ。」

ポーカーフェイスをこんな時でも

崩さない男

それが静かなるイケメン烏丸 京介。

《デーンデーンデデデデーンデーン》

「こんな時に香取さんからの電話かよ!」

スターウォーズの暗黒面のあのテーマが

剣持のスマホに流れる

陽太郎「もしもし。」

そして応対するのは、陽太郎くん。

香取《えっ?誰?》戸惑う香取さん。

陽太郎「こっちがなまえをなのるまえに

じぶんからなのるのがスジというものでは、」

香取《えっあぁ香取 葉子だけど剣持はいる?》

 

烏丸「陽太郎。電話貸して。」

陽太郎「ラジャ。」

烏丸「お電話変わりました。

あっ諏訪さんそっちの路地裏が近道です。」

香取《////烏丸先輩////えっ?何で?》

諏訪「畜生ーー野郎共!!路地裏を通るぞ!」

「FF9の魔の森を抜けるCGを思い出した

ブランクがジタンを助けて石化する奴、

あれ泣いたな。俺の中でFFは9が一番だ。」

烏丸「俺はFF5かな。ギルガメッシュの

キャラクターも良かったんだけど

一番はファリスに惚れたよ。」

「烏丸先輩って歳上が好みの

タイプなんですか?」

烏丸「兄弟が多いと誰かに

甘えたくなるんだ。後ガラフが退場すると

実質バッツ以外女性メンバーで

ラストまで頑張らないといけないからな」

陽太郎「オレはFF2。こきょうをていこくに

うばわれ、はんらんぐんでがんばる

フリオニールとミンウをはじめ

つぎつぎにたおれるなかまたちと

しんゆうレオンハルトのわかれ

あれは……もうなみだがとまらない。」

烏丸「小南先輩も感動してましたからね。」

「FFの話しはおいといてスマホを貸して!」

香取《……剣持。》

「どうしたの?」

香取《今何やっているの?》

「今…全員で帰宅途中で色々話してたんだよ。」

香取《そう……ねぇ、烏丸先輩は

歳上が好きなの?》

友達に変なスイッチが入った!

「ゲームの話だよ!ほら、昔のゲームって

今のゲームより話が重いとかで、

小説を読む感じだから気にしないで」

どうして祟り神に追い掛けられながら

友達の心のケアをしないといけないんだ。

香取《ねぇ私って魅力ないのかな?》

 

……どう答えれば良いか難しい質問来たぞ!

(夢想。俺が答える!)

「…………好きな異性に好きです!も

恥ずかしくて言えない女は、

大事なタイミングでも言えない女だ。」

 

(ベーーーーーム!!!!何て事を!!!)

「言える女になれ!お前は魅力とか

以前の話だ!!」

はっきりと答えるベムは、

そのままスマホの通話を切る。

烏丸「……厳しいなぁ」

「いずれは皆どんな形でも結末を迎える……

良い結末にするため世の中の男性も女性も

努力するんだ………友達に確認させて

自分は間違ってないと安心感が欲しいなら、

恵まれ過ぎるんだよ。彼女は……」

長い裏路地を抜けて、諏訪隊に合流する

剣持達、おんぶした烏丸先輩を降ろし

抱っこした陽太郎を連れて、安全な場所に

移動する。

 

大きな音と共にカメレオンを解き、

モールモッドと対峙する諏訪隊と烏丸先輩

諏訪「京介と日佐人は前衛、俺と堤は

援護する……往生せいやーー」

ショットガンを二丁持ち、

 

モールモッドのブレードが形を変え、

烏丸「孤月………しかも六本も、」

笹森「これで向こうも接近戦の

手数と威力を増しました。」

烏丸「行くぞ!」

笹森「はい!」

 

烏丸と笹森が同時に走りだす!

 

初撃を紙ひとえに回避して接近!

懐に入ろうと進むが、相手の手数の

多さに瞬時に切り返し、移動しながら

両者激しく戦う!!!!

モールモッドの大きさは軽自動車とほぼ同じ、

変わりにこちらは4人、

モールモッドの周囲動き回り攻撃をする!

烏丸の孤月とモールモッドの孤月が

ぶつかりあう、

素早く動きモールモッドの孤月と

つばぜり合いをしながら、接戦する

複数の乱戦はランク戦で経験済みだが、

それでもこのモールモッド相手だと

ギリギリ渡り合える程度

全く別方向からバラバラで攻撃して

いるのにダメージらしいダメージ

を与えられず、

それでもこっちも無傷なのは、

互いのカバーとサポートが上手い為、

攻撃手同士のコンビネーションで、

対応出来るから、更に諏訪隊本来の

諏訪「往生せいやーー!」

諏訪隊長のショットガン型の散弾を撃ち!!

堤「十字放火!!」

堤隊員とのコンビネーションを見せる

笹森「なっレイガスト!」

烏丸と笹森の攻撃を防ぎながら、

ブレードの脚をレイガストに変えて、

シールドモードに変形させ、全方位の攻撃を

モールモッドは完全に防ぎ切る!!

まるで戦いの場の支配しているのは

自分だと言うように、

 

烏丸「!!笹森。離れろ!!」

シールドモードのブレードを笹森の方向に

合わせてトリオンを噴出してブレードを

加速させ!!

軽自動車のフルスピードを余裕で超える

速さのモールモッドの突進が来る!

笹森「シールド!」

咄嗟に笹森はシールドを張るが、

突進でシールドを易々と砕き!

諏訪「日佐人!!!」

 

笹森「すいません。ドジしてしまいました。」

《緊急脱出》

トリオン体が活動限界を超えて、

ボーダー本部に緊急脱出《ベイルアウト》

する

 

諏訪「ちっ!」

堤「隊長!危ない!」

モールモッドのブレードをスコーピオンに

形を変形させ地面に全て突き刺す!

堤「皆さん!飛んで下さい!!」

 

地面から大量のスコーピオンの刃が真下から

突き出し!

 

堤「シールド!」

 

烏丸と諏訪隊長は回避したが

堤隊員はシールドで、モールクロー防ぎまでは

良かったが、

《緊急脱出》

がら空きの堤隊員に対してモールモッドは

メテオラの雨で堤隊員の

戦闘体を穴だらけとして、

 

ボーダー本部に帰還させた。

 

驚き暇もなくモールモッドは

孤月に変形させ

旋空孤月を放ち!

諏訪と烏丸は、

瓦礫の廃墟のビルに叩き込まれる!

 

諏訪「…………大丈夫か?京介。」

烏丸「……諏訪さんこそ、」

 

互いの背中を合わせて、タバコを片手で

吸う諏訪に、相手の能力とボーダーの

トリガーで対策を考えてる烏丸。

モールモッドのブレードは

トリオン兵の中で一番硬い。

その硬さに、更にスコーピオン

孤月、レイガストの能力が合わされ

るとここまで苦戦するとは、

諏訪「二人を連れて防衛任務中の

正隊員の所まで向かうか?

おサノ。何か作戦はあるか。」

通信しながらあのモールモッドについて

分析を任せた小佐野に連絡をする。

小佐野《あのモールモッドのデータを

通常のと比べて調べると約300体分トリオン量が

圧縮されてます。あの単体で、

B級の3割は負けてもしょうがないよ。》

悪夢の現実に諏訪は黙るしかなく、

 

ポーカーフェイスでも

ショックが大きい顔しているイケメン

烏丸 京介。

 

《トリオン流出甚大》

互いの身体からトリオンが漏れている

 

諏訪「一矢報いてやるのも難しいな畜生…

天狗なったつもりはないんだけどな。」

少し諦めるムードを出す。

烏丸京介「…………報いましょう。」

諏訪は片手を旋空孤月で切断され、

烏丸も身体中にトリオンが流出して

いる。

 

諏訪「策は?」

 

 

 

 

 

 

烏丸「……俺は必ず緊急脱出します。

ですが必ずあのモールモッドは……」

誰もいないビルの壁を殴り、

割れたガラス窓に映る自分を見ながら

言う。

烏丸京介「俺の全てを使って倒します!!」

覚悟を決めた目をする!

諏訪「……ならどっちかが囮役をする。」

諏訪も覚悟を決める。

烏丸「……諏訪さん。」

諏訪「どの道右手だけじゃ俺の銃型トリガーは

安定しない!策があるなら、する隙を

作る必要がある…………勝つぞ!」

 

烏丸「勝ちましょう!」

 

夜の静かな廃墟のビルの一室で、互いの拳を

ぶつける音がなり響く。

 

あのトリオン兵の目的は分からないが、

トリオン兵の主の目的は恐らく……

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔挿入歌スカイ・ハイ・ヒーロー〕

 

陽太郎「アイツ。さっきからうごかないぞ?」

 

「プログラム通りなら近くのトリオンを持つ

生き物を狙うはずだ……」

モールモッドは廃墟をじっと見ながら

何かを待ってる

 

そして

 

烏丸「……いざ勝負!」

 

高い声と共に廃墟から飛び出す。

 

烏丸先輩の姿を見て……モールモッドは動き出す

(狙いは烏丸先輩……何で?)疑問が

生まれる間もなくモールモッドは変化弾と

誘導弾の雨を廃墟に向かって放つ!!

周囲瓦礫と化した戦場で、俺の耳に……

『ガイスト起動。』の音が静かに聞こえた……

 

着地と同時に烏丸先輩の右腕と両脚から

稲妻が走り、黒い生体装甲に覆われる!

 

孤月にも血管のような物が浮かび上がる

『緊急脱出《ベイルアウト》まで200秒』

『カウントダウン開始』

烏丸「白兵戦特化《ブレードシフト》!!!」

俺が見えている目の前で、烏丸先輩は

明らかに通常のトリオン換装体の

身体能力を上回る異常な、

ジャンプ力で飛び上がり!

モールモッドに目掛けて斬り掛かる!!

対してモールモッドは全身を黄色に光

輝かせ!

周囲にエスクードの道を出現させ!!

エスクードの周りにワイヤーを張る!

更にブレードをレイガストに変えて

加速する!

烏丸(韋駄天とスラスターにグラスホッパー

の超スピード突進……エスクードと

スパイダーで俺の動きを制限させて、

叩き倒すつもりか?)

 

烏丸(だが……負けるわけには

行かない!!)

 

 

 

 

互いに同時に動き出す!!

 

 

 

 

 

 

 

 

勢いを付ける烏丸先輩と

超スピードの高速のモールモッド!!

 

両者が交差する直前に、烏丸先輩は、

相手が張ったエスクードのワイヤーを逆に

利用して、軌道を変えて

モールモッドの頭上を素通りと同時に、

真上からモールモッドの強硬な皮膚を

切り裂く!

しかしガイストを使っても両断できず!

烏丸「諏訪さん!!!!」叫ぶ先輩!

 

瓦礫を吹き飛ばしながら、現れる諏訪隊長!

 

諏訪「往生せいやーー!!!!」

皮膚の隙間に向かって散弾を撃ちまくり!!

 

諏訪「止まりやがれーーー!!」

烏丸「でぇいやああああ!!!!」

 

烏丸先輩と諏訪隊長の同時攻撃が、

モールモッドの弱点の目を砕き!!

無理やりモールモッドの身体を両断させ

 

静かなる夜の激闘を制したのは、

 

 

 

 

 

 

界境防衛機関ボーダーの勇者達だった……

 

烏丸「助かりました諏訪さん。」

諏訪「あんな奥の手隠していたんだ。

勝ってくれなきゃどうしたことか……」

 

近付く烏丸。笑顔で手を挙げる諏訪隊長。

諏訪《おサノ。回収班を……このモールモッド

を調べてもらうぞ……》

今日の大変な1日の現行犯を見ながら言う諏訪

さん。

小佐野《……ざ……ノイ……妨……害……》

 

諏訪「おサノ?おい!おサノ!何だ?」

通信機のノイズがひどいのか良く聞こえない。

烏丸「どうしたんですか?」

 

諏訪「わからねえ。」

 

 

??????「ハロスゆっくりと眠れ。

次のお前は、更に強くなっているからな……」

 

「「!!!!」」

突然聞こえた機械音声そして、諏訪の背後から

物音もなしに現れる存在……

赤い一つ眼の存在に……

〔挿入歌 人造人間キカイダー

ハカイダーの歌〕

 

外見は黒い仮面……真っ赤な眼をしており

黒いコートに白と黒のローブを風に靡かせ、

西洋甲冑のモチーフ……ギリシャの鎧を纏い

黒いボディに黄色の稲妻のラインが十字を切り

身体の甲冑の関節を始め稼働部から煙があがり

腰のベルトには複数の小型風車が歯車のように

組み合わされ、二つの白とマフラーと

赤いスカーフを首に巻いた怪人物。

 

そして二本の枝分かれしたカブトムシを

連想する角が仮面の頭部には合った……

 

烏丸「スピードシフト!!」烏丸先輩が加速し

諏訪隊長を助けようと動いた瞬間!?

 

《トリオン供給機関破損》

動くより速く烏丸先輩が両断された……

烏丸「これは!!!!」驚愕な表情をする

「烏丸先輩!」

(こいつ……人間?トリオン兵か?)

 

??????「便利だな……白兵戦特化

《ブレードシフト》とは……」

 

一瞬で緊急脱出《ベイルアウト》された

烏丸先輩を見て………

諏訪隊長は散弾を赤い一つ眼の存在に

向かって残りのトリオンを関係なく

躊躇なく放つ!!

そして俺達の方を見て

諏訪「逃げろおぉぉぉ!!!!」

声が響く

「近界民?トリオン兵?」

俺達は変身すべきか一瞬、迷う

??????「…遊びの時間は終わりだ。……」

そう言うと右手を腰のベルトの横に刺してある

取っ手を勢い良く引っ張り、

幻踊孤月を持ち!

??????「!!」

剣持に向かって放つ!!

(ちっ!)

陽太郎くんと雷神丸を連れて俺は走る!

飛んで来る幻踊孤月の棒を口で噛んで止め、

道路に捨てる

陽太郎「なんだあれは!?」

「俺達の味方じゃないのは確かだ!?」

 

仮面の怪人物は諏訪隊長の攻撃を無視しながら

両腕の黒色から白と青色のコイルアームに

変えて自分の両手をぶつけて、

剣持達に向かって、

??????「ブロンテーフォティア!!!!」

叫び声と後ろから聞こえた音で分かる……

電流が異常な速さでこっちに迫る音だ!

止まれば、感電死するヘタしても黒焦げだ!

陽太郎「かみなりがこっちにくるーーーー!」

「しっかり捕まっておけ!

感電対策なんてこれっぽっちも

してないんだから!!」

 

俺は全力疾走しながら、咄嗟に

建物の角を曲がり、

相手の電気攻撃をやり過ごす、

陽太郎「たすかったのか?」

「空中放電じゃなく直線で助かった。」

??「何しているの?」

突然後ろから聞こえた声に

「出たな!化け物!」

と叫んで陽太郎を後ろに隠し構える俺は

その存在を見た。

 

陽太郎「こなみ。」

玉狛支部のA級隊員小南先輩だ。

そして吹き飛ばされる俺。

小南「誰が化け物よ!!」と殴り飛ばされ

俺は空中一回転して着地を決めてから、

後ろの小南先輩の姿をよーく見る。

陽太郎「ぼろぼろじゃないか?」

そう彼女のトリオン体が結構破損しているのだ。

小南「ちょっと滅茶苦茶硬いバムスターに

レイジさんと一緒に戦っただけよ。那須隊の

防衛任務の範囲まで移動してレイジさんの

《全武装》フルアームズで穴だらけにして

倒したわ。それよりも何しているのここ

警戒区域よ。」疑問の顔をする小南をみながら

 

那須「どうしたの小南ちゃん?あっ。」

「あっ。」

そして現れる那須隊。

日浦「それよりも何か少し焦げ臭いですよ。」

 

「えっ?あっ!俺の服焦げてる。」

あの戦いの攻防戦の飛び火がいつの間にか

服に着いたのか、

俺は燃える前に服に着いた火をはたき落とす。

 

熊谷「……本当にあんた達

何しているのこんな所で、」

驚く那須隊達をしり目に、

陽太郎「よし!えんぐんはそろった!

すわ隊長のえんごにむかうぞ!」

背中のバックからでた雷神丸に乗る陽太郎

を見ながら考える剣持。

(いや、これだけ手数が居てもあの

仮面の怪人には勝てない……。)

冷静に相手の実力を見た剣持は、

(変身するしかないか。)

意気揚々に言う陽太郎くんと皆の安全を考えて

「すいません。陽太郎くんをお願いします。」

俺は諏訪隊長が心配になり先行した。

小南「ちょっと!!」

後ろから聞こえてくる声を無視して、

俺は急ぐ!

あの仮面の怪人は危険だ!!

戦闘用なんて生優しい物じゃない!

多目的……偵察、潜入、殲滅、誘拐、破壊、

俺達に見せた能力はほんの一つでしかない

それを本能的に察知した直感と宇宙で

数々の敵と対峙した経験を持つ俺は、

諏訪さんが戦っている場所に急ぎ戻ると

「諏訪さん!」

 

身体中穴だらけになっている諏訪隊長を発見

し俺は駆け寄る。

 

「諏訪さん!しっかりして下さい!!!!」

諏訪「……静か……しろ。…あの仮面の怪人!!

…次戦う……時には絶対に

奴の素顔を…………晒してやる!」

怒りの表情に燃える諏訪さん

の顔を見ながら、緊急脱出する!

 

《戦闘体活動限界 緊急脱出》

 

この時俺達は……ただボーダー本部の

に向かって光が飛び去るのを

見ている事しかできなかった……

(ベム。あの仮面の怪人に誰か心辺りは?)

(ない。そっちは?)

(ないよ?)

俺達は、新たな脅威に無意識に震えていた

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔推奨BGM ウルトラセブン

 

日本近海

公害怪獣は海をゆっくりと進んでいた…

身体から凄まじい悪臭を放ち日本近海の

海の魚達を死体に変えながら、

その様子を海底から見ていた殺戮

宇宙人ホーンデュアウトは、ある事に気付く

ホーン「オオーン。この怪獣は核になる

物がな~~い。」

ドン「不死身の怪獣だ。いかに無敵の

レッドマンも不死身には勝てまい。」

キリキリ「乾燥と圧縮されてマグマに

投げ入れれば終わりだろ!」

ドン「なっ!!」

事実を言われてカッとなるゾークロン。

ホーン「変幻自在な戦い方は嫌いじゃありま

セーン。」

だがゾークロンの怪獣に興味を持つホーンは

対策をキリキリと建てる。

キリキリ「……仕方がない適当に人間を

見つけて公害怪獣と合体させよう。」

 

致命的な弱点を発覚して

ホーン「イエーイ!どうせなら社会に

不満がある

失業者や無職の人をベースにしましょう!」

 

キリキリ「公害怪獣の方はそれでも良いが

貴様はしっかりした奴に寄生しろ!」

 

ホーン「地球は労働できる者とそうじゃない

者で選別するから面白いネッ。」

 

ドン「悪いが狙いは基本ハローワークだぞ。

これは譲れない。」

 

キリキリ「お前らのその妙な拘りはなんだ?」

呆れより拘りに取り憑かれた連中に軽く

恐怖する……

ドン「さぁ。作戦開始だ。」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

翌日の夕方 朝の内からワープで私物を

バックに戻して

学校から帰り…俺は自宅を出た

レッドマンに身体を乗っ取られた日から

夕陽を見ると何となく悲しくなるが、

現実を受け入れて今日を頑張ろう。

国田ゴンザレス

「やぁ。剣持君。またバイトかい。」

この人は近所の国田さん。2年前に

東大の普通科を卒業した求職者。

スキンヘッドがトレードマークの

キン肉マンだ。就活資金集めに

パン屋のバイトをして3ヶ月めの人。

ただ良い会社に入社できてないのが、

最近の悩み事らしい。

「まぁ。そんな所です。」

ボーダーに入っているのは内緒にしている

んだ。

「国田さんはバイトですか?」

国田「まぁね。新卒求人を逃がして、

1年間身体を鍛え上げたツケだよ。」

国田さんは、身体を鍛える事に集中した

余り、面接をサボってしまった過去がある。

最近集めた格闘技の本の数々も近所の国田さん

から貰ったんだ。そして悪徳借金取りに

追われている人でもある。

一度借金の事務所に話を聞くと……

100%完全に悪いのは国田さんだった為

レッドマンも傍観。

国田さんを応援するのは良いが、お金は駄目

……

国田「さて、バイトに行こう。」

「頑張ってください。」

国田さんと別々の道を行く俺。

暫く目的地まで歩くと、集まった人達が、

烏丸「待たせたな。行こう。」

諏訪隊の皆と烏丸先輩

の皆でボーダー本部に呼び出され

全員集まって向かっていた

 

「皆さん…良く眠れましたか。」

俺は軽い世間話しようとしていたが、

 

烏丸「いいや、昨日迅さん言うには

予知にはあったが、確率が物凄く低かった

から確率が高い方に……待機していたらしい」

 

諏訪「高い方って?」

烏丸「仮面の怪人が直接玉狛支部に襲撃

するらしく準備していたらしい。」

 

烏丸「次に小南先輩を狙ってくる、

その次がレイジさん、迅さんは色々

準備していたらしいですが、」

諏訪「実際は昨日の様か……」

皆昨夜の激闘で相当参っていたようだ。

「本当に大丈夫でしたか?」

流石に心配の声をかける俺。

諏訪「……アイツ銀のリボルバーに

黒いショットガンに赤い太陽の炎が

ペイントされたマグナムガンを

持ってやがったのに……射手みたな、

通常弾を高速に回転させた貫通弾?で

こっちを穴だらけにしやがって!」

「…烏丸先輩……貫通弾って合成弾で

あるんですか?」

烏丸「否、合成弾は基本太刀川隊の

出水さんが考えた弾丸で、通常弾+通常弾

=徹甲弾《ギムレット》なら貫通力はあるけど

……」

諏訪「…合成なしで通常弾をドリルみたく

高速回転して放ちやがった。後キューブ

の形じゃなくガチの弾丸の形だったのも

結構恐怖だったな。」

烏丸「それより剣持。例の奴の姿絵は

書けた?」

昨日自宅に戻る途中烏丸先輩に頼まれた事は

奴の姿が視覚情報に残ってない事、

トリオンのレーダーにも反応しなかった事、

肉眼でしか存在を把握できない事を知り

奴の外見の特徴をそれぞれ自宅で

絵で書く必要になった。

画力の問題はあれど、俺は了承し、

「3割。夜の為、細かい所は分からないが、

雰囲気的に石ノ森サイボーグの集合体って

感じです。」

 

諏訪隊と烏丸先輩に見せる。

諏訪「…………何で俺やられ役なんだ。」

烏丸「改めて見るとダークヒーローの

デザインだな。」

満月をバックに書き、摩天楼から諏訪隊長

の胸ぐらを掴む仮面の怪人を書く。

 

(にしても……ベムより強そうな外見だったね。)

(俺の外見はザ・ネクストのアンファンス

とガイバーのイメージデザインだろ。)

どや顔のベム。

(いや、ベム。嘘は良くないよ。

どう頑張っても70年代の変身ヒーローの

分かり安い赤と銀の簡単なヒーローだろ。)

俺は軽くベムの考えたイメージデザインを

想像した

両肘が鋭い刃がある、不気味でリアルな

宇宙人になるだろう……

(無理にカッコいいヒーロー

にならなくて良いよ。)

 

(そうかよ。)

剣持の脳内会話を終わらせ、

皆は昨日の状況を改めて確認する。

諏訪「まず夜の19:00頃俺達はバスに乗って

住宅地に付いた。」

烏丸「敵の狙いは、昨日陽太郎も

言っていたように、玉狛支部の

専用トリガーのデータ」

堤「住宅地の住民に被害が及ばない為

俺達は警戒区域まで移動。」

笹森「途中市街地の大通りを移動するも

敵のモールモッドは透明と消音で、

俺達以外に気付かせず追跡。」

「警戒区域で笹森さん堤さんを倒すも

烏丸先輩の専用トリガーと

諏訪隊長の連携で勝利した。普通はこれで

ハッピーエンドなんだけど……」

烏丸「諏訪さんの背後に音もなく出現した

仮面の怪人に俺の専用トリガーを

コピーされて俺は敗北、」

諏訪「……俺は剣持達が逃げる時間を稼ぐ為

捨て身で挑むもあっさり返り討ちになり、」

 

「仮面の怪人は行方知れず……」

諏訪「モールモッドまではレーダーも

通信も正常だったが、」

烏丸「奴が現れたと同時にジャミングされ、

通信もレーダーも視覚情報も麻痺して、

追跡も記録も不可能……」

 

諏訪「本当だったら今頃ガーディアン

Aの操縦訓練やってるはずなのによ。」

何だかんだ言いながらロボットの操縦

は楽しんでいる諏訪さんを見て俺は

安心する。

何かあったら代打で俺が見学会で、

ロボットを操縦しないといけない

から密かに俺も操縦訓練をしている

 

笹森「堤さんと俺も警備ルートの確認して

当日を万全にしたかったのに。」

 

堤「意外にスケジュール細かいよな。

入り口警備よりも難易度高いよ。」

 

笹森「上等です。」

と発言する笹森を見て、

烏丸「取り敢えず上層部に事情を説明しよう。」

 

俺達は重い足取りでボーダー本部

に向かったのだった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ボーダー本部の食堂

 

生駒「チェストオオオオオオオオ!」

王子「行けーーーーイコさん!」

荒船「ちっレーザー弾が切れた、

弓に切り替える!」

生駒「もうすぐサイバーキメラの全部が

結合崩壊する!」

来馬「……盛り上がってるなぁ。」

 

俺達が本部の施設を歩く途中。

顔見知りの先輩B級隊長達が携帯ゲームを

やっている。

「あっイコさん。」

俺は声を掛けるが、

生駒「静かにしてくれ!!今集中

しているんや!」

 

諏訪「あ~~【エルーシディア物語】か。

1万2000年の科学の文明が、崩壊して

荒野と虚無の現象に立ち向かう

ハイスピードアクションゲーム。」

 

笹森「ハンターって言う人々に恐れられた

職業を始めRPGのあるあるの職業で世界の

滅びを食い止めるゲームですね。」

 

堤「最初にステータスが一番高いハンターを選ぶと

NPCに滅茶苦茶嫌われるので有名なゲームですね。」

 

「魔族や魔物や悪魔に竜とかと戦うけど

一番の敵は人間……俺のトラウマゲームですよ。

何ですか始めての村で村の子供に

いきなり皆の仇だぁーっと9999の

ダメージを貰わないと行けないんですか!」

 

烏丸「その後文字通り身ぐるみ剥がされて

所持品所持金ゼロでゲームやんないと

行けないんだよな。」

 

「対応も塩対応なんか可愛いくらい

酷い対応ですよ。ハンター嫌われ過ぎでしょ。」

諏訪「ハンター容認の街とかじゃないと、

滅茶苦茶難易度高いクエストしかなくて、

『ハンターならできるじゃろ。』

達成できるまで街に入るなっとか言われて

俺…心砕けて

転職の神殿で山賊に転職したぜ。俺。」

 

堤「僕は、吟遊詩人で笹森くんは侍で商人の

護衛任務で、互いにゲームやっている事に

気付いたんですね。」

 

烏丸「実は三門市だと女性プレイヤーが

男性プレイヤーより5倍多いらしいですよ。」

「プレイヤーが両方の意味で泣ける依頼が

多いですからね。」

心を打つ感動エピソードが多い。

緻密にファンタジーと荒野とサイバーを

混ぜて、普通の西洋の中世王国を始め、

古代の遺物トラックにフェラーリという車、

侍の和の国に、亜人達の砦等、

突っ込みは多いが、楽しいゲームだ。

 

こうして10周年記念もしているようだし、

 

諏訪「ほら、エレベーターに乗るぞ。」

皆既に止まったエレベーターに乗り込む。

 

俺は…急いでその場を移動しエレベーターに

入った。

 

諏訪「さて目的の階は……」

「あっ。」

堤「どうしましたか?」

「いえ。」

(染井さん?)

エレベーターの扉が締まる前に、

俺は彼女と目が合った……

 

 

 

 

 

 

 

 

染井(また剣持くんの周りに

何かあったのかな……さて、私は)

香取「葉子。行くわよ。」

染井(私がやる事をやろう。)

那須隊の部屋を目指す。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

ボーダー本部 会議室

 

上層部が揃う場所に呼び出された剣持達。

 

昨夜の激闘を話す烏丸先輩。

城戸「…………話はわかった。

オペレーター達からも報告書が届いている。」

 

鬼怒田「ボーダーのトリガーを使う

トリオン兵……厄介な!」

烏丸「あのモールモッドは?」

 

鬼怒田「調べようにも回収できなかった……」

鬼怒田開発室長の力があれば、

あのモールモッドの持ち主の存在の

手掛かりになるかと思ったが

現実は非情である。

城戸「昨日少なくとも3件同じ奴がバラバラに現れ

玉狛の専用トリガーのデータ収集に活動。

通常のトリオン兵とは違うそいつらは、

無事に破壊は成功……」

 

忍田「だが剣持くん。君達が見た仮面の怪人の

記録は一つもない。」

 

「あっそれなら姿絵を描いてみました。」

俺は描いた姿絵を見せる。

 

それを見た上層部の方々の反応は、

 

 

(((何で?諏訪隊長がやられ役?)))

 

城戸「………ふざけているのかね。」

こちらを睨む司令。

諏訪「ほら。真面目に描かないから……」

焦る諏訪さん。

城戸「石ノ森デザインでサイボーグのキャラ

を混ぜたすらっとしたデザインじゃないか。」

(((そっちか!)))

 

「一つ目タイタンとアポロガイスト

に1から15までのライダーのデザインを

ハカイダーとスカルマン要素に

サイボーグ009の全サイボーグシリーズに

最新型の特徴を混ぜた

パーフェクトサイボーグです。」

 

城戸「それは手強いな。」

 

(((今の説明に何がわかった?)))

 

心の中で突っ込む一同。

鬼怒田「しかし良くわからん

玉狛支部の専用トリガーのデータを取り

こいつは何を考えているんだか。」

絵の怪人を見て発言する鬼怒田さんを見る

 

忍田「あぁ。少なくともこちらに危害を

与えてきた時点で味方ではない。」

 

(嫌な予感がする。)

(ベム。)

諏訪「心配しなくても

今度は万全の状態で奴を捕獲するつもり

だ。奴には借りがあるからな!」

その時後ろの自動ドアが開き

A級の風間隊が入ってくる。

 

風間「B級では荷が重い。仮に奴と戦う

ならA級隊員だ。」

諏訪「なっ!このまま泣き寝入りしろと!」

吠える諏訪さん。

風間「相手との実力の差はお前が嫌と言う程

味わったんじゃないか。」

諏訪さんは握り拳をしたまま

そのまま無言となり、

諏訪隊の空気が最悪な事に……

烏丸「風間さん。余り彼に酷い事を

言わないであげてくれ。」

風間「現実を言っただけだ。」

烏丸「奴は、目的は不明だが必ずまた

俺達の前に現れる。」

烏丸「次は彼らと共に勝つ!」

諏訪「ぁ……」

風間「……勝手にしろ。」

俺達はそのまま部屋を出た。

暫く歩き自販機の椅子に座り、諏訪隊は静か

になる。

 

「…………諏訪さん。」

どんな声を掛けてあげるべきか……

迷ってしまったが、

 

諏訪「……風間の言う通りだ。」

笹森「……諏訪さん……」

 

 

諏訪「心配するな……大丈夫だ。

あの風間隊を見返すぐらいの実力がないと、

あの仮面の怪人には一矢報わないと

俺達全員…………悔しいんだから、」

 

すると立ち上がり諏訪「悪い少し自分のため

に個人ランク戦してくる。明日には

戻るから…………」

 

堤「剣持くん。烏丸くん。僕も諏訪さんに

お供します!」

笹森「すいません!自分もです!」

俺達に頭を下げて訓練室の方に向かった

三人を見て、

 

烏丸「悪いが俺も個人ランク戦をしてくる

……負けて悔しいのは俺も同じだから」

 

烏丸先輩もこの場を去った。

俺はその後ろ姿をただ見る事しかできなかった。

 

(ベム。……皆相当参っているよ。)

(自分達の武器が、通じない相手と

戦い大変さは、散々イポポで味わっただろ)

(今の彼らはまさに今まで

自分の積み上げてきた物が否定されたんだ。)

(俺達の出番じゃない。そっとしとこう。)

ベテランにはベテランの悩みがある。

 

志岐「おっ。べっ…剣持くん。」

 

自販機の前で俺も昨日の敵について考えてると

背後から聞き慣れた声がして振り返る

「志岐さん。どうしたんですか?」

志岐「いや~~顔見知りが心ここにあらず

だったから、心配して声を掛けたのだよ。

ワトソンくん。」

ニヤニヤして嬉しそうに話す志岐の顔を見て

「悩みの種は尽きる事なく、今度の見学会

についてスピーチ練習だよ。」

俺は笑顔で返す、

「あっ最近の防衛任務で普通とは違う

トリオン兵と戦ったか、那須さんを始め

オペレーターの方々にそれとなく聞いて

見てくれ。」

 

志岐「??普通とは違うトリオン兵って?」

首をかしげて質問する志岐さんを見ながら、

「滅茶苦茶早いモールモッドやとにかく硬い

バムスターとか、いつもなら直ぐに

片付けられるレベルの相手がその日は、

滅茶苦茶強いみたいな?」

 

志岐「??昨日玉狛支部の人達と那須隊で

倒した硬いバムスターみたいな奴。」

「………犯人の姿は見た。問題は、そいつ

がボーダーの関係者かもしれないんだ。」

志岐「えっ!!」驚く志岐さん。

「諏訪隊の小佐野さんも知っているかもしれ

ないが、昨日非番の諏訪隊と烏丸先輩が、

交戦したモールモッドはボーダーのトリガー

を多数使用していた。」

志岐「……トリオン兵がトリガーを?

聞いた事ないよ。バムスターは頑丈さだけが

異常って評価だったのに、」

 

「犯人はボーダー関係者か?近界民か?

それもわからない。だけど関係者の場合

ボーダーを知り尽くしている。」

 

志岐「ベテランさん達を疑ってるわけね?」

エリート呼ばれるA級は実力社会だ。

コネで入った特殊なケースを除けば、

怪しさのてんこ盛りだ。

「……残念。旧ボーダーの人達を始め職員全員、

BもCも疑っている自分がいる。」

 

志岐「ご自慢の能力でピったと

犯人はお前だ!は出来ないの?」

 

「そんなのないよ?」肩をすくめてため息を

吐く。

「せめてヒントがあればっと」

志岐は彼がここまで考え込む姿を見て普通

に驚く。姿なき侵略者と日々戦う

レッドマンも知略に苦戦しているのだ。

志岐「相手は相当頭が切れるね。

ワトソンくん。」

 

「ホームズくん。危ない橋は渡らない程度に

頼む。いつでも俺が駆け付けられる分け

じゃないんだから、」

 

志岐「わかっているよ。無理な事はもうしない

外見は普通…でもいつもとは違うトリオン兵

の情報は、程々集めるよ。」

 

志岐「じゃあね。」軽く手を振り、彼女は

その場を去る。

 

「さて、俺も行くか。」

(どこに?)

(訓練室だ。今日本に迫るあの

ヘドロの怪獣をどうにかするのも仕事だが

あの仮面がこっちの敵ならいずれ俺達に

危害が与えるのなら仮想でも良いから

シュミレーションしないと。)

 

俺は訓練室に向かった。

その剣持の後ろ姿を見る視線に気付かずに、

 

染井(本当に志岐さん…何事もなく剣持くん

と会話している。)

しかも結構仲良そさうだ。

 

今彼にその事を聞くのは難しそうだ。

それは今度の勉強会に聞こう。

 

染井はその場から離れた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

諏訪○×○×○×××××

犬飼×○×○×○○○○○

 

《ランク戦終了。犬飼win》

ブースを出た犬飼は、

普段より雑な戦いする諏訪さんに

疑問を覚えるが、諏訪は既に、

個人ランク戦の施設を後にした。

 

 

諏訪は1人屋上で黄昏れていた。

諏訪(俺より優秀な人間は沢山いる。)

もうすぐ日が完全に沈む。

昨日あんな事が合っても三門市は普通に

問題ない。だって俺より凄いエースは

沢山いるから……

俺なんかいても意味があるのか?

日佐人や堤や小佐野も俺より優秀な隊長

がいる隊に配属させれば、

あいつらの為なんじゃないか。

 

諏訪は自分の武器は、作戦を考える思考力

だと思う。だが1人だと出来る事が限られ

ている。

 

だが俺自身の実力って実は大したことない

んじゃないか。

そう最近考える始末だ。

諏訪(……ボーダー辞めようかな。)

仮に辞めるたら俺に何が残るんだろうか

……

ボーダーを辞めたら、大学で文系を勉強

しながら、推理小説作家でも目指すのも

一つの将来の道だな。

 

諏訪「はぁ~~」

 

諏訪の脳裏を過るのは風間が言った

言葉だった。

風間『相手との実力の差はお前が

嫌という程味わったんじゃないのか。』

 

そんなのは、俺が一番わかっているんだよ!

 

あの怪人野郎!俺攻撃を無視して、

 

仮面の怪人「……塵は塵に帰れ。」

こっちがシールドを張るより速くに撃ち抜き

やがった!!

 

仮面の怪人「…………負け犬が……」

脳裏に刻みこまれた言葉が心に激しく

波紋を作る。

 

ボーダー本部の屋上で吸うタバコは旨い

 

 

……はずだった……

今はやけにくそ不味い……

 

迅「あれ?諏訪さんじゃん。珍しい。」

気分が悪い時に限って嫌な奴に会う。

 

諏訪「なんだよ。」

迅はあげせんを食べながら、言う。

迅「いや~~陽太郎が心配してたからさぁ。」

 

迅「あいつ。剣持と一緒に自分を逃がしてくれた

お前に礼の言葉を言えていないから、

あいつも結構怖い目に会ったからさぁ。

俺からも諏訪さんに礼の

言葉を言いたかったんだ。」

 

諏訪「…………そうかよ。」

 

諏訪は歩きながら屋上を離れようとした時、

 

迅「諏訪さんは今のボーダーは好きか?」

俺は足を止める。

迅「俺はブラックトリガーが使えるけど

何でもは出来ない。狙撃も射撃も勿論

専門家に負けるし、近接の孤月では、

太刀川さんには勝てないし、隊長って柄でも

ない。それでも…………

適材適所は誰にでもある。」

 

諏訪「……………………」

 

迅「未来は無数に存在する。だけど諏訪さん。

あんたが、ボーダーを辞める未来一つもない。」

諏訪「……そうかよ。」

 

迅「陽太郎を助けてくれてありがとう。」

 

耳に言葉が聞こえたが、心は閉じていた俺は

屋上を去った。

 

 

その後ろ姿を迅はただ見る事しか出来なかった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

暫く1人でぶらぶら歩くと、気が付いたら

 

諏訪「あっ。」

 

ホシノ「うん?」

『お化け屋敷』に到着していた。

 

諏訪は立ち去ろうとした。

今の自分は、ロボット上手く動かす事

が出来ないから、

目の前でローバーの整備をしている隊員達の

姿を見かけ諏訪は立ち去ろうとしたが、

ホシノ「…………待て。」

諏訪「……」足を止めてしまった。

また叱られるそう確信していたのに、

 

ホシノ「少し射撃訓練に付き合え。」

 

諏訪「えっ。」

 

ホシノ「チャールズ。アラシ。少し持ち場を

離れるぞ。」

アラシ「了解。」

 

ホシノ「ほら、何してるお前が好きな射撃だぞ。」

諏訪「あっ俺……」

 

『お化け屋敷』の射撃訓練所

 

試作レーザーライフル

ブラックランチャー

 

黒い近未来風のライフルを持たされて、

 

諏訪「あのこれって機密な物じゃ。」

 

訓練所で試作レーザーライフルを

渡され、指定の位置に付き。

ホシノ「キム。的を出してくれ。」

スピーカーから

キム《了解。訓練レベル小型宇宙生物

速度に設定。敵宇宙船での仮想戦闘

射撃訓練開始。》

 

ホシノ「そこ緑のランプが20個発光している

そいつライフバー。動く的に攻撃される

と赤に替わる。全部赤に変わったら

おしまいだ。」

すかさずライフルを構えるホシノ

諏訪「えっちょっと待って!」

ホシノ「制限時間は5分。それまで

お前にどのくらいの実力が

あるか悪いが試すぞ。」

お手本通りの持ち方をするホシノの

構えを諏訪は慌ててホシノの構えと

同じにする。

 

開始の音と共に的が現れる。

 

青いビームが動く的に、当てながら聞く。

 

ホシノ「……武装は他にもある。

それに、お前は的を大きく外し過ぎだ。」

 

ビームの音が訓練所に鳴り響く中で、

ホシノチーフは淡々と射撃する。

 

ホシノ「…集中が乱れているな。

何が会った?」

ホシノチーフの的は綺麗に的に直撃している

 

諏訪「……剣持から聞いてないんですか?」

俺は的を狙うが、動きまくる的ゆえ、再び

外す。

 

ホシノ「俺はお前の口から直接

聞きたいんだ。」

諏訪「………………」

 

諏訪はホシノチーフは既に剣持から

事情を聞いたはずなのに……

どうして俺自身から聞きたいんだ。

諏訪「今の仕事に疑問が生まれて

しまったんです。」

チーフはこっちを見る事なくビームを撃ち

 

ホシノ「……続けて」

諏訪「入隊した頃は、上には上が

いるってわかっていたんですよ。」

 

諏訪「…それでも自分が出来る事をしよう。

っと息巻いていたら、周り…後から来た

奴らの自分の実力を比べてしまって、」

 

諏訪「黒野が俺の隊に入ってくれた時凄く

嬉しかったんです。」

 

諏訪「ランク戦でも勝ち続けて…

…順位も上がりA級も夢じゃない…

…俺達はちゃんとやれば

出来るって…………」

懐かしい栄光…………

 

ホシノ「だが黒野は諏訪隊を離れた……」

諏訪「恨んではいません。事情が合ったの

は確かですから……」

 

ホシノ「……お前は何でボーダーに

入隊した?」

諏訪「えっ?あっ」

既に赤に替わったランプは4つ。

この射撃訓練は緑ランプを5分間

守り切れるかも大事な評価の一つ。

諏訪「俺は…………」

始めの気持ちも時間が立つと

忘れがちになる…大切な転換期だったのに

 

ホシノ「まぁ良い。それはいつか酒の席で

教えてくれれば、」

諏訪は自分を励ましてくれているのか?

ホシノチーフを見ながら思う。

普段の自分に辛抱強く厳しく指導してくれる

この人……頭が滅茶苦茶良いと訓練しながら

わかる。

的に向かって寸分違わずビームを命中

射せているからだ。

 

諏訪はホシノチーフに興味を持った。

諏訪「チーフはどうしてこの仕事に?」

現場の行動チーフ。

剣持が言うには、電子工学、機械工学、

航空力学、量子物理学、物理化学、

の博士号を取得しているエリート。

現場じゃなく開発室長の鬼怒田さん

のポジションに居そうな人なのに、

 

ホシノ「……………………………

仇の怪獣を探してこの組織に入った。」

暫くして答えてくれた。

諏訪「えっ「手を止めるな!」あっはい!」

 

ホシノ「俺の故郷は岩根島と言って、

7年前に沈没した島の数少ない生き残りだ。」

諏訪「あっそれニュースでやってました。

海底火山の噴火で島が沈んだって、」

ホシノ「……噴火じゃない。

岩根島に現れたんだ。怪獣が…」

 

ホシノは静かに語る……『お化け屋敷』

科学特別機動捜査隊の入隊理由を…

 

ホシノ「うちの家は、代々漁師の一族でな。

魚と干物とかを港の市場で売る仕事をしていた

んだ。俺は島の中じゃ頭が良いから、

特別に東京の頭の良い奴らが集まる高校に

入学して貰い。主席で卒業…東大の海洋生物

学者の教授の元で勉強して、海洋生物学者

の若き天才なんて言われて結婚もして

子供も3人…幸せな生活をしていたよ。」

 

諏訪は射撃訓練しながら話を聞いていた

ホシノ「妻の両親を俺の地元の島に観光

させようと沢山準備して、島の奴らが

総動員で盛り上がって、妻も俺の両親

も楽しそうだった……実際カイト財団

がリゾート施設を建設する予定で、

島も発展する流れだった……だが」

 

空気が変わる

ホシノ「地質学者が突然島に来て島の近くの

海底の様子がおかしいと言われ、

俺は地質学者と腕の良い船乗りでと共に

家族を島に置いて調査した。

普通の地震とは違い断続的に島に近付く

震源地……更に海面の温度調査をしている

最中に巨大な咆哮が海から鳴り響き

晴れの空は嵐と変わり、

奴は姿を表した!」

 

ホシノ「奴の能力で津波は起こり、

俺の故郷と俺の家族は……海に沈んだ

……」

 

ホシノ「……俺は小笠原諸島に漂流していて

パリ本部から派遣されたムラマツキャップと

本部に務めているフジ隊員に救助された

……暫く東京の病院に入院していると、

偽りのニュースを見た。世間に真実を

発表したかったが、証拠もない現実で

地殻変動の為島が沈む

が有力の普通の世の中で

……俺は再びムラマツキャップと出会った。

家族と故郷を失った俺にキャップは

今のように射撃場まで足を運び、

的を撃ちながら俺の話を聞いていた。

……職場では鬼なんて呼ばれるあの人

も仕事を離れるとあんなに優しい人は

いない。……俺は『お化け屋敷』の

存在を教えて貰い、そこに入隊する事

にした。

仇の怪獣が人知れず倒されるのを

待つよりも、俺が前に進む為に仇の

怪獣と直接戦う……そう俺は決めた……

 

…………怪獣を倒しても死んだ

人間は蘇る事はない…

…ただの俺のケジメだ。」

 

諏訪は只彼の話を聞いてどう言葉を返すの

が正しいのか解らなくなった……

 

ホシノ「……射撃辞めるか?」

《訓練終了……》

 

諏訪「……射撃訓練もう一回良いですか。」

 

ホシノ「……キム。もう一回頼む。」

キム《了解。》

再び開始の音と共に的が現れる……

諏訪「…『お化け屋敷』の開発室の人には、

ならなかったんですか?」

ホシノ「……考えたさ。だが『お化け屋敷』の

パリ本部の科学者達を見て…俺は戦術や戦略

…それと色々な学が足りない事を身を持って

知ったよ。実際体力テストを始め、

サバイバルテストなんて成績はギリギリ

だったからな。」

 

ホシノはオカッナイ顔をしながら言う。

ホシノ「それからパリ本部に務めて、

岩根島の付近調査をしたよ。パリ本部

でわかった事は、あの怪獣は人工怪獣

だって事だ……」

 

諏訪「人工怪獣?」初耳の単語を聞き返す。

ホシノ「パリ本部は様々視点から怪獣や怪奇

現象を調べる。オカルトの話すら仮定して

仇の怪獣探しをしながら、世界の海に関する

神話や事件、の調査の一つに海底遺跡の調査

に俺とキャップが出動することになった……

そこで海底のムー帝国の存在をあるかないかを

調べる専門家の遺跡調査で、偶然俺は

壁画に絵描かれた怪獣の姿が

俺の故郷を沈めた怪獣の姿と酷似していた

事に気付く……」

 

「パリ本部の古代の言語と文字に詳しい博士

に無理を言って壁画の写真の古代文字を

調べてもらった……」

 

諏訪「それで!?どうなったんですか?」

ホシノ「ムー帝国はアトランティス人を

滅亡させる為に、俺達よりも優れた文明と

技術で人工の古代海底怪獣兵器を造り出し、

伝説の都アトランティスを海に沈めた…

……記録の壁画だったんだ……」

 

諏訪「話のスケールが大きくなってきました。」

ホシノ「俺も最初はそう納得した。

敵もわかった。奴らはさながら海底の支配者

今も世界の海のどこかに奴らは怪獣と共に

いる!……さぁ。俺も話は終わった…次は

お前の番だ。」

諏訪「えっ!!…………笑わないで下さいね。」

ホシノ「もう俺の笑顔は死んだよ。7年前にな」

ジョークに聞こえるようで

ジョークじゃない発言に諏訪は苦笑いをする。

諏訪「昨日。仮面の怪人に戦うより先に、

恐怖で身体が動けなかったんです…京介が俺の

フォローをしてくれて、俺は恐怖と戦いながら

あっコイツには勝てないって本能でわかって

しまって、それでも剣持達が逃げる時間を稼

がないと必死に散弾銃を撃ち捲って、」

 

ホシノ「ソイツは強かったか?」

諏訪「怖かったです。顔が見えないから

不気味さもあったし、……剣持曰く、

パーフェクトサイボーグだって、」

 

ホシノ「メンタルもパフォーマンスも

最悪なタイミングで最悪なサイボーグか?」

ホシノ「今でも怖いか?」

諏訪「あっはい……」

ホシノ「ならそれを大事にしろ。」

諏訪「えっ!!」

ホシノ「お前にはまだその恐怖と戦うという

大事な事が残っているだろう。」

ホシノ「恐怖を感じないと人間はおしまいだ。」

ホシノ「生きた人なら恐怖は感じとけ。

恐怖がそれだけに

大きく強いって事は、それだけ

生きたい気持ちや負けたくない

気持ちの現れだ。胸をはれ…諏訪隊長。」

諏訪は銃を撃つのを止めホシノの話を

聞いていた。

キム《訓練終了。》

ホシノ「俺に話せ。仮面の怪人について?」

諏訪「身長は189㎝の長身……ボーダーの

トリガーをコピー出来ます。」

ホシノ「仮にサイボーグなら、関節や

稼働部分は他の部位より脆い…内熱機関は

熱暴走に弱いのも有りか………トリガーの

コピーなら新しい戦法や

戦術で戦うのも有効だな。」

諏訪「でも仕込みの戦術って付け焼き刃

や生兵法で上手くいかないもんですよ。」

 

ホシノ「ならお前達が最も得意な戦法に

相手の反応や虚を付く一手欲しいな。」

 

諏訪「外見は黒いカブトムシの角が生えた

赤い一つ単眼の仮面にコートやらマントやら

マフラーやらスカーフやら着た西洋騎士

の暑苦し格好してました…」

ホシノ「髪の毛とかは見えたか?」

諏訪「いいえ。」

ホシノ「フルフェイスタイプの仮面の兜は

、外部の斬撃に対策して……打撃等の衝撃で

は脳震盪で気絶させ安い…マントやコートは

身体の動きを阻害しやすい為…

…武器の収納や、迎撃……自分から積極的

に攻撃はしない……奴の武器は?」

 

諏訪「射手用のトリガーは普通ですけど、

アイツの銃はパッと見ると強力そうでした

黒いショットガンに銀のリボルバー、

太陽の炎のラインがペイントされた

マグナム銃。腰ベルトから米屋の槍も出して

いたし」

ホシノ「銃の反動で腕がちぎれるのも

仮定しろ。諏訪……お前の知る限りの

テレビや漫画のサイボーグの武装を考えろ。」

 

突然の質問に驚きながら、

諏訪「…風や太陽と電気を

エネルギーに変換して、空も飛ぶ。

指先からマシンガンを出したり

全身武器が内蔵されている。

…両腕を状況に応じて変える

人間より良く遠くを見る聞く……肘や膝

が小型武器を出す、人間より馬力が違う

速さも違う……深い海も潜れる……

火炎や光線を顔から出す…超能力が使える

?ジャンプ力も凄い……サイボーグを

仮定したらきりがないですよ。」

 

ホシノ「仮にそれらを全部出来た

相手だとしたら万能だが無敵ではない。」

諏訪「えっ?俺が言うのもなんですけど、

さっきの性能にプラスにボーダーの

トリガーって勝てたら奇跡ですよ。」

 

ホシノ「仮にトリオン兵なら性能が強力に

し過ぎるぶん。奇策や諏訪隊が絶対やらない

戦い方をされたら対応が遅れるだろう。」

 

諏訪「諏訪隊が絶対やらない戦い方?」

ホシノ「あくまでこれらはヒントだ?

大切なのは仮面の怪人の

対応や判断を遅らさせ、隙を作らせる。

その隙に相手の武装でも奪って相手に

攻撃でもするなり、一点集中を狙う

なり、戦い方考えろ。」

諏訪「例えばウイルスとか送り込むとか?」

ホシノ「相手もトリオン体ならトリガー

のプログラムを狂わすとか五感を麻痺

させるとか傷つけるだけが戦いじゃない。」

 

諏訪「…………普段とは違う戦い方……」

ホシノ「仮面の怪人は強いが、なら尚更

対策を沢山建てろ……まだまだボーダー

を辞めるなんかより、考えろ……

諏訪隊の隊長を名乗るなら、

限界まで足掻いてもがいて、全部

仮面の怪人にぶつけろ……」

 

諏訪「はい!ホシノチーフ!!俺!

ガーディアンAの訓練に戻ります!!」

 

諏訪は訓練所を後にした……

暗い雰囲気は消えて明るくていつもの

諏訪に戻っていた……

 

キム《珍しい物を見たわ。》

 

ホシノ「俺達は人間なんだ。悩む迷う

なんて人生沢山あるんだ……さて、

そろそろあの剣持が持ち帰ったヘドロ

の退治方法を考えないと……」

 

海洋生物学者の顔も持つホシノは、

チャールズ達の元に戻った……

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

諏訪がホシノチーフと会話している少し前

に戻る

 

俺はシュミレーションで製作した

仮想の仮面の怪人の戦闘データのUSB

メモリーを持って、

移動している途中であった

剣持は突然正面に現れた香取に捕まった。

「きゃー変態ーー」

魂の叫びをする剣持。

 

香取「……普通逆じゃない!なんで私が

現れたらそんな態度なの!!」

「……直接とは珍しい……模擬戦?」

普段電話かメールでのやり取りが基本の二人。

香取「残念。勉強会の知らせよ。」

「えぇー」露骨にがっかりする

香取「がっかりすな!まぁ良いわ。

ゲスト4人来るから3日後までに

お菓子とお茶の準備をしていなさい!」

 

「今度勉強会の会場俺の家かよ!」

香取「大丈夫。あんたはいつも通りしていれ

ば良いんだから、」

 

「……まっ映画位しかないつまらない家

だけど良いよ。」

 

香取「よし!……何持っているの?」

この際香取さんに頼むのも一つの手段だな。

「USBメモリー。滅茶苦茶強い敵のデータが

入った。」

 

香取「ふ~~ん。どのくらい。」

食い付いた。

「A級をコテンパンされるレベル……」

 

流石の香取もドン引きする。

香取「仮想戦闘でしょ。マジ。」

「仮想でも強さは一級品。挑戦して見る?」

香取は暫く考えて……

香取「まっでも一回だけなら、」

 

どうやらOKはもらった……

 

では試そう……

 

レッドマンがガチで危険と思った相手の実力を

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんやかんやあって模擬戦は終了した。

 

香取「………………もう戦いたくない……」

真っ白に燃え尽きた香取さん。

 

「……ワンサイドゲームだったね。」

 

石ノ森サイボーグの設定を緻密に再現

した結果……ボーダーのトリオン体と

比べると仮面の怪人の

基礎能力《スペック》では怪人が遥かに

上とわかった……

 

石ノ森サイボーグヒーローは偉大だ。

人類の自由と平和の為に日夜、

悪の組織と戦う彼らがもし悪の手先

と化したら……今の状況になると思う。

 

イデ《こちらイデ。剣持隊員。至急基地に

急行されたし》

 

「了解。」

 

仮面の怪人は魅せる動きや無駄な動きは

省き最短で目的を果たす戦闘スタイルだ。

 

最小限の動作で相手の動きを封じ、

確実に相手の耐久限界以上の攻撃で

息の根を止める…………

 

(うわ~~しっかり再現すると面倒な

敵だ。嫌いなタイプの敵だけど……)

(ベム。これでも外見再現…出力再現で

20%だよ。武装の威力も隠し攻撃や兵器

もまだ不明なんだから……でも、

レッドマンと戦闘スタイルが全然違うし

相性は最悪なのは……同意見だ。)

 

まだまだ情報不足の危険な相手だ……

シュミレーターを製作して損はない。

 

「それじゃ香取さん。3日後の家に勉強会

ちゃんと来てね。」

香取「あんた一体何と遭遇したのよ~~」

恐怖の怪人に涙声で叫び香取さんから離れ

て…………俺は走る

 

イデ隊員からの呼び出しで『お化け屋敷』

に向かう俺。

 

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お化け館の作戦司令室。各種通信装置、

レーダー、解析装置などが備えられており、

情報の収集、作戦立案などに運用されている。

また、ラウンジが隣接されており、待機、

休憩室として機能して緊急時に即対応が

出来るようになっている。

 

司令室に剣持が到着すると黒野先輩が

椅子に座りながら言う。

「よし。全員集結確認。エドランド隊長。作戦

説明を。」

 

エドランド「まず昨日回収したヘドロは、

乾燥に弱い事をベックとチャールズとホシノ

が確認した。」

 

チャールズ「燃やすより、乾かすのが有効的

なのはわかったんだ。」

惣菜パンを食べながら説明する。

ホシノ「だがヘドロ怪獣の本体は日本近海を

悠々自適に泳ぎ周囲の魚は死体となって、

海を漂う。公害の有毒成分が海に流れている

始末だ……奴の水分を抜く為に強力な乾燥剤が

大量にいる……」

サンダース「砂漠に誘導するのは?」

ロイド「あるいは火山のマグマに投げ入れる」

 

ホシノ「あの巨大な身体を輸送する物がない。」

ベック「バラバラにして熔鉱炉に運ぶのが

今の所ベストな作戦よ。」

黒野「一応秘密兵器を北海道からバラして

いる。ただ設置する場所と其処に

怪獣を誘導する役でまだ未完成の計画だ。」

 

キム「秘密兵器って?」

興味がある質問をしてくれるキム姐さん。

黒野「電極板だ。巨大な。本来は北海道

の湿地性土壌を乾燥に用いられる物で、

今急ピッチで解体している。乾燥に弱い

なら半魚人モドキの証明板の光熱も効果ありかも

知れないが、ソーラー発電のエネルギーで

両方使用時間が掛かり過ぎる……」

 

ホシノ「バラバラにして熔鉱炉に輸送する

作戦は2日後だ。各員準備は怠るなよ。」

 

「「了解!!」」

 

 

 

 

 

 

そして2日の時が経った……

 

土曜日。見学会まで残り7日。

 

 

気分を一新した諏訪隊は、来るべき

見学会の準備を進め……

 

俺も準備をしていた。

 

そして公害怪獣と戦う日が来たのだ!

 

俺は野外訓練場でガーディアンAのそば

に休憩している諏訪隊長にムラマツ隊長から

本日の訓練は終了して大型格納庫に

ガーディアンAを戻すように伝える。

諏訪「えっ?俺はまだ大丈夫だぜ。」

疑問を覚える諏訪さん。

「今日は大型格納庫の近く休憩室に待機して

ください。」

諏訪「何か合ったのか?」

 

「実は…アラシ「あっ剣持。司令室に間に

合わないよ。さっ行こう行こう。」ちょっと

アラシ隊員。諏訪隊長!出番がありますよ!」

アラシ隊員に連れてかれる俺を見る諏訪さん。

 

諏訪「出番?あっ見学会のリハーサルか。

こうしちゃおれねぇ!堤、日佐人、俺ちょっと

大型格納庫にAを戻してくるわ。」

盛大な誤解をする諏訪隊長。

堤「気を付けて。」

 

諏訪はこの数分後怪獣と取っ組み合いをする

なんて欠片も思わなかったのだ……

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

「剣持来ました。」

アラシ「到着しました。」

作戦司令室に到着すると

作戦の説明が丁度良く始まった。

 

エドランド「よし。説明を……」

 

ホシノ「そして今回の作戦の怪獣を

バラバラにする為には主役……

ガーディアンAの出撃が必要だ。」

小型通信機器を持ち

…ホシノ「諏訪。お前の好きな派手な戦いだ。

準備しろ!」

諏訪《えっ?マジで?》戸惑う諏訪さん。

ホシノ「本気だ。怪獣と格闘する許可を出す。

大型格納庫にある化学防護服を着用後に

操縦席にて待機しろ。」

(こりゃお手並み拝見だ。)

諏訪《えぇー聞いてないぜ。》驚きながら

も話をする諏訪隊長。

ホシノ「出番があると伝えたが……」

 

諏訪《いやいやリハーサルじゃ。》

ホシノ「訓練じゃないから実地戦闘だ。

通信終了。」

 

エドランド「我々は、Aの援護に回る。

各員出動!」「「「了解!!」」」

全員フライトジャケットを装着して、

多目的万能ヘルメットを被る。

その時司令室に緊急通信が入る

イデ「はい。こちらイデ。……何!」

ムラマツ「どうした!」

イデ「公害怪獣が移動を速め道行く

タンカーの燃料を飲みながら

速度を上げて日本に上陸したとの

報告があります!」

 

黒野「思った以上に速いなぁ。怪獣の

移動速度……スローペースで7日後って

昨日今日聞いたばかりなのに……」

呆れる黒野先輩。

ムラマツ「上陸場所は!?」

イデ「静岡県の駿河湾、田子の浦の

工場地帯です!」

 

黒野「えっあそこって富士山と製紙

工場の場所だろ!ってマッハビーストに

搭乗するメンバーは、付いて来てくれ!」

ジーン「ジャック。行こう。」

キム「海を汚すなんて許さない!」

今回はキム隊員も怒っています。

突っ込みを入れる黒野先輩を無視して…

アラシ「あっじゃあ俺は剣持とホバー9で

出撃します。」

「もう行こう。アラシ隊員。」

チャールズ「あっ俺はローバーで出撃

します。」

ロイド「頼むよ。運転手。」

サンダース「地上戦は任せてくれ。」

ホシノ「イデ隊員とベック隊員は基地から

バックアップお願いします。黒野隊員。

例の巨大電極板は?」

黒野「間に合わないよ。昨日の夕方に

性能テストが終了して、8日後に富士山に

バラして設置する予定だったんだから…」

何やら公害怪獣の対策に新兵器の準備を

していたらしいが、御披露目はお流れに

 

ベック「了解。」

イデ「了解。ホシノ隊員気を付けて。」

それぞれの搭乗する物の格納庫に向かう。

 

俺が乗るのは偵察用戦闘機。

万能戦闘機にはジャック隊員を始め、

実力者達が、車両には特攻隊が、

 

そして今回の主役のロボットには

諏訪さんが操縦者として活躍する

 

(レッドマンに変身しなくて大丈夫

そうだね?)

作戦内容に不備はないのだがベムには怪訝な顔

で考える

(あの公害怪獣……何か身体を弄られた

のか……スピードが変わっているな。)

(どういう事?)

(予定の10日の進行速度からの上陸より圧倒的

に速く怪獣は田子の浦に上陸した……

ゾークロンが手を加えたのなら、

宇宙人に警戒した方が良いかも知れない。)

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

諏訪「これが化学防護服か。随分としっかり

しているなぁ。」先ほど通信機器から

実戦の為に出撃準備しろと要請が合った。

ボーダーの上層部にも諏訪隊長を貸してくれ

連絡があり、忍田本部長と城戸司令が許可

を出した……

整備士達が大勢Aを整備点検してくれている

諏訪は瞑想したくなった……だが、

俺のやるべき事だからと防護服に着替えて

酸素ボンベを背負う……防毒マスクを着用し

そしてこれから乗るロボットを見上げる。

諏訪「ガーディアンA……」

整備班の班長 近藤 勝班長の大声が格納庫に響く

近藤「お前ら!モタモタするなぁ!!!

だらだらしていると山に埋めるぞ!!」

諏訪「この組織((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」

ホシノチーフ以上にオッカナイ人がいた衝撃

 

戦いの時は来た。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

静岡県 駿河湾 田子の浦

 

時間をかけて公害問題を無事解決して

綺麗な空と海を取り戻した地域だ。

 

 

時刻は18:00

辺りは濃霧に包まれて、公害怪獣が駿河湾

から上陸して悪臭と共に工場地帯を目指す。

そして現在……公害怪獣ポイズンゴースト

は凄まじい悪臭と共に現れ、大量の自動車

の排気ガスを吸っていた。

 

 

 

 

公害怪獣ポイズンゴースト

身長88㍍ 後で44㍍になる

体重50000トン 後で25000トンになる

汚された海が激しく荒れる!凄まじい悪臭の

ため鼻はない。

ヘドロで出来た液体状のモンスター。

日本近海を漂うヘドロが集合して、モンスターに

なったもの。ドロドロのスライムのような身体は

伸縮自在で手足を長く伸ばしてパンチする。

 

それを地上から見ていたホーンデュアウト

は工場地帯移動して排煙処理システムを弄り

工場の煙突から有毒ガスを出させ

ホーン「さぁ~素敵なランチをどうぞ~~」

ポイズンゴースト鈍く動きながら

は工場地帯に移動して煙突の有毒ガスを

良い煙草の程度の感覚で吹かしていた……

 

その様子を上空からホバー9から記録写真を

取る。

 

《諏訪さん聞こえますか?》

暫く待つと諏訪さん声が聞こえて来た。

諏訪《あぁ。聞こえるぞ。》

サンダース《こちら地上班。周辺の市民の避難

は難航している。怪獣を市街地に入れず、

工場地帯で釘付けにしろ。》

諏訪《了解。》

《相手は工場の煙を吸っています。

言われた通りの化学防護服と酸素ボンベは

装備していますか?》

諏訪《禁煙期間が終わったオッサンみたい

怪獣だな。あぁ。動き難い装備しているよ。》

確かにドロドロにネバネバにスライムで

無理矢理人型にした外見に禁煙が終わり

煙を美味しそうに吸っているオッサンに

見えなくもない。

(ああいう怪獣が意外に強豪なんだよな。)

最近【ゴジラ対ヘドラ】を見たせいか、

この頃、外見より能力で勝負は大事。

と考えるようになってきた夢想であった。

諏訪《トリオン体でこの格好って》

 

アラシ「ヘドロと有毒ガスの固まりだ。

過去の亡霊である公害から命名して……」

《真琴先輩がポイズンゴーストと名付けました》

諏訪《俺の仕事は?》

アラシ「トラック荷台程度まであの公害怪獣

を倒して解体する事だよ。アニメや特撮見たい

の主役だよ。」緊張をほぐす会話をする。

諏訪《ちょっと待ってくれ!ガーディアンA

の武装は俺まだ知らないんだけど!!》

暫く静かになり、

 

 

 

 

 

 

 

 

アラシ「バネ式パンチロケット。」

 

諏訪《えっ?》

 

アラシ「特殊合金のバネで放つパンチロケット

オンリーだ。」

 

諏訪《フザケンなぁ~~そんなんでどう戦う!

目から熱光線とかミサイルとかは?》

アラシ「ピープロの巨大ロボットとは

違って滅茶苦茶硬いのが取り柄のロボだから》

 

「大丈夫ですか?諏訪隊長。」

心配する剣持。

諏訪《こうなったら!!あの仮面野郎の技術

を解析してロボにボーダーのトリガー使える

ようにして貰ってやる!!!!》

 

アラシ「その意気だ!」

気を利かせてBGMを流すアラシ隊員。

〔推奨BGMマジンガーZのテーマ〕

 

諏訪《おぉー。盛り上がる曲じゃん。》

 

ムラマツ《降下せよ。ガーディアンA。》

覚悟を決めた諏訪隊長。

諏訪《こうなったらやってやる!!堤!!

日佐人!おサノ!!達者でな!

元気に頑張れよ!ガーディアンGO!!!!》

 

 

諏訪《ガーディアンキック!!!!》

 

ポイズンゴーストの上空から飛び蹴り

を決めて怪獣を転倒させる!!

 

転がりながら体勢を立て直す。

怪獣はガーディアンAを敵と認識して

カエルのような跳躍力を見せてAに向かって

のし掛かる!!

諏訪《こいつ離れろ!!この!!》

ガーディアンAはダウンして、真上から追撃を

するポイズンゴースト!

両者が田子の浦で激突する!

 

諏訪《この!!ガーディアンパアアンチ!!》

 

 

のし掛かる公害怪獣と激しい格闘戦を

展開する!!

諏訪《こいつ!!気持ち悪いんだよ!畜生!》

ドロドロのネバネバで打撃が通るか

わからないが、殴るしかない!おろっ

諏訪《あれ!?貫い抜いちまった…

…えっ?どうすんのコイツ!!

物理攻撃効かないじゃねえか!!》

電光磁合金の拳が怪獣にダメージを与える!

ではなく押し退けて立ち上がる為拳を

相手にぶつけたらまるで粳に釘を刺すように

あっさり怪獣の身体に

穴を開ける始末。

しかも怪獣はダメージを食らったようには

見えない。

アラシ「とにかく押し出しだ!

プッシュプッシュ!」通信から助言に

なるかわからない言葉を貰い。

ドロドロの身体をAは両手で掴み投げる

ガーディアンAは体勢を立て直し、

ポイズンゴーストと取っ組み合いになる!

工場地帯の被害を気にしなくてならない

為、諏訪の戦い方も消極的だ。

アッパーカットを決めて距離を離す

怪獣の攻撃がわからない以上警戒に越した事は

ない。

 

諏訪《てっうわ!なんだ?こりゃ!

コイツの腕が》

するとポイズンゴーストの両腕が伸びて、

Aの胴体を巻き掴み上げ勢い良く

放り投げられる!

 

諏訪《ぐわぁぁー!》

建物を破壊しながら倒れるA。

ムラマツ「攻撃開始!」

黒野「了解。」

上空を飛行するマッハビーストから

ミサイルが発射され、公害怪獣を攻撃する!

怪獣の身体にミサイルが爆発し、

怪獣の身体が燃える!

ムラマツ《地上班。攻撃開始!》

地上から市街地を抜け颯爽とかけるローバー。

ロイド「運転手。しっかり運転を頼むぞ!」

ローバーの後部シートに格納されている

4連装ロケットランチャーを取り出すロイド。

チャールズ「攻撃担当しっかり狙ってくれよ!」

ローバーを運転するチャールズ。

サンダース「ヒャッホーーーー!!!」

火を噴くバズーカと持ちながら叫ぶサンダース。

 

サンダース「かかってこい!!

スライム野郎!」

バズーカを発射しながら叫ぶリック。

ロイド「あんな外見でも顔面は弱い事を祈る

よ……」皮肉を怪獣に言いながら、攻撃をする。

 

ポイズンゴースト「「ガラガラガラガラ」」

地上班のノリノリの戦いを見て諏訪隊長は、

諏訪《やっぱり。俺も散弾銃を持って地上から

攻撃した方が良かったかな~~。おらっ!》

ガーディアンAは立ち上がり、公害怪獣に

向かって、突進して怪獣を押し込む。そこから

膝蹴りと肘打ちの攻撃を繰り出す。

ロイド《諏訪隊長。そのまま怪獣を抑えてて

くれ。各部隊。一斉射撃。》空からレーザー

地上から火力のあるバズーカが怪獣の顔面に

直撃して怪獣が苦しむ。

アラシ「諏訪隊長!コブラツイスト」

ガーディアンAが関節技を使用するが、

諏訪《無理!バイオライダーに関節技

効かないのと同じでコイツに関節技は無理。》

と返事が返ってきた。

ガーディアンAは手刀で攻撃しているが、

効果は薄い。

「諏訪さん。とにかくバラバラにして!

後は纏めて乾燥させるなり、熔鉱炉に運ぶ

なりするから!」

 

諏訪《諏訪回転クロスチョップ!!》

ポイズンゴーストの顔面に直撃して、

弱らわせる!

諏訪《乾燥って脱水か?遠心力で水分を

飛ばすのは?》アイデアを戦いながら閃くの

は流石、隊長。しかし

ホシノ《猛毒のヘドロと硫酸の混ざった水分が

田子の浦の市街地の避難所にでも当たったら、

硫酸で金属は溶けて、怪獣の堆積から、

雀の涙の量の水分でも一階の部屋の人間を

生き埋めで殺す事になるぞ。」

 

諏訪《本当か!!とにかくバラバラだな!

解体タイムの時間だ!往生せいやーーー!》

 

ガーディアンAは公害怪獣に逆にのし掛かり、

怪獣の手足を掴んで引きちぎる!!

ホシノ《細かくなぁ!各員ちぎれた破片から

集中攻撃!!ブラックランチャーで、焼き

焦がせ!!》

 

ホバー9を着陸させて、俺もレーザーライフル

を装備して、地上で破片の焼却しに行く。

「アラシ隊員は諏訪さんの援護を!俺は破片の

焼却をやります!」

アラシ「何か会ったら直ぐに連絡を!!」

「了解!!」

 

地上に降りた俺は手短の猛毒ヘドロの破片に

レーザーライフルの青いビームを発射して、

ボロボロに乾燥させる!

 

(諏訪隊長頑張っているな。)

(うん?この気配。夢想移動するぞ。)

(ちょっと!)

俺の身体は勝手に移動する!

避難を完了したため工場地帯は人の気配はなく、

静かな夜の工場の闇の中、

レッドマンの探知能力が感知しその場所に

いたのは、プカプカ浮かんでいる気持ち悪い

不定形の宇宙人の姿だった。

(あれは?)

(ネクスト・シングの連中の殺戮宇宙人だな。)

 

(ネクスト・シング?)夢想は聞く。

(宇宙怪獣使いの荒くれ集団。星間連合の

殺戮集団の刺客が何で田舎の星にいる?)

レッドマンから見てもおかしいらしい。

(とにかく記録写真を…)

インスタントカメラに持ち替え写真を撮ろうと

した瞬間。

【パキっ】

「あっやべ。」

こちらを振り替える宇宙人。

そして二人の目と目が会う~~♪

「レッドフラッシュ!フラッシュ!

フラッシュ!レッドフラッシュ!」

【パシャパシャパシャ】

ただの連続カメラフラッシュで!

ホーン「オーウー目が~~目が~~」

即座に撤退する剣持。

(退却~~!)

ホーン「おのれ!海洋汚染の毒液を出せ!」

宇宙人が叫ぶと散らばったヘドロから黄色い

液体が出てきて、

(諏訪さんが危ない!)

ガーディアンAの身体に付着したヘドロが

煙をあげ、電光磁合金を腐食させる!

諏訪《Aの身体が!!》

走りながら、通信をする!

《諏訪さん!Aのボディに付着した

ヘドロを払って!ポイズンゴーストのヘドロ

はAの合金も腐食させているんだ!》

 

諏訪《なんじゃこりゃーーー》

ホーン「糞!一時撤退だ!引くぞ!」

宇宙人の発言にポイズンゴーストは再び

カエルのように飛び!ガーディアンA

を無視して海に逃げた!

 

波しぶきを挙げて潜水する怪獣を

追い掛けるマッハビースト。主要武器の

エキシマレーザー砲で攻撃するが、怪獣

の反応はレーダーの外に逃げられた。

マッハビースト内

黒野「これ以上は捜索範囲を海中に変える

必要があります。」

ジャック「奴は引き際をわかっている

らしい。知能は高いのはわかった。」

 

ジーン《アラシ隊員。剣持隊員を回収して

帰還しましょう。》

アラシ《了解。》

キムとムラマツ隊長とエドランド隊長に

ジュリー隊員は地上でヘドロの破片を焼却に

動いている。

 

今回は敵に逃げられてしまったが、

今は正式ではないが協力してくれた諏訪隊長

の身が心配だ。

 

田子の浦の戦いは怪獣の逃亡で幕を閉じた

 

 

 

 

ガーディアンAはパーツの交換で済む損傷

だった……

 

諏訪「取り敢えず。剣持。待てよ!

ヽ(♯`Д´)ノコリャーッ」

 

剣持にリハーサルと思ったら実戦に

駆り出された為に怒りの表情で

追いかけられたが、諏訪隊

は俺の家に何故か泊まる事に~~

 

俺はテレビを付けて最初にニュースを見る。

アナウンサー「ご覧下さい!富士山を登る

この人達の群れを!彼らは願掛け目的に

富士山に登る無職の人達です!

まさに無職魔境です!あっ警察と自衛隊が

田子の浦に現れた怪獣を倒す作戦準備の為に

登山禁止の看板を刺しているのに関わらず、

無職の群れが登っています!何が彼らを

そこまで駆り立ているのか!!!!」

アナウンサーが熱く語る映像の富士山麓

の光景を見る。沢山の無職の人達が警察

達を払いのけ富士山に登る。

諏訪「意外に良い家じゃんか。テレビは

まだ変なニュースやっているんだな。」

俺は咄嗟にテレビのチャンネルを替える。

「役に立つかわからないけどヒントになり

そうな映画でも見ますか?」

諏訪隊の目の前に一つのDVDを見せる。

堤「これが例の…」

笹森「【ゴジラ対ヘドラ】のDVDですか。」

 

諏訪「スライム野郎の攻略のヒントになる

かも知れないからなぁ。あっ!

スペクトルマンのDVDだ。マーダラ兄弟と

流星仮面の話だな。」

俺達は夜の映画鑑賞をしていた。

(明日って香取さん達が勉強会に家に来る日

じゃない。)

 

諏訪「糞!やっぱりゴジラでも苦戦する

のか公害怪獣は!」

映画を見ながら、インスタントラーメンを

食べている男4人。

笹森「このヘドラ空を飛んでいますよ。」

諏訪「こっちは飛行出来ないし、そもそも

武装がないに等しい!」

映画とはいえ他人事に見えない

ヘドラ飛行期の被害状況を見て、絶望的な

顔をする諏訪隊。

 

堤「工場の操業禁止、自動車の使用禁止。

被害総額相当ですよ。」

笹森「犠牲者の数もシャレになりません。」

諏訪「流石のボーダーも公害怪獣には厳しい

か…剣持。田子の浦の破片はどうなった?」

 

「田子の浦の散らばった破片は軒並み焼却

完了しました。あの後 採取した怪獣の

ヘドロから出てきた黄色い液体の成分を

チャールズ隊員に調べて貰ってます。」

 

堤「ロボットの修理も見学会の前日まで

には終了すると近藤整備班長が言ってい

ました。良かったですね。隊長。」

安堵する堤さんを他所に諏訪さん

は真剣に考えながら、

諏訪「おい。ロボット工学研究所の

対怪獣用試作ウルトラロボットって

合ったよな。」

諏訪はここ数日の見学会のバイトの際に

整備班達の会話でスペックがロボー47の

100倍ある言われているロボットの存在を

聞いた。

 

「それっ世界各地のロボット工学の権威を

持つ科学者達が開発した奴ですか?」

黒野先輩が狛犬見たくボーダー本部にロボット

を配置出来ない為嘆いていた際に聞いた。

現時点最強のウルトラロボット。

メーカーが明確になっている穴杯無電子工場

《アナハイム》の量産型のロボットに比べて

オンリーワンのウルトラロボットらしい。

 

浅間山の工場でも変形合体スーパーロボット

の開発を頼んでいる黒野先輩。

諏訪「それ。こっちに配備されないかな?」

「諏訪さん。悪魔でも緊急意外でロボット

の出動は禁止ですよ。それに試作は

エネルギー問題で、1週間充電して5分

しか活動出来ないらしいですから、」

諏訪「わかっているよ。俺達は悪魔でも

見学会までのバイトだよ。…ラーメン旨いな

配属はボーダー本部の部署なら、

今現在田子の浦で、俺が破壊してしまった

建物の瓦礫の撤去してるアラシ隊員が操作

してる奴とサンダース隊員は指示する

操作プロポで旧陸軍の巨大レトロ

ロボット達の名前何だっけ?」

笹森「軟鉄装甲兵 弐式八分九厘と」

堤「八21式電動巨兵 鉄山です。」

 

【軟鉄装甲兵 弐式八分九厘

遠隔操作式装甲兵】

旧陸軍地下工場。全身が軟鉄で作られており

操作プロポで操縦する無敵の軟鉄装甲兵。

しかし操作プロポを敵に取られるとたちまち

悪魔の手先となってしまう。

肉弾戦を得意とする。

 

諏訪(まんま鉄人28号とは俺は言わない。)

 

【八式電動巨兵 鉄山 】旧陸軍地下工場

装甲は軟鉄でできており、動力は

巨大モーターと言う電子頭脳で自動的に

行動するロボット。

しかし電子頭脳を取り替えられてしまう

とたちまち悪魔の手先になってしまう。

肉弾戦を得意としており、パンチ力は

戦車10台分の威力。

諏訪(突っ込み所は多いが、ガーディアンA

の登場までは、第一線で活躍していた先輩

なんだよな。そして現在は後輩の不始末を

先輩が何とかしている始末……)

 

諏訪「電極板作戦は今も?」

「準備しています。アイツに指示する

宇宙人の姿も記録しましたから。また

公害怪獣は現れますよ。」

 

インスタント味噌ラーメンにご飯と一緒に

食べながら説明する。

 

諏訪「今度は確実に倒したい。にしても

このラーメンは本当に旨いな~~

今度から家で買おう。」

麺を頬張りながら映画を見る。

笹森「やっぱり初戦は互いの出方を見る

ようで?」

堤「せめてこっちのAの武装が沢山あった

ら……」

諏訪「向こうの戦法もわかった。今度は

皆で勝つぞ!」

 

「「はい!」」

 

近日中にマッハビーストをもう一機

配備させるつもりの黒野先輩。

 

主力戦闘機が増えるのはありがたい。

「皆さん。寝る部屋は亡くなった兄さんの

部屋か父さんの部屋をお使い下さい。トイレ

は向こうの角右に曲がった先にあります。」

 

堤「これはありがとうございます。」

俺は食事を終えて、片付ける。

「明日早いのでもう寝ます。」

俺は自分の部屋に戻って寝る。

 

公害怪獣に宇宙人。正体不明の仮面の怪人

。わからない現状でレッドマンは、

静かに身体を休める。

 

次の戦いが遠くない事を感じて

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

翌日 剣持の家 日曜日。見学会まで残り6日

 

諏訪「じゃあ。俺達は今日は防衛任務だから。

終わったらAの武装の意見書を書かないと

な。」

 

堤「お世話になりました。」

笹森「このお礼は必ず。」

 

「またな~~」

 

彼らはボーダー本部に向かった。

その彼らの後ろ姿を見て、

「さて片付けとお出迎えの準備をしないと

いけないな。」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔推奨BGM大都会 昼と夜〕

 

職業安定所

 

阿修羅「お願いします!」

ハロワの職員「また貴方ですか!!!また

面接に落ちたんですか!!これで何十回目

ですか!!」

阿修羅「79回目で不採用の見本市が出来る

レベルですね!」ポジティブに答える

ハロワの職員「101回目のプロポーズじゃない

んですから!!いい加減にして下さい!!」

阿修羅「そんな事より雇用の紹介をお願い

します!」

ハロワの職員「そんな事って貴方の事でしょう

が!!まぁ良いでしょう。

第1、ブラック建設会社。ボーナスなし、

朝から夜まで休憩なし、時給290円。」

阿修羅「次。」

ハロワの職員「第2、(株)坂上電気会社。」

阿修羅「おお。大手電気会社じゃないか。」

喜ぶ阿修羅。

ハロワの職員「のモルモット。休みなし。

時給200円。」

阿修羅「( ゚д゚)ハッ!!フザケルナ!次。」

ハロワの職員「第3、黒船引っ越しセンター

ボーナス有り。休憩有り。有給有り。

雇用保険有り。時給1980円。」

阿修羅「あっ!それにします!!

体力には自信あります。最後に普通の良い所

残して人が悪いよ。全く!」

ハロワの職員「尚採用基準は大卒、

大型のトラックの運転免許の所持。

………すいません。

貴方には夢物語に過ぎましたね。」

笑顔で笑うハロワの職員。

阿修羅 直樹 中卒。自動車免許なし。

ハロワの職員「本日は以上です。」

阿修羅「えっ!!もうおしまい。もう俺の番

終わり。」

ハロワの職員「すいません。学歴が高卒なら

もう少し範囲が多いのですけど資格もない

貴方の今の限界はこれです。」

 

阿修羅「Σ(Д゚;/)/ええぇぇーーーー!

もっとあるはずだろう。郵便局とかは?」

 

ハロワの職員「短期バイトならともかく就職

には難しいですよ。」

 

阿修羅「履歴と学歴で全てが決まる訳じゃ

ないはずだ。」

ハロワの職員「それは…個人の勝手であって、

企業は経歴で即戦力を求めているんです。

中小零細企業の中では研修期間のない物も

存在して貴方がやる気が幾ら有っても、

業務が駄目なら駄目なんだよ。あっ

次の方どうぞ。」

 

阿修羅「おい!まだ話は終わってないぞ!

馬鹿野郎オオオオオオオオオーーーン!!」

 

警備員に連れてかれる阿修羅の姿を見て、

 

ハロワの職員「怪獣災害が各地で発生して

怪獣保険の話が出回るこのご時世に、コネ

でもない限り彼が職を就ける可能性はゼロ

だろう。」

 

ニュースで工場の責任者が工場の被害を防ぐ

事が出来なかった『お化け屋敷』に損害賠償

を請求している様子が流れていた。

 

ハロワの職員「あの公害怪獣と戦えるのは、

レッドマンと『お化け屋敷』の彼ら

だけだ。」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ハローワークの外。

阿修羅「ふぅ。取り敢えず、面接の練習を

……うん?」

ふと彼の視線の先に黄昏ている求職者の姿

が会った。気になって近付くと

 

国田「緊張するな~~。」

阿修羅「どうしましたか?そんな顔では

幸せが逃げてしまいますよ。」

 

国田「わっ!びっくりした!君は?」

 

阿修羅「ただの求職者さ。それよりも

どうしたんだ。面接に緊張しているのか?」

 

国田「!!凄いね。心を読めるのかい。

実は恥ずかしい限りもう14回も面接に

不採用されてしまって、親戚が気を使って

警備会社を紹介してくれたんだ。」

 

阿修羅「良い親戚じゃないですか?」

国田「あぁ。優れた身体能力がある新入社員

を募集しているらしくてね?

ただ せっかく紹介して貰った会社だから

不採用になったら親戚にも申し訳なく…

ここで考えていたんだ。」

阿修羅「会社の名前は?」

国田「ガイラット警備会社さ。」

会社の名前でラジオとかのCMで聞いた

事ある大手の警備会社だ。

阿修羅「なら俺と一緒に面接の練習を

しましょうか?」

 

国田「良いのかい?」

阿修羅「親戚の人の為に面接で採用

させて貰って安心させよう。」

国田「ありがとう。じゃあ、早速面接

練習を始めよう。」

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

〔推奨BGM 青春のテーマ〕

剣持の自宅

香取「勉強会に来たわよ~~」

三浦「どうもお邪魔します~~」

若村「何か変じゃね?」

 

玄関の扉を開けて、通路を見るとボーダー

本部でも余り見ない機械がズラリ……

 

染井「何かの装置かしら?」ボーダー本部

のオペレーターの目線から見ても開発室

のパソコンなど知ってる物より見たことの

ない機械を眺める。

那須「あの?上がって良いのかしら?」

染井「あっすいません。」

那須隊のメンバーも通路の様々な機械に

興味津々のようだ?

そのうちの一台のパソコンの画面を見る

日浦「これ?英語?何て読むのでしょう。」

那須「どれどれ?……英語じゃないわね。」

 

那須が始めて見る文字だ。

 

《ビィービィービィー!!》

突然パソコンからアラームが鳴り驚く一同

熊谷「茜。何か押した!」

日浦達はパソコンから離れて、

日浦「失礼な!押してませんよ。」

 

パソコンの横にある装置が音を立てて稼働し

始めて、暫く見ていると電子レンジの音と

共に装置の扉が勝手に開き。

 

染井「これっ設計図?」

香取「何これ?」紙の束が出て来たが、

日本語でも英語でもない文字で書かれている

設計図だ

「さてと皆のお出迎えの準備は完了っと

やぁ。皆……いらっしゃい。」

 

那須隊と香取隊に気づいて家主が広間から

姿を現し。笑顔で出迎える

 

 

………………

 

染井「毒素の除去装置?随分と大掛かりね

?」

 

リビングで来客用の椅子と座布団を人数分

用意しており皆が座る間に、

家主は人数分のお菓子とジュースを出す。

 

三浦「そんな事可能なの?」

純粋な疑問を言う。

海洋汚染怪獣シーキラザウルスの黄色い毒素

と同じ成分の液体は、既に科学センターで

分析を終えて、毒素の除去装置の開発を

開始している。

レッドマンは銀河連邦からこの事を報告して、

完全な除去装置の設計図を送ってもらい、

後はワープで科学センターの開発室内に

それとなく置いて……開発の効率度あげる。

科学センターは最先端の科学者が集まって

いるとはいえ、変な人が多い。

ドクターグラサンとかドクタームーとか

科学技術は凄いが怪し過ぎる人達がいる!

「昔偉い人が目の前でガラクタでろ過装置

造ったのを思い出したんだ。それにこれを

一の谷博士に提出書類と報告書を渡せば、

もっとしっかりしたのが出来て、

二次災害を未然に防げるって話だ。」

テーブルに報告書を置く。

 

「うじゃ勉強会とやりますか。」

筆記用具と教科書とノートを持ち。

香取「…………英語わからない所あるの。

教えてくれない。」

「単語は暗記が手っ取り早く覚えられるぞ

。」暗記は大事。

香取「あたしは中学生か!良いから

隣に座る!」

「了解。」

こうして勉強会が始まった……

ノートを記入するシャープペンの音と

それぞれの科目の教科書を読む声が

広間で聞こえて暫くして……

染井「剣持君。ここ間違って

いるわよ。天下統一したのは織田信長

じゃないわ。信長は本能寺の変で亡くなった

のよ。」

 

「えっ?あっ日本史って難しいなぁ。」

香取「良く見ると世界史の宿題も

ペケが多いじゃない。」ジト目でこっち

を見る。

 

三浦「古文と古典も間違いが多いよ。」

 

「考古学と違うのはわかっているけど得意

不得意が激しいな。」

 

若村「数学は全問正解だ。英語も悪くない

あっ剣持。ここの計算式なんだが…」

 

日浦「あっ私もお願いします。」

 

熊谷「どう玲。彼の様子。」

那須「…………やっぱり直接本人に

聞いた方が速いわね。小夜ちゃんも」

志岐『そんなに気になるなら本人に質問

して下さいよ。香取隊の男子が来ると

事前に教えて貰って正解でした。

今回の勉強会は私は辞退させて

もらいます。』

 

那須は疑問に思った。

勉強会を開き香取隊が全員参加する事を

自分の隊のオペレーターは事前に誰かに

教えてもらっていた事。

 

那須の周り以外でその話を知ってるのは

香取隊か剣持君だけだが、

那須(本当にいつの間にメールアドレス

を交換している仲なのかな。)

 

彼女と剣持の間に一体何があったのか?

それを知りたいと思う自分がいると同時

にそっとしておきたい自分がいる。あの

小夜ちゃんの世界が良い意味で

広がり変わる中で、

藪から蛇が出る事態になったら、

自分は小夜ちゃんに恨まれてしまう。

それは流石にやだなぁ。

 

勉強会で多分この中で一番熱心に勉強を

して周りの意見や知識を必死に取り込む

剣持の姿を見て……

 

…………凄く聞きずらい

「あの。どうかしましたか?」

那須「あっいえ!何でもありません。」

 

熊谷「うん?これは?」設計図のような

紙束を見て、

「それはAの追加武装の設計図です。

まっ諏訪隊の皆がピープロのロボット

やアニメの武装とか特撮映画のロボット

怪獣の武装とか書いた束何ですが…」

苦笑いする剣持。

ロボットに疎い人間でもアニメや映画の

武装を実現化は夢の一つだが、

熊谷「これも提出書類?」

「提出書類と言うより意見書ですね。

まだ書き足りないらしいですけど、」

那須「どれどれ。…………これ全部

詰め込めたら体積が凄く重くなる

わよ。」

「諏訪隊長曰く散弾銃と同じで当たった

ら良いなぁ~~らしいです。」

香取「流石、諏訪隊。勢いと神頼みは

お家芸ね。」

染井「言い過ぎよ。葉子。」

「せめて人型体型ではなく四足歩行怪獣

なら例えば亀や象や犀のタイプならな~

 

香取「それただのゾイドじゃん。もう

巨大な戦車で良いよ。」

若村「昔のドイツにそんなのあったな。

名前忘れたけど」

三浦「でも人型にしないと街を歩きながら

道路もビルも破壊する暴れん坊に

なっちゃうよ。」

 

「うぐっ!それもそうか。」

那須「つまりAサンの「Aサンって!」茜ちゃん

後でね。戦い方を攻撃手から万能手にしたいの

ね。」

 

何とも分かり安い説明。流石エース兼隊長を

しているだけはある。

 

那須「熊ちゃんに私の戦い方を真似出来たら

私達の戦闘も戦略もぐっと良くなるわ。」

 

熊谷は苦笑いして言う。

熊谷「私は基本今の戦い方じゃあ駄目なのは

解るけど玲の戦い方は流石に真似出来る物

じゃないよ。あれは才能のレベル。」

「じゃあ動かすのは諏訪隊長だから……」

全員の脳裏にランク戦の戦う諏訪隊長が

散弾銃二丁を持ち暴れるイメージが浮かぶ。

日浦「ビルが街が!大変な事に……」

日浦さんの言い通り凄惨なイメージが余裕

で浮かんだ。

「でも全自動選択対象ロックオンシステムは

便利そうだな。これはあれば人質が居ても

人質以外を全弾もれなく追尾して命中させれ

るから。サイボーグ003と004から出来た連携

なんだ。」

出典元を軽く調べて言う。

「まあ現実の話。体積が決まっている物に

ミサイルを積み込むで格闘してダウンして

ドカンっは無しで、」

日本史を勉強しながら愚痴る剣持を

じっと見る染井と香取……

怪しまれるのは基本だから話の話題を変える。

「……那須さん達は俺に何か聞きたい事がある

のでは?」

剣持の纏う空気が変わる。

そう。いつの間に志岐と仲が良くなったか?

その質問をする為に那須隊は今回の勉強会に

参加したんだ。

那須「…最近小夜ちゃんと仲良く喋っている

姿を見てね。気になっちゃって。」

英文を和訳しながら言う。

(警戒しているよ。ベム。)

(わかっていた事だ。トゲラのワープの帰りの

偶然がイポポの事件の解決になったのなら、

むしろ良い方向に向いたほうだよ。)

「たまたま趣味のゲームと映画鑑賞で話が

盛り上がったんです。オカルトの都市伝説にも

興味持ってましたし、」

 

日浦「へえ。初耳です。……ネットで知り合った

んですか?」

彼女の必要以外の外出のしなさは徹底だ。

「あぁ。実は(本体よ。志岐さんから連絡だ。)

志岐(お困りのようだね。)

(!!!これは俺の分身を使った精神波……)

事前に剣持は分身して片方を志岐小夜子の家

にワープさせてメールせずアドバイスを送る

為に待機させておいた。

(俺の分身を中継アンテナ代わりテレパシー

を使うとは、恐れ言ったよホームズ君。)

志岐(フフフフフ…。ワトソン君。手短に答え

を言おう…………)ノリノリな会話を楽しむが

現在の状況がそれを許さない。

「オフ会をして、互いに顔見知りだったから。

そのまま互いの好きな話で盛り上がって、

それから友達として交流しているのさ。」

 

その話を聞いた那須は妙な違和感を覚えた。

話を聞くと問題はない。自分の隊の趣味は基本

知ってる方で変な所はない。………………

…………変な所がないから違和感があるのだ。

自分の隊員の性格で大体は把握している。

恐喝や暴行も無くむしろ前よりイキイキして

明るく元気な所が増えた。

 

何か……キッカケが出来たのだ。

彼女の心を変えたキッカケが、そしてそれは

女の直感だが間違いなく目の前にいる彼が

関わっている……そしてその理由を二人は

隠す。

 

那須「……そういう事にしてあげるわ。

………………………………今は。」

彼の性格が変わり……小夜ちゃんが元気になった

それは紛れもない事実。自分達じゃあどうする

事も出来なかった彼女の心を救ったヒーローの

秘密をいつか二人の口から聞きたいな。

 

熊谷「そうだったの?あんたっ意外にオタク

だったんだ?」

「好きな物に共感する相手がたまたま顔見知り

だっただけだよ。」

香取「まぁ。コイツの家は昔の化石の本とか

怪獣映画とか博物館見たいな所あるからね。」

膨れっ面をしている香取を見て、

若村「何ふてくされてるんだ?」

香取「別に~~ふてくされてないよ~~」

染井「……もしかして羨ましいの?」

香取「////あたしの好みは烏丸先輩みたいな人

よ!!////」

高らかにカミングアウトするが、

染井「そういうのはアタックして玉砕してから

言ってちょうだい。」

親友の無情の切り捨てに

香取「そういうの言って欲しくないのよ~~!」

モギャアアアーーーっと涙声を出す。

そんなやり取りを見てふっと笑う。

「……こういうの懐かしいなぁ。」

染井「えっ?」

「あっ!いや最近皆で勉強会なんて

してないからさ。」

レッドマンは銀河連邦の頃コイルマンと

フレイム仮面と宇宙の知識を勉強する為に

寄宿舎の狭い部屋で勉強会を開いて

楽しい時間を過ごしたのを思い出した。

剣持も昔は染井さんと香取さんが家に勉強会

を開いて和気あいあい過ごしていたのを思い出

したのだ。

 

染井「それだけ今が大切な時間って事なんじゃ

ないの。」

 

「ありがとう。俺。このかけがえのない

時間を忘れない。」

香取は立ち直りが早い。

香取「……最近。妙に懐かしさに敏感じゃない

。まるで二度と出来ない体験見たいに。」

「みんな自分の場所にいる時が、一番幸せ

なんだと思う、そういうみんなの場所を

俺が守れたらいいなあって……変かな?」

ボーダーにいる多くは何かを守る為に、

頑張って訓練や戦いをしている……

香取「………………変じゃないよ……ここに

いるみんな、その気持ちを心に抱いて戦って

いるんだから、」そっぽ向きながら答えて

くれた香取に俺は笑顔になる……

「そうか……」

染井「………………………………」

そんな二人の姿をじっと見る染井さんは、

手が珍しく止まっていた。

だって……君達の目の前にいる剣持夢想は

もう死んでいるんだから、

もう皆とこういう何気ない日常を味わえ

ないんだから、

 

…………そう言いたかった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔推奨BGM 愛すべきもの〕

「じゃあ。皆またね~~」

 

大切な時間や楽しい時間は光陰矢のごとく

あっという間過ぎみんなは自宅を去った。

 

香取「次は『お化け屋敷』の見学会で会おう!」

染井さんはこっちをじっと見て会釈して帰った。

 

志岐(これって便利ですね。視界ジャックも

出来るんですか。)

(残念だけど時間切れだ。)

志岐(あぁ~~)

志岐さんのテレパシーも消えて、

俺はやけに広く感じる我が家に戻る。

 

 

 

 

歩きながら染井はリムジンで黒野先輩が送って

もらった会話を思い出していた。

陽太郎『迅のみらいよちで、おまえをみると

まっくらやみで、なにもみえない……

…………まるでしんだにんげんみたいだと

いっていた…………』

 

染井「……死んだ人間………」

香取「どうしたの?葉子。」

染井「!!…………何でもないわ。葉子。」

 

染井は親友に言えなかった……

さっきまで一緒にいた彼は変わった……

癖や仕草が増えて、

今回の勉強会で益々疑いが強まった。

染井(彼は家族の影響で歴史に興味が合って。

良く勉強会の合間に彼は

テレビのクイズ番組の歴史問題は私以上に

詳しかった事実を私は知っている。)

 

染井「最近彼変わったと思って……」

香取「……そうね。でもアイツはアイツよ。」

 

親友も薄々勘づいているのかも知れない。

香取「前よりも私達の前で大げさに反応する

のも気になるけど、どう思う。那須隊の連中

のオペレーターとの出会い方?」

暫く冷静に考えて

染井「普通は違和感のない回答よ。

…………だからこそ怪しむんだけど……」

香取「アイツと付き合い長いからアイツの

性格も大体分かる。だからやっぱり変。」

言い切る親友に彼女も彼女で何か掴んだ

ようだ。

接点が行儀が良く違和感がない。

違和感がないから逆に違和感を感じる。

染井「やっぱりヒマラヤで何が会った

のかな?」

香取「…………多分ね。確定的な証拠は何一つ

もないけど、アイツがヒマラヤに行く前日に

電話したの前に話したよね。」

歩きながら雲を見て言う。

染井「うん。」

香取「…………もしかしてあれが本当のアイツ

との最後の会話だったのかな?」

 

染井「…………これから彼とどう接するべき

かしら、」

親友の話が本当なら知り合いの姿をした別人と

これからたびたび関わるかもしれないのだ。

 

別人の目的も何故私達の知り合いの姿を

しているのかも全く不明な状態で、

香取「…華は私が守る。今はアイツを

泳がせよう……アイツが私達の敵なら

聞きたい事を聞いて皆で奴を殺すだけよ!」

城戸派の思想に限りなく近い香取隊。

拳を握り、怒りの表情で自分の覚悟を答える。

 

染井「……………………」

親友の怒りの表情を見て…染井は漸く

剣持夢想はちゃんと親友の香取 葉子に

とっても大切な人の一人だった事を知った。

染井「本当に彼は……悪い人なのかしら。」

もし別人が知り合いに悪い理由で成り代わった

なら私の気持ちは親友と同じ許せる物ではない

物に簡単に変わる…………だが、

 

だが那須隊の志岐さんと楽しく会話している

姿を見て……普段の彼女絶対にしないような

あんなに明るい幸せな笑顔で楽しそうに会話

しているのを見て、

 

染井の心に迷いが生まれたのだ。

人を騙す事に長けた人かも知れないのに……

 

染井は親友のように簡単に答えは出なかった。

染井「久しぶりに随分と難しい問題に

ぶつかったわね。私達。」

 

香取「絶対に答えに辿り着いてやる!」

力強く言い切る親友の姿に少し危険な行動を

しないか染井 華は心配になった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔推奨BGM 侵略者を撃て 〕

深夜

『お化け屋敷』大型格納庫

ヘドロを払い腐食したパーツのチェックして

軽井沢の知り合いに修理を呼んでいる

黒野 賢人。

財政担当の役目も持つ彼は、損傷具合が軽さ

を見た黒野は判断力と危機感が強い諏訪隊長

の腕の良さは、相変わらずだ。

監視カメラにはダミー映像が流れていて

保安室からわからない。

 

 

黒野「さて、そろそろ俺の怪獣を手に入れる

必要があるな。良い観察対象が増えて

きたからな。」人知れず獰猛な獣の

顔付きなる!!!!

黒野「髑髏の飛蝗の仮面《ミカニカンタロス》

仮面を装着して黒野の頭部に脳髄を刺激する

針が突き刺さり

額に黒いカブトムシの角が生えて。体内の機械

にトリオン器官が増幅して全身の機能を稼働

させて!黒野の姿を変える!仮面の怪人に……

深紅の単眼が、黒の西洋甲冑が、白いマントに

太陽の炎が走り、黒い身体にアースの役割も

こなす深紅のラインが身体を通り余剰な

電気エネルギーを火柱の如く放出する

アーク・フラッシュ現象が生じる。

ガイゾーグの姿をセットアップを完了する。

ディアヴォロス「さあ手に入れるか。」

何もない所から突然

異次元の門《ゲート》を開き漆黒の鎧兜に身を

包んだ深紅の一つ眼仮面の怪人は行く。

 

目的地はロボット工学研究所へ。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

翌日。剣持が通う高校。

古典の授業中で順番に音読する最中。

『お化け屋敷』見学会まで残り5日。

志岐(ネットニュースでもトップニュースに

なってるよ。ウルトラーV強奪って)家で

塩昆布を食べるつもりが、分身の手料理で

幸せを噛み締めるホームズ君。

(分身を中継アンテナを使って脳内会話を

するな。暇なのか?俺の分身の手料理まで

食べて?)呆れているワトソン君。

 

志岐(そうだよ。学校に通う皆と違ってね。

それより心当たりはないの?この事件。)

昨日の深夜ロボット工学研究所に配備されて

いる試作ウルトラロボットが強奪された事件。

最新設備や機材がある施設が不法侵入された

事件でもあり、警備が厳重なセキュリティの

大型格納庫の警備員達の

目の前で約80㍍の宇宙金属の塊が

忽然と手品でも使って消えた事件でもある。

こういう研究施設は悪の秘密結社対策に

最新の侵入者警備システムが備えてあるが、

今回の事件はその警備システムが

反応しなかったようだ。

その為研究所の人達はボーダーと

『お化け屋敷』の両方に事件の調査を

依頼したのだ。

(ない!昨日は公害怪獣を操る宇宙人の対策

をしていたしまだ調査中みたいだしな。)

志岐(それって?)

(……逃亡する暇を与えずぶっ殺す)

あっさり答えにならない答えを返すヒーロー。

志岐(…………それって対策じゃない

なくない!!容赦なさ過ぎでしょう。)

(放っとくとソイツが地球を支配するんだ。

躊躇いは俺はなしだぞ。)素直な回答をする

赤い通り魔。

志岐(それは…そうだけど。)

(後で放課後に会話してくれ今授業中。)

志岐(わかった。)

そうすると脳内から彼女の声は消えた。

(どう思う。ベム。)

(敵の目的はわからないが、試作ウルトラ

ロボットを強奪したんだ。ロクな目的じゃない

さ。それより授業に集中しろ。)

 

仮面の怪人のトリオン兵の襲撃。

宇宙人に怪獣。更にこっちの試作ロボットの

強奪。ボーダーの皆に『お化け屋敷』の見学会

をするだけなのに面倒くさい事ばかり起きる。

 

まだ変な事が起きない事祈る夢想だった。

そしてそれは残酷な出来事に変わる。

 

それを知らなかった。

 

 

 

放課後 クラスでそれぞれ楽しい話をしている

中で剣持は授業の復習をしながら、

脳内の志岐さんと脳内会話を続けていた。

志岐(今度の怪獣。厄介だね。)

ネットニュースにて田子の浦の戦いを見ている。

(いつものように戦うさ。使える物は何でも

使う……イノセンスマンの口癖だが、まさに

その通りだ。)

志岐(誰?始めて聞いた名前だけど?)

(今護送中の元仲間。宇宙刑務所に)

志岐(何が会ったのその人に~~)

衝撃の事実にビックリな反応をする志岐。

(和平の目的に来た友人を殺したらしいが

証拠が揃っているが本人は否定していた。

恐らく嵌められたんだ。コイルマンが真犯人

の証拠を集めているはずだ。)

【コイルマン】『エレクトローーーー!!!』

出身地 電磁惑星エレキートン

電磁波人間のヒーローで、体に電気を通すと

金属を吸い寄せることができる。必殺技の

超電磁波スパークはシロナガスクジラ

1万頭の頭突きと同じ破壊力をもっている。

 

レッドマンは同期の友人を思い出した。

電気怪獣や金属ロボットはコイルマンの

専門で、

志岐(あっその人をちゃんと無実って信じて

いるんだ。)

(何だかんだ付き合いが長いからな。

伊達に宇宙の平和を目指した連邦国家

の人間やってないよ。)

志岐(傭兵なのに義理硬いね。超能力の

レパートリーが多いのも悩みでしょ。)

(問題は公害怪獣より盗まれたウルトラ

ロボットだ。誰が盗んだにしろ。敵に

なると厄介だぜ。)

その時次の授業のチャイムが鳴り

 

志岐(o(*≧∀≦)ノがんばれー!がんばれー!

ファイト!!ファイト!!)

放課後が終わると彼女の声が聞こえなくなった

(がんばれーだとさ。)

(……なら頑張るか。)静かに笑みを作る。

応援されるのに慣れてない二人は、応援された

事実に笑みを隠せなかった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

( *・ω・)ノ皆の阿修羅 直樹だ。

今日はめでたい日だ。同じ求職者の国田

ゴンザレスさんが、面接をする日らしい。

勝負をする日だ。

国田「見ててくれ。直樹。ここが面接する

会社だ。これまで君と面接練習したおかげで

俺にも自信がついて来た。これから俺の人生

が本当の意味で始まるんだ。見届けてくれ。

我が友よ。これで採用されたらご飯でもどうだ

。」と嬉しそうに話す国田を見ていて。

阿修羅は安心する。

阿修羅「さぁ。行ってこい友よ!」

国田ゴンザレス「あぁ。ありがとう。」

 

国田は面接官と面接をしていた。

面接官「この会社を選んだ分けは?」

国田「はい!この会社は様々な企業の警備を

請け負う実績と企業の安全と財産を守る事が

有名な所で、私もその仕事に就きたいと思った

しだいです。」

面接官「フフフ。そうだろう、私も色々な仕事

したがここはまさに天職だったよ。だって」

 

 

 

 

 

 

 

 

面接官「悪い事がやりたい放題だったなん

だから。」満面なスマイルな悪の秘密結社

 

国田「はっ?」

面接官「ついでに君は何の破壊作戦が好みかい

?私は博士暗殺と電波ジャック作戦と銀行強盗

だ。」

 

あれおかしいなぁ。

国田「いや、ここは警備会社ですよね。」

面接官「対象の見取り図を始め、現金の輸送

経路。全部手っ取り早く知る事ができる。

悪の秘密結社のカモフラージュ会社だ。

君は運が良い。君の身体能力は高い。マッド

デボンゲー様がお喜びになられる!」

国田「帰ります、」ここはヤバい!

面接官「何で帰るんだい?君も世間の連中が

憎い余り悪の華道を突き進む為にここに就職

しに来たんじゃないの?」首をかしげる

面接官。

国田「私は警備会社に面接しに来たんです。」

面接官は国田ゴンザレスに向かってドロップ

キックを叩き付けて!

面接官「ふざけるな!我が警備会社は

お客様の安全と財産を我々が世界征服達成

までの間は何が何でも絶対に守る信頼と実績の

ガイラット警備会社だ!!貴様さては

一般人か!!

我々の秘密を知った物は生かして帰さん!

消え失せろ!!二度とその面見せるな!!」

面接官(怪人ダンゴムシ男。)の暴力が

国田ゴンザレスを無慈悲に襲う!

「ギャアアアアアアア!!!!」

 

しばらく外で待っている阿修羅。

阿修羅「こりゃ、無事に採用されたな。」

すると会社の出入り口からぼろぼろの

国田ゴンザレスが放り投げられた!

急いで駆け寄る直樹。

阿修羅「どうしたんだ?待っていろ!

今救急車を呼ぶ。」

国田「チキショー。かくかくしかじかで……」

阿修羅「何だって!ここが悪の秘密結社の

カモフラージュだって!じゃあ警察にも電話

しないと」

国田「畜生……畜生…………畜生……」

悔しさの余り涙を流す国田ゴンザレスさん。

その様子を空飛ぶ円盤を操作して、更に海底の

遠くの本拠地から見ていた脳みそに目玉が付いた

奴と不定形のエイリアンがいた。

ホーン「ヽ(*`゚∀゚´)ノ公害怪獣の核に相応し

い人が見つかりました。ワオーウ。」

喜びの舞を踊るホーンデュアウト

とてもとても嬉しそうだ。

キリキリ「こっちも見つけた。この建物の人間

共は身体能力が普通の10倍ある。

遺伝子組み換えをしているのか?」

ガイラット警備会社の人間に変な所を見ながら

キリキリ「一番身体能力が高い奴はコイツだ。」

ホーン「では始めましょうか?」

キリキリ「ゾークロンの奴は怪獣の増殖が完了

した。とっととこアブダクション。」冷静に

キャトルミューテーションボタンを押す。

円盤を透明にしたまま、光線が放たれ、

国田「チキショーぎゃあああああーーーー

!!!!」警備会社への恨みの籠った言葉を

かき消す空から降る一つの光が、

瀕死の国田ゴンザレスに直撃して偶然にも

それトドメとなり身体が光の粒子と化して、

忽然と阿修羅の前から消えた。

阿修羅「ゴンザレスさ~~ん。」

誇り求職者の叫びがこだまする!

更にガイラット警備会社にも光が当たり、

滝川旺志郎「なんじゃこりゃ~~~~」

阿修羅「警備会社の人~~~~」

顔も名前も知らない人が拐われる!

忽然と友人と社員が誘拐される様子を見ている

事しか出来なかった阿修羅であった。

この事件は目撃者多数と警察も捜査する事件

であったが、剣持は宇宙人の気配を感知出来な

い為、事件を知ったのは、『お化け屋敷』に

到着してからだった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

〔推奨BGM W.l.N.R.の休日 〕

見学会の準備は着々と進んでいる。

諏訪さんは空いた時間はあや取りを練習して、

烏丸先輩は資料の整理をしてくれて大分楽に

なった俺はジャック隊員とキム隊員で

見学会の必要な物のをリストで確認してる最中に

電話が鳴り、俺が対応する。

「もしもし。」

「烏丸だ。さっきオーストラリア支部から送ら

れて来た。タルサー砲と呼ばれる物は何だ?」

ジャック「僕に貸して。」と後ろから言われて

電話を渡す。

ジャック「それは大型のパルスレーザーで、

パルスキャノンとも呼ばれている代物だ。」

(ベム。パルスレーザーって?)

(ウィキペディアで調べろ。意外に強力な

代物のようだ。)

世界中『お化け屋敷』の武装リストを見ながら

ブラックランチャーより威力が高い二人で使う

大型の武装らしい。

烏丸先輩の電話の相手をジャック隊員に任せた

俺は、自分の支給されたレールガンを整備する

間違いなく敵が動きだす。

そう感じるのは、ベムの超能力の力か

あるいは本能か?

 

あや取りを披露する諏訪隊長。

諏訪「見ろ!東京タワーだ!!」

「「オオー!!」」

チャールズ「大分上手になったな。凄いよ。」

ロイド「後は来るべき本番にAの精密な凄い

ところを見せるだけだな。」

隊長の机で書類を片付けている姿を見る。

ジーン「パトロールの報告書です。」

ムラマツ「見よう。…………皆聞いてくれ。」

 

隊長の声に作戦司令室のメンバーは隊長の方を

向く。

ムラマツ「ジュリー隊員とアラシ隊員が公害

怪獣ポイズンゴーストを発見した。イデ。

モニターを」

イデ「了解。キャップ。」

巨大モニターを開き映像が流れる。

緑色のスライム状の公害怪獣が、岡山

の海に現れて!

工業地帯をパトロールするアラシ隊員達の

ホバー9の攻撃に追い払われている!

やがて再び海に潜り姿を消す!

諏訪「おっしゃ!リベンジだ!」

拳をぶつけ闘志を燃やす諏訪さん。

ジャック「まだロボットは修理中だ。」

冷静に諏訪を諭すジャック隊員。

アーサー隊長「マッハビースト2号機を配備した

巨大電極板作戦は富士山麓に展開する!」

〔推奨BGM W.l.N.R.出撃せよ 〕

諏訪「マジで【ゴジラ対ヘドラ】見たいな展開

になって来たな。」

エドランド「既に作戦の準備は完了した。」

黒野先輩が提案した巨大電極板の組み立て作業

も9割完了して、後は送電線を富士山麓に繋げ

るだけに、かなり電力を使う為に、電力の

大半はパリ本部から借りた巨大発電特殊車両

「デンデン虫」渾名のジェネレータ車を発電に

使用している。

黒野「後は3日間の間にポイズンゴーストを

富士山麓に誘導する。俺と剣持がマッハ

ビースト1号機で怪獣の誘導をします。」

「えっ?」突然の申し出に驚く剣持。

(だが実際、あの怪獣と戦う際に、誘導が

必要なのも本当だ!)

アーサー「わかった!周辺の住民を避難させ

よう。ロイドとチャールズはマッハビースト

2号機で援護。勝負をかけるぞ!」

全員が作戦準備をするなか、

諏訪「俺も再出動させて下さい!」

ホシノ「お前は前回と違い許可が降りてない。

Aもまだ戦闘不能だ。」

諏訪「だけど!!」

ホシノ「くどいぞ!諏訪 洸太郎!」

ホシノチーフの本気の怒りの声に諏訪は

ビビりながらも

諏訪「……すいません。だけど俺だって

守りたいんです!」

拳に握りしめながら、田子の浦での自分の戦い

方にしっかりしてなければいけかったはずなのに

、田子の浦の被害は諏訪が守れなかったという

事実に他ならない。それを知っている

メンバー達は、

黒野が諏訪に近付きそう言う。

黒野「諏訪さん。ガーディアンAは3日後必ず

修理される。それまで耐えてくれ。」

「3日後必ず一緒に戦いましょう。」

俺と黒野先輩の言葉に諏訪さんは、

「あぁ。」と静かに答える!

「行きましょう。先輩!」

黒野「あぁ。」

俺達が作戦司令室から小型格納庫に向かおうと

したら、

サンダース「ちょっと待った!海底に潜んで

いるあのスライムをどう見つけるつもりだ!」

しかし俺は焦らず「一の谷博士達が光のレトロ

ウイルスの探知機を開発してくれました!」

アーサー「漸く完成したか。早速使って

みよう。」

イデ「了解。キャップ。取り扱い説明書は、」

分厚いファイルを見ながら操作して、

光のレトロウイルス探知機を動かす。

モニター日本地図が映し出されて、

ゾークロン細菌を自動で検出・追尾する

探知機。

エドランド「剣持隊員が撮った宇宙人が怪獣

の周りにいるかも知れない。各員充分に

警戒せよ!」

「「了解。」」

 

そしてポイズンゴーストが東京湾に移動している

のを確認する。

黒野「東京か~~狙いは東京タワーの破壊か?」

「言っている場合ですか!?ジェットホバー9

は燃料補給させてから基地に戻して下さい。

今回はマッハビーストはどのルートから?」

ツッコミも意見も言って。

イデ「待って下さい…………ルート26から出動

してください。」

 

「「了解。」」

諏訪「待ってろよお前ら、俺も必ず行く!」

 

小型格納庫までの近未来の通路を走り

大型エレベーターに乗り操作盤

にシークレットルート26を入力し、稼働する

黒野「そう言えば、始めて一緒に出動だな。

3日間誘導一緒に頑張ろうぜ!」

「ミサイルやエキシマレーザーのエネルギー

は限られていますから無駄な戦闘は避けて

下さいよ。」

黒野「俺の操縦もキム先輩やロイド先輩に

負けてないだろう?」

「それはこれから確かめます。」

 

小型格納庫に鎮座するソレはさながら

【妖星ゴラス】に登場した南極怪獣マグマ

を退治したVTOL機の親戚だ。だが撮影用の

セットではなく本当に飛ぶ撃つ舞うが出来る

本物なのだ。銀色と赤色の高速攻撃機。

俺は改めてマッハビーストを見て、

「株式会社マキビシは本当に映画に出てくる

スーパーマシンを開発したよ。」

とただただぼ~と眺めていた。

すると軽く背中を叩かれ、

黒野「投資した甲斐があったよ。さぁ乗るぞ!」

フライトスーツを着用して、化学防護服を

持ち出しながら乗る。

「了解!」

黒野先輩は操縦席に座り計器の確認をして

起動シークエンスを移る。

俺も隣の助手席に座りジェットホバー9とは違う

システムに苦戦しながら黒野「焦るな。

落ち着いて。」と隣の先輩に言われて、

何とか計器の確認を終える。

「こっちクリア。」

黒野「今回はベック隊員達が開発した

強力乾燥ミサイルもこっちは問題ない!

いつでも飛べるぜ!」

新武器の急速乾燥ミサイルはポイズンゴースト

に大打撃を与える為に開発したミサイルだ。

但し2発しかないから、慎重に使い所を見極め

ないと。なおミサイルと言うが実際は投下弾

の一種である。正式名称は強力乾燥投下弾。

パリ本部の兵器担当者の記入のイタズラである

……その事実を知る者は、『お化け屋敷』の

極東支部には誰もいない……

イデ《ハッチ開きます。発進して下さい!》

黒野「了解!マッハビースト出る!」

小型格納庫からマッハビーストが上空高く

飛び上がる!

カモフラージュハッチが開き出撃する。

俺は窓の下の民間航空会社を見る。

(星川航空……ありがとうございます。)

東京湾に進む!

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔推奨BGM 戦闘母艦スカイハンター 〕

 

東京湾で現れたポイズンゴーストは

逃げ惑う漁船や輸入船を強酸ヘドロで次々と

沈没させながら、海をヘドロで汚す!

操舵手「ぎゃああああああ」

猛毒ガスを食らい身体が骨になる。

船は動かす者を全て失い怪獣にぶつかり爆発!

炎が海に上がる

港の人々は怪獣の出現に逃げ惑う!

国田ゴンザレスと融合して知性を得た公害怪獣

は身体を分離させ増殖させようとしていた。

三門市から飛んで来たマッハビーストの窓から

それを見た剣持はげぇ~~な顔をしていう。

「増えて~~る。キモチ悪!」

黒野《こちら、黒野応答せよ!》

イデ《こちらイデ。どうしましたか?》

黒野《公害怪獣が分裂し始めている。

どうすべきでしょうか!?》

怪獣の映像を記録する!

ムラマツ《こちらムラマツ。何とか富士山麓

に誘導できないか?》

黒野《やってみます!剣持。

念のために化学防護服に着替えろ。》

「了解。」防毒ガスマスクや化学防護服を

慌てて着る剣持。

マッハビーストは速度を上げ、

公害怪獣に近付き「攻撃するんですか?」

と俺は黒野先輩に言う。

黒野「威嚇してこっちに注意を向けさせて

富士山まで誘導する!音楽CDを用意してくれ!」

「あっはい!」

マッハビーストにもCDプレーヤーが内蔵されて

剣持は手短の音楽CDを入れる

スピーカーに流れる曲は〔怪獣大戦争マーチ〕

だ。

スピーカーから流れ音楽にポイズンゴースト

は波をかき分けこっちに近づいている!

黒野「よし!怪獣はこの音楽を聞くと敵と認識

する。付いてこい!公害怪獣!」

それを呆れて見る剣持だった。

………………………………………………

「ヘッドライトと超音波で誘導しませんか?」

黒野「まんま【ゴジラ対ヘドラ】の展開だな。」

沢山の腕を伸ばして捕らえようとするポイズン

ゴーストにヘッドライトで挑発。

結果的に言うと滅茶苦茶怒って怪獣は

マッハビーストの後に付いてくる。

黒野「ここまでおいでなさい~~( ´∀`)は

ははははは……」

 

俺はジト目になって黒野先輩を見るしかやる事

がなかった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

…………そして3日たった

 

三門市 界境防衛機関ボーダー本部

太刀川の部屋

 

太刀川「いよいよ明日は見学会か?」

顎ひげを生やすボーダー攻撃手1位の

太刀川はカレンダーを見ながらそう呟く。

出水「城戸司令から剣持に電話があって、

見学会は無事始めますから宜しくお願いします。

って連絡あったな。その数秒後爆発音が鳴った

けど、」

太刀川「やっぱりA級だけでも加勢すべき

だったかな。」

当然だがトリオン体でも臭いは分かる。

本部からの報告書によると怪獣が放つ

悪臭は相当きつく苦しいらしい。

 

国近「でも諏訪隊がメインらしいよ。

黒野さん曰く、スーパーロボット対公害怪獣

だって?見学会の記録映像公開楽しみ~~」

太刀川「そう言えば、最近テレビでもやって

いるが、マラソン大会より願掛け目的で富士山

に登る人達が多いんだよな?」

国近「登山家さん?」

太刀川「いや、無職の人達が、富士山に

集まっているんだよ。」

出水「そんな元気があるなら就活すりゃ良いのに

……」

太刀川「全くだ !」揚げせんを食べながら

言うのはボーダー本部で勉学がヤバい人

太刀川が言う。

国近「太刀川さんがそれ言う~?」

太刀川「おいおい。酷いな~~」

笑う太刀川隊の皆。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

3日目の朝 富士山麓 マッハビースト1号機。

の近くにあるテントに剣持はいた。

 

「先輩。怪獣は?」

黒野「チャールズ隊員とロイド隊員が富士山

に誘導しているはずだ。マッハビースト1号機も

そろそろ整備が必要だな。ほらっコンバット

レーション。食う時に食うとっかないとな。」

携帯食糧を俺に差し出す。

マッハビーストを始めガーディアンAやジェット

ホバー9には緊急時に備えられたサバイバル

セットとサバイバルマニュアルがある。

テントや寝袋もそう一つ。

マッハビーストの破損した際の修理に必要な

工具箱もある。……予備パーツはないが、

携帯食糧は余り好きではない。試しに食べた

時は5大栄養素をバランスが良いだけで味は変

の一言に尽きる……黒野先輩に渡された食糧

を持ち俺は近くの駐車場に止まっている

自衛隊の《野外炊具1号(改)》をちらっと見る。

(カレーが食べたい~~)

(パリ本部に意見書を書くか…電子レンジに

レトルト食品を常備させてもらうか……)

傭兵だから宇宙通貨の使い道が少ない為に

実は地球のゼリー飲料の方がベムは好き。

俺は携帯食糧を食べながら、

小型通信機器の腕時計から連絡が入る。

「こちら、剣持。どうしましたか?」

《こちら!諏訪隊!全員ただ今三門市を出て

富士山麓の決戦の地に向かっているぜ!》

「えっ!?全員!?」

堤《あっどうも。》

笹森《諏訪隊長だけだと心配ですから…》

堤《でも報告通り分裂して無限増殖なんか

されたら堪らないから、ここで決着をつけない

と……》

「……了解。後で合流しましょう。」

諏訪隊の連絡を終えると黒野先輩が走ってきて

黒野「公害怪獣が作戦ポイントに到着したぞ。」

するとムラマツ隊長から通信が入る。

「こちら剣持。どうしましたか?ムラマツ隊長。

ムラマツ《マッハビーストに搭乗する各員に

告ぐ。怪獣が作戦エリアから離れないように

足止めを頼む!私達は巨大電極板の電流を300

Vまで電圧を上げる。尚有毒ガスの危険もある

可能性も考慮して化学防護服を着用せよ!

皆!頼んだぞ!!」

「「了解!!」」

作戦エリアは富士のすそ野のさかい沢

携帯食糧を食べ終えて!飲み込む!

「さぁ正念場ですね!」

黒野先輩もテントと寝袋を片付けて終えて、

黒野「マッハビーストの燃料補給も終わった!

飛ぶぞ!!」ここまで武装はエキシマレーザー

を数回使用しただけで、急速乾燥ミサイルは

取って置いて正解だった。

黒野先輩とマッハビーストに搭乗して化学防護服

を急いで着用して出撃する!

黒野「開発室や技術班の皆

【84年、ゴジラ】のハイパワーレーザービーム

やメーサー殺獣光線とかも開発してくれ

ないかな~~」

「いいから操縦する!」

マッハビーストが浮上して飛行する!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔推奨BGM 神々の闘い〕

「「ガラガラガラガラ」」

赤色青色黄色のポイズンゴーストが増えて

遂に緑色のポイズンゴーストを足して4匹に

なった。

黒野「怪獣発見!!攻撃を開始します!」

マッハビーストの機首のエキシマレーザーが

発射されて、公害怪獣の群れの身体を焦がす!

「撃たないで。回避しましょう。」

敵の攻撃を見て意見を述べる剣持隊員。

黒野「了解。」

(ベム。ソワソワしない。)

(いや、無理だろう。俺の直感が闘えと叫んで

いるんだ。)

(……この戦闘狂!)

相棒の直感に頭を抱える可哀想な主人公。

そんな事も露知らず……

マッハビーストは最高速度のマッハ1.8で華麗

に飛びポイズンゴースト達の攻撃を回避しなが

ら連続レーザー攻撃を決める!

 

「「ガラガラガラガラ」」

ロイド《俺達もいる事を忘れるなよ!!》

マッハビースト2号機も登場して、1号機

に加勢する!

エキシマレーザーが飛び交い!ポイズン

ゴースト達の伸びる両腕が飛び交い!

マッハビースト2機も空中高く飛び舞う!

チャールズ「いや~~こりゃ良いぜ!」

チャールズのノリノリの操縦にロイドは

ロイド「とにかくしっかりしてくれ!

自衛隊の大半が富士山を登る人達を避難させ

るまで!」

チャールズ「了解!数を減らすぞ!」

黒野「了解!」

マッハビーストを動かし怪獣を翻弄する!

 

ムラマツ《巨大電極板の準備は問題なし!

公害怪獣達を2つの電極板の間に誘導

してくれ!》

 

黒野「「了解!!これでも喰らえ!!」」

ロイド「スライム共がついてこい!」

ヘッドライトや攻撃で怪獣達が誘導されて!

遂に巨大電極板の間に誘導することに成功

する!

その光景を遠くから双眼鏡で確認したホシノ

チーフ達、

ホシノ「キャップ。戦闘機部隊が作戦エリア

に対象の誘導を完了。」

アラシ「デンデン虫の電圧も問題ないです!」

サンダース「2機のレーザーのバッテリーも

そろそろ限界です!」

ムラマツ「電源スイッチ・ON」

2つの陰と陽の電極板が発電して300万Vの電流を

発生させ!

「「!!キュロロロロ~~ガラガラガラガラ!」」

 

ポイズンゴースト達の身体が土くずに変わり

果てる。

ホシノ「?おかしい。光のレトロウイルス

探知機は何故反応しない。」

アラシ「やった!!」喜ぶアラシ隊員。

ムラマツ「電源スイッチ・OFF」

電極板の発電が止まる。

その光景を白い円盤から見ていたドンは怒る

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

海底……

ドン「おい!コラ!ホーン貴様これは

どうゆう事だ!

あの怪獣に手を加えたのにやられたでは

ないか!だいたいハローワークを無視して

ホイホイ人間の挑発に乗るなんて!」

 

 

ホーン「チッチッチッチッ……敵の手の内を

知るのは闘いの基本です。私達の敵が

どのような存在かを知るのは大切でしょう。」

ドン「そんな猿の進化した原住民の連中なんて

たかが知れている……」

映像をモニターで見ると巨大ロボットが三体

到着していた。

ホーン「それに怪獣の本体はこの円盤の中に

収納していてあの土塊達は端から海洋生物の

死骸や星の原住民のゴミの塊……ゾークロン

細菌を溜め込んだ本体は、私、ホーン・

デュアウトと共に出現し~~ます。」

テレポート装置を起動させ殺戮宇宙人と公害

怪獣の本体は富士山麓に向かってテレポート

する!

キリキリ「奴のやり方は相変わらず相手を

上げて落とす戦法だな。」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔推奨BGM 崩壊の蠢動〕

富士山麓

ガーディアンAと鉄山と弐式八分九厘が現場

に到着して土塊となった怪獣のなれ果てを

見る。

諏訪「おい!俺の出番はないのか!?」

黒野《三門市から走ってくるからです!

新装備のマッハロケットを装着してマッハ6で

飛べるのに!》周回飛行しながら通信する。

諏訪「空を飛ぶ訓練はしてないからパス。」

笹森「鉄山。斥候を頼む。」

電子頭脳がある旧陸軍のロボットに指示を出す

鉄山「了解シマシタ。」

堤「なら自分は、怪獣の後片付けですね。」

操作プロポを動かしなんちゃって鉄人28号を

怪獣の土塊に近付く。

(!!!!くるぞ!ポイズンゴーストだ!)

ゾークロン細菌怪獣の気配を読み。

光のレトロウイルス探知機を見て

「探知機に光のレトロウイルス反応を

キャッチしました!」

黒野「まさか!?」

ホシノ《こっちも確認した!うわっ!!》

黒野「ホシノチーフ!」

何もない空間が歪みそこからポイズン

ゴーストと人間の身体に寄生した宇宙人が

忽然と姿を表した。

 

殺戮宇宙人ホーンデュアウト

他者に寄生して操る能力

を持つエイリアン。地球で隠れていた

ゾークロン達の地球侵略の手伝いで、

来日したプロの殺戮者。哀れな人間の一人の

身体を乗っ取り、巨大化して襲い掛かってくる。

本体は頭部に張り付いている不定形の

エイリアン。

 

諏訪《なっ!?有害巨大生物!?》

諏訪は驚愕しながらも出番が来たためニヒル

に笑いガーディアンAは構えて宇宙人に接近する

笹森《!!鉄山!戦闘開始!》笹森は指示を

出して鉄山はポイズンゴーストに立ち向かう!

堤《諏訪隊長!》

ホーン「まずは目障りな板を壊しまショー」

地球人には聞き取れない言語を喋りながら

そう言うと拳を握り手を異様に伸ばして

鞭のように変化させて諏訪隊のロボット軍団

を一気に凪ぎ払う!!凪ぎ払われたロボット

達は、踏ん張りをする暇もなく

地面に倒れ地響きを鳴らす!

諏訪《ぐお!コイツも手を伸ばせるのか!?》

笹森《鉄山!!大丈夫か!?》

堤《隊長。笹森隊員。第2波来ます!》

諏訪《回避!それから反撃開始だ!》勢い良く

各自左右に別れ縦に振るわれ大地を砕く拳の鞭を

回避してガーディアンAはショルダータックル

をしてホーンデュアウトに突進する!

諏訪《日佐人。堤。こっちはコイツを抑える

!お前らは、ポイズンゴーストを倒せ!》

諏訪隊長はそう叫び、フライングドロップを

してホーンデュアウトを馬乗りして格闘戦を

展開する諏訪隊長。

諏訪《ここから先には進ませないぞ!》

ホーン「遊んでアゲマショー!」

互いに力比べをして頭突きの応急をする!

諏訪《……酔ってきた。気持ち悪。最初の攻撃

で安定装置が故障したか……》

諏訪(まずい……もし安定装置が故障したら、

歩くだけで、酔って吐くのエンドレス。……

エチケット袋は確か……)操縦席を

悪戦苦闘して抑えているが、ホーンデュアウト

の膝蹴りや拳のガーディアンAは防ぎ反撃して

ゴロゴロ回転しながら相手が有利なっている

諏訪《しまった。》

しかし空から援護してくれる頼もしい味方が

いる。マッハビーストがガーディアンAを援護

の為に来た。

ロイド《諏訪!そのまま抑えていろ!これでも

喰らえ!!》マッハビースト2号機の光線が、

ホーンの背中を直撃して苦しませている。

諏訪《助かったぜ。ロイド隊員。》

Aが巨大宇宙人に向かってアッパーカットを

決める!更にコブラツイストで動きを封じる

ロイド《どういたしまして。》

チャールズ《エネルギーバッテリーが無くなる

までロイド!撃て!》

ロイド《もう撃ちまくっているよ!》

宇宙人の顔面を連続レーザー攻撃で当て

まくっていて!ホーンデュアウトは苛立ち

を覚える!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

鉄山と弐式八分九厘はポイズンゴーストの

攻撃を回避しながら怪獣を再び電極板の間

に誘導しようとするが、

 

ホーン「チッチッ同じような事はない!」

そう言うと身体の関節を外しコブラツイスト

を解除させ、両腕でAを掴み。連続に地面に

叩き付けて。振り回し放り投げる。

諏訪《ぐわぁあああーーーー!!!!》

盛大に放り投げられたガーディアンAは

ジェネレータ車に直撃して。車は爆発!

アラシ「キャップ!デンデン虫が!」

ムラマツ「くっ!諏訪隊長。大丈夫か!?」

通信機器に連絡を取る!

電圧のほとんどを失った為に電極板は作動

できず!『お化け屋敷』は巨大宇宙人によって

公害怪獣を倒す方法が封じられてしまった!

諏訪《くそ!しくった。……》

ホシノ《しっかりしろ諏訪!諏訪!気絶して

いるのか!》

ガーディアンAは外傷はなく、

ホーンデュアウトは鉄山達を蹴散らし!

じわじわと人がいる集まる所に向かっていた。

 

それ空から見ていたマッハビースト1号機は

事態が悪化ならびに作戦の失敗を知り、

「諏訪隊長!堤隊員!笹森隊員!黒野先輩!

もう出し惜しみなんてしてる場合じゃ

ありませんよ!皆が危ない!」

(白々しいぞ!宇宙人。ワクワクしてる癖に)

黒野「わかっている!もうエキシマレーザー

もエネルギー切れだ!」悔しさ顔を歪ませ

攻撃を回避してポイズンゴーストの頭上に

飛び。

黒野「強力乾燥ミサイル投下!」

マッハビーストの胴体底部の自動開閉弾倉から

落とした新兵器はポイズンゴーストの頭に

直撃して爆発!

「「キュロロロロ~~ガラガラガラガラ」」

身体を凄い速さで急速に乾燥させて

活動停止させる事に成功する!

「やりましたよ。先輩!」

黒野「どうだ!グオっ!」喜ぶ暇もなく

、機体が激しく揺れる!巨大宇宙人が、戦車を

掴んで投擲しているのだ!

そのウチの一台がマッハビーストに掠り、

高度が下がる

黒野「ショック体勢をとれ!墜落するぞ!!」

「了解!」ショック体勢をしながら

(変身するタイミングがやっと来た……)

やれやれとやっと出番か…と準備するベム。

(失礼だよ!戦車は一台何十億円すると思う

だよ。)

とこの状況を望んでいるベムの言葉に不謹慎を

覚える夢想。

(戦車の値段……12億円位だろ。)

(国民の税金なんだから~~とにかく不謹慎

な事は避けてよ。)

そうこうしているうちに墜落する!

しかしマッハビースト爆発せず、

黒野先輩は気絶してチャンス。

(にしてもこの戦闘機頑丈過ぎじゃない?)

(空中爆発よりはマシだろ。)

剣持は取り敢えず黒野先輩を抱きかかえ

マッハビーストを降りて、近くの場所に寝かせ

て巨大宇宙人の方に走る。

走りながら、『変身!!!!』と叫び!

全身の細胞が活性化して!凄まじい激痛と赤い

閃光と共に肉体が変化する!

(痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

痛い痛い痛い痛い痛い痛い臭い!怪獣の匂いが

強力だ!化学防護服着るべきだった痛い痛い

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!)

 

(しっかり痛い痛いしろ!痛い痛い痛い痛い

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

ここ10日近く変身できなかったから

ストレスマックスだあ!!痛い痛い痛い痛い

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

痛い痛い!!!!)

ピカピカーーン!!!!デーン!!!!

「「イヤッ!!!!」」

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔推奨BGMウルトラマンパワード

メインテーマ〕

 

「「 レッドファイト!!」」

大地を踏み締める足が赤く発光すると共に

高く跳躍して!巨大宇宙人に向かって飛び

蹴りを放つ!

「「レッドキック!!」」

ホーンデュアウトの無防備の背中を攻撃して

転倒させる!

ムラマツ「レッドマン!来てくれたのか!?」

突然現れたレッドマンの姿を『お化け屋敷』

のメンバーは驚く。

ホーン「Σ(・ω・ノ)ノ出ましたか!?赤い傭兵!」

この状況でホーンは人間達を無視して

殺戮しがいがある存在が現れてノリノリに

そっちに興味を移してホーンデュアウトは

起き上がりレッドマンに向かって構える!

レッドマン『正義の求職者と労働者の味方!

レッドマン!』

(わーい!凄く格好悪い!)

血肉踊る!沸き上がる!殺戮宇宙人のサガだ!

「「イヤッ!!!!」」

ホーン「フォー!!楽しみましょう!!」

互いに助走して同時に拳を握り殴る!!

 

鈍い音と共に同時にダウンして!!

同時に踏ん張り!再び構える!!!!!!

ホーンデュアウト「デストロイ!!」

「「イヤッ!!!!」」

レッドマンは肘打ち!ホーンは膝蹴りをして!

「「イヤッ!!」」

吹き飛ばされたのは!レッドマンの方だ!

顎を膝蹴りされて!大地に倒れる!レッドマン

はホーンデュアウトに両足を掴まれ!

ホーン「回る回るメリーゴーランド!!」

ジャイアントスイングされる!そして再び

放り投げられる!レッドマン!

(コイツまた現地の奴に寄生したな!

しかもとことん格闘が上手い奴を!)

(!!助けないと!!)こんな時でも人を

心配する心優しく人が良い主人公。

(無理!俺の超能力に!そんな都合良い物は

(ヾノ・∀・`)!ナイ!!)現実主義と合理主義

の傭兵宇宙人。

両腕を伸縮自在に伸ばして攻撃するホーンの

間合いに、レッドマンは瞬時に起き上がり!

鞭の攻撃を掻い潜る!レッドマンは勢い良く

飛び上がり!両腕を赤く発光させて

「「レッドパンチ!!」

相手の本体の寄生型の宇宙人ではなく!

寄生された人間の身体を攻撃する!

血も涙もないヒーロー。その名はレッドマン!

(おいコラ!ベム。容赦ないな!)

「「レッドチョップ!!!!」」

ホーンデュアウト「ロングパンチ!!!!」

レッドマンの至近距離の手刀の連続攻撃を

相手の頭や胴体に直撃させる!

「「イヤッ!!」」

しかしストリートファイターのダルシムの

ホーンの長距離連続パンチにレッドマンは、

レッドクロスガードで防ぐ!!そして隙を

見つけて反撃の

「「レッドパンチ!!」」赤く発光させた拳

を放つが

ホーン「ソーリー。ロングキック!」

逆に掴まれて、足を腕と同様に伸ばして!

レッドマンの腹部を蹴り上げるホーン!

「「イヤッ!!!!」」踏ん張るレッドマン。

だがレッドマンもやられぱっなしでは無く!

掴まれた状態から逆にホーンを引っ張り

上げて近づいた顔面に向かって膝蹴りに

ハイキックにターンキックに顔面連続パンチ!

そして背負い投げで!ホーンデュアウトを

大地に叩き落とす!

レッドマンは追撃を続け一気に勝負を決めよう

とするが!「「イヤッ、」」

(熱い!身体が焼ける!)

(なんだ!自衛隊か!?)

突然!背後から凄まじい速さで何かが

ぶつかり!背中が焼ける痛みと共に

レッドマンは転倒されられる!

慌てて背後見ると、

「「キュロロロロ~~ガラガラガラガラ」」

(バカな!ポイズンゴーストだと!)

緑色のヘドロの公害怪獣が体内の生き残りの

細胞をかき集めて、復活!

凄い速度で走りだしレッドマンに襲いかかる。

勢い良くレッドマンのどてっ腹に突進して

ダメージを与えて後退させる。

再び突進するポイズンゴーストを両手で受け止め

アッパーカットする!レッドマン。

蛙のようなジャンプをして飛び掛かる怪獣に、

どてっ腹を貫通させるレッドパンチに。

距離を稼ぐ為にレッドキックで怪獣を

吹き飛ばす!

強酸のヘドロを払いながら!物理攻撃の

効かなさに苛立つくレッドマン。

(ちょっとタンマ!臭い!ヘドロ臭い!)

凄い悪臭に苦しめられるレッドマン。

その隙を逃がしはしないホーンデュアウト。

ヘドロが減り、身長が44㍍になったポイズン

ゴーストは物理攻撃は効かない。

「「イヤッ!!」」

 

ポイズンゴーストの攻撃にホーンのコンビで

同士討ちを狙うレッドマン!

ホーンデュアウトを方向に近づき巴投げをして

ポイズンゴーストの強酸ヘドロにぶつける!

ホーン「おお~~痛いデース!」

(今だ!)

ホーンの背中に突進して、ポイズンゴーストごと

地面に倒す! ホーンの無防備な背中を追撃する

レッドマン!

公害怪獣は攻撃しようにもホーンが邪魔で攻撃

できない!

ホーン「おおっとこれはピンチデース。

しかしこの怪獣の核には罪もない人が変化

しているんですよ!それを殺すのデスカ?」

レッドマン「イヤッ!?」

地球人には聞こえない会話をしている宇宙人

同士。

(怪獣も犠牲者が?)夢想は驚く!

(ネクストシングの連中はこういう手段が得意

なんだよな~~!!!!)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔推奨BGMコフーガト短調〕

「「イヤッ!!」」

その隙を逃がさず!ダブルスレッジハンマー

でレッドマンを富士の大地にめり込ませる

殺戮宇宙人。

更にポイズンゴーストのラリアットを食らう

レッドマンの身体が焼ける!

ホーン「ヘドロで生き埋めましょう!」

(どうすれば?既存の怪獣とは違い人質がいる

中で怪獣をどう倒せば、巨大宇宙人も人質を

取っている状態でどう立ち回れば!

正解なんだ!?ベム!!本当に分離

できないのか!!)苛立ち焦り悩む夢想!

ホーン「無駄無駄デース。彼はもう人間では

ありませーん。我らの悪臭無職怪獣兵器・

ヘドガーデールなんデース。」

(ネクストシング!!彼を元の人間に戻せ!

さもないとベムが怖い事をするぞ!)

ホーン「彼を世界中のハローワーク壊滅の

為に必要な怪獣デース。ふぉー!」

ホーンが話しをしている最中に水平チョップ

を連打するレッドマン!

(戦いに集中しろ!!慈愛の戦士でも無理な

相談だ!)

しかしホーンはポイズンゴーストを自分の前

に突き出し盾にする!

夢想は卑怯なやり方に怒る!

レッドマンはそんな事関係なく攻撃する!

(ダメだ!ベム。)

ホーン「地球人を殺す気ですか?」

(くっ!)

レッドマンの足は止まって、そのまま

ロングパンチを食らうレッドマン。

(このゲス宇宙人が!)

ホーン「策士と呼んで下さーい。地球侵略

の障害はどんな手を使っても成功させるのが

ネクストシングのやり方デース。」

国田(夢想君……夢想君……その宇宙人の

言う通りだ!?)

何だ?遂に近所の人の幻聴まで聞こえてエエ!

と驚く夢想!インナースペース的な場所から

まさか近所の国田ゴンザレスと対面する!

(何で国田さんが!まさか!?怪獣の核とは、

あなた何ですか?)質問する!?

国田(実はかくかくしかじかで……)

これまでの経緯伝える!

なお会話しているのは夢想だけでここの会話

は現実では1秒も満たないとかはなく、

(そんなの俺には関係ねぇ!)

現実のレッドマンは必死に足掻いていた!

レッドマン「「イヤッ!!」」

(落ちついて!ハローワークの破壊に一体何の

意味が!)

国田(こんな結果になったのも警備会社を

紹介した職業安定所が悪い!!)

(それは……否定できない……)

(くたばれ!!!!キャメルクラッチ!!)

ホーン「ヘルプミー!!!!」

宇宙人を盾にして公害怪獣の強酸ヘドロを

ガードする!尚現在の宇宙人の肉体は、

ガイラット警備会社の社員の滝川旺志郎だとは

レッドマンは愚か他の人達は知らない!

地上攻撃班のエドランド隊長達がローバーを

走りだし、オーストラリア支部から取り寄せた

武装のタルサー砲を二人がかりで担ぎ上げて!

ほかの隊員達はブラックランチャーを持ち構え!

怪獣と宇宙人にレッドマンを攻撃する!

青い光線の攻撃がレッドマンを襲う!

(バカめ!!同じ過ちは犯さん!)

敵を盾にして『お化け屋敷』の攻撃を防ぐ

ヒーローの頬を掠るのはタルサー砲の攻撃。

(…………地球人の文明も侮れないな。)

警戒レベルを上げて、レッドマンは急ぎ

キャメルクラッチを解除して!距離を取る!

だが相手の長い腕に足首を掴まれては倒されて

しまいポイズンゴーストの両腕に首を締めら

れる始末だ!「「イヤッ!!!!」」

強酸ヘドロの塊に更に口から有毒ガスを放つ

ポイズンゴースト!レッドマンピンチ!

国田(バカ野郎おおおおおおううううう!!)

国田ゴンザレスのモツ抜きを食らう剣持。

国田(説得する暇なんかよりも地球の為に

立ち上がれ!剣持夢想!このままでは日本は

70年代の公害問題を越える被害が出るんだ!

沢山の人達が動く公害に悩まされ公害病に

かかってもいいのか!?大切な仲間を救える

のはレッドマンと夢想君だけなんだぞ!)

そう言い剣持にミドルキックを決める

国田さん!

(ぎゃああああああーーー!!!!)

(痛いですよ!国田さん!強酸ヘドロで

身体が滅茶苦茶痛いのに!)泣きだす剣持。

国田(泣く余裕が有るなら戦え!全ての定職者

と労働者と求職者を守れ!)

(そんな事はわかっているよ!!

だけど宇宙人も怪獣も人質を取って俺達は

何も出来ないんだぞ?)

国田(俺はもう人間には戻れない!

お願いだ……このまま無職で死ぬのも

悔しいがどっち道もう俺は求職者に戻れない!

身体が言うこと効かない現状では自殺

もできない。そして俺以外の求職者達の未来を

奪うわけにもいかない!彼らには未来

があるんだから。お願いだレッドマン。

俺を救ってくれ。)

(……国田さん。俺は)

(待て夢想。国田さん。もう仕事を

探さないんですか?こんな所で求職を諦めて

しまうんですか?)ベムは説得に参加する。

国田(……どのみち私は元には戻れない。)

(…………良くわかりました。求職者を捨てた

あなたに生かす理由はありません。)

あれ?ちょっと……何か変だぞ。ベム~~

国田(はっ?)

(求職者の誇りを無くしたか?よしわかった

!この星と求職者達の未来の為に死んでくれ

国田さん!!剣持殺そう。)

淡々と答える我らがヒーロー。

国田(えっ!?)

(お前の存在は一時間は覚えておく。

守る対象では無くなった貴様は怪獣として

安心して俺達に殺されろ!)

首締めから逃げたレッドマンは、垂直型に

両腕を上を上げて飛行する!

それを追いかけるポイズンゴーストは蛙のような

ジャンプして。空中で激突する!

互いに殴り合うがポイズンゴーストに物理は

効果なしの為に、相手を地上叩き落とすが、

怪獣は蛙の俊敏な連続ジャンプでレッドマン

の後ろを取り、レッドマンは超能力のワープ

を使い姿を消す!(ワープ!)

国田(えっ?)怪獣の位置より高く…足を赤く

発光させながら勢いを付けて加速!

遥か上空からマッハ5の速度で急降下しながら

「「レッドキック!!!!」」

相手の脳天を蹴り落とし!富士山麓の大地を

めり込ませる!!!!

(国田さん……本当に元に戻れないの?)

(夢想。本人の許可はもらった。これで心

起きなくぶっ殺せるぜ!)

国田(おま、ちょ、少しは躊躇とか、

保護するとか、

超能力で助けるとかの展開にしないの!?)

(そういうのは既に1ヶ月以上編集して

読者を待たせてコイツエタッた?

と思われるからいいや。

そもそも俺達は宇宙の求職者を始め

労働者や定職者を侵略者から守る存在。

自分から求職者の誇りを捨てた

貴様は最早俺の守るに値しないニート

や引きこもりに無職の仲間!

社会貢献もしない貴様などただの無職害虫

……無職としての一生穀潰しで

終えるくらいなら、

地獄を越えた苦しみの果てで惨たらしく

醜く死ぬが良い!)

(無職とニートを守る義理はない!

だから安心して地獄に墜ちろ!国田!)

遂に呼び捨て!

国田(Σ(Д゚;/)/えええええええええ!!)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔推奨BGM 永遠なる勇者〕

突然の背後を攻撃するホーンデュアウト

に身動きを封じられる!

「「イヤッ!!」」(邪魔するな!)

顔を踏まれ苦しむレッドマン。

ホーン「邪魔はそっちデース。」

???????「お前ら全員だ」

突然空から降り注ぐ赤いレーザー光線に!

レッドマンもホーンデュアウトも

ポイズンゴーストも『お化け屋敷』のメンバー

も自衛隊も無差別攻撃に巻き込まれる!

笹森「あれは!?」襲撃者の姿を見る!

堤「諏訪隊長!」弐式八分九厘を操作して

ガーディアンAを助けながら、新手の姿を見る!

ムラマツ「大丈夫か?皆。」安否確認をする

隊長。

エドランド「地上攻撃班。安否確認完了。」

富士の空が歪みそこから見えたのは、

ボーダーの人間が見慣れた異次元の門。

そしてその異次元の門から姿を現すのは、

ロボット工学研究所の最新技術の塊。

盗まれた試作ウルトラロボット ウルトラーV

がレッドマン達の前に突如出現した。

仮面の怪人「おい。俺も混ぜろよ!」

「「イヤッ!!!!」」

(貴様!俺を殺す気か!?)

起き上がり新手に構える!

殺戮宇宙人に公害怪獣に試作ウルトラロボット

仮面の怪人「あっ何言っているかわからない

よ?」

新手に意識を割いてしまい、ホーンのロングパンチ

を顔面に食らうレッドマン!

しかも剣持君は近所の国田ゴンザレスさんを

元に戻せない事に苦悩して戦意を失う!

(しっかりしろ!夢想。無職の人間に変な

感情を抱くな!)

剣持は戦意を失うがレッドマンはノリノリに

やる気だ!

仮面の怪人「まっ良い。かかってこい!」

ホーンデュアウトは新手のロボットを障害と

認識して両者は戦闘開始する!

ホーンはロボットの視界から消えて!

背後から攻撃するが、ウルトラーVは空手の型

で防ぎ!ジェットウイングで飛行する!

だが戦闘機より重いロボットの為に、

ホーン「遅いデース。」

ホーンデュアウトのスピードが早くロング

パンチがウルトラーVに直撃して落下する!

だがウルトラーVは踏ん張り!

空中からフライングボディアタックを

宇宙金属の拳で迎え討つ!

更に「「トレースパンチ!」」

拳を特殊繊維のワイヤーで伸ばして、

ホーンデュアウトを顔面を捕まえて自分の

間合いに引き寄せる!

空手の連続攻撃で、ホーンデュアウトを

吹き飛ばす!

その光景を目撃している『お化け屋敷』は

驚く。

ホシノ「諏訪!今のうちに戦線から離脱

しろ!」

サンダース「強ええ。」

エドランド「だが我々の味方じゃない!」

ジャック「タルサー砲。しっかり狙ってくれ

よ。」

キム「わかったから支えて、狙いがぶれる

」スコープを見ながら引き金を持つ。

ジュリー「隊長。ポイズンゴーストが!」

ムラマツ「各員。目標をポイズンゴーストに

絞って攻撃開始!」

「「了解!」」

地上班は全員ブラックランチャーを構えて

ポイズンゴーストを攻撃!

諏訪《ホシノチーフ作戦はまだ続いている

!ロイド隊員。チャールズ隊員!

新兵器はまだ使ってないよな!日佐人、

堤、お前らはまだ戦えるか!?》

「「はい!隊長!」」

大胆不敵に笑う諏訪隊。

ホシノ《なっ》驚くホシノ。

諏訪は通信機器で連絡すると返事が来た。

ロイド《ああ。》

チャールズ《このままやられっぱなしも俺達

らしくないからね。》

ホーンデュアウトとウルトラーVが戦闘して

る間に!

ガーディアンAは怪獣にショルダータックルを

して公害怪獣の再戦をする!

諏訪《田子の浦のリベンジマッチだ!今度は

逃がさねえ!ボーダーのB級諏訪隊を

甘く見るな!》

公害怪獣を巨大電極板の間に突っ込ませるA

笹森「鉄山!Aの援護を頼む!」

鉄山「ワカリマシタ。バトルゴー!」

旧陸軍の全自動電子頭脳の兵器が、諏訪の

アシストをする!

「「レッドアロー!!!!」」

レッドマンも凶器の一つを用意して反撃!

(死ねえええええええええええええ怪獣ー!)

最早夢想の気持ちも国田さんの気持ちも考え

る事もなく!怪獣退治をするレッドマン!

諏訪《おっ加勢とはありがたい!おら!》

Aのカバーに入ったレッドマンに諏訪は好意的

な印象を覚える……

ボーダーも『お化け屋敷』も人々の為に活動

する組織故にレッドマンは巨大宇宙人の一種

で怪獣退治をしているのが習性の存在。

ボーダーに所属する者として敵として見るか

味方として見るか個人に委ねられる。

諏訪は自分の仕事を手伝ってくれる良い奴と

言う印象だ。

ガーディアンAはレッドマンと一緒にポイズン

ゴースト(無職)をボコボコにタコ殴り!

巨大電極板の間に諏訪隊は誘導して!

堤《こちら堤。マッハビースト2号機。強力

乾燥ミサイルをお願いします!)

ロイド《了解!チャールズ。》

チャールズ《まかせろ!》

 

軟鉄の無人ロボット二機がポイズンゴーストを

抑えこみ!

笹森《諏訪隊長。》

諏訪《A(エース)後退するぜ!うげっ吐き気

が、》

ガーディアンAが離脱して、マッハビースト

2号機の胴体底部の自動開閉弾倉から

投下される強力乾燥ミサイルは見事無職の

ポイズンゴーストに直撃する!

ホーン「おおぅ何をするんですか?」

ウルトラーVと戦いながらレッドマンの行動

を見る!

国田(ぎゃああああああああーーー!!!!)

無職の男の哀しき悲鳴が木霊する

「「レッドサンダー!!!!」」

(滅びろ!無職怪獣国田ゴンザレス!!)

ヒーローの風上にも置けない台詞である!

急激に乾燥するポイズンゴースト(無職)

に追い討ちをかけるレッドマンは両腕を交差

させて必殺技を巨大電極板に向かって放つ!

巨大電極板はレッドマンの電熱光線を増幅させ

ポイズンゴーストを焼き焦がす乾燥に弱い

ポイズンゴーストの身体は崩れ落ちる!

ホーン「えええええええええええ!!」

ホーン「コイツ人間を躊躇せず殺しただと」

 

(国田さああああんんんん!!!!

バカベム!自分のご近所さんを殺す奴が

あるか!!)

(奴は求職者の誇りをゴミのように捨てた男。

ただの正義のヒーローとして戦いの足手纏い

になるただの怪獣を片付けただけだ。)

ホーン「なんて恐ろしいヒーローだ!」

ガチな恐怖を覚える宇宙人。

国田「ううん……」核のおかげさまで無事

だった国田さん良かったなー

仮面の怪人「余所見するなよ!」

ホーン「グオッ!」

ホーンデュアウトの寄生している身体が、

ウルトラーVのエネルギーソードをバラバラ

に焼き切り裂かれ!

ホーン「撤退デース!」本体の不定形の姿と

寄生してた身体を捨てて、

ホーンデュアウトはポイズンゴーストの国田

を回収して次の寄生先に変える!

そしてレッドマン達の前に姿を消すのだ!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔推奨BGM 戦いの詩〕

 

(国田さ~~ん!!!!)

(ちっ!)

レッドマンは近所の人が宇宙人に連れ拐らわれ

る光景をただ見ている事しか出来なかった。

感傷に浸る暇もなく

突然ウルトラーVがレッドマンに襲いかかる!

(なっ味方じゃ(『お化け屋敷』の連中も

まとめて狙うなら俺達の敵だ!!!!)

ロボットの顎の部分に肘打ちと膝蹴りを食らわせ

て、数歩下がらせてだけで、逆に相手の

宇宙金属の拳をモロに食らい!力比べを

両者はする!

(凄い馬力だ!)

(踏ん張り所だぞ!夢想!)

仮面の怪人「パワーはこの程度か……」

互いに力比べをして、結果パワー負けした

レッドマンが空中高く放り投げられる!

「「イヤッ!!!!」」

仮面の怪人「見せてもらうぜ。レッドマン。」

瞬時に受け身を取り着地、背後から迫るロボットに

そのままレッドマンはローリングソバットで

返り討ちにする。

(コイツ…………強い!)

僅かな動作でダメージを最小限に抑えた敵に

素直に感嘆するレッドマン。

人間の姿を借りて個人ランク戦で色々な人と

戦うが、あくまでも死なない事が分かりきって

いる為、本気のパワーをセーブして戦う。

目立つ事はしているが、悪魔でも確実に

こいついくら何でもおかしい過ぎだろう…は

レッドマンはしない。

本来の自分に互角に挑む相手にレッドマン

は感動していた。

仮面の怪人「通常弾《アステロイド》」

試作ウルトラロボットの周りに小型の無数

トリオンキューブが現れて!

諏訪《あれは!?間違いない!》

ガーディアンAのモニターから目撃した戦法

は諏訪をベイルアウトさせた存在だ!

(コイツ!仮面の怪人か!)

ここで剣持とベム。更に諏訪隊に全員は仮面

の怪人が試作ウルトラロボットを盗んだ犯人と

わかった。

飛来する無数トリオンの攻撃にレッドマンは

防戦一方!

だがレッドマンは空手の型で相手の攻撃を

受け流しながらウルトラーVの間合いに入る

仮面の怪人「双月。」と呟き

両腕から手斧型のトリガーを出現させて、

レッドマンの顔面を狙う!

「「レッドナイフ!!」」

両手から大型ナイフを出現してウルトラーVの

攻撃を無理やり防ぐ!互いに火花を散らし

そのままナイフと手斧トリガーを応酬を開始

するレッドマンと試作ウルトラーV

風が巻き上げ互いの力がぶつかり合う!

 

仮面の怪人「接続器《コネクター》!変化弾

《バイパー》!」

2つの手斧を巨大な戦斧に変えて、振り回す

(破壊力が上がった大振りの隙を防ぐための

変化弾……)

「「レッドショット!!」」

迫る変化弾の群れを両手の2本のナイフ叩く

落とし、全速力で試作ウルトラーVに迫る!

至近距離からナイフの刃を飛ばし!

ウルトラーVの宇宙金属の装甲と内部メカに

ダメージを与えてナイフの持ち手を地面に捨て

走りながら空手の構えをして

両腕を赤く発光させてフルパワーによる

突き出しを放ち!相手の胴体を張るトリオンの

多重シールドをあっさり打ち砕く!

防御する試作ウルトラーVを吹き飛ばす

空中なら身動きが取れないチャンスを

「「レッドサンダー!!!!」」

両腕を交差して放つ必殺技の5億Vの電熱光線

で試作ウルトラーVに直撃させ

て火花と共に空中爆発させる!!

(勝った!)素直に強敵の退場に喜ぶ夢想。

(いや、手応えがおかしい……)

 

敵の気配が確かに消えた……レッドマンは

レッドソナーイヤーで、敵の気配を探るが、

(反応なし……ダミーの爆発をあらかじめ

空に用意して瞬間移動で消えた?)

レッドマンは赤く発光してワープして

剣持の姿に戻る……

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

〔推奨BGM 光の戦士 〕

俺は黒野先輩を置いていったマッハビーストの

墜落現場近くに戻ると、

黒野先輩は起き上がり発言する。

黒野「今度助けるならせめて駐屯所の

救命センターに置いてってくれ。」

「すいません。」

謝る剣持。

ほかのメンバーも集まり、

諏訪「じゃあ三門市に急いで戻るぞ!」

明日の見学会に参加する諏訪隊。

「俺も戻らないと!チャールズさん!乗せって

下さい。」

チャールズ《わかった。隊長。お先に基地に

帰ります!》惣菜パンを食べながら通信する

チャールズ隊員に、

ロイド《なら俺達は戦いの後始末して帰るよ。

見学会。頑張れよ。》

「すいません。」

マッハビースト2号機の窓から外を見ると

無職の人々が富士山の周りに集まる姿を見えた

公害も関係なく山に登るつもりの彼らを地元の

警察が必死に止める……

 

霊峰の富士山は秘境だ……

でも人々が願掛けで山を登る際に山に捨てる

ゴミの数々を見て、山を汚す!

人々がしっかりしないとまたポイズンゴースト

のようなゴミの怪獣が誕生する

 

「さながら無職魔境か……」

窓を見ながら呟く。

人々は自分たちの都合で地球を汚し、

今度のもし再び公害怪獣が現れるのならば

それはポイズンゴーストより

恐ろしく強い怪獣かも知れない……

 

明日はボーダーの皆さまへの『お化け屋敷』

見学会だ!




次回のワールドトリガーTheREDmanHEROは遂に始まった見学会。これまでの『お化け屋敷』の戦いの記録の
中で、特に思い出があった核露怪獣と六角村の激闘を
記録映像でボーダーの皆に見せる!
次回『バトル・オブ・メモリーズ』
(モチーフのないオリジナルの予告)
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