ワールドトリガー・TheREDmanHERO 作:怪物怪人怪獣さん
自分の文才の無さに、悲しくなりますが、
めげずに書きます。
誰も見る人はいないけど投稿します。
後今更ですけど、最近購入した講談社シリーズで
ウルトラファイト/レッドマン/トリプルファイター
でレッドマンの説明に手抜きがあってショック。
身長42㍍体重3万トンはあってますね。
この小説は80㍍と体重6万トンに倍にしてますけど
まず簡潔にレッドマンの説明を載せると、
1万年に起きた宇宙の怪事件や怪獣の情報を
記憶しており、
光と熱をエネルギー源に太陽がある限り無限に
戦えるらしいに、
逆に氷点下になると活動不能。
片腕で6万トンの怪獣を持ち上げる腕力。
…曇りや夜間や雨だと存分に力を発揮出来ない為、
それでも30分も活動できるから、
ウルトラマン達より持久力はある。
熱をエネルギー源にしてるから高熱に強い。
30万℃の高熱攻撃をくらってもダメージはない。
宇宙空間での飛行速度は初代マンと同じマッハ5
走力は時速約660㎞、水中は時速50㎞、
地中速度は時速30㎞
能力や必殺技も意外と多い。
知っているだけで……エメリウム光線ポジションの
頭部の黄色いビームランプから発射する熱線。
強力レッドレーザー光線、
レッドショットの強力技レッドショット光線。
右手の指先から6万度の炎を出して相手を焼く
レッドファイヤー
銀のベルトのランプから何でも切ってしまう切断技
を放つ!
スライスカッター、
あらゆる言語を理解、並びに話せる
レッドマウス、
300㎞離れた場所の物音も聴き分ける
レッドソナーイヤー
レッドマンの番組の際に企画された
NG怪獣の設定も面白い。
豪炎怪獣グレイガス
体長/52㍍全長/75㍍体重/3万4千トン。
中生代ジュラ紀から白亜紀かけて生息していた
陸上獣類の一種が、地底獣類に進化してアリゾナの地底
数万㍍で、今日まで生き長らえていた。地底を掘り進んで日本にやってきた、中部大断層に出現した。
武器
◎口中から放つ戦車を5秒で溶かす火炎を噴出。
200㍍先まで火が届く。
◎シロナガスクジラを真っ二つに引き裂く腕力を持つ。
◎手の爪は長くそして鋭く敵の身体に食い込み
痺れ毒液を流しこんで動けなくしてしまい、
食べてしまう。(いっぺんに象なら5頭、
ライオンなら30頭、ペロリと食べてしまう肉食。
地底にいる時はマグマを吸って生きている。)
◎鋭い牙は20トンのトラックを軽く食いちぎってしまう!
◎グレイガス・ジャンプ……バネの様に強力な尻尾で地面を叩いて300㍍も飛び上がり、落下する時、両足の爪で敵をズタズタにしてしまう。
◎尻尾の先からマグマガスを噴出。岩山や鉄を泡の様に
溶かしてしまう。
◎背中いっぱいに生えた角で、地底の岩石などを粉々にして掘り進む。クッションのような腹部はミサイル弾やナパーム弾のエネルギーを吸収してしまい、自分エネルギーにしてしまう。
◎頭の角は怒ると真っ赤になって数千度の熱を放つ。
猛毒巨虫ビッグライガー
体長/55㍍全長/46㍍体重/1万5千トン
暗黒星雲のR星からやってきた蠅に似た宇宙怪獣。
狂暴で残忍
頭は悪く、知能程度は0コンマ5(ハエブンの仮称あり)
◎頭部の二本角で、アポロ宇宙船も真っ二つにしてしまう。また宇宙を飛ぶ時の方向レーダーになる。
◎鋭い牙がいくつも生えた口で、人工衛星をバリバリ噛み砕いてしまう。
◎左右3本ずつの手足で、10万トンのタンカーを持ち上げてしまう程の力を発揮する。
◎大きな羽を羽ばたかせると風速100㍍以上の大嵐が吹き荒れる、その猛威は台風以上の凄さだ。
◎必殺の翼チョップ!!……巨大な翼を利用した必殺のチョップで、直径20㍍の巨大隕石でも真っ二つ。大抵の怪獣なら首をチョン切る事ができる。
◎スペース・アイ……50万㍍先をはっきりと見る事が出来る眼は宇宙から飛ぶ時のレーダーの役目もする。
◎背中に生えてるトゲトゲは、宇宙を飛んでいる時、
色々な宇宙エネルギーを吸収する。
◎口から霧状の猛毒ガスを吐く。人間が一息吸っただけで死んでしまう恐ろしいガスだ。
手足は人間や動物の体を腐らせてしまう毒がついている
◎宇宙をマッハ20のスピードで飛ぶ。
侵略ロボット スフィンガー
体長/48㍍体重5万トン出身地ミッド星
地球侵略を狙うミッド星人に操られ、地球に送り込まれたロボット怪獣。ボディーはミッド星の特殊合金で造られていて、ミサイルを5千発以上撃ち込まれていても
ビクともしない。
◎口から白熱光線を発射。これに当たると厚さ3㍍の鋼鉄も一瞬に真っ赤になって溶けてしまう。
◎ハサミのような2本爪で、トラックや戦車でも田楽刺しにしてしまう。
◎足の巨大な1本爪を利用したキックは、ひと蹴りで京王プラザビルが土台からぶっ倒れる。
◎眼から静止光線を発射。人間がこれを浴びると体が動かなくなり、更に1時間立つと死に至ってしまう。
◎10万トンのタンカーを5千㍍先に投げ飛ばす腕力を持つ。
◎赤いシマシマ部分で周囲5千㍍にいる生物をキャッチする、(惑星を侵略する時、邪魔なその星の住民や生物を全て殺してしまう様、プログラミングされている。どんな小さな虫でも見つけだして殺害する)
◎背中の三角のコブコブには、スフィンガーを動かすエネルギーやコンピューターなどの重要なメカが収められている。また、背中の表面にはいつも高圧電流が流れており、これで大事な背中を外敵から守るのだ。
〔推奨OP ウルトラマンパワード 〕
〔推奨BGM 前奏曲 〕
パリに本部を置く国際科学警察機構『科学特別機動捜査隊』世界各国に支部を置き、人知れず彼らは大事件や異変を専門的に分析研究捜査し宇宙からのあらゆる侵略者から地球を防衛する重大な任務が持っていた。今回はその活躍を見てみよう。
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〔推奨BGM━未知への挑戦━〕
科学の進歩はめざましく、人類はかつて謎とされていた未知なる世界へ足を踏みいれ始めた。
核利用、海底資源開発、サテライトシステム……しかし、希望に満ちあふれた繁栄の代償として、自然界はバランスを保つための反撃を開始した。
現代病、オゾン層の破壊、地球温暖化…これらは、生物界のリーダーとして君臨してきた人類に対する自然からの挑戦なのだ。
そして、ついに来るべき、その日が来た!
ファイル07 バトル・オブ・メモリーズ
核露怪獣ゴルドキング 登場
天気は晴れ
ボーダー本部の前に大型バスが複数並んでおりA級隊員達とB級隊員達が、次々とバスに乗る。見知った人達がバスに乗る光景を他所に俺は昨日の戦いの疲れと傷の治療に超能力の分身を使いもう一人の自分は自宅待機させて俺は見学会のスケジュール確認をする。
「はあ~~」
気が緩み欠伸が口から出たら背後から気配を感じて声を掛けられる
烏丸「随分眠そうだな……」
「あっ烏丸先輩。富士山から三門市に戻って、見学会の最終確認ですよ。後単に寝不足です。……先輩も今日は楽しんで下さい。」
烏丸「あぁ。それと…「トリマル。バスに乗りなさいよ!」……小南先輩。悪いじゃあ『お化け屋敷』で……」
京介さん俺に何か言おうとしていたのに同じ支部の先輩に呼ばれて取り敢えずバスの乗る事を優先する。
「はい。」
俺とは違うバスに乗る烏丸先輩の後ろ姿を見て、ふと空を見て……俺は今日は怪獣現れないで下さいと神様に祈る。
(神に祈るすがるの暇があるなら、行動しろ……バスに乗るぞ!)
(少しは希望を持たせてよ~~)
現実はいつも残酷だ……本当に⋯⋯
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バスの窓から別のバスに乗る剣持の姿の様子を見るのは、烏丸 京介。
林藤「どうだった……」
後ろから声をかける玉狛支部の支部長の林藤支部長。
烏丸「見れば分かります。少なくともボーダーよりも凄いです。」
林藤「そうか。俺がそう言い切るなんて相当だな。」
小南「お手並み拝見と行きましょう…」
自信満々に言う。
林藤「にしてもこの座席の良いフカフカ素材だな。座り心地も良いし」
烏丸「黒野先輩が外国の旅行バスを中で一番良いバスを用意したらしい。」
林藤「そいつは大盤振る舞いだな。」
太刀川「小南、京介。何の話だ!?」
違う座席で風間隊とUNOをしていた太刀川隊が、話題に参加する。
小南「黒野の財閥が凄いって話よ。」太刀川の方に振り返りながら話題を口にする桐絵。
出水「そうなのか?あっ俺上がり。」
太刀川「なっ!!」
出水は手持ち無沙汰になった話題に入る。
出水「確かに、あいつがB級隊員に昇格した時にA級、B級の隊員の人達に滅茶苦茶旨い神戸牛のサーロインステーキごちそう
してもらったな。」
太刀川「えっ!?俺その話知らない。」
露骨に悲しい顔をする太刀川隊の隊長。
出水「美味しかったよな。」
唯我「旨かったですね。ついついお代わりしましたよ。」
国近「私も食べたよ~~確か風間さん達も食べてましたよね。」
笑顔でその時の美味しい思い出を思い出す国近柚宇はファッション雑誌を片手に答える。
風間「あぁ。俺達や他のA級部隊も頂いた。」
太刀川「えぇ、嘘だろ!?食べてないの俺だけか!?」涙目になるボーダー最強の攻撃手1位
出水「その時の太刀川さんは、確か忍田本部長に大学のレポートを提出しろって言われて監視付きの中で悪戦苦闘してたはずだ。」
風間「今は黒野より『お化け屋敷』の施設見学会についてだ。俺達の味方にしても秘密が多いのは現場で活動する俺達に円滑な協力を求めているか?あるいは手柄の奪い合いが望みか?確かめるべきだ。」
UNOをしながら答える風間さん。
歌川「ボーダーの部署なのに、ボーダー本部が把握していることが、少ないのもおかしな話ですね。トップは誰でしたか?」
菊地原「一の谷博士ですよ。白いチョビヒゲが特徴の一の谷研究所の……」
風間「正式には東南大学物理学研究所の所長だ。俺達は疎いが怪獣や怪奇現象の世界的な権威を持つ科学者。」
歌川「三門市の図書館で何年か前の昔の東京氷河期の新聞やガラダマの記事とかの資料を見ると必ず博士の意見が載っている
からな。」
ボーダーのメディア対策室長の根付さんの協力でここ何年の過去の毎日新報と毎朝新聞に記載されている怪奇現象や
怪獣案件の見てこれら事件は自衛隊や善意の市民の活躍で、終わっているが、本当は『科学特別機動捜査隊』の人達の関わっているのかもしれない……
菊地原「にしても調べて見ると怪獣って主要都市に現れる習性があるんですかね。東京とか特に……」ここ数年の怪獣災害のグラフを見て……
太刀川「ほかの奴らも参加したら良いのに…」
風間「嵐山隊は広報の任務。ほかも防衛任務
などで参加は無理なんだ。」
出水「太刀川さん。俺らが彼らの分まで情報収集すれば、良いだけですよ。」
烏丸「向こうのバスの彼らもそう思っているでしょう。」
そう答えてチラっと窓から別のバスの方を見るA級隊員達。
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俺はリハーサル通りガイドのマニュアルを読みながらマイク片手に言う。
「皆さま乗り物が弱い人は出来るだけ窓際に移動させて下さい。静かにして下さい。忘れ物はありませんか?モテない男の子会の皆さまは、これを期に女性と仲を良くするのは辞めてください。女性に迷惑です。」
慣れないガイドの真似事をして注意や指示をする剣持隊員。
だがここにいる人達は一部を除いて十代の少年少女。
細井「結局、全員参加したんですか?」
今「太一が泣き付いて大変だったんだから、はぁ~~胃が痛い。」
来馬「楽しみだな。」
村上「そうですね。」
別役「う~~ん!!」
縄でぐるぐる巻きされガムテープで口を塞がれている少年。
荒船「SF映画の【アバター】の内容なんだが、」
半崎「ダルいっす。ポカリ先輩。」
穂刈「なら、施設到着まで寝てろ。」
荒船隊は柿崎隊と会話を楽しんでいる。
柿崎「まず主人公は足が不自由の車椅子の人で…そこから」
照屋「大丈夫?気持ち悪かったら言ってね?」
隣の巴隊員を窓際に座らせて心配する。
巴「少し楽になってきました……朝食でサラミなんて食べるんじゃなかった。」
宇井「一緒に今度オープンするCDショップに行こうよ。」
加賀美「あっ、このお店って東京から移転した有名な所じゃない。互いの予定を確認しましょう。」
人見「珍しいわね。普段はあれだけ騒ぐ二人が今日はとても静かに座って待っている。」
小荒井「俺達は【始まりのスナイパー】東さんの東隊の隊員。」
奥寺「俺達の言動と行動が直接東さんの信頼や評価に繋がる……」
小荒井「東隊の隊員として相応しい対応をしないと」
奥寺「俺達の隊長に申し訳ないだけです。」
互いに腕を組んで交互に答える。
東「……まっそれだけ『お化け屋敷』の彼らにボーダーも負けてないと言う威嚇のつもりだろうが⋯⋯余りあのC級のあの子に睨むのは止めろ。普通にあの子にも可哀想だし警戒されるのは上層部もお望みじゃない。」
人見は自分の隊の人間が、じっーーとこれからガイドをしてくれる噂のC級を睨んでいたのを知り彼らは嫉妬の気持ちも持っていたのを知った
小荒井「しかし、ほかにアイツより仕事が出来る隊員はA級は勿論、B級隊員にも沢山いますよ!」強く意見する。
人見は確かに訓練隊員の彼が選ばれた理由が未だにわからなかった?
奥寺「俺も小荒井の意見と同じです。怪しいC級を選ぶより、確かな功績や実績を持つ人は他にいます。なのに彼を選んだ理由も、我々には一切説明されていません。」
東「…ならもし旧東隊のメンバーが選ばれたのなら、お前達は納得するか?」
静かに互いの意見を言い合う東隊。
小荒井「納得します。」
奥寺「俺もです。」
東「ほう。それは何故だ?」
質問する時の東さんの表情は、戦術指導する教官の表情に変わる。
人見(楽しんでいますね。東さん。)
小荒井「旧東隊は現在B級の東さんと二宮隊を含め全員A級の隊長を務める実力者集団。」
奥寺「太刀川隊が現在のA級1位ですが、旧東隊は技術や戦術を広める為に解散した隊。戦略や戦術の総合力なら太刀川隊と旧東隊
なら旧東隊が上です。その隊員なら上層部は勿論末端の訓練隊員達も納得がいく配属だと思います。」
小荒井と奥寺の信頼がわかる良い答えだ。
東「確かに当真や奈良坂にもレイジにも狙撃技術を伝授して俺もある意味狙撃では負けるつもりはない……と自負はしている。」
そう言いと二人は口元が緩む。
東「…………だが俺は攻撃手や射手だと二宮や三輪に負けていたし、適材適所。トリオンや近界民では強い俺でも本当は、選ばれなくて良かったって思う。」
奥寺「なっ!!」
小荒井「東さん!」
驚く二人の顔を見て笑みを浮かべる東さん。
東「城戸指令からいくつかの怪獣災害の報告書を読んだ……戦略や戦術で強い俺でもあの職場は命がいくつあっても足りない……
自衛隊の死者の数々や、三門市を守る為に狙撃をしてもトリオン弾丸が怪獣をすり抜けて、レッドマンには直撃していたのに、全然効いていなかったんだから……それに怪奇案件なんて俺の専門知識なんて何の役にも経たない。」
人見「確かに……」
現代科学が基本の日本で科学じゃ解決できないなら、発想力で解決するべきだが、
人見(あれ?確か那須隊の志岐 小夜子さんは、高校に逃げ遅れた黒野真琴さん救出活動する際、三門市を襲う怪獣の怪奇現象を『お化け屋敷』式の説得方法で、怪獣を退治したって……)
改めて思い出すと既に仕事の同僚が怪奇現象に遭遇して知らない間に三門市を救っている事実に戦慄を覚える人見さん。
東「彼が選ばれた訳は多分そう遠くない内にわかる。今は納得しろとは言わない。だが、俺にもできない事も彼なら出来る事がある。それはわかってやってくれ」
そう言い二人は静かに「はい。」と答えて
じっと待つ姿勢に戻る。
唐沢「頼もしいね。東隊は…」
東「部長。問題が見えてないだけです。」
東(弓場隊、王子隊、那須隊は不参加。草壁隊も三輪隊も加古隊も見学会の日に防衛任務。)
参加しない部隊を思い出しながら、
二宮「部下にはあぁ答えたが、やはりアイツを選んだ理由は知りたいのでは?」
後ろから聞こえて来た声に、東はこう返す。
東「そっちはわかるのか?」
二宮「……トリオンの戦闘体はトリオン値がどんなに差があってもボーダー隊員も近界民もそれは全員同じ…だが奴は……」
東「どうした?」
二宮「…トリオン体が俺達よりスペックが高い……まだ確実に確かめた事ないが、」
その返事に東は嬉しそうに言う。
東「彼がレッドマンとか?」
もしもの可能性を呟き、暫く考えこむ二宮は冷静に答える
二宮「…可能性はある。怪獣がいる所に現れる『お化け屋敷』……そしてレッドマン……都合が良いというかタイミングが
良いと言うか?」
東「まっそれは彼がボロを出してくれたらわかる事だよ。」
二宮「随分ゆっくりですね。」
東「天の時、地の理、人の和。時には待つ事も大事だ。もし二宮の言う通りなら寧ろ彼が今までボーダー隊員を助けてくれたのも納得が出来るし。ある意味命の恩人でもある。」
東隊と二宮隊の会話を遠くの座席から盗み聞きをしていたのは、香取隊と影浦隊だ。お通夜のように空気が重いのは、互いに会話
が弾むメンバーじゃないせいだ。
影浦「おい。誰がババ持ってやがる。」
ゾエ「絵馬だよ。」
絵馬「ゾエさんだよ。」
和気あいあいとする影浦隊のメンバー、
三浦「誰かこの空気を和ませて…」
若村「バスはまだ動かないのか?」
香取「……………………」
染井「…………………………」
仁礼「カゲ!早くしろ。次で私は上がりだ。」
影浦「うっせい!今考えてるんだ!黙ってろ!」
騒ぐB級隊員達。
「いい加減にしろ!!人の迷惑かけて楽しいか!?ボーダー隊員ならボーダー隊員らしくしてくれ!」ガチギレ寸前になる!
レッドファイト寸前になる!
(ストップ!ベム!落ち着いて!)
そして静まるB級隊員達。
「バスを目的地到着までバスガイドの指示に従ってくださいね!」
辻「あれ?ガイドは君じゃないの?」
「暇だからバスガイドに志願した人がいます。
お願いします。諏訪隊の小佐野隊員。」
最後にバスに乗り込んだ人で、バスの扉が閉まり、バスが動きだす。バスガイドの服装に着替えた元ファッションモデルはとても似合っていて、
「へぇ~~美人は何着ても似合うって
本当だな~~」俺は素直に魅っていた。
小佐野「いやいや、ガイドの説明の暗記に
手間取ってごめんごめん。」
生駒「似合っているよ小佐野さん!可愛い!」
はしゃぐ生駒隊の隊長。
三浦「///ぼっー」
若村「///ぼっー」
来馬「しっかりしろ二人とも!……瞳孔が
開いたまま固まっている!」
村上「香取隊長。部下に対しての攻撃許可を。」
香取「ガツンっとお願い。」
【ドゴッ】
若村「ぐへ!」
三浦「オゴ!」
香取「男って馬鹿ばかり……」
冷めた目で仲間を見る香取さん。
ゾエ「やった!上がりだ!」
影浦「くそ!もう一度だ!次は勝つ!」
ババ抜きで負けた影浦隊長。その表情は悔しさに満ち溢れていた
小佐野さんはマイクを持ち、
小佐野「本日は誠に良い天気に恵まれ、この見学会に参加してくれた皆さまをガイドする。諏訪隊の小佐野隊員です。宜しくお願いします。」
「「宜しくお願いしていますーーー!!」」
主に大勢の男子の声に、小佐野隊員は笑顔で手を振り、
小佐野「そして私の手伝いをしてくれる
C級隊員の剣持隊員です。」
「いや、アドリブ入れない!段取り大事に……剣持夢想です。『お化け屋敷』の施設見学会を参加してくれて誠にありがとうございます。」辿々しく答える剣持に微笑ましい視線を感じて少し恥ずかしい気持ちになる夢想。
小佐野「運転手の人」
運転手「うん?佐竹参謀です。タカ派ゴンドウとハト派ミヤタの会議から逃げて、今日の運転手に急遽変わってもらいました。警務局と情報局の軍備増強やレッドマンの捕獲何かより、街の復興や光のレトロウイルスの怪獣の撃滅が大事だろうに」
((知らない参謀が運転手している。))
大丈夫なのか?と不安な気持ちを無視してバスは遂に走りだす。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔推奨BGM ウルトラジェットーテーマー〕
バスが警戒区域を通り見慣れた市街地を通り小型通信機からイデ隊員の声が聞こえて来て、
《シークレットルート11を使って下さい。》
「了解。参謀。ルート11の道を通って下さい。」
人見「あのシークレットルートって?」
質問するのは東隊の人見さん。
バスガイド小佐野「戦闘機とか、ロボットとか、『お化け屋敷』専用の地下通路。地下トンネルや国の山とか各施設を繋ぐ発進ゲートもある。」
佐竹「了解。」20の暗証文字数字を入力して
ルートを11に設定して、バスが方向を変えて、何もない大型駐車場にバスを一旦停車する。
巴「こんな何もない駐車場にバスを止めてどうするんだ?」窓の外から見ると辺りにはほかのバス会社のバスが並んでおり、
「まっ見てて、」
暫くと地下通路の大型リフトが動く音と共に
でバスがゆっくり時間をかけてと地下に下がり、
地下トンネルにバスを到着させる。
そのシークレットルートの移動の一連の流れを
見てポカンっとするB級隊員達の顔を見て、
〔怪獣大戦争のテーマ〕が流れて来てハっと
する人達。
「小佐野さん?」
小佐野「諏訪さんが、ここ最近聞いているBGM
です。始まりにビックリしますね。」
荒船「マジか?」
柿崎「アニメや特撮の秘密基地か?」
生駒「ずるい!俺達生駒隊も『お化け屋敷』に配属させてくれ~~!!カッコいいやん!」
水上「イコさん!トンネルが凄い近未来間あるよ。」
隠岐「あっA級の奴らポカンって間抜けな顔
しておりますさかい。」
窓から別の見学会のバスの客を見ている。
南沢「ホンマ面白いです!」キラキラした目でトンネルを見ながら大型バスは進む。
シークレットルート11のトンネルはアシストライドメカの秘密修理工場の修理の様子が見える仕様になっている。
現在来客室で設計士達と会話している日本の頭脳達の姿を剣持達は見る
(御手洗博士と岩本博士と梶開発主任だな。)
東「あの温厚そうな眼鏡の老人は御手洗健一博士だな。宇宙物理学の権威の天才科学者だ。」
感心した顔で博士達を見るボーダーの人達。
株式会社マキビシのマッハビーストが主要戦闘機の『お化け屋敷』だが、技術提携とかで海洋開発センターや民間組織MJ俺達の科学特別機動捜査隊の同期に設立された。科学捜査研究所ことSRIや宇宙人調査チームSGM城南大学の医学部教授の顧問をしている無線愛好家グループ毛利チームや国際自然保護連盟等々の協力もあって、俺達は日々の怪奇事件解決に繋がっている。一の谷博士が呼んだ開発技術研究班で頭の良い人達の集まりだ。
そして変な人達の集まりでもある。
荒船「質問いいか?」
帽子を被った狙撃手三人衆の荒船隊長からの質問だ。
小佐野「どうぞ。」
荒船「基本的にこの場所は関係者以外は秘密だ。もし普通じゃあり得ない怪しい事件があったり、または怪獣を目撃した場合どうやって『お化け屋敷』に知らせたら良い?またはどこに電話連絡すれば」
なかなかシンプルな質問だ。
小佐野「電話の連絡先は警視庁にある今年誕生した新部署の特殊捜査部署…略して特捜部に連絡すると
『お化け屋敷』に取り継いでくれます。後ボーダーの部署でもあるので、普通にボーダー本部にいる。『お化け屋敷部』に相談すれば、同様に取り継いでくれますよ。』
来馬「あの僕も質問宜しいですか?」
小佐野「どうぞ。」
来馬「事件があった時……緊急の連絡の電話番号みたいのは
あるんですか?」
小佐野「999が緊急連絡電話番号です。実はオカルト系のサイトにも所処載っているんですよ。オカルト系では『お化け屋敷』は有名ですから」
染井「あの質問なんですが?」
小佐野「はい。どうぞ。」
小佐野さんしっかり質問の内容を答えて
くれる。
染井「これらの施設の開発協力してくれるスポンサーは大手企業なのでしょうか?後資金はどこから用意しているんですか?」
ボーダーは根付室長がメディアで宣伝、唐沢部長が関係役所に交渉や外交を一手に担うメディアの知名度が皆無なこの部署は、
どこから資金を調達しているのか?
単純な皆の疑問だった……
小佐野「基本事件解決に貢献して政府から支持率に合わせて支給されるシステムですが、戦闘機1つに何数十億円しますからスポンサーの協力者である。矢吹コンツェルンの総帥並びに経済連の会頭や第八世界銀行の理事の矢吹郷之助さん。黒野財閥の黒野賢人さん。カイト財団に協力して資金集めしている
らしいです。後、税金の。」
と答える小佐野さん。
村上「流石にそれは……」
来馬「えっ!?税金。国民の!」
来馬さん達は窓に映る秘密修理工場を何度も見て
荒船「マジか。」
柿崎「………警察の仲間だからわかってはいたけど……外れて欲しかった。」
騒ぐB級と騒がないB級に別れる。
影浦「確かに税金は使われているが9割黒野の金だろう。」驚く事なく冷静に黒野の手口を読む影浦隊の皆。
絵馬「影浦隊に配属されていた間、影浦隊はこたつとか購入されたしね。」
ゾエ「でも最初はビックリするよね。黒野を知っている人は、ブラフって分かるだろうけど」
仁礼「せいぜい税金の使い道は戦闘で壊れた乗り物やロボットの修理費用に壊れた街の復興資金だろう。ビビる連中なんてB級下位や中位の奴らだけだ。見ろお前ら、」彼女は視線を変えそれに続き影浦隊は視線を東隊や生駒隊と二宮隊に向ける……彼らは騒ぐ事なく静かに窓の修理されている大型の戦艦や乗り物を見て観察している。
二宮「マッハビースト以外の兵器があるのはわかっていたが、」
マッハビーストの装備に対怪獣用攻撃ミサイルを輸送している様子を見る二宮隊。
二宮「ナパーム弾も用意しているらしいな。」
犬飼「もう既に俺の知ってる警察の装備を超えていますね。」
冷静に弾薬の様子を見て感想を言う二宮隊の銃手。
東「大型戦艦も用意してあるなんて底がしれないな。『お化け屋敷』は……」
小荒井「世界中の支部のある中で最新鋭の設備らしいですからねぇ。」
奥寺「しかも金と人材も他の支部より力を入れているみたいです。」
二宮「……黒野。お前は何を考えている⋯⋯」
此処には居ない男の名を呟きながらじっと剣持を見る二宮。
大型バスは、秘密の出入口ゲートの前に止まり
警備隊員が運転手の窓の方向叩き警備隊員「身分証明書をお願いします。」
佐竹「はいよ。」身分証を出す参謀を見て
「あっ俺も渡されたんだ。」
俺も事前に渡された顔写真付きの手帳を見せて警備隊員が確認作業をしている間に
犬飼「あっ顔パスはないんだ。」
犬飼隊員が剣持と警備隊員とのやり取りを見ながら言う。
「ここの組織は、身分証かこの認識カードまたは、国際警察手帳を持っていないと問答無用に射殺もある組織だからね。」
ボーダー(射殺有りなんだ⋯⋯)
二宮「発行するには?」
「事前にボーダーの窓口にいる『お化け屋敷』の職員に申し込み用紙に氏名、電話番号、住所、郵便番号、血液型、持病あるかないかの細かい質問。志望動機、特技、色々記入して証明写真があれば、10分で発行されますよ。」
警備隊員「確認終わりました。第2ゲートに進んで下さい。」
佐竹「了解。」
村上「第2ゲート?」
小佐野「さっきのは第1ゲート。全部で第7ゲートまであります。」
香取「随分厳重なのね。」
小佐野「そりゃ出入口が黒野さんの屋敷で出資者の一人の自宅ですからね。何か会ったら、責任問題になりますから一週間前に検査チェックで、宇宙人か怪獣かボーダー隊員に化けてないか本部でやりましたよね?」
香取「確か……厳しい検査があったわね。」
ベック隊員とジュリー隊員の二人が抜き打ちの健康診断でMRIやCTスキャンとかさせられたのを思い出す。
あれは基地に侵入する侵略者対策の一貫の必要措置だとボーダー隊員達は納得した。
〔ビビッビッ!!〕
俺の『お化け屋敷』の腕時計型通信機器が鳴り始めて
「出ていいですか?」
佐竹「いいよ。」
皆の視線を気にしながらも剣持は応答する。
「こちら、剣持。」
《こちらはチャールズ。大丈夫か?》
チャールズ隊員のテンション高い声がバスに響く
「何ですか?緊急特別任務ですか?」
緊急特別任務とは、怪獣の出現または、予定ある隊員、ない非番の隊員。現場に緊急出撃の意味である。
チャールズ「違うよ。いや~~一の谷研究所から漸くサンドラーのデータが届いたんだがよ。」
これって機密の内容では?ボーダーのB級部隊の隊長達の視線が俺に集中している。
「サンドラーって地底怪獣の柏原鉱山で暴れた四足歩行の亀か蛙みたいな怪獣でしょ。俺が初任務で出動したから良く覚えているよ。」
チャールズ「この怪獣。人の手が加えて開発された形跡があるんだ。」
「!!」
チャールズ「最低でも生物学の人間と遺伝子工学の奴が関わっている。自然に適応して進化したり、突然変異などでもない。自然界に反する生物兵器の一種だ。」
この会話はボーダーの人達にも聞こえている。
「だがあの巨体だ!チャールズ隊員も実物大を目撃しただろ。
トリオン兵のバムスター以上の巨大な身体をしている生物が人工怪獣!?」
チャールズ「お前が大声を上げるのも無理はない。鉄を主食にする生物は、基本地球上には存在しない。だが、自然界のルールに縛られない存在を俺達はこの組織にいる間は、望もうが望まないだろうが、俺達は知っている」
チャールズ「問題は誰が何の為にアイツを開発したのか?俺は、引き続きこの怪獣の持ち主を探す。暫く俺は研究区域に
いるから見学会は不参加だから頑張れよ。じゃあな。」
「なっちょっと!」
少し俺は考え込むつもりが、
小佐野「さて気分を変えて、国際科学警察機構の見習い隊員の剣持君。法律の説明をお願いします。」
「はい。まず法律とは……って!六法全書の話でこの空気を変えるつもりですか?」
小佐野「HEY誰か質問タイム!」
「変なテンションでガイドがまる投げしないでください。」
若村「あの!」
「はい。どうぞ!」
取り敢えず俺が答える。
若村「ここの職員の数は何人ですか?」
すると脳内から志岐小夜子の声が響いて来て、
志岐(それ気になる!)
(またか。)彼女から那須隊は防衛任務と聞いていたが、当たり前の様に脳内から聞こえている事実にまた分身は志岐さんの家
に寛いでるようだ。
(第1から第6基地が実はある。他の基地は富士山や東京郊外とかに秘密基地があり、ここの基地は怪事件専門チーム。)
志岐(やっぱり!)ノリノリだ。
「7902人です。」
若村「意外に多いんですね。」
「一般職員は4826人。さっきの警備隊員や戦闘隊員、警務隊員は、3000人。俺のいる組織の主戦力は76人です。」
三浦「黒野先輩を含めても76人なんだ。」
しみじみ思う。戦闘する人が一般職員より少ない事実に、
(単純に正隊員の養成学校の訓練で卒業出来る人が年に1桁。詳しくは約3年の訓練カリキュラムを見て……)
志岐(どれどれ……………………訓練学校1年目の基本教育と50種類のスポーツ成績を集中し………………2年目 怪獣教育では怪獣退治の基本として世界中の動植物の性質を覚え……更に少量の燃料で月と地球を往復する操縦訓練をして
3年目は暗闇の鉄の部屋に朝食だけ1ヵ月の精神訓練をして…
…卒業試験は24時間ジェットコースターに乗り続ける耐久訓練を終えて……一人前の科学特別機動捜査隊員。…………ナニコレ?拷問??)
志岐さんはネットで調べた訓練内容に絶句
する。想像を遥かに越えたスパルタ式……拷問その物の訓練に……
(それがスカウトされない人が会う訓練だ。まず無理だろ~~ボーダーと同じ入隊試験でも、否、ボーダーのA級隊員でもこの
訓練はお勧めはしない。先に心が死ぬレベルらしい。)
志岐(那須隊長は間違いなく死んじゃうじゃん。)
調べた訓練内容に絶句する親愛なる隣人の声を
無視して俺は若村さんの質問に答える。
「その数は有害巨大生物相手に自衛隊やボーダーと連携して闘う前提と基本、この組織は怪奇事件捜査、原理並びに生態の研究、怪獣災害対策がメインで、戦闘は余り専門じゃない為です。」
若村「でも警備隊員や戦闘隊員は3000人って」
「彼らは警視庁や地方の警察暑から集めた機動隊の人達です。自衛隊の分類ではありません。」
若村「機動隊って」
若村の脳裏に過る、警察の機動隊SATの姿
バスは進み最後のゲートに止まり特殊探知機の赤い光をバスに乗る俺達に浴びせる
小荒井「眩しい!」
奥寺「うひゃ!」
ゾエ「うわっ!何これ?」
生駒「うん?」ゴーグル装備。
影浦「うがーー!!!」もろに光を食らう
影浦さん。
小佐野「宇宙人が乗ってないかの最終確認、
いると音が鳴るよ。」
それを聞き何人か俺を凝視する。
特に香取隊と二宮隊が凄い眼力だ。
志岐(剣持君は反応しないね。)反応しているなら剣持君もっと慌てていると考える小夜子。
(超能力でフィルターしているからな。)
警備隊員「お疲れ様です。全て終了しました。」
「参謀。進んでください。」
佐竹「わかったよ。」
バスは秘密修理工場の横を通り過ぎて、地下ゲートから地上に上がるリフトに乗り黒野先輩の自宅の屋敷の大型駐車場に到着する。
佐竹「じゃあ。待機してるから終わったら教えてな。」
「はい。では皆さん。手荷物を持って降りてください。あっ写真はご遠慮して下さい。」
細井「残念。」デジタルカメラをリュックにしまい。
生駒「王子の奴らに、記録写真撮って頼まれたんだけど。」カメラをしまう。
「駄目です。報告書の類いはOKですが、写真のような機密情報を漏らす物は射殺許可が降りてしまいますから、」
生駒「そりゃ勘弁。」インスタントカメラをを自分の座る座席に置いて、荷物を担ぐ、
水上「意外にしっかりしているな。」
隠岐「最近盗まれたロボット工学研究の試作ロボットの二の舞にならないようにしている
ですよ。」次々とバスを降りるボーダー隊員達はバスガイドの小佐野さんの案内で、
作戦司令室(メインルーム)に向かう一同。その為には、黒野先輩の屋敷に入る。
黒野先輩の屋敷の最初に目にする玄関の広間に2階に上がる階段があり、階段の左右に沢山のメイドが並んでおり、
中心には今年初老に入った執事さんが
ボーダーの皆を出迎えてくれる。
生駒「フゥ〜〜。凄いやんっ!」
圧巻するお出迎えに生駒さんも驚く。
太刀川「高そうな物が並んでいるな……」
セバス「どうぞ皆様。屋敷の主から今日の見学会の色々サポートをする執事のセバスです。」
「セバスさん。今日は宜しくお願いします。」
林藤「あっどうも!」
セバス「小佐野さんには、この地下施設の地図を、それと作戦司令室でベックさんがお待ちしております。」
小佐野「ではまず作戦司令室に行ってイデ隊員とベック隊員の挨拶しましょう。付いて来て下さいね。」と後ろにいる
隊員達に声を掛けるが返事はなく
小佐野「あれ?」
小佐野と剣持が振り返ると広間にある沢山の調度品を眺めるボーダー隊員達例えば⋯
巴「西洋甲冑だ。本物初めてみた。」
烏丸「値段がはる物ばかりだ。」
太刀川「着ていいのか?」
小南「ダメに決まっているでしょ。」
水上「隊長。着ちゃダメですよ。」
生駒「えー!鎧が俺を纏えと呼んでるんや。」
細井「子供か!?絶対にあかんよ!」
柿崎「凄いなぁ。」
広間の上に飾られたシャンゼリアを見上げる柿崎さん。
照屋「高そうな壺。」
今「おい、太一。割らないでよ。」
別役「うーー!!」縄で口を防がれて、連行されている狙撃手。
村上「すまんな。太一。必要処置だって聞かなくて、」
来馬「唯我君。この壺ってやっぱり……」
唯我「間違いない。幻の……」
驚く金持ちコンビ。
思い思い美術の観賞会をしていると突然手を叩く音が広がり、隊員達はそっちを見る。
セバス「はい。皆様。こちらにどうぞ。」玄関に飾られた調度品を眺めるボーダー隊員は集まる。
セバスは1階に降りて広間に備えられたピアノの鍵盤を鳴らして
来馬「わっ壁が勝手に開き出した。」
村上「隠し通路か。中はしっかりした通路見たいですけど。」
そして地下の通路が開き。
セバス「さっさ。行きましょう。」
心なしか喜びの表情をするセバス。
志岐(ワクワクが止まらないぜ!)
(そんな顔しているな。やっぱり……)
小佐野「さぁ、置いてかれたくなかったら
ついてきて下さい。」
小佐野はボーダー隊員達を案内する。
職員達にすれ違いながらも、
カンフー「よお!剣持。見学会か!?」
「カンフー隊員。そっちは格闘訓練ですか?」
カンフー「近々隊員の格闘技大会があるからな、
参加するメンバーを鍛え上げるんだ。」
知り合いとすれ違い、
荒船「カンフー?あれも隊員なのか?」
質問する荒船さん。
「彼はここ基地の格闘技の天才だよ。カンフー
が得意で素手で銃弾を掴んだ事がある熱血漢さ
ん。本名は鳳レオ。」
柿崎(純粋にほかの隊員も見てみたい。
カンフーって渾名の人がいるなら、ポニーや
ハンサムやハカセとかの渾名の人も
いるのかな?)
照屋(隊長がまた変な事を考えている…)
ハカセ「おや、剣持君。」
柿崎(ハカセがイターーー。)
メガネを付けたガリ勉の人が沢山の
参考書を抱えて剣持達の前に現れる。
「あっ、ガ…ハカセ隊員。今日も受験
勉強かい?」
((今絶対ガリ勉って言うつもり
だっただろ!))
唖然なボーダーの人達の心は一つに
なった瞬間であった。
ハカセ「勿論!東大に四回も落ちて
しまったが、ズバリ!今年は受かる
予感がするでしょう。では?」
そう熱弁して、彼は、居住区の方向にむかう
菊地原「あの人は?」
「彼はガリ勉隊員……じゃあなくハカセ隊員。
計算が速く、豆知識も沢山知っていて分析力が高い俺の先輩。
でも本番に弱い為、大学受験で体調を崩してしまう可哀想な人でもある。理系と文系の勉強のお世話になっております。」
香取「ふ~~ん。ガリ勉隊員ね。4浪隊員に改めてみたら、」
ハカセ「グハッ!!」
グラサン「しっかりしろ!ハカセ!傷は浅いぞ!」
倒れこむハカセに素早く駆け寄る
グラサンをかけた隊員。
香取「あの人は?」
「グラサン隊員。トレードマークはグラサンで、ワイングラスを片手に自家用バイクのハーレーダッビトソンに乗りこなしハードボイルドで仕事をこなす凄い人。これまでタクシー運転手、寿司屋、お好み焼き屋さん、客引き、おでん屋台のアルバイト、色々な仕事をして、そうだ……全て灰に還るが良い……っと『お化け屋敷』に入隊した異色の経歴を持つ隊員さん。好きなドラマは
【傷だらけの天使】なお本物のバーに入ると店の雰囲気に耐えられない為吐くらしいから、
彼が言うバーは、この市街地の外れの
おでん屋の屋台の事を指す。」
香取「ガチのヤバい人じゃん!大丈夫なの?」
「仕事はできるし、ハードボイルドで、危険物の取り扱いは上手いから、でも、毎回一緒に出動すると何故か【殉職シーンの
再現】をするから、皆から【始末書のグラサン】の渾名で呼ばれているよ。」
染井「エンターティナーなのね彼。」
冷静に感想を言う人。染井 華さん。
香取「とっととそんな奴は首にしろ!」
親友の感想にツッコミを入れる香取さん
別のエントランスに移動する彼らを見ながら、
太刀川「あの人は?」
ナルシストな雰囲気を出す隊員を見て、
ハンサム「おや、烏丸君。あぁ。今日は例の
見学会の日か。」
烏丸「どうもハンサム隊員。」
小南「えっ?知り合い。」
烏丸「今日も華麗ですね。ハンサム隊員。」
ハンサム「ありがとう。烏丸君。私は、
これから日本アルプスの調査に向かう途中だ。
ボーダーの皆さん。今日はとても有意義な一日で
ある経験を心行くまで堪能して下さい。」
笑顔で答え、
そう彼は万能ヘルメットを被り、移動する。
暫くして…………
((滅茶苦茶普通に良い人だった……))
香取「何かまた変な人かと警戒したのに?」
「パリ本部からきた戦闘機のエースの人ですよ。頭も良いし、赤いバラがトレードマークの少しキザなだけで、皆のまとめ役なんですから」
烏丸「王子隊の隊長みたいな人ですよ。意外に策略家の一面があります。」
「烏丸先輩は随分仲が良いんですね。そっちが驚きですよ。」
烏丸「危険な博士に危険な実験に巻き込まれない為にも、色々施設案内してもらったんですよ。」
「確かに何も知らない事を良い事に…変な
商品のテストケースにされる経験がある
からな。」
ごんすけ97型「オオー!ケンモチ。仕事カ?」
「すいません。皆さん少しお下がり下さい。
ごんすけ。動力室の仕事は良いのか?」
突然近く壁が左右に開き俺は、慌てて
ボーダー隊員達を後退させて、ボーダー隊員の前に姿を表した
えらく昔の雰囲気のロボット。頭の天辺と左右の耳に金属アンテナが伸びており、額と両目がメーターになっている
隠岐「なんや、随分とレトロな昭和のブリキの
玩具の見た目のロボットやな。」
生駒「【禁断の惑星】って映画でこんなの観たことあるな……」
ごんすけ97型「野郎!聞コエテイルゾ!!」
頭部から煙を出す!
細井「すいません!ウチのバカが!」
慌てて生駒の頭を下げさせる生駒隊の皆。
ごんすけ97型「フッ!ケンモチノ面ニ免ジテ許シテヤル!アンナ創作映画ノ奴ト比ベラレテ不愉快ダ!!」
「でも、司令室内の最新コンピューターの高速演算勝負には処理落ちして完全に負けてるよね。」
俺の一言でごんすけ97型は固まり、こっちにグルンと首を回して
ごんすけ97型「貴様!俺ガ一番気ニシテイルコトヲ!!」
「巨大ロボットの鉄山みたいに、もっと目立つ仕事がしたいと、
臨時隊員に志願したは良いけど、危険な現場の作業が出来る為に動力室に勤務しているんだろ。充分立派な仕事だよ。
巨大ロボットとは違っても……」
志岐(本当は?)
ごんすけ97型
年齢 1才と6ヶ月
勤務地 爆熱原子力発電所
危険な原発で作業を行わせるために作られた
万能ロボットで、命令に忠実である。
最近、放射能の影響でよく故障するため、
体のメンテナンスは怠らないようにしている。
(コイツは前の職場の放射能を周りに撒き散らさないように、俺の超能力で閉じ込めているんだだから、むやみに人々に
接触して欲しくないんだよ)
志岐(あなたってどんどん話すと凄いって分かりますね。)
放射能を撒き散らすロボットの周りに見えない幕を作り、ソコに放射能を閉じ込めている事実を知って人知れず頑張る剣持に尊敬の面を見せる志岐さん。
ごんすけ97型「テヤンディ!!ッ怒ルノハ後ダ。今ハ日本アルプスノ調査ニ向カッタ連中ニ特殊装備ヲ輸送しないと、ジャアナ!」
俺達の横を慌てて移動するごんすけ97型。
出水「質問いいか?」
「はい。何ですか?」
太刀川「自由行動はありか?」
各施設を見学は出来るが、立ち入り禁止区域
に忍び込めるか?っと質問してみる。
「あと自由行動はなしですよ~~」
太刀川隊「え~~ないの~~」
がっかりする声が、ボーダーの人達から聞こえる中、風間さんが質問する。
風間「因みに立ち入り禁止区域はあるか?」
「ありますよ。開発研究区域とか居住区とかは関係者や職員以外は駄目ですよ。」
俺は移動しながら皆に答える。
空港のあるあの動く床の(トラベレーター)道なりに進み、傾斜があるオートスロープに乗り地下大型リフトに付き、地下作戦
司令室の階に下がり初めるガラス窓はなく網目の閉鎖的だが、
大型リフト内部はとても広くボーダー隊員達が全員乗っても
まだ余裕がある広さ
太刀川「どうだ出水。」壁を叩き硬さを確かめる
菊地原「異常な硬度です。素材や合金はなんですかね?」音で硬さを確かめる士郎に出水も続けて確かめる。
出水「確かに硬い壁ですね。破壊しにくい」
「その壁は新合金てんがら合金で出来てます。」
奥寺「聞いた事ない名前だな?知ってるか?」
小荒井「いや、にしても随分と気が抜ける名前だ。」
太刀川「本当に変な名前( ´∀`)ハハハ……」
ツボに入ったのか吹き出す。太刀川さん。
風間「新合金って事は、この基地で研究して誕生した代物なのか?」
「そうらしいですよ。たまにここの博士達、新素材を開発したりするんです。」
風間「成る程、」
根付「地下にこんな空間が、広がっているなんて……」
「動力室や補助動力室とかでエネルギーを賄って施設の膨大な電力を作っています。」
しばらくエレベーターリフトを乗っているとボーダー隊員達は俺に次々に質問する。
村上「怪獣は全て抹殺対象なのか?」
「上層部の会議で研究目的で捕獲、保護もします。生物兵器にも薬の材料にも食糧にも新産業エネルギーにもなります。
黒野財閥とカイト財団の企業はその恩恵を貰って発展してきました。無論危険な怪獣は退治するのも仕事です。」
荒船「その判断は研究者または、科学者達が決めるのか?」
柿崎「もしくは科学特別機動捜査隊の警視総監?」
「政府と相談して決めます。政府は出現した怪獣全て抹殺!っと必ず良いますが、怪獣の住み家に人間が勝手に工事や兵器のゴミ箱にしてしまい怒って八つ当たりで暴れているのが多いです。研究者達は、話し合いで折り合いを付ける為、交信機械を製作しているらしい噂があるらしいですけど、未完成品で関係者の命が失った事件もあるらしいですし、共存か殲滅か全ての科学特別機動捜査隊で意見が別れているらしいです。」
風間「どこも悩みは同じか……」
ズボンのポケットに手を入れながら組織の方針について派閥が別れてある事実に風間さんは酷くドライに喋る。そんな風間さんに優しく声を掛ける太刀川さん。
太刀川「誰を思い出した?」
風間「……別にただの兄の事ですよ。」
素っ気なく答える風間さん。
小南「剣持は、どっちなの?」
頭の後ろに腕を組むながら質問する桐絵。
その質問に俺は無意識にトゲラを思い出した。
「その時の事情によります。例え話し合いが成功しても怪獣を操る存在が温厚の怪獣を狂暴な怪獣に変えてしまったなら怪獣は建物を破壊し人の命を奪い加害者に変わっても怪獣を操る存在がいる限り、彼らを倒さないといくらでも被害は増える…怪獣だって地球の生物なのに……」
香取「……何かあった?」
心配な表情をする香取を見て、
「光のレトロウイルスが危険な代物だってのは最近わかっただけだよ。次の質問はありませんか?」
生駒「じゃあ、国際科学警察機構の武装を見せて貰えないか?」
隠岐「あっそれは興味あるな。ここのリフトの道の途中で通り過ぎた
警務隊のライフル…あれはなんですの?」
「ブラックランチャーですね。最近支給されたレーザーライフルです。」
影浦「随分物騒だな。質問だ。武器は全部銃しかないのか?」
「ハイマンガンスチール製の特殊ナイフと電磁警棒です。トンファーみたく使います。」
「電磁警棒の扱いはカンフー隊員が一番上手いですよ。」
小南「それトンファー使うカンフーだからね。」
香取「それ只のカンフーだからよ。」
女子の冷静なツッコミを剣持は聞き流しながら自分の腰の左側にナイフホルダーに視線を向けると
「あれ?警棒がない。」
いつもあるはず警棒がない。
(第3話の後に黒野先輩から訓練用トリガーが使えない代わりに
最初に支給して貰った護身用の電磁警棒)
太刀川「これか?」
太刀川「おお、おい。生駒。」
生駒「どうしたん?」
香取「あっ」
南沢「あっ隊長。」
いつの間にか、太刀川がその例の黒い警棒を変形させて、生駒さんに向かって振る
太刀川「えい!」
警棒が当たった生駒さんの身体は青い雷がイコさんの身体を走りイコさんは目に見えて感電する。
小南「ちょっ!危なっ!」電撃を回避する小南先輩。
生駒「!!ビビっ!!デバビデ!!!ブウ!!」黒焦げではなく黒色になるイコさん!
「イコさ~ん!!!!」叫ぶ俺!
生駒「……痺れたぜ!!!!ガクっ!……」
大型リフト内部で起こった悲劇。
そしてイコさんは気絶した。パワーを制限していたお陰だ
「イコさ~~ん!!」
太刀川「誰がこんな酷いことを……」
「「お前だよ!!!」」
太刀川「まぁ、威力を試したと言うことで……すいません!!」
皆に謝る太刀川を無視して、警棒をしまう俺。
イコさん(戦闘不能)は水上さんと隠岐さんが
担ぎ上げて運んでいる!
香取「あんたもしっかり管理しなさいよ!」
「あっはい!」叱られる俺。
志岐(ドンマイ!)
三浦「質問。その銃はなんですか?」
「科学特別機動捜査隊員が常備している0.6㎜電磁レールガン。9㎜のランチャーモードに変形したり、先端に特殊アダプター装着でレーザー銃に変わったり、各エネルギーカートリッジを換装させて、麻酔弾、中性子バッテリー、ガス弾、パラライズ、SOSを初めと信号弾、バリアー、風船爆弾と色々使える銃です。」
香取「…の割にピカピカの新品ね。」
「漸く10日前に貰っただけです。」無表情で答える剣持。しかし心なしか申し訳ない表情をする。
隠岐「イコさん。重いです。」
南沢「じゃあ、女子更衣室に置いてきましょう。」
水上「ちょっとエントランスに置いておくか?」
生駒「……せめてメディカル…センタールームに前に…してくれんか……」
黒焦げイコさんを担ぐ3人は、呆れていた。
「医務室ですね。ありますよ。」
太刀川「まだ元気があるから大丈夫だろ。」
国近(…メディカルセンタールームはあるっと)
メモを記入している太刀川隊のオペレーター。
大型エレベーターリフトが停止して全員リフトから降りる。
階層の案内図が置いてある無機質な通路を通り過ぎ更に円形の長い通路を進み作戦司令室に向かう一同。
風間(制御室は右に曲がって突き当たりの
奥の部屋か…)
ボーダー隊員達を引き連れて目的の部屋の自動ドアが左右に開閉しボーダー隊員達は作戦司令室に入る。
林藤「作戦司令室内は広いな。」
ベック「あら、剣持隊員、」
室内の2階ではイデ隊員と会話していたベック隊員がこっちに気づいて階段を降りてくる。
ベック「ようこそ。界境防衛機関ボーダーの皆さん。今日の見学会に参加してありがとうございます。テレサ・ベックです。」
林藤「どうも、玉狛支部長の林藤 匠です。」
唐沢「外務、営業担当の唐沢 克己です。」
根付「メディア対策室長の根付 栄蔵です。こちらこそ忙しい中今回の見学会を開いてくれて感謝します。」
三人と握手してくれたベック隊員は、
ベック「互いに有意義な一日にしましょう。皆さん。さて……まずは第1視聴覚室へ案内します。そこで科学特別機動捜査隊の誕生経緯について説明しましょう。こちらへどうぞ。」
イデ「では何かあったら司令室の通信でお知らせします。」
(基本イデ隊員は2階の通信技師のデスクにいる。仕事速度は普通……)
志岐(えっ~~早くないんだ。)
(俺は普通より身体能力が高い。怪力がある、速い、超能力が使える……あれ?)
志岐(それは普通に凄いよ。でもこの日本史
の宿題の答えは、間違いだからね。)
俺の分身は何時の間か志岐さんと勉強して
いる事実にびっくりして俺。
「見学会の皆さん。ベック隊員に着いて
いって下さい。」
菊地原(2階立ての部屋に複数のデスクに大型のモニター……パソコンも最新型だしこれが黒野財閥の力か……)
国近(メモメモ……ヒョーコリ・ドン・ガバ…アラビアンベース…豪傑SY-33号……何の名前だろ~~)近く書かれた書類の物をメモ帳に書き写す。
歌川「うん?」
大型モニターに映ったのは、格納庫らしき場所でレッカー車が大きな蟻を運ぶ映像だった……
村上「どうしましたか?歌川さん。」
歌川「今軽自動車並の蟻の死骸が見えたような…」
菊地原「昆虫は身体が大きいと負担が大きいから小さい身体なんですよ。」
歌川「でもクモ男爵の事件見たいなケースも資料にあったし、」
菊地原「それでも猫や犬の大きさでしょ。気のせいですよ。」
歌川「そうかな~~」
もう一度モニター見ると生物学の教授達が蟻の死骸を調べている。
歌川(ガチだ!巨大昆虫は実在した!)
驚く歌川をしり目に、
「あっ原田真博士。例の検体の調査か。
仕事熱心だな。見習わないと……」
モニターに映る恰幅が良い眼鏡の博士は、
原田 真
24才
ポテチをこよなく愛し、そのスジの物は
とても好きな科学者。
好きな事もゲーム屋、本屋、ガレキ屋巡り、
という想像通りの人。
歌川「えっ然程珍しくない?」
「ここにいると、あれはまだ怪奇事件の一つ
だから、驚く程じゃないよ。さぁ行こう。」
生駒隊、影浦隊「「おおー」」
風間「…アイツここで普段どんな事件に遭遇
しているんだ。」
菊地原「考えたくないです。」
歌川「俺、ちょっと怖くなってきた。動く死体、
人食いのカビや、チュパカブラとか勘弁
してくれよ~~」
風間「俺は結構楽しみになっているがな。」
余り表情は出さないが実はワクワクしている風間さん。
太刀川「置いてくぞ!風間隊。」
もう既にB級達は移動している
風間「今行く。」
彼らも作戦司令室を後にする……
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ベック「皆、席に座ったわね。」
視聴覚室はとても広く見学会の人達が全員座っても余裕で席が余る。
ベック「剣持隊員。さっそくだけど部屋を暗くしてちょうだい。」
「了解。」
俺が部屋の電気を消す間にベック隊員は、プロジェクターを操作して、俺と烏丸先輩が用意した資料をスライドして見せ始めた。
俺は急いで近く席に座った。
隣の人達は香取隊の方々だ。
香取「……。」
警戒の意志を隣に感じながら、俺はどこを
吹く風のように、気にしない。
染井(……録音しとく必要はあるわね。)
手荷物の中にあるスマホに電源を入れ、電話の状態にする。相手は上層部の人に予め頼まれた事を各部隊のオペレーターは準備する。
ベック「まず私はこの地球に暮らして自然と科学の叡智を貰い文明や産業を発展しました。……しかし、世界人口が増え、自然界環境のバランスが乱れ、超常現象、環境汚染、気象異変など地球は人類が未だかつて遭遇したことのない事態に対応するため国家
の枠を超えて結成された国際軍事組織。それが⋯⋯⋯⋯国際防衛組織HUMAが設立されます。」
(えっ?)
「えっ?」
志岐(あっハモった。)
『お化け屋敷』の誕生経緯についての話では?
香取「なんであんた驚くのよ!」
「いや、だって……」
志岐(実際はどうなの?)
(良い質問だホームズ君。答えはシンプルだ。勉強とか訓練や事件で尋ねる暇がなかったんだ……)
(改めてみると唐突の繰り返しだね俺達…)
志岐(成る程、エディ。)
(ホームズ君。俺はヴェノムじゃないよ。)
志岐(私の中じゃ君達の関係は、アンクとエージ、赤鬼と良太郎、エディとヴェノム、デザストと剣斬、マッハとチェイサーの関係よ。)
(俺の知らない間に特撮番組良く見たな。)
呆れた感想を心の中で言う。
根付「すいません。私たちは『お化け屋敷』の
設立理由を知りたいのですが、」
恐る恐る言う。
ベック「HUMAは、旧『お化け屋敷』の名称です。
かつては軍事色が強い防衛組織だったんですが、それでも世界の怪奇事件解決を一手に引き受けた優秀は組織でした……」
林藤「でしたってことは吸収されたのか?もしくは解散?」
ベック「はい。一度解散され、一年の準備期間をしたのち、『科学特別機動捜査隊』が設立されました。」
唐沢「先の組織と今の組織の違いは?」
ベック「防衛任務は同じですが、国連指揮の下に世界各国軍隊や
自衛隊の下部組織として扱われているわ。」
「……そうなんだ。」
香取「……なんであんたも知らないのよ。」
「養成学校はあるらしいけど、俺はここで基本勉強してる毎日だからな。」
香取「えっ?そうなの?」目を見開き
驚く知人。
「自分で志願じゃなく上層部の辞令で勝手に配属させられたんだよ。」
死んだ生き物の目で本音を言う剣持。
香取「ふ~ん。」
心なしか隣に警戒する意志が弱まった気がする。
ベック「そこ!静かに、」
「「すいません!!」」
香取さんと一緒に謝ったりして恥ずかしい。
ベック「続けるわね。HUMAが解散して組織を設立した間の空白の1年間に世界各国の怪異報告が多発して、日本では、チルソニア遊星人を初め、怪獣の出現を多発。」
〔推奨BGMウルトラQメインテーマ〕
ベック隊員はプロジェクターを動かし
スクリーンに映るセミの頭をした人間の姿、更に古代怪獣ゴメスと戦う原始怪鳥リトラ、ペギラ、マンモスフラワーと次々に変わる。
ベック「これらは勇気ある民間人を始め、自衛隊の方々の活躍で問題を解決してくれましたが、HUMAが解散してしまった為に、
怪獣を始め怪奇事件を未然に防げなかったのも事実。
科学者連盟は各国政府と議論したのち、まずフランスのパリに本部を試験的に設立して、約3年間の活動を国連に提出しそれを元に、最新鋭の科学設備と優秀な人材を集め、怪奇案件解決が出来る国際警察……国際科学警察機構の『お化け屋敷』の設立を認め、以後17年間に様々な怪奇事件解決に尽力を尽くす傍ら世界各国に支部の設立を続けています。そして今年漸くこの
日本にも『お化け屋敷』が設立されました。」
ゴーガやガラダマモンスターにパゴスの画像に変わり
ベック「特に日本は怪奇事件が多く、現在でも巨大半魚人型宇宙人や地底怪獣など、怪獣出現に後を絶ちません。私たち『お化け屋敷』は警察や自衛隊にボーダーの皆さんのご協力があって
これらの有害巨大生物の対策に、尽力を注げるのです。今後とも何とぞご理解とご協力をお願いいたします。」
ベック隊員の科学特別機動捜査隊の誕生経緯の話を聞いてボーダーの人達は、メモを取ったり、
録音したり、真剣に話を聞いていた。そんな中で手を上げて質問する人がいた。
太刀川「すいません。質問良いですか?」
ベック「どうぞ。」
太刀川「最近三門市にも姿を表した。レッドマンの対応はどうなっているんですか?『お化け屋敷』の考えを教えて下さい。」
その質問は俺自身も興味がある。既に世界の軍隊に攻撃をされたり実際ボーダー本部の前にA級隊員を始め銃手や狙撃手、射手の攻撃の餌食になったり俺の扱いは、科学特別機動捜査隊だと有害巨大生物と同じ扱いなのか?
ベック「人型宇宙人(ヒューマノイドタイプエイリアン)レッドマンを科学特別機動捜査隊の上層部と科学者連盟は、最重要監視体制に決めました。」
出水「監視体制ですか?」
ボーダーはレッドマンを怪獣と同じ扱いだ。だから、『お化け屋敷』も有害巨大生物の扱いだと思ったのだがどうやら違うみ
たいだ。
ベック「科学的に研究対象としてレッドマンの能力や生態を調べるのも理由の一つ。」
烏丸「ほかの理由は?」
ベック「彼が何故世界各地に現れて怪獣と
戦うか?この中でレッドマンの戦い方を見れば
分かる人もいるけど彼は非常に知能が高い
高等生物よ。格闘技は勿論。こっちと同じ
コミュニケーション能力を持っているのは、
間違いないわ。それに生き物を寄り添い
終わりを看取る感情や道徳も持っている。」
小南「話し合いは出来ると?」
ベック「今現在別の研究班では、彼の声帯を
研究してこっちの言葉に変換する装置を製作
しているわ。完成すれば、彼について分かる
かも知れない。彼は何者なのか?何故世界各地
に出現する怪獣と戦うのか?私個人としても
大変興味ある研究対象よ。」
嬉しそうに答えるベック隊員。
小南「確かにレッドマンの秘密が知るには
良い機会かもね。」
烏丸「戦い方か……奴は少なくとも遠距離技は
限定されている。それは確かだ……」
俺は時計を見て……時間を確認する。
「ベック隊員。そろそろ記録資料01核露
怪獣の戦いの記録の視聴時間です。」
烏丸「もうそんな時間か?」
ベック「なら準備しないとね。見学会の皆さん
は少しお待ちして下さい。剣持隊員は、
パソコンの準備を、」
「了解。」
香取「何?どうしたの?」
「『お化け屋敷』の仕事ぶりを見せる為に
現場の事件捜査記録を、許可をもらって
視聴出来るんだ。貴重な特別任務の一連の流れを
ボーダーの皆さんに見てもらう
記録映像だよ。」
染井「…それは楽しみね?」
「じゃあ。行くよ。」
切っ掛けは
見学会の準備期間の際に、烏丸先輩が
気になって発言した
「有害巨大生物の戦闘記録映像は視れないのか?」
それを聞いたムラマツキャップと黒野先輩は、
パリ本部に連絡して各自衛隊や防衛庁に連絡して
資料部長の趣味の中から、
事件捜査ファイルからピックアップして、
見学会当日に視聴出来るように準備したのだ。
これらは烏丸先輩が、捜査調査対策の説明で、
もっと分かりやすくしたいが為に、
映像で『お化け屋敷』の仕事の一連の流れの
説明をする。……実際これは、迫力もあって、
見学会の目玉の一つとなった。
俺は慣れ始めたパソコンを使い。
記録映像の準備を完了する。
しかし準備しながらこの事件発生から事件解決
まで誰が記録したのかわからないんだ。
そうこうしている間にスクリーンに映像が流れ、
俺は元の席に戻りつい知人に本音を何故か言う。
「実を言うと結構今日楽しみにしてた。
ボーダーの皆と最近たまにしか会えないから」
香取「寂しかった?」冗談の軽口を答える彼女。
「…そうだな…あぁ。とても寂しかった。
ここ職場、
俺と同じ年の奴一人もいないんだ。
皆年上で気を使うよ。本当に……」
香取「………………なら、今だけは
羽根を休めたら……」小さいが確かに
知人の声が……聞こえた。
何故かそれ言葉はポツンっと不思議と耳に残る
見る……
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
アラシ『【なだそうそう】の映画が見たい…』
「「ぶっ!!」」
いきなりドアップのアラシ隊員の顔。
それを見て吹き出すボーダー隊員達、
三浦「びっくりした~」
若村「静かにしろ。」
隣で必死笑いを堪える染井さんをしり目に
若村も必死に笑いを堪えていた。
香取「あんたらね…」自分の隊の笑いの沸点の
低さに呆れた声を出す。
『サボらず仕事して下さい。』
俺の姿も映るって事は、俺が録画した訳ではない
誰が録画してるんだ。
生駒「あれ剣持が録画したんじゃ?」
水上「違うみたいですね。」
俺はデスクに座り報告書を作成している最中だ。
アラシ『イデ。何か大物の事件はないのか?』
イデ『私は【幸せの黄色いハンカチ】が、』
林藤「イデ隊員は高倉健が好きなんだな。」
根付「私も高倉健は好きですよ。家族で良く
映画を見ます。」
映像を見るボーダー隊員達
アーサー『平和が一番だろ。オゾン層は
ここまで深刻な事になっているのか?』
環境関係の雑誌を読むアーサー隊長が会話に入る。
基本レーダーを見て連絡要員を仕事にしている
イデがこっち見ずに答える。
『二人共、少しは、ホシノチーフを見習って
下さい。』
香取「剣持って意外に仕事しているんだ。」
そう隣に座る彼女の呟きがやけに耳に残った。
俺はチラッと視線を彼女の方に向ける、
(俺は人間に興味を持っているのか??)
自分の心境に変化を感じなんて……妙な気分だ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
映像のホシノチーフは、ここ最近小笠原
諸島の放射能の濃度の変化を調べている。
専用デスクに座り、笑顔なきオッカナイ顔で
科学センターから来た報告書を読んでいる。
アーサー『それより、チーフは科学センター
から届いた報告書の内容はどうだ?』
アーサー隊長は、ホシノチーフの元に近づき
ホシノはアーサー隊長の気配に気付きながら、
ホシノ『…………やはり数値から見ても
おかしい。』考え込むチーフ。
その時パトロールから戻った隊員達が
司令室に入室する。
『お帰り皆。』
サンダース『どうしましたか?チーフ。』
三門市のパトロールから戻ったジュリーと
サンダース達がホシノチーフに近づく、
ホシノ『これを見てくれ、小笠原の沖周辺
放射能の濃度を表したグラフだ。
右側が毎年の左側が一週間前のだ。』
サンダースは驚きの表情をする。
サンダース『そんなのどう見ても
おかしいですよ!』
ジュリー『この報告書は、いつの?』
ホシノ『今朝だ。そろそろ人体に危険な
レベルになっているか調査依頼がある。』
難しい話をしているようだ。
ロイド『戻りました。いや~ホエール
1号まんまクジラの外見してびっくりしたぜ。』
ジャック『海底調査でキムが喜んでいたしな。』
ぞろぞろと戻る中、
アラシ『あっチーフ。剣持。黒野隊員と
一緒に小笠原諸島に調査に行って
よろしいでしょうか?』
『えっ?なんでまた?』
ジーン『あら、また予言でも降りたの?』
アラシ『金色の大きな怪獣が、横浜港に現れる
イメージがね。』
キム『確かに半魚人の宇宙人が四塚市の海に
現れるのも予言してたよね。』
黒野『成田空港で出会った時に、
確かにそんな事言っていたな。』
『初耳です。』俺は黒野先輩の方を見て
黒野は自分の科学特別機動捜査隊の黒い
フライトジャケットスーツを着用しながら
準備する。ヘルメットを被る。
黒野『そりゃあ、言っていないから、』
『…………そうですか』
アーサー『任務志願するのは、良い心掛けだな。
ムラマツキャップには私が報告しておこう。
エドランド隊長は?』
周りを見回す。
ジュリー『来客室にいる烈波所長に会いに、』
ホシノ『わかった。剣持、アラシ、黒野、
ジェットホバー9で小笠原諸島周辺をパトロール
念のため放射能防護服を着用しろ。』
『『了解!』』
黒野隊員達は走りだし、通路を進む。
固定カメラなら、部屋から出たら、それまで
なのに何故か俺達の姿を追う。目線も俺達を
見上げているのも疑問だ。
アラシ『イデの奴もたまには前線に出れば
良いのに?』愚痴るアラシ隊員。
黒野「俺あの人の事良く知らないんだが、
あの人の特技はなんだ?』
『手先が器用って前は聞きました。多分、
俺より発想力はあります。』
アラシ『昔、異次元列車に乗った事あるとか
も言っていたな。』
リフトに乗り込み、何故かチャールズさんから
連絡が入る。
チャールズ《シークレットルート11。ホバー9
は修理工場から小型格納庫に移動させている。
修理工場の横の小型格納庫から出撃しろよ!》
大きなテンションの高い声が聞こえ、
アラシ『こりゃ何か良い事あったな。』
走りながら呟き、
黒野『放射能防護服は格納庫のロッカーか?』
チャールズ《そうさ!後、カビパラの雷神丸
も同行させてくれ!?》
『えっ?』後ろを振り向くとリフトにいつの間
にか侵入している玉狛支部のペットがいた。
カメラ目線になる。
黒野『あっしばらく屋敷に預かっているって
頼まれたんだ。まさか基地に入っているとは、
仕方ないな!ついてこい!』
『犯人は先輩か!?』
アラシ『よし!入力完了。』
リフトが動きだし、景色が変わりながら、
『黒野先輩。雷神丸さんを抱えて下さいよ。』
黒野『へいへい。あっ放射能測定器も
持っていかないと。』
カビパラを抱えて、しばらくすると、
地下の小型格納庫に到着して、素早く待機室の
ロッカーにある黄色の放射能防護服を着用する。
そして格納庫に鎮座する。
ジェットホバー9に3人は搭乗し、
アラシ隊員が操縦席に座り、助手席に黒野隊員
相席に俺が座り、起動シークエンスを準備してる
間にそれぞれ計器を確認して、
『こちらクリア、』
黒野『問題ない。』
アラシ『よっしゃ!任せて!щ(゜▽゜щ)』
おっちょこちょいの雰囲気で心配になる俺達、
そんなやり取りの映像を見るボーダー隊員達
は、
小南「あのアラシ隊員っていつもあんな
感じなの?」
烏丸「あんな感じです。見てて心配
になる感じの?』
太刀川「嵐山隊の佐鳥隊員みたい人だな。」
出水「皆、静かに……」
チャールズ《シークレットルート13は、
東京湾の海底基地から出撃するから、
少し待ってねぇ!》
ゆっくり動き始めるアシストライドメカの
コンテナ
ハンガーはホバー9を格納して出撃ゲートまで
スロープ移動する。
『東京湾の海底基地までどの位
懸かるんですか?』
黒野先輩は小説の【蠅の王】を黙読しながら
答える。
黒野『このペースだと15分くらいだな。
コンテナハンガーは主に東京を含め四国、
沖縄、北海道、九州の5つしかないからな。
まぁ焦らず待っていれば到着するさ。』
アラシ『海底基地は東京湾と房総半島沖の
クラーク海底基地の2つしかないし、
……えっとコイツの現武装は
ロケット砲とエキシマレーザーに
ニードルレーザー?何これ?』
黒野『昨日科学センターの岩本博士が用意した
新追加武装だ、プラズマエネルギーで発射する
らしい。』
アラシ『そういえば、黒野。マッハビースト
はどうだった?』
黒野『窓は黄色い特殊な耐衝撃、耐
熱性のガラスを貼ってあって、
赤と銀のカラーの装甲…それこそ
アニメや映画で観たことある
典型的な特殊戦闘機デザインだ。』
アラシ『そりゃあ乗るのが楽しみだな。』
黒野『所で剣持。理想のスナイパーって
どんな奴だ?』
『何ですか?突然。まぁ狙撃で戦況
を変えられる荒船隊の皆さんや、
東さんや、佐鳥さんみたいな人
じゃないんですか?』
黒野『俺はゴルゴ13のデューク東郷
みたいな狙撃手が理想のスナイパー
だと思いますよ。』
『それデューク東郷さん本人しか出来ない
芸当でしょ?高層ビルから落下しながら
離れた相手を狙撃するって、
ボーダーの狙撃手
がやる事じゃありませんよ。』
奈良坂さんの行儀の良い狙撃手も
いるんだし、必要もありません。
黒野『つまらないの~~?』
アラシ『さて、放射能の濃度が上がった
原因について
我々1隊員として議論しよう。』
黒野『通常は原子力発電のトラブルの
チェルノブイリのケースなどが考えられる
が、小笠原諸島には原子力発電所はない。』
東「物騒な会話をしているな。」
二宮「これが彼らの会話の基本なんだろ。」
冷静に映像を見ている二宮隊と東隊の二人
の隊長の会話。
アラシ『ならまた核実験?』
黒野『それはない。この国はそれにうるさい
だろ。』
『一の谷博士が研究用にウラン235ってのを
先月科学センターにジャック隊員が操縦
した輸送機に運んだけど、何か
関係あるのかな?』
黒野『その件はアーサー隊長と話し合って
問題はないとでたんだ』
アラシ『考え過ぎだよ。』
『放射能は突然変異になるケースが、創作映画
の【ゴジラの逆襲】や【アゴンAGON】にもある
からなぁ。』
黒野『数年前に北京に現れたパゴス
トータスのケースもある。』
アラシ『どちらにしても俺の予言の的中は当たる
地元でも評判は良いんだ。』
黒野『やな予感は確実らしい。覚悟しとこ』
アラシ隊員の自信ある発言に思わず、
その妙な自信はどこから来るんだ。』
とツッコミを入れる。
アラシ『刑事の直感だ!』ドヤ顔をするアラシ
『あっそ。今回は嫌な事件じゃありません
ように……』
サンドラーを始めロクな目に会わない為に
祈る剣持、それを憐れみを籠った目で見る黒野。
黒野『ましな事件に会ったことはない。
カマイタチで人がバラバラになるわ、京都の
寺は燃えるわ、知り合いは仏像になるわ、
キングアラジンと格闘しなきゃならないわ、
』
アラシ『心配するなってもっと職場に
希望を持とうよ。』
『つい数日前にアマゾンの白いクラゲ吸血鬼の
ヴァンゲリラスに生き血を吸われた人とは
思えない発言だな……』ジト目で
アラシ隊員を見る俺、
黒野『お前はUMAの青いハダカデバネズミの
アルフォンに殺されかけたよな。』
アラシ『あっパトランプを出しとこ、』
ジェットホバー9の頭頂部から赤いパトランプ
が上昇する。
『家はホントどういう組織なんだ?』
黒野『科学特別機動捜査隊だろ!?』
アラシ『只の警察さっ。まぁ変わった科学者が
多いがな。』
満面な笑顔で発言する。アラシ隊員。
俺は小型モニターを確認して発言する。
『そろそろ海底基地です。』
コンテナハンガーが開き小型格納庫に
到着して、
チャールズ『予定より10分速く基地に着いたな。
ハッチ開くぜ、発進してくれ!』
アラシ『おう!』
黒野『ジェットホバー9発進!
アラシ『それっ俺の台詞!』』
ジェットジャイロが音を鳴り響かせて、
飛行する
〔MATのワンダバのテーマ〕
東京湾のど真ん中に海を割り突然出現する
半円形ドーム。
海底基地の海上から上昇する半円形ドームの
中から、ジェットホバー9が出現!飛行する!
尚カモフラージュの為に人工の霧が東京湾に
撒かれ、漁船や漁業組合に迷惑が掛かる。
霧の景色を見ながら、
黒野『また慰謝料込みで営業妨害だって
企業に言われるな。』
アラシ『やっぱり、普通の滑走路を借りて出撃
した方が良いんじゃないか?』
黒野『航続距離が短いのがコイツの弱点の一つ
だよ。
元は空軍の偵察用と地上攻撃用の研究兵器の
まともな奴をキャップと俺が購入しただけ、
設計図や必要部品のリストを自社の航空関係
の部品工場で生産しないと、とっくに引退して
もおかしくないからな。』
アラシ『でも攻撃、偵察、輸送、救助にしよう
出来る多目的だぜ。』
『マッハビーストも可能ですが、攻撃専門の
戦闘機ですから、』
チャールズからの通信が万能ヘルメットから
聞こえる。
チャールズ『小笠原諸島までのルートを設定した。
調査開始!』
黒野『海図ならこっちも用意してあるよ。』
日本の領海が載った海図をこっちに見せる。
アラシ『了解!あっイデはどうした?』
いつもなら、チャールズが座っている通信の
椅子はイデが座っているはずだ!
チャールズ《彼は、マッハビーストの訓練
中だ。3回墜落しそうになって、ジャックと
ジーンに叱られているよ。》
テンション高い声が聞こえ、
黒野『何やってるんだよ!イデ隊員。』
呆れた声が聞こえて、
ホバー9の速度はマッハはないが、無事に
霧を抜け安定した速度で、目的地に
向かっている。
俺はこの時窓から双眼鏡で異常がないか調べ
ている様子が映る。
アラシ『何か見えるか!?』
『いえ、海上には、特に異常は見られません?』
黒野『無線で近くの船や灯台に連絡
して見るか?』
アラシ「それっいただき!」
「アラシ隊員ってどうしてこの仕事に入隊
したんですか?」
俺はこの時、こんな質問をしたんだ、
アラシ『いや~~実は新東京駅の超特急
いなづま号の事件の後で、俺の家に突然
大阪のおばちゃんが、
空から降ってきてなぁ?』
『???大阪のおばちゃんが空から
降ってきた?』
アラシ「まぁ、町内会で話し合いの中、
休暇中のムラマツキャップが、
大阪のおばちゃんをイーリアン島に運ぶ
手伝いをして……あれ?良く良く考えて
みたら、成り行きで、
スカウトされたような?』
黒野『何だそれは?話が全く見えん。』
アラシ『にしても不思議なおばちゃんだった。
猿かゴリラかオラウータンみたいな外見してな
ワタシハカモメ。ワタシハカモメ。っだけで
会話していたし、祭りと焼き芋やバナナが
大好きなんだ。』
懐かしむアラシ隊員。
黒野『完全に変な生き物と出会ったな!!』
荒ぶる黒野のツッコミ!
『落ち着いて下さい。先輩!』
アラシ『おっ近くの空母からの通信だ。
こちら科学特別機動捜査隊。
応答お願いします。』
しばらく交信していると年配のある男性の声が
聞こえて来た……
艦長《こちら…………だ。お前達科学特別
警察のでる幕はない。威嚇射撃を行うぞ。》
ボーダーと違い歴史はあるが、知名度は、
ほんの一握りの関係者しか知らない。
黒野『嫌な言い方だ。軍隊の最新兵器より
此方は最先端技術を使っているんだぞ。
捜査令状はちゃんと持っているのに!
警察に協力してくれても良いはずだ。
アラシ隊員、俺を通信先の空母に降ろしてくれ!
俺のやり方で交渉する!』
0.6㎜レールガンを確認し
バズーカ砲を背負って発言する黒野先輩を
俺は慌てて止める!
『何する気ですか!!暴力はダメですよ!!』
黒野『ちっ(・ε・` )!某国の空母の奴ら、
管轄の俺達より上だからって、人の仕事の
邪魔して楽しいか?』
バズーカ砲などをしまい、席に戻る。
しかし、捜査令状を持っていながら調査が
できないと俺達は変な行動は出来ない。
アラシ『ごめん。この海域に近付くなって
言われてしまいました。( ´_ゝ`)ゞ
交渉人を事前に用意しとくべきでした。』
ガッカリした顔で交渉失敗を答える
アラシ隊員。
黒野『基地の情報通信課の人間に、海域の
データを集めさせるか…一旦基地に報告しよう。
チーフに報告を司令室に繋げてくれ……』
実際こう言う事は4割近くある。
お化け屋敷の権限より各国の軍隊や自衛隊の
権限は上の為、更に捜査内容も普通の
事件や事故の捜査ではなく怪奇案件や
怪獣関係だと、普通の警察組織も自衛隊も
積極的に協力はしない。
オカルトを追い掛ける変な奴ら……
そう言われてしまった事もある。
普通の警察や軍隊や自衛隊が積極的になる
のは、実害や怪奇事件が発生した後で、
どうしても『お化け屋敷』は後手に回る。
警察ゆえに、
事件や事故を未然に防いだ事なんて、俺
はない。
チャールズ《こちらチャールズ。応答せよ。
何かわかったか?》テンション高い声が
ホバー9に聞こえて来る。
黒野『調査出来なかった。相変わらず某国の
軍隊は頭が固い!放射能濃度の高くなっている
小笠原諸島で最新鋭の空母で何故か近付く
なって言われて困っている。公務執行妨害
で逮捕して良いか?』
チャールズ《家の組織は警察だけど逮捕の
権限はない事を忘れたか?SPと同じで、
家の基本は研究、分析、調査、対策が
仕事だろ。そういうのは捜査一課や
あっチーフ。黒野から
連絡です。繋げます。》
ホシノ《こちらはホシノだ。話は代々
わかった。海域の調査を政府の防衛庁
に依頼する。皆は一旦、
東京の科学センターに到着しろ。》
黒野『了解しました。』
それがとても歯痒い!
その悔しい顔が、アラシ隊員や黒野先輩に
気付かれて、黒野先輩は優しい顔になり、
黒野『そう仕事熱心も良いが、物事には
順番がある。アラシ隊員。丁度お昼頃だし、
知り合いの美味しいレストランで皆で食事と
行かないか?』話題を変える黒野先輩。
アラシ『確かに腹が減っては戦は出来ぬと
良いますからね。ごちそうになります。』
黒野『了解。上手い肉料理でも食べて、
ムカつく奴の嫌な言葉を忘れよう。』
アラシ『でも警察相手にあの対応は……
小言か文句は言っておこう!』
黒野『一応知っているかと思うが、ホバー9
にも通信記録は残るから、後で始末書を書く
はめになるぞ。』
アラシ『わかっているよ。』
アラシ隊員は無線を某国の空母に合わせて、
アラシがマイクで何か発言する前に……
ホバー9のソナーから巨大な生物を確認して!
アラシ『黒野!剣持!』
マイクから騒がしい騒音と沢山の人の
焦る声が聞こえて来て、ジェットホバー9
の空気が冷える。
副長《何なんだ!!!この放射能レベルは!》
マイクから聞こえて来た声が
事態が動きだす。
縦横無尽に迫り来る大自然の脅威
黒野『どうやら大物の事件発生みたいだ。』
凄く最悪な事態が発生したらしい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔推奨BGM ━咆哮する破壊者━〕
最新鋭の空母艦橋内部
副長《艦長!この放射能の量は異常です!》
測定長《通常値の…1500倍です!
このままだと、我々の生命も危険です。》
艦長《うむ、三日前の海底火山の噴火が
原因ではなさそうだな!》
測定長《艦長!放射能濃度が急激に高く
なっています!》
副長『ソナーに未確認物体捕捉!』
艦長『潜水艦か?それともクジラか?』
測定長《生物的な軌跡を辿っていますが…》
副長《もっと巨大な物か?》
測定長《浮上します!》
艦長《あ、あれはなんだ…?!》
通信は突然切れて後はノイズが走る。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ホバー9は海域を向かっている!
アラシ『こちら!科学特別機動捜査隊!!
緊急特別権限により現場に向かう!誰か!
返事をしろ!誰か!誰かいないのか!』
マイクに向かって大声で言うアラシ隊員
を見ながら、
『先輩。』
黒野『恐らく空母の連中は全滅している
だろう……間違いなく現場近くの放射能の
濃度も高い!アラシ隊員!止まれ!』
0.6㎜レールガンをアラシ隊員に向けて、
アラシ『誰か!返事しろ!お願いだから……
返事をしてくれ……!』
黒野『アラシ!!』
涙声のアラシ隊員に強く叱るように言う。
黒野『救えなかったんだよ!俺達は…
彼らを……』
アラシ『チキショウーーーー!!!!』
操縦席を強く叩き叫び声をあげる!!アラシ
隊員!
黒野『操縦を変われ、俺達はこの通信記録を
、科学センターと届ける義務がある。』
アラシ『…………大丈夫だ。科学センターに
向かう。』
ホバー9は旋回して東京の方を目指す。
暫く俺達は無言だった。
科学センターのヘリポートに着陸して、
俺は雷神丸を抱えてホバー9を降りる。
黒野先輩は、一の谷博士の本物の助手と
会話していた。
本多助手
普段、俺が『お化け屋敷』にいる間。
常に一の谷博士に付き添っている一番弟子的な
科学者。怪奇事件が起こる度に
一の谷博士の無茶苦茶な注文を
的確に実行する凄い人。
一の谷博士と共に
オブザーバーとしてたまに参加してよく
警視庁や『お化け屋敷』
の普通ではあり得ない超常現象に振り回される
可哀想な人でもある。
アンバランスゾーンの真の被害者。
学会に説明しにくいテーマばかり、
扱い、実は危ない。本人もSF作家を
始めた方が良さそうと、立場と将来に
最近悩んでいるらしい。
その様子を見て、アラシ隊員は、独り科学
センターに入る。
俺は雷神丸を持ったまま移動する。
近く自販機のベンチに頭を抱えて座り
込んでいるアラシ隊員を見つけて、
俺は、どう声をかけてやるべきか迷う。
黒野先輩が屋上から降りてきて答える。
黒野『キャップに連絡して本部とアメリカ
支部から強力な援軍とジェットモンガーを
念のため用意してもらった。空母の報告は
終わった。望むならこのまま三門市に帰還
するが………………』
『俺達の仕事ですよね。俺は参加します。』
黒野『……アラシ隊員はどうする?』
黙ったまんまアラシ隊員は、
アラシ『…………少し考えさせてくれ。』
黒野は窓から空を見て言う。
黒野『…明日から防衛庁の長官と参謀が
一の谷博士と烈破所長とムラマツキャップ
とアーサー隊長が会議をする。俺もホシノ
チーフと参加するつもりだ。
三門市に戻るのなら早い内にしろよ。』
そう言い黒野先輩は、科学センターの
研究室フロアに向かって行った。
暫く互いに無言となり、日が傾き夕陽が、
センターの窓を照らし始めて、
漸くアラシ隊員から喋りだした。
アラシ『なんか悪いな。剣持。』
『いつも事件発生してから警察は動く…
必ず被害者が出た後で、歯痒いです。』
アラシ『…そうだな。その通りだ。』
浮かない顔をしたまま
アラシ『……気持ち切り替えてくる。』
アラシ隊員は立ち上がり、ジェットホバー9
がある屋上に向かう。
『アラシ隊員?』
アラシ『俺も特別任務に参加する!あれは
事故じゃない怪獣だ。なら俺達の
出番だろ!』
無理やり元気を振る舞い走っていった。
『さて、僅かの時間で空母を破壊したのは、
どんな怪獣なのか!?』
(やっぱり怪獣かい?ベム。)
(僅かな時間だ。仕事が早い、俺の探知
に引っかかる前に、姿を消した……)
(手強いかも、ゴメスタイプかな?)
(だとしたら、ゾークロン細菌怪獣では
ないな?奴らの気配はない……)
雷神丸はその場立ちぱっなしの剣持に怪訝な
顔を向ける。
まるで心ここに有らずのように、
『どうせなら、他の連中も巻き込むか…』
突然動き出しビックリするカピバラ。
この一連のシーンを見たボーダー隊員達は、
半分は考えていたと解釈するが一部…
彼と親しいボーダー隊員は怪しさの方が
強かった???
生駒「あいつあんな、ぼぉーとしてたか?」
水上「何か…説明できないけど、変な感じ
だな。心霊番組で似たようなの見た事ある
ような?」
隠岐「目に見えない何かと会話して
いるとか?」
南沢「面白いっす。超常現象すね。」
笑う生駒隊の皆……
そんな中、香取隊の隊長の香取は、
生駒隊をじーと見てから俺の方を凝視して
染井さんに注意されて映像の方に視線を戻す
……
映像の俺は、一の谷博士の研究室に入室して
会話していた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
一の谷『ウム、君たちの証言のこれらの
報告資料であれば、明日にでも調査団も
設立出来るじゃろ。』
『ありがとうございます。博士。』
一の谷『例には及ばない。ここ最近、
異常気象で、世界各地に異変が起こった
ようだし、自然界の挑戦と言う事件は、
普通の警察では対処出来ないからこそ、
我々『お化け屋敷』は存在する。
俺は来客用の椅子に座りながら、博士の
話を聞いていた。話の内容は先月に世界中
確認された緑色のオーロラ……
光のレトロウイルスについてだ。
一の谷『例の光のレトロウイルス…
世界各地に散らばり、生物に突然変異を
誘発させているようじゃ。
地球上には存在しないのは、確かなのだが、
いかんせん。探知機の開発に手間取ってな。』
『アメリカのニュースに出たゴリラタイプ
の怪獣とトゲラにはアメリカ支部が
コネを使って軍隊の研究機関から貰った
調査報告書によりますと、両方とも、
未知の光のレトロウイルスに感染した事が
判明……なおかつレッドマンに破壊された
ロボー47の残骸にも主に操縦席や内部機関に
ウイルスが付着した事もわかっております。
博士。レッドマンがウイルスの原因
でしょうか?』
俺はそう尋ねると、
一の谷は明るい笑顔で笑い…
一の谷『ふふふ…わしも少し前にそう考えて
運びこまれた地底怪獣サンドラーの体組織
を調べてみたが、例のレトロウイルスは
一つもなかった。無論焼けた為無くなった
だけかと思っていたが、半魚人型宇宙人の
皮膚組織にも光のレトロウイルスはなかった
からレッドマンはシロじゃよ。無論宇宙人の
方は未知の細胞や細菌で分からない事は多い
からの~~この歳になっても研究する題材が
多くて人生楽しいZO!』
俺は苦笑いして缶コーヒーを飲む。
『楽しいのはわかりましたから、
健康に気を付けて下さいよ。博士は
『お化け屋敷』の大事な人なんですから、』
と答える。
一の谷『今人類は人知れず未曾有の危機が
迫りくる現状じゃ。レッドマンは謎が多い
……少なくても地球上の生物が進化したとは
考えられない。』
『ではやはり地球外の存在…宇宙人の一種と
考えてよろしいですか?』
一の谷『ウム、無から武器を取りだし、
瞬間移動して、空を飛び、両手から光線を
出す。地球上の過去の怪奇事件で深山の
沼の水を飲み巨人になった昆虫学者の
ケースとは比べられない……全く未知の
存在だ。怪獣のいる所に現れて戦う。
その行動目的も不明……』
『何者なんでしょうね。彼。』
一の谷『出来れば友好的な宇宙人であると
言いんだが、』
『所で博士?さっきから何しているん
ですか?』
一の谷『ふふふ…『お化け屋敷』の親兵器
を開発しているんじゃが、これも未完成な
一品でな。欠点をどうにかしないとロクに
扱えないじゃじゃ馬じゃよ。完全に完成する
までもう暫くかかる。』
チラっと雷神丸と見ると、対大型怪獣火器SS
と書かれている収納ケースが見えただけだ。
一の谷『今夜はこのセンターの仮眠室で
泊まりなさい。海底潜水艇の要請も黒野君が
イデ君を名指しで用意しているようじゃし、』
『そうします。』
すると映像が変わり、翌日の朝、
雷神丸は勝手に科学センターを歩き周り、
俺とアラシ隊員で、
雷神丸を捜索していた。
アラシ『今日は隊長やチーフが防衛庁の長官
達と大事な会議をする日なのにーーーー!!』
『口は言いから足を動かす!』
そんな大声が雷神丸の現在位置から聞こえて
いた。
ホシノ『いいのか?お前を探していたぞ。』
雷神丸は首を左右にふりジェスチャーで対話
していた。
黒野『わかった。それでは会議を
初めましょう。』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ムラマツ『日本でも有数の科学者が
在籍している科学センター内の会議室だ。
今は総合力防衛委員が集まり会議
の真っ最中である。まずは長官の
話を聞こう。』
防衛庁長官『今回君達に集まって
もらったのは、先日の小笠原沖の事件に
ついてだ。某国の最新鋭の空母がわずか
5分で撃沈された。生存者は不明だ。
現在、情報の収集を急いでいるが、
現場は高濃度の放射能が充満しているため
回収作業は難航している』
一の谷『うむ。結論から言うと
その事件の犯人は怪獣じゃよ。』
防衛庁参謀『なんですって!?』
一の谷『過去にもゴメスやペギラが
居ったように、今回も空母を沈める程の
破壊能力を持った怪獣が出現したと
考えるのが妥当じゃろう。』
サコミズ『昨日の深夜、小笠原近辺で
怪獣の鳴き声を
聞いたと漁業組合の方々から聞きました。』
参謀『長官。彼は?』
長官『彼はパリ本部から派遣された
サコミズ君だ。』
参謀『あの国際科学警察機構の…』
一の谷『我々、科学者連盟が
今回の事件の解決には、
『お化け屋敷』の必要を感じて、
彼を呼んだのじゃ』
ムラマツ『また一緒に仕事が出来て嬉しいよ。』
サコミズ『自分もです。キャップ。』
互いに握手をする二人。
参謀『ムラマツ君、
君の意見を聞かせてくれたまえ。』
ムラマツ『地球の環境は、今や怪獣誕生
の条件を満たす最悪の状態にあります。
こうなった責任を取る意味も含めて、
地球の平和は私達人類が
リーダーシップを取って守らなければ
なりません。そのために我々は科学
特別機動捜査隊はいます。』
長官『防衛庁としても、これからの方針
を固めなくては』
参謀『自衛隊の出動も検討しなくては
ならんな』
ムラマツ『ボーダーにも援護要請をした方
が宜しいか?』
黒野『今回の相手はサンドラーと比べ物に
ならない強敵です。ボーダーの
出動要請はなしの方向で
お願いします。』
ホシノ『幸い自衛隊の方は私とアーサー
隊長が要請しました。』
サコミズ『一応東京湾と横浜港に陸上自衛隊
の出動を要請はしています。』
アーサー『港の現場到着まで5時間。戦車
部隊の到着は時間がかかる。』
一の谷『今度の相手は手強いぞ』
長官『最新鋭の空母を沈めるとは、
恐ろしい力を秘めているようだな』
参謀『日本のどこかに上陸されでもしたら、
大変な事になる』
ムラマツ『一の谷博士、今度の怪獣は魚類
形態のものでしょうか?』
一の谷『いや、魚類形態では一瞬で
空母を沈めるのは不可能じゃろう。現場の
放射能の濃度から判断すると、数年前、
地底から現れたウランを常食とする
パゴスとほぼ同類と考えられる。
さらに今度の怪獣はパゴスの分子破壊光線
よりも強力な武器があるようじゃ。
しかも最新鋭艦の攻撃も受け付けない
強靭な肉体の持ち主でもある』
ムラマツ『どこからそんな怪獣が…』
一の谷『小笠原の沖に無人島がある。
ここは、原発等で使用した核廃棄物が
コンクリートで地下深く
埋め込まれておる。その量は数十万トン
にも及ぶと言われておるのじゃ』
ムラマツ『では、一週間前の海底火山の
噴火によってその核廃棄物が外気に
さらされてしまったと』
一の谷『噴火が、島の地底深く眠っていた
怪獣を呼び覚ましたのじゃ』
ムラマツ『核廃棄物は?』
一の谷『おそらく怪獣の胃の中じゃろう。
怪獣は放射能の力を利用して、
より強力になったのじゃ』
参謀『信じられん……』
長官『無人島の放射能が減少するのを
待ってから、調査団を派遣する必要があるな』
参謀『では、私が調査団に同行して様子を
見て来ましょう』
長官『うむ、そうしてくれ』
長官『調査団にムラマツ君が参加して
くれると有難い』
参謀『ムラマツ君のお手並み拝見という所だな』
一の谷「ムラマツ君、君も調査団の一員
として行ってくれ』
ムラマツ『私も調査団に同行して、
状況を把握しておいた方がいいな』
長官『現場の詳しい状況がわからないと、
手の打ち様がないからな』
小笠原沖を向かう話となり、
ムラマツ『では、私は小笠原沖に調査
に向かいます』
長官『うむ、宜しく頼む』
一の谷『気を付けてな、ムラマツ君』
防衛庁参謀と私は、科学センターの
外に出た。そこには
、 一台の車が止まっており、
一人の女性が立っていた。
参謀『君は誰だ?』
ムラマツ『君は……?』
フジ『お久しぶりです。ムラマツ
キャップ。パリ本部の科学特別機動
捜査隊の通信オペレーターのフジです』
ムラマツ『おお、君が…。こっちこそ
久しぶりだ。しかしよくお父様が
許可してくれたね』
フジ『父は、もう諦めたみたいです。
キャップに宜しくと言っておりました。
それにホシノチーフやキャップが大きな
事件に挑むみたいですから、
本部から出張と言う形で私も今回の事件
解決に協力させてもらいます。』
ムラマツ『フジ君の父上は、パリ本部
創立者の一人でフジ・カズヒコさんです』
参謀『えっすると、この子は財閥令嬢…』
フジ『色々な事をやりましたが、今の
仕事は自分の天職の様な気がします』
フジ『今回の出張は私以外に本部から
やってきた人とアメリカ支部からきた人
も事件協力してくれます。
急ぎましょう。』
参謀『やれやれ、『お化け屋敷』という
のも何だか頼りない感じだな』
フジ『さて、ガンバラなくちゃ』
ムラマツ『期待しているぞ、フジ君。』
ムラマツ『早速、任務だ。私と同行したまえ』
フジ『了解。』
黒野『俺達は横浜港に向かいます。何か
あったら連絡して下さいよ。』
サコミズ『また一緒だな。アラシ。』
アラシ『げっ!サコミズ。二枚目が
何のようだ?』驚き、嫌な者を見る
顔をするアラシ隊員。
『いくらなんでも失礼だろ。人に向かって
そんな顔をして、』
俺はアラシ隊員の珍しい対応に疑問を覚え
ながら自己紹介をする。
『こんにちは、界境防衛機関
ボーダー本部所属のC級隊員の剣持 夢想です。
今回の事件の捜査協力、感謝します。』
サコミズ『こちらこそ、パリ本部から捜査
協力に派遣されたサコミズです。』
『!!!!あなたが噂の【不死身の男の
サコミズ】』
サコミズ『からかわないで下さい。たまたま
運が良かっただけです。』
(ジャック・シンドー隊員以外に居たんだ。
どうしてこの人生きているの?って人。)
アラシ『話かけるな。剣持。…死神だぞ。
こいつと一緒に作戦任務や怪奇事件を
捜査すると必ず科学特別機動捜査隊員の
誰かが殉職する!もう同期は俺とイデ
しか残っていないんだから、』
サコミズ『ひどい言い方だ。相棒だった
だろう。俺達さ』
そう呟き彼はアラシ隊員の肩に手をかける。
『そうなの?』
アラシ『過去は振り返りはしない。それが
俺のポリシーさ。……それに俺には既に
新しいaibouがいるのさ!
カーカッカッカッカッカッカッカッ!!!!』
どこかで聞いた事ある高笑い声で笑いながら、
素早く黒野先輩の後ろに隠れる。
アラシ『とっとと横浜港に向かうぞ。
剣持サンシャイン!!!!』
『誰が!剣持サンシャインだ!地獄巡り
してから呪いのローラーで平らにした後で、
禍のシュレッダーにかけて!トドメは、
悪夢のミキサーで、細かくするぞ!
アラシマン!』ハリセンとツッコミを飛ぶ!
アーサー『お前ら!早く乗れ!』
ローバーの運転手しているのはアーサー隊長
助手席にサコミズさん。後部座席に、
黒野とアラシ隊員と俺が乗り、
アーサー隊長『ムラマツキャップ。
イデ隊員が特殊深海潜航艇で小笠原沖に
出動している。海底捜査は任せたぞ。』
ムラマツ『任せました。』
雷神丸は黒野先輩の腕の中に眠っている。
生駒「あれ?視点はカピバラじゃないのか?』
風間「どうなっている?」
あの場に映る映像なら、後一人彼らを撮影する
人がいるはずだ……それがいない。
香取「ねぇ。あんた何か知らないの?」
「いまだこの記録を撮影した存在は現在
調査中だよ。鏡が映っても撮影カメラも
それを撮る人も映っていないし、一の谷
博士の研究室の部屋一望したのは、雷神丸
でも俺じゃないよ。」
村上「映像はムラマツキャップの方を映して
いるようだ。見ろ。」
太刀川「剣持はこの間何してた?」
「俺はアラシ隊員の予言を信じて、
サコミズ隊員を初め、装備確認や怪獣の
タイプを戦略に入れて作戦を幾つか考えたり、
皆で重火器の点検してましたね。
科学センターに連絡要員として
エドランド隊長達が三門市から
シークレットルートを使って、東京に
向かっているとアーサー隊長から連絡を
貰って、一の谷博士から、『お化け屋敷』
の隊員は科学センターの防衛をしろと防衛庁の
参謀や長官から要請があって横浜港から
東京都武蔵野御殿山に急行していました。」
若村「そんな事があったのか……」
三浦「大変だね~~」気を使う発言をする
心優しき男。それが、三浦さん否ミューラー
の良い所、
「ムラマツキャップの調査の様子は
初めて見るな。」
参謀と私は、新たに加わったフジ君と共に
防衛庁の巡視艇に乗り、小笠原沖まで来た。
自衛隊指揮官『ここが現場の海域です』
参謀『さてムラマツ君、これからどうする?』
フジ『海上に残骸らしいものは見当たりません』
自衛隊指揮官『それにしても、空母を
わずか5分で沈めるとは恐ろしい奴だな』
参謀『怪獣はこの海域に潜んでいるの
だろうか』
フジ『空母を沈めるぐらいだから、
相当巨大な怪獣なのね』
ムラマツ『怪獣は何処へ…』
自衛隊指揮官『まだ放射能が残留して
いますが、それ以外これといった異常は
ないようです』
参謀『怪獣が現れないと、『お化け屋敷』
も出番無しだね』
自衛隊指揮官『放射能汚染以外には、
特に異常ありません』
自衛隊指揮官『しばらく、この辺りの海上
を調査してみます』
参謀『何か手掛かりが得られると良いがね』
フジ『とても怪獣が出たとは思えない
くらい、海は穏やかですね』
自衛隊指揮官『何か怪獣の痕跡が掴めると
良いのだが』
フジ『一体、怪獣はどこに行ったのかしら』
参謀『そう言えば、もう一人の『お化け
屋敷』隊員というのは何処だ?』
ムラマツ『参謀、怪獣は海底に居るかも
知れません』
フジ『海底の調査が必要だと思います』
イデ『初めまして!私がイデです。
知り合いに頼んだ
特殊深海潜航艇のホエール1号で海底調査へ
行きましょう』
フジ『パリ本部から来ましたフジです。
宜しくお願いします。キャップ、
さぁ行きましょう』
参謀『こんな潜航艇で、本当に怪獣の相手
が出来るのかね?まぁ、君達が無事に海底
の調査を終える事を祈っているよ』
自衛隊指揮官『成果を期待しています』
参謀『早く怪獣を発見してくれ給え』
イデ『こんなに早くホエール1号が活躍
する日が来るなんて、思ってもみなかったな』
フジ『一刻も早く怪獣を見つけないと』
ムラマツ『必ず怪獣の足取りを掴まねば』
自衛隊指揮官『頑張ってください』
参謀『私はこの巡視艇で待っている』
イデ『僕が操縦するホエール1号です。
その性能をお見せしましょう』
フジ『いよいよ海底調査ね』
ムラマツ『海底調査に出発!』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔推奨BGM ━侵略者を撃て━ 〕
私とイデ、フジ両隊員は、知り合いに
頼んで用意してもらった特殊深海潜航艇で
小笠原沖の海底調査を開始した。
イデ『こりゃひどい!空母はバラバラですよ』
フジ『怪獣の凄さが伺えますね』
イデ『ホエール1号の調子は良好だな!』
フジ『それにしても、ひどい惨状だわ』
ムラマツ『怪獣は何処にいるのだろう』
ムラマツ『空母の残骸が、そこら中に細かく
散らばっているな』
深海カメラからの映像に映るのは、空母の
細かい残骸だ。生存は絶望的なのは
見てわかる
イデ『このホエール1号はシーマリンより
頑丈に出来ているとはいえ、怪獣の攻撃に
何処まで耐えられるかなあ』
フジ『これでは、ブラック・ボックスも
粉々ですね』
ムラマツ『何だ?!この魚は?』
イデ『海底火山の噴火で超深海から
上がってきた生物かも知れませんね』
深海から現れた魚の姿の映像を見た生駒隊
生駒「変な魚やな~~」
細井「深海魚にしては不細工やぁ。」
水上「結構大きい深海魚だ。10㍍は余裕に
越える大きさだ。」驚きの顔をする。
フジ『深海には人知を越えた生物がいると
父に聞いた事がありますが…』
イデ『あいつの動きが速くて、とても捕獲
出来そうにありません』
イデ『キャップ、いくら何でもアイツが
空母を沈めたようには見えませんが』
フジ『そういえば、他に魚が見当りません』
イデ『調査よりも、あの魚をどうにか
しましょう』
イデ『こりゃあまた、不気味な魚だな』
フジ『これも核廃棄物の影響なのかしら』
イデ『体長12㍍はあります!』
ムラマツ『放射能の影響によるものか?』
イデ『キャップ、アイツホエール1号の
外壁に体当たりしてきます』
ムラマツ「やむを得ん、攻撃だ!」
イデ『レーザー発射!』
フジ『凄い威力!でもちょっとかわいそうね』
イデ『キャップ、今の衝撃で海底の藻が
絡みついて取れなくなっちゃいました』
イデ『全く身動きが取れません!』
フジ『いつまでも、じっとして
いるわけには…』
イデ『これも放射能が原因で突然変異した
もの見たいですね』
イデ『ホエール1号が壊れるぅ』
フジ『何とか抜け出す方法はないのかしら』
ムラマツ『海底の生態系が変化して
しまっている。放射能の影響がこんなにまで…』
フジ『何だか息苦しいわ』
ムラマツ『む!?危険信号だ!』
イデ『キャキャ、キャップ!!大変です!
先程の深海魚との一戦でエアタンクが破損
してしまいました。さ、酸素がどんどん
漏れていきます…』
イデ『一体、どうしたらいいんでしょう』
フジ『どんどん酸素が…』
イデ『取り敢えず破損箇所は自動閉鎖
したので、酸素が無くなる事は
ありませんが、漏れた分は戻って来ません
し…』
フジ『予備の酸素は積んでいません』
フジ『苦しくなってきたわ…』
ムラマツ『何とかしないと、全員酸欠死
してしまう!』
フジ『あと数分が限界です』
ムラマツ『イデ君!知り合いからこの
状況を打破した何か策は聞いてないかね』
イデ『もう頭がボォーとしてきて何も…』
イデ『…何か…いい方法が…』
フジ『藻は強力に絡みあっています…
浮上も出来ません…』
イデ『ここで…僕たちは…おしまいなんだろうか…』
フジ『何とか…助かる方法は…』
ムラマツ『諦めるな!冷静に考えるんだ…』
フジ『キャップ…私はもう駄目です…』
イデ『そ、そうだ…思い出した、水中
ミサイル発射用の…エアーを使えば…』
ムラマツ『それだ!ゆっくり艦内に抜けば、
しばらく持ちこたえられるぞ!』
イデ『やってみます!』
ムラマツ『その作業を終えたら、
エンジン全開で藻を振り払って一気に
浮上するぞ!』
イデ『り、了解!』
イデ『酸素抽出作業完了しました』
ムラマツ『よし!全速上昇!』
フジ『キャップ!待って下さい。ほら、あそこ
…何か変な塊があります…』
イデ『なんだ?』
フジ『岩の様に思えますけど』
フジ『でも岩にしてはちょっと変ですね』
イデ『キャップ、一体どうするんですか?』
イデ『持って帰って調べますか?』
フジ『一体何なんでしょう…この塊は?』
ムラマツ『……』
ムラマツ『取り敢えず、回収するんだ!
急げ!』
(イデ隊員ってちゃんと通信技師以外の
仕事も出来るんだ…知らなかった)
志岐(そりゃなんだかんだあの訓練地獄を
卒業した人の一人だからね。剣持君より、
仕事多いと思うよ。)
(それ言われたら身も蓋もないな。俺は
ボーダーでも戦闘員向けじゃないって散々
周りに言われていたし、オペレーターや
エンジニアの入門編の勉強は空いた時間やって
いたけど、)
(俺のおかげでバリバリの戦闘向きに
変わったな。良かった良かった。)
志岐(ドンマイ。)
我々は奇怪な塊を回収した後、浮上して
防衛庁巡視艇に合流した。
海上自衛隊指揮官『御苦労様です』
参謀『収穫は、もしかしてそのヘンテコリンな
塊だけかね?』
イデ『……!!』放射能測定器を持ち出し、
顔色を変えるイデ隊員は何かに
気付いたようだ。
フジ『本当に変な塊ね』
指揮官『それにしても、これは一体なんだ?』
参謀『全く、君達ときたら、
こんな変なものしか拾ってこれなかったかね』
イデ『せっかく苦労して持ってきたのに、
あんな風に言わなくたって…』
フジ『…?』
ムラマツ『怪獣によって沈められた、
空母の一部なのだろうか』
イデ『キャップ、この塊は生物の糞です。
しかも成分は核廃棄物です』
放射能測定器から測定音が鳴る。
ムラマツ『何!?』
驚愕するキャップ。放射能
その時、通信機器が鳴る。
ムラマツ『はい、こちらムラマツ』
一の谷『ムラマツ君、大変な事になったぞ、
横浜港に怪獣が現れたのじゃ!!』
ムラマツ『何ですって!?』
映像は変わり横浜港にぞくぞく集まり始めた
戦車部隊が映る。
東京湾
怪獣は小笠原諸島から既に移動しており
深海に深く潜り物凄い速さで
青ヶ島を通り過ぎ、八丈島、御蔵島、三宅島、
大島にて、海上に現れた巨大な金色の尻尾を
漁師達は遠くから目撃しており、
神奈川県に緊急避難警報が発令されて、
三浦市と横須賀市の市民は、警察や消防、
自衛隊の隊員の方々が避難誘導をしていた。
車も渋滞にはまり、当然ローバーも、
アラシ『…………』
サコミズ『はい。わかりました。センター
についたら、対策会議を直ぐにでも……』
浮かない顔するアラシ隊員。
黒野『ムラマツキャップからなんて?』
サコミズ『キャップ達が小笠原沖で回収した
物の成分分析に既にエドランド隊長達と
チャールズ隊員が解析準備してる。』
アーサー『陸上自衛隊指揮官から、お前達の
手は借りないっと横浜港に急接近している
熱源を報告したら、戦車部隊を全員横浜港に
集めてしまったな。』
黒野『サンドラーの件で戦車部隊の再編成は
完了したらしいが、あの指揮官は、俺達の
事に協力的じゃないですよ。政府の支持率で、
イポポの事件で活躍した『お化け屋敷』に
妬みを覚えているみたいだ。』
アラシ『自衛隊の無線の周波数は教えて貰い
ましたが、』
サコミズ『一応陸上自衛隊指令部の通信の
許可は貰った。これで、要請があったら
横浜港に急行できる。』
『マッハビーストとホバー9でイポポに
有効ダメージを与えていましたし、』
黒野『にしてもまた神奈川県で怪獣が
迫るなんて……』
冷めた目で横浜港の方を見る黒野先輩。
アーサー『よし渋滞を抜けた!
シークレットルート40を使って
科学センターに急行するぞ!念のため各自
装備を装着しろ。』
『『了解!!』』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔推奨BGM 戦闘母艦スカイハンター 〕
東京湾の波が大きく唸り叫び形を変え、
大きく巨大な存在が海上から姿を全貌を
現す!
全身は金色で二足歩行。金色な左右に菱形
に鋭く伸びた角は前側に尖り、
まるで闘牛の如く、顔付きは爬虫類のトカゲの
に近く、両腕、両足は太く力強く、
恐竜にキングコングを混ぜた姿をしており、
非常にパワフルな見た目をしている。
途中に口に咥えた漁船を噛み砕き破壊する!
『『ギャオォォォン!!!!』』
耳をつんざく咆哮!!
身体の各所にオレンジの丸い球体があり
登頂部、両肩、背中、計4箇所、
妖しくオレンジ色に発光して
核露怪獣ゴルドキング
身長50㍍体重3万5千トン
出身地 太平洋深海
水陸両棲の生命体で頭、両肩、背中に
中性子核露を持っており、ここに
核エネルギーを蓄えて
いる。武器は鋭い牙に強力な尻尾と
腕力、口から発射する放射能光線。
性格は極めて凶暴
陸上自衛隊指揮官『『お化け屋敷』など
当てにはならん。自衛隊が相手を
してやる』
陸上自衛隊指揮官『一斉攻撃!目標・前方の
巨大怪獣!』
戦車砲から大量の砲弾が怪獣に直撃するが、
怪獣はびくともせず、
『『ギャオォォォン!!!!』』
変わりに怪獣は大きく
咆哮を上げて怪獣は口から放射光線を吐き!
一瞬に陸上自衛隊の戦車部隊を炎を還す!
陸上自衛隊指揮官『いかん!怪獣の攻撃だ!』
陸上自衛隊指揮官『くそっ!このままでは
全滅だ!』
陸上自衛隊指揮官『戦車隊に告ぐ!
総員退却せよ、総員退却!』
退却した戦車隊を無視して、怪獣は
科学センターにある餌の香りをかぎ分け、
進行方向を横浜港から移動して、進行先に
ある首都高速湾岸線を巨体で、力技で叩き壊し!
東京湾アクアラインを太い尻尾で、
真っ二つに破壊する!大量の自動車が
人を乗せた自動車が東京湾に落ちていく様
を他所に怪獣は科学センターを目指す!
『『ギャオォォォン!!!!』』
邪魔する物は全て壊す!それが怪獣!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自衛隊指揮官の無線から状況の悪さを知った
アーサー隊長が運転するローバーは、
無事科学センターに到着して迎撃態勢を
整える。
黒野『こんな事なら、旧陸軍のロボットを
運んで貰うべきだった……』
黒野先輩は事件に合わせて装備や兵器を
事前に用意する。
1、怪奇現象の場合。それに合わせて
調査機械を用意する。調査用の戦闘機の
使用あり。
2、怪奇事件の場合。1と基本同じだが、
調査機械だけではなく万が一に備え
レールガンと通信機を用意する。
電磁警棒やナイフも装備する。
3、特別任務 有害巨大生物対策の場合。
特殊戦闘機の出動、レールガン以上の重火器
の使用許可が降りる。更に必要なら自衛隊の
出動要請も可能。巨大ロボット使用許可も
降りるし政府に大規模作戦の使用許可も
降りる。
だいたいケースバイケースの為、
試作品も導入したり、アバウトな所もあるが
黒野先輩の基本方針はだいたいコレである。
アーサー『ない物よりある物で考えろ。』
アラシ『ローバーの給油完了。』
ポリタンクを片付けながら報告する。
『ニュース速報で東京都に緊急避難勧告
が発令されました。』
黒野『東京タワーと国会議事堂の破壊で
満足して帰って欲しいよ。』
『銀座の株式会社和光の時計塔を破壊して
満足するなんて【ゴジラ】ぐらいですよ!』
怪獣が東京を目指している為、
黒野先輩の変な映画ネタにツッコミを
入れる。
(国外の怪獣なら管轄の違いを利用して、
瞬間移動して本来の姿に戻って戦えるの
に……腹駄々強い!!!!)
(国内の事件は俺達が出動しないと
怪しいし…)
(あ~~暴れたい!レッドファイトしたい!
)
ムラマツキャップ達の姿を入り口に見かけ
俺達は合流する。
横浜での怪獣撃退に失敗した自衛隊は
ひとまず退却した。我々は今後の対策を
考えるため、科学センターへ戻ってきていた。
更にホバー9が止まっているヘリポートとは
別のヘリポートにマッハビーストが
止まっており、
『エドランド隊長達も到着したよう
ですね。』
ムラマツキャップ達と会議室に向かう途中
に合流してくるジュリー隊員、
ジーン『怪獣が我が物顔でこっちの方向に
進んでいるわ。』
エドランド『我々も怪獣迎撃に
参加する。』
ジュリー『サコミズさん。協力感謝します。』
サコミズ『こちらこそ!』
『お化け屋敷』の援軍に俺達は頼もしさを
覚えて、
対策会議室内で我々は怪獣に対して
会議をしていた。
サコミズ『はい。わかりました。』
アーサー『長官と参謀はなんて?』
サコミズ『パリ本部と日本政府の要請で
怪獣を有害巨大生物に指定して、
攻撃対象にせよと指示がありました。』
イデ『どうやらここは、まだ怪獣の被害は
無いようです』
アーサー『だが奴の方向には科学センター
がある。』
アラシ『にしてもあの怪獣、どうして急に
横浜港なんかに出現したんだ?』
『それとも具体的に何かを探して
いるのか?』
アラシ『例えば?』
『餌とか…』
動物が人間の住み処に来るのは、縄張り争い
に負けたや、居場所を失ったり、空腹を満たす
為、今回の怪獣は小笠原沖からはるばる来た
理由にしては、この辺りが正しいんだろう。
イデ『餌って小笠原沖で見つけた物は
とても普通の生き物が食べる物じゃないのを
餌にしていたんだ。この東京に核関連の
危ない物は流石に置いてないはずだ…』
一の谷『怪獣を倒す方法を考えねばなるまい』
イデ『一体、どうやって怪獣を
迎え撃てばいいんだろう』
俺は窓の方を見て、
『向こうの街が火の海になっている。
ここからそう遠くありません。怪獣が……
進行している証拠です。』
フジ『ここも怪獣に襲われるのかしら…』
ムラマツ『あの怪獣をレールガンだけで
倒せるのだろうか…?』
対策会議室の扉が開きチャールズ隊員が
レポートを持って入室する。
イデ『どうでしたか?アレは?』
チャールズ『解析結果完了。
イデの見立て通りだ。』
イデ『博士、怪獣の糞の成分は
核廃棄物でした』
黒野『一の谷博士の言うとおり、
事件の犯人は怪獣でしたね。』
フジ『陸上自衛隊も、怪獣によって
壊滅させられました』
一の谷『怪獣は、地底深くで眠っていたと
思われる。多量の放射能を吸収して体内で
核反応を起こし膨大なエネルギーを
放出して破壊を繰り返す』
ムラマツ『博士、我々は一体どうしたら…』
博士に意見を求めようとする直前!!
『『ギャオォォォン!!!!』』
全員の耳に!怪獣の咆哮が聞こえ初めて!
俺とアラシ隊員とフジ隊員は会議室の扉を
開けて目の前の窓から小さくしかし確実に
映る怪獣の姿を確認する。
黒野『こりゃあ、かなりまずいな。』
チャールズ『ヤバいの間違いだ。今直ぐ
自主退職して一般人に戻って避難して
良いですか?アーサー隊長。』
アーサー『ジョークを言う余裕があるなら、
ここで打開策を考えろ!?』
黒野『チャールズは結構余裕あるな。』
意外に胆力があるチャールズにビビる黒野
先輩。
チャールズ『取り敢えず、分析が主な仕事の
俺と剣持は、調べ物がないと、』
博士号を持つチャールズは、逃げ腰に
なるが、黒野に掴まれハリセンで叩かれる
黒野『レールガンを装備して戦闘準備でも
しとけ!』
チャールズ『やれやれヽ(;´ω`)ノせっかち
は身体に毒だぜ、黒野、ジャック、ジーン
キム、俺たちも人暴れするか!?』
ジャック『当然!』
キム『ホバー9を借りるよ!行くよ!ジーン』
万能ヘルメットを被ってジーンと一緒に
会議室を出て屋上を目指す!
その様子を見ながら、
チャールズ『逞しい女性達だこと、俺たちは
大違いだ。』軽口を叩き、マッハビーストに
乗る準備をする。
ジャック『確かに…僕達は空から怪獣の
注意を反らすよ。地上攻撃は皆さんに
任せました。』彼はそう言いチャールズ
と共に屋上に発着
したマッハビーストの元に向かう。
アーサー『……無茶な事を言う。』
窓から遠くを見ると
建物を巨腕で一振りで凪ぎ払い
自動車を踏み壊す怪獣を見るムラマツ
キャップ達、
アラシ『なんでこっちに来てやがる!』
『まだ距離はあるけど、ここも危険だ!』
フジ『キャップ、怪獣がこちらに近づいて
来ます!』
イデ『金色の怪獣、ゴルドキングめぇ!』
『それあの怪獣の名前か?』
勝手に命名するイデ隊員。
『真琴さんの機嫌が暫く悪くなりそうだ。』
黒野『生きて帰れたらわがままを聞いて
やる!』
一の谷『うーむ、奴を倒す武器は…』
イデ『ゴルドキングは近づいてくる。
奴を倒す武器は無い。どうしたら良いの
だろう…』
フジ『ここも危険になってきたわ』
怪獣が一歩づつ歩み度に科学センターの
内部の揺れが大きくなり、危険が近づい
ている。
一の谷『八王子の演習場にネオニュートロン
ミサイルがあるのじゃが…』
チャールズ『間に合いませんよ。』
ムラマツ『何とか奴を倒さないと』
ムラマツ『ゴルドキングはこちらに
向かっている。あと数分とすれば
ここまで来るだろう」
イデ『キャップ、ゴルドキングが
近づいて来ます!』
フジ『早くしないと街が破壊されます、
キャップ』
一の谷『あっ!!!!そういう事か!』
『はっ、博士?』
ホシノ『各自装備を確認。避難するにしても
迎撃にするにしても、ジェットモンガーが
空輸されてない為、マッハビーストと
ホバー9しか兵器はない。』
暫く無言だった博士は突然大声を上げて
一の谷『怪獣の目標はここじゃ!
科学センターには、研究用の
ウラン235がある、奴はそれを
狙っておるのじゃ!』
イデ『あの広島の原爆に使用された
危険物が!』
驚くイデ隊員達、
ホシノ『正直相手の方が数手有利だ。
チャールズ。あの怪獣に近い奴は知って
いるか?』
考古学と生物学の博士号を持つチャールズ
に意見を聞く。
チャールズ『今回助っ人の人が見せて
くれたギアナ高地で見た髑髏竜の亜種
のようですね』
『髑髏竜の化石なら父の仕事で写真を
撮りました。あんなキャタピラの蛇腹状の
身体付きなんだ。』
イデ『動物の本能で探し当てたのか!』
黒野『鼻が随分良い見たいだ。小笠原から
ご苦労様だ。』ヤケクソ気味に言う黒野先輩。
ムラマツ『ウラン235を使う必要がある
かもしれない?』
一の谷『ムラマツ君、どうする
つもりだ。止め給え』
行動に移すムラマツキャップを止める
俺と博士。
烈破『慌てるな。ムラマツキャップ。
まずは方針を決めよう皆、』
『撤退か迎撃か?』
イデ『キャップ、ゴルドキングは着実
にこちら向かっています』
一の谷『うむ、やはりあれしか…』
イデ『攻撃に出るべきだと思うんだが
…果たして我々が太刀打ち出来るだろうか』
イデ『キャップ、我々はどうしますか?』
フジ『陸上自衛隊を壊滅させたぐらい
だから、余程こちらも覚悟して
掛からないと』
ムラマツ『科学センターは、
死守しなければならない』
イデ『まだ無理です、キャップ』
フジ『怪獣がここを目指してるなんて!』
戦車の残骸を見て
ムラマツ『奴は攻撃すればするほど、
反撃の放射光線を
撒き散らします。陸上自衛隊もあれに
やられました。あの攻撃を防ぐ方法は
無いでしょうか?』
怪獣の強力な武器で、対策を立てる中
一の谷博士は決断する。
烈破『今こそ対怪獣大型火器SSを使う時では?
一の谷博士。』
一の谷『うむ、未完成だがスパイダー
ショットを使うしかあるまい』
チャールズ『スパイダーショット?』
イデ『博士!あれは衝撃が強すぎる上、
高熱を持ってしまう欠点を改良しないと
とても使えません。それに、あれを扱うには
正確な射撃の腕の持ち主じゃないと…』
チャールズ『こちら、チャールズ。ロイド
今どこよ!』
チャールズは自前のトランシーバーで連絡
して、
ロイド《おう!今、ローバーでそっちに
向かっている!こっちも急いでいるから、
サンダース!しっかり運転頼むよ!》
サンダース《全速力だよ!てかっ車を乗り捨ての
道路が殆どだから、10分でギリギリ到着
する!!!!っあ!!》
トランシーバーから凄い音が聞こえて!
黒野『事故ったか?』
ロイド《いや、近くの建物の瓦礫が上から
降って来て道を塞ぎやがった!四連
ロケットランチャーで吹き飛ばす!》
チャールズ『今サンダースとロイドは
御殿山に着いたばかりです。科学センター
まで最短で10分ローバーで進めば、
あるいは…』
ジャック『大丈夫か?』
対策会議室の扉が開き、アメリカ支部の
助っ人が俺達の前に現れる!
驚きの表情を見せるエドランド隊長。
何故なら彼はアメリカ支部に本来いる
はずの人間だから、
シックな青いフライト戦闘用ジャケット
を着た好青年が、エドランド隊長と
再会する。
エドランド『カイか!』
カイ『久しぶりです。エドランド隊長!
ジュリー!皆さん!
シャイダー・アルベルト隊長の命令で、
今回の事件解決の協力に参りました。
ケンイチ・カイです。』
一の谷『君、射撃の腕は?』
サンダース《あるぜ!カイ?久しぶりだ!》
チャールズ隊員の自前のトランシーバー
から聞こえるサンダースの声に、
カイ『サンダース!久しぶり!』
サンダース《スパイダーショットの特性は衝撃と高熱が発生する欠点がある対怪獣用大型熱線銃だ。使えるか?》
カイ『それなら僕にうってつけだ!
君。後方支援を手伝ってくれたまえ』
一の谷『ってことで頼むよ。剣持君。』
『えっ?ちょっと!また博士?俺に押し付けるんですか?泥人間の時も俺を置いて勝手に帰ったのに!天才ゴリラと時は説得でゴリラにB級映画の【メタルマン】一緒に見る気分が分かりますか?』
一の谷『……本当に申し訳ないと思っている
……カイル』
『誰がカイルだ!やだよ!まだ訓練隊員なのに……』
一の谷『君の頑張りが科学センターの運命を
左右するんだ。頑張りたまえ!!』
『やだですよ!』否定の言葉を言う!
ムラマツ『流石に剣持君だけじゃ心配だ。
アラシ君出番だ。アラシく~~ん!』
キャップが呼ぶと、別の扉が開き、
アラシ『了解。キャップ!後皆、これ着て
ってかこの人誰?』
地上攻撃班の全員分の放射能防護服を
集めていたアラシ隊員。
どうやら事態の変化に置いてかれている
らしい……
カイ『アラシ……たくましい名前だな。』
アラシ『どうなっているの?剣持。
説明頼む』
『実は……かくかくしかじか……だ』
アラシ『成る程、俺が地上攻撃班の放射能
防護服を用意している間にほんな事が?』
黒野『アラシ隊員、ちょっとこっち
来てくれ、』
アラシ『あっどうしましたか?黒野隊員。』
一の谷『おお、アラシ君、来てくれたか
実は……かくかくしかじかで……』
アラシ『成る程~~まっ嵐を呼ぶくらいは
仕事をしますよ。』事態がわかった為、
放射能防護服を着るアラシ
カイ『ムラマツキャップ、お役に立てる
日が来て光栄です』
ムラマツ『アラシ隊員、紹介しよう。彼は
アメリカ支部から
この事件捜査協力に志願してくれた
ケンイチ・カイ隊員だ』
カイ『今回はよろしく。皆。』
アラシ『よろしくカイ。』
フジ『あら、ハヤタ隊員は?』
カイ『彼はゴルドキングが上陸したと聞いてから、ヒューマファイターで、ゴルドキングの体内の核反応を分解する新兵器を科学者連盟から輸送してくるらしい。』
イデ『へえー、確かにロイドやサンダース程はないけどこのガタイならスパイダーを扱えそうだなあ』
アラシ『お前基準だと、お前より下なんかハカセか剣持くらいだろ!』
尚ガタイの良さのランキングトップは上から
ムラマツキャップ、エドランド隊長、黒野先輩、サンダース、ロイド、アラシ、ホシノ、チャールズ、イデの順番である
アラシ『怪獣め!このアラシ様&剣持がいる限り、お前の勝手にはさせないぞ!』
『挑発するな!アラシ』
結局おっちょこちょいのアラシ隊員が心配になり同行を決意する剣持。
イデ『科学センターを壊されてたまるもんか!』
フジ『これ以上、ゴルドキングを暴れさせる訳にはいかないわ』
一の谷『全員にこれを渡そう。』
博士は隊員に順番に手渡す物を見る。
『これは?』
両方の先端が赤く塗装されてそれ以外は銀色の金属の物体を見て、俺が初めて見た装備だ。
何に使う物なんだろ~~と考えていたら
ムラマツ『ナパーム手瑠弾だ。』
『!!!!』びっくりして手から
落としそうになるのを隣のアラシ隊員が地面に落とす前に空中
で咄嗟に掴んで俺に手渡す。
アラシ『気を付けて。訓練で死人が出る本物の奴だから、』
一の谷『これらを怪獣に向かって投げる。』
ムラマツ『但し最もダメージが与えられる有効投擲距離は20㍍。それまで怪獣に近付く必要があるのが、最大の難関だ。』
(さらっとナパーム手榴弾を手渡す博士が今はどんな怪獣よりずっと怖いわい!)
カイ『さて積もる話は置いといて、剣持隊員。アラシ隊員。僕に続け。』
俺は露骨に沈んだ気持ちでレールガンを支給されていない為、科学センターに配備されているバズーカ砲を持って
アラシ隊員はローバーの後部シートに格納されている四連ロケットランチャーを背負って科学センターに迫る怪獣に攻撃を仕掛ける事に
フジ『キャップ、怪獣はすぐそこまで来ています!』
一の谷『スパイダーを使う時がこんなに早く来るとは』
ムラマツ『科学センターは我々が死守するぞ!』
アラシ『今更ですがムラマツキャップには、以前からいろいろお世話になってきました。私の射撃の腕と宇宙知識と予言の的中率がキャップに見込まれて、『お化け屋敷』に入隊する事になった訳です』
『いや!!射撃の腕があるならスパイダーショット撃てるじゃん!!』
ツッコミを入れる剣持。
アラシ『いやいやメインは宇宙知識。
射撃はオマケ、
後ロイド隊員やサンダース隊員に
劣るから皆には黙って置いてね。剣持君。』
全員科学センターを出て怪獣ゴルドキングが
いる市街地戦闘のそれぞれの担当に向かう。
ムラマツ『よし!早速、作戦を開始するぞ』
『『了解!』』
怪獣接近の警報があちこちから鳴り響き、
俺の逃げたい気持ちを考えず、市街地
周辺の鳥の群れは空高く飛んで逃げて、
安全な所まで飛ぶ。
一体どこに安全な場所があるのか?
そんな下らない考えを無視して怪獣は迫る。
「ウラン235を求めて『ゴルドキング』は
『科学センター』に接近している。我々、
『お化け屋敷』は何としても奴がセンター
に到達する前に撃退しなければならない」
アラシ『これが開戦の狼煙だ!!!!』
手持ちのレールガンから青い電磁光線を放ち!
怪獣ゴルドキングの顔面に直撃、
『『ギャオォォォン!!!!』』
ゴルドキングとの戦闘は始まる!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔推奨BGM 神々の闘い 〕
市街地のビルの窓ガラスはあちこち割れて散乱し自動車は電柱にぶつけて悲惨な事になっていて普段はお客さんが訪れるであろうと
お店の数々は廃墟と変わり辺りは幾つもの火災が発生して道路は砕けてここが危険な怪獣が引き起こした怪獣災害の現場だとしると、現場の空気が俺達に教える。
どこかの貸しビルの事務所の窓から双眼鏡を片手に街の様子を見る俺は、後ろからアラシ隊員に声をかけられる。
アラシ『怪獣は?』
『イデ隊員とサコミズ隊員のコンビが現在レールガンのランチャーモードで注意を引いてくれてます。ここからだとバズーカとロケットランチャーは射程が足りません。』
そう答えるとアラシ隊員が考え込み。
アラシ『このナイロンのロープで怪獣の角に引っ掛けて至近距離から目ん玉でも狙うか?』ハイマンガンスチールのナイフを
チラみさせながら言う為に俺は呆れた表情しながら
『どこのアクティブな超人だ。放射能の塊の怪獣に……絶対にやめとけ。身体に悪いから……』
アラシ『エドランド隊長ならやりそうだがそうか…なら』
後ろにいるカイ隊員の方に視線を向ける
アラシ『……試作兵器の出番か……カイ隊員。兵器の運用方法はバッチリですか?』
マニュアルを一通り読み。
カイ『あぁ。こっちが攻撃したら怪獣は、こっちに来るから移動準備はしといてくれよ。さて仕掛けるぞ!』
『『了解。』』
全員で階段をかけあがりビルの屋上で風を感じながら
カイ隊員は柵まで近づき、50cmの対大型怪獣用熱線銃スパイダーショットを遥か遠距離のゴルドキングに
放つ!銃身から放たれた熱線はゴルドキングの頭部に直撃して爆発する
怪獣のたじろぐ姿を確認しながら、俺達はビルから移動する。
その最中にイデ隊員から通信が入る。
イデ《怪獣に効果あり!しかし位置が割れて怪獣がそっちに向かっている!逃げろ!》
階段を下りながら、
『今走ってるよ!』
自分達がさっきいた階層に、市民バスが
突っ込んで来て!窓ガラスや扉や
コンクリートを破壊しながら俺達に迫る。
カイ『突っ込んでくるぞ!?』
アラシ『伏せろ二人共!』
アラシ隊員は走りながら自分のレールガンに特殊アダプターを先端に装備して
アラシ『おらっ!』
レーザー光線を発射しバスの正面を破壊して三人は咄嗟に
バス内部に入り込み勢いが止まらないバスの後ろをレーザー光線で破壊してバスの衝突を回避する荒業をやってのける。
アラシ『さっさこのビルから出るぞ!
可燃物のタンクローリーに同じ手は
通用しないし、普通の車でも通用しないし
、市民バスだから出来た荒業だ。
真似するなよ。』
『いや、普通に射撃が上手いじゃん。』
アラシ『念のために特殊アダプター
持ってきて助かった……同じ事はもう
俺出来ないぞ!』早口に答えながら、
ロケットランチャーを背負って移動する。
三人がビルを出て少し移動した直面。
ガソリンスタンドの給油車が俺達が隠れていた
ビルに直撃と同時に引火爆発したのを見て、
カイ『危機一発だな。次の攻撃ポイントに
移動するぞ。』
『『了解。』』
変身するタイミングを完全に逃した気分は、
トイレが近くない時に限ってトイレに行きたい
感覚に似てる。
モチロンそれは、自分の問題だけだから、
周りの人は、そんな事関係なく、暴れる
怪獣ゴルドキングと対決する。
あらかじめ防衛戦線を引き、科学センター
から距離を稼ぎ、市民の避難が完了した
市街地ビル群を中心に怪獣と対決する!
『お化け屋敷』
ムラマツキャップ達は放射能防護服を
着用しながら、
まだ建物破壊されてないビルやマンション
の影からレールガンを多方向から連射して
怪獣を足止めして、カイ隊員の超小型原子力
熱線銃スパイダーを初め俺とアラシ隊員の重砲撃で、怪獣を攻撃する寸法だ。
怪獣が隊員達がいる建物を攻撃しようと
するならキム隊員が操縦する
ジェットホバー9とチャールズ隊員が操縦する
マッハビーストが注意を反らすため攻撃する!
連携が必要な作戦の為、
怪獣ゴルドキングを翻弄する!
(変身するにしても近くにはアラシ隊員とカイ隊員が適度な距離にいるしレッドファイトしたい!)
キム『これでも喰らえ!』
ホバー9に装備されたニードルレーザーが
怪獣に直撃して小さく爆発
口から放射光線を発射し反撃する怪獣。
ジーン《危ないわね!》
ギリギリ回避するホバー9はそのまま地上攻撃班の気を反らす
カイ『緊張するか?』大型熱線銃を持って
言う。
『はい。』
アラシ『肩の力は抜けよ剣持。マヌケで良い
から仕事はキッチリこなす。』
『わかっているよ!』バズーカを持つ。
アラシ『行くぞ!先に死ぬなよ。』
決め顔で言うアラシ隊員。
『お前こそ!』
そこはかとなく死亡フラグっぽく聞こえる
発言に、心配する俺、
『『ギャオォォォン!!!!』』
ムラマツ、エドランド、アーサー《総員攻撃
開始!》
近づきナパーム手榴弾を投げるつもりが!
怪獣の咆哮で、アラシ隊員は両手を使い
ヘルメットの中にある両耳を抑える!
ナパーム手榴弾を足元に落として爆発!!
アラシ『ぎゃあああああーーーー!』
炎に包まれるアラシ隊員。
『何盛大にフラグ回収しているんだよ!!!』
余りにマヌケな最後に悲しみも感じない。
それはもうおっちょこちょいのレベルでは
ない。
アラシ『すまん!近づき過ぎた!』
爆発が収まり姿を表す無傷のアラシ隊員。
『ヒッ!なんで無傷なんだよ!怖っ!』
アラシ『幼い頃から怪我や病気に苦し
められたからな。あれしきかすり傷に
もならん!』自信満々に言う。
『貴方が『お化け屋敷』に入隊できたのは
良くわかったよ!』
俺はバズーカ砲を発射して怪獣に攻撃する!
カイ『仲が良いね。』
『どこが?それよりもスパイダーをしっかり
使って下さい!』
カイ『わかっているよ!』
怪獣は足止めに苛立ち!巨大な手を振り上げ
近くの建物を破壊する!
瓦礫の雨を回避しながら!
カイ隊員は怪獣にスパイダーを放つ!
熱線が直撃して怪獣の腹を爆発!
怪獣を数歩後退させる!
アラシ『すげっ!これなら勝てるだろ!』
目に見えるダメージを与えられる武器に
アラシ隊員は喜ぶ。
喜ぶアラシ隊員を見たゴルドキングは、
片手で軽自動車を掴み!こっちを睨み
ながら、握り潰す!凄い眼力の圧を
俺達は感じながら、
(ターゲット確認。殲滅する!特に
ムカつくあの三枚目の猿を!)
『だといいけど、こら!怪獣がこっちを
完全にマークした!隠れろ!』
アラシ『なんで?きゃあっ!』変な悲鳴を
あげながら、腕を引っ張りその場を後にする!
タンクローリーを放り投げたゴルドキング!
タンクローリーは爆発炎上!
俺達がさっきいた辺りは火の海と化す!
『暑っ!こら!この金ぴかトカゲ!』
俺達は急いで移動して、咄嗟に
経営団地の駐車場に逃げ込み!
駐車している団地の住民の車を影に逃げ込み!
隙を見て移動、更に隙を見て
カイ『スパイダー発射!』
攻撃を繰り出す!
アラシ『アヒャーーーー!』
ロケットランチャーからロケット弾が飛び
怪獣に直撃させる!
『ボーダーの皆が恋しい~~』
バズーカで応戦しながら、団地の壁に
張り付き、相手の様子を見る!
ヒット&ウェイで、ゴルドキングに攻撃を
繰り返す!
カイ『移動しよう。』
アラシ『アラホラセッセ!』
『ガッレト!』
団地を抜けて、歩道橋の階段を登り、
視界を確保して攻撃する!
でもゴルドキングの当たり所によって
スパイダーの威力は牽制がギリギリだ。
頭部の攻撃は効果的のようだが高さが
足りない。ビルの屋上に移動する暇は
ない。
(いいマッサージだ、腰の方も頼む。)
(あれ?ゴルドキングに効いてない?
ってかマッサージ!!)
怪獣はこっちに背中を見せて
カイ『スパイダー発射!』
距離からして狙いは、背中の大きな橙色の
エネルギー貯蔵庫みたいな部分なのだろう
が、
ゴルドキングが少し背伸びして、
スパイダーショットの熱線は、ゴルド
キングの腰に直撃して、
(良い気持ちだ~~極楽極楽♪そうそう
その辺り~~あぁ~~)
『とっとと海に帰りやがれ!!この野郎!』
キレる俺はバズーカ砲をぶっぱなす!
アラシ隊員も援護する!
(ヤバい!歩道橋から降りろ!)
カイ『隊長の所に合流するぞ!』
アラシ『了解!』
カイ隊員とアラシ隊員はスタイリッシュに
歩道橋を降りて、下あるバスの屋根に着地、
軽自動車に着地して移動する!
『待ってよ!二人とも!』
俺も急いで彼らを追いかける。
『『ギャオォォォン!!!!』』
(向こうの怪獣はまだ戦闘らしい戦闘は
してないな。俺達をいつでも潰せる
判断なんだろ。)
(でもアラシ隊員にムカついているのは
同感だ。たまにぶっ飛ばしたくなる面して
いるし!)
(それよりナパーム手榴弾をいつまでも
携帯していたら誘爆するから)
(わかっているよ!)
立ち止まり、怪獣の方に振り向きながら
腰に装備したナパーム手榴弾を取り出し、
俺は怪獣の顔面に向かってナパーム手榴弾を
投げる!
顔面は外れ首元に直撃と同時に大爆発!
足元にいた俺に熱波と爆発音が響く。
『『ギャオォォォン!!!!』』
ゴルドキングは、建物を壊しながらダウン
する!
『なんつー破壊力だ。そしてなんつー物を
持たせたよ一の谷博士!』
(死んだのか?)
(気絶しただけだ!直ぐ起きるぞ、退散!)
俺はムラマツキャップとホシノチーフの元
に急いだ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
気絶したゴルドキングは、鋭い両目を見開き
尻尾と両腕を振り回し!起きあがる!
アーサー『どこが怪獣の弱点かわかったか?
チャールズ!』
マッハビーストに操縦するチャールズと
ジャックに連絡する!
チャールズ《全身核の塊ですってキャップ。
変な倒し方したら、日本はいや、世界が核
の炎に包まれます!》
核廃棄物をエネルギーに変換して、
あのパワーや光線のエネルギーに変換する
のは一の谷博士の説明でわかった。
ジャック《宇宙に飛ばして爆発はどうかな?》
対怪獣用攻撃ミサイルを発射して、
ゴルドキングを、翻弄させる!
ムラマツ『あの大きさの生物を宇宙に運ぶ術は
まだ我々にはない!』
エドランド『カイ、アラシ、剣持、応答しろ。
防衛戦線を後退、科学センターまで撤退する
ぞ!』
黒野『埒があかない!サコミズさん!』
サコミズ『一箇所に攻撃を集中させろ!』
ホシノ『科学センターに近づかせる前に
弱らせるぞ!左膝を狙え!』
三人のレールガンを合わせて!
『『トリプルショット!!!!』』
サコミズ隊員、黒野先輩とホシノチーフ
が、一点集中で、
怪獣の左膝を狙い撃ちにする!
カイ隊員達三人も途中、チーフ達の意図を知り、
カイ『アラシ、剣持、左膝を集中攻撃!』
スパイダーショットの熱線を放ち!
『チーフ、加勢します!』
アラシ『あっそういう事か!おらっ!
倒れろ!』
カイ達の加勢で怪獣の左膝に、焼ける匂いと
鈍い音が鳴り初めて!
ゴルドキングの左膝が爆発!!
『『ギャオォォォン!!!!』』
悲鳴を上げて片膝を地面に付き!
ゴルドキングは、動きを止める!
黒野『よし!科学センターに最終防衛
ラインを引く!』
サコミズ『腕は衰えてないね。アラシ隊員』
アラシ『お前もな!サコミズ!』
(`・ω・)人(・ω・´)ハイタッチを決めて
周辺の温度が急上昇、自分達の後方から
熱が集まる!
カイ『まずい!伏せろ!』
俺とカイ隊員は振り返って見ると!
『全員伏せろ!』
『『ビィーー!!!!』』
ゴルドキングが口から超高熱の
放射光線を使って
凪ぎ払い180度周囲は爆発炎上に火の海と
なる。瓦礫を払いながら、俺は淡々に
『生きてるか?皆、』
瓦礫や土埃をからカイ隊員とアラシ隊員
が現れて、
アラシ『この仕事終えたら即効リクルートの
求人見よう。』
カイ『あぁ、サコミズ隊員は無事ですか?』
サコミズ『凄い攻撃だ……直撃してたら、
どうなっていたことか……』
アラシ『放射能防護服がなかったら、
もっと酷い事になっていた。』
(超能力で放射能は弾くようにしているが、
熱や威力は、弾ききれないからな。
放射能が充満しても被爆はしないが、
攻撃は無効できない、)
(放射能汚染をなしなら良いよ。)
カイ『撤退に集中しろ!皆!』
スパイダーショットの熱線が怪獣の頭部に
直撃して苦しませながら走る!
サコミズ『チーフ、大丈夫ですか?』
ホシノ『すまん。』オッカナイ顔で言う。
サコミズ『あっこちらこそすいません。』
アラシ『タフガイならサコミズ以上だぞ!
あの怪獣は!』
相手の肩に腕を組み、
黒野を助けるアラシ隊員。
黒野『支持率が……面倒な事に……』
アラシ『そういうのは全部終わって
から言え!まだ、何も終わってねえ!』
怪獣ゴルドキングは『お化け屋敷』を
無視して科学センターにあるウラン235
の元に向かう!
カイ『なっエネルギーが!』
頼みのスパイダーショットもエネルギーが切れ始めて熱線が維持出来なくなり
アラシ『まじかよ!』
俺達は敗走した。
マッハビーストとホバー9も攻撃して
レールガンが一点集中するが、
怪獣ゴルドキングは科学センターに遂に
到着して自慢の怪力で科学センターを
破壊する!
建物は砂で出来た城の如く砕け、
アラシ『ぎゃいーーーーん!』
影浦「ゾエみたいな断末魔だな。」
北添「酷い!・゜・(つД`)・゜・」
絵馬「ほらっ涙を拭いてゾエさん。」
北添「ユズル~~!」
仁礼「絵馬に抱き付くな!ゾエ!」
国近(面白い断末魔だよ~~)
出水「こりゃあ、迫力はあるな。パニック
映画顔負けだ。」
風間「不謹慎だぞ。出水。」
アラシ隊員は瓦礫の下敷きになる!
『アラシ隊員。カイ隊員!アラシ隊員が!』
カイ『直ぐに助けるぞ!』
急いで瓦礫を二人で掻き分ける!
一方!
科学センターの防衛が不可能と判断された
為急ぎ避難している各研究者達、
資料を片手にてんやわんやしてる光景に
烈破『博士!一の谷博士!どこですか?
ぎゃあああ~~!!!!』
尚、極東科学研究所室長の烈破室長も建物の
倒壊に巻き込まれる!
烈破『無限ニート=社畜開発計画は
永遠なり~~ニートに死の裁きを!社畜に
永遠の奉公を!うぎゃあーー!!!!』
ボーダー見学者達(何かそこかしこに
危ない香りがする室長だ……)
烈破室長はゴルドキングに踏み潰される!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔推奨BGM 永遠なる勇者 〕
ムラマツ『いかん!科学センターが
破壊される!』
生駒「あれ?科学センター大ピンチやん!」
カイ『もうスパイダーのエネルギーが
ありません!』
イデ『どうしたらいいんだ!』
フジ『キャップ!』
サコミズ『この飛行機音は!皆!
空を見てくれ!』
一同は空を見ると銀の戦闘機と金の戦闘機が
科学センターのある方向に向かって飛んで
いる。
ムラマツ『おお!あれは!』
その時、空からパリ本部の
ヒューマファイター1号
とジェットモンガーが、飛んできた。
青い窓、銀を主体にした装甲、黒い羽、
ヒューマファイター1号
開発場所HUMA本部
国際防衛組織HUMAが開発した対空・対地
攻撃を任務とする戦闘機。
あらゆる任務に対応できるように開発
された万能型である。
最高速度はマッハ0.9
ホバー9より性能は良いが、操縦が最初期の
戦闘機の為複雑過ぎる事で、特殊戦闘機の
パイオニアにはなったが、後継機に座を
取られるの時間はかからなかった不遇の
主役。
青い窓に金の特殊装甲、金の羽に加速を
助ける青い羽も各部に装備されており、
武装はレーザー光線にフラッシュ弾。
ジェットモンガー
開発場所HUMA本部
地上攻撃のために作られた大型戦闘攻撃機
広い羽の下に多くの爆弾やミサイルをつむ
ことができる。
マッハ1.0で空を飛ぶ。
ヒューマファイター1号の後継機の一つ。
トゲラをパリ本部から撃退したり、
ゴメス2代目やパゴス2代目を倒したり、
パリ本部で今も現役の戦闘機。
普通の戦闘機の操縦方法を選び、
ムラマツキャップも操縦したことのある。
弱点は攻撃武装は多いが、燃料を沢山
消費する食いしん坊な事と
鈍重の為スピードがある
宇宙人の円盤や怪獣を追いかけられない事。
後継機にスピードタイプが増える切欠で
ある。
アラシ『増援か!?』
フジ『自衛隊の飛行機かしら』
イデ『いや、ちがう!』
ハヤタ《ただ今から事件解決にパリ本部
から参入しますハヤタです。
科学者連盟の岩本博士も御一緒です》
ムラマツ『おお、君だったか』
岩本《ムラマツ君、君の依頼した
パリ本部の戦闘機ジェットモンガーを
輸送したよ。私も微弱ながらヒューマ
ファイター1号で参戦させて貰うよ。》
ハヤタ《ムラマツキャップ。再会を喜ぶ
暇はないようです。》
アラシ『やっぱり仲間か!』
イデ『いやぁ岩本博士が来てくれたら、
とても心強いですよ』
サコミズ『腕が鳴るな!』力強く拳をぶつけて、
音を鳴らすタフガイ!
フジ『さて、パリ本部の出張メンバーは
これで集結したわ。』
岩本《あれだけ強大な力を持つ怪獣だ。
ここで食い止めなくては、大変な事になる》
ハヤタ《怪獣め!これ以上勝手には
させないぞ!》
アラシ『このジェットモンガーがあれば、
ゴルドキングと戦えるな!』
イデ『またジェットモンガーに乗れるなんて!』
フジ『でも、このジェットモンガーだけで
ゴルドキングと互角に戦えるのかしら。
何かもっと強力な武器があった方が…』
ムラマツ『パリ本部のジェットモンガーか…
これでマッハビーストと連携攻撃が出来る。』
ハヤタ『キャップ。モンガーに素晴らしい
武器が積んであります』
ムラマツ『岩本博士、怪獣は攻撃すれば
する程、放射能の光線をまき
散らしていきます。うかつな攻撃では、
被害を増やすだけです』
岩本『大丈夫。ジェットモンガーに
核分解弾を搭載してきた。
これであの怪獣の体内の原子炉を
破壊出来たら、我々にも勝つ見込みが出てくる。
だが、これ一発きりだ。失敗は
許されないぞ』
イデ「もし、射ち損じたら…」
アラシ『一発か…なら俺は辞退する。』
フジ『大丈夫なのかしら…』
ハヤタ『安心して下さい。私の腕は
ピカイチです!射撃では、そこの
アラシ君に少し劣るかも
知れませんがね』
アラシ『あっ思い出した!ハヤタ
…お前、俺が暇で参加した民間の
射撃大会で俺と同点
優勝したあのハヤタか……』
ホシノ『その翌日パリ本部主催の隊員のみ
参加の射撃大会では、サンダースが優勝し
て準優勝はロイド……ベスト8がアラシ
だったな。』
アラシ『世界は広い事を知ったよ。』
ハヤタ『話は後だ。キャップ、これより
怪獣に核分解弾で攻撃を加えます』
ムラマツ「うむ、頼んだぞ!」
ゴルドキングは自分の周りを飛ぶ物を
目障りな物だと認識して、排除に移る!
『『キャアオオオオ!!!!』』
大きな咆哮を挙げ!口から放射光線を
連続発射して、
自分の上空に飛行するジェットモンガーを
破壊しようとする!
ハヤタ《うおっ!危なっ!ヒューあれは
当たると一貫の終わりだな。》
ムラマツ『大丈夫か!?』通信機から
聞こえる声に
ハヤタ《まぁ見てて下さい。》
光線を必死に掻い潜るジェットモンガーは、
イデ『怪獣の光線の間合いは抜けた!
チャンスだ!』
エドランド『!!いや待て!』
ハヤタ《うわぁー!》
ゴルドキングはジェットモンガーを素手で
叩き落とそうと、腕を振りかぶる、
ギリギリで回避して怪獣の周囲を旋回する。
カイ『危ない!』
怪獣は巨腕を囮にして、尻尾で戦闘機を
落とすつもりと気づいたカイは、
腰に装備してあったナパーム手榴弾を投げて、
ゴルドキングの気を引いた。
手榴弾は尻尾の勢いのある部分に爆発して、
ジェットモンガーに直撃する直前に、地面に
尻尾を叩き落とす事に成功する。
建物に寄り掛かるゴルドキング。
その間にハヤタ隊員が操縦するジェット
モンガーは、エドランド隊長の通信を聞く。
エドランド『正面は無理だ!何とか
死角から撃て!』
イデ『凄いよカイ隊員。』
カイ『だが、これで地上攻撃班のナパーム
手榴弾はもうない……あったとしても、
あいつも同じ手が何度も通用するとは、
思えない。』
地上から見上げていた俺は、瓦礫に埋まった
アラシを怪力で引っ張りながら、
アラシ『うお!凄い怪力!』瓦礫を掻き分け
姿を現す、見た所外傷はない。まだ戦えるな。
『感心してる暇があるなら、ハヤタ隊員を
援護するぞ。』
『怪獣の奴もジェットモンガーの危険な代物
に気づいたようだ。ホシノチーフ!
運転をお願いします。』
黒野『俺も行くぞ!』レールガン二丁
を9㎜ランチャーモードに変形させて
シートベルトをして助手席に乗り込む。
俺はアラシ隊員と一緒にローバーの
後部座席に乗り込み、ホシノチーフは
大回転ジャンプして運転席に乗り込む。
シートベルトをして運転準備をする!
ホシノ『地上攻撃で怪獣の注意を引く
つもりか?』
『核分解弾が効果なしなら、いよいよ
俺達に打つ手はないです。アラシ隊員。
真面目に射撃してくれよ!』
ローバーが爆走する!
黒野『とにかくハヤタ隊員に核分解弾を
撃たせるのが目的だ!怪獣の気をこっちに
向けさせろ!』青いレールガンの光が
怪獣ゴルドキングに直撃する!
アラシ『こっち向けやぁ!!(゚Д゚#)!!!』
四連ロケットランチャーから
ロケット弾が飛び!
ゴルドキングに直撃し、爆発!
『安全運転でお願いします!』
腕に来る反動を気にせずに、地上
攻撃をする俺、
ホシノ『残念だが少し荒い運転になるが
構わないか?』
『『キャアオオオオオオオオオオオオン』』
口から手当たり次第に放射の光線を吐く、
周辺の建物を爆発させる!
アラシ『剣持!今こそトリガーの
出番ですぞー!!』
『ない!!』キッパリ答える!
アラシ『そうっ!?ないっ!……
……えっ!』
『訓練隊員は訓練用トリガーを訓練目的
以外に使用は禁止されているんだ!!』
アラシ『黒野隊員!トリガーを!』
黒野『基地に置いてきた。!避けてくれ
チーフ!』怪獣ゴルドキングの
両腕がローバーを捕まえようとするが、
ホシノ『避けてやったぞ!良いから撃て!』
黒野『助かる!』二丁のランチャーモード
で攻撃する黒野先輩!
アラシ『ホシノチーフ!全速前進だ!』
頼みの綱はとっくに切れて、ヤケクソ気味に
答える。
『この状況がましになるなら
良いですとも!!』
安全運転を諦めて危険運転をするチーフ。
ホシノ『しっかり捕まれ!!』
ゴルドキングの尻尾と腕の凪ぎ払いを
ギリギリ回避しながら、悪路を走破が得意な
ローバーがヒビだらけの道路を爆走する!
その瞬間!別の方向を攻撃されるゴルド
キング。反対の方向から
煙を振り払い姿を見せるのは、
サンダース『お待たせ!』
ロイド『凄い事になってるな!』
別方向から走ってきたローバーに乗る二人に
アラシ『遅いよ!』涙と鼻水を垂れ流す!
サンダース『これでも全速力だぞ!』
運転手のサンダースが言う。
ロイド『遅れた分を取り戻す!』ロケット
ランチャー持ち弾丸を装填しながら、言う!
サンダース『ヒャアー!ここまでおいで!』
サンダースの運転するローバーを捕まえよう
躍起になるゴルドキング。
ロイド『サコミズ隊員から経緯は全部聞いた。
俺達も頑張るよ!』ロケットランチャーで
攻撃する!その爆発と爆風で、怪獣は苛つき
サンダース『移動するぞ!』
2つのローバーを爆走させる!
風を全身に感じながら、アラシ隊員と俺は
ロケットランチャーとバズーカ砲を発射して
怪獣の胴体に正確に直撃するがピンピンして
やがる!
反撃で放射光線が直線に飛び!
ホシノ『ちっ!』
咄嗟にハンドルをきり、光線を回避する!
ビル群が次々と倒壊して、唖然しながら
『THE地球防衛軍のソラスめ!』
アラシ『まだまだ喰らえ!!』
4連ロケットランチャーを撃ちまくるが、
怪獣には今一つ効果が薄いようだ。
アラシ『畜生!(゚Д゚#)野郎!あの
キャタピラ蛇腹状の凸凹の奴の皮膚、
俺達の攻撃を
完全に熱も衝撃も無効にしてやがる!
どうする相棒。打つ手なしかよ!』
『なら、皮膚がない所を攻撃するだけだ!』
冷静に答える俺のアイディアにホシノチーフは
ホシノ『全隊員地上攻撃。目標は
怪獣の両目。』
サンダース《了解!ロイド!》
ロイド《わかっているさ!綺麗な花火を
見せてやる!》
運転しながら万能ヘルメットの内蔵された
通信機で通信して、
『なら、俺達は口の中を狙うぞ。』
俺は目標を決めてバズーカの弾を再装填して、
『チャンスは奴が口を開けて、閉じる
僅かな時間だ。アラシ隊員。
わかったら、ロケット弾を装填しとけ、』
アラシ『了解。』嬉しそうに答える!
ゴルドキングはローバーに乗る俺達に
意識を避けながら金色のキャタピラ状の
太く長い尻尾を振り回し、科学センター
周辺のビルや建物を破壊!
ホシノチーフの荒い運転で、
降ってくる瓦礫の雨を掻い潜り、怪獣に近づく!
アラシ『ヒャアーっ!!踏み潰されない
ようにお願いしますよ!』悲鳴を挙げながら
進言する我らのアラシ隊員。
ホシノ『わかっている!!』
ムラマツ・エドランド『全員攻撃!!』
青いレールガンの光が直線的にゴルドキング
の左右の両目に直撃し、爆発!
『『キャアオオオオオ』』
怪獣は明確な痛みで、
口を大きく開ける!!!!
『アラシ隊員!』
アラシ『外すなよ!』
『『発射!』』
四連ロケットランチャーとバズーカ砲の攻撃が、
放たれ!ゴルドキングの口の中に直撃し、
爆発音する。
痛みで大きく仰け反り、ジェットモンガー
に死角の後頭部を晒す。
『よし!』
アラシ『よっしゃー!どんなもんだ!』
その時!ローバーに鈍い音が鳴り、
ホシノは運転席を見てオッカナイ顔で
冷静に皆の方に振り向き言う……
ホシノ『うん?皆…ブレーキが壊れた。』
『『『えっ!!!!』』』( ; ゜Д゜)
「「えっ!!!!」」
ボーダーの見学会のメンバーも唖然する。
ホシノ『……本当にすまん。ローバーは
止まらない……』
ホシノチーフは謝罪する。
サンダース《おい!その先は!》
ホシノ『布団工場に突っ込むぞ!』
黒野『布団工場だとーーーー!』
アラシ『ヒャアっーーーーー!!!!』
アラシ隊員の悲鳴がローバーに響き!
布団工場にいた作業員は鍵を閉め忘れた
のか?
工場の扉は開いていて、
俺達が乗っていたローバーは、布団の山に
突っ込んだ。機材を壊しながら進み。
柔らかく温かい沢山の新品同様の
布団の重さに俺達は、身動き一つ取れなく
なってしまった。
俺達が布団工場に突っ込む間に、事態は
変わり、
カイ『今だ。ハヤタ隊員。』
ハヤタ《核分解弾発射!》
ジェットモンガーの広い羽の下に装備した
核分解弾が飛び出し!
怪獣の後頭部に直撃して、怪獣は
逃げるように東京湾の方向に移動する
イデ『やっ、やったー!』喜ぶイデ隊員。
フジ『怪獣が海の方へ逃げていきます』
安堵の表情をするフジ隊員。
アラシ『ハヤタめ、やるな』
ムラマツ『良くやってくれたハヤタ君。
それに相変わらずジェットモンガーの
性能も素晴らしい』
岩本《ウム、成功だ!》
ハヤタ《残念だ、逃がしてしまうとは!》
アラシ『やりましたね、キャップ!』
イデ『や、やったー!」
フジ『凄いわ!ハヤタ君。岩本博士。』
岩本《予想通りの威力だ。これでウラン
怪獣や放射能をエネルギーする怪獣達の
有効な攻撃手段が誕生した。
……成功して良かった》
冷や汗沢山で言う。
ハヤタ《今度また怪獣が現れたら、
必ず倒してやる》
アラシ『さすがハヤタだ!』
『俺も射撃の練習しないとな。』
ホシノ『今度一緒に訓練しようか。』
イデ『ゴルドキングが退散させたぞ』
フジ『一の谷博士に報告しなくちゃ』
ムラマツ「怪獣を退散させはしたが、
倒す方法を考えなければなるまい」
ロイド『あのレイロホの親戚っ!随分と
暴れてくれたようだ!』
近くの布団工場に突っ込んだ俺達を気にして
サコミズ隊員とカイ隊員に救援要請する
ロイド。
ムラマツキャップのパリ本部で培った
膨大な怪獣知識からかつて調査で保留した
ギアナ高地で目撃した番の髑髏竜に近い
外見をしている事から、
核廃棄物を常食した突然変異だと推測する。
そんな時、不幸なニュースが飛ぶ、
フジ『キャップ大変です
!極東科学研究所室長、烈破 丈室長が、
科学センターの瓦礫の下敷きに!!!!』
『一の谷博士は?』
俺達は辺りを見回すと近くの物置小屋の扉が、
独りでに開き、
一の谷『ホホホッわしならここじゃよ。』
ひょっこり出現する博士。
ホシノ『無事でしたか?』
一の谷『こういう時の為に、秘密の裏口が
あるんじゃよ。それに……』
『…………?』
一の谷「フフフッ……」
イデ『うわぁ!室長!烈破室長!』
ムラマツ『しまった、烈破室長は建物の
中にいたのか』
アラシ『室長や怪我人を早く『お化け屋敷』
中央病院へ!』
岩本「何と言うことだ!」
ハヤタ《キャップ、怪獣は死んだ訳では
ありません。きっとまた現れるはずです。
何らかの対策を考えないと》
アラシ「今度あいつがやってきたら、私が
息の根を止めてやりますよ!」
『布団工場に一緒に新品布団の山に埋もれてた
人が言う事か!?』
布団の山から何とか抜けだして、
ホシノ『誰か。ちょっと手を貸してくれ』
『はい!チーフ。』
俺は布団に埋もれたチーフを引っ張り
上げようとすると
サコミズ『ロイド隊員達に救助を
お願いされて急いで来て見たら、
何やっているんだ?』
カイ『大丈夫か!?皆!待ってろ!今
引っ張り上げてやる!』
後から来たカイ隊員とサコミズ隊員を見て、
『すいません。手伝って下さい。』
サコミズ『!!チーフ!!わかった。
私は上にのし掛かる布団を減らすから
引っ張り上げてくれ。』
『助かります。』
俺とサコミズ隊員がホシノチーフを救助して
いる間に、カイ隊員はアラシ隊員と共に、
黒野先輩を引っ張り上げて助けていた。
黒野『助かりました。』
カイ『困った時はお互い様ですよ。』
笑顔で答える。
アラシ『大丈夫。黒野に頼んで買収
してもらって、基地の居住区に住む
職員に配るから、』
黒野『まぁ実際に機材壊したし、にしても
この布団はとてもいい手触りだ。よし、
買い取りだな。』
イデ『ゴルドキングめ!』
フジ『キャップ、私たちはこれから
どうしますか?』
イデ『急いで、烈破室長を運びましょう!
よっ凝らせっと!うわっ軽い!』
一の谷『岩本君、科学センターが倒壊した
今、『お化け屋敷』を臨時科学センターとして
研究を移転する必要があるじゃろう。』
岩本『ムラマツ君、心配するな。
我々にはまだ手がある。』
科学センターを始め研究所の博士達は
いつ実験で死んでも可笑しくない事を
している為、
こんな事は正に日時茶飯事。
ハヤタ『室長の様な犠牲者を二度と
出さないようにしなくては、』
ジェットモンガーから降りて来て、
始めてハヤタ隊員の顔を俺は見た。
(ジャック隊員やカイ隊員みたく格好
いい人だな。)ベムの感想。
(俺の顔よりはね~~どうせ、俺は普通の
冴えない顔ですよ。)
(お前は、自信のなさが顔に出るんだよ!
少しは見る人を安心させる顔をしろ。)
(その冴えない顔の人間に憑依した
宇宙人に言われたくないよ~~)
アラシ『今に見ていろ。ゴルドキングめ。
俺が必ず倒してやる』
イデ『室長、死なないでください』
駆け寄り、救急車に運ばれている。
青い白くアーモンドの香りがする烈破
室長を励ますイデ隊員。
フジ『ゴルドキングの再来に備えて、
対策を立てなくちゃ』
ムラマツ『このままでいる訳には
いかない。態勢を立て直さなくては』
岩本『ムラマツ君、建設中だった
『お化け屋敷』の基地
がようやく完成した。怪獣と戦う為の
装備も用意されている。』
ホシノ『黒野隊員。あれだけ地下を
有効活用して漸く完成したのか?』
黒野「すまん。基地の地下に大型格納庫
を漸く建設したんだ。これで、巨大防衛
兵器を基地に配置出来る。
戦闘機だけだとあのレイロホは
仕留められないかったからな。
キャップの用意したロボットの
出番だデバン。』
イデ『なぁ剣持。あれってさっきの操作
プロポと関係あるのか?』
『いや、その前に先輩。親父ギャグ言い
ませんでした?』
ハヤタ『キャップ、基地へ
移動しましょう。』
アラシ『基地か!そりゃ凄い!』
イデ『さて、皆。いよいよパリ本部から
来た皆、我が家に案内するよ。
剣持君。帰るか。』
『仕事で戻るだけですよ。後俺の本当の
居場所はボーダーですよ。』
フジ『早く最新設備が見てみたいわ』
ムラマツ『早速、本部で態勢を整えて、
怪獣を倒す作戦を練り直そう』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ムラマツ『我々は一の谷博士と岩本博士
の案内により、完成した大型格納庫に
やってきた。
いよいよ格露怪獣ゴルドキングとの
本格的な戦いが始まるのだ。
そして戦力として期待しているのは
旧陸軍が開発したロボット
軟鉄装甲兵弍式八分九厘を我々は見ていた。』
イデ『頼りなさそうな鉄人28号の親戚だな。』
ジャック『でも真面目に仕事する職人
って感じはするよ。』
ロイド『頼りがいは実績で作るだけだ。』
サンダース『納得だ。ゴルドキングとガチンコ
ファイトできるのはウチじゃ戦闘機達と
コイツらだけだ。』
俺達は作戦司令室に向かい、
ベック『キャップ。お疲れ様でした。』
ムラマツ『留守をすまない。』
イデ『さて、元の担当に戻ろう。』
通信関係の椅子に座るイデ隊員は、
不思議と彼のポジションと納得した。
司令室には白衣を来たベック隊員と
チャールズ隊員と一の谷博士と岩本博士が、
既にゴルドキングの生態について調べていた。
岩本『ゴルドキングのこの橙色の球体は、
奴のエネルギー貯蔵庫ならば……』
一の谷『あの怪獣は…』
『今、あの巨大怪獣には対応出来る兵器は
彼と鉄山の2機しかいない!レッドマンが
いつも現れるとは限らない。』
それぞれのデスクに座り、今回の怪獣の
調査記録を見る。暫くするとアラシ隊員
が司令室に戻って来る。
アラシ『ただ今科学特別機動捜査隊の
病院から戻りました。医者達が言うには
烈破所長は脳以外使い物にならない為に、
最新コンピューターと移植合体して
生体コンピューターとして人生を過ごす
つもりです。キャップ、まず怪獣を倒す
事から考えましょう』
深夜の夜
ゴルドキングの身体の頭頂部と
両肩の丸い核露が黄色く光輝き、
岩本『怪獣に対する武器は揃っているよ』
『この基地はどう?』
ハヤタ『素晴らしい基地です。』
黒野『そりゃ良かった。』
アラシ「烈破所長は麻酔なしで、
24時間の集中治療を受けて生きたまま
脳を摘出して最新コンピューターに移植
作業中です。医者に任せておいて
大丈夫だと思います」
フジ『どう?カイ隊員。』
カイ『しかし、ここの設備は素晴らしい』
イデ『レーダーで怪獣の現在位置を確認します』
イデ『ゴルドキングは現在太平洋を北上中です』
ハヤタ『ゴルドキングはポイントXの
原子力村に向かっている様です』
一の谷博士は昆虫の蟻の生態をモニターに
映し皆に見せる。
黒野『蟻の生態なんかみせてどうするんだ。』
チャールズ『かなり俺達に意味が
あるんだよ。』ハンバーガーを食べながら
説明する。
モニターを操作して蟻の生態の横にゴルド
キングの画像を見せて、
チャールズ『…オレンジが食べたくなる。
最近、ビタミン剤しか摂取してない
からかな?』
ベック『ここの基地には食堂がないのが
唯一の欠点よね。』
チャールズ『博士達説明をお願いします。』
一の谷『あの怪獣は、体内で核反応
させたエネルギーを貯蔵し切れない
ので、体の外にある球体状のものに
蓄えている。昆虫でも体の外に貯蔵
タンクを持った種類がいて、これを
甘露と呼んでいる。ゴルドキングの
場合、核露とでも言った方が近いの
じゃろう。』
カイ『ゴルドキングは全身が
核の塊なのか』
黒野『厄介な!』
イデ『原子力村には、確か核リサイクル
工場があったと思います』
岩本「フム、核リサイクル工場か』
一の谷『岩本君。君も同じ考えかね?』
ハヤタ『怪獣のエネルギー補給だけは
阻止しなくては』
アラシ『一の谷博士、怪獣の攻撃を封じる
様な武器を作る事は出来ませんか?」
カイ『核露が破壊出来れば、ゴルド
キングの力を弱めてしまえるかも知れません』
イデ『このままでは、後数時間でゴルド
キングは原子力村に到着します』
岩本『怪獣の力の源、核反応を何とか
弱めてしまう方法はないだろうか』
ハヤタ『恐らく、各国で頻繁に行われて
きた核実験のエネルギーを吸収して
生きていたのでは…』
フジ『海底火山の噴火で地上に出てきた
のは、まず間違いないようです』
イデ『全身核の塊って事は、怪獣で原子力
発電が出来ますねぇ』
岩本『一の谷博士!六角村の核処理
工場に巨大な原子炉がある筈だ!それを
改造して怪獣をまるごと核分解出来れば、
撃退できるかもしれん』
一の谷『ウム、施設は怪獣を全身覆って
しまえるぐらいの大きさのはずだ。
上手くいけば、ゴルドキングを倒せる』
ハヤタ『私が、ウラン235を吊り下げて
行きそのままゴルドキングを原子力村
まで誘導します』
ジャック『マッハビーストに案内するよ。
付いて来てくれ。』
ハヤタ『頼む。』
司令室を出た二人はそのまま小型格納庫に
走って向かう二人。
チャールズ『頑張れー!』
アーサー『君も出動しなさい。』
チャールズ『えっ?フライドポテトをまだ
食べている最中なんですが?』
没収され、皆に食べられる。
カイ『僕がスパイダーを使い、
地上から攻撃します』
フジ『私も全力で戦います!』
岩本『私は、一の谷博士と共に六角村で
核分解装置の調整をしよう。ムラマツ
君達は、誘導を頼むよ。』
ムラマツ『よし!軟鉄装甲兵達も
出撃させてくれ!
いよいよゴルドキングと対決するぞ。
総力戦だ!全員出動!!』
『『『了解!!!!』』』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔推奨BGM-W.l.N.R.出撃せよ-〕
「奴は原子力村『六角村』を目指している。
原子炉を破壊されたら大変な事になる。
ハヤタ隊員はウラン235を吊り下げたマッハ
ビーストで奴を『核分解装置』まで
誘導してくれ。
我々は地上から援護する。」
『すいませんちょっとトイレ言って
良いですか?』渡された弍式の
操作プロポを片手に、
黒野『早くしろよ。一足早くハヤタ隊員と
ジャック隊員がマッハビーストで太平洋から
六角村にゴルドキングを誘導して
いるんだから、』
『すいません。』
映像だと俺は大型格納庫を行く途中に
個室トイレに移動して、直ぐ戻ってくるが、
実際は、
(レッドマン超能力。分身!)
誰も見てない隙に分身してワープさせる。
(これで、いつでもタイミング良く変身
できるな。)
(今回は変身する隙が作れなさそう
だからね。)
と人知れずのやり取りがあったのだ。
陽太郎『おそい!せんぱいをまたせるとは、
こまったこうはいだ。』
何故か玉狛支部の林藤陽太郎君とカピバラ
の雷神丸がスタンバイしていた。
『なんでここにいるの?』
陽太郎『こんかいはそうりょくせんだ。
おれがしじをだす。
それよりロボットの操作プロポは
なくすなよ?』
黒野『俺が鉄山を動かす。弍式八分九厘は
任せた。』
『了解!』
黒野先輩はどこかに電話をかけている。
黒野『セバス。装甲車の準備は?』
セバス『こちらに!』
黒野『剣持、アラシ隊員、それに
陽太郎君。俺の屋敷の車庫に来てくれ、』
そう言われて、急ぎ黒野先輩の屋敷の車庫に
到着すると
俺達の前に姿を表したのは、銀と赤の
特殊装甲車だ。車体の左右に01と黄色に塗装
されている。
黒野『アメリカ支部から輸送してきた
我ら『お化け屋敷』の地上攻撃時に
活躍する装甲車だ。
あくまでも警察レベルの装甲車の延長だが、
8千度レーザーにも余裕に耐える代物だ。』
アラシ『Σ(・ω・ノ)ノこりゃスゲーや!』
『こんなのあるならもっと早く出して
欲しかったですよ!』
サンドラーやアルフォン、イポポとか活躍
する場面があっただろうに……
『仰々しい外見で、市民に不安にされるから
後、耐久性能が高いし、重いし、
輸送が大変なんだ。基本はローバーで事は
済む案件がほとんどだから、不遇なんだよ。
さぁ、アラシ隊員運転頼む。付いてこい
鉄山!陽太郎君。剣持のアシストお願い。』
陽太郎『了解だ。けんもち。ほれ、しゃない
モニターにうつるにしきを操作プロポと
リンクさせろ。』
アラシ『任せろ!六角村にゴー!』
俺達は装甲車に乗り込み!
アラシ隊員は運転する。
アラシ『運転席は普通の車だ。左側だけど
さすが、外国産の装甲車。』
セバス『坊っちゃん。今夜のディナーはどう
なされますか?』
黒野『……外食する……』
(今のやり取りってバットマンの映画で
見た事あるような?)
俺は操作プロポを動かして、
大型格納庫の軟鉄装甲兵 弍式八分九厘を
出撃させる。
『大型格納庫の出撃シークエンスは、
モニターを出てくる指示に従って、
操作しよう。』
大型格納庫には何とか出てこられたが、
『六角村はどこ?』
格納庫は、滋賀県の琵琶湖の近くから
弍式八分九厘を出撃したが、周りは
知らない土地で
陽太郎『そこからまっすぐみぎ、』
日本地図を見ながらナビをだす陽太郎君。
陽太郎『しばらくにしきはひこうして
いどうしろ。
あるきはじかんがかかる。』
『これ作戦開始まで現場に到着
出来るかな~~』
不安になる剣持。
陽太郎『つぎはななめでいどう、それから…』
それから暫くして
ギリギリゴルドキングが到着
するより早く六角村に到着した弍式八分九厘
とアラシ隊員が運転する『お化け屋敷』
専用特殊装甲車。
車内では、弍式を現場に移動に疲れはてる
剣持がいた。
『もう無理です。』
陽太郎『なさけないな。まったく、ほれ、
俺の少ないおこづかいで、
かったジュースでものんでおちつけ、』
オレンジジュースを渡されて、俺は飲む。
『ぬるい。でも…おいしい。
ありがとうございます。
陽太郎先輩。』
陽太郎『なんなら、おれがかわりににしきを
そうさするか?』
『大丈夫です!先輩はアラシ隊員と一緒に
安全な所で見学していてください。』
アラシ『なら、武運を祈るぜ!俺達は
ムラマツキャップの司令部に移動するぜ。
陽太郎隊員。』
陽太郎『うむ、雷神丸ゆくぞ!つよいやつは
ひつようなときしかたたかわないんだ。』
装甲車に降りた俺は、先に降りていた
黒野先輩の横に立つ。
陽太郎『がんばれよ!けんもち、くろの、』
黒野『応。』
装甲車は土煙を出して、山道をかける。
市街地ではなく山岳地帯、
岩山に周囲かこまれ、木々や草が生い茂る。
核リサイクル工場は、市街地からかなり距離
を離して建設されており、ビルのような遮蔽
物は一の谷博士と岩本博士が調整最中の
核分解装置と廃棄が決定した原子炉の2つ
のみ、その原子炉の前に直立不動に立つ。
青い鉄色の軟鉄装甲で身を固め、
胸に赤い円形マークが描かれて、
頭部はゲッターロボのY文字の形を
しており、両手にはアッガイと同じ三本の
太い指があり、威風堂々に腕を組むのは、
八21式電動巨兵 鉄山。
隣にいる
空中で宙ぶらりんにしているのは剣持
が操作したエセ鉄人28号。
軟鉄装甲兵 弍式八分九厘。
そこから少し離れた見晴らしが良い場所
に俺達は立っていた。
『視界は充分確保出来そうですね。』
弍式八分九厘は俺が現在持っている
操作プロポ発生する電波で遠隔操縦する。
操縦者として技術や知識、判断力や行動力
を必要なのだ。
怪獣等の格闘戦闘や災害救助活動等の
精密で多様な判断が必要な場面では目視
操縦が基本の為、先に広い視界を確保し
なければいけない。
その一連の映像を見ているボーダーの狙撃
手達は、弍式八分九厘は、視界を確保
できる場面が必要なのかと冷静に観察して
いた。
荒船「遮蔽物がないから怪獣や宇宙人が
操作プロポの電波に気付いたら、直ぐに
狙われるな。」
半崎「さっきの装甲車の上に居た方が
良かったんじゃ?」
穂刈「いや、操作プロポの電波にも許容
範囲がある。『お化け屋敷』の基地から
操作して六角村に出撃できないなら、
操作プロポを持って移動するしかない。」
荒船「まっ俺達も戦う時に
射程と距離をいちいち計算
しなきゃ勝負にもならないからな。」
東「もう1つの全自動の電子頭脳の鉄山も
指示を出せる範囲にバックアップがいない
と動きがかなり悪くなるらしい。今回の二人は
狙撃手の経験はないから、隠れながら指示や
操作が拙いのは単純な経験不足だよ。」
まさに狙撃手達の評価……俺は今回の映像は
ぎこちない操作で数分間道に迷ったり、
苦い思い出なのだ。映像は黒野先輩と俺の
会話をしていた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔推奨BGM 崩壊の蠢動 〕
黒野『それは相手も同じ、隠れる建物が、
少ない分、逃げ回る必要がありそうだ。』
風間「走り回る自信はあるようだ……」
歌川「剣持の方は、さっき市街地を走り
回っていましたからね。」
菊地原「黒野の方も充分、体力お化け
ですよ。後、後ろロボットが準備体操して
いるのが気になる。」鉄山が屈伸して
いる光景をボーダーの皆さんは見ている。
全自動で人工知能で動くロボットが、
準備体操して様は、ひどくシュールな光景
だ。俺の視線は映像の方に戻ると
双眼鏡で遠くの視界確保している俺は、
太平洋から怪獣を誘導するムラマツキャップ
やハヤタ隊員の事を考えていた。
『ハヤタ隊員達、無事に核分解装置までに
ゴルドキングを誘導できますかね?』
核分解装置と廃棄が決定した原子炉は
距離がそんなに離れていない。
もし誘導をしくじれば、怪獣をパワーアップ
させてしまい、更に暴れまくること
間違いない!
黒野『せめて六角村まで誘導してくれたら、
弍式と鉄山の二体のロボットの馬力で力ずく
に分解装置にぶつけるまでだ。』
『『ギャオォォォン!!!!』』
地響きと咆哮が、山岳地帯にこだまして、
周囲の獣や鳥が騒ぎ出す!
『……どうやら奴が来たようだ。』
黒野『勝つぞ!』
『はい!』
ハヤタ隊員とジャック隊員が操縦する
マッハビーストとムラマツキャップが操縦する
ジェットモンガー、サンダース隊員と
ジュリー隊員が操縦する、ヒューマ
ファイター1号各機が、
ゴルドキングの前に飛ぶ。
『『ギャオォォォン!!!!』』
サンダース《こちらサンダース。怪獣を
六角村にご案内完了。次は任せたぜ。
ハヤタ隊員。》
ハヤタ《任せろ。》
エドランド《地上攻撃班。戦闘開始!》
『『了解!!!!』』
通信機から全員に伝達される。
黒野『行くぞ!鉄山!』
『えーと。地上歩行する
……着地するボタンは?確か……』
弍式八分九厘はぎこちない動きで、
稼働音を鳴らし!着地する。
……そして前のめりで盛大にズッコケる!
ボーダー隊員達「あっ!(゜ロ゜;!」
『あっー!』
黒野『何してる!』
『あっすいません。』
隣の香取隊長の視線が厳しい物になった。
香取「……巨大ロボットの操縦は?」
「この事件が初だよ……」
慌てて弍式を立ち上がらせる。
ホシノ《大丈夫か!》
『大丈夫です。』
香取「実際は?」ジト目になり尋ねる。
「…………かなりギリギリでした。」
俺は当時を思い出して答える
染井「……苦労したのね。」
優しい目で励ましの言葉を言う友人。
もしこれでロボットの前に人が居たら殺して
しまっていた。
カイ隊員達が怪獣を攻撃開始した。
黒野『先に行くぞ!やれ!鉄山!』
鉄山『マ!!』
黒野『…………いつの間に、そんな返事を
電子頭脳に記録した?』
鉄山『……陽太郎隊員ガコノ方ガロボット
ラシイト……』
黒野『ゴルドキング……金色の怪獣を
核分解装置に誘導してくれ!』
鉄山『ラジャー。……マ!』
黒野先輩は呆れた表情になり、
黒野『……言いなおす必要ないだろ。』
鉄山『ウオオォォォン!!!!』
《ガコンガコンガコン》と稼働音を鳴り
響かせながら、
綺麗な徒競走のフォームでゴルドキングに
突っ込む鉄山!
途中ショルダータックルの態勢になって
怪獣に真正面に突進する!
鉄山『エメンタール!』
しかしゴルドキングの胸板に弾かれ地面に
大の字に倒れる鉄山!
黒野『立て!鉄山!』
倒れた鉄山を蹴飛ばすゴルドキングを助ける
のは、ムラマツキャップが操縦する
ジェットモンガーの対怪獣用攻撃ミサイル
を連続発射して攻撃する。
背中を集中攻撃されたゴルドキングは
振り返り放射光線を発射する!
その間に鉄山が立ち上がる時間を
稼ぐ剣持は、
操作プロポで、弍式を操作してぎこちなく
移動する!
剣持は気合いでとにかく操作して!
『チェストーー!!!!』
軟鉄装甲兵 弍式八分九厘はゴルドキング
に向かって勢い良く右手の正拳突きを放つ!
ゴルドキング(なんだ?この変なの?)
あっさり弍式の拳を掴まれる!
『まだまだ!空手チョップ!』
左手で手刀を構えて、ゴルドキングの
首を連続攻撃する!
ゴルドキング(なんだ?この攻撃は!攻撃
とはこうするんだ!!)
ゴルドキングは拳を握り!素早く殴りかかる
!
(不味いな!)怪獣の心を超能力で読む事が
出来る剣持は相手の動きを先に知る。
操作プロポの
ボタンを押してそのボタン通り動く時間を
計算して瞬時に事前に操作してインターバル
を合わせて、ゴルドキングの連続攻撃を回避
し続ける!
風間「菊地原。」
菊地原「いえ。強化聴覚のような音を聴いて
判断している訳ではありませんよ。彼。」
歌川「?」
菊地原「どちらかと言うとこれはまるで…」
太刀川「迅のサイドエフェクトの未来
予知に似てる……」
風間「怪獣の動きを先読みを
しているのか…」
菊地原「でも相手の怪獣は典型的なパワー
タイプで動きは遅いから、対応できている
んじゃないんですか……それに」
動きは単純の普通の怪獣の為、ゴルドキング
攻撃を読んで、弍式八分九厘は反撃の
回し蹴りをゴルドキングに腹にぶち当てる!
たじろぎ怯むゴルドキング、その隙に!
鉄山『サン・ネクテール!』
両手合わせてダブルスレッジハンマーを
ゴルドキングの頭部に叩き落とす!
仰け反るゴルドキングは、ヒューマ
ファイター1号とジェットモンガーが連携
攻撃を首や後頭部に重点に攻撃する。
『『ギャオォォォン!!!!』』
『分解装置に入れ!チェストーー』
弍式は怪獣に掴みかかり、払いのけられな
がら、力比べに移行!
《ガコンガコンガコン》と内熱機関を激しく
ならしながら、逆に押しこまれる弍式。
『なんつう凄いパワーだ!この怪獣。
アルフォンの奴なんかの眼じゃない!』
菊地原「相手の怪獣の方が、頑丈で攻撃
をあの蛇腹状の弾力的な皮膚で吸収して
、あのパワーで掴み技や投げ技されたら
人溜まりもありませんよ。」
黒野『距離を取れ!剣持。カイ隊員。
ホシノチーフ!ロイド隊員。援護頼む。』
《了解!》
怪獣との力比べに負けそうになる弍式八分
九厘は、怪獣から距離を取るそして、
鉄山『ヴァランセ!!』
鉄山は両手の突き出しをして、ゴルドキング
を攻撃する!
更に、別方向からカイ隊員の
スパイダーショットの
熱線が怪獣に直撃して爆発する。
レールガンのランチャーモードもあちこち
から発射されて、怪獣の身体を焼く!
『黒野先輩。弍式だけの馬力じゃ核分解
装置に誘導できません!』
黒野『なら鉄山!弍式を手伝え!』
鉄山『ゴルゴンゾーラ!!!!』
黒野『……さっきまでの技の名前
全部チーズの名前かよ!?』
驚愕しながら言う先輩。
鉄山と弍式八分九厘の二体で怪獣ゴルド
キングを捕まえようとするが、パワーの
違いに振り回される!
『『ギャオォォォン!!!!』』
『弍式!』
鉄山『スゴイパワーデス。』
見た目以上に素早い怪獣の巨腕に
吹き飛ばされる弍式八分九厘!
更に取っ組み合いに負ける鉄山!
弍式は岩肌に叩きつけられる!
カイ《ヤバい!援護するぞ!》
別方向からスパイダーショットの熱線が
怪獣に向かって発射されて怪獣の
注意を反らす!
『なんつう凄い怪獣だ、』
弍式は立ち上がり、ヤクザ蹴りをゴルド
キングの腹に叩きつける!
鉄山『核分解装置マデ1名様ゴ案内
シマース!サービスノ尻尾踏ミツケ!』
距離を取り、弍式八分九厘の連続正拳突き
がゴルドキングの身体に鈍い音と共に
ぶつかる!
ゴルドキングも流石に予想外の攻撃に地面
大きな音共に転倒する!
『チャンス!』
黒野『鉄山、核分解装置まで引きずれ!』
鉄山『ラジャラジャー。私上半身。弍式ハ
下半身持ッテネ。』
『了解!』
黒野『この鉄山。電子頭脳に変な知識
入れ過ぎだろ。誰だ!教えたの!』
陽太郎《おれがおしえました!》ドヤ顔!
黒野『お前かっ!?』
陽太郎《ひまだったんだ。すまん。》
小南「陽太郎……」
林藤「ハハハハ……」
二体の旧陸軍のロボットが怪獣を運び
だそうとするが、
『『ギャオォォォン!!!!』』
怪獣は激しく暴れまくり、
弍式はゴルドキングの尻尾改め
テイルハンマーの餌食
となり、弍式はイヌガミ家の逆さまの
状態になって地面に埋まる。
鉄山は怪獣の放射光線の攻撃を
食らう!!
鉄山『不味イ。損傷率50%突破。
コリャヤバイ!』自分のダメージ量に慌てる
鉄山!
ムラマツ《援護する!対怪獣用攻撃
ミサイル発射!!》
背後からミサイル攻撃を喰らい続ける
ゴルドキングはじっと耐えて隙を伺い!
タイミングを見計らい巨腕を振るい上げ、
ジェットモンガーを叩き落とす!
ホシノ《キャップ!》
ムラマツ《脱出!》
ジェットモンガー煙を上げては山道に
不時着するが、
その前にキャップは無事脱出したようだ。
ロイド《随分と頭が良い怪獣だな。》
サンダース《これでも喰らえ!》
ヒューマファイター1号が怪獣を攻撃する。
怪獣ゴルドキングは山岳の方向に移動して
岩山を拳で破壊して、その中から巨大な
岩を作り持ち上げて、ヒューマファイター1号に
向かって口から放射光線を
発射して、光線を回避した先に向かって
岩投げをする。
サンダース《マジかよ!》
ジュリー《レーザー光線発射!》
ロイド《礼は昼飯のおごりで、おらっ!》
ジュリー隊員のアシストとロイド隊員の
地上からの攻撃で、
ヒューマファイター1号に投擲された岩は
粉々にされる。
サンダース《助かったぜ!フゥー!》
ジュリー《本当に厄介な怪獣ね。》
弍式は鉄山に肩を貸して立ち上がる。
『鉄山。まだ戦えるか?』
鉄山『気合イデカバーシマス。』
ボーダー見学者(ロボットが気合いって
……一体……)非常にシュールな光景に
反応に困る。
『なんでも良いから弱らせるか?動きを
封じるか?してくれ!』
その時!黄色い電撃が怪獣ゴルドキングに
直撃してゴルドキングの動きが鈍くなる!
ロイド隊員から通信が入る!
ロイド《パラライズ弾にカートリッジを
変えた。気休めでも少しはマシになる!》
アラシ《どうだー!俺の射撃はーー!凄い
だろー!》
エドランド《黒野。剣持。そのまま怪獣を
分解装置に誘導しろ!》
『了解!』
その時!怪獣の視線が俺達の方向に向き!
目と目が会う!
(そこか!)
『先輩!移動しますよ!気付かれた!』
黒野『マジかよ!鉄山!頭部に攻撃を集中
させて脳震盪させろ!』
鉄山『ナンテ無茶苦茶ナ!訴エテヤル!』
香取「……なんて人間臭いロボットなの…」
呆れた目で映像の鉄山を見る香取さん。
染井「随分と優れた人口知能なのね。
感情や性格がこうも人間らしいなんて……」
移動しようとした矢先自分達がいた方向に
巨大な岩が投擲されて、
俺と黒野先輩は分断される!
『先輩!無事なら返事して下さい!』
土煙で何も見えない状況だが声は聞こえる!
黒野『そっちは無事か!』
『無事です!あの怪獣は俺達を警戒して
います!』
黒野『なら此処からは司令部まで別々に
移動だ!』
『了解!って』空から無数の岩の雨だ!
ゴルドキングが大きな岩を細かくして、
投げ安い形に変えて投げているのだ!
最も怪獣の片手サイズでも人一人潰すのは
簡単な大きさの岩には違いない。
まるで空襲だ!
綺麗な緑の草原に岩が飛んでくる!
立ち止まるとアウトだ。
(分身。出番だよ!)精神波で分身と
連絡を取る。
(……漸くか。変身!ってうわあああ!)
(分身ーー!何があった!)
(……ジェットモンガーのミサイルが
爆発した。ガクン。)
突然分身の方から悲鳴が聞こえて、
分身に意識を集中していたせいで真上に飛来
した岩に気付くのを遅れた!
どこからか放たれた
青いレールガンが、空中の岩達を砕き、
剣持の耳にローバーの荒いエンジン音が
近づき、共に剣持の前にターンを決めて停車
する!運転していたのはアメリカ支部の
カイ隊員だった。
カイ『乗れ!』
急いでローバーの後部座席に乗り、
サコミズ『危機一発とはこの事だ。』
隣に青いレールガンを片手にサコミズ
隊員が、彼が射撃で俺を助けてくれたんだ。
フジ『でも救助が間に合って良かった。』
安堵の表情をするフジ隊員達だ。
『助かりました。皆さん。』
お礼の言葉を言い。
怪獣ゴルドキングは俺が乗っている
ローバーを追いかける。
サコミズ『まずいな。怪獣が誘導装置から
離れてしまった。』
フジ『戻る?』
カイ『いや、ハヤタ隊員とジャック隊員が
まだウラン235で誘導するなら、俺達は、
援護だ。サコミズ隊員。スパイダーショット
で射撃をお願いします。』
サコミズ『了解!』
黒野《こちら黒野。現在ムラマツキャップと
合流してホシノチーフとイデと一緒に行動
している。地上から攻撃をしてマッハ
ビーストを狙われないようにしてくれ。》
『鉄山は損傷が半分切っている。ここは
弍式八分九厘に掛けるしかない!』
操作プロポを操作して、イヌガミ家の逆さま
の状態の弍式を動かし、
怪獣ゴルドキングに立ち向かう!
両手でゴルドキングの頭部の両角を掴み、
不完全な形の投げ技でゴルドキングを地面
に叩きつける!
パラライズ弾の効果も切れて、更に怒りで
動きが荒々しくなり、破壊力が高い
尻尾を回避して隙を見つけて、
ラリアットでゴルドキングを追い込む弍式!
弍式は再び両角を掴み飛び膝蹴りをゴルド
キングの顔面に浴びせる!
更に顔面を連続パンチ!
ゴルドキングが砕いた岩も掴んでパンチ!
大振りの攻撃を回避してアッパーカット
ふらつく怪獣にブレーンバスターを決めて
ダウンさせる!
力比べでは怪獣が弍式よりパワーはあるが、
弍式とて怪獣退治の専門家!
ガコンガコンガコンと稼働音と共に
両腕で敵を持ち上げて、核分解装置まで
運ぶ。
『よし。気絶できた。』
サコミズ『凄いじゃないか!』
隣から褒められるが、怪獣を集中して
運ぶのは大変だ。
分身は気絶したし、本気で集中しないと、
そうこう言う内にガクンっと
弍式は勢い良く転倒した!
サコミズ『なっ!』
原因はゴルドキングが気絶から目を覚ます
事に集中して、足元を見なかったのが原因
だ。
当然!気絶から復活したゴルドキングは、
大暴れをする!
『『ギャオォォォン!!!!』』
怪獣の全身を使った体当たりで弍式は高く
吹き飛ばされ、放射光線で周囲を
凪ぎ払う!
フジ『あの怪獣。手当たり次第に
滅茶苦茶ね。』レールガンで攻撃しながら
呟く。
ローバーも巻き込まれないように巧みに
運転するカイ隊員。
カイ『弍式はどうだ?』
『まだ動かせますが、損傷率が40%。
まだ作戦は続いています!』
ローバーから離れた場所では
完全にキレたゴルドキングは、
山肌に倒れ込む弍式にフルパワーで殴り
付ける!
金属が凹む音が聞こえて、更に追い打ちを
するゴルドキング!
サコミズ『今弍式が破壊されるのは不味い!
各員弍式を援護せよ!』
その記録映像を見るボーダー隊員達は、
映像越しにヤバイ雰囲気になって、
静かに見舞る。
小南「勝負あったわね。」
烏丸「確かに……弍式は完全にピンチです。」
映像ではゴルドキングが弍式を噛み付こうと
するが、ボロボロになりながら弍式は怪獣の
口を掴み、口から放たれる
放射光線を射線を無理やり
ずらして回避して、負けじと右肘で反撃する。
怪獣から距離を離し、ファイティング
ポーズをして怪獣に掴みかかり、肘と膝で
攻撃をして距離を絶妙にキープして間合い
を作る。
互いに簡単に動けない拮抗状態に陥るかと
思われたが、その時!
『『レッドファイト!!!!』』
香取「えっ?」
ぽつりと彼女の口から聞こえた戸惑いの声。
突然凄い速さで空から赤い光の玉が飛んで
来て、
黒野《なっぶつかるぞ!鉄山!》
鉄山『マズイ!トゥ!』
ハヤタ《うわああああ!!》
ハヤタ隊員の悲鳴が通信機から聞こえて、
ウラン235をぶら下げたマッハビーストに
激突!
核爆発する前にぶら下げたウラン235だけを
回収した鉄山!
そしてマッハビーストを回収すれば、
良かったのではと考える前にマッハ
ビーストは、赤い玉と激突して墜落する。
『Σ(Д゚;/)/えええええええ!』
マッハビーストが不時着していく様を
見ている剣持達。
鉄山『フゥー。危ナイ危ナイ。冷ヤ
汗物ダ。』そのまま赤い玉は姿を変えて
弍式八分九厘とゴルドキングに、
空中大回転急降下ダブルキックを放ち!
核露怪獣と『お化け屋敷』のロボット
を両方地面に転倒させる第3者が現れた。
その乱入者は……赤い巨人。
『レッドマン!』
「「!!!!」」
映像を見る空気が変わる。
一斉にボーダー隊員達はざわめく。
疑っていた剣持の目の前……現れたのだ。
驚愕な表情をした香取と染井はほぼ同時に
隣に座る剣持を見る。
信じられない視線を向けられながら
俺は映像を見ている。
サコミズ『ハヤタ隊員!ジャック隊員!』
『何するんだ!』
『『レッドナイフ!!』』
弍式にレッドナイフを刺しに来る為、弍式は
レッドマンの両腕を掴み背負い投げをする。
地面に倒れたレッドマンを怪獣が追撃!
怪獣の攻撃を避けてスピンキックを放ち
怪獣を転倒させる!
『ハヤタ隊員とジャック隊員の仇!』
ナイフ片手に怪獣に追撃しようする
レッドマンを怪獣の尻尾を掴み大きく
振り被りレッドマンに攻撃する!
『『レッドアロー!』』
レッドマンの赤い手槍を投擲され、
逆に弍式でそれを捕まえる!
怒りのゴルドキングはフルパワーで張り手
をレッドマンに向かって放ち!
『『イヤッ!!!!』』
大きく吹き飛ばされ岩山に叩き付けられる!
ホシノ《剣持。レッドマンは放っとけ!
怪獣を鉄山が分解装置まで誘導している。
鉄山を援護しろ!》
『了解。』
ウラン235をぶら下げたロープを片手に
持ちながら、鉄山は分解装置まで移動する。
レッドアローを持ったまま弍式は鉄山の元に
向かうが、当のゴルドキングはレッドマンの
前に立ち止まり、
ゴルドキングは大きい岩を持ち上げて、空に
向かって投げる!
そして口から放射光線を出して!
空中の巨岩を粉々して
『『ギャオォォォン!!!!』』
レッドマンはふらつきから立ち直り、
片手サイズの巨岩を素早く投げ、
空中に向かって
『『レッドサンダー!』』
光線技で連続に岩に当てて破壊する。
『『( ´∀`)イヤッハハハハ……。』』
高笑いをするレッドマン。
互いにファイティングポーズをしていざ戦闘
開始しようとすると、
『何してるだ!この野郎共!』
レッドアローを鈍器として振り回し!
レッドマンとゴルドキングを混ぜた
三つ巴の戦いが始まる。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔推奨BGM━戦いの詩━〕
『『ギャオォォォン!!!!』』
『『イヤッ!!!!』』
『さっさと分解装置に入れ!』
『『レッドキック!』』
小南「仲間割れ?」
烏丸「理由は判りませんが、そうらしい
ですね。何し現れたのだろう彼は。」
弍式に協力するわけでもなく両方と敵対する
レッドマンにまた新たな謎がボーダーに
生まれたのだった。
空中高くフライングキックを敵に向かって
猛突進し、直前で跳躍して弍式は顔面を
ゴルドキングは後頭部を炸裂させる。
ゴルドキングはもたつきながら体勢を直し
両角で勢いを付けて突進をするが、
レッドマンはそれを華麗に往なして、回避
する。ゴルドキングの攻撃は……
『おらっ!』
弍式は水平チョップを繰り出しレッドマン
直撃する!
岩山に頭を挟まったゴルドキングを無視して
レッドマンはレッドチョップを放つが
弍式は回避して、ジャブとストレートの
応酬をする。
ゴルドキングは岩山から脱出して
大きい岩を持ち上げて、
レッドマンは両手を交差して
『『レッドサンダー!』』
光線を発射して岩が投げられる前に破壊して
焼けた岩がゴルドキングの足に当たり、
てんやわんやするゴルドキング!
首筋を掴まれ連続レッドチョップで攻撃を
与えながら、ネックハンギングツリーを決めて
そのままウルトラスイングで振り回され、
レッドマンはゴルドキングを弍式のいる方向
に投げ飛ばす!
ゴルドキングはレッドマンに豪快な首投げ
ハンマー投げで、気絶しそうになるが、
顔に近づくレッドマンの顔面に向かって放射
光線を放ち!レッドマンを吹き飛ばす!
吹き飛ばされるレッドマンに向かって
ラリアットを構えて見事レッドマンの喉に
命中させる弍式八分九厘。
レッドマンは空中で体勢を建て直し、
そのままゴルドキングの背後に回り込み
勢い付けてヤクザキックをゴルドキングの
腹にぶちこむが、弾かれて、長い首を掴み
全身を使って勢い良くゴルドキングを
投げ飛ばし、空中からレッドキックを
当てようするが、流石学習したのか…
頭を下げてこれを回避。
レッドキックは弍式に直撃して、
弍式はヘッドバットをレッドマンに放ち!
ゴルドキングのダブルアッパーカットが
弍式を吹き飛ばす!
レッドマンの足を掴み投げ飛ばす
ゴルドキング!
弍式とレッドマンが同時にゴルドキングの
両足を踏みつける!
『『ギャオォォォン!!!!』』
怒るゴルドキングはサッカーボールのように
レッドマンと弍式を蹴り転ばし!
自慢の尻尾テイルハンマーでレッドマンと
弍式の顔面を殴打する。
ゴルドキングはレッドマンに噛み付き!
『『イヤッ!!!!』』
そのまま投げ飛ばす!
だがレッドマンは豪快な首投げを3回
ゴルドキングに放ち!太い尻尾を掴み
ジャイアントスイングをするが、
ゴルドキングは口から放射光線を放ち
レッドマンの攻撃を中断させる!
更に太い尻尾を振り回し!弍式とレッドマン
を攻撃して、
全員ファイティングポーズをして
互いに隙を見つけて攻撃を加えて、
そして遂に状況は変わる!手始めに
ゴルドキングは頭部の両角を使った突進
にする!再び往なしすレッドマンに対応して
ぶつける直前に
フェイントをしてレッドマンの動きが鈍く
なる瞬間に突進を再開して
レッドマンと弍式は空高く吹き飛ばされ、
中に浮いた状態で、『なんで!今現れた!』
(分身!お前何のつもりだ、)
(知れたこと!本体を倒して、俺が本物になる
為だ!死ね!本体!)
(思想がヤバイ奴だ。)
(いや自分の分身って基本共通の
目的がないとこんな物だろう。怪獣と
戦いたい欲求と獲物が
奪われる危険も感じて、宿主を狙うは
良くある事だろ。どうする?こっちも変身
するか?)
(これ以上のグダグダな状況は流石に
不味いだろう!
早く事態の収拾をしないと……)
(ってことだ。分身よ。黙って俺の踏み台に
なれ。)
フルスイングのストレートパンチに弍式は
放ち、レッドマンは両腕でガードしながら
着地!こっちの弍式は無様に地面に倒れる!
まさかのレッドマンの内輪揉めとは知らない
『お化け屋敷』は怪獣を誘導する為、
攻撃を加える!立ち上がる弍式を無視して
ゴルドキングはレッドマンの頭を捕まえて
岩壁に叩き込む!だが負けじとレッドマンはゴルドキングの頭を掴み、
岩壁に叩き付けまくり、
再び首を捕まえ首締めをしながら持ち上げてゴルドキングは中に浮かされながら足をバタバタしてヤクザキックをレッドマンの弁慶の泣き所に当てる。
流石のレッドマンも苦しみのたうち廻る
様子を見て、ゴルドキングに放り投げられる。
ガコンガコンガコンと稼働音を鳴らしてレッドマンに注意が向いている間に、
ゴルドキングにショルダーアタックする
弍式!だがあっさり弾かれる!
のたうち廻ったレッドマンはゴルドキングを背負い投げをしようとするが、
レッドマン以上の怪力を誇るゴルドキングはさっきのお返しなのかレッドマンをさば折りで締め上げる!
『『イヤッ!!!!』』
レッドマンの悲鳴を他所に
『動きが鈍い!鉄山は誘導役を引き受けてくれているし』
悩んでいると両肩を叩かれて慌てて振り替えると
ハヤタ『お悩みのようだね。』
ジャック『まだ挽回できる。』
墜落したマッハビーストに乗っていた隊員達の姿があった。
『えっ?生きてたんですか?』
ジャック『意外にマッハビーストは頑丈なんだよ。墜落はしたけど、』
カイ隊員達も駆け寄り、
カイ『怪獣が強いのは良くわかった。』
ハヤタ『レッドマンとゴルドキングを両方分解装置に誘導しよう。片方が移動するもう片方がそれを追いかける。それを逆に
利用するんだ。』
弍式の馬力では力比べでゴルドキングの方が圧倒的に上だ。だがレッドマンは別だ。再びゴルドキングに体当たりして、苦しむレッドマンを引っ張り、
『分かりました。』
弍式はレッドマンに向かって取っ組み
合いをする!レッドナイフとレッド
アローがぶつかる!
(死ね!本体!)
(怪獣か本体かどっちかに知ろ!この大馬鹿者が!)
つばぜり合いをして、両者の武器は両者の手から離れてレッドマンは拾うつもりだがその隙を剣持は逃がさずに
『もらった!』
(分身が本体に勝てるか!?)
レッドマンの両手を捕まえてそのまま
レッドマンを無理やり引き摺り!分解装近くまで引っ張る!
その様子を見た。『お化け屋敷』の面々は
事態が変わった事を知り、
ジャック『ゴルドキングに向かってトリプルショットだ。』
カイ『了解!』
ハヤタ『サコミズさん運転お願い
しますよ。』レールガンを取り出し
サコミズ『全員乗ったか?では最後の
勝負だ。』
サンダースから通信が入る。
フジ『こちらフジ。どうしましたか?』
焦った声が聞こえる。
サンダース《ゴルドキングに攻撃しようにも
照準が合わない!》
怒りで動きまくるゴルドキングをヒューマ
ファイター1号の小型モニターから見て
サンダース《ターゲットロックを使わなければ、
レッドマンと弍式にレーザーが当たるかも……》
ジュリー《じゃあ、下手に手を出さないほうがいいわ。》
ジュリー《一人で頑張ってもらうしか…》
空から容易に手を出せない状況だったが、
地上のチームが状況を変える!
6人を乗せたローバーは分解装置を方に走る
移動するローバーからカイ隊員がハヤタ隊員とジャック隊員が
レールガンを合わせてトリプルショットで
ゴルドキングの頭部に照準を合わせて
通信機でエドランド隊長に意見を出す。
サコミズ『キャップ。応答お願いします。』
エドランド《こちら司令部。どうした?》
サコミズ『これから怪獣の頭部の前後を同時攻撃します。隊長達も前方に攻撃を
集中してお願いできますか?』
エドランド隊長はヒューマファイター1号に連絡する。
エドランド《サンダース。聞こえるか?》
サンダース《はいキャップ。どうしましたか?》
現在怪獣やらレッドマンに破壊されていない無事な戦闘機に連絡して返事が直ぐに帰って来た。
手持ちぶさたのサンダースはエドランド隊長の一言で動く
エドランド《…出番だ。目標は怪獣の後頭部。狙えるか?》
サンダースは不敵な笑みを浮かべて短く答える。
サンダース《勿論。》
ヒューマファイター1号が怪獣の後頭部に
方向に移動して
サンダース《はい!カメラに向かってハイチーズ!》
ハヤタ、ジャック、カイ『トリプルショット!!』
ムラマツ、アーサー、エドランド《トリプルショット!!》
ゴルドキングの正面と後頭部に衝撃が走り
ゴルドキングの意識は一瞬飛ぶ!
弍式はレッドマンを無視して、
意識を失ったゴルドキングの背中に回り込み
『チェストーー!』
ゴルドキングに押し出しを決めて
分解装置にゴルドキングを放り込む事に成功する!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔推奨BGM━大宇宙 神秘と憧れ━〕
生駒「よっしゃ!ゴルドキングを放り込んだぜ!」
犬飼「おっ作戦成功したんだ。すっげ!」
辻「複数の戦闘機が壊れたんで戦略的に見れば辛勝ですね。」
二宮「……………」
辻「どうしましたか?二宮さん。」
二宮「……いや、犬飼。あの剣持を見てどうだ?」
犬飼「どうだ?って言われても普通の素人新人って評価ですよ。バズーカぶっぱなすのを除くと……」
二宮「……そうか?」
何故か生駒隊は映像ごしなのに喜ぶ。見学会のメンバーの何人かは、
レッドマンが倒して終わりと予想していた人もいたらしいが、
ムラマツ『よし!怪獣を核分解装置に誘導したぞ!』
一の谷『岩本君。』
岩本『今だ!バリアシステムON高速核分解装置作動!』
装置に電気が走りゴルドキングの周囲にバリアが貼られゴルドキングのエネルギー源の核エネルギーを瞬く間に分解される。
『『ギャオォォォン!!!!』』
口から放射光線を放ち装置を内側を破壊して脱出しようとしたが、口に貯めた核エネルギーすら直ぐに分解されて行く。
本来は必要ないエネルギーだったが、生きる為に、死にたくなかったから……己の身体を放射能に適応する為に身体の構造を変えてしまいのたうち回る!生命活動に必要なエネルギーがどんどん分解される恐怖にゴルドキングは必死に足掻きのたうち暴れる!内側を破壊しようとレッドマンや鉄山に放つ以上のフルパワーで壁を攻撃するが!その自慢の力すら分解されて行く。
地中を潜ろうと地面を引っ掻きまくり爪が剥がれ、血が沢山流れながら血走る両目を地面に向けるが特殊金属の床には血が流れる
だけ、壁に向かって頭突きをしまくり、衝撃に角が耐えられずに両角が欠けても狂ったように頭突きをするゴルドキング!しかし徐々に動きが鈍くなり
『『……キャオォォォン……』』
岩本『見ろ!ゴルドキングの最期だ!』
怪獣の身体の核反応が分解されて行く。生命エネルギーを失い怪獣は地響きと共に倒れる。
若村「不思議と達成感は見てわかるが…何というか……」
三浦「……嬉しさはないね。寧ろ…」
香取「……良い気分じゃない…」
口を出すのを躊躇う二人の代わりに香取さん
はキッパリと言う……
志岐(……なんか凄く可哀想……あれっ?
なんだか涙が凄く止まらない……)
(出逢うべきではなかった……)
俺は映像ごしでこのシーンを見ると俺は……俺達は……生き物の命を奪った事実を改めて噛み締める。
『『……キャオォォォン……』』
目に涙を流しながら、ゴルドキングは、恨みを籠った憎悪の目を人間達に向ける。放射能と言う人間が産んだ物がゴルドキング
の人生を狂わせたんだ。この世の全てを憎むようにゴルドキングは
『『ギャオォォォン!!!!』』
最後の力を振り絞り倒れた身体を起こして空に向かって吼え⋯。そして⋯⋯力強く立ったまま絶命した。
その最後の姿は確かに王の姿だった。
レッドマン(分身)は超能力のワープを使いこの場を去る。
ロイド『疲れた……』
ホシノ『終わったら報告書だぞ。』
イデ『やったー!『お化け屋敷』の勝利だ!』
確かに普通はイデ隊員達のように喜ぶべきなのだろう。
だが俺は……トゲラを思い出して、酷く切ない気持ちになった。あの怪獣も人間が関わなければ、普通に大人しい怪獣だった
のかもしれない。
ハヤタ『出来れば戦いたくなかった…そんな顔をしているな。』
『生き物の命を奪う行為に、あの怪獣は加害者と同時に被害者な一匹なんだっと感傷に浸るだけですよ。』
カイ『ゴルドキングには我々が怪獣に見えたのかも知れません。』
ボーダー見学者達「………………」
ゴルドキングの死に様に魅入るボーダーの人達。
サコミズ『…………そうかもな。』
ゴルドキングの亡骸を見ながら言うサコミズ隊員。
フジ『本当は悪い怪獣じゃあなかったのかも?』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔推奨BGM 地には平和 〕
ムラマツ『我々『お化け屋敷』は、
ゴルドキングとの戦いに勝利し、生体
コンピューターとなった烈破室長のいる
病院にやって来た。』
ムラマツ『烈破室長、怪獣は倒しましたよ』
一の谷『気分はどうじゃ?』
烈破『最高の気分だ、私達は、平和な世界を作る為に科学者になった。科学は人々の幸せの為に役立たねばならん。しかし私はもう生身の身体を捨て脳を機械に組み込んだ存在。科学センターには一の谷博士や岩本博士が居るからな。』
ゲームセンターにあるアーケードゲーム機器のような移動式コンピューター……台の滑車がある1960年物の電子頭脳の姿に喜びを表現する光景に
イデ『所長…そんな…』
衝撃を覚えるイデだが当の本人はそこまでショックではないようだ。
烈破『後は頼んだぞ』
一の谷『原発もプルトニウムを増やさない高速増殖炉やクリーンなエタノール発電に変わりつつあります。
科学者はどんな事があろうと、世の中の役に立つよう努力します』
ハヤタ『私達は、必ず、科学の力で平和な世界を築いてみせます』
ハヤタ『ムラマツキャップ、私達は事件解決したのちパリ本部に戻ります』
アラシ『もっと日本に滞在すれば良いのに~~』
カイ「俺達は俺達のやるべき場所はある。
次は怪獣とか怪奇事件関係なく日本に来日
するよ。」
イデ『さぁて~帰って寝よう。』
ホシノ『烈破室長、これからの
『お化け屋敷』の活躍に期待していて
下さいよ。』
岩本『改めてこれから宜しく頼むよ、ムラマツ君』
岩本『私も、烈破室長に負けない科学者を目指して頑張るよ』
『よし、報告書作成に頑張るぞ!』
やる気を見せる面々の中で報告書を書く事にやる気を出す夢想。
アラシ『このアラシがいる限り、どんな怪獣相手だって負けないぜ』
イデ『烈破所長の分まで頑張るぞ!』
フジ『この地球の平和とそして私達の未来の為に、私も戦い抜いていくわ!』
ムラマツ『我々、人類が団結する時が来た!烈破室長後は私達に任せて下さい。みんな!気を引き締めてゆくぞ!』
黒野『ゴルドキングの危機は去った…しかし彼らの前には第2第3の『大自然からの挑戦』が待ち受けているんだ。』
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
現在。小型格納庫。
国近「これがさっきの映像でレッドマンに
墜落させられた戦闘機か~~」
出水「国近さんの言い方に悪意を感じるかも知れませんけど悪気はないんです。本当です!信じて下さい!」
怒りの形相で整備士達が工具を片手に迫る
唯我「すいませんすいません!本当にすいません。」太刀川隊の唯我隊員が必死に謝る。
出水「太刀川さんも謝りましょう。」
太刀川「へー。こりゃっスゲー眺めだな。」当の太刀川隊の隊長はマッハビーストの姿に心奪われていた。
『お化け屋敷』の仕事の一連の映像記録を見終わった見学会の人達は小佐野さんのガイドで視聴覚室の出て小型格納庫に配備されているマッハビーストを見学案内をしていた。スペックの説明は小型格納庫に到着前に説明したが
太刀川隊はすっかり戦闘機兼巨大ロボットの整備士達を敵に回していた。
唯我「ヘルプミー!」
情けない悲鳴を上げる唯我隊員。
「林藤支部長。今何時ですか?」
近くにいた林藤支部長は腕時計を見て、
林藤「15時24分だ。どうかしたか?」
烏丸「あぁ。じゃあ整備班長が戻ってくる
日ですね。」
烏丸先輩はここ最近まで見学会の準備を手伝ってくれた際に、浅間山の別荘にいる知り合いに会いに三門市を離れている事を、
知っている為
「近藤整備班長がそろそろ浅間山から帰って来る時間ですから出迎えの準備していた方が良いのでは?」
すると整備士達は太刀川隊を無視して移動する。
黒野「あっ、漸く来たか。30分待ったぞ。」
「全員で核露怪獣ゴルドキングの事件の資料を見ていたんですよ。」
黒野「あぁ。映像資料のか。さて……」
フライトジャケットを羽織り、ヘルメットを着用して。
黒野「ようこそ。見学者の皆さん。本日は流石に全員は乗せる事は出来ないが、ウチの最新戦闘機のマッハビーストに搭乗して
空の旅を一緒にどうですか?」
太刀川「俺乗りたい!」一番に手を上げる太刀川さん。
生駒「なんでや!俺も乗りたいわ!」
出水「はしゃぐの勝手だけど、……俺も乗りたい!」
水上「あっ狡いっすよ!隊長!」
生駒「最新戦闘機やで!乗ってみたいに決まっているだろ!乗りたくないんかい!」
生駒隊(細井さんを除く)「めっちゃ乗りたいです!!」
細井「子供か!」
生駒「格好良い戦闘機は男のロマンや!」
堂々と言う男!
柿崎「改めて見ると立派な戦闘機だな。」
巴「家の組織にも合ったら出動が楽になりますね。」
照屋「この戦闘機を動かしてくれる人がボーダーに居てくれるならね。」
眺める柿崎隊。
村上「鈴鳴第一は辞退させてもらいます。」
来馬「太一……」
哀しそう目を白目を見開く自分の部下を見ながら……
今「気絶させただけよ。知らずに戦闘機の計器壊して今日乗る戦闘機が墜落なんて嫌でしょ。」
荒船「なら荒船隊も辞退だ。射撃訓練場に興味あるし、」
三浦「射撃訓練場で試し射ち出来る?」
「勿論。」
小南「あたしパス。」
烏丸「ブラックランチャーっての俺結構興味あったんだ。」
二宮「俺達と東隊も射撃訓練場に移動するつもりだ。案内頼む。」
影浦「諏訪隊の奴らは?」
「ロボットの性能を見せるショーが始まるまで時間があるから、射撃訓練場で、射撃のスコアボードを首位独占しとくって、」
黒野「結局、マッハビーストに乗る人達は?手を上げて」
複数の人達が手を上げる。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
黒野「じゃあ、剣持。三門市を空から
一周してくるわ。」
太刀川「残念だったな生駒隊。影浦隊。
勝負は時の運に左右されたってことで、」
生駒「チキショー!あの時グーを
出せたら!」
影浦「ちっ!」
仁礼「おいっ!カゲ!じゃんけんで負けるとは
情けないぞ!」
影浦「うっせい!暫く連続あいこで、
太刀川の奴。地味に場を支配して俺と生駒に
パー出すように仕向けられたのが
悔しい!」
唐沢さん。根付さん。林藤さんと
太刀川隊の皆がマッハビーストに乗り、
シークレットルートを使って移動して、
空の旅を楽しんでいるだろ。
全員に通信付きのヘルメットを渡して
いるから、
音声は聞こえる。
国近《わぁお~~~~早い~~》
太刀川《意外に内部は広いんだな。
ボーダーの遠征艇より広いな。》
林藤《此処まで内部の操縦室が広い
理由は?》
黒野《救助された人を収納させる為が表
の理由。本当は株式会社マキビシの人達
が沢山乗りたい為、》
唯我《出水さん。このロープを解いて
くれませんか?》
出水《お前から鈴鳴第一の狙撃手と似た
香りがするからな。あっ三輪隊長と嵐山隊
の奴らがこっちを見て驚いているぜ。》
唯我《すいません。椅子に縛られてこっち
から何も見えません。目隠しも外して
下さい。》
出水《ぎゃあぎゃあうるさい。
静かにしろ。》
太刀川《うん?あそこにあるのは?》
黒野《ガーディアンAだな。操縦士がいない
から待機状態なんだ。》
太刀川《ガーディアンAのマニュアルある?》
唐沢《まさか乗る気か?》
黒野《諏訪さんに貸してます。》
出水《そりゃあ残念!》
ヘルメットから聞こえる通信に俺は
静かにため息を吐き。
「それじゃあ、射撃訓練場にご案内
します。」
射手や銃手達は心なしか嬉しそうな顔を
して、攻撃手達は色々見て回る。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔推奨BGM 青春のテーマ〕
残りの見学者達を連れて射撃訓練場に
入ると
諏訪「おっしゃい!」ガッツポーズをして
射撃をするのは諏訪さん。
射撃訓練場では、ブラックランチャーで
射撃訓練している諏訪隊長と堤さんが、
訓練していた。
笹森《あっ皆さん。》
諏訪隊もボーダーの皆に気付き。
諏訪「おうそうか。もう射撃訓練場の射撃
体験の時間か。
おっしゃあ!
全員で射撃体験しようぜ!」
諏訪さんはイキイキとした簡単な銃の説明と
射撃訓練方法の説明をみんなにして、
生駒「よし!水上!隠岐!君に決めた!」
水上、隠岐「了解!」
細井「ポケモンか!?」
南沢「頑張れ!」
影浦「ゾエ!絵馬!行ってこい!」
ゾエ「了解。隊長。」
絵馬「スナイパーなんだけど。まっ
いいか。」
柿崎「二宮さんと犬飼さんも参加
するのか。」
照屋「やめときますか。」
巴「まぁ凄い実力者が揃っているようですし」
柿崎「……いや、参加する。」
照屋「フォーメーションの確認ついでに
頑張りますか。」
巴「柿崎隊の力を見せてやりましょう。」
意気込む柿崎隊を見ながら、
荒船「…さてやるか。」
淡々と射撃体験の参加準備する荒船隊。
東「……」
「東さんは参加しないんですか?」
東「……今日は大変刺激的な経験をして
いるからね。それに……」
「それに?」
一斉にブラックランチャーを構えて
開始の音が鳴り、ビームの光と音が
聞こえる。
東「君が結構死にかけになる経験を
している事を知ってここに見学しに来た
ボーダーの殆どが君の見る目が
変わったようだ。……ただ、」
「ただ?」
東「あの映像に映る君が素の君なら、
個人ランク戦で時折見る君と酷くギャップ
が合ってね。」
「まるで別人みたいですか……」
東「…………」
「…自分が周りからどう見られているか
わかりますよ。」
東「君がレッドマンかと疑いを持っていたが、
あの映像が合成ではなく実際なら君に
いらない疑いをしてしまった事を詫び
たい。」
小荒井「あっ、東さん!」
奥寺「何しているんですか!」
そう言って東さんは俺に頭を下げた。
「頭を上げて下さい。何か悪いですよ。」
青いレーザーが飛び交う射撃訓練場から
離れた場所で、風間隊を始め、
攻撃手やオペレーター達は、見学している。
そんな中で東さんと会話する俺は、
「その疑い…疑うと思った点がある俺にも
悪い所があります。それに……」
奥寺さんと小荒井さんの視線が凄い!
「何とも思ってませんから。」
東「そうか。」安堵の表情になり、
東「君と話をして見ると意外に普通の青年
なんだね。」
「すいませんね。冴えない顔で、」
染井さんと香取隊が近くに歩いてくる。
香取「確かに冴えない顔ね。」
「男同士の会話に勝手に入るなんて珍しい。」
普段の香取さんを知っているなら、余りない
行動だ。
香取「……褒めてるのよ。」
「えぇっ……」げっと表情を変える。
染井「ふふふ……」
そんな変なやり取りを見て笑う友人。
香取「…あんたを信じて大丈夫よね。」
真剣な顔をして言う彼女に俺は、
「…………一瞬で変わる信頼関係に、
絶対はない……ただ……」
染井「ただ?」
「互いに試し続けて見て判断してくれ、
俺は元々ボッチだからな。人の信頼に
答えるのは大変だってしか知らない…」
俺は諏訪さんの方に移動しながら、
「香取さんが勝手に信じるなら俺も香取
さんを信じるよ。」
香取「……生意気よ。……」
彼女は小さい呟き、
染井「私は?」
「特になし……」少し優しく答える。
染井「答えになってないわよ。」
「諏訪さん。そろそろAのパフォーマンス
の時間ですよ。」
諏訪「おっもうそんな時間か……」
香取「ちょっと!華の評価が特になしって
どういう事よ。」噛み付く香取さん。
「そのままの君で居て…と言う意味だ。」
染井「ふふふ。なにそれ?可笑しい。」
笑顔でおもいっきり笑う染井さんを見て、
こんな苦しくても楽しい日々を守る為、
俺は戦うんだ……っと改めて心に誓う
剣持。
射撃体験の終了の音が鳴り、
射撃体験のスコアで一番高かったの
は二宮さんでした。
二宮「性能はわかった。」
犬飼「2位か。まあ、出水さんがいないなら
これくらいか。」
水上「くそ~~負けた。」
絵馬「……」
ゾエ「カゲさん。絵馬が凄く不機嫌だ。」
柿崎「まぁ、しょうがないよな。」
荒船「こりゃ普通に悔しいな。もう一回
ダメ?」
「ダメ。予定があるので、」
諏訪「お前ら!そろそろ野外訓練場に移動
してくれ……俺達諏訪隊の巨大ロボットの
パフォーマンスショーを開催するぜ!」
小佐野「よっ!待ってました!」
諏訪「行くぞ!付いてこい!剣持。」
「……さて皆さん。野外訓練場に移動
しましょう。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
〔推奨BGM 光の戦士 〕
諏訪「しっかりと見てくれよ!俺のあや取り
を!」
ガーディアンAのパフォーマンスショーを
間近に見るボーダーの皆さん達、
太刀川「気張れよ!諏訪。」
生駒「頑張れよ!」
笹森「諏訪さん!」
ガーディアンAと諏訪さんを応援する
皆さん。
小佐野「さて皆さん。お待ちになった
ガーディアンAのパフォーマンスショーを
初めます。司会は私。諏訪隊のオペレーター
の小佐野がお送りします。」
小佐野「まずは東京タワー!」
諏訪「応!」
この日はボーダーにとっても『お化け屋敷』
にとっても諏訪隊の皆にとっても……
俺にとっても忘れられない1日になった。
ゾークロンとネクスト・シング更に
人工怪獣を放つ謎の存在、
幾多の思惑が交差する中で、
レッドマンと剣持は今日だけは、戦いの日々
を忘れて楽しく過ごす。
次回のワールドトリガーtheREDmanHEROは
フランスパリ本部に現れる
サングラスをかけた怪しい男達。
創立20周年パーティーに何故か参加するはめになった
剣持とアラシ。
そして偶然アラシ隊員の貨物に入ってしまった
太刀川隊と諏訪隊。
更に剣持達は敵の円盤に拐われて偶然にも
敵の侵略計画を知る。
『お化け屋敷』とボーダー達。
そしてフランスパリに現れるホーン・デュアウト
レッドマンとホーンはパリを舞台に、一騎討ちをする!
次回!『闇からの殺戮者』