灰まみれの蒼い公文書保存庫   作:イエローケーキ兵器設計局

1 / 18
2021/04/12/18:33
 ロケットによる迎撃によりARMSを破壊される。

2021/04/13/12:28
補足情報追加

主人公
ニューマコーニオシス中佐
 人類唯一の生存圏とされていた"City"に存在する組織、「整備会」に所属する代理人型DOLLS(※1)。
 性別は不明。公式発表は雌雄同"株"とされている。
 容姿としてはアッシュアームズ〜灰燼戦線〜に登場する重攻撃機型DOLLS、星屑連邦学連のA-20G ハボックのスカートを膝丈まで長くし、ヘルメットを被せたもの。

ベースとなったA-20Gの容姿
https://twitter.com/AshArms_staff/status/1205430966019223553?s=19

 長距離飛行を行った理由は生存圏の拡大に向けての調査のため。大洋を渡り、地球を一周して帰還する計画であった。

 F4GというDOLLSの妻が居る。


※1:DOLLSとはリセッターと呼ばれる、岩石で構成された文明に危害を加える存在に対抗する為に存在する戦力。情報で構成されており、人間とは生理が異なる。が、人間とほとんど容姿が変わらない為、統制する人間にはDOLLSに恋情を抱く者もいる。
 尚、DOLLS側から人間に恋情を抱くケースも存在する。
 DOLLS単体での強度は人類以上だが、人類の創り出したARMS(※2)と呼ばれる兵装を装着するとさらに強化される。

※2:ARMSとは人類が創り出した対リセッター用の兵装。別名"干渉武器"。リセッターは絶縁層と言う一種の殻に閉じ籠もっており、この殻を破壊するとリセッターは活動を中止してしまう。しかし通常兵器ではこの殻を破ることができない為、干渉武器で穴を開けて自壊させる方法が取られている。干渉武器は人間には持てるような代物ではない為、DOLLSが用いている。




一日目

『えーと……太平洋を飛んでたんだよな……?成層圏を十発機で。およそ390kn……720km/hくらいか。』

『で、途中、何かよくわからないがロケットか何か飛んできて……』

『両翼を燃やしながら落ちていった先が……』

「ここであると。」

『ええ。』

「……なんと言いましょうか。すごく申し訳ないと言いましょうか。」

『まさか下に学園都市があるとはね。知ってたら避けたんだけど。破片の散乱状況はどうなってるかな?』

「左翼部の大部分およそ3分の2、右翼部3分の1、2,5,10番エンジンが行方不明、もし見つかっても回収不可能かと。」

『……そう。』

 部屋に静寂が訪れる。今日だけでもう何十回も静寂が身を包んでいる。

 

 今、私はミレニアムサイエンススクールという学園の生徒会の事務室に呼び出されている。

 

『それで、他に理由は?私を呼んだ理由。このまま豚箱かい?』

「いえ。ニューマコーニオシス中佐。先生になってもらえないでしょうか。」

『……はぁ?』

「この学園都市キヴォトスでは様々な問題が発生しています。」

『ええ……まあ……確かに歩いていたら砲撃されたり……』

「ゲヘナ学園の生徒が……すいません。」

『いや、良いんだ。あれは私の無理解が原因だから。』

 

 話は数時間前に戻る。

『いたた……落下傘が……邪魔。』

「動くな!」

『……うん?』

 寝そべった私の目に入ったのは銃を構えた少女四人組。頭上にはそれぞれ何か円環のような何かが浮いている。周囲を見渡した限り、ここは市街地で、私が寝そべっているのは道路らしい。

 

『……ここはどこだい?』

「ハルカ、教えてやりなさい。ここがどこか。」

「はい、アル様。」

 紫色の散弾銃を構えた少女がこちらに銃口を向ける。ほう?

「え?」

(発砲音)

『あいた!?』『何をする!』

 何故かいきなり撃たれたので運良く残ったARMSの一部から銃を取り出し、飛び起きる。冷静な兵士ならもう一撃を繰り出せる筈だが……撃ってこない。誰も。

「う、うわぁぁ!」

 もう一度構えて撃とうとする少女。しかし……もうこちら側の射程圏内である。

『いきなり何しやがる!』

「えぇぇ……」

 銃床で殴り飛ばす。ハルカと呼ばれた少女は10m程打ち上がり、数秒後には私の腕に落ちてきた。

「ハルカ!」

『いきなり発砲してくるとは度胸があるじゃないか。』

「ア、アウトローな悪党ならこのくらい当然よ!」

 と緊張気味の桃色の髪の少女が言う。持っている銃は狙撃銃みたいだね。

 

「すいませんすいません……」

 これは頭上の円環が紫色の少女。ハルカと呼ばれていたな。散弾銃持ちか。

 

「……民間人には見えないけれど?」

 パーカーを着た銀髪少女が言う。冷静そうだし、まとめ役だろうか?拳銃持ちっと。

 

「アルちゃん緊張してるー」

 銀髪の愉快犯、って感じの少女が言う。機関銃持ちか。

 

 とりあえず上に飛ばしてアルと呼ばれていた少女以外を気絶させた。

 

『なんで見ず知らずの人に撃てるんですかね?』

「すいませんすいませんすいませんすいません……」

『へぇー……便利屋68か。』

「そ、そうよ!」

『で、なんで撃たせたんです?』

「すいませんすいませんすいませんすいません……」

『あの娘に。』

 便利屋68という組織の事務所に移動し、話を聞いている。

 脱出する瞬間に見たが、ARMSの破片の回収は絶望的だろう。

「その……」

『……その?』

「……社長たる私のミスです。」

「アルちゃん!どうしちゃったの!?」

「室長。これは私の責任よ。」

『……ふーん。そうかい。では、改めて聞こう。ここはどこだい?』

「ここは……キヴォトスという学園都市よ。」

『学園都市……キヴォトス……対空システムまであるのか。』

「対空システム?そんなもの聞いたことがないわね。」

『そうなのかい?』

「ええ。航空機も低高度を飛ぶヘリコプターくらいしか飛ばないから何とも言えないけれど。」

 

 

 

 

 

 

 




よろしくおねがいします。


次回予告
「中佐、生徒になる」
お楽しみに!
(容姿が変わります)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。