場所:砂浜
会話相手:多数
爆発音。爆発音が世界を包む。相方の20式52口径15.5cm榴弾砲が奏でる爆音は私を魅了した。
「再装填。急いで。」
『了解。よいしょっと。』
本来は自動で弾が生成されて再装填されるらしいけれど、実際にやってみたら体力をかなり消耗するようなので可能であれば手動で装填してやるのが良いらしい。
『再装填完了、いつでも撃てますぜ。』
「この間たったの10秒……しかもこれを維持できる……どうなってるの?」
『まあ気になさらずに。生徒からの砲撃支援要請なんだ、しっかりとやらないとね。』
ヒフミ、マシロ、ツルギからの砲撃支援要請。
「海上で少女二人が異様な魚らしき何かに襲われていると聞いて来たら砲撃支援を求めてきた……びっくりね。」
『そろそろ着弾するかな。』
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その頃某所
『代理人は偵察任務中に行方不明になるし、その副官は意識不明……私にどうしろと。』
「あのー……代理で来ましたー……」
『あ?』
「ひえっ」
『……あんたが代理人の代理人か。』『よろしく。私はA-26B インベーダー。君は?』
「ホ、ホルニッセ大尉であります!」
『ふむ……Me410か……噂には聞いているよ。君の実力を私に見せてくれ。』
代理人が行方不明になって2日。捜索は行われなかったが、代わりの指揮官が必要となった。
外部いわくこの大隊は変わっているという。異常な癖にまともそうな皮を被っているらしい。そうは思わないのだが。
『さて、ホルニッセ大尉。君の経歴は見た感じ良いが……戦力として自分自身をどう思う?』
「私、ですか……」
俯く少女。戦うためではなく人として生きる為に生まれたDOLLS(同胞)。流石に親からすぐに引き剥がされたという記憶はないだろう。
『大尉、実験だ。Ⅷ号戦車1個分隊と前進し、指示する目標を破壊してくれ。』
「りょ、了解です。」
さて、どうするか。
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空が焼け落ちる。それはもう真っ赤に。
海が割れる。奇跡のように。
骨を折られた魚。脊髄はもう既にない。
全て爆ぜる。神々の黄昏。
最初は30秒に一回爆発が起きていたが、段々と間隔が狭くなり目前の脅威に近づいていた。友軍はいないはずである。我々は逃げ出したのだから。
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ホルニッセ大尉の筋は悪くないと思う。アトラスの中では未熟だが、それでも他のDOLLSと比べればかなりの性能差がある。
碧く染められたARMSに白線が斜めに4本と、有機物を焼いたような灰色に少し青を混ぜたような制服、そして主君に忠実でありその他には反抗的な姿勢。それが大隊を構成する大部分の人員における共通項であった。隊長やその副官はこの共通項から白線4本以外は当てはまらなかったが、部下からはかなり敬意を向けられていた。あの二人は誰よりも強く、誰よりも強く、誰よりも強かった。
「うわ!」(衝突音)
『大尉、どうした?』
「イタタ……」
『ただの戦車1両にも苦戦しているのか?』
「主砲で対空してくる戦車ってなんなんですか!」
『対空ロケットは撃破できたが、か。ふむふむ……』
それなりの実力を持つ対空カチューシャは倒せたものの、前衛のT-62は倒せなかったらしい。あの手慣れた元T-34の事だ。初見ではほぼ無理か。
「私の対空ロケットを全て避けた……」
『相手が悪かったな。愚直に突っ込むことなく、高度を取って爆弾をふらふらとばら撒いてきたんだろ?』
最近ARMSを調整したBM-13AT"カチューシャ・アトラス"は少し落ち込んでいる模様。
Cityを統治する灰燼教会と対立する二大勢力の片割れ、整備会にはATLASという特殊な部隊が存在する。
ATLASはAnti reseter Trooper experimentaL Atomic Separate batalion(対災獣実験原子独立大隊の意)の略称であり、もっぱらアトラスと呼ばれ整備会上層部の直接指揮下にあるとされている。彼女らは災獣を解析したことで得られた技術を流用して作られたDOLLS部隊であり、DOLLSと災獣のキメラ種のためか、通常のDOLLSとは一線を画す性能を持つ。部隊員の装備は様々なDOLLSや災獣の装備を合わせたものとなっており災獣の特殊能力を模倣することも可能と言われている。
なお、装備であるARMSは個体によっては兵科の枠を越えて変更できることがある。
そして、ここからは簡易的な紹介である。
F2G-4
簡易的な説明
容姿はF4U-1 コルセアに類似するが、装飾は簡素化され武装も変更されている。なお、F4U-1は左眼を眼帯で隠しているが、当個体は右眼を隠している。
ATLASの隊長であり階級は中佐。かつては人間であったが、とある実験に参加し人間からDOLLSとなった。そして最初に災獣とのキメラ種に変異したとされている。
ATLASの構成員としては極めて温厚であるので危険性を感じないかもしれないが本性を押さえつけているだけではないかとする指摘もある。
F4G
簡易的な説明
容姿はF4U-1 コルセアに類似しF2G-4とほぼ一致するが、眼帯が無い。
ATLASの隊長の副官。ちなみに隊長の妻である。こちらもかつては人間であった。
ATLASの構成員としては極めて温厚だがタガが外れた瞬間……
A-26B
簡易的な説明
容姿はA-20Gに類似する。これはARMSがA-26B仕様に変更されたからである。
ATLASの副長。隊長の妹ではないかと囁かれているが真相はわからない。
元のA-26Bも戦闘狂であったが、当個体は戦闘狂というよりも破壊する事に快感を覚えるようになった異常個体とするべきかもしれない。
T-62
簡易的な説明
容姿はT-34に類似する砲塔などは異なるが。
ATLASの第一中隊隊長。
自らの犠牲と引き換えに戦果を得られるのであれば喜んで身を捨てた量産型のT-34とは違いずる賢く生き延びようとする。
115mm砲は対地対空両用である。
BM-13AT
簡易的な説明
容姿はBM-8に類似する。装備しているロケットは132mmだが。
色んな意味で素直。癒やし枠かもしれない。
対地用ロケットに時限信管を装着し対空用に使用している。
Me410
簡易的な説明
最近加入した新兵。噂によると隊長と副官の娘らしい。
技量はまだまだ足りないが磨けば光るものはきっとある。
なお、階級が与えられていて大尉クラスである。
ちなみにアトラスことATLASは天を支える巨人アトラースにちなんでいる。
なお、ATLAS部隊の元ネタは
りっくじあーすのAMTRS(アマテラス)部隊である。