灰まみれの蒼い公文書保存庫   作:イエローケーキ兵器設計局

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日時:墜落しておよそ半日。
場所:連邦生徒会
会話の相手:七神リン 等


一日目(1)

「それでここに便利屋の連中が居る、と。」

『ああうん……』

「……。」

「ゲヘナ学園の風紀委員会にでも引き渡しましょうか?」

「そ、それだけは!何卒お考え直しを!」

『……悪党とは一体。』

 背後で扉が開く音がする。

「お呼びですか?うん?貴女は……」

「彼はニューマコーニオシス中佐。今朝墜落してきた被害者よ。」

「え?この容姿で男性!?胸があるのに!?」

『なんか失礼な事を言われている気がするけれど、いや、思いっきり失礼なこと言われてるけど、私がニューマコーニオシス中佐だよ。ずっと西の方から成層圏を飛んできたらここに辿り着いたんだ。性別に関しては本当のところ雌雄同株とさせてもらうよ。君の名前は?』

「……ユウカです。早瀬ユウカです。……先程の発言は失言でした。」

『なるほど……ユウカさんね。』

「……雌雄同"株"?」

『君はそこに噛み付いている場合じゃないよね?』

「ハイ、スイマセン。」

 アルが頭を突っ込もうとしていた。押し戻したが。

「それで、副生徒会長、私をお呼びになった理由は?」

「彼を案内してあげて。」

 そう言うと、七神リンはどこかに電話をかけだした。アルたちの顔が真っ青になっている。そういうことか。まあ放っておいても問題はないだろう。

「では、先生。こちらにどうぞ。」

『……了解。』

 

 青髪のツインテール、身長は頭一つ分低いくらいかな。

 これが早瀬ユウカとの初のコンタクトであった。

 

『会計さんなのね。』

「ええ。そうです。」「先生は?ここに来る前は何を?」

『話すとちょっと長くなるよ?』

「あー……聞きましょう。」

『じゃあどこから話そうかな……』

 色々と話した。

「つまり……先生は西の方から海を渡って偶然やってきた、人間に酷似しているDOLLSという情報の塊で、ここに来るまでは同じようなDOLLSの指揮官を務められていた、ということになりますか?」

『頭の回転が速いね。うん、そうだよ。』

「更には現地ではリセッターと呼ばれる、岩石でできた敵が居て文明が衰退している……指導者は先生の所属していた組織と対立している……」

『うん、そこまでわかってくれたら……もう十分かな。』

「ところで先生。さっきから先生から少し熱を感じるのですが。」

『え?あっ……少し別室に移ってくれるかい?あとで検査してね。放射線関連のやつ。』

「え?」

『たぶんα線だから届いていないと思うけれど、私の身体は一部プルトニウム製でね。今の私に直接触れると多分被曝するからさ……少し対策しないと。』

「ええ……わかりました。別室に移ります。用事が済んだら呼んでくださいね?」

『わかった。』

 

 早瀬ユウカが退室した。

 参ったな……α線源だったのを忘れていた。

 となると別の姿になっておいたほうが良いか……

 

『早瀬ユウカさん〜終わりましたー』

「先生、本当に対策したんですよね?」

『うん、ガイガーカウンター等に反応は無いよ。』

「で、では……」「せ、先生……!?」

『どうしたの?』

「身長は縮んでますし、服装も……さっきの便利屋のハルカみたいな……」

『似合ってる?』

「え、えぇ……」

『そっか、それは良かった。』

 

 

 

 

 

 





頂いたファンアートはこちら(貼り忘れるというミス)
https://twitter.com/YCDO_STAFF/status/1383395679398088705?s=19
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