場所:ゲヘナ学園射撃演習場
会話相手:便利屋68の4人+藍田ヨル(風紀委員会員)
防御側はハルカを気絶(=体力切れに)させるか30分間耐えれば勝ち……まあハルカが勝つでしょう……
────────────────────
照準システムを起動……あそこの窓を破壊するには……
『この角度で……この弾薬を使えば……』
爆音と共に遅延式フラグ弾が飛んでいき、バリケードで塞がれた窓を突き破って内部で炸裂、窓が破壊されました。
『よいしょっと……』
昔、BDで建物への突入について学んだことがあります。かなり前だから合っているかどうかは怪しいのですけれど。
『失礼致します……っ!』
キルハウスに一歩踏み入れました。何故か踏み込んだ脚と支える脚に脚に力が入りません。思わず前向きに倒れてしまいました。
「おい……!大丈夫か……!」
誰かの声が聞こえる。かすかに見えたアル社長とは違う長身のフワリとした綺麗な女性。
それを認識できた途端に意識が途絶えてしまいました。
────────────────────
『……遅いな。』
「先生!大変!ハルカが……ハルカが、まだ誰も撃っていないのに倒れてる!」
『……なっ!?誰も撃っていないのにか!?』
「先生!早く!ハルカが!ハルカが!泡を吹いてる!」
伊草ハルカが医務室送りとなり、授業は中断となった。
────────────────────
「…おい……!起きろ……!」
『ん……んううう……?』
「やっと起きたか……お嬢さんや、ここがどこだかわかってる?」
「多分わかってないと思うよ。」「
「それは困ったな……」
『……ここは…どこ…?』
「……喋っちゃっていいのかな……」
「さあ……多分大丈夫じゃない?」
目の前で二人の女性が話しています。
二人とも綺麗な人でした。
帽子を被り、左目に眼帯を着けて、腕には包帯、手には手袋、そして水色と白色のプリーツスカートを履いた女性二人……この世の人とは思えないような美しい二人でした。
「あー……通じてる?私達の言葉が分かるのであれば頷いて欲しいな。」
私は頷いた。
「良かった良かったー…貴女、見かけない顔だね。私は……そうだな……うん、ニューマコーニオシス大尉だ。こちらは
「よろしく。」「あなたの名前は?」
『よ、よろしくおねがいします……私は伊草ハルカ…と申します……』
「…ハルカちゃん……と。改めてよろしくね。」
コルセアと呼ばれた一人がメモを取りながら言う。
『あ、貴女方は一体……』
「うーん……これは記憶喪失…というよりも転移とかそういった感じかな……?」
「そのようだ。」
話についていけない。
「とりあえず移動しようか。」
『は、はい!』
二人に連れられて歩いていく。その時ふと気がついた。
『ニューマ…コーニオシス……?』
「ん?呼びました?」
『え?あ、いえ……何故か懐かしい感じがしまして……』
「そうですか……このあたりじゃあ聞いたことの無いはずだと思うのですが……」
『そ、そうですか……』
────────────────────
未だにハルカは目を覚まさない。彼女が医務室に運ばれてからかれこれ1時間は経っていた。
『参ったな……』
「……先生、貴女が自分を責める必要はないと思いますよ……倒れた原因は分かりませんが、とりあえず命に別条はなさそうです。」
『……そうですか。』
「それはそうと……先生、ご質問が。」
『……?なんだい?』
「あ、いえ、私ではなく…」
「私から。」
『……ゲヘナ学園風紀委員会長……ヒナか。』
「先生、この写真に映る大型のカマキリに見覚えは?」
『……。』
その写真を見たとき、思わず声が出なくなってしまった。
『なぜこいつが……』
「貴女が空から墜ちてきた昨日からたまに目撃されるようになった。今の所、被害は出てないけれどなにか知っているようね。……サイズ的に昆虫ではないと思うけれど。」
『ああ……故郷に置いてきた敵の一部だ。こいつらに文明を破壊された。その始まりはおよそ200年前のことだけどね。』
写真に映る
「対抗策は?」
『干渉武器と言う武器とそのオペレーターがいる……この技術は軍事機密で本来漏らすわけにはいかない。例え命を狙われようと、ね。』『貴女方に機密情報をもし提供したとしてそれを有効活用できる人は居るのかい?』
「居ないことは……ない。仲は良くないけれど。」
こちらをじっと見つめるヒナを見つめ返す。
『……そのメカニック集団は何処にいる?』
「……ミレニアムのエンジニア部。」
『……話をつけるか。ありがとう。』
「例には及ばない。」「けれど良いの?」
『帰ったら軍法会議かもな。だけれど……情報をそのまま与えなければ良い。』
という訳でミレニアムサイエンススクールにまで来ました。
「ふむ……それで私達エンジニア部の力を貸してほしいと。私としては是非とも協力したいのだが……二人はどう思う?」
「良いと思います!エンジニア部の技術が更に高められますし!」
「ヒビキは?」
「私も賛成。」
「という訳で、エンジニア部は是非とも協力したい。……資金が心配なのだが。」
紫色の髪をした少女が部長の白石ウタハ、そしてその後輩で金髪メガネ、小柄な豊見コトリ、ゴーグルを頭にかけた網タイツを履く猫塚ヒビキの3人がエンジニア部であった。
『それは問題無い。連邦生徒会の支援がある。まあ信じるかは別だけれど。』
「よく取り付けたね。ユウカとか財政管理の鬼でしょ?」
『必要性を説いたら顔を真っ青にして了承してくれたよ。』
「ARMSの解析と複製について研究、可能であればオートマタに装備させる事ができないかの検討……はっきり言うとすぐには結果を残せないかも知れない。」
『それは……十も承知済み。残っている文明の崩壊は私も避けたいからね。』
「……ところでどうやってその情報をやり取りするんだ?」
『ああー……それは少し後でお見せしよう。』
作中にて登場したハルペスはこんな姿をしています。
https://twitter.com/YCDO_PRO/status/1401110336875290624?s=19
(原作の写真です)
作中にて描写されたコルセアの原作の姿はこちら。
(ここから装飾の一部を引き算するとO2U コルセアになります)
https://twitter.com/YCDO_PRO/status/1401132073650311172?s=19