壊れないように、離さないように   作:東雲。

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ライオットブラッド関連はどんなにはっちゃけても良い。多分


有識者に聞く(聞いてない)

クソッタレの食後の俺よ。結局頭こんがらがったままだしついでに長風呂しすぎてのぼせ上がったぞ。頼むから一発殴らせてくれ。

 

なんだか無為に時間と体力を浪費しているような気すらしてきた。

こういうときはマブダチと相談(殺し合い)を…相談?

 

天啓が降りた。

そうだよ相談だよ!恋愛経験の無い俺1人で考えたって良い答えは出ない。バカの考え休むに似たりだ。誰がバカだコラ。

三人寄れば文殊の知恵。社会的生物たる人間は1人ではわからないことを、複数人と知識や意見をぶつけ合わせることで新たな解放を導き出してきた。

そうと決まれば早速相談相手を…

 

・カッツォ:リアルユニーク総受け魚類に聞いてもまともなアドバイスが貰えそうにない。却下

・ペンシルゴン:論外。妹からの報告を避けるために考えてるのに相談してどうする。却下

・秋津茜:玲さんと同性なので有力候補。ただペンシルゴンにあっさり筒抜けになりそう。却下

・ルスト:外道に染まりつつあるので危険。相談に乗ることと秘密にする事の二重でもっとネフホロしろとか言ってきそう。却下

・モルド:一番親身になってはくれそう。がルストが直ぐ側にいるので不安。却下

・京ティメット:ポンコツだし外道だしこいつもこいつで何か交換条件を出してきそう。却下

 

………碌な奴がいねぇ…っ!

何だ何だどいつもこいつも役に立たねぇ!安心して相談できる相手が1人もいないとかこのクランは外道の吹き溜まりかァ!?類友ってかやかましいわ!!

もう誰でもいい…合法の海に堕ちた列聖達よ…俺にカフェインの導きを…!

 

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同時刻、某掲示板

 

135:名もなき暴徒

何か声が聞こえる

 

136:名もなき暴徒

奇遇だな、俺もだ

 

137:名もなき暴徒

怖い怖い急にどうした

 

138:名もなき暴徒

わからん、誰かが助けを求めている…ような…

 

139:名もなき暴徒

>>135 >>136の合法堕ちは近いな

 

140:名もなき暴徒

全ての暴徒は時空を超えてライオットブラッドで繋がっている説…実在したのか!?

 

141:ライブラの導師

ライオットブラッドを飲み、内なる暴徒の魂が発する声に耳を傾けよ。さすれば道は開かれん

 

142:しぇふ

そういうときはライオットブラッド鍋を一緒につつき、〆のライオットブラッド雑炊をかきこもう

同じ食卓を囲むことでより一層親密になれる

 

143:バーテンダー

うまくいった暁にはうちのバーに来ると良い。極上のライオットブラッドカクテルを振る舞おう

 

144:ブレインアイ

ちなみに本人はここを見てないよ

 

145:ドリンクバー

同棲するならライオットブラッドの自販機が近くにある場所に部屋を取ると良いと思うぜ

 

146:名もなき暴徒

どうやら列聖たちにはよりはっきり声が聞こえているらしいな…

 

147:名もなき暴徒

>>140 なんか巨人とも戦えそうだな

 

148:名もなき暴徒

返答を見るに恋愛相談?

…暴徒相手に?

 

149:名もなき暴徒

>>148 お相手も暴徒なら間違っちゃいないかもしれない

 

150:名もなき暴徒

(そもそも声が聞こえることがおかしいのでは)

 

151:名もなき暴徒

>>150 シッ言うな

堕ちたいのか

 

152:バーテンダー

気化タブーおいちい!!!

 

153:名もなき暴徒

今回は面会時間短かったな

 

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まぁ導きがあったほうがホラーだろって話。

しかしこのままだとまずい。延々答えが出せないのでは色々と手につかないし玲さんにも申し訳ない。

とにかく明日中に…答えを出そう。

……そういや今日はエナドリ飲んでないな…意外と、早く……眠気が…………

 

 

……

…………

………………

 

 

うーん随分気持ちの良い朝。

休日にもかかわらず起きたのは朝の6時半。

早起きは三文の得というが、三文ぽっち得するより睡眠時間のほうが大事だよな…

 

ともあれついに日付も変わってしまった。

顔を洗い、朝食を摂り、歯磨きを済ませてスパッと着替えた俺は、現在朝の7時で家の外。

今日はジョギングの日ではないがココにいるのには理由がある。

 

何というか居ても立っても居られなくなったので、身体を動かしつつ俺の退路を断つためだ。

 

メッセージアプリを起動し玲さんに連絡。

「昨日の返事がしたいのでレイさんの家に行っても良い?」

返事は直ぐには帰ってこないが関係ない。

玲さんに許可が貰えるならば時短になり、ダメだったとしてもとりあえず身体を動かす事で居心地の悪さを緩和できる。

何というインテリジェンスに満ちた行動…今年のダーウィン賞は貰ったな…あれダーウィン賞はなんか違うような。まあいいか

 

というわけで風雲斎賀城へ向けて歩を進める。

 

「…寒っ」

もう年の瀬、クリスマスは過ぎちまったな。

以前風雲斎賀城に向かった時はVRセットをレンタルするために、走って向かって15分くらいかかった。

今回は敢えて急がず、時折立ち止まって返事がないか確認する。

…既読も付いてない。道のりはもう半分くらいなんだが。

現在7時15分。となると到着は7時半ってところか。

 

まだ寝てる可能性は大いにある。が、最早動き出した足は止まらない。

ついでに思考が纏まらない。

オイオイラッパーの才能にまで目覚めてしまったのか。マルチスキルが留まるところを知らないな。

 

隙あらば明後日の方向にすっ飛んでいく思考を軌道修正しながら、俺は歩き続けた。

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