本編と違う点
・主人公の存在が隠されていない
・主人公は夢結様たちと同じ年齢
口調について出てないリリィについては勝手に想像補完させてもらいます。
御台場迎撃戦について詳しく乗ってるやつないの……?
御台場迎撃戦~①
2051年、幕張の奪還を成功させるために、百合ケ丘含む2、3年生の多くのリリィが千葉市川に派遣されている中、東京の御台場にてノインヴェルト戦技交流会が開催されることになった。
参加条件は、市川に招集されていない一年生かつ、ノインヴェルト戦術を採用しているガーデンが参加出来、百合ケ丘からも多数のリリィが参加するために移動を開始していた。
その中で、異色が一人混じっている。黒髪黒目の、どっからどう見ても女には見えないイレギュラー。
浅野悠斗。男のリリィで、全世界で唯一アビスに寄生されながら生きている人間である。
「悠斗。そろそろ着くよ」
「…………?」
腕を組み、御台場にたどり着くまで寝ていた悠斗の体をゆさゆさと揺すり目を覚ます。暫し視界が安定しなかったが暫くすると、見慣れた顔が見えてきた。
「……天葉?」
「はいはーい。あなたの愛しの天葉さんですよー」
フリフリと笑顔で手を振った天葉。それに対しに同じガンシップに乗っている百合ケ丘の生徒が天葉に対し鋭い視線を向けるが、天葉は全く待って気づいていない────というより、気づかないようにしている。
一度立ち上がり、フンっ! と全身に力を入れて大きく伸び、長く息を吐いた。
「ありがとう天葉。起こしてくれて」
「いえいえ、これも勝者にとって当然の権利ですから」
「…………勝者?」
天葉の言葉に首を傾げた悠斗。その悠斗の隣では、青髪ロングの少女、
「あの時……ちょきさえ出していれば……」
「……聖?」
大好物のチュパチャップスさえ口にくわえていないほどの聖の姿を見て、悠斗は首を傾げた。
谷口聖は、ファンタズムという未来の選択肢を見るレアスキルを歴代最高位の完成度の高いリリィと呼ばれており、人懐っこく冗談が好きな聖は上下級生問わず好かれており、『百合ケ丘の恋人』という二つ名が着いている。
勿論、10代の恋する乙女たちが狙っていたものは悠斗の顔を至近距離で眺めていいという権利。隣は隣で嬉しかった聖だが、やっぱりお礼の言葉は言われたかった。
そんなこんなしているうちに、今回の合宿所となる御台場へ到着。そこには既に様々な学園のリリィがいた。
御台場女学校、イルマ女子美術高校、那須大串女学園、聖メルクリウスインターナショナルスクール、柳都女学館、私立ルドビコ女学院、エレンスゲ女学園、アルケミラ女学館の計八校がいた。
当然、男のリリィは非常に目立つ。悠斗がガンシップから姿を表すと、ヒソヒソとざわめきが強くなった。
「あれが男のリリィ……」
「本当に実在していたなんて……」
「以外とイケメン……」
「こら依奈。露骨に反応しない」
「……だって、なんか不穏な言葉が聞こえたんだもん」
そう言い、露骨に先程の言葉を言った主を探そうとキョロキョロ見渡したのは番匠谷依奈。百合ケ丘でも最強の名前を誇るアールヴヘイムに所属している。
「分かってあげて、ユウ。百合ケ丘の皆でも手一杯なのに、これ以上ユウを狙うリリィが増えたら不味いとエナは思っているのよ」
「紫恵楽か……しかし、あれは露骨すぎないか?」
鼻息を荒くしながら誰だ~誰だ~と探す依奈。いつの間にか天葉まで加わっていた。その様子に、流石の紫恵楽でも苦笑いをするしか無かった。
「……気持ちには答えられないってちゃんと言ったのにな……」
「それでも、諦められないのが乙女心って奴だゾ!」
その言葉と共に、ぺちーンと悠斗の背中を叩いたのは吉村・Thi・梅だ。語尾が特徴的な元気少女である。
「梅か……そういうもんなのか?」
「おう! そういうもんだ!」
「……すごいな、乙女心って」
悠斗はHUGEに寄生された時には既に一度死んでおり、その時に欲というものが消え去ってしまった。仲間のために怒る気持ちや流す涙はあるのだが、どうも恋愛的な感情が絡むと、いまいちピンと来ない。種の本能である子孫を作るという欲が無くなったからなのか、百由の力を持ってしても分からない。
そして、遂に始まったノインヴェルト戦技交流会。全員の顔合わせも終え、いざ始めようとした瞬間────
御台場に、突如として大量のHUGEが現れたのだった。
と、言うことでifストーリーです。登場人物多すぎて頭パンク思想になりますが、沢山情報集めて頑張ります
ついに出てきた結梨ちゃん!分岐ですが………?
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結梨ちゃん生存ルートに決まってんだろ!
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ゲンサク、ダイジ