タキスカとタキモル   作:ミョー

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前回の世界線とは回違い、アニメ時空の様に同じ学園に二人がいる世界線です。でもスピカ所属では無いです。


タキスカ 遊園地編

「ん?なんだいモルモット君このチケットは?」

モルモット君の机に置かれた、大きい方の遊園地の名前が書かれたチケット二枚を手に取る

 

『ああ、それね。大分前に友人に貰ったんだが忘れていてね、誰かと行くなら上げるよ。』

 

「生憎、一緒に行く友達などいなくてね、モルモット君が行けばいいじゃないか」

 

デジタル君はよくわからない理由で断りそうだし、エアシャカール君は声を掛けただけで嫌な顔をするだろう。

 

『それ、すっかり忘れていたせいで期限が今週末なんだ。残念ながら土日は地方に出張でね行けないんだ。そうだ!最近中等部の子と仲がいいそうじゃないか、どうせなら誘って一緒に行ってくればいい。幸い土日のトレーニングは休みだ』

 

土日が休みだったのはそういうことか。私は出張の事は何も聞いていなかったが……

 

「スカーレット君の事か、ふむ、そうだな、せっかくだモルモット君の好意に甘えて行かせてもらおう。それと新薬だ、一気に行きたまえ」

 

薬効は出なかったがモルモット君は部屋のキーボードのように色とりどりに輝いた。

 

 

 

 

「やあやあ、ダイワスカーレット君ここにいたのかい」

 

カフェテリアで勉強か、まじめだねぇ。

 

「タキオンさん!どうしたんですかこんなところで!」

 

「モル……トレーナー君から遊園地のチケットを貰ってね、もしよかったら週末二人で一緒にどうだい?」

 

「え、いいんですか!ぜひお願いします!」

 

「即答だがトレーニングの予定はいいのかい?」

 

「それが、週末は出張だから休みにするってトレーナーさんが言ってたんです」

 

 

確か彼女のトレーナーは女性だったか。特に理由はないが確認する必要があるね。

 

 

「ふうん、そうか。わかった。集合時間はあとで連絡するよ」

 

「え、それだけですか……」

 

「そうだが、他に何かあるかい?」

 

珍しく歯切れが悪い、どうしたんだか。

 

「あの~、時間があるなら勉強を見てもらいたいな~って」

 

「ふむ……せっかくだいいだろう」

 

「ええ!ほんとにいいんですか?」

 

「誘ってのは君だろう、ちょうど研究の方もついたし構わないよ」

散々な結果だったけどね

 

「ありがとうございます!!」

寮の門限まで宿題を見たが、別に私は必要じゃなかったのだろうか。

 

 

 

~集合時間15分前~

 

「ふふ、まさか私が集合時間よりも早く来るとはね」

「タキオンさーんお待たせしました!!」

「いや、全然待ってないよ。さあ、行こうか」

「あの!タキオンさん」

「ん?」

「手、繋いでもいいですか?あ、その、はぐれないように!!」

顔が赤く、汗もかいているようだが……

 

「ああ、構わないよ」

彼女の手を取り歩き出す。

 

「時間にはまだ少し早いが、行こうか」

 

「はい!」

取った手は熱いが元気そうだ、熱発ではないようだな。

 

 

 

「そろそろ、お昼にしようかスカーレット君。何か食べたいものはあるかい?」

行く前に目を付けていたアトラクションを回り、早いものでもう12時を過ぎていた。

 

「そうですね……あ、さっきのロケットの近くのレストランなんてどうですか?さっき見たときは席が空いてましたし。」

 

ああ、あの目が飛び出した生物がいたレストランか。まあ、特に食べたい物があるわけでもないし別にいいか……

 

「ああ、構わないよ」

 

「よし!それじゃあ行きましょう!」

 

 

 

 

「ふむ」

「あちゃ~、お昼過ぎちゃったから混んじゃいましたね」

さすがに日曜日、しかも12時過ぎならしょうがない。

 

「スカーレット君、私が買ってくるから席を取っといてくれ」

「え、でも」

「二人で別の事をした方が効率がいいだろう」

「は、はい!そうだ、お金……」

彼女はポーチから財布を出そうとするが手をだしそれを制する。

 

「いらないよ、私はすでにレースにも出ているし年上だ」

「でも」

「今日は私が誘ったのだしトレーナー君から貰っているから大丈夫だ」

うそだ、あの手この手で言いくるめてモルモット君から獲った物だ。そもそも私がレースで勝った賞金だ。何も問題はない。

 

「わかりました……ちゃんとしたいい席を取っておきます!!」

「頼んだよ」

そういうと、スカーレット君は席を探しに行った。

 

「行ってしまったか……何を食べたいか聞かなかったが、まあいいか」

 

 

 

 

さて、ピザを買ったはいいが彼女と連絡が取れない

「彼女がウマホを見ないはずがないんと思うんだが……」

まさか……誘拐されたか!彼女の方がいろいろ大きいから忘れていたが半年前はランドセルを背負ってたのを忘れていた!!

 

「あの……先輩が来たのでもういいですか……」

よかった焦っていたせいで視界が狭くなっていたようだ。案外近くにいたらしい。

 

「え、マジ!めっちゃ可愛いじゃん。きみ一緒に遊ぼうぜ」

「うっは、マジじゃん」

 

ああ、彼女は抜群の美少女だ、いつも一緒にいるせいで忘れていたな。それにしてもナンパか、学園にいる時間が多いせいでされたことがなかったが、ふむ、あまり品がいいとは言えないな。さて、どうやってここを納めようか……

 

「タ、タキオンさん……」

 

「すまないね、お二人さん。今日の彼女は私のものでね」

ピザをテーブルに置き、スカーレット君の抱き寄せる。まさか勝気な彼女が震えているなんてね……

「他を当たってくれたまえ」

私らしくないが、震えている後輩のためだ。

 

「え、いや女子二人なら男二人がいたほうが絶対楽しいって!!」

「いや、引くぞ笹沼。迷惑かけて悪かったな」

「田辺こんなかわいい子たちほかにいないぞ!!」

「いいから、行くぞ!!聖域に入ってはならない!!」

「おい、田辺。田辺ってば袖掴むなって早い、歩くの速いから――――」

 

「ふう、行ったか。大丈夫かいスカーレット君。中等部の君を一人にしてすまなかったね。大の男二人だ怖かっただろうに」

胸の中のスカーレットに語り掛ける。まったく、私としたことが彼女の容姿の事をすかっり忘れていた。

 

「あ、あ、た、タキオンさ……きゅう」

「スカーレット君!?」

気を失ってしまったか。そんなに怖かったのか……

 

 

 

 

「んん、あれ?タ、タキオンさん!!」

「おはようスカーレット君、よく眠れたかい?」

「あの、これ」

「ああ、ナンパ師を追い払ったら君が気を失ってしまってね、ベンチに寝かしていたんだ。」

「いえ、ありがとうございます……」

「冷めてしまったがピザはいるかい?」

「いただきます……」

落ち込んでいるな彼女らしくない。

 

「あの、タキオンさん、迷惑かけてごめんなさい」

「んん?どうしてだい、君は何も悪くないだろう」

「いえ、私が早く断らないからタキオンさんに迷惑をかけて……」

ああ、さっきの二人の事か。

 

「君が謝る必要はない、むしろ謝るのは私の方だ、後輩の君を一人にして君に怖い思いをさせた、申し訳なかったね」

彼女がしっかり者だからつい頼ってしまった。反省しなければ。

 

「さて、この話はもう終わりだ。ピザを食べてまた、遊ぼうじゃないか」

「でも……」

「いいから早く食べたまえ、冷めてはいるがなかなかおいしいぞ」

モルモット君のお弁当ほどではないがな。

 

「はい!ありがとうございます!!」

うむ、元気になってくれたようでよかった。

 

 

 

 

「タキオンさんパレードきれいでしたね」

「ああ、初めて見たがなかなか心躍るものだったな」

音と光~なんて言ったいたがプロの技か、なかなかのものだった。

「あの、最後に『水しぶきマウンテン』に行ってもいいです?」

「構わないが、どうしてだい?」

「それは~秘密です!!」

 

 

 

 

「まさか、最後に落ちるところで水をかぶるなんてな」

「あはは~ごめんなさ、先に行っておけばよかったですね。これタオルです」

「ああ、ありがとう」

スカーレット君からタオルを受け取り髪と服を拭く。まあ、もう六月だ、風邪は引かないだろう。

 

「ついてきてくださいタキオンさん」

そういわれ彼女についていくと木で組まれた小さな部屋に連れ込まれた。そこには六つの画面がありコースターの写真が写っていた。

 

「最後の落ちる前のてっぺんで写真が撮られるんです。それでアトラクションの出口でレシートみたいなのに番号が書いたあってそれで自分たちが乗ったコースターと写真がわかるんです。ええっと、『TS114』だから、あの上の段の真ん中のやつですね!」

 

「ふふ、スカーレット君、君目をつぶっているじゃないか」

そこにはバーを必死に握って目をつぶっているスカーレット君が写っていた。

 

「た、タキオン先輩も表情は普通でもバーをキッチリ握ってるじゃないですか!!」

「速度には慣れているけど高所からの落下は経験がないからね仕方ないのさ」

落下速度は走っているとき程度だったがあの高さから落ちるのは始めてだ。

 

「それで、スカーレット君。写真を撮って終わり。というわけではないだろう」

「そうなんです。これってプリントアウトしてもらえるんですよ!それで、今日の記念にって思って」

 

「ふむ、そうか記念にね、わかった財布を預けるから買っておいで。一つでいいだろう」

彼女の記念だ、一つあれば十分だろう。

 

「え、タキオンさんはいらないんですか?」

「私はいらないよ、君の分を買っておいで」

財布を渡し買いに行かせる。さみしそうな顔をしていたがどうしたのだか……

 

 

 

「ふう、帰ってこれたね」

「なんだか遠かったですね」

時間のせいか電車が混んでいたが無事門限までに寮に帰ってくることができた。

 

「明日からまた学校だが頑張りたまえよスカーレット君。それとデビュー戦楽しみにしているよ。」

「はい!ありがとうございます!!それで、あの、これ受け取ってもらえますか?」

彼女から袋を渡される。

 

「見てもいいかい?」

「もちろんです!!」

彼女に確認をとり中身を空けると二つ折りの『水しぶきマウンテン』と書かれた紙が出てきた。それを開けると中にはあの時画面に映っていた写真が貼ってあった。

 

「一枚は買ってもらったけどやっぱり私だけ持っているのはさみしいなぁって思ってもう一枚買っちゃいました。ああ、もちろん自分のお金でタキオンさんのお財布のは使ってませんよ!」

あの時彼女がさみしそうな顔をしていたのはそういうことだったのか。

 

「そうか、ふふ、ありがとうスカーレット君。これは大事にするよ」

「あ、ありがとうございます!!あ、もう私行きますねおやすみなさい!!」

彼女はあった言う間に行ってしまったが、玄関に一人残り写真を抱く。

 

「あったかいな、ありがとうスカーレット君」

 

 

 

 

 




前回の四倍近くとか、まさかこんなに長くなるとは自分が一番驚いてます。

二人のデートですがストーリーと育成で着ている私服とかそういうイメージでお願いします。私には女子の服を考えるセンスがないのでむしろ皆さんが考えてもいいですよ。

そして朝起きてTwitter見てタキオンの誕生日でびっくりギリギリですがまにあってよかったです。

追記
タキオンは「もらった」と言ってますが、新薬を飲むか、お金を渡すかと言う取引を持ちかけてます。なお、トレーナーは光ったし財布も空になったもよう。

そうだ、失踪します(宣言)

レジェンドレースの続きどうします?

  • 書かなくていいよ
  • 怪文書書きなよ
  • タキモルはよ!
  • タキモル♀でもいいよ!
  • タキスカ最近なくない?
  • 俺が代わりに書くよ!
  • 書け。
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