5人の女神と2人のオーナー   作:アルティメットルパン三世

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最近ハマってる瀬尾公治先生の最新作『女神のカフェテラス 』にオリ主(主人公の弟として)をぶっ込んだ作品となっております。

初めてのラブコメなので所々変だと思われますが宜しくお願いします。
無理だという方は直ちにブラウザバックを推薦します。

それでは、どうぞ。



第1話 ファミリア
俺と5人の女子と兄の帰還


 K県M市のどこかの海辺にある古びた喫茶店『Familia CAFE TERRACE』。

 

 そこには5人の女神様がいるらしい。

 

 

「「「「「いらっしゃいませー!!カフェテラスファミリアへようこそ!!」」」」」

 

――――――――――

 

猛Side

 

 俺は粕壁猛(かすかべたけし)。

歳は18で最近高校を卒業したばかり、アニメと料理が趣味のしがないオタクだ。バイトもメイド喫茶で働いてる。

 

 家族構成は1つ上の兄と祖母の3人家族だ。両親は交通事故で亡くなり当時まだ幼かった俺と兄貴は婆ちゃんが俺達を引き取って世話してくれた。

 

 婆ちゃんは店を経営していた。

それが俺…否、俺達が住んでいるこの喫茶店(カフェテラス)『Familia(ファミリア)』だ。

 

 しかし最近になって婆ちゃんが亡くなり此処も閉店。

現在は俺と此処がまだ営業してた頃にバイトで入った5人の女性で同棲している。

 

 婆ちゃんと一緒に暮らしてたけど歳の近い女性との同棲生活は何かと苦戦してた…けど今はだいぶ慣れてきた。

 

「っといけね。もうバイトの時間だ…」

 

 自己紹介している内にバイトへ行く時間になっていた。

パソコンの電源を切り、着替えなどの荷物が入ったバッグを持って部屋に出る。

 

「あっ、たけっち!バイトでも行くの?」

「よっ鶴河、それとそのニックネームは止めい。」

「え〜私この呼び方気に入ってるんだけどなー?それと私の事は名前呼びでも良いのに。」

「…まぁ無理に変えなくていい。見ての通り俺はバイトだから出てくるから、お前も部活行くんだろ?頑張れよ秋水。」

「うん!それじゃあ行ってらっしゃい!」

 

 廊下で会った青みがかったポニーテールの女の子は『鶴河秋水(つるがあみ)』。

高校3年の空手部所属。18歳で俺とは年下。

見ての通り元気っ子で運動神経は5人の中でもピカイチ。

…まぁその分頭が悪いアホの子でもある。

因みに俺の事は『たけっち』と言ってくる。

 

 手を振っている秋水に俺も後ろを向かず手を振る。

階段を降りようとした時、続いて会ったのは『小野白菊(おのしらぎく)』さん。

緑みがかった姫カットのおかっぱ頭が特徴の大学2年の20歳。

歳上だが大人しい性格で話しやすい人だ。

 

「どうもっす、白菊さん。」

「あっ猛君。その格好だとバイトかな?」

「うっす。それと今日の朝飯美味しかったです。また参考にしたいので教えて貰えますか?」

「フフっお粗末さまです。猛君は本当に料理が好きだね?」

「…まぁ俺は料理が取り柄ですから。それじゃあ行ってきます。」

「はい、行ってらっしゃい。」

 

 そう言い俺は白菊さんと別れた。

・・・微笑んでた時の顔可愛かったな。って何言ってんだ俺は…

余計な事を思っていた時、また同居人と会う。

 

 

「どうもです紅葉さん。」

「ん…バイト?」

「はい、今日も稼がないと行けないので。」

「そう…行ってらっしゃい。」

「はい、行ってきます。」

 

 『鳳凰寺紅葉(ほうおうじあかね)』さん。

 金髪ショートが特徴の19歳のフリーターで詳しくは知らないが音楽関連の事をしている。

 クールな性格故にほぼ無口だが挨拶や軽い程度の会話はするので嫌われては無い模様。

 

 他にも後2人居るのだがそれはまた後程。

靴を履き、従業員用の出入口ドアを開けて振り返る。

 

「行ってきます。」

 

――――――――――

 

 スクーターで家から10数分後、バイト先であるメイド喫茶に到着し指定された場所へバイクを停めて鍵を閉めてポッケに入れる。

 

「おはようございまーす」

「おっ、おはよう粕壁!今日も宜しくな!」

「うっす。」

「おはよーー!猛ちゃーん!」

 

 バイト先のメイド喫茶に入ると店主である『おやっさん』と金髪ロングヘアに猫耳カチューシャを付けたウェイトレスの1人である『あずにゃん』がいた。(因みにあずにゃんは某軽音楽部のキャラではない。by猛)

俺を見る途端あずにゃんは俺に飛び掛かり猫の如く頬ずりしてくる。

 

「おはようございますあずにゃんさん。それと俺を見てから直ぐに抱き着くの止めろください。」

「えー?だって猛ちゃん可愛いし抱きつきたくなるのよー?」

「だから子供扱いもするな!俺は18だぞ!?」

 

 何かとこの人は飼い猫の如く俺にじゃれついてくる。

てかこの人デカいからむ、胸が顔に当たってヤバい…助けてくれ…

 

「ほらあずにゃん、そろそろ店開けるから猛を離してやれ。」

「ちぇー…」

「助かりましたおやっさん。」

「おう、猛も早く着替えて来い。」

 

 解放されホッとした俺は更衣室へ向かい着替えるのだった。

 

――――――――――

 

 バイトが始まってから数時間後。

午前の営業は終わり、現在俺達は休憩時間を取っていた。

 

「はーいお待ち。」

「待ってましたー!」

 

 休憩時間中、厨房にあった食材で俺は賄いを作り3人で食べるのがいつも通りの事。

因みに、今日のは野菜炒めと即席スープだ。

 

「それじゃあ…」

「「「「いただきます!」」」」

 

 皆でいただきますを言い一斉に食べ始める。

 

「うーん美味しー!さっすが猛ちゃんの作る料理は最高ね!」

「同意。」

 

 俺の作った飯に皆は舌鼓を打つ。

あずにゃんさんは笑顔で野菜炒め口に入れ次に白飯、二三回繰り返してからスープを1口。

 

 そしてほぼ無口なもう1人のウェイトレスである『黒猫(本名不明)』先輩も一言言いながら俺の作った飯をもきゅもきゅという擬音が聞こえそうな感じで頬張っていた。

 

「こんなに美味しいのに彼女とか作らないのー猛ちゃん?」

「嫌、無理だろ。俺オタクだし、キモイやつだし、絶対引かれる否嫌われる…」

 

 そう、先程言った通り俺はオタクだ。

部屋はアニメや特撮ヒーロー物のグッズが充実しており壁もポスターやタペストリーで張り替えた様に変わっている。

更にベッドには抱き枕も設置しているのでオタクまっしぐら。

 

 因みにこの部屋には誰も入れてはいない。

誰も入らない様にドアには鍵を設置し何時も出る時は閉めている。

 

 もしもこの部屋を皆に見られたらどうなる事やら… 

 

(ここから猛の妄想です)

 

――――――――――

 

 壁に背を付けて追い詰められる俺。

そして目の前には目にハイライトがない5人の同居人達と俺が集めたアニメや特撮ヒーローのグッズ。

 

「高校卒業したのにまだこんなの集めてるんだ…」

「たけっちはお子様かな?」

 

ドスッ!ドスッ!

2人の1●度の火球をくらい怯む俺

 

「ウッ!?」

「子供番組だけじゃなくこんな萌え系?の物も集めてたなんて…」

「キモ…」

 

ドドドスッ!

同じく火球をくらう俺

 

「グフゥ!?……ち、違う…違うんだあああああ!!」

 

ビーーーー!

 

抵抗するべくスペシウム●線を放つも…

 

ババババババ

 

「引きましたよ猛君。」

「「「「「二度と話しかけないで。 」」」」」

 

ビーーーー!

 

ゼッ●ンシ●ッターを貼られた挙句、5人からの波状光線を胸にくらい倒れ、口から血を吐いて息を引き取った。

 

(妄想終了)

 

――――――――――

 

「無理!絶対無理!俺の趣味バレたら確実に生きてられない!」

 

 自分の趣味(オタク人生)が彼女達にバレた時の絶望という名の崖に落とされる事に恐れる俺を見た3人は(ああ…言わなきゃ良かった…)という顔になっていた。

 

「ていうか猛、お前店とか出す気ないのか?」

「えっ!?…ま、まぁ将来的に出したいっちゃあ出したいけど…家の店閉めたままだし…」

「そういや最近になってお婆さんの借金返したんだっけ?」

「ええ…あのクソジジイにも「コレを持って帰れ!二度と俺達の前に出てくんな!」と言い返してやりましたから…恥ずかしかったけど悔いはない。」

「おお、こわいこわい。」

 

 婆ちゃんはある人物に金を借りていた。

赤字続きであった店は借金を背負っていたが、俺が高校に入って直ぐにバイトをしてコツコツ稼いだ金で借金を返済した。

婆ちゃんが死んでから最近になったけど…

 

「それにさ?俺、頭悪いから経営関係の事はさっぱりわからん。兄貴さえ帰ってきてくれたらな…」

「お兄さん確か3年前に出てったんだっけ?」

「ああ、色々あってさ…」

 

 そう、冒頭の時にも話してたが俺には1つ上の兄がいる。

俺が中3になる頃、婆ちゃんと喧嘩した兄が家を出ていった。

兄が東大に行くと言った事から亀裂が始まり、それ以降も婆ちゃんと兄貴の仲は良くなかった。

 

(しっかし兄貴は何処にいんだ…婆ちゃんが亡くなったってのに葬式にも出ずによ。)

 

そう考えていると…

 

(♪ワザ●プジ●ルノのテーマ)

 

「ん?猛、スマホ鳴ってるぞ?」

「あっ、ホントだ。誰だろう?」

 

 俺はそう言いコロネ頭が詐欺罪と器物損壊罪で訴えてきそうな着メロが鳴り出すスマホを取り出すと発信先は白菊さんからだ。

何だ一体?と思い俺は電話に出る。

 

「はい猛です《猛君!急いで帰ってきて!》えっ!?ど、どうしたんですか白菊さん?」

 

 

《家に空き巣が入ってきたんです!》

 

「は?」

 

――――――――――

午後2時頃

 

 

「うおおおおおおおお!!!」

 

 おやっさんの許可を得てバイトを途中退勤した俺はスクーターを吹かしながら大急ぎで帰宅中。

といってもスピード違反はくらいたくないのでギリギリの速度で走っている。

それから10数分後、我が家が見えるとスクーターを止め家に入ると靴箱に隠していた木刀(洞爺湖の文字入り)を手にし犯人を探す。

 

「空き巣はどこじゃああああああ!」

「あっ猛君!」

「おかえりー猛君。」

 

 俺に近づいてくる2人の女性。

赤髪のお嬢様結びが特徴の『幕澤桜花(まくざわおうか)』さん。

19歳で服飾の専門学校に通っている。

 次に『月島流星(つきしまりほ)』さん。

白菊さんと同じく大学2年で20歳。小悪魔的な性格でよく俺遊び半分でからかってくる5人の中で1番苦手な人だが悪い人でもないので責める気はない。

 

 

「無事っすか2人とも!空き巣はどこに!?」

「えーっとそれなんだけど…」

「大丈夫だよたけっち!私がやっつけたから!」

「お前がやったのかよ鶴河…ブフォッ!?///」

 

 声のする方へ顔を向けるとそこには産まれたままの姿の鶴河が笑顔で正拳突きの構えをしていた…ハアッ!?

 

「おまっバカ!何で素っ裸なんだ!///」

「へっ?…ッ!キャアアアア!!?///」

「コレで隠してサッサと着替えて来い!!」

 

 後ろに振り返ってから俺は着ていた上着を脱ぐと鶴河の方に投げる。

裸を見ないように左腕で目を覆いながらで。

 

「ったく…先に着替えてからにしろよ…」

「猛、鼻血出てるけど?」

「ダニィ!?ふおぉっ!?」(ハナヂダラ-)

 

 またかクソ!

俺は興奮すると鼻血が出やすい体質でくしゃみや鼻をかむ時にも偶に出る。俺の鼻の血管脆スギィ!!

 

「てかさっき鶴河が犯人を倒したって言ってたが…はたしてどんなお顔をしてるのか…って隼!?」

「知り合いですか?」

「嫌、俺の兄貴だ。しかしいつの間に帰って来てたんだ?」

 

 気絶している兄貴の頬をツンツン突いていると桜花さんが縄を持ってやって来た。

 

「ん?幕澤さん、何で縄持って来てるんですか?」

「また襲われない様に手足を縛っとく。」

「言っときますけどこの人、俺の兄貴です。」

「え、そうなの?…けどコイツ私の下着姿を見たのよ!」

「なら仕方ない。その縄を貸してください。」

「どうするの?」

「ちと嫌がらせする。」ニヤ-

 

 連絡も無しに今頃帰ってきた罰だ。

少しは懲らしめてやろうとしようか…ククク

 

その2へ続く




如何でしたでしょうか?

書こうとした理由

女神のカフェテラス面白い!
↓
誰か二次小説書いてないかなと毎日検索するも出ない
↓
そうだ、俺が書けば良いんだ

という理由です

ラブコメ作品は色々見ましたが書くのは初めてなんで上手く書けてるか心配。

マガジンも毎号購入してますので今後もコチラを集中して書こうかと思います。

それでは、また次回
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