八幡「.....どうしてノイズってのは出るんだろうな。」
八幡の目の前にはノイズという生物がいた。ノイズは武器でも人でも対抗手段が無いため警報をならし逃げることしか出来ないのだが
八幡「.....シンフォギアはまだ来ないみたいだな。ならいいか。シャドウ。」
シャドウ「後一分で来るぞ。それまでに片付けるんだな。」
八幡「分かってる。ダークギア、Combot Start。」
八幡がそう言うと首にかけていたネックレスから黒い影が現れてノイズを一瞬で消した。
八幡「逃げるぞ。」
シャドウ「はいよ。」
八幡達が消えた後に二人の少女が現れて、
??「ノイズはここに出ていたはず。」
??「見てください!これってノイズの灰じゃないですか?」
??「バカな!他のシンフォギアが居るとでもいうのか!?」
??「もしかしたら私と同じ感じの人かもしれません。」
??「...なら叔父様に報告するしかないか。行くぞ立花。」
響「はい翼さん!」
翼「叔父様。報告が。」
弦十郎「ノイズが倒されていたことか。」
響「え!?分かってたんですか!?」
弦十郎「君達が到着する数十秒前に高エネルギー反応があったんだ。その瞬間ノイズの反応が消えていた。」
翼「新たなシンフォギアですか?」
弦十郎「いや。それは無いはずだ。立花君が異例なだけでありそれに反応が違うのだ。シンフォギアではない何かが。」
私立リディアン音楽院....ここは元は女子校であったが今は時代の流れか共学になっている。そこの二年に八幡はいた。
シャドウ「音楽が嫌いなのにここに通うなんてな。」
八幡「うっせ。仕方ないだろうが。ここが一番近くて安かったんだから。」
八幡は一人暮らしをしており自分で生活費を稼いでいる。
八幡「それに俺が嫌いなのは"歌"だ。音楽を嫌いなわけじゃない。」
シャドウ「あの時もそうだったな。俺がお前に共鳴した時。」
八幡「心の闇を力に変換することができるお前を呼べてよかったわ。」
シャドウ「けけけ!よく言うぜ。俺の代償知ってるくせによ。」
八幡「それなら都合がいいだろうが。」
シャドウは八幡があるときに共鳴して八幡の体に住み着いている生物だ。故に八幡と頭のなかで会話をすることができる。
八幡「ん?あいつは....」
シャドウ「あっ?おぉ。新しいシンフォギアの適合者か。確か後輩だったな。」
八幡「名前は知らんがな。」
八幡が話していると警報がなり始めた。
八幡「...来たか。行ってみるか。」
八幡が少し離れてノイズの動きを見てると二人の少女が現れて
翼「行くぞ!」
響「はい!」
シンフォギアとなり戦い始めた。
八幡「....やっぱりなったばっかりだから戦い方がなってないな。」
シャドウ「仕方ねぇだろうよ。なにも知らない女がいきなり戦場に行けって言われてるようなもんだからな。」
八幡「そうだな。....?女の子が一人いるぞ。」
幼い少女が逃げ遅れて居たようで響と翼は守りながら戦っていた。だが数に押されて一体のノイズが少女に向かっていった。
響「は!避けて!!」
「嫌だ....お父さん!お母さん!誰か助けてよ!!」
八幡「!!ちっ!ここで使いたくないんだがな!」
シャドウ「自分とダブったか。ま、仕方ないな。」
八幡「ダークギア、Combot Start!!」
翼「くそ!!守れないのか!」
響「え...?」
響と翼の前のノイズが動かなくなり二人が少女に目を向けるとそこには黒い霧のようなものがあった。
弦十郎「二人とも!目の前のやつが昨日の反応のやつだ!気を付けろ!」
「「!!はい!」」
霧が晴れると少女は無事でその前に黒い鎧を着ている八幡の姿があった。
八幡「....逃げろ。このまま真っ直ぐいけばシェルターがある。そこに両親がいるはずだ。」
「あ、ありがとうお兄ちゃん!!」
少女は走って去っていった。
八幡「さてと、片付けるか。」
八幡はそう呟くと二人の後ろにいたノイズを剣で切り刻んだ。
翼「な!?」
響「速すぎる!!」
八幡「ったく。この程度の数に押されるなんてな。」
翼「お前!何者なんだ!」
八幡「さてな?少なくとも今のお前らの敵にはならねぇよっと。」
八幡はその場から避けると鞭のような物が通りすぎた。
八幡「いきなり挨拶か?」
??「へぇ?結構やるみたいだな。」
翼「ネフシュタンの鎧....」
??「お前名前は?」
八幡「まずは自分から名乗れよ。」
クリス「私は雪音クリスだ。お前を倒しに来た。」
八幡「倒すだと?」
シャドウ「おいハチ、分かってるだろうがあいつ。」
八幡「あぁ。シンフォギアを纏えるな。」
クリス「じゃあ行くぜぇぇ!!」
クリスはノイズを数体出して八幡に攻撃を仕掛けて来た。
八幡「....倒せるもんならやってみろよ。」
八幡はノイズを斬ってクリスの鎧を壊そうとしたがクリスは鞭でそれを相殺してそのまま八幡を蹴り飛ばした。だが
八幡「....あいつらとは違うな。」
クリス「な!?ネフシュタンの鎧だぞ!何で受け止めてる!」
八幡「別にこれは聖遺物じゃないからな。それと比べてるならお門違いだぞ?」
八幡はそのままグーで鎧を殴った。
クリス「がぁ!!」
八幡「....なんでそんなに悲しそうなんだ。お前だって一人の女の子だったはずなのに。」
クリス「何のことだ!」
八幡「お前は心優しい一人の人間だ。他のやつのことを考えれるな。」
クリス「何を根拠に言ってやがる!」
八幡「さっきの女の子が居るとき、お前は俺が居なかったら動いてただろ。予想するにお前の目的はノイズを倒す力を持っているシンフォギア、それに俺なんだろうな。過去に何があったかは知らんが人それぞれ思い出したくもないことがあるはずだ。」
クリス「うるさい!お前に!お前に何がわかる!もう一人になるのは嫌なんだ!」
八幡「....一人か...だったら俺がお前の側に居てやる。」
クリス「え...?」
八幡「一人が嫌なんだろ。だったら俺が側に居ればいいんじゃないか?裏切るつもりもないしな。」
クリス「...うるせぇ...うるせぇ!!」
クリスは叫ぶと鎧が弾け飛びクリスが歌い始めた。
八幡「がっ、、うぁ、、」
すると八幡は頭を押さえて呻いていた。クリスは歌い終わるとシンフォギアを纏っていた。
クリス「歌わしたな...私に歌を歌わしたな!」
響「翼さん!あの人動けてないです!」
翼「我々で迎え撃つぞ!」
そして二人が歌い始めクリスに向かったいった。
クリス「お前らはお呼びじゃねぇんだよ!フィーネにはそいつを倒せって命令なんだよ!」
響「あの人も言ってたでしょ!クリスちゃんは助けることが出来るんだよ!」
翼「我々でお前を助けてやる!」
そして三人の歌声が八幡の耳に届いたとき
八幡「止めろ...止めてくれ.....お、親父、母ちゃん、小町....!あ、ああぁぁぁ!!!」
「「「!!!???」」」」
八幡は叫びだし黒い霧が八幡を覆うと
シャドウ「仕方ねぇな。少しだけ力を出してやるよ。」
八幡の背中に槍が備え付けられ鎧もゴツくなって目の色が金色に変わっていた。
八幡「これ以上...歌うなぁぁぁ!!」
弦十郎「二人とも!そこから離脱しろ!そいつのエネルギーはこの都市を壊すほどの威力を秘めている!そこに居れば確実に死ぬぞ!」
翼「!!了解!離脱する!」
響「あの人はどうするの!?」
弦十郎「恐らくお前たちの歌に反応してエネルギーが暴走してる!それを聞かなければ落ち着くはずだ!」
フィーネ「あらあら、命令したこともできないなんて本当に役立たずね。」
クリス「フィーネ?」
フィーネ「もういいわ。貴方は要らない。ネフシュタンの鎧だけ貰って行くわね。それじゃあね。」
フィーネと呼ばれた女ネフシュタンの鎧を纏いクリスに向かって攻撃をした。クリスはそれを呆然と見ていた。
響「クリスちゃん!」
翼「ここからでは間に合わない!」
二人がクリスに向かい走っていた。その時クリスは
クリス「(私はまた一人になるのか?フィーネにも捨てられて。ならいっそのことここで。)」
「「クリス(ちゃん)!」」
八幡「うおおおぉぉぉ!!!」
クリスの目の前まで来ていた攻撃を八幡は弾き返した。
クリス「何してるんだよ....私はもう。」
八幡「死にたいとか言う気じゃねぇだろうな!よく聞け!人の命よりも大事なものなんて無いんだよ!生きていればいつかは救われる!もし救われないって言うなら俺が救ってやる!」
八幡は背中に背負っていた槍をフィーネに向かって投げ飛ばした。
フィーネ「貴方はやっぱり欲しいわね。それほどの力を持っていてどうしてその子を助けるの?」
フィーネは槍を容易くかわして八幡に問いかけた。
八幡「何でだと?目の前で泣いてる人が居れば手を差しのべないといけないだろ!その人を俺は否定したくない。もう悲しませたくないだよおおぉぉ!!」
フィーネ「な!この!!」
八幡はフィーネに向かって斬擊を放ちそれをフィーネは避けていると後ろから八幡が投げた槍が帰ってきた。
フィーネ「くっ!!近い内に借りは返すわよ。」
八幡「出来るもんならしてみろよ。その時は全力で叩き潰してやるから。」
フィーネは吐き捨てて逃げていった。
八幡「...雪音、泣くな。お前は一人なんかじゃない。俺がお前の側に居てやる。必ずお前のことを守って見せる。」
クリス「う、うぅ....うわあぁぁ!!」
クリスは八幡に抱きついて泣いた。そして八幡もダークギアを解除してそのまま倒れてしまった。
クリス「ぇ?なぁ、しっかりしてくれ!私を守ってくれるんだろ!」
八幡「当たり前..だろ?だけど少しは休憩を...」
弦十郎「二人とも、そいつを2課に連れてきてくれ。少し話がしたい。」