徹夜明けにエボルトになっていたのですが。   作:通りすがりのゴキブリ

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案外読んでくれる人多くて嬉しいです。アンケート見ましたが意外と激戦を繰り広げていて少し驚きました。

内心HUGっとにしようかと思っていましたが、どうしようかな…


1話 うっかりエボルト

俺がエボルトになってから数分後、俺は今月面をてくてくと歩きながら考え事をしている。かの有名な哲学者のアリストテレスは散歩をしながら考え事をしていたと言うし、何か良い考えは有るかと脳ミソを回転させていたのだ。

 

 

まぁ俺がじっとしている事ができない人間と言うのも有るが。 

 

確かに俺はエボルトになった、しかしそれは声と姿だけでもしかしたらパワーの方は飛んだパチモンなのかも知れない。

 

まずは自分自身のパワーが本物か、そして何れ程なのか知っておく必要が有る。

 

しかしこのまま月面に居ると言うのもアレだ。

 

取り敢えず、ある程度自分自身の実力が解ったら地球に帰ろう。

 

地球に帰ったら何をしようか…エボルトだからな擬態能力で人間に変身できるだろうし、取り敢えず人間として元の生き方に戻るべきか或いは心機一転して地球に拠点を設けてストレス解消がてら色んな惑星を滅ぼすか。

 

正直人間としての石動総一の人生にはそれなりに愛着は有る、だが別に地球外生命体として生きてみるのも悪くない。

 

うーん、この際良い奴だけ他の惑星に上手い事逃がして地球滅ぼすのもアリかな?

 

ぶっちゃけ俺はあまり人間に対して良い想い出がない。

 

友達も少なかったし、居たとしてもあまり付き合いは長続きしなかった。両親も俺が一人暮らしを初めて以降音信不通で気に掛けもしない。まぁ俺は俗に言うぼっちって奴だ、エボルトになった以上人間としての自分に未練はない。

 

エボルトとして生きるか、人間として生きるか…今後の方針は帰ったらゆっくりと考えよう。

 

何はともあれ今は自分自身の実力が本物か調べなくてはいけない。

 

どれ試しにアイテムを確認してみようか…

 

すると両手にパッとトランスチームガンとスチームブレードが現れる、成る程こう言った武器は俺の意思に呼応して召喚されるのか。そして俺の意識に呼応して消える。自由に出し入れ可能らしい。だがこんな能力エボルト持っていたっけ?

 

「でもまぁ、こりゃ便利だ。」

 

 

スチームブレードを軽く振り回しながら、金尾ボイスで呟くと同時にある事に気付く。

 

「…そういえばパンドラボックスは有るのか?」

 

両手に念を込めてみると6面のパンドラパネルが装着され、60本のフルボトルが装着されたパンドラボックスが現れる。

 

「…こりゃたまげた」

 

まさかパンドラボックスまで現れてしまうとは…しかもフルボトルが装着された状態と来た。

 

ぶっちゃけパンドラタワー作る気無いんだけどね、星をぶち壊すときにしか使わないだろうし…

 

「お次はこれか」

 

パンドラボックスを消して黒と白のパンドラパネルを出現させる。お、ちゃんとロストフルボトル装着されるな。

 

黒いパネルは怪人態になるのに必要だから召喚出来ると思っていたが、まさか白いパネルも呼び出せるとは思わなかった。

 

だが黒は怪人態になる時に使うとして、白は別に使う機会は無いな…別に平行世界に行ってもリスクしかないし、別に新世界作る気無いし。

 

…取り敢えずこの二つは仕舞っておこう。

 

これでアイテムの確認はできたな…どうやら全て本物の様だ。

 

次は戦闘能力の確認だ、エボル ブラックホールフォームは歴代ライダーの中でもトップクラスのスペックだ、しかもそれは初期状態のスペックに過ぎず、ハザードレベルが上昇すれば更に上昇する。

 

そしてエボルの恐ろしい所の一つで自身の戦闘力を50倍にできるというデタラメじみたブーストが可能と言う事だ。

 

更に皆さんご存じブラックホールを生成できるというチート機能、その気になればトイレ感覚で惑星を破壊できる。

 

エボルトの馬鹿げた力はそれだけではない、今の状態であるブラックホールフォームもあくまで成長途上に過ぎずこの先に怪人態、そして究極態と言う別の次元が存在するのだ。まぁ、余程の事が無い限り怪人態や究極態にはならないと思うが。

 

先程のアイテム確認で武器等は全て本物である事が解った。次は本格的な戦闘能力を確かめたい。

 

 

そんな事を思っていたら丁度良い、小さな隕石が地球目掛けて飛んでいる。たしか隕石って年間に500個程落ちるらしい。多いんだか少ないのだか解らないが、隕石を生で見るとは結構レアだ。

 

「よし、アレで試してみるか。」

 

エボルドライバーのハンドルを回し、ベートーベンの交響曲第九番の様な音声が鳴る。

 

『Ready go!ブラックホールフィニッシュ!チャオ!』

 

 

あまり大きすぎると月もろとも巻き込んでしまう、かと言って小さすぎると隕石に届かない可能性もある。

 

慎重に掌でブラックホールを作り出し大きさを調節する。

 

「えーっと…これくらいかな?」

 

***

 

一方数分後の地球、日本では

 

いつもなら様々な話題が飛び交い笑い声や泣き声が響くはずだが、今日は皆動揺を隠せなかった。

 

都内のビルに設置された大型テレビジョンの前に出来た人混みの中には「世界の終わりだ」とか「地球滅亡」だの言う者もいれば、念仏を唱える者もいる。

 

ここまで多くの人間が取り乱す理由は言うまでも無い。

 

先程からテレビの中のアナウンサーが焦り気味に伝えている出来事だ。

 

『繰り返します、本日未明ブラックホールの様な物が月を吸い込み、月は7割がた消失したとの事です。月を飲み込んだブラックホールについては解析不能で、月の大半を消失させた後すぐに消えたとの事です。果たして私たちはもう永遠に満月を見る事ができないのでしょうか?』

 

多くの人間はこの事を信じられなかった、だが日が沈み上を見上げると今日本来見えるはずの満月が綺麗な三日月になっている以上信じるしかなかった。

 

数時間後月の七割もの体積が減ったため、地球の公転スピードが狂い、気温が急上昇と急降下を繰り返す日々が数日続いた。

 

さらに月の殆どが破壊され月の干潮が弱くなり、多くの都市が水没、日本も九州、四国、北海道に大洪水が起きた。

 

正にパニックだ。人々は錯乱し地球は大混乱に陥った。

 

多くの人々は思った、これは神の天罰で人類は滅ぶのかと。

 

例え水没や災害の危険がない安全な場所に住んでいる者も死を覚悟する程であった。

 

だがそれは杞憂に終わった。

 

なんと数日後、三割しか残っていない月が再び引力で地球を支え始め、地球の公転のスピードも干潮もほぼ元通りになったのだ。

 

 

しかし人間たちは知らなかった。

 

「やばいやばい!月の殆どが無くなっちまったじゃねぇか?!こりゃ酷いことになった…どうしよ…」

 

今回の事件の元凶がすぐそこまで迫っている事に。

 

 

 

 




うーん、一応このふたりはプリキュアかHUGっと!の二つに絞りましたが、原作プリキュアどーしよ…案外ふたりはプリキュア人気みたいだけど。ホワイト可愛いよね…でもキュアエールも可愛い…あー迷うわ。

繰り返しますがアンケートの集計期間は4/15日の正午までとします。

感想等があれば是非お願いします。

※アンケートの方間違えて一度消してしまいました、申し訳ございません。また一番最初に取ったアンケートは間違えてではなく二つに絞ったため作者の方で消去いたしました。

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