徹夜明けにエボルトになっていたのですが。   作:通りすがりのゴキブリ

4 / 7
お気に入り100件有難うございます!

そろそろ別のプリキュアの小説書こうと思いますので良ければそちらもお楽しみくださいませ。


3話 まぜてよエボルト

俺が地球に舞い降りて数分後。

 

俺はこの町の構造や建物を知るためにあてもなくその辺を徘徊していた。

 

「…さて、この先どうすべきか。」

 

取り敢えず地球に来てみたが、この先の事を考えていなかったため、頭を抱える。

 

俺が異世界転移したと言うことならば、ここは俺の住んでいた世界ではない。つまり家がないのだ。

 

そして家も無ければ金もない。

 

この地球で生きていくには金が必要不可欠と言っても過言ではない。

 

エボルトの力を使って強盗とかするしか無いのか?…いや流石に罪の無い一般人にこの力を使う事は出来ない。

 

…どうやら暫くの間は野宿するしか無いようだ。

 

働くとしたらバイト…何をしようかな…

 

別で買いに来たは良いものの根本的に重大なことを考えていなかった…

 

やれプリキュア以前の問題だ。

 

 

「これじゃあ楽しむ所では無さそうだな…」

 

 

トホホと一人愚痴ながら公園のベンチに腰かける。

 

 

だがその時だった、自分の周囲に咲いている花が急に枯れ始めたのだ。

 

それだけではない空気は淀んで息苦しく、日没までまだ時間が有る筈なのに空は真っ暗だ。まるでこの公園の通りだけ別の世界に変わったかの様に生気が無い。

 

「どうなっているんだ?」

 

すると妙に大きな叫び声の様な声が耳にはいる、いきなりは止めてくれ、流石にビクッとしたぞ…

 

 

「ザァァァァアケンナァァァァア!」

 

 

ざけんな?

 

近くで喧嘩だろうか?俺には関係の無い事ではあるが、流石にこれ程の大声となると近くの人間にも迷惑だ。一言物申さねば。

 

そう思いながら声のした方角へ足を進めていると。

 

「闇の力のしもべたちよ!」

 

「とっととお家に帰りなさい!」

 

 

今度は女性の大声が聞こえた、それぞれ声が違うため二人いるのだろう。しかし闇の力のしもべ?何か中二臭いな…さっきの喧嘩に巻き込まれていなければ良いんだが…

 

「ザァァァァアケンナァァァァア!」

 

Wow…少し歩いてみたら何か黒い影のバケモノと、先程叫んでいたであろう黒と白のカラーリングした二人組の少女が居ました。

 

バレないようにすぐさま木の陰に身を隠す。

 

バケモノ?あれがドツクゾーンって奴か?

 

「行くよ!ホワイト!」

 

「うん!」

 

木の陰から女の子二人が戦っている姿を見物する。成る程…あの影のバケモノがドツクゾーンって言うならばアレがプリキュアって奴か?

 

しかし…プリキュアってもっとビームとか魔法染みたもので戦うのかと思っていたが、少し意外だ。

 

なんせ肉体のみで戦っているのだから。

 

黒い女の子はバケモノをタコ殴りにしてるし、白い女の子に限ってはドロップキックや連続蹴りをかましている。

 

まるでハイレベルな女子プロレスを見ている気分だ、先程から見ていたが怒涛の勢いで戦っている。

 

 

「…あれがプリキュア…」

 

 

女性にも関わらず荒々しく、そして華麗だ。

 

プリキュア…ますます興味が湧いて来た。

 

だが彼女達の力や実力は高い事は解ったが、どれ程の物なのか未知数だ。

 

プリキュアだけではない、あのバケモノ…ドツクゾーンについてもまだ解らない事がある。

 

「試してみるか…」

 

『エボルドライバー!』

 

エボルドライバーを腰に装着し、コブラエボルボトルとライダーエボルボトルを両手に取り出す。因みにいきなりphase4となるとプリキュアもろとも殺してしまいそうなので、エボルトリガーは付けていない。

 

本音を言うともう限界であった、正直この力を試したかったのだ。

 

そしてこの力を試すついでにプリキュアやあのバケモノと戦い、正確に実力を確かめる。相手がどれ程の物か知るには戦うのが一番と言うしな。

 

『コブラ!ライダーシステム!エボリューション!!』

 

二本のボトルをドライバーに装置すると暗く、不気味な待機音声が流れる。しかしその音声は自分がエボルの力を使うという事を実感させ、更に気分を高揚させるのだった。

 

遂に…遂にこの力を使う事ができる…!

 

ドライバーのハンドルを回せば先程とは対象的に明るく、しかし何処か不気味な音声が流れる。

 

ベートーベンの交響曲第9番の一つ「歓喜の歌」をアレンジしたような音声。

 

それはこの世界に舞い降り、自分が好きだった仮面ライダーエボルになれる「歓喜」をまるで音にして歌っているかの様だった。

 

『Are you ready?』

 

そしてハンドルを回す手を止めると、「準備はできたか?」と言わんばかりにドライバーの音声が尋ねてくる。

 

返答は言うまでもない。

 

「…変身!!」

 

『コブラ…コブラ!エボルコブラ!!フハハハハ!!』

 

 

エボルドライバーから伸びたパイプによって3つの金色の管状のファクトリーEVライドビルダーが俺の周りに構成された後、エボルボトル内の物質がそのパイプ内を移動し、俺の前後にハーフボディとして生成され、俺を挟める形で結合し、赤と金で装飾された毒蛇コブラを思わせる戦士へと姿を変える。

 

「エボル、phase1」

 

 

仮面ライダーエボル コブラフォームに変身した俺は、毒蛇の様にゆっくりと、だが正確にプリキュアとバケモノに近ずくのであった。

 

 

「さて…戦うとしますか…」

 

 




今回も読んで頂きありがとうございました。


ブラッドスタークじゃないの?と思った方もいるかと思いますが、個人的にエボルにしたかったのでそうさせて頂きました。スタークは出そうか検討している所です。

ご感想等が有れば是非お願いいたします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。