走るその先に、見える世界 作:ひさっち
麻真とシンボリルドルフの二人が駆け出す。
二人が走るコースは芝、距離は二千四百メートル。バ場は良、天候も晴れとコース状態は最適だった。
今回、二人が走るこのコースはスタートからすぐコーナーに入る。一周をするコースである以上、必然的に最後は長い直線になるスタートの配置となっていた。
エアグルーヴのスタートで、二人は走り出していた。スタートでどちらも出遅れることもなく、二人が同時にスタートしている。
同時に二人が駆け出して、まず先に動いたのは麻真だった。二人しかいない競争になるが、彼はシンボリルドルフより先に前に出て先頭を走る逃げの位置についた。
前に出た麻真を見てシンボリルドルフがすぐに彼が“逃げ”の作戦を選んだのを察知すると、彼女は逃げる彼に対してすぐに自分の位置を合わせていた。
麻真よりやや後ろ、彼の二バ身後ろにシンボリルドルフが位置につく。本来、差しウマ娘である彼女には珍しい先行の位置だった。
そして第一コーナーから第二コーナーに入る最中、シンボリルドルフが気づいた。二千四百メートルという長距離では、基本前半は緩やかに走る。後半に差し掛かるにつれてペースを上げ、ラストスパートへ入るのが大まかな流れになる。
しかし麻真の走るペースが予想よりも速いことに、シンボリルドルフは彼の意図を即座に理解していた。
(麻真さん! 簡単に“それ”をさせるほど――私は弱くないぞ!)
シンボリルドルフが麻真の背中を見据える。決して彼に先頭を独占させるつもりはないと。
麻真はこのレース、シンボリルドルフのことなど置き去りにして最後まで先頭を走り切るつもりであると、彼女は理解させられた。
麻真の走るフォームを見る限り、彼はまだ全速で走ってはいないとシンボリルドルフが推察する。麻真はまだ前傾姿勢になっていない。ということは、まだ彼は速くなることをシンボリルドルフは理解していた。
しかし簡単に置いていかれるつもりはない。いくらハイペースと言えど、シンボリルドルフは意地でも彼の背中を走る意地があった。
ずっと長い間――この背中を見たかったのだ。
過去何度も見てきた景色。麻真が前を走り自分が彼の背中を追い掛けるこの景色が、シンボリルドルフには懐かしくて堪らなかった。
麻真の走るフォーム。それは彼の人生を表しているとシンボリルドルフは思っていた。洗練された無駄のない美しいフォーム、それは人生の全てを注いだ結晶とでも言える姿だろう。
その姿を、こんなにも間近で見ることができる日々が過去にあった。それはシンボリルドルフにとって、自分の誇りとも言えることだったのだから。
こうして彼の背中をずっと追っていたい。そう思うシンボリルドルフだったが、彼女は望んだのだ。麻真に全力で走って欲しいと。
全力の麻真と走るならば、自分も失礼な走りはするつもりは毛頭ない。故に、シンボリルドルフはそれが当然と言わんばかりに麻真の後ろから離れるつもりはなかった。
(貴方を逃すつもりはない。最後で貴方を“差す”ッ!)
麻真に闘志を剥き出しにして、シンボリルドルフは一向に“走る速度を変えない”彼の後ろにしがみつくように走っていた。
◆
「……速過ぎる。アイツ、かなり飛ばしてるな」
二人のレースを見ていたハナが、手に持っていたストップウォッチを見て顔を顰めた。各ハロン毎のタイムが速過ぎる。ハナの隣にいたメジロマックイーンもハナの手に持つストップウォッチを確認して、目を大きくしていた。
「確かにお二人とも、かなりペースが速いですね」
そんな二人をコースの端から見ていたグラスワンダーが呟いた。タイムを見ていない彼女から見ても、走る二人は明らかにオーバーペースだと判断できた。
前を走る麻真の走りは、逃げの範疇を超えている。位置など関係ないと言わんばかりにハイペースで前に行く姿勢は“逃げ”より更に一段階上の“大逃げ”、博打と言えるような作戦である。これが成功することなど、本来は有り得ない。
ペース配分を間違えた走りは、後半で大きく失速する。つまりは後半で抜かされてしまうことになるのだ。
「会長さん、あの方に無理についていかなくてもよろしいのでは? 無理に合わせずにあの方がスタミナが切れるのを待つだけで良いと思いますが?」
「いや、会長の選択は合ってる」
グラスワンダーの考えにエアグルーヴが否定していた。
「麻真さんがいた頃に学園に居なかったグラスワンダーは知らないだろう。会長と走ってるあの麻真さんのスタミナは底無しだ」
「……底無しと言いますと?」
「昔の話になるが私や会長……というよりこの学園で麻真さんにスタミナで勝てるウマ娘はいなかった」
「……はい?」
エアグルーヴの言葉に、グラスワンダーが反応に困っていた。
そんなグラスワンダーを横目に、メジロマックイーンはそれが普通の反応だと納得していた。
確かに聞くだけなら、信じられないことだとメジロマックイーンも思うだろう。しかし彼女も麻真と体力勝負をした経験がある。ランニングで倒れるまで走っても麻真は平気そうにしていたし、自分が吐くほど全力で走っても麻真が平然としていたことを彼女は思い出していた。
「だから麻真さんが逃げてるなら、おそらくあの人はあのまま速度を一切落とさずに走り切れるに違いない。もし判断を間違えて置いていかれれば、そのまま負けることになるのを会長も分かっているんだろう」
エアグルーヴはそう予想していた。麻真のスタミナの限界を彼女は今まで計り切ることができなかった。故に、このレースにおいて麻真がスタミナ不足になるという考えはなかった。
「あの人、そんなにお強いんですか?」
「麻真さんがレースに強いかは私にも分からない。私達はあの人が本気で走ってるところを見たことがないからな。でも、あの人は走る姿がとても上手くて綺麗なんだ……そうでなければ、当時の私達はあの人に教えを乞わなかった」
グラスワンダーの質問に、エアグルーヴが肩を竦めて答えていた。
それを聞いても、グラスワンダーには理解しかねる話だった。あの“絶対”と言われるシンボリルドルフが負ける可能性があるなど予想もできない。
シンボリルドルフの相手はウマ娘ではない、人間である。それがウマ娘と同様の速さで走れることだけで理解の範疇を超えているのだ。
「確かにとても綺麗ですけど……」
そしてグラスワンダーが麻真の走りを見る。確かに異様なまでに綺麗に走る麻真の姿には、ウマ娘である自分も素直に感動すら覚える。しかし不思議と“妙な違和感”を彼女は覚えていた。
だが“それ”をこの場で口にすることをグラスワンダーはしなかった。おそらくこの学園で“その言葉”を決して口にしてはいけないと、彼女は確信に近い何かを感じていた。それを言ってしまえば、間違いなく自分は逆鱗に触れてしまうような気がしていた。
◆
(……しっかり後ろにいるな)
麻真が後ろを一瞥して、自分の二バ身後方にシンボリルドルフがいることを確認する。
間違いなく考えがシンボリルドルフに“読まれた”。麻真はそう確信していた。
しかしシンボリルドルフが希望した全力で走ってほしいという要望に応えるには、麻真はこの手段しかなかった。
他のウマ娘ならば、話は変わる。だが相手がトレセン学園で最強と謳われるシンボリルドルフならば話が違う。彼女と対等に戦う方法を麻真はこれしか持っていないのだ。
麻真の脚力では体の都合上、加速に限界がある。ならば自分が出せる高速度を維持したまま走り続けることが、彼の選んだ最善だった。
二千四百メートルの長距離において、自分が走っているペースが明らかなオーバーペースなのは麻真も十分に理解している。
しかし麻真は、自身の脆い足の使い方を把握していた。自分の足は瞬発力向けの足ではなく、一定の速度を維持することに向いていると。
レース後半のラストスパートで強い瞬発力で加速をすると、足が壊れる。しかし序盤から後半まで一定の速度を維持して走ることならば足への負担は少なくなる。
今出している速度は、麻真が出せる最大速度の七割程度。しかし足が耐えられない為に十割の速度を出すことができない故に、彼が足への負担を無視しても出せるのは八割か九割が限界である。
そのため麻真がこのレースでシンボリルドルフが満足する勝負をするには七割の速度を維持して走り続け、最後に僅かな加速をして走り抜くしかなかった。
(もう少しは離れてくれると思ってたが、アイツもそこまでバカじゃないか)
麻真の作戦は逃げだが、超えたハイペースになればそれは“大逃げ”になる。
本来、レースにおいて大逃げに合わせることはない。合わせたところで、自滅するからだ。超えたハイペースにスタミナを消費して最後まで走ることができなくなるのは目に見えた結果である。
しかし麻真はコースをハイペースで走り切れる自信があった。子供の頃から成人になって、今日までひたすらに走り続けた結晶と言えるスタミナがある。それこそ、スタミナでシンボリルドルフに負けるなど彼は微塵も思っていない。
最初にリードしてシンボリルドルフが差そうとしても差せない状況にするつもりだったが、彼女が即座にそれを読んだのは麻真の僅かな想定外だった。
(ならアイツがバテるのを期待するしかないか……)
麻真のハイペースに合わせるシンボリルドルフだが、麻真の速度に合わせれば必然的に彼女のスタミナ消費も早くなる。
それこそ後半に勝負を仕掛ける体力が残らなくなるまで走ってくれることを麻真が期待する。
しかし背中に感じる圧力を感じながら、麻真はそれを淡い期待だということを察していた。
背後から猛烈な威圧感を麻真が感じる。まるで噛み殺そうと言わんばかりの圧力だ。
既に第一、第二コーナーを曲がった直線を二人が駆ける。麻真がまた背後を一瞥してシンボリルドルフを目を見ると、思わず苦笑いしていた。
シンボリルドルフが――獣のような目を麻真に向けていた。
そんな目を麻真に向けているのにも関わらず、シンボリルドルフの顔が笑っていた。楽しくて仕方ないと顔が言っているのに、目は獣と言えるような獰猛さを感じていた。
そんなにシンボリルドルフは自分と走るのが嬉しいらしい。麻真はそう感じていた。
◆
「アサマァァァ! ファイトデースッ!」
二人の走る距離が千メートルを超えたところで、タイキシャトルが大声で手を振りながら麻真を応援していた。
そんなタイキシャトルに、エアグルーヴが意外そうな顔をしていた。
「む? タイキは会長ではなくて、麻真さんを応援か?」
「当たり前デースッ!」
タイキシャトルが当然とエアグルーヴに答える。彼女はそう答えて右手で拳を作ると、そのまま上に力強く上に上げていた。
「アサマに勝つのはワタシデス! だからアサマには誰にも負けてほしくないデース! 昨日のようには行きマセン!」
タイキシャトルの話を聞いて、エアグルーヴが何のことだと小首を傾げる。
そのエアグルーヴの疑問に、ハナが呆れた様子でタイキシャトルを叱っていた。
「昨日のあれはタイキシャトル、お前が悪い。わざわざ北野を追い掛けて必要のない距離を全力で走った上で、そのままアイツと一周走ったんだ。長距離適正がないお前が最後で体力バカの北野を抜けると思うな」
練習場で起きた昨日の出来事をエアグルーヴは噂程度でしか聞いていない。しかしハナの話を聞くと、彼女はすぐに納得していた。
昨日、タイキシャトルが二年振りにトレセン学園に帰ってきた麻真を見つけて喜びのあまり全力で彼を追い掛けて、そのまま流れで彼と一周二千四百メートルのレースを挑んでいた。
タイキシャトルの距離適正は短距離からマイルである。そのため彼女の瞬発力に特化した足では、長距離を走ることに向いていない。
故に、麻真と一周以上の距離で挑んだタイキシャトルでは、彼を差すことはできなかったのだ。
「だから今度はワタシの距離で勝負デース! なのでアサマにはそれまで負けてほしくないんデスヨ!」
だがハナに叱られても、タイキシャトルはそれを気にも止めずに麻真を応援していた。
タイキシャトルが大声で麻真を応援をしているが、練習場は特別騒いでいる様子はなかった。
模擬レース、それもシンボリルドルフのような強豪のウマ娘が走るとなれば必然的に彼女のファンなどが応援をしている。
しかし麻真とシンボリルドルフの二人のレースでは先程まで騒がしかったはずなのに、いつの間にか誰もが応援などをしていなかった。
その違和感を、メジロマックイーンは感じていた。どことなく、練習場の様子がおかしいと。
「皆さん……誰も騒いでませんわ」
むしろそれはメジロマックイーンは有難いことだった。麻真の走りを見るのに、周りの雑音が邪魔になって集中できないのだから。
「誰も声を掛けられないのだろう。会長にも、麻真さんにも」
メジロマックイーンの疑問。それにエアグルーヴが応じていた。
その言葉に、メジロマックイーンが首を僅かに傾けていた。
エアグルーヴが視線を向ける。その先には、笑顔で走るシンボリルドルフの姿だった。
「会長の“あんな顔”を私は見たことがない。それはきっとここにいる会長を知る子達全員が同じだろう」
シンボリルドルフの見据える先には、麻真がいる。彼女が向ける彼の視線は、凶悪な獣のようだとエアグルーヴは思った。それなのに顔が楽しくて仕方ないという笑顔なのだ。
ここにいるシンボリルドルフを知る全員が思っている。
怖い、と。それは無敗の三冠王。そして“皇帝”と呼ばれるシンボリルドルフが初めて見せた顔だった。
「あんな顔で走る会長の前を平然と走っているなんて……」
エアグルーヴがポツリと呟いた。
考えるだけでエアグルーヴはゾッとした。もし自分なら、その威圧感は並みのものではない。それこそ自分ならペースを乱されるだろう。真っ当に走れる自信は彼女にはなかった。
「…………」
それはメジロマックイーンの理解できないことだった。
しかしそれは、まだ十分なレース経験のないメジロマックイーンは分からないことだった。
◆
(やる気満々か、スタミナが切れてる様子はなさそうだ)
背後から一向に途絶えない威圧感。勿論、麻真もそれを感じていた。
時に精神は、肉体を超える。そういう言葉がある。
まさにこのことだと、自分の後ろを走るシンボリルドルフを見て麻真は実感していた。
スタミナの余裕はかなりある。しかし足の負担が少しずつ増えていることを麻真は冷静に理解していた。
既に走っている距離は後半に差し掛かっている。第一、第二コーナーを抜けて直線が終わり、第三コーナーに入った。
ここから速度を維持し続けて、最後まで持たせる。もしシンボリルドルフがこのハイペースの中でも自分に迫ってくるなら――麻真も考えなくてはいけない。
かなりのハイペースで走っているはずなのに、麻真から見ても背後のシンボリルドルフの足が衰える様子はない。むしろ気迫が増している気がした。
(麻真さん……やはり貴方は凄い人だッ!)
前を走る麻真を見ながら、シンボリルドルフは更に高揚していた。
オーバーペースで走り続ける麻真を追い掛けるシンボリルドルフの足は、実のところかなりの消耗をしていた。
それは当たり前のことだった。まるでペース配分を考えない麻真の疾走は、明らかにスタミナが保たない。
息も苦しくなっている。足も重たくなっている。身体が辛いと言っているのがシンボリルドルフには分かる。
だがそんな身体の警告を、シンボリルドルフは鼻で笑っていた。
――“そんな些細なこと”はどうでも良い
息苦しさ? 足の負担? そんなことは足を止める理由の考慮にすらならない。
まだ足は動いて走れる。息が止まらなければ追い掛けられる。それだけで良い。
そんなことでこの時間を終わらせるなど、シンボリルドルフには有り得ない選択だった。
むしろ重いはずなのに、足が軽くなっているとすら感じる。呼吸も荒いのに心地良いとすら思う。
楽しい。それがシンボリルドルフの心を埋めている。
継続的な運動で起こるランナーズハイのような現象が、シンボリルドルフに起きていた。
(速度が変わらない! むしろまだこれだけの速度を維持しても平気そうな顔をしている!)
麻真を先頭にシンボリルドルフも第三コーナーを抜けて、第四コーナーに入る。
まだ麻真が余裕そうな顔をしている。ならまだ速くなる可能性もある。それがシンボリルドルフの心を折ることはなく、むしろ更なる高揚を生み出していた。
レースは終盤。第四コーナーが終われば、後は最後の直線だけ……長く、そして短い直線だけだ。
(もう終わりが近い! こんなに時間が惜しいと思ったことはない!)
二人のレースも、残りは僅か。
最後の直線に、二人が入った。
その瞬間、シンボリルドルフが足に力を込めた。軸足を強く踏み締め、僅かな時間で身体を更に前傾姿勢にする。
スタミナや疲労など関係ない。シンボリルドルフは一瞬のうちに――加速していた。
「――ここだッ!」
エンジンのギアが上がったようにシンボリルドルフが加速した。
勝つという意思。その威圧感は、勿論麻真も察知した。
(勝つ気満々だな! ルドルフッ!)
ゴールまで、残りは六百メートル。
麻真の二バ身後ろにいたシンボリルドルフが、先頭に迫る。
少しずつシンボリルドルフが麻真に迫る。ゴールまでの残りの距離は僅か四百メートル。
二バ身から一バ身半。シンボリルドルフが麻真との距離を縮めていく。
だが既に最大速度で走っているシンボリルドルフに、実のところスタミナは残っていなかった。
しかしシンボリルドルフは、それを無視していた。もう走るスタミナが切れてることは分かりきっていた。
「麻真さんッ! 私は楽しいぞッ‼︎」
堪らず、走るシンボリルドルフが貪欲な目を向けながら麻真に笑顔を送る。
そう叫ぶシンボリルドルフには、限界の走りをしていても辛い気持ちなどなかった。
間違いなくシンボリルドルフの限界の走りをしている。それは誰が見ても分かる光景だった。
そんなシンボリルドルフを見て、麻真も同じ気持ちだった。
(こんな楽しそうに走るなんて……)
まだスタミナはある。しかし負荷を掛け続けている足への負担がかなり大きくなっていた。
これ以上の酷使は拙い。それは麻真自身も理解していた。
しかし麻真は背後に迫るシンボリルドルフに、どう応えるか悩んだ。
シンボリルドルフを勝たせることか、それとも負かせることか、色々と考えたが――どちらにせよ、答えはひとつしかなかった。
ここまで自分の背中を追い掛けてくれたウマ娘に、応える方法なんてひとつしかないと。
麻真が、足に少し強く力を込める。そして彼は――身体を更に前に倒した。
「俺も久々に楽しいぞッ! ルドルフッ!」
そしてその声と共に、麻真は加速していた。
残り二百メートル。二人の距離は半バ身。
二人が最後のラストスパートに入っていた。
読了、お疲れ様です。
何度も言いますが、主役はメジロマックイーンです、
レースの結果は次の話に。
麻真が強いと思いますが彼は子供ではなく成人ということでご容赦ください。
麻真の強さに関してはパラメータで言うなら、スタミナの数値が異常値と覚えて頂ければと思います。速度があっても加速が出せない選手というイメージです。
今回の部分で少し色々と後の話に繋がる部分を入れています。
その点なども今後も見守って頂けると幸いです。
前回に引き続き、今回の更新までに感想・評価をくださった方々に感謝です。これからもまだまだよろしくお願いします。