あの後無事にウイニングライブも終わり、今日一日トレーナーさんからおやすみをいただきました。ちなみに最終的な順位ですが、私、テイオーさん…そして意外なことにライスシャワーさんです。あの後私たちのデッドヒートに触発されて3位…2バ身差まで詰め寄ってきてたそうで…終わってから改めてトレーナーさんにスカウトされたらしいです…どうなるんでしょう…私としてはライバルが増えて嬉しい限りなのですが…。とそんな感じであの後のご報告でした。そして今現在なんですが…。
『〜〜♪』
「どうして私はスピカの皆さんとカラオケに来ているのでしょう…?」
公園でのんびりとしていたら、何故か捕まりました。捕まった経緯ですか?お約束です…なんか、いきなり声をかけられたと思ったらサングラスとマスクをした複数人に袋を被せられて拉致られました()
若干現実逃避に身を窶している私ですが、嫌だ嫌だと言ったところで現状が解決するわけでも無いので仕方なく状況を受け入れます…。
「まぁまぁ、良いじゃあねぇか。ほらよ。」
そんな私に話しかけたのは私を拉致してくれやがりました張本人の一人、ゴールドシップさん。そんなゴールドシップさんが私の目の前にグラスを置きます…中身は何やら白く濁った液体…明らかにカル○スではありません…。
「何ですかこれ?」
「米の研ぎ汁。」
「…大根煮るのにでも使ってください。」
と、グラスをゴールドシップさんの目の前に戻します。誰が好き好んで米の研ぎ汁なんか飲むんですか…。
「なにぃ!?私の研ぎ汁が飲めないってのか!?」
「ご自分で試飲して、どうぞ。あと、ドリンクでのハラスメントは嫌われますよ。」
たまには一度、痛い目にあった方が良いのでは無いのでしょうか…と、すでに痛い目に遭っているようですね…。目を押さえて悶絶してます。近くにはメジロマックイーンさん…なんとか沈めてくれたようで軽くお辞儀…マックイーンさんも返してくれました、なんだか仲良くなれそうです。っと、どうやら曲が終わったようです。歌っていたのはテイオーさん…何気にユーザーだったんですね…というか96点、凄いですね…。
「ふーっ!歌った歌って!」
と、楽しそうにテイオーさんもソファーに戻り、はちみーと呼んでいるドリンクを美味しそうに少しずつ飲んでいる…いや、舐めている?…なんだか不思議な飲み物だ。
「私達の問題児が申し訳ありません…」
「いえいえ…ただ次は普通に誘っていただけると…」
と、マックイーンさんも申し訳なさそうに謝っている。いえいえ…こちらこそ…なんてお互い謝り合戦だ…。先ほども言ったが嫌だ嫌だと現実逃避に身を窶しても仕方ないので、受け入れることにした。うん。
「そういえばイクシオンて、ティアラの方も狙ってるんだよね?」
「…トレーナーさんからは最低でも六…最高で十二とは言われてますね…」
「12…?まさか全部皐月賞から有馬まで…全て…?」
「まぁ、そういうことになりますね…」
「はーっ、リギルのトレーナーは考えることが違えなぁ…」
苦笑いしながら、質問に答えていけば。そうか、このままいくとスピカの皆さんとオールで当たることになるのか…のかな?
「まずは目の前のクラシック三冠とトリプルティアラ…この二つを取ることが現在の目標ですね。」
と、スペシャルウィークさんが歌ってるのを聴きながら、マックイーンさんやテイオーさん、ゴールドシップさんと話す。
「それに皐月賞が終わった後に言われたんです。会長さんに。」
「かいちょーに?なんてなんて?」
と、テイオーさんが興味津々で聞いてくる。マックイーンさんも少なからず興味があるようで。
「『有馬記念で本気の勝負をしよう。』…また一つ負けられない理由ができてしまいましたから…ですから、あなた達にも負けるつもりはありませんよ?」
「とーぜん!日本ダービーでは僕が勝つからね!」
「私も、天皇賞は譲れませんわ。」
「それじゃあ、その時は全力で。」
そう言ってそれぞれと固い握手を交わした後は、カラオケを楽しみました。そして明後日で第二目標の桜花賞…スピカからはダイワスカーレットさんとウォッカさんが出るようです。そして、あの子…ライジングホッパーさんも…けど、誰が来ても負ける気はしません…だって、今頃あの子達も見てるだろうから。
「ゴールドシップさん…私たち、なんか除け者にされてませんか?」
「気のせいだろ。」
♢♢♢♢♢♢♢♢
「はぁっ…!はぁっ…!」
「うん、いい感じだね。これなら桜花賞も楽勝でしょ。並走したドルフのから見てどう?」
「ああ、トレーナーと寸分違わずだ。だが、あらゆるものは色即是空…油断するとすぐに他のものに追い抜かれてしまうぞ。」
「はぁ、はぁ…精進します…!」
たっぷり一日おやすみを貰った翌日、1日かけてトレーナーさんと会長さんとで調整をしてくれました。というのもやることは会長さんとの模擬レース。距離は桜花賞と同じ1600m。
あ、余談ですがライスシャワーさんはうちへの勧誘を受け入れたそうです。ライバルと戦力が増えていい感じです。長距離を万全に走れるのはグラスさんと会長さん、私でしたから…ちなみに強さの順ですか?会長さん>グラスさん>私、ですよ?
「坂道も悪路も問題無し、っと。…さて、イクシオン?次は日本ダービーとオークスだ。オークスでエアと当たってもらうし、日本ダービーでエルとオペラオーと当たってもらう。」
「はい…!」
「そして、秋華賞と菊花賞…秋華賞は特に意識することはないかな?オークスが突破出来たなら余裕だよ。そして菊花賞はグラスと…新しく僕が勧誘したライス…この二人と当たってもらう。現状はこの二人にスピカのメジロマックイーンを加えてステイヤーはこの三強…菊花賞にはマックイーンも出るだろうから、ステイヤー三強を相手にすることになる。多分一番キツイんじゃないかな?これらを乗り切っての六冠…取れるかな?」
「…それでも倒します…そして、取ります…!生せば生る、生さねば成らぬ、成る業を。」
「成らぬと捨つる、人の儚さ…武田信玄とは渋いねぇ。それじゃあ、明日の桜花賞、ちゃんと僕もみんなも見るから頑張ってね。」
「私も早く君との勝負が待ち遠しい、早く有馬記念で君と会いたいものだ。」
「は、はい!ありがとうございました!そして、すぐに行きます、待っていてください…!!」
と、一通り話終わった後にトレーナーさんと会長さんにお辞儀をした後に寮の部屋に戻る。いつも通りのまだ同居人のいない寮の部屋…少し寂しい気もするが、たまに泣いちゃったりするのでその辺見られる心配もないので結果的にまだ同居人がいなくてよかったかな、とも思っていたりして。
「明日も…絶対勝つ…だから、みんな見ててね。」
と、テーブルの上に置いてある写真を見ながら、寝る準備を済ませてから入浴に入る。幸か不幸か…この時スマホを見ていなくてよかったと思うべきか、それとも見ておくべきだったのかは分からない…それはオークスが終わった直後に私に降りかかって来た。私の…いや、私達のトラウマ…私達がバラバラになってしまった、あの出来事の、残滓が。
『児童養護施設放火殺人事件、犯人逮捕。容疑者は中学校教師。パソコンやスマホ、タブレットに犯行現場の撮影写真が多数発見。』
『本日未明、とある中学校教師の男性を数ヶ月前に発生した児童養護施設放火殺人事件の容疑者として逮捕。供述にて「俺は悪くない、全部あいつが悪いんだ。おれはこんな田舎で終わる教師じゃないんだ。」』
達成目標
メイクデビューに出走 達成
スプリングステークス、フィリーズレビューで3着以内 達成
皐月賞、桜花賞で1着
日本ダービー、オークスで1着
秋華賞、菊花賞で1着
天皇賞春で2着以内
宝塚記念に出走
天皇賞秋で1着
有馬記念で2着以内
イクシオンが負けるならどれ?
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菊花賞でライスかテイオー
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秋花賞でダスカ、ウォッカ、ライホ
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有馬記念でルドルフ
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天皇賞(春)でライスかマックイーン