破神の愛馬のお話   作:elf5242

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ここからみんな大好き、あのウマ娘の魔改造がこの人の手によって始まります…少し未来の強くなったあの子を活躍をお楽しみに…。
やりたかっただけネタが浮かんだのでぶっ込みました()


その21

日本ダービー、オークスと大きな二つのレースが終わり、私個人の因縁にも決着は付けました。フジキセキさんとしっかり話した結果、やはり話したほうが良いという事で、何処かタイミングを見てみんなに話すことにしました。フジキセキさんありがとうございます。そんなわけで、少し期間が開く6月から10月に掛けてのこの季節。10月には菊花賞と秋花賞がありそこに向けてトレーニングを積むウマ娘も少なくありません。ですが、トレセン学園は"学園"。つまりは学校です。学校らしいイベントはいくつもあります…そんなわけで今私たちは…。

 

「ライスさん!」

 

グラスワンダーさんが上手くレシーブで受ける。

 

「は、はいぃっ!?お、お願いしましゅっ!?」

 

グラスワンダーがレシーブで打ち上げたのをライスシャワーさんがトスで軌道修正、良い角度と高さでボールが上がります。

 

「任された…シッ!!」

 

あとは、私でスパイクを撃ち込む。体育館の床がドンっ、と言う音を立てます…こんな感じで今私たちはバレーボールに興じています。

トレセン学園・春の球技大会…の練習です。もちろんトレーナーさん達も見に来ます…そして選ばれた種目はバレーボールです。なお、阿弥陀籤で決められたみたいです…そんなので良いんですか…?

 

「次だ、いくぞ。」

 

と、ナリタブライアンさんからサーブが上がる。今度はそれを私がレシーブで受けてフジキセキさんがトスをあげる。

一度誰かを挟んだなら私ももう一回触れる。そのままステップを刻みリズム良く踏み込んでスパイクの体制に入る。私と一緒に誰かが飛ぶ影が見える。

 

「……!」

 

私と一緒に上がってきたのはライスシャワーさん。私と目が合うとライスシャワーさんはフェイントにまわり私が本命を打つ。

 

「ナイスです、ライスシャワーさん。」

 

「あ、ありがとうございましゅ…!」

 

お互いにお礼を言い合います…なんだか本当に妹味が深いです…。思わずよしよししたくなっちゃいます。

 

「練習はバッチリですね。」

 

「うん、これなら押せ押せでいけるね。」

 

そこにグラスワンダーさんも来て、私、ライスシャワーさんの順番にハイタッチ。フジキセキさんも後に続いて三人とハイタッチします。ナリタブライアンさんは軽く片手を上げるだけです。

 

「はい、あとは本番ですね。」

 

「ら、ライスも頑張る…!」

 

ちなみに今回のバレーボールは5人1チーム、チームメイトは私、グラスワンダーさん、ライスシャワーさん、ナリタブライアンさん、フジキセキさんです。攻めにも守りにも回れる万能パーティです。勝ったな、なんていうと旗が立ちそうになるので言いませんが…。

 

「あとはお互いの声掛けだね。ぶつかっちゃうと危ないし。」

 

「そうですね、期間が開くとはいえ怪我をしては危ないですから。」

 

と、フジキセキさんとグラスワンダーさんが改めて確認していきます。言ってることには同意なのかナリタブライアンさんもおとなしめです。

 

「では、もう少し練習してから明々後日の本番に臨みましょう。」

 

「そうですね、このチームの強みは万能性と速攻ですから。チームワークさえ磨けば…」

 

「球技大会とはいえ、会長の首に牙が届く…」

 

「ナリタブライアンさん、物騒なのでやめてください…」

 

ちなみに一番の強敵はトウカイテイオーさん、会長さん、エアグルーヴさん、エルコンドルパサーさん、スペシャルウィークさんのチームです…。正直めちゃつよです。

そんなこんなで、トレセン学園春の球技大会は日に日に近づいていくのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、後日談ですが球技大会は準優勝で終わりました…会長さん、強すぎです…。スパイク受けたんですけど腕が痺れました()

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♢♢♢♢♢♢♢♢

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい、終了ぉ。タイムもいい感じに詰めて来れてるね。」

 

「は、はい…ありがとう、お兄さ…ん、トレーナーさん。」

 

「無理して訂正しなくても良いよー。キツイだろうしね。それに珍しいね、僕がいく前に個人トレーニングつけてくれ、なんて。シオンやほかのみんなに触発されちゃった?」

 

ほら、と五十嵐がドリンクをライスシャワーに差し出す。トレセン学園 春の球技大会も無事終了し、それぞれのチームが秋の大会に狙いを定め、それに向けて準備を進めている。リギルも例外では無く最近勧誘し、引き抜いたばかりのライスシャワーに重点的にいろいろトレーニングをつけていた。そして最後の計測が終わる。

 

「さて、ライスはさぁ…実力もポテンシャルもナリタやエアに引けを取らないと思ってるんだよね。あとは意識の問題だと思うよ。

 

……ライスさぁ、本気の出し方、知らないでしょ?」

 

「……!…ライスが本気でやってないっていうんですか…?」

 

「んー、やってないんじゃなくて、出来てないんだよ。例えばこの前の球技大会、一発もスパイクを撃たずにフェイントに回ったのはどうしてかな?」

 

「そ、それは…」

 

「決める自信が無かった?だから確実に決められるひとのサポートに回った?それはご立派。あぁ、勘違いしないで欲しいのはフェイントが悪いって言ってるんじゃ無いよ?バレーは団体競技、それぞれがそれぞれの役割を果たして初めて成立する物だからねぇ。でも、あくまでレースは個人競技だ。」

 

「ほかのウマ娘とのチームワークも大事だとは…」

 

「まぁねぇ、でも周りにチームメイトや友達が何人いようと。」

 

と、近づいてライスシャワーと目線を合わせた五十嵐の翡翠色の瞳がライスシャワーを射抜くように鋭い目つきで見る。

 

「勝つ時も負ける時も1人だよ。そして、しくじって死ぬ時もね。」

 

「……」

 

「君は自他を過小評価した材料でしか組み立てることが出来ない…だから、少し未来の強い自分を想像出来ない。過去のトラウマのせいかな?きっと君は、舞台の真ん中に躍り出る程の役どころじゃ無いと自分が1番わかってる、と思ってる。最悪自分が何もかも諦めれば良いと思ってる。」

 

「……!」

 

「ドルフと理事長の言葉を借りるけど、中央に来た以上は誰にでも、舞台の真ん中に立つ権利はあるし、誰にも諦めるなんて選択肢は存在しない。」

 

ライスシャワーの目の前に左手をやれば人差し指でデコピンする様にライスシャワーの眉間を軽く弾く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ライスシャワー、本気でやれ。もっと欲張れ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

君にはそうしても良い権利と義務がある。」

 

 

 

 

 




やりたかっただけネタ

球技大会一部始終…vsチームゴールドシップ

チームメンバー:ゴールドシップ、ミホノブルボン、テイエムオペラオー、セイウンスカイ、エアシャカール

「「「「「1.2!3.4!1.2!3.4!」」」」」

「………何やってるんですか?」

「「「「「ブラジル体操!」」」」」

改めて見返してレース描写が単調気味になってきたと思うこの頃、どう思いますか?

  • このままでも、ええねや。
  • 勉強してこい、ボケナス
  • ポチンキ()
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