今度は甲子園で毟り取ってやるから覚悟しておくことですわ!(豹変)
とある休日の日、マックイーンはあぐらをかいたトレーナーの間にすっぽりと収まり仲良くテレビで競バを見ていた。
数十分の間その状態でのんびりと見ているとトレーナーは「今年も活きのいいやつが沢山いるな」と呟いた。それに対してマックイーンも「ええ、そうですわね。でも、負けるわけにはいきませんわ。例え相手がゴールデンルーキーだとしても。」と返す。するとトレーナーは「あぁ、そうだな。弱気になってすまなかったな」と言った。マックイーンも「いえいえ」と返す。
ほのぼのとした雰囲気の傍ら、マックイーンは内心では負けん気を発揮していた。トレーナーの為にも、誰が相手でも負けるわけにはいかないのだ。そう、例え相手が佐藤輝明のようなゴールデンルーキーでも…その佐藤輝明がゴールデンルーキーといわれる所以は、やはり圧倒的なパワーだろう。op戦で6本のホームラン、さらにハマスタでは右中間に場外ホームラン。あの松井秀喜に自分の現役時代はあの打球は打てなかったと言わせるだけのパワーを持っている。ついでにハマスタの出禁リストにも載ったらしい。しかし、そんな佐藤輝明もプロの世界はなかなか厳しいのか、打率は1割9分、三振数は圧倒の24個とかなり苦しんでいる。これが佐藤輝明の実力なのか?いや、そんなわけがない。ゴリラの実力はこんなものじゃない。本人もインコースの見極めが出来てきていると言っていた。まだシーズンもカード一巡が終わったばかり。ここからだ、ここから佐藤の本当の戦いが始まるのだ。ついでに令和のハヤタ…ではなく三嶋のワンバンなりかけのフォークをすくってヒットにした事からイチローと呼ばれている背番号51の中野拓夢も追っておこう。あれはいいショートになる。シンプルなフォームから繰り出される鋭い打球がもうたまらない。守備だって悪くない、ハマスタ三連戦の二戦目での戸柱の打球を取った時はそれはもう盛り上がったものだ。そして更に伊藤将司、石井大智もいる。伊藤は球速は決して速くないが球種が多くゲームメイク力に優れた左腕でそのフォームから成瀬の再来とも言われている。石井は背は高いとは言えないけども上から投げ下ろした直球とシンカーは威力抜群だ。
今年のルーキーは豊作である。一時たりとも見逃すことは出来ませんわ!とはやる気持ちを抑えきれず、メガホンをかばんに詰め、江越のユニフォームを装着して、打倒!森下!の気持ちを胸にマックイーンは甲子園へと駆けていった。
森下を毎回うちに当てるのやめてくださいまし!