ゲンドウ「また君に仮が出来たな。」
???「返すつもりもないんでしょ?彼らが情報公開法をタテに迫っていた資料ですが、ダミーも混ぜてあしらっておきました。」
早朝(多分)のネルフ本部司令公務室。ゲンドウは、ある人物と電話をしていた。まあ誰かと言えばかっこいい方の髭(加持 リョウジ)である。
リョウジ「政府は裏で法的整備を進めていますが、近日中に頓挫の予定です。で、どうです?例の計画のほうもこっちで手を打ちましょうか?」
ゲンドウ「いや、君の資料を見る限り、問題はなかろう。」
リョウジ「では、シナリオ通りに。」
ブツッ…
ゲンドウ「計画の概要はシンジにも話しておくか…」
リョウジとの電話を切り、部屋が静寂に包まれる中、ぽつりと一言呟いた。
ユイ「ゲンドウさん、そろそろ時間ですよ。」
ゲンドウ「ああ…」
ユイ「もう、シンジの進路相談の件は本人から「仕事優先しろ」って言われたでしょ。」
ゲンドウ「分かっているが、」
ユイ「それにあなたが学校に行ったら間違いなく警備員さん呼ばれるわよ。」
ゲンドウ「う、、」
ユイ「それに、今回別件で来られなかったリツコちゃんのためにもお土産いっぱい買ってあげましょ。」
ゲンドウ「ああ、だが、一応仕事だ、それに正気なのk『ユイ「先に手を出したのはどこの子犬でしたか?」』マジすんません」
ユイ「ほら、早く行きましょ、飛行機に遅れちゃうわ。」
ゲンドウ「そうだな。」
朝。シンジ、レイ、ペンペンが仲良く朝食を食べていると、いつものようにミサトが遅れて起きて来た。
ミサト「ふぁ~~~あ…おはよ…」
シンジ「ウィ~ッス、おはよう」
レイ「おはようございます」
起きて早々ミサトは冷蔵庫から缶ビールを開け、それを煽る。
ミサト「んぐ、んぐ、んぐ、んぐ、んぐ、んぐ、ぷっはぁ~~~~、くぅ~~~~~~~~っ、朝一番は、やっぱこれよね~!」
レイ「お茶やコーヒーではなく?」
ミサト「レイ、日本人はね、昔から朝はご飯と味噌汁、そしてお酒、って相場が決まってんのよ。」
シンジ「酒カスの伝統だろそれ。」
ミサト「うっさいわね~」
レイ「それに今朝はパンと野菜スープとベーコンエッグです。」
ミサト「あ、はい。それよりレイってお肉苦手じゃなかったの?」
レイ「練習中です。」
ミサト「へ~」
そんな朝の会話をしながら朝食を終えたシンジとレイとペンペン(ミサトはまだ食事中)は食器を片付けていく。
シンジ「そういや今日の進路相談、俺はともかくレイはどうすんだ?」
ミサト「あ~レイはリツコが来る予定よ。」
シンジ「へ~」
レイ「赤木博士、少し寂しそうだった。」
シンジ「まあ、愛人が本妻と出張してるのに自分は別件で無理だったからな…」
ミサト「まさか司令とリツコが出来てたとはね~、碇副司令が戻ってきたけどどうすんの?」
シンジ「一応第二夫人って扱いだな、事実婚だけど。」
ミサト「それ色々大丈夫なの?」
シンジ「文句があるやつは消せばいいからな、」
ミサト「怖っわ」
ピンポーン♪
玄関のチャイムが鳴る。
ミサト「はい~~、あら~~~、わざわざありがと~~~。え?少し待っててね。」
シンジ「さすがにこの格好で出るなよ、思春期男子にゃ刺激が強い。」
ミサト「あら~それって私のことくd…『シンジ「見てくれだけならの話だ」』っち…わ~ってるわよ。」
ぶつくさ言いながらミサトは玄関を開ける。
トウジ、ケンスケ「「おはよ~、碇君!綾波!」」
ヒカリ「おはよう、碇君、綾波さん。」
玄関からトウジとケンスケが元気よく、ヒカリは普通に挨拶する。
トウジ、ケンスケ「「では、ミサトさん!行ってきま~す!」」
ヒカリ「ミサトさん、行ってきます。」
シンジ「お前ら相変わらず元気いいな、じゃ、行ってきます。」
レイ「行ってきます。葛城二佐。」
5人は学校へ向かった。
部屋に一人(と一羽)になった部屋で風呂上がりのミサトは二本目の缶を開ける。
ミサト「まさかあの二人がくっつくとはね~人生何があるか分からないわ。」
ビールを一口飲んだ彼女はスマホを取り出して電話を掛けた。
「はい、」
ミサト「今家を出たわ、後のガードよろしく。」
「了解」
昼下がり、昼食やら黒服への差し入れやらを済ませたシンジは一人窓の外を眺めていると、
ヴウウウウウン~キキイイイイイイ―ッ
シンジ「(相変わらずひでぇ…)」
見覚えのある車が派手なドリフトを決めて駐車した。
車内からミサトが出てくる。
トウジ「いらっしゃったで~!」
ミサトが到着したことで、学校中の男子達が窓際に集まる。
「カッコイイ!誰あれ⁉」
「碇の保護者⁉」
「何、碇ってあんな美人に保護されてんの⁉」
シンジ「どちらかといえば俺がこいつの生活を保護してるんだが。」
ヒカリ「ばかみたい…」
レイ「( ㅍㅿㅍ )」
ヒカリがつまらなさそうにつぶやく。レイはぼーっとシンジを眺めていた。
トウジ「はぁ~~~、やっぱミサトさんって、ええわぁ~~。」
シンジ「(何地雷踏んでんだこの関西弁)」
ケンスケ「あれでネルフの作戦部長というのがまた凄い!」
シンジ「その代わり生活能力が生贄になったけどな。」
トウジ「ケンスケ、良かったなぁ、シンジにはレイが居て。」
ケンスケ「そうだね、羨ましくて仕方ないけど…(##゚Д゚)」
シンジとレイの関係は新学期初日にバレてたりする。
トウジ「ああ、ああいう人が彼女やったらなぁ~。」
シンジ「委員長、この馬鹿山に埋めていいぞ。」
ヒカリ「す~ず~は~ら~」
トウジ「なんや、委員長?いったいどうs…ギャー!」
南無三
「失礼、便乗ついでに、ここ、よろしいですか?」
会議(兼夫婦旅行)に向かうため、飛行機…飛行機か?これ、なんかISSより高高度な気がするが…まあSFだし問題ないか。という感じのほぼロケットな飛行機に乗っていたゲンドウとユイに一人の男が話しかけてきた。
男はゲンドウの横に座る。
「エヴァMark.6以降の建造予算が全理事国で承認されました。現在月面にてNASAが中心となって作業に当たっています。予定は8ヶ月程だそうです。」
ゲンドウ「月の巨人を使う気なのか…」
「アダムと同型の巨人、第三の第一始祖民族ともなれば、使わない手はないでしょ。」
ユイ「第零使徒、イヴ…あれは全身がコアであること以外何も分かっていないのよ…いくら何でも。」
「我々にはもう時間がない。ということなのかもしれませんね。」
男の言葉に二人は黙り込む、男は立ち上がると一度だけ振り返る。
「一つ朗報です。セカンドおよびフォースとフィフスの日本本部への異動と弐号機の輸送が決まりました。」
そう言い残すと男はどこかへと去っていった。
考えなしに変な設定増やしたのは良いけどどうしよう…。