ウルトラマンノーザ   作:NS-105

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第陸話:二つの約束

シンジ「第二新東京市から来た碇シンジです。特技は音楽、楽器全般出来るけど特にチェロが得意だ。趣味はアニメやゲームのもっぱらのオタクだ、ちなみに髪と眼は後天的だが一応自前だ。これからよろしくな。」

 

初戦闘から二日後、シンジは第壱中学校の1-Aの壇上で自己紹介をした。前の世界でもしたにはしたが、あの時は自分の性格やこれからの不安、孤独感などでどうも暗い印象を与えてしまっていた。だからこの世界では、明るくなろうと第一印象が決まる自己紹介を張り切った。のは良いが…

 

「キャーー-ッ‼」

 

「すっごい!本物の男の娘なんて初めて見た!」

 

「疎開しなくてよかったー!」

 

「俺この子なら…グへへ…」

 

「おいっ!だれかこいつを病院に連れてけ!頭のな!」

 

等と大騒ぎになった。そのためか、この日の一時間目は自習で彼の質問タイムとなった。

 

 

トウジ「きおったか…」

 

午前の授業が終わり、現在は昼休み、シンジは一人の男子生徒に呼び出され校舎裏に来ていた。呼び出したのは勿論、爆発しろリア充こと鈴原トウジである。

 

シンジ「(まって今回サクラちゃん助けたよね!?まってまた殴られるの?まだ親父にすら殴られたこと無いのに!?まともに父子として過ごしたことすら無いけどな!)」

 

今回シンジはトウジの妹であるサクラをちゃんと助けただけに大焦りである。

そんな絶賛大混乱中のシンジを余所に、さっきまで仁王立ちで睨んでいたトウジがシンジに近付き、

 

トウジ「妹を助けてくれてほんまありがとう!」

 

シンジ「ふぁっ!?」

 

いきなり頭を下げて来た。しかもお礼付きで。いきなりのことでシンジは理解が追い付かずオーバーヒートしかけていた。

 

シンジ「いきなりどしたん?」

 

なんとか言葉を絞り出したシンジ、ただし混乱しすぎて言葉遣いが酷いことになっている。

 

トウジ「ケンスケから聞いたんや、お前があのロボットのパイロットだって、そんで…」

 

シンジ「ちょっと待てなんでそのケンスケとやらがそのことを知ってんだ、ってか眼鏡野郎!お前だろケンスケってのは逃げようとしてねぇで出てこい!」

 

シンジが怒号を掛けた先で、恐る恐ると言った感じで眼鏡の少年、相田ケンスケが出て来た。

 

ケンスケ「なんでわかったんだよ…」

 

シンジ「気配でまるわかりだ。ってかなんで俺がパイロットだって知ってんだよ?(どうせハッキングでもしたんだろうな~こいつのことだから…)」

 

ケンスケ「いや~お父さんがネルフの職員でちょっとばかしハッキングを…」

 

シンジ「(相変わらずだなこの眼鏡…)お前んちのパソコンを今すぐ押収したいんだが…」

 

ケンスケ「え~やだよ」

 

シンジ「まあハッキングされて困るのは親父だけだから良いか…あとパイロットのことだが、俺は違うぞ。」

 

ケンスケ「え!?そうなのか!?」

 

シンジ「まあな、一応ネルフ関係者ではあるけど。(俺があのロボット(ロボですらない)とは口が裂けても言えねえな~)」

 

ケンスケ「なんだ~エヴァのパイロットじゃないのかよ~」

 

トウジ「まあまあそう気を落とすなや。それにあのロボットエヴァやなくて違う名前言うてなかったか?たしか~ウルトラマンのー『シンジ「ウルトラマンノーザ」』それや!」

 

シンジ「まあそれはそれとして妹さんは大丈夫か?」

 

トウジ「おう、足の骨が折れとるが命に別状はないみたいでな。」

 

シンジ「そっか、(よかった~)それじゃ、今度お見舞いに行っても良いかな?」

 

トウジ「おう、そのほうがサクラも喜ぶさかい、大歓迎や。」

 

シンジ「ああ、ありがとう。」

 

トウジ「気にすんなや、そういや名前言ってなかったな、俺は鈴原トウジや。」

 

ケンスケ「俺は相田ケンスケだ、よろしくな。」

 

シンジ「おう、よろしく」

 

???「あんたたちー!もう午後の授業始まるわよー!」

 

背後から元気な声が(怒号)が聞こえて来た。

声の主はトウジの彼jゲフンゲフン…みんなの委員長こと洞木ヒカリである。

 

トウジ「わかったわかったー!もう行くさかい、そんな声荒げんなや!」

 

ヒカリ「あんたたちがいつまでも外で油売ってるからでしょ!?」

 

トウジ「なんやと!?」

 

言い争いを始める二人、それを余所にシンジは、

 

シンジ「ケンスケ、痴話喧嘩してる夫婦(めおと)は置いといて教室戻るぞ、ネルフの情報は見せれる奴だけ許可もらって今度見せてやる。」

 

ケンスケ「お、おう」

 

トウジ、ヒカリ「「誰が夫婦や(よ)!?」」

 

シンジ「自覚あんのな…」

 

シカトして教室に戻ろうとして二人が飛び蹴りをくらわした。ただし避けた。

 

 

放課後、シンジはネルフで射撃訓練を受けていた。

 

シンジ「目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ任天堂スイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ目標をセンターに入れてスイッチ…」

 

ハイライトが消えた目ですごいぶつぶつと呟きながら…きめぇ

 

マヤ「なんか不気味ですね…」

 

リツコ「彼の長年の習慣らしいわ、これで命中率100%なのが不思議だわ。」

 

ミサト「なんか…病んでるみたいね…」

 

シンジ「ふぅ…リツコさん、これでマガジン全部ですよ。」

 

リツコ「そう、よくやったわ。」

 

シンジ「ってか、これ俺に必要か?マジの銃で射撃させた方がいい気がするが」

 

リツコ「いつかエヴァに乗らなきゃいけない時があるかもしれないわ、そのための時の訓練だと思ってちょうだい」

 

シンジ「なるほど~。そりゃそうと俺の免許って出来ました?」

 

リツコ「ええ、申請は済んでるから、後で写真撮らせて頂戴、今日中には渡せるわ」

 

シンジ「ありがとうございます。無免許だと色々面倒ごとが起きるんで。」

 

リツコ「それ以前に中学生がバイクに乗らないで欲しいんだけど…」

 

実はシンジはバイクを持っていた。名前はソウルチェイサー2015E(ザギ命名)、因みにゲンドウへ提示した二つの条件の内の一つがこれである。

 

シンジ「えー無理」

 

リツコ「はあ…前も言ったけどガソリン代は自腹よ…」

 

そう言いながら疲れたようにすっかり冷めたコーヒーを一口…

 

シンジ「あ、その辺は大丈夫ですよ、あのバイク燃料無限なんで」

 

リツコ「ブフゥーーーッ…ハア!?」

 

飲んですぐ噴き出した。

 

リツコ「それってどういうことよ!?まさかあれにS2機関でも積んでるっていうの!?」

 

シンジ「いや、内部に超小型のプラズマスパークが入ってる」

 

リツコ「なにそれ?」

 

シンジ「一つあるだけで星1つのエネルギーを賄えるだけでなく種族の強制進化までしてくれるすごいやつ」

 

リツコ「へ~( ゚д゚)」

 

シンジ「それの超小型版で大きさはガラス玉ぐらいだ。そんぐらいまで縮小しないと地球がやばいことになる。」

 

リツコ「( ^ω^)・・・」バタンッ…

 

あまりに非現実的な説明でリツコが倒れた。

 

マヤ「先輩‼」

 

ミサト「相当たまってたのね…シンちゃん、今日の訓練はこれで終わりよ。上がって頂戴。」

 

シンジ「うぃーっす」

 

シンジがなんかやばい乗り物を所有していたり、リツコが倒れたりと色々とあったが、まあ何とか訓練は無事終わった。

そのあと免許をドヤ顔で提出して職質の警官を困惑させた中学生男子のバイク乗りがいたとかいないとか。

 

 

時を少し遡って、ネルフ本部のどっかの部屋。そこに、口元を隠すように手を組み、謎の威圧感を放つ髭面の男、ネルフ総司令の碇ゲンドウが座っていた。その左側にグレーヘアの初老の男、副司令の冬月コウゾウが、右側には赤茶色の髪の女性、ゲンドウの妻であり、新たに副司令兼技術開発部総監督となった碇ユイが立っていた。

そして、彼らの視線の先では、

 

「まさか、初号機が変形を成すとは…」

 

「それだけではない、初号機との融合、いや、一体化と言うべきか…それを成したサードチルドレン、碇よ、確か貴様の息子ではなかったか?何者なのだ、彼は?」

 

12枚のモノリス、ゼーレの最高幹部が集まり、ゲンドウ達を交えたほぼ尋問のような会議を行っていた。

 

ゲンドウ「そのことについては報告の通り、サードチルドレンと初号機の一体化は私達にも予想外の出来事でした。尋問による応答にも報告の通り、記憶障害により何も覚えていないとのことです。」

 

「ふん、その証言が本当ならな。」

 

「にわかには信じられん。」

 

ゲンドウ達ネルフ幹部は、ゼーレにウルトラマンノーザのことが知られるのは時間の問題と考えた。そこで、彼らはシンジと示し合わせ、一つの報告をゼーレに行った。それは、

「なんか初号機大変な事になっちゃった♪でも、当事者も何も覚えてないし実害無いから別にいいよね☆」

である。

正直彼らも、そんなふざけた報告でゼーレを欺けるとは思っていない。だが、それを押し通すしか彼らに道はなかった。そして、案の定報告による信憑性は皆無であった。万事休すである。その時、

 

「まあ良いでは無いか、彼らが私達のことを欺こうと、我々の計画には支障はない。たとえサードチルドレンが危険分子だとしても使徒の殲滅に利用すればいい、我々はもう後戻りは出来ない。そうだろ?碇」

 

ゲンドウ「その通りです。」

 

不意に一つの、01と描かれたモノリスから声がかかる。それは余裕そうな口調でゲンドウに問い掛ける。それは、シンジが子供と侮ってのことか、はたまた自分たちの計画に絶対の自信を持ってのことか。

とにかく、彼らは難をしのいだということになるだろう。その後は特に問題もなく会議は閉幕した。

 

 

シンジがトウジ達と出会ってから数日後、シンジは病院の前にバイクを止めていた。

そして、数分後、病院から一人の少女、綾波レイが出て来た。

 

シンジ「よう、迎えに来たぜ。」

 

レイ「どうして?」

 

シンジ「邪魔だったか?」

 

レイ「分からない、でも、嫌な気持ちはしない。」

 

シンジ「そうか」

 

そう言ってシンジはレイにヘルメットを渡す。渡されたレイはそれを被るとシンジの後ろに跨った。

 

シンジ「んじゃ、行くぜ」

 

そう言うと。バイクは勢いよく走りだし、ほんの数分で目的地に到着した。

 

レイ「ここは…」

 

シンジ「コンフォートマンション17、綾波、君の新しい家だ。」

 

そこは、今までのとても人の住んでいるようには見えないボロボロのアパートではなく、シンジ達も住んでいるコンフォートマンション17だった(ただし部屋は隣)。これが、レイに人間らしい生活環境を与えることが、シンジがゲンドウに提示した、二つの条件、その最後の一つであった。

 

シンジ「あの部屋にあった荷物は全て移してあるから、夕食の時間になったら呼ぶよ。」

 

レイ「?…分かったわ」

 

訳も分からず夕食に招待されたが、特に断る理由もないため、了承した。

数時間後、肉を一切使わない野菜料理を、表情には出なかったが、おいしそうに頬張るレイの姿があった。




・ソウルチェイサー2015E
内部に超小型プラズマスパークを内蔵した二輪車。デザインモデルはCBR250RR、色は紫がベースでオレンジやライトグリーンの差し色が入っており、シートはの色は紅。燃料無限以外は何の変哲もないバイク。
※一応二人乗り出来る設定となっていますが、実際のCBR250RRが二人乗りできるかは、作者自身分かりません。仮にできなかったとしても、あくまでモデルがCBR250RRというだけで、まったくの別物と言う認識でいてくれると幸いです。
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