プリンセス・アート・オンラインRe:Dive   作:日名森青戸

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(・大・)<SAOの醍醐味の一つ。

(・大・)<いっぺんやってみたかった。

(・大・)<因みに台本形式で動かします。





SAO×プリコネ番外編:そーどあーとおふらいん

 

 

アスナ「ニュースヘッドラインです。光の妖精アルフに関係するクエストにて不具合が発生したと運営から発表がありました。運営は、『本来用意されていたシナリオとは全く異なっている』と発表しており、『本来は妖精王と3体の召喚された守護者を倒すはずだった』と供述しています。また、クエスト報酬であるエクスキャリバーと、クエスト中に現れた2つの武器自体には異常は見られなかった為、クエストを達成したプレイヤーへのお詫びとしてそのまま使用しても問題ないとのことです。以上、ニュースヘッドラインでした」

 

 

 

 

 

 

アスナ「皆さんこんにちは!そーどあーと・おふらいん特別編の時間です。司会のアスナです」

 

キリト「解説のキリトです」

 

アスナ「今回は特別編と言うことで、私達の他にクラインさん、エギルさん、シリカちゃん、リズベットさん、アルゴさん、リーファちゃん、シノンさん、ユウキさんもゲストに招いてお送りします」

 

リズベット「まさかあたしらがいきなりゲスト参加なんてね。原作じゃ1度くらいしか出る機会が無かったんだもん」

 

アスナ「まあまあ。実を言うと、今回のゲストは他にも来る予定なんだけど、まだ情報が無いんだよね。シノのん、何か知ってる?」

 

シノン(?)「え?ああ、あたしも知らされて無いんだよねー」

 

シリカ(?)「そうだよー。お兄ちゃんたちのかつやくしてる所、楽しみ~♪」

 

ユウキ(?)「はい。私もどんな内容なのか、気になっています」

 

3人以外全員「!?!?」

 

クライン「えーっと……3人とも、なんか変なものでも喰った?」

 

シノン(?)「いいや、なんでもないよ。それよりアスナちゃん、始めてくれるかい?」

 

アスナ「えっ?ああ、はい。それではそーどあーと・おふらいん、スタートです!」

 

 

 

 

 

ユイとストレアのSAO&プリコネトリビア

 

 

ユイ「プリンセスコネクト!、プリンセスコネクト!Re:Diveの舞台でもあるアストルム。本来はVRMMO『レジェンドオブアストルム』というゲームで、女性プレイヤーを中心に人気の高いゲームです」

 

ストレア「世界初のVRゲームで、SAOのようなデスゲームも無い。色んなスキルを得て強くなっていこう!」

 

ユイ「しかも、ソルオーブと呼ばれるアイテムを集めて塔の最上階まで上った一人は、可能な限りなんでも願いをかなえられるそうです。でも、願いをかなえるってどういう事なんでしょうか……?」

 

ストレア「そこはパパとママに頼んでゲームをクリアしようって相談したら?」

 

ユイ「そうですね!それはありかもしれません!」

 

ユイ&ストレア「以上、ユイとストレアのSAO&プリコネトリビアでした~!」

 

 

 

 

プレイバックコーナー

 

 

アスナ「このコーナーでは、作者がピックアップしたシーンを皆さんで見ていくコーナーです。今回のゲストを紹介します!プリンセスコネクト!Re:Diveからムイミさん、カスミさん、イオさんの3人です!」

 

ムイミ「やっほー!」

 

イオ「こんにちはー」

 

カスミ「あの……なんで私達の名前を知ってるんだい!?」

 

キリト「まあ気にするなよ」

 

アスナ「そして!今回はこの人達も特別ゲストに呼びました!シリカちゃん、ユウキ、シノのん、お願い!」

 

シリカ(?)「はーい!」

 

ユウキ(?)「はい!ドジをしないよう精一杯ご奉仕しますね!」

 

シノン(?)「オッケー!それじゃあ――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シノン「――って、いつまでこんなことやらせんのよッ!!!」

 

キリト「うえッ!?」

 

リーファ「シノンさん!?」

 

シノン「あーもう、アスナに頼まれてこんなことやってたけど、全然キャラジャないのよこんなの!!」

 

シリカ「本当です!あたしも、こんなに幼い喋り方はもうしませんよ!」

 

ユウキ「僕もガラじゃない喋り方で、変な気分だよ~」

 

エギル「おい、まさかアスナに頼まれたのか?」

 

アスナ「あっはははははは!!ごめんごめんみんな!実は向こう側の人と打ち合わせしてて、それでその人とある共通点の人を向こうで集めてくれたんだ。それでは今回の特別ゲスト、ラビリスタさんとムイミさん、ミミちゃん、スズメさんです!」

 

ラビリスタ「どーもどーも!いやー、ナイス演技だったよシノのん♪」

 

シノン「その呼び方、アスナ以外は許可してないから」

 

ムイミ「なんだ、アキラも来てたのか」

 

ミミ「おねーさん、初めまして~」

 

シリカ「おねーさん……なんか、悪い気はしないですね」

 

スズメ「初めまして。今日はよろしくお願いします」

 

ユウキ「わぁ~、メイドさんだ!ボク初めて見たよ!」

 

アスナ「それじゃあラビリスタさん、後の方々もお願いします」

 

ラビリスタ「ほいほーい。それっ!」

 

 

どんがらがっしゃーん!!

 

 

 

ゲストs「ぎゃあああああああああ!?!?」

 

キリト「天井に穴が空いてそこから人が降って来たああああああ!?」

 

スズメ「あわわわわわ、大丈夫ですかぁ~!?」

 

リーファ「ちょっと大丈夫なんですかこれ!?」

 

ムイミ「これくらいやった方が面白くねぇだろ!」

 

リーファ「色々ぶっ飛んだ人だね……」

 

ムイミ「何言ってんだよ。アキラはこれでも七冠の中じゃ結構良心的だぞ?」

 

クライン「ぶっ飛んでるって……こんな演出でも十分ぶっ飛んでるだろ……」

 

 

~しばらくお待ちください。~

 

 

アスナ「と言うことで、ゲストは先程説明した6人に加え、【美食殿】からペコリーヌさん、シェフィさん。【トゥインクルウィッシュ】からヒヨリさん、レイさん。【ラビリンス】からシズルさん。【カルミナ】からノゾミさん。【フォレスティエ】からアオイさん。【悪魔偽王国軍】からイリヤさん。【自警団】からカオリさん。【聖テレサ女学院なかよし部】からクロエさん、チエルさん。【リッチモンド商会】からクレジッタさん。【レイジ・レギオン】からミソラさん、カリザ君、そしてオクトーさんを交えてお送りします」

 

キリト「ゲスト多ッ!?さっきの6人を合わせても21人はいるじゃないか!」

 

アスナ「早速このシーンからです。どうぞ!」

 

キリト「無視すんな!?」

 

 

 

《イオ、初めてのソードスキル》

 

 

 

イオ「この時は本当にびっくりしたわ」

 

クライン「そうっすよね。俺も初めてソードスキルを使って中ボスを倒した時、いよっしゃー!って思いましたよ!」

 

キリト「クライン、話を盛り過ぎだ。そういうリアクションをしたのは、超序盤のモンスターだろ?」

 

アルゴ「大方イオに鼻の下を伸ばして良い所をアピールしようとしてたんだロ?」

 

クライン「う、うるせぇ!ちょっとくらい話を盛っても良いだろうが!」

 

カスミ「あれがソードスキルと言うものなんだね」

 

キリト「ああ。前の世界、ソードアートオンラインの舞台、浮遊城アインクラッドでは魔法の代わりにこの剣技を用いているんだ」

 

ムイミ「へぇ、お前らはそのソードスキルって言うのを使いこなしてるのか?」

 

リズベット「そりゃあ、伊達に2年も生き抜いた訳じゃないからね。にしても偶然とはいえ両手剣のソードスキルで薙ぎ払うなんて、流石じゃない」

 

ペコリーヌ「ですが、問題が一つあります……」

 

キリト「ペコリーヌさん……だったか?どうしたんだ、重要な問題って?」

 

ペコリーヌ「はい。とても重要な事です……折角の魔物が消えたらその魔物、食べられないじゃないですか!!」

 

キリト「そこぉ!?」

 

アスナ「これ以上はキリが無いので、次に行きましょう!」

 

 

 

《アルゴ、カスミからスクリューパイルドライバーを喰らう》

 

 

 

全員「……」

 

アルゴ「うん、知ってタ」

 

カオリ「カスミ……いくら私でも、初対面の相手にこんなことしないよ?」

 

カスミ「し、仕方なかったんだ!あの時はいきなり飛び上がって制御の仕方が分からなかったし、あんなふうになるとは思ってなかったんだ!!」

 

オクトー「うーわ、追い詰められた犯人みたいな言い訳だ」

 

カスミ「がーん!!」

 

アルゴ「あれは最早良い思い出ダヨ……たんこぶはもう引っ込んじまったけどナ」

 

アオイ「あのー……一つよろしいでしょうか?」

 

リーファ「どうしたの、アオイちゃん?」

 

アオイ「妖精って飛べるんですか?私の知ってる限り、エルフ族は空を飛べないはず……」

 

クロエ「確かに。ハツネはふよってんの時々見かけるけど、あんな風に飛べたっけ?」

 

リーファ「え?ああ、アオイちゃん達はALOの事説明してなかったっけ。エルフ族っていうんだっけ?あなた達とあたし達の……うーん、種族とは違うの。簡単に言えば遠い親戚みたいな感じかな?その種族には翅があって、空を飛ぶことができるの」

 

アオイ「あ、ありがとうございます!こんなぼっちの私にそんな詳しい説明をしてくれるなんて、ありがとうございます!」

 

リーファ「いいのいいの。それに、ぼっちだったらキリト君も同じだから」

 

キリト「うぉい!!」

 

アスナ「それでは次のシーンです。どうぞ!」

 

 

 

《イオ、思い切った偽名を使う》

 

 

 

ペコリーヌ「イオちゃん、凄い大胆な名前を使いましたね」

 

イオ「うーん、先生的には十分いけてると思ってたんだけど……」

 

クロエ「いやメルクリんとこのお嬢もそうだけど、この先生、アホなん?」

 

ミソラ「流石にアホは無いでしょう」

 

シリカ「ところで、カスミさんの偽名はどういったモチーフ何ですか?」

 

カスミ「それは前にある少女につけた名前なんだ。ある事件で出会って、その時にね」

 

アスナ(向こうの事情があるとはいえ、みんな本名をそのまま使うことに抵抗無かったのかな?)←小声。

 

キリト(うーん。きっとアスナみたいにVRが初めてだったんじゃないのかな?)←小声。

 

アスナ「それでは次の……うっ」

 

チエル「どうかしました?」

 

アスナ「え?ううん、なんでもないよ?ただちょっと気が滅入っちゃって……」

 

エギル「ああ、そう言う事か……お前ら、一旦腹括っておけ」

 

ヒヨリ「エギルさん?」

 

エギル「次はお前ら全員気分を悪くするかもしれねぇ。それを承知で見るって言うんだったら止めはしないが、相応の覚悟を持っておけって事だ」

 

シリカ「……はっ!ミミちゃん、確かプチグリフォンさんとお友達なんですよね?あたしもちっちゃなドラゴンさんとお友達なんですよ」

 

ミミ「本当!?ドラゴンさん見てみたい!」

 

シェフィ「あ、私も見に行って良いかしら?」

 

シリカ「じゃああっちでお話ししましょう!ほら早く!」

 

ミミ「ええっ!?ま、待ってよー!」

 

アスナ「シリカちゃんナイス!それでは次のシーンです。どうぞ……」

 

 

 

 

《オベイロン登場シーン&キリトのツッコミ(お前最低だな!?)の辺り》

 

 

 

 

全員「……」

 

キリト「寄りにもよってこのシーン……」

 

アスナ「ね。言ったでしょ?気分を悪くするかもしれないって……」

 

エギル「というか、さっきからあいつら黙りっぱなしだぞ。大丈夫か?」

 

ミソラ「あははー。大丈夫ですよー(棒)」

 

ラビリスタ「そーそー。全然へっちゃらだよー(棒)」

 

クライン「滅茶苦茶棒読みしてんじゃねーか!?」

 

カリザ「こいつがこんなリアクションするなんて相当だぞ、あのオベイロンって奴のキモさ!?真っ青を通り越して白いし!目もいつも以上に死んでるし!!」

 

ミソラ「あははー。あっちよりはマシじゃ無いんですかー?」

 

リズベット「あっち?」

 

ミソラ&ラビリスタ以外のプリコネキャラ「う゛え゛え゛ぇ゛ぇ゛……っ」

 

ユウキ「全員グロッキーだ!?」

 

スズメ「な……なんですかあの人……見てるだけでも吐き気が……」

 

レイ「吐き気を催す邪悪とか言う言葉は耳にしたことはあったが、これほどとは……」

 

クロエ「なんなん……なんなんあいつ……?」

 

チエル「ぜんばい……ヂエ゛ル゛も゛う゛無理がも゛じれまぜん゛……」

 

アオイ&クレジッタ「あばばばばばばばば……」

 

イリヤ「に、人間なのか……?あのような醜悪な奴が人間なのか……?」

 

オクトー『ほんと無いよこれは……うん、無い。無し中の無し』

 

ペコリーヌ&カオリ&ヒヨリ「…………~~~~!!!」←必死に吐き気を抑えている。

 

ノゾミ&シズル&イオ「」←ぶっ倒れた。

 

ムイミ「うわあ……なんつーか、うわぁ……」

 

カスミ「想像以上の惨劇だ……」

 

 

 

~しばらくお待ちください。~

 

 

 

アスナ「プリコネサイドの皆さん。本っっっ当にお見苦しいシーンを見せて申し訳ありませんでした!!」

 

シズル「だ、大丈夫だよ。こっちも変なリアクション取ってゴメンね」

 

カスミ「シズルさん、大丈夫の定義間違ってないかい?髪の色以上に真っ青だよ?」

 

アルゴ「とりあえず気分が良くなるまでまともに話ができないナ……」

 

クライン「にしてもふてぇ野郎だな!偉そうに複数の妾があって当然とかうらやま――いや、ふざけたことぬかしやがって!」

 

ユウキ「うん。姉ちゃんや直前に会った人達もひどい目に遭ったからね」

 

カスミ「まったく、とんでもない奴がいたものだね……アスナさんだけじゃ飽き足らず、複数の女性に手を出すなんて……」

 

レイ「同感だ。ああいう輩はすぐに成敗したほうが……」

 

クレジッタ「どうかしましたの?」

 

 

クレジッタとオクトー、ムイミ以外のプリコネメンバーの想像図:ユウキ(プリコネ)との思い出。

 

 

 

カスミ「……すまない。どうやらこのことに関して私達は異議を唱える資格は無いらしい」

 

スズメ「そうですね……すぐ思い当たる人がいるのでそのことに関しては……」

 

リーファ「は?」

 

アスナ「それじゃあ最後にこのシーンに行ってみましょう。どうぞ!」

 

 

 

《キリト、オベイロンに言い放つ》

 

 

 

キリト「よりにもよって最後がこれかよ……」

 

アスナ「でもこの時のキリト君、すっごくカッコ良かったよ」

 

キリト「余計なお世話だって」

 

イオ「でも、こういうのって一度言われたいものよね。あんなカッコいい台詞」

 

キリト「そ、そう言うもんなのか?」

 

アスナ「そうだよ。私もあの時、すっごく嬉しかったんだからね」

 

リズベット「そりゃあ、あんなのに奪われるくらいならあんな啖呵切るのも無理ないわよね~?」

 

キリト「むぐっ、否定はしないけど……」

 

スズメ(というか、今の今まで気付かなかったのですが、あのオベイロンの事、ムイミさんもイオさんもキリトさん達も、ソレとかアレとかコレとか全然人間扱いしてないような?)

 

クロエ(いやそれ気にしたら負けなんじゃね?しらんけど)

 

 

アスナ「以上、プレイバックのコーナーでした~!」

 

 

 

 

ユイとストレアのSAO&プリコネトリビア

 

 

 

ユイ「説明が遅れましたが、今回のお話のパパたちは、プリンセスアート・オンラインRe:Diveとは関係ない時間軸、所謂パラレルワールドの世界線の人なんです」

 

ストレア「この話のキリト達はゲーム版SAOのストーリーから始まって、SAOVSアクセル・ワールドの世界観の中のお話なの。だから本編をまだ見てない人も、ネタバレする必要も無いから心おきなく読んでいってね」

 

ユイ&ストレア「以上、ユイとストレアのSAO&プリコネトリビアでした~!」

 

 

 

 

トーキングコーナー。

 

 

アスナ「さて、たった今シリカちゃん、ミミちゃん、シェフィさん、ユイちゃん、ストレアさんが帰ってきた模様です。このコーナーではプリコネサイドの皆さんと雑談を楽しむコーナーです」

 

アオイ「さ、最後の最後でぼっちに厳しい厳し子さんですか……!?」

 

シリカ「アオイさん、固くなりすぎですよ。もう少しリラックスしてください」

 

アオイ「ひゃっ、ひゃい!!」

 

ムイミ「じゃあ最初の質問だ。なんでこの話はSAO本編とは違うんだ?」

 

オクトー『おーおー、ストレートに来たね』

 

ユイ(SAO)「その話については実を言うとSAOで言う3層辺りの話をしようと思ったのですが、キリのいい部分が見つからなかったので、サブイベント内で長く、かつ戦闘もあるSAOvsAWの「最愛」から採用させました」

 

ムイミ「なるほど。それほど長くするわけにはいかなかったから、丁度良いサブストーリーがあったって事なんだな」

 

アスナ「他のイベントは大抵会話だけだからね。おかげで色々酷い目に遭ったけど……」

 

カスミ「まったくだ……正直、二度と会いたくない」

 

エギル(ボロクソに言われてやがる……同情はしないがな)

 

アスナ「それでは次の方はいらっしゃいますか?」

 

 

 

カスミ「なら私も質問をするとしよう。さっきからゲーム版とか原作版とか言っているが、何か違うのかい?」

 

キリト「その事か。ならちょっとおさらい代わりに説明しておくか」

 

シェフィ「よろしくお願いします」

 

キリト「まず、転換点となったのは最終決戦の辺りだ。本来ならそこで1章は終わる筈だったが、何かのバグ――いや、予想外の介入である人物が最初の日に宣言した100層までの攻略を再開することになったんだ。これがゲーム版のあらすじ」

 

ユウキ「リーファとシノン、ストレアはそこで会ったんだよね?」

 

リーファ「うん。お兄ちゃ――キリト君の事が心配になってきちゃったんだ」

 

シノン「私は巻き込まれる形であの世界に来たのよ。その時は記憶を失ってたんだけどね」

 

アスナ「うん。いきなり空から降ってきてびっくりしたよ」

 

ペコリーヌ「記憶喪失……」

 

レイ「空から降って来た……」

 

ヒヨリ「なんだか騎士くんとシェフィちゃんみたいだね。2人も空から降ってきて記憶喪失になったんだ」

 

シノン「ふーん」

 

ヒヨリ「2人とも、最初は赤ちゃんみたいで可愛かったよ。甘えてきたりとかさ」

 

シェフィ「も、もう完治しましたからね私達は!?」

 

ヒヨリ「あ、ひょっとしてシノンさんもその時は――」

 

シノン「どうやら火矢をぶち込まれたいようね?」

 

ヒヨリ「うぇえ!?あたし、何かやらかした!?」

 

ペコリーヌ「す、ストーップ!ヒヨリちゃんはそんなからかってるとか言う他意は無いんです!その時は2人とも自分の事すら忘れちゃって、それで赤ちゃんみたいになっていたんですよ!」

 

シノン「……まぁ、そう言う事にしてあげるわ」

 

ペコリーヌ「ほっ……。でも、赤ん坊だった2人御世話はコッコロちゃんが積極的にやっていました」

 

アルゴ「へぇ。随分世話好きのベビーシッターさんがいたもんだナ」

 

シェフィ「まあ、世話好きと言うか、外見と中身が不釣り合いと言うか……コッコロさん、10歳くらいですよ?」

 

アルゴ「……サバ読むにしても10年は無理あるんじゃないカ?」

 

スズメ「いえ、確かに存在するんです。この目でちゃんと見てたし、私達のギルドを一時期拠点にしていましたので」

 

クロエ「は?何それ?マジでいんの?単なる妄想じゃなくて?」

 

シェフィ「く、空想上の存在扱いされてるコッコロさんって……」

 

 

 

アスナ「じゃあ次のトークで最後にしましょう。そのトーク内容は……『何故皆さんが集められたのか』です」

 

ノゾミ「やっときてくれた!どうして私達が集められたのか気になってたんだよ!」

 

ラビリスタ「それは悪ったね。ユイちゃん、説明宜しく」

 

ユイ(SAO)「はい。今回集められた21名のプリコネサイドの皆さん。実は皆さんには、ある共通点があるのです」

 

ノゾミ「共通点?私にあって、チカとツムギに無いもの……」

 

ユイ(SAO)「それはずばり……中の人ネタ、です!」

 

プリコネサイド「……はい?」

 

リズベット「中の人ネタっていうと、シリカが赤い重装備を纏って銃火器やミサイルで辺りの雑魚を蹴散らしたり、キリトが半裸で猪の皮を被って二刀流でぶった斬ったりするあれの事?」

 

ミソラ「それなら私は竹でできた猿轡を咥えさせられて、小さなタンスみたいな箱の中に押し込められていた記憶が……」

 

イオ「……ミソラちゃん、いじめを受けているなら先生に気軽に相談してね?」

 

ミソラ「いや、そういうのとは違いますよ?」

 

エギル「どれもこれも傍から見たらシュール過ぎるな……ん?じゃあ最初のコントもその中の人ネタが原因か?」

 

ユイ(SAO)「はい。先程のオベイロンもオクトーさんと声が一致していました」

 

オクトー『うーわ、当人からしたら最悪ったらありゃしないよ』

 

ユイ(SAO)「まあそこは置いておいて。ここからはゲストがSAOシリーズのどのキャラを演じたのかを見ていきましょう」

 

 

 

 

 

ストレア「とりあえずALO編は飛ばして、SAO編、マザーズロザリオ編、GGO編、アリシゼーション編に分けてお送りするよ」

 

ユウキ「よろしくねー!」

 

ユイ(SAO)「まずはSAO編です。ここに該当するのは4人。レイさん、ミミさん、イオさん、カスミさん。それぞれサチさん、シリカさん、ギスメルさん、ミトさんを演じていました」

 

ムイミ「いきなり4人もかよ!?――ん?ところでこのミトって奴は見なかったけどどうしたんだ?」

 

アスナ「今回はゲーム版をベースにしたということで、彼女は出すに出せなかったの。因みにミトは、劇場版プログレッシブシリーズで重要な役割を務めているキャラなの」

 

レイ「そうなのか。ギスメルと言う方も来ていないのか?」

 

アスナ「ギスメルの登場はゲーム版だけど、今回は世界観が違うから彼女の出番も無いの。でも、ゲーム版の声優としてはイオさんが演じていたのよ」

 

ヒヨリ「ふーん。じゃあサチさんは?」

 

キリト「うぐっ!?――き、今日は用事があって出られないんだ……」

 

イオ「そう……でも、私もそのサチさんとお話をしてみたいわ」

 

キリト「げふっ!」

 

レイ「そうだな。彼女の友人とも交えて、ゆったりと話をしたいものだ」

 

キリト「ふげっ!」

 

カオリ「だったら私はサチさんと一緒に踊るさ~!キリト、連絡たのむよ~」

 

キリト「ぐっはぁ!!?」

 

アスナ「やめて!キリト君のライフはとっくにゼロだよ!!?」

 

ヒヨリ「な、何かあったの!?」

 

クライン「あー、知りたかったら原作2巻の方を読んでくれねぇか?今キリトの奴ダメージがデカすぎて説明しきれねぇんだわ」

 

ヒヨリ「そっか。じゃあ後で読んでみるよ」

 

クライン「……腹括って読めよ?」

 

レイ&イオ&ヒヨリ「???」

 

アスナ「クラインさん……」

 

クライン「頭ごなしに否定するのも怪しまれるし、後は自己責任でどうにかするしかねぇんだよなぁ……」

 

アスナ「……3人とも、強く生きて」

 

 

 

ユイ(SAO)「さあ、パパが復活した所で続けていきますよ。ALOマザーズ・ロザリオ編から1人、スズメさんです!スズメさんはSAOではユウキさんを演じていました」

 

イリヤ「最初のコントはこれの伏線だったとはな」

 

ユウキ「もー、ほんと大変だったよ。アスナってば最初は服も変えようかって言ってたんだよ?」

 

シリカ「歳の近いスズメさんとユウキさんはともかく、あたしのミミちゃんやシノンさんとラビリスタさんじゃ身体が全然違うじゃないですか!」

 

アスナ「ごめんごめん。でもユウキなら合いそうかなって思ったのは本当だよ」

 

ユウキ「そう言ってくれるのは嬉しいよ。ボクもメイド服なんて着たこと無かったし。けど……スズメみたいにはなれないかな?」

 

スズメ「え?とても似合うと思いますよ?」

 

ユウキ「ううん。とてもスズメみたいにはなれないよ……」

 

アスナ「それって、どういう……?」

 

ペコリーヌ「ドジが足りないとか?」

 

シェフィ「ドジが足りないと言う事?」

 

ユウキ「いやそこじゃないよ。ボクが言いたいのはね……スズメみたいにおっぱい大きくないんだよ!!」

 

ミミ、ユウキ、ユイ(SAO)、ストレア以外の全員「そっちかよ!!?」

 

ユウキ「だってそうじゃん!ボクと同い年くらいなのにスタイルがアスナと同じくらいだよ?あんまりそういうのは気にしてなかったけど、改めるとなんか、さ……」

 

アスナ「す、スタイル云々は関係ないと思うよ?ユウキはユウキの魅力があるんだし!」

 

ミミ「そうだよ!ユウキおねえちゃんとってもカッコいいってミミは思ってるよ!」

 

ユウキ「……うん。ありがと」

 

スズメ「だ、大丈夫ですよ!年齢に見合わないスタイルの人は色々いますから!アカリちゃんとか、ツムギちゃんとか、他にも色んな方が!」

 

リズベット「傷ごと抉った痕に塩を刷り込むなッ!!」

 

エギル「むしろ刷り込むのは辛子味噌だろ。かちかち山みたいな感じで」

 

チエル「タヌキはいないのでキレないでくださいよ?クロエ先輩」

 

クロエ「誰にゆうとんねん」

 

 

 

 

ユイ(SAO)「どんどん行きますよ!次はフェイタル・バレットも含めたGGO編です!こちらは何と、ラビリスタさん、ノゾミさん、ペコリーヌさん、クロエさん、チエルさん、カオリさん、ミソラさんの7人です!」

 

カリザ「多ッ!?今までで一番多いじゃねぇか!」

 

ラビリスタ「因みにGGOってのは、キリト君たちのいるALOとはまた異なった世界で、銃が大量に出る世界だよ」

 

イリヤ「ふむ……クレジッタが使う十字弓と似たようなものか。それにしては色々と種類が豊富じゃな」

 

シノン「外伝作品のオルタナティブを書いてる人は無類の銃器マニアだからね」

 

ストレア「えーっと……ラビリスタはシノンを、ノゾミはピトフーイを、ペコリーヌはSHINC所属のアンナというプレイヤー、クロエは同じくSHINC所属のローザ、チエルはフェイタル・バレットのクレハ、カオリは同じくフェイタル・バレットのアファシス、そしてミソラは同じくアファシスのリエーブルを演じていたよ」

 

カオリ「アファシスって何さー?」

 

ストレア「うーん……一緒に冒険して戦闘をサポートしてくれる、あたし達みたいなもの、かな?」

 

カオリ「あはー、だったら仲良くなれそうさー♪」

 

ミソラ「私は……カオリさんと同じアファシスに分類されているようですね」

 

カリザ「こっちでもラスボス側にいたのに、そっちじゃラスボス的立場なのか。お前にゃお似合いだな」

 

ミソラ「カリザ君……皮肉ってるはずなのに、皮肉に聞こえないのが不思議ですね?」

 

ペコリーヌ「思いっきり大きな銃を使ってましたからね」

 

クレジッタ「って、お待ちなさい!いったい何の間違いですの!?」

 

シノン「は?」

 

クレジッタ「ユースティアナ皇帝陛下が、あのような無粋な女傭兵集団の一人なんてのを演じていることに異議を申したてているのです!!」

 

チエル「その点についてはチエルも賛成です!クロエ先輩なんてゴリラですよゴリラ!ノゾミンもあんな凶悪女じゃありませんから!!喧嘩売ってんのだったら買いますよ!?言い値で買いますよ!?」

 

シノン「別に喧嘩は売ってないわよ。というか、SHINC奴らは見た目の割に素直で熱心よ?」

 

クレジッタ「どうだか。どうせ野蛮な連中ですわよ」

 

ペコリーヌ「まあまあ……あれ?クレジッタさん、何ですかその赤い線みたいなものは?」

 

クレジッタ「え?――ぐひゃっ!?」

 

ペコリーヌ「クレジッタさん!?」

 

アスナ「ここでメッセージです。ペンネームは……【アマゾネスのリーダー】さんからですね。『うちのメンバーへの悪口はそれくらいにしときな』だそうです」

 

ペコリーヌ「一撃で吹っ飛ばされましたよ!?なんだったんですか今の!?」

 

シノン「対戦車ライフルで撃たれたのね。ご愁傷様」

 

ラビリスタ「対戦車ライフルって……さっすがGGO。そんな物騒なものまで人に向けられるんだね……」

 

ムイミ(アキラが引いてる……!?)

 

チエル「口は禍の元とはよく言ったものですね。でもあの程度なら、チエルなら簡単に避けられ――あでしッ!?」

 

アスナ「再びメッセージが届きました。今度はペンネーム【毒鳥の下僕】さんからです『避けられると言ったな?なら避けて見せろ』だそうです」

 

カオリ「避けろって、さっきの赤い光は!?音しか聞こえなかったさ~!」

 

ノゾミ「何かの目印みたいだけど……あれ?これってすこすこ侍ちゃん詰んだ?」

 

チエル「ひっ!?な、何言ってるんですか!チエルは単にノゾミンとあの毒女が一緒な訳無いって――ぐひゃあ!?」

 

アスナ「またまた【毒鳥の下僕】さんからメッセージが届きました。『すぐ楽にしてやるから、大人しくそこで立っていろ』だそうです」

 

チエル「ま、待って!?見えない攻撃をどうやって避け――ぎゃふっ!!あぎゃっ!!ぐぇあっ!!ヴェアアアアアアアアアアアァァァァァァッッッ!!!!!!」

 

ノゾミ「うわぁ……見えない攻撃ってこんなに怖いんだ……」

 

クロエ「戦闘面のコメント乙」

 

シノン(一応遠藤も同じ中の人だけど、その点は野暮だから言わないでおこう)

 

 

 

 

 

ユイ(SAO)「さて、次はアーケード版から1人、ヒヨリさんです。こちらはRE:COさんを演じていました」

 

ヒヨリ「え?リコさんじゃないの?」

 

ユイ(SAO)「いえ。RE:COさんです。残念ながら、彼女の情報は既にアーケード版が終了してしまっている為、これ以上は……」

 

ヒヨリ「そこまで気にしなくていいよ。あたしがこのSAOと関りがあるってだけで嬉しいから!」

 

シノン(凄く素直な良い子じゃない。けど、確か彼女って……)

 

ストレア(この作品だとGGO編まで出番ゼロなんだよね……)

 

ヒヨリ「シノンさん、ストレアさん。どうかしたの?」

 

シノン&&ストレア「何も」

 

 

 

 

 

ユイ(SAO)「さあ、いよいよ最後!アリシゼーション編です!こちらではシェフィさん、イリヤさん、シズルさん、クレジッタさん、カリザさん、アオイさんです!」

 

シェフィ「こっちもこっちで多いわね。それで、どんな人を演じたの?」

 

ユイ(SAO)「えーっと……シェフィさんはロニエさん、イリヤさんはカーディナルさん、シズルさんはファナティオさん、クレジッタさんはシェータさん、カリザさんはメディナさん、アオイさんはイーディスさんを演じていました」

 

アスナ「ここでアリシゼーション編に詳しい方をゲストにお呼びしました。アリスさんです」

 

アリス「どうも。アリス・シンセシス・サーティです。今回は解説に参りました」

 

イオ「よろしくね。こっちも現地の人がいて助かるわ」

 

ラビリスタ「で、早速だけどこの人達の説明をお願いするよ」

 

アリス「わかりました。まず、ロニエ。彼女はノーランガルス帝立剣修学校の初等練士です。貴族の出ですが利己心も薄く、常識的な感性と倫理観を備えています」

 

レイ「いわゆるノブレス・オブリージュという理念を持っているのか。彼女みたいなタイプは私の知ってる限りそうはいないからな……」

 

アリス「因みにアリシゼーション編ではキリトの後輩になります」

 

レイ「またか」

 

アスナ「またなの?」

 

ラビリスタ「またみたいだね」

 

キリト「お前ら……」

 

アリス「次はカーディナルですね。彼女は公理教会内の代図書室の司書を務めています。一応この成りでも、200年は務めているそうですよ?」

 

イリヤ「たかだか200とは笑わせる。我の半分も生きていないではないか」

 

キリト「え?それって結構な年寄――」

 

 

 

~しばらくお待ちください~

 

 

 

イリヤ「貴様、レディに向かって年寄りとは何事か!!」

 

アスナ「もう、女の人に向かって年寄りとかいうものじゃないよ?」

 

キリト「ず、ずびばぜん……」

 

クライン「懲りねぇよなぁ、お前も……」

 

ミミ「黒いお兄ちゃん、だいじょうぶ?」

 

リーファ「気にしないで。いつもの事だから」

 

アリス「次へ参りましょう」

 

エギル「お前らほんと容赦ないな……」

 

アリス「続いてはシェータですね。彼女も整合棋士の一人ですが……ちょっと性格に難あり、ですね」

 

クレジッタ「難あり?まさかゴウシンのように陛下の御身を狙っていたとかですの?」

 

アリス「いえ、そういう意味ではありません。なんというか……ありとあらゆるものを斬りたいという欲求に、少しばかり正直なところがあるようで……」

 

ペコリーヌ「斬りたい?」

 

アリス「そう。物でも人でも、なんでも斬りたいって思っているのです。ルールで寸止めが厳守される剣術大会でも、対戦者を惨殺したと聞きました……」

 

アオイ「それ、かなりヤバい人じゃないですか!?そんな人を置いて大丈夫なんですかその整合騎士って組織!?」

 

ヒヨリ「そもそも斬殺って、なんで真剣を使う必要があるの!?木剣とかで十分でしょそういうのって!?」

 

アリス「まあ、彼女自身その衝動に関しては忌避感を感じてはいるようです。正直、彼女の逸話は私でも信じられないものばかりでした」

 

ミソラ「とりあえず私よりはまだマシなレベルって事が分かったことがせめてもの救いってものですね……」

 

ペコリーヌ「では次はこの、イーディスと言う方についてお話をしてくれますか?」

 

アリス「彼女は『アリシゼーション・ブレイディング』に登場した整合騎士です。結構ざっくばらんな性格でしてね。規律にうるさい方とはよく衝突しています。私も……しょっちゅう抱き着かれたりしてましたね」

 

アオイ「だきっ……!?な、なんという友達オーラ……格が違いすぎる……!」

 

アリス「は?」

 

チエル「気にしないでください。アオイちゃんちょっとボッチを拗らせてるだけなので」

 

ユイ(SAO)「次は……メディナさんの紹介ですね」

 

アリス「彼女はゲーム版『アリシゼーションリコリス』に登場するキャラクターだ。オルティナノス家の9代目当主の娘だ。キリト達とは央都――そちらで言う、ランドソルに向かう途中でキリトとユージオに会って少しの間旅路を共にしたらしい」

 

カリザ「へぇ。つまりキリトと同期って奴?」

 

アリス「ええ。実力も相当なもので、上級修練士になったらしいです」

 

ミソラ「それにしてもカリザ君が女の子役になるとは……。あ!案外ネアさんの影響があるのかもしれませんね★」

 

カリザ「あ゛あ゛ッ!?」

 

シリカ「小学生がして良い表情じゃない……」

 

アリス「最後はファナティオさんですね。整合騎士団の序列第2位。普段は鎧兜に身を包んでいます。女性であるという理由で男達が手加減をしていたことにコンプレックスを抱いているみたいです」

 

ペコリーヌ「鎧兜……ジュンさんみたいにですか?あの人も同じように女性の騎士ですが、王宮騎士団の団長と言う役目を全うしています」

 

イリヤ「そうだのう。100年も生きておるのであれば、そういう友に巡り合う機会の1度や2度、あっても可笑しくなかったのではないか?」

 

アリス「確かに。キリト達との戦いが無ければ、ずっとあのままだったのかもしれませんね」

 

シズル「ところでアリスちゃん。重要な事を聞いて良いかな?」

 

アリス「え?」

 

シズル「このファナティオさんって、弟や妹っているの?」

 

アリス「え?確かいなかったと思いますよ?」

 

シズル「……弟や妹はいるよね?」

 

アリス「だからいないって言いましたよ?」

 

シズル「……アアアアアァァァァァアアアアアアアアアアァアァアァアァアァアッッッッッ!!!!!」

 

キリト「どわあぁっ!?ど、どうしたんだ急に!?」

 

ラビリスタ「不味い、シズルちゃんの姉力(おねえちゃんパワー)が暴走し始めた!」

 

シリカ「姉力!?なんですかそれ!?」

 

ラビリスタ「シズルちゃんは自分が姉であることが自分の生きる原動力としている。けどファナティオさんが妹も弟もいないという事実を突きつけられ、妹も弟もいない自分を想像してしまい、現実と空想が混合してパニックを引き起こしたんだ!」

 

リズベット「何それパニック障害か何か!?」

 

アルゴ「作画崩壊を起こすほどのレベル……これが姉力の暴走カ……!」

 

 

 

~しばらくお待ちください~

 

 

 

アスナ「それで、大丈夫なんですか?シズルさんは」

 

カスミ「ああ。裏で待機させていたリノさんと助手くんが介護してるよ。ラビリスタさんが念のために連れてきたって言っていたのが正解だったね」

 

ラビリスタ「一応収録を見せようと思ってたけど、こんなことになるとは思ってなかったよ。でも、流石に締めくくりに合流できるのはちょっと無理かな?」

 

キリト「あんなシスコン初めて見た……」

 

シリカ(キリトさんがあたしの事リーファさんにそっくりだって言ってたけど、キリトさんはあそこまで酷くないですよね?)

 

リーファ(そりゃもう。というか、キリト君の場合だと兄力になっちゃうからね)

 

ユウキ(姉ちゃんもあそこまで酷くないよ。というか、シズルが一番おかしいんだって)

 

アスナ「さて。そろそろお別れの時間がやってきた模様です。皆さん、初めてのそーどあーとおふらいんはどうでしたか?代表のカスミちゃん、イオさん、ムイミさん、お願いします」

 

カスミ「今回はトークの場を作ってありがとうございました」

 

イオ「こんなにみんなとわいわいお話ができたのは楽しかったわ」

 

ムイミ「あたしもこういうのは大歓迎だ!また頼むぞ?」

 

キリト「プリコネは2章の最終決戦の後第3部が待っているし、SAOも新作映画とラストリコレクションという新しい物語が始まろうとしている。案外、今回のゲストのようにまたプリコネとSAOの両方をつなぐキャラが現れるのかもしれないな」

 

アスナ「そうなったらまた開こうよ!きっと面白いからさ!」

 

ラビリスタ「そうだね。さてアスナちゃん。締めくくりは頼むよ」

 

アスナ「はい!それではみなさん、プリンセス・アート・オンライン、そしてこれからのソードアート・オンラインとプリンセスコネクト!Re:Diveをお楽しみに!」

 

全員「ばいばーい!」

 

 





(・大・)「終わってみたらここだけでも1万4千って……自分史上最大クラスじゃねーか」

(・大・)「それにちょっと色々詰め込み過ぎたかも……」

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