メジロマックイーンとお兄様と愉快な元極道たち   作:ライステイオー

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・・・はい、すいません。昨日投稿しようと思ったら寝ちゃってました。またストックもきつくなってきてますので投稿頻度落ちます。ほんとすいません。また元の投稿頻度に戻れるよう頑張ります...


おばあ様

ニュースを見た後、俺は家でやろうと思っていた仕事をすべて終わらせようと一徹し、学園の部室でお昼まで昼寝をした。結局お昼までに呼び出されることはなく昼寝から目覚めると俺は腹が減ったため食堂に向かった。

 

「やっぱりここのグリーンカレーはうめぇなぁ。」

 

汗をかきながらグリーンカレーを口に進める。甘味が最初に口の中を覆い、その後すぐに辛味が襲い掛かってくる。ここの食堂は栄養価にも気を配ってか化学調味利用などを一つも使わないらしい。そのため一つ一つの味が丁寧でしっかりしていてすごくおいしい。特にここ最近はタイ料理の味がすごくよくなっているだけでなくレパートリーも増えており、下手したらこの食堂一つでタイのすべてを知れるかもしれない。そう考えながらグリーンカレーを楽しんでいた。

 

「ずいぶんおいしそうに食べるな。」

 

「おう、ルドルフ。」

 

「真島さんから聞いたぞ。早速一人救ったみたいだな。」

 

「まぁな。寮の手配とかそっち任せたよ。そういえば、理事長からなんか言われなかったか?てっきりなにしてんだって叱られるかと思ったが。」

 

「いや、これは理事長も協力してくれている。君が部室で寝ている時に理事長は記者会見して弁明してくれたんだぞ。あとで顔出しといたほうがいいぞ。」

 

「そうなのか。じゃあ後で顔出しとくわ。」

 

そういって再びグリーンカレーを食べ始める。辛さで汗が少し出てくる。しかしこれがいいのだ。この刺激が楽しいのだ。

 

「君も辛い物には目がないね。」

 

「辛いのが好きじゃなくてこの辛味がいいんだ。タイ料理特有の辛さがさ。」

 

「はいはい。」

 

あきれた顔で返答された。グリーンカレーのすごみを知らないとは可哀そうだ。

 

「お前も食ってみればいいよ。トブぞ。」

 

「言い方がずいぶん薬物のそれだな。」

 

「まぁ薬物より中毒性と安全性はあるな。特にご飯ともあうから夏にぴったりだぞ。」

 

「じゃあ夏に食べるとしよう。それじゃあ私はこれで。」

 

「なんだ食わないのか。」

 

「あいにくお昼はもう済ませたんだ。」

そういってルドルフは去っていった。俺は続けてグリーンカレーを堪能し始める。すると今度はマックイーンがこっちによってきた。

 

「実さん。ちょっとお話が。」

 

「今ご飯中だからここでもいいか?」

 

「えぇ。」

 

「どうした?」

 

「それが今朝登校中におばあさまからメールがありまして。」

 

「おばあさまから?」

 

「はい、それで今度の土曜日か日曜のお昼に食事に誘っておりまして。」

 

「土日か。まぁ今週ならマックイーンも出るレースはないな。わかった。土曜日にしようか。どうせだから早めに行っておばあ様と話でもしよう。」

 

「かしこまりましたわ。」

 

おばあ様か、すっかり会いに行くのを忘れていた。会って最初に何を言われるだろうか。というよりこの顔を見て何を思われるだろうか。

 

「まぁ、あのおばあさまがひどいことを言うような人ではないがな。」

 

 

さて、土曜日がやってきた。俺とマックイーンは早めにメジロ家へと向かった。屋敷に着くと爺やが出迎えてくれた。

 

「実様。ようこそメジロ家屋敷へと。」

 

「爺やさん。変わってないなここは。普通にこういうのって時がたつにつれ変化が出るけど、昔とほぼ同じだ。」

 

「ほほほ。おほめにあずかり光栄です。」

 

「おばあさまは?」

 

「自室でお待ちになられておられます。ささ、どうぞ。」

 

そういうと爺やさんは先導する。俺はボーイに車のキーを渡して駐車を頼む。ボーイは車に乗り込んで駐車場へ向かう。その姿を見た後、俺は爺やさんについていった。

 

「お嬢様とよりを戻していただいて何よりでございます。」

 

「チームのおかげで俺はマックイーンに謝れたんだ。親父さんとゴルシがいなかったらよりを戻せなかったよ。」

 

「さようでございますか。メジロ家一同、実様が無事とわかりましてほっとしました。」

 

「ありがとう。ごめんな、不安をかけてしまって。」

 

「いえいえ。実様が無事で何よりです。」

 

「おばあ様はお元気かい?」

 

「はい、実様が生きておられていたことを知ってからそれはもう調子がよろしいようで。」

 

「そうか。よかった。」

 

その後も話が続く。そうしているうちにおばあ様の部屋へとつく。俺は部屋の前に立ってこういった。

 

「なんも変わってない。10年前と同じだ。」

 

そういうと爺やさんは扉をノックしていった。

 

「御頭首様。マックイーンお嬢様と実様をお連れいたしました。」

 

すると部屋から声が出てくる。

 

「おはいりなさい。」

 

爺やさんがその声を聴いて扉を開ける。すると弱い70を超えたであろう白髪の老婆が椅子に座っていた。俺は部屋に入る。俺が入ると爺やさんは扉を閉めた。

 

「お久しぶりです。おばあ様。」

 

おばあ様はゆっくりと立って俺の方に向かってきた。そして俺の頬を触ってこういう。

 

「忘れもしません。その瞳と顔。よく無事でいてくれました。実さん。」

 

「おばあ様、長らくの消息不明。お許しください。」

 

「謝ることではありません。むしろ謝るのは私たちの方です。爺やから話は聞きました。辛かったでしょう。私たちは何もできませんでした。許してください。」

 

「おばあ様... 自分はまたマックイーンの隣にいれることを許してくださっただけで十分です。」

 

「そういってくれると肩の荷が下ります。どうぞ座ってください。昔ばなしをしましょう。」

 

そうして俺とおばあ様、マックイーンで昔ばなしをした。おばあ様はわざわざお汁粉を用意してくれた。10年前と変わらない。素朴で味わい深い味だ。この家は10年前から何も変わっていない。それがなぜか落ち着いた。そうして話していると...

 

「マックイーン。少し席を離れてください。」

 

「わかりました。おばあ様。」

 

そういってマックイーンは部屋を出る。するとおばあさまは少し暗い顔をしてこう言い始めた。

 

「実さん。ドーベルのことは覚えていますか。」

 




ドーベル綺麗だよね。メジロ家ってホント容姿端麗な子が多くて好き(ウマ娘全員美人だが)グリーンカレーは辛いのが一番いい(甘味があるのも悪くないですが。)
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