メジロマックイーンとお兄様と愉快な元極道たち   作:ライステイオー

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なんか・・・修正とかしてたらそこまで胸糞じゃなくなっちゃった・・・この誠どうしよ。


親父さんから見た俺(犯罪者)

「悪いが俺はお前のことを知らない。メジロ家の御令嬢さん。」

 

胸が痛んだが、こういうしかなかった。あいつと別れて10年。一時も忘れることはなかった。けど俺はもうあいつの横にいてやれるものじゃない。

 

「ウソはやめてくださいまし...」

 

「ほんとさ、俺は君がメジロ家の令嬢としか知らない。」

 

「そんなわけありませんわ!」

 

「話はそれだけか?なら俺は変えるよ」

 

そういって俺は荷物をまとめる。彼女の横を通り過ぎると彼女は言う。

 

「お兄様。ほんとに忘れたのですか...」

 

その声を聞き流して俺はさっそうと帰宅する。前までは親父さんと暮らしていたが就職を機に一人暮らしをすることにした。もともとそのつもりはなかったが親父さんは「一人暮らしで見つかることもある。とにかく今は知識を得ろ。お前に今必要なのは経験だ。」といった。その考えに乗った形で俺は一人暮らしすることにした。駐車場に着いて、資格取得した後に必死にバイトして稼いだお金で買ったZX-R25にまたがると親父さんがこっちに向かっていた。

 

「実。あいつだろ?お前が昔言ってた子って。いいのか?あんな言い方して。」

 

「親父さん・・・いいんだ。親父さんだって俺が何で少年院入りしたのかわかってるだろ。あの日から俺はもうあいつと話す資格もなくなった。だからいいんだ。あいつに行っといてくれ。気分を害したならすまないって。」

 

そういってヘルメットをかぶって俺は家に帰る。親父さんはその背中が消えるまで見続けた。

 

「馬鹿たれ。お前は腐っていてもまだあの子にとっての王子様だったんじゃねぇか。」

 

実と引き取ったとき、あいつは根までは朽ちていなかった。だがいつ朽ちてもおかしくないほどあいつは腐りかけていた。経歴は親戚からいろいろ聞いた。あいつは事故と大人のせいですべて失ってしまったのだから。俺は何としてでもこいつを更生させたいと思った。もう大人に左右されないよう頑張った。相性の悪い先生がいたときには無理に学校に行かせなかった。あいつが道を間違えようとしていたら徹底的に叱ったけど自分が間違った行動をしていないと言った時には褒めた。おかげであいつが中学を卒業した時にはまだ色々と問題はあったが元通りの性格に戻ってくれたと思う。

 

けどあいつには天性の才能があった。脚力が尋常じゃないのだ。それを知ったのは卒業して高校への入学式に向かう途中だった。学校の駐車場は満杯で別のところに止めていたため、歩いて少し歩いて学校に向かうことになったのだが、低学年くらいであろうか、小学生が追いかけっこをしていて信号無視して飛びだした。すると左からものすごいスピードで迫ってくる車がいた。瞬きする間だけで20mは進むくらいの速度で小学生に迫る。左側はカーブで小学生の方はギリギリ見えない。小学生は気づいたが立ち止まってしまい。車の男はスマホを使いながら運転しているため気づいていない。危ないと思った瞬間車は通りすぎた。けど血しぶきや叫び声は聞こえないし、見えなかった。その小学生の隣には実がいた。信号が変わり実に近寄る。実の体には問題がなく、小学生にもけががなかった。俺は実に聞いた。いつ駆け出したんだと。そしたら実はこういった。

 

「わからない。けど俺が出たときにはあの車はもうあと数メートルで小学生にぶつかる距離だったと思う。」

 

理解できなかった。あいつはウマ娘じゃない。人間だ。コンマ数秒を反応できるかということはできるかもだが、そのコンマ数秒で助けることなど不可能だろう。けどあ

いつは何か違った。それが確信に変わったのはトレーニングを見ていた時だ。急にあいつは併せをしている生徒たちの後ろを追いかけてもいいかと言ってきた。普通なら意味がないだろうというが、例の件もあって俺はやらせてみた。そこで確信した。あいつは最初こそ追いつくのに精いっぱいだったが数日もすれば追い抜いていやがった。俺はあいつの足には神様、いやそれ以上の存在がもたらした何かがあると信じた。そして俺はお前は鍛え上げればオリンピックに出れるぞといったが実は興味なさそうに「面白くない。オリンピック選手も遅すぎるし俺はもう犯罪者だ。出る資格がないし、出るべきものではない。それにウマ娘と一緒に走ってトレーニングしたほ

が楽しい。」といった。その日以降あいつに併せを依頼するやつらはたくさん来た。実はすべて受けた。そしてウマ娘たちの走りを盗んで上達していった。そして学園内でひそかにこう呼ばれるようになった。

 

「人間の体を持ったウマ娘」と...

 

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