ハリー・ポッターと灰の魔女   作:アストラマギカ

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※独自設定あり。苦手な方はご注意ください。


第12章 ~派閥人事~

    

 ハリーの懲戒尋問が終わって数日後、私はダイアゴン横丁に新しく出来たカフェレストランを訪れていました。

 

 南欧風の外観にふさわしい、白とベージュを基調としたお洒落な内装。ところどころに木製のインテリアや観葉植物が置かれ、明るく上質な印象のお店。「ほえー」と感心しながら足を踏み入れると、窓際のテラス席から手を振るユーフェミア・ロウル先輩が見えました。

 

「遅かったわね。何食べる?」

 

 メニューを渡してくるロウル先輩は、黒の肩出しシフォンブラウスにスリットの入った花柄のマーメイドスカート、黒いアンクルブーツという、やや大人っぽいコーデ。編み込みハーフアップにした茶髪のロングヘアとミステリアスなオリーヴ色の瞳も相まってか、お嬢様感のあるスタイルです。

 

「今日は私の奢りだから。なんでも好きなもの頼んで」

「じゃあ、ここからここまで……」

「ロウル家の財力を試したいなら受けて立つけど、食べ残しは許さないわよ?」

「冗談ですよ。ちなみにオススメとかってあります?」

「とりあえず看板メニューを頼んでおけば、ハズレは無いんじゃないかしら」

 

 メニュー表の一番頭にでかでかと記載されていた『生ハムと卵のガレット』を選ぶと、ロウル先輩がチリンと鈴を鳴らして店員を呼びました。

 

「で、これはなんの呼び出しでしょうか?」

 

 店員への注文が終わると、ロウル先輩が真面目な顔で口を開きました。

 

「イレイナ、来年度から監督生をやる気はあるかしら?」

「監督生……」

 

 てっきり時期的にヴォルデモート関連の話だと思っていたばっかりに、拍子抜けしたというのが正直なところ。何か裏があるのかと勘繰ってみるも、至って真面目な表情でじっと私を見つめるばかり。

 

(自分は純血名家だから大丈夫だと思っているのか、あるいは親から伝えられていないのでしょうか……?)

 

 いずれにせよ、どうやら本当に監督生の話をしに呼び出しただけの様子。

 

 とはいえ、おざなりに対応するわけにもいきません。むしろヴォルデモートとの戦いを考えれば味方は1人でも多いに越したことは無く、そのためには相手に気に入ってもらうのが近道でしょう。

 政治の基本はドブ板営業。一人一人の話をしっかり聞くのが、支持率アップにつながっていくのです。

 

「特に断る理由もないので、もちろん」

「貴女、不安も謙遜も無いのね……」

 

 堂々と胸を張って答えると、何故か呆れ顔で頬杖をつかれました。

 

「でも、なんでそんなこと聞くんです?」

 

 たしか監督生の任命は校長の権限だったはず。

 

「次期監督生の任命について、スリザリン寮では伝統的に現役監督生による推薦が大きな影響力を持つの」

「はぁ、そんな伝統が」

 

 監督生の任命権限はホグワーツ校長にあるものの、ホグワーツ理事の大半は名家出身者。つまりスリザリン出身者が多いわけでして、現役監督生は理事会を通じて監督生の任命に自分たちの意向を反映させることが出来るそうな。

 

「もちろんその分だけ、こっちもOB・OGの意向を忖度しなきゃいけないわけなんだけど」

 

 スリザリンは良くも悪くもコネ社会なので、ある程度重要な意思決定の場ではちゃんと先輩の顔も立てるだとか、そういった細かい気配りは実力と同じぐらい重要になってきます。

 逆にこういう社交辞令を疎かにすると肝心の内容は良くとも、「俺はそんな話、聞いてないぞ!」みたいなことになって、いつの間にかあちこちに要らぬ敵を作る羽目になってしまったり。

 

「話に聞いてはいましたけど、なんというか面倒な話ですね……」

 

 ぼやく私を見て、ロウル先輩は苦笑しながら。

 

「だからこそ、その面倒なことが出来る監督生には人が付いてくるの。監督生の権力は結局のところ、人間関係の太さに比例するから」

「数は力、ということですか」

「ええ。自分が頭を下げた時に誰も動いてくれなかったら、どれだけ凄い魔法使いでも、監督生としては二流よ」

 

 優秀な集団というのは、ただ優秀な個人を集めれば良いというものではありません。個人と個人が協力するための潤滑油が、人間関係やコネと呼ばれるもの。

 

「それに、将来の就職とかを考えたらOB・OGとのパイプは圧倒的なアドバンテージになるわ。というか逆にエリートとのコネがなければ、純血主義の強いスリザリンに半純血の生徒が入るメリットなんて無いんじゃないかしら」

 

 夏休みで学外ということもあってか、ホグワーツじゃ絶対に言えないような事をぶっちゃけるロウル先輩。

 

「ともあれ、イレイナがOKなら私の方から推薦を出しておくわ」

「通ると思います?」

「ファーレイ先輩に相談したら、“逆にイレイナは監督生にするしか選択肢ないでしょ”って言われたわ。フリント先輩も“むしろイレイナ以外を監督生にしたら寮がまとまらないだろ”って」

「まとまらないって……そこまでですか?」

「ええ」

 

 てっきり冗談で大袈裟な表現を使ったのかと思いきや、ロウル先輩は真顔で答えます。

 

「例えばだけど、同じ学年にダンブルドアがいるのにファッジが監督生に選ばれたら、寮の運営なんて上手くいくわけないでしょう?」

 

 際どい例えですが、言わんとするところには同意できます。

 

「どう考えても生徒はファッジを差し置いてダンブルドアに従うし、ファッジもダンブルドアの顔色を窺わざるを得ない。そりゃ最初は神輿で満足するかもしれないけど、神輿で満足し続けるのは逆に凡人じゃ務まらないわ」

「いずれ欲を出す、ということでしょうか?」

「本来の地位に相応しい権力を求めることが欲なら、それはむしろ健全ね。地位には本来、権力と責任の両方が伴うものだから。実権が無いのに、高い地位に就いてるからって理由で批判の矢面に立たされたり責任だけ取らされたら面白くもないもの」

「そういうものですか」

 

 気持ちとして理解できなくはないのですが、あまり共感はできません。素直に実力以上の地位を得た幸運に満足するか、逆に力不足に不安を感じる気持ちの方が大きくなるような気もします。

 

 

 そのことを伝えると、ロウル先輩はふっと短く息を吐きました。

 

「身の丈を弁えるのはハッフルパフの美点だけど、スリザリンの美点ではないわね」

 

 心の中にヒヤッとするものが落ちると同時に、ストンと納得できました。グリフィンドールなら理想、レイブンクローなら興味、スリザリンなら野心がそれぞれ優先されます。

 

「もちろん、ハッフルパフにだって色んな人がいるわ。潔癖なハッフルパフ生なら、逆に闇将軍みたいな存在を嫌ったり、個人のカリスマで監督生制度というルールに例外が出来ることを嫌うでしょうし」

 

 そう言われると、知り合いのハッフルパフ生にも思い当たる節はありました。潔癖なザカリアス・スミスさんが皮肉を言っている姿や、ウィゼンガモットに勤める叔母の影響で公平なルールを重視するスーザン・ボーンズさん、根は委員長気質なハンナ・アボットさんあたりは苦言を呈しそうです。

 

 

「だから、私もイレイナに監督生をやって欲しいと思ってる。もちろんOB・OGの意見もあるけど、私自身、色々な人を見てきた上でイレイナが適任だと考えているわ」

 

 おだてられ、つい唇の端が緩みそうになるのを澄まし顔で堪える私。チョロいと思われたくないという気持ちとは裏腹に、ロウル先輩からの褒め言葉に堪え切れない喜びが零れそうになります。

 

 そんな私の表情を読み取ったかのように、ロウル先輩はふふっと微笑んで手を差し出してきます。

 

「じゃあ改めて――引き受けてくれる?」

 

 ズルい人ですね、と心の中で舌打ちする私。お世話になった先輩におだてられ、信頼を口にされて、その好意を無下にするほど私も図太くはありません。

 

 差し出された手を握り返すと、ロウル先輩がにっこりと微笑みました。

 

「内定おめでとう、新しい監督生さん」

 

 

 **

 

 

 そこで注文を頼んだ店員がやってきて、それぞれの席の前に料理が置かれました。

 

 ナイフでガレットの生地に有塩バターを塗ってから目玉焼きを崩すと、半熟の黄身がとろんと広がって食欲がそそられます。次に生地を端から細長く切り、黄身やべビーリーフ、生ハムを包むようにしてクルクルと巻いてから口に運ぶと。

 

(あ、美味しい……)

 

 そば粉で出来た生地の風味と生ハムと塩気が、黄身の甘みの中にまろやかに溶けていって、思わず口元がほころびます。

 

 

「しかし、いい店知ってますね」

「でしょ? ブレーズとデートした時に教えてもらったの」

 

 バゲットをトマトソースに浸しながら、こともなげに言うロウル先輩。こちらはグリルしたナスと挽肉の上にトマトソースをかけ、半熟卵を載せてニンニクのきいた唐辛子オイルを一回りさせた『シャクシュカ』という料理で、中近東では朝食としてよく食べられているそう。

 

「あの子がモテるのも分かるわ。色んな穴場スポット見つけてくるから、デートが楽しみになってくるもの」

「付き合ってるんでしたっけ?」

「考えなくはなかったけど、結局そうはならなかったわね」

 

 ロウル先輩はナスにフォークを突き刺し、再び真面目な表情になりました。

 

「残る男子監督生なんだけど、誰がいいとか誰は嫌とか希望ある?」

「あ、一応そういうリクエスト出せるんですね」

「できれば監督生同士、上手く協力して欲しいもの」

 

 理屈は真っ当なものの、少しだけ引っかかる単語がありました。

 

「できれば、というのは……」

「無理な時もあるってこと」

「例えば?」

「能力と適性はもちろん、あとは派閥ね」

 

 出ました。組織名物、派閥人事。

 

「欲を言えば私の派閥から、無理でもイレイナと同じファーレイ派の人間が望ましくて、最低でも能力のある無派閥の人間。非主流派は論外だから」

「ファーレイ派って」

「今のトップはジェマ・ファーレイ先輩じゃないわよ。引き継いだ弟のジェイクの方」

 

 7年のジェイク・ファーレイ先輩は半純血ながら、決闘に強いことが評価されて男子監督生に抜擢された人物。姉と同じく悪い噂も多いのですが、不思議なことに清廉潔白な人物がスリザリン寮をまとめられるイメージが全く湧きません。

 

「本当はジェイクも今日来る予定だったんだけど、インターンとバッティングしたみたいで」

「逆にロウル先輩はこんなところでお茶してていいんですか?」

「私はもうコネで内定とったから」

「さすがお嬢様……」

「なにか勘違いしているようだけど、実家のコネじゃないから。フェリックス・ロジエール先輩に頼んで推薦状を書いてもらって、そこからフラビウス・フリント先輩がアポとって紹介してくれたの」

 

 一口にコネ就職といっても、親の家業を継ぐパターンとOB・OGやバイト先の伝手を頼るパターンがあり、最近では名家いえども後者が増えているのだとか。

 

 

「それはそうとして、私は別に派閥に入ったつもり無いんですが」

「ほぼお飾りとはいえ、一応ジェマ先輩のとこの会社の名誉会長なんでしょ? 周りはそうは思わないわ」

「世知辛いですね……」

「慣れれば悪いことばかりじゃないわよ。派閥に属していれば、トラブルに巻き込まれた時に上級生から守ってもらえたり、半純血でも名門純血に言う事聞かせられるし」

 

 そう言われると、派閥も必要悪な気がしてきます。かくいう私も、上級生の純血主義者がイジメとかやってた場合、個人で止めるのは監督生権限があっても大変ですし、止められても禍根を残してしまうでしょう。

 けれど主流派閥に属していれば、それとなく匂わせるだけでも相手が勝手に忖度してくれるというもの。これぞ権威の力、と言う奴です。

 

 

「でも、今の話で私がファーレイ派だとすれば、ロウル先輩は敵対派閥になるんじゃないんですか?」

 

 現在、スリザリン寮には2つの主流派と3つの非主流派が存在しています。主流派に属するのはファーレイ派とロウル派で、それぞれ「成果主義派」と「純血序列派」という別名も。

 

 

 新興のファーレイ派は実力主義・成果主義の風潮が強く、スリザリン寮の野心や力を重んじるという側面を体現しています。純血主義や排他的な面は薄い一方、競争原理と弱肉強食を是としているため、成り上がりを狙う成績優秀者やスポーツクラブに属する生徒が主な支持者。対外的にはレイブンクローとの相性が良く、野心の強いスリザリン生が集まるグループ。

 

 

 対するロウル派は古くから続く由緒ある派閥で、内向き志向が強く純血主義の護持を掲げる派閥。血の純度に応じたピラミッド型のヒエラルキーこそが安定と秩序をもたらすと信じ、主な支持層は純血名家と転落を恐れる下位中間層。対外的にはハッフルパフとの相性が良く、同胞愛を重視し保身に長けたスリザリン生が集まるグループ。

 

 

「たしかに成長重視か安定重視かという差はあるけど、過激な思想を掲げる非主流派を抑えるために主流派同士で連立するのはよくあることだから」

 

 ロウル派は生まれながらのエリート、ファーレイ派は成り上がりエリートが主導権を握っており、エリート主義という点ではほとんど差はありません。スリザリン寮の監督生やクィディッチ・キャプテン、各クラブ活動のリーダーは主にこの2派閥が担っており、体制を担う責任を負っているだけあって過激な主張・発言・行動については否定的とのこと。

 

 一方の非主流派は過激な主張が多く、純血至上主義派、スリザリン・ファースト派、魔法族至上主義派の3派閥に別れています。

 

 それぞれ非純血、非スリザリン生、非魔法族を、すべて敵だと見なして極端な排斥を主張しているため、主流派からは「現実が見えていない、急進的な理想主義グループ」と危険視されております。

 

 

「あれ、でもロウル先輩の実家って……」

「本家のソーフィン叔父様が死喰い人だけど、消失した闇の帝王に殉じてアズカバンに行くほどの狂信者じゃないわよ。私も純血主義者だけど、純血原理主義者ではないし」

「なるほど」

 

 ヴォルデモート全盛期においては過激な純血主義を掲げるのが現実的で、消失後は穏健な純血主義を掲げる方が現実的……時代錯誤な純血主義が現代でも生き残っているのは、ロウル先輩のような人物が時代に合わせて柔軟に形を変えながら、後世まで古い伝統を伝えて来たからなのかもしれません。

 

 

「男子監督生の候補に話を戻すと、特に希望は無いですね」

「本当に? クラッブかゴイルでも大丈夫?」

「……ドラコかノットかザビニで」

 

 いくら関係が良好で純血名家でも落第スレスレの人間は流石に……と内心で感じてしまい、そういうところが成果主義のファーレイ派だと思われる原因なんだろうなー、と謎の自己分析を始める私。

 

「逆にクラッブとゴイルを推す理由ってあるんですか?」

「聖28一族が同じ学年に2人いて片方を監督生にすると、バッジを貰えなかった方の親がゴネるのよ」

 

 うわ、面倒くさい……。

 

「ちなみに、もしイレイナに女子監督生を断られた場合、パンジーかダフネかミリセントの誰かにすると親同士で揉めるから、敢えてトレイシー・デイビスに火中の栗を拾わせるって案も検討したの。実際、1つ上のリンデちゃん……リンデリーナ先輩はそういう理由で選ばれたっぽいし」

「あー、それであの人……」

 

 リンデリーナ・クレーン先輩は3つ年上の女子監督生で、平民の半純血ながら同期の名門出身の純血女子2名を差し置いて監督生に就任していました。能力的には3人とも同レベルだっただけに謎采配だと思っていたのですが、どうやらバランス人事の産物だったようです。 

 

「それなら、男子監督生はザビニにするのがいいんじゃないですか?」

「ありと言えばありだけど、あの子も成り上がりのファーレイ派だし、イレイナと同じで名門出身でもないでしょう?」

 

 どうやらロウル先輩としては、派閥均衡を重視したい様子。となると、派閥均衡を重視してクラッブとゴイルにするか、どうにかしてドラコかノットの親を説得するしかなさそうです。

 

「私としては、やっぱりドラコかノットだとありがたいんですね」

「じゃあ、どっちかにしましょう。幸い、私なら両方と面識あるし」

 

 重い腰を上げたロウル先輩のおかげで、選択肢は2名にまで絞られました。

 

 

「順当にリーダーシップと適性で言えばドラコ君だけど……モンタギューの話だと、来年度のシーカー選抜にも立候補するらしいのよ」

「みたいですね」

「で、再来年はベテランがごそっと抜けるから、もしシーカーを続投するなら1996年度のスリザリン・チームのキャプテンはドラコ君でほぼ決まり。となると……」

「監督生とキャプテンを兼任する事になって、業務過多の恐れがあるというわけですか」

「そういうこと」

 

 最後に残った料理を食べ終えて口元をナプキンで拭いた後、ロウル先輩が「念のため聞くけど」と質問してきました。

 

「イレイナは、来年の選手選抜には参加しないのよね?」

「はい。選手よりは監督生の方が興味ありますし、O.W.L.試験も控えているので」

 

 環境が変わるということは、何かを得ると同時に何かを捨てるということ。

 

 

「でも、ドラコの事だったら心配ないと思いますよ。昔はともかく、最近は周りを頼れるようになりましたし、私も含めて周りも気にかけてくれますから」

 

 

 ロウル先輩は少し驚いたように目を見開いてから、細い顎に手を当ててしばらく考えこむような仕草をした後、ふっと表情を緩めました。

 

「言われてみれば、それもそうね。少し過保護だったかも」

 

 ふふっ、と微笑むロウル先輩。2年しか年は違わないはずなのに、その姿は随分と大人びて見えて。

 

「来年度から一緒に頑張りましょう、イレイナ」

「はい。こちらこそ、よろしくお願いします」

 

 そう返して、気合を入れるようにグイっとブラックコーヒーを飲み干す私。「それ、私のなんだけど……」と抗議するロウル先輩の声は、聴かなかったことにしました。

  




 スリザリン寮のOB・OG、味方につけると圧倒的に頼もしいけど、その分だけ挨拶回りとかご機嫌伺いで顔を立てないと逆に干されそう。

 同胞意識が強いスリザリンでも、200人ぐらいの学生が集まればやっぱり派閥は出来るもの。
 派閥の設定は執筆当初から構想していたのですが、さすがに11歳の子供が派閥政治にどっぷり浸かるのも違和感あって、上級生にしても低学年の子供は戦力として期待しない方が自然かなぁと。


◆本作のスリザリン派閥

主流派(穏健派)
・ファーレイ派・・・成果主義派とも。能力・実力本位で、レイブンクロー寄り。
・ロウル派・・・・・純血序列派とも。年功序列の血筋版で、ハッフルパフ寄り。

非主流派(過激派)
・純血至上主義派・・・・・・・優先順位は純血>寮。旧ヴォルデモート派
・スリザリン・ファースト派・・優先順位は寮>純血。
・魔法族至上主義派・・・・・・旧グリンデルバルド派。過激派の中では穏健な方
 
 スリザリン内部の派閥については、ヴォルデモート全盛期は過激派が主流派だったのが、その失墜によって本作では穏健派が主流派になってます。
 ただし穏健派とはいっても平和主義のハト派ではなくて、あくまで現実主義的な純血主義グループと、偏見のない代わりに「力を求める」という意味ではむしろタカ派な実力主義グループに分かれた感じです。 
 
 純血主義に基づく身分社会が否定されても、ハッフルパフやグリフィンドールみたく「みんなで差別のない平和な寮を作ろう」とはならず、実力主義に基づく競争社会が台頭してくるところが現実主義者の集まるスリザリン。
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