ハリー・ポッターと灰の魔女 作:アストラマギカ
※今回はダフネ視点となります。
「人と人が一緒にいるためには、理由がいるから」
去年アンソニー・ゴールドスタインから告白された際に言われた言葉を、私――ダフネ・グリーングラスは何となく思い出してた。
「考え過ぎじゃない? 普通に“大好きー!”でよくない?」
「君はそうかもしれないけど、世の中には僕みたいに理由がないと動けない人もいるんだよ」
「ふぅん」
「もちろん一番の理由は純粋にダフネのことが好きで、もっと一緒にいたいからだけど」
「えー、後付けで言われると言い訳くさいなー」
ちょっぴり意地悪してやると、アンソニーは片目を瞑りながら「ごめんごめん」と両手を合わせてきた。堅過ぎず軽過ぎず、柔和で爽やかな見た目も相まって絵になる。やっぱりイケメンは目と心の保養に効く。
「理屈っぽいのは性分なんだ。自分でも治したいとは思っているんだけど」
「ん。アンソニーのそういう所は好き」
「お詫びにフローリアン&フォーテスキューのアイス奢るよ」
「そういう所はもっと好き!」
えへっ、と笑顔を向けるとアンソニーは呆れたような顔になって。
「ダフネ、さすがにチョロ過ぎない?」
「面倒くさい私とチョロい私、どっちが好き?」
「そう言われても、どっちも好きだから選べないよ」
「うわっ、何そのチャラさMAXなセリフ」
うげ、と顔をしかめたのも束の間、すぐにプッと2人で噴き出すように笑う。そんなアホっぽい馴れ初めも、今では懐かしい思い出だ。そのことを、なぜか最近はよく思い出すようになっていた。
もともと5年生はOWL試験や進路相談も控え、真剣に将来の事を考えなければいけない年だ。それに加えて、最近ではシリウス・ブラックが暗躍しているだとか、「例のあの人」が復活したみたいな噂まで聞く。
そんな状況で、大人になったら私たちはどうなるんだろうか。
卒業して授業が無くなって、スリザリンでの寮生活という理由も無くなれば、毎日顔を合わせる必要も無くなる。
もちろん、だからといって変に遠慮することもない。連絡を取りたければ自分からフクロウ便を送るし、会いたければ約束を取り付ける。
それでも、もし相手から「え、なんで?」って返された時、学校や寮や共通の知人なんかをダシに会う理由が作れなくなることが、ほんの少しだけ怖かった。
もっとも、今のところ表面的には穏やかな日々が続いてる。
けど、それは決して偶然なんかじゃない。イレイナやユフィちゃん、他にも大勢の「現状維持」派が今まで通りの平和なホグワーツ生活が送れるようにと、裏で色々と頑張っているおかげだということに、私も薄々気づき始めていた。
**
ホグワーツ1年目から、イレイナは台風の目みたいな女の子だった。
毎年「
そして今年もまたイレイナは大勢を惹きつけ、巻き込みながらも、事前に争いの種を摘んで回り、決定的な衝突を回避させていた。
「――まぁ、エッジコム先輩の気持ちも分かりますけどね」
目の前にいるイレイナは、休日だというのに人間関係の調整に奔走していた。
「正直、私も今回ばかりはハーマイオニーのやり方には賛成しかねています」
「でしょ? 裏切り者が出ないようにサインさせるのだってバレた時のリスクがあるから嫌だったのに、バラしたら呪いがかかるようにこっそり細工してあったとか、マジあり得ないし」
イレイナの前で不満をぶちまけているのは、レイブンクロー6年のマリエッタ・エッジコム先輩だ。
見た目はギャル一歩手前のイマドキ女子といった感じで、胸元は着崩してスカートも短めだけどメイクはうっすらとしたナチュラル系、ピアス空けたりタトゥー入れたりネックレスとかブレスレットは付けてない。
ストロベリーブロンドの巻き毛をセミロングにして、瞳は赤みがかった薄めの琥珀色。たぶん流行りの虹彩変色薬なんだろう。目鼻立ちは大人っぽい薄顔、体型は華奢で背丈はイレイナよりちょっと高いぐらい。
同期のチョウ・チャンやシャーリー・フォーセットといつも一緒にいて、ルックスも悪くないし成績は優秀だけど、少し気難しい性格もあってか、意外にも彼氏いない歴は年齢と同じ。
「裏切り者が出ないよう呪いをかけるなら、ちゃんと事前に説明するのが普通じゃない? 言わないってことは、つまりウチらのこと最初から信用してないってことじゃん」
まくし立てるように言い切ってから、イーロップ・デリバリー・イーツのフクロウ出前サービスで頼んだマンゴーラッシー・ラテをしゅごーっと吸い込むマリエッタ。
一気に飲み干した後、今度は横に置かれたコメットバックス(通称コメバ)の特大タピオカ・フラペレッソに手を付ける。どんだけ甘党なんだこの人。
「そりゃ裏切りはダメだし、罰するべきだとは思う。でも、こっちに裏切らないよう誠意を求めておきながら、自分は重要な情報を意図的に隠しておくとか、不誠実どころの話じゃないよ。詐欺っていうか、騙してるっていうか、向こうが先にウチらの信用を裏切ってんじゃん」
――マリエッタが憤慨しているのは、先日ホッグズ・ヘッドで開かれた会合についてのことだった。
ハーマイオニーとイレイナの声掛けで、集まったメンバーは50人ぐらい。イレイナは「人望があり過ぎるのも困りものですね……うふふ」なんて薄ら笑いを浮かべていたけど、実際メンバーが多過ぎてホッグズ・ヘッドの貸し切り部屋はぎゅうぎゅう詰めだった。
『――ヴォルデモートが戻ってきた』
集まったメンバーを前に、ハリーは堂々と宣言した。そしてイレイナの方を見る。
『ハリーの言葉は真実です』
イレイナの言葉に、全員が息を呑む。テリーはビクッと痙攣して、パドマは身震いし、ネビルは「ヒエッ」と奇声を発しかけて咳で誤魔化していた。
『じゃあ何だよ、イレイナは今までずっと僕たちに嘘をついていたって事かい?』
ザカリアス・スミスが不機嫌そうにぼやき、隣にいたハンナが小声で「ちょっと!」と宥める。
『きっとイレイナにも何か理由があるんだろうし、そんな風に言わなくても……』
『なら、僕たちはその理由とやらを正確に知る権利があると思うな』
気取った調子で肩をすくめるザカリアスをブレーズが睨みつけたところで、イレイナが割って入る。
『はい、今まさにその話をしようと思っていたところですよ』
イレイナが答えると全員が息を殺し、らんらんとした視線が集中する。一瞬のうちに場の空気を掌握したイレイナは、ゆっくりと話し始めた。
『そう、あれは第3の課題を終えて優勝杯を掴んだ時のこと……』
それからイレイナが語った話は驚くようなことばかりで、気づけば全員が聞き入っていた。
例のあの人が復活した場面ではハッフルパフのハルカ・エンドウ先輩が息を呑み、イレイナが拷問されたくだりではアストリアが苦しそうな呻き声を漏らし、セドリック先輩と戦うところではマイルズ・ブレッチリー先輩が「よし!」が拳を握りしめる。
そしてセドリック先輩が『死の呪文』を受けて斃れたシーンではラベンダーが悲鳴をあげ、直前呪文での会話をイレイナが苦しそうに語ると、部屋のあちこちから嗚咽やすすり泣きが聞こえた。
そしてイレイナたちが移動キーで戻って来てからの話では私にも視線が向けられ、ファッジ大臣とダンブルドア校長の言い争いに触れたところではアンソニーが考え込むように腕組みし、最後にイレイナが逃走中のシリウス・ブラックを利用したのは多少なりとも魔法省を動かすための必要悪だったと説明したところで、彼女の話は終わった。
しばらく、全員が無言だった。
『だから僕たちは、身を守るために実戦的な訓練をする必要がある。これは、そのための集まりだ』
頃合いを見てハリーがまとめるように言うと、もう反対する人は誰もいなかった。
――と、ここまではスムーズに話が進んでいた。
『例のあの人』の復活については、正直なところ思っていたほど驚きは無かった。
なんとなく今年の夏休みは親も含めて純血名家の親たちは慌ただしかったし、社交パーティーで不安そうにヒソヒソ話する人もやけに多い。イレイナやドラコは口を噤み、年上の幼馴染で女子首席のユフィちゃん――ユーフェミア・ロウル先輩は「ただの噂だから気にしないで」と不安を払拭しようとしていたけど、逆にそれが噂に信ぴょう性を与えることになって、前から薄々察してはいた。
だから、スリザリン生でも誘いに応じてホッグ・ズヘッドに向かった生徒はそこそこいて、私もその一人だ。
最近だとマイルズ先輩とアリシア先輩みたいにスリザリンとグリフィンドールで付き合うカップルも増えてきたし、ハッフルパフやレイブンクローでもスリザリンの友達がいるのは普通になってきたから、スリザリン寮だからと嫌味を言ってきた人はザカリアスぐらい。
もちろんスリザリン生でも親が死喰い人の生徒はあんまり参加してなくて、例外は最近ちょっと垢抜けてハッフルパフのサリー・アン・パークスと付き合い始めたノットだけだ(でも多分すぐフラれると思う)。
とまぁ、そんな感じで一応みんなで羊皮紙にサインして、次の会合は多機能両面鏡で連絡するという流れになって解散。
ところが後日、アンブリッジが生徒同士の集会を禁じる『教育令24号』を発令して、密告疑惑が持ち上がったところで、羊皮紙にかけられた呪いの事実が発覚した。
ハーマイオニー曰く、「羊皮紙にかけた呪いが発動してないから、誰も裏切ってない」という話だったけど、問題はそこじゃない。
聞けば、呪いの内容は「羊皮紙にサインしたメンバーが密告したら、その人の頬から鼻を横切って『密告者』という文字の膿んだ紫色のでき物がびっしり広がる」というもの。結構えげつない。
年頃の女の子的には――男の子もだけど――想像しただけで胃がキュッとなる呪いだし、しかも無駄に出来が良くてマダム・ポンフリーでも簡単には治せないレベルなんだとか。最悪、そのせいで就活とか婚活とかを棒に振る可能性すらある。
そんな強烈な呪いが仕掛けられているというのに参加者には知らされていなかったとなれば、マリエッタがプチ切れる(ブチギレではない)気持ちも分からなくはない。
「第一、密告後にエグい呪いが発動したところで、もう告げ口した後なんだから手遅れじゃない? こういう呪いは事前に告知するから脅しとしての抑止効果があるわけで」
マリエッタの言葉に、アンソニーもうんうんと頷いている。
「何も言わずに仕込んで裏切り者に呪いをかけたところで、そんなの正義感を振りかざした自己満足リンチじゃん。無意味な上に悪趣味とか、ほんと誰得なん?」
「論理的に考えれば、マリエッタ先輩の意見は筋が通っていると私も思います」
裏切り者は絶対に許さないグリフィンドール的価値観も分からなくはないけど、かといって黙って呪いを仕込むのもどうなの?とはなるし、マリエッタの言うように抑止の効果も薄いとなれば、必要悪としての合理性も弱い。他の寮生の半数は「先に言えや」と不満を抱くだろう。
ということで、イレイナが休日返上で火消しに回っていた。
本当ならハーマイオニーがやるべき仕事なんだろうけど、目の前にいるマリエッタの怒りを見る限り、やっぱり先に誰かが緩衝役として入らないと余計に拗れちゃうだろうし。
一応、レイブンクロー生には私から彼氏で監督生のアンソニーに伝えて、そこから1人ずつ呼び出して不満があれば受け止めている。
ハリーと付き合っているチョウは「まぁ、こういうのも多少は必要だと思うけど……」みたいな反応だったけど、マリエッタみたいに激怒する人もいて、宥めるのはもっぱらイレイナの役割だった。
「なので、私からハーマイオニーにはすぐ呪いを解呪するよう言うつもりです」
「当たり前よ。早くそうしてよね」
「はい。今後はちゃんと情報共有するようにも伝えておきますので……今回はひとつ私の顔を立てて、後でハーマイオニーが謝罪した時には許してくれませんか?」
「それは……」
ぶすっとした顔になるマリエッタ。まだ怒りは収まらないけど、それを目の前のイレイナに八つ当たりするのは違うと分かってはいるんだろう。
「エッジコム先輩の立場が難しいのは、私も知っています。たしか、魔法省に勤める母親はアンブリッジ先生の同期なんですよね?」
「あれ、私そんなことまでイレイナに話したことあったっけ?」
「フォーセット先輩が話してくれました。エッジコム先輩が本音ではあまり参加したくなかったことも、でも親友のチョウ先輩が心配で断れなかったことも、ぜんぶ聞いています」
「イレイナ……」
険しかったマリエッタの表情にヒビが入り、華奢な拳でぎゅっとスカートを握りしめるのが見えた。
「先輩が友達想いなこと、家族を大事にしていること、どっちも大切だから片方を切り捨てたくなくて迷っていること。そして将来に向けて勉強を頑張ってるからこそ、アンブリッジ先生に目を付けられたくなくて不安なこと……先輩が抱え込んでいる悩みは、私も多少は理解しているつもりです」
「ぅ……」
ぐずっ、と鼻をすすりだしたマリエッタの手を、イレイナがそっと握りしめる。
「だから、これから困ったことがあったら、私にも相談してみてください。一応、これでも監督生なので」
歳上いえども思春期を迎えて間もない16歳の少女が1人で抱えるには、色々と荷が重かったんだろう。優しく微笑んだイレイナの言葉に、ついにマリエッタが顔を覆って泣き出した。
「ごめん……私、先輩なのに……ぐすっ……」
「関係ないですよ。誰だって泣きたい時ぐらいあります」
イレイナは自分が味方であることを伝え、嗚咽まじりに気持ちを吐露するマリエッタの言葉に共感するように何度も頷く。
ややあってマリエッタも徐々に落ち着き、最後には泣き腫らした顔に笑顔を見せて「ありがとう」と頭を下げて部屋から去っていった。
「……鮮やかな手口だね。僕も同じ監督生として見習わないと」
「もー、アンソニーってば言い方」
軽く肘で彼氏を小突くも、イレイナの見事な人心掌握に私も舌を巻いていた。
これでマリエッタは、次から何かあれば真っ先にイレイナに連絡するに違いない。
情報は力だ。今回の相談だって、事前にパドマやチョウ、シャーリー・フォーセット先輩たちから情報を集めたからこそ、マリエッタの共感と信頼を得ることができた。
きっとこれから、ホッグズヘッドに集まったメンバーはイレイナを頼るようになって、その求心力は高まっていくはずだ。求心力が高まれば、1人では出来ないことも出来るようになる。
数は力で、ユフィちゃんやファーレイ先輩のように力のある歴代スリザリン監督生は、全員そのことを弁えていた。
「しかし、本当に人望があり過ぎるのも困ったものですね」
とりあえず一件落着、みたいな感じでイレイナがふぅ、と溜息を吐きながら声をかけてくる。
「だねー。誰かさんが無闇やたらと中間管理職がんばり過ぎちゃうから」
「そこは素直に褒めてくれません?」
「よしよし、イレイナはいい子いい子~」
椅子に座るイレイナの後ろから抱き着き、昔アストリアにしたように艶やかな灰色の髪をゆっくりと撫でる。
イレイナは少し驚いたような反応だったけど、意外なことに何も言わずに私の為すがままにされていた。
……素直過ぎて逆に不安だ。
「イレイナ、本当に大丈夫? おっぱい揉む?」
「どこでそういう言葉を覚えてくるんですか……」
「いらなかった?」
「そうは言ってません」
否定しないんかい。
パンジーやミリセントと違って、何故かイレイナは昔から巨乳に強い憧れがある。イレイナのお母さんが大きいからかな……?
私の胸に顔を埋めながら、イレイナがボソッと呟いた。
「でも、ありがとうございます」
「いいよ。別に減るもんじゃないし」
「そっちじゃないです……」
イレイナの呆れたような溜息で、お腹の上ぐらいがじんわりと温かくなるのを感じる。
「ダフネが元々の予定通りアンソニーと今日デートしてたとしても、きっと私だけでマリエッタさんのことは対応できたと思います」
「だろうね」
私が答えるとイレイナは顔を上げ、上から覗き込むような形になる。見上げる瑠璃色の瞳の周囲にある灰色の睫毛は、落ちない魔法のマスカラで少し黒く染められ、長さが強調されていた。
「でも、イレイナが全部一人で何とかしちゃうのは嫌だからさ」
「えぇ……」
「だってほら、完璧超人がいたら邪魔したくなるじゃん」
「性格悪い凡人キャラみたいなこと言わんでください」
「知ってた? スリザリン女子は性格悪いんだよ」
ますます呆れたような顔になって、イレイナは「はぁ」と再び大きな溜息を吐き、すぐその唇が笑顔のそれへと変わった。
それ以上は、お互い何も言わなかった。後方で腕組みしているアンソニーも、空気を読んで口を挟まない。
誰か入ってきたらシュールな光景だなーと思いながら、2人で寄り添ったまま互いの存在を感じていた。
とても長いような短いような不思議な時間を終わらせたのは、お昼を告げる鐘の音だった。
「そろそろ、私たちも食べに行きましょうか」
イレイナが私から離れる。美貌も朗らかな声も、いつもの隙の無い彼女のものへと戻っている。それが少しだけ残念で、けれど普段通りの姿に安心してもいて。
「そだね」
軽く明るく答えて、イレイナとアンソニーの手を握って廊下へと引っ張る。
「今日は何食べよっか? 昨日の夜はチキンティッカマサラ食べたから、今日はヘルシーで甘いのがいいなー」
「なかなか難しい注文ですね……」
「果物とかいいんじゃないかな。イチジクとクリームチーズと鶏むね肉のサラダみたいな」
「何それすっごい美味しそう!」
こんな日々は長続きしないと囁きかける心の声に、そっと蓋をして気づかなかったフリをして。けれど少しでも長く続けばいいな、と思った。
原作だとあまり詳細な描写は無いのですが、親が魔法省職員で元々乗り気じゃないのにチョウに誘われてDA入りしてしまい、密告で散々な目に遭ったマリエッタは若干不憫な気が・・・。
半端な覚悟でDAに入ったからという点では本人に甘さもあるけど、なんとなく「もともと飲み会とか乗り気じゃないのに社内の付き合いで渋々参加したら、その場で恥ずかしい系の一発芸やらされる羽目になった(聞いてない)」みたいな同情を覚えてしまう・・・。
グリフィンドール生は割と覚悟キマってる人多そうだけど、他の寮生は「やろうとしていることの正しさには賛同するけど、正直そこまでは付いていけない……」みたいな人もちょこちょこいるのかなと。
(後の)DAメンバー
・原作では28人でしたが、本作ではイレイナさんの人望もあって倍ぐらいに膨張。数が多い分だけ戦力としては原作より上ですが、その分だけ組織としての人員マネジメントも面倒くさくなる。
イーロップ・デリバリー・イーツ
・「イーロップのフクロウ百貨店」の新サービス。GM社が多機能両面鏡を作ったせいで若い世代では手紙のフクロウ便が廃れつつあり、危機感を覚えたイーロップ社長が起死回生の策としてフクロウを使った宅配サービスに乗り出す。憎きGM社にまで頭を下げ、多機能両面鏡の魔法通信ネットワークを介した宅配サービスを始めたところ、通販や出前の注文が増えて業績はV字回復した。
通販サービスでは、フレッドとジョージが作る「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ」ブランドの悪戯グッズも売れ筋商品の1つ。
ちなみに販売プラットフォームである『GMマーケット』はGM社がシステム・ネットワーク構築および運用を行っているので、ここが手数料で一番儲けている。
コメットバックス
・略称は「コメバ」。映えるボリュームたっぷりの軽食に、清潔でオシャレな店舗が若者に人気のカフェ。人気メニューはタピオカ・フラペレッソとソフトクリーム・ミルフィーユパイ。
タピオカ・フラペレッソ
・フラッペに紅茶のエスプレッソ、ミルク、クリーム等をミキサーにかけたものに、タピオカを入れたフローズンドリンク。渋いミルクティーのエスプレッソとタピオカの甘さがクセになるらしい。