ハリー・ポッターと灰の魔女   作:アストラマギカ

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※前話の後半を少し加筆しました。文量が多くなったので、もともと今話に入れる内容を前話に移動させた形になります。


第03章 ~波乱の練習試合~

  

 早速、合宿の初日から練習が始まりました。

 

 まず朝にランニング、そしてバイキング形式の朝食を食べてから午前は体幹トレーニングと反復練習です。

 

 反復練習では各自のポジションに合わせて、例えば私のようなチェイサーならクアッフルを使ったキャッチボール、ビーターなら棍棒をスイングしたりブラッジャーを使ったバッティング、シーカーなら練習用スニッチを15インチほど逃がしてはパッと捕まえる反射神経の練習、といったところでしょうか。

 

 

 それからビュッフェ形式のランチを皆で食べて、ホテルのロビーでのんびり新聞を読んだり、カフェでお茶したり、エステサロンでマッサージしてもらったりと休憩し、再び14時ぐらいに集合して軽くウォーミングアップの後に、模擬戦形式での練習です。

 

 フル編成のスリザリン・チームに対して、対抗する仮想敵チーム(アグレッサー)はキャプテン兼キーパーをウッド選手、ビーターは双子のウィーズリー兄弟、シーカーをセドリックさん、そしてチェイサーはファーレイ先輩とヒッグス先輩にレイブンクローのロジャー・デイビース先輩という4寮混合の編成でした。

 

 ちなみにクリアウォーター先輩は審判で、パーシーさんは球拾いです。

 

 

 当然ながら最初こそ急ごしらえのアグレッサー側は押し負けており、特にチェイサー戦ではブランクのあるファーレイ先輩、元・シーカーで本職じゃないヒッグス先輩、そして寮が違うデイビース先輩の間で全くパスが繋がりません。

 

 

 しかし途中からデイビースさんの提案で戦術とフォーメーションを変更してからは、中々に手強いチームになって最後の方は良い勝負になっていました。

 

 劇的に改善されたのがネックだったチェイサー戦で、防御を割り切ってビーターとキーパーに依存することにしたらしく、カウンター重視で積極的にゴールを狙う攻撃的な戦術に切り替えたのが功を為したようです。

 

 実際、元・シーカーゆえに高い突破力を誇るヒッグス先輩、正確無比なシュートを得意とするデイビース先輩、戦況を俯瞰的に把握して的確にプレッシャーをかけていくファーレイ先輩の3人が上手い具合に噛み合い、個人主義的で素早く大胆なレイブンクロー型のスタイルは想像以上の脅威でした。

 

 

 相変わらずクアッフル支配率は私たちスリザリン・チームの方が高かったものの、こちらは20本のシュートに対して10本のゴールを決めるのに対し、向こうは10本のシュートに対して7本のゴールという典型的な量vs質という勝負です。

 

 

 もっとも、まったくトラブルが無かったわけではなく――。

 

 

「痛ッ!?」

 

 

 フレッドの放ったブラッジャーがワリントン先輩に直撃したのを見て、モンタギュー先輩が仇討ちとばかりに背後から棍棒をぶん投げて狙い撃ちにするという暴挙をかましたのです。

 

「アグレッサー・チームにペナルティ・ゴール!」

 

 当然ながら審判のクリアウォーター先輩がホイッスルでファウル判定を下すも、イラついたワリントン先輩とモンタギュー先輩が噛みつきました。

 

「ちょっと手が滑っただけだろ?」

「そうそう、悪いと思ってるって」

「ほら、ワリントンだって謝ってんだし、ありゃミスだ」

 

 ニヤニヤ笑いながら露骨に「謝ったんだからチャラにしろよ」というイジメっ子のテンプレみたいな理屈で審判に難癖をつける二人。

 

「嘘つけ! 手が滑ったら普通、棍棒は地面に落ちてくだろ! なんでお前の前方にすっ飛んでくんだよ!?」

「んー、慣性的な?」

 

 フレッドの真っ当な反論に適当に返すモンタギュー先輩を見て、クリアウォーター先輩が仲裁するように間に立ちました。

 

「モンタギュー君の言う通りだとしても、ルールはルールだよ。君の棍棒がフレッド君の頭に当たって、不用意かつ過剰なダメージを与えた事実は変わりません」

 

 すぐさまワリントン先輩が反応します。

 

「てか、なんでモンタギューは苗字呼びなのにフレッドって名前呼びなワケ? 彼氏の弟だからって、あからさま過ぎじゃね?」

 

 審判を務めるクリアウォーター先輩の人間関係を引き合いに出し、そこから中立性に疑問を呈するという論点ずらしでマウントをとっていくワリントン先輩。

 

 

 ぶっちゃけ、かなーり急速に空気が悪くなっていくのを感じます。

 

 

「ありゃ、いつか来ると思ってたけど。ついに来ちゃったねー」

 

 遠巻きに見ている私の隣で囁いてきたのは、ジェマ・ファーレイ先輩。私と同じように穏健派の筆頭で、現スリザリンの純血主義が抑えられているのはこの人が監督生になって、元カレのフリント先輩も一目置いてるから、というのが流れとしてはあったり。

 

 とはいえ、それを快く思わないスリザリン生も一定数はいるわけで。いい感じの難癖を見つけて、これまで溜め込んでいた不満が一気に噴出したようでした。

 

 

「どうするんです?」

 

 周囲を見れば、大半が遠くから成り行きを見守っています。ウッド先輩とフリント先輩はそれぞれの後輩に加担したそうな顔をしていましたが、クリアウォーター先輩とファーレイ先輩の顔色を窺って「やっぱ拗れそうだからやめとこ」みたいな感じで日和っていました。

 

 唯一、セドリック・ディゴリー先輩だけが仲裁に入ろうとしましたが、その前にファーレイ先輩に「やめたほうがいいよ」と止められてしまいます。

 

「もう、ここまで来ちゃったら理屈じゃ止まんないって」

「放置するんですか?」

 

 セドリックさんが聞くと、ファーレイ先輩は艶のある黒髪の毛先をくるくると指に巻き付け、少し意地悪く口角をあげました。

 

 

「私にいい考えがある」

 

 

 **

 

 

 10分後――。

 

 

 

「ステューピファイ-麻痺せよ!」

「インペディメンタ-妨害せよ!」

 

 私たちの目の前でフレッドさんの杖先から赤い閃光が放たれ、それをワリントン先輩が妨害して回避。

 

「グリセオ-滑れ!」

「デンソージオ-歯呪い!」

 

 モンタギュー先輩の放った歯呪いの呪文は、クリアウォーター先輩の滑り呪文で明後日の方向へと飛んでいき。

 

「ファーナンキュラス-鼻呪い!」

「ブラキアビンド-腕縛り!」

 

 

「「「………」」」

 

 

 ―――どうしてこうなった。

 

 

 セドリックやドラコ、そして私たちが「えぇ……」みたいな顔で見守る中、派手な決闘が繰り広げられておりました。

 

 周りで見ているウッド先輩やブレッチリー先輩たちはノリノリで、「いけ、フレッド!」とか「グラハム、鼻の下物理的に伸びてんぞ!」みたいに応援したりヤジを飛ばしたりしてます。

 そして審判にはレイブンクローのデイビース先輩、医療班としてパーシーさんとファーレイ先輩が待機、みたいな構図です。

 

 ていうか、ホグワーツ生って本当に決闘大好きですよね。

 

 

「ファーレイ先輩の‟いい考え”って……」

「普通に果し合いだけど?」

「……決闘裁判的な感じですか」

「そっ。神は常に正しき者に味方するがゆえ、決闘の結果は神の審判なのです」

 

 

 やっぱり魔法界、価値観が19世紀ぐらいで止まってません?

 

 

「いいんですか? 監督生がそれで」

 

 クリアウォーター先輩に至っては、首席じゃないですか。渋々みたいな顔しながら、結構えげつない呪文を連発してますけど。

 

 

 そんな事を聞くと、ファーレイ先輩は「だからだよ」と答えました。

 

 

「結局、いくら監督生だの首席だのが権威を振りかざしたり、論理的に追いつめたって、本人が納得しなきゃ面従腹背のまま拗れてくじゃない?」

「まぁ、それはそうかもしれませんが」

 

 人に注意されて変われるぐらいなら、ここまで溜め込むこともなかったでしょうし。

 

 

「だからペニーは、身体を張って証明しようとしてるんだよ」

 

 

 マグル生まれだって、ここまで強くなれるんだぞ?って。監督生だとか首席だとかいう肩書なんて無くたって、私は戦える。いつでもかかってこい。相手になってやる――。

 

 

「監督生とか首席だから、舐められないんじゃない。舐められないぐらいの強さがあるから、監督生とか首席やってられんの」

 

 

 それはある意味で、かつてのマグルの貴族に見られた「ノブレス・オブリージュ(高貴なる義務)」に通じるのかもしれません。

 

 

「ウィンガーディアム・レヴィオーサ-浮遊せよ!」

 

 

 ファーレイ先輩の視線の先には、浮遊呪文でその辺にあった木を引っこ抜いて浮かせたクリアウォーター先輩の姿が。

 

「インセンディオ-燃えよ!」

 

「え、ちょ」

「待っ――」

 

 狼狽えるスリザリンのビーター二人組に対して、炎上呪文で木に火をつけたクリアウォーター先輩が不敵な表情でそれをぶん投げ。

 

 

「まぁ、要するに暴力は全てを解決するってことだよ」

 

 

 とっても不穏なファーレイ先輩の言葉と共に、決着がついたのでした。

 

 

 **

 

 

 圧倒的な力の差を見せつけた後、もはや誰も審判に逆らおうとか思う人はいなくなり、その後は粛々と練習が進んでいきました。

 

 

 古代ローマの格言に『汝平和を欲さば、戦への備えをせよ』というのがありますが、『強さを通じた平和(Peace Through Strength)』というのは、ある意味で一つの真理なのかもしれません。

 

 使わないに越したことはないけれど、その気になればボコボコに出来ることを証明することが、抑止にも繋がるというのがファーレイ先輩たちの弁でした。

 

 

「あれ、でも」

 

 休憩中にそんな話の続きをしていた時、ふと横で聞いていたセドリックさんがファーレイ先輩に質問しました。

 

 

「決闘なんかしなくても、もっと穏便に100メートル走とかで決着つけても良かったんじゃ」

 

 

 ……あっ。

 

 

 笑顔のまま固まったファーレイ先輩は。

 

 

「……君のような勘のいい年下は嫌いだよ」

 

 

 前言撤回。やっぱり単なる野次馬根性にもっともらしい理屈をつけて、他人の喧嘩を楽しんでるだけみたいでした。

 

 一応、気持ちは分かります。エンタメは大事ですよね。

 

 

 

 

 とまぁ、そんな感じで夕方には練習も終わり、スポーツタオルで汗を拭ったり、びしょ濡れのシャツを絞ったりしながら、「あぢー」とか「やべー」とか言いながら、そのままスパに直行する私たち。

 

「あー、生き返るわー」

「これは極楽ですねぇ」

 

 大理石を使ったラグジュアリーなスパで、大浴場に全身を沈めながら筋肉をほぐしていくファーレイ先輩と私の2人。時間帯的に少し早めなので完全に貸し切り状態になっており、広々とした大浴場は軽く泳げるほど。

 

 スパには大浴場以外にも、オーシャンビューの露天フラワーバスや、垢すり師やマッサージ師のいるサウナのようなトルコ風風呂(ハンマーム)などがあり、練習で疲れた体を癒してくれます。 

 

 

 もりもりと沢山の花が敷き詰められているフラワーバスに入ると芳醇な香りが全身を包み込み、「ふぉおお~」と謎の感嘆を上げて肩まで浸かり、脚を伸ばしてお湯の上で足の指を浮かべたり沈めたりしながら、のんびりと景色を眺めるとか完全に貴族じゃないでしょうか。

 

 

 広い水平線の下に沈んでゆく真っ赤な夕焼け、徐々に薄暗くなっていく大きな夜空にはお月様と星たちが煌めき始め、地上でも庭の松明や魔法で宙に浮かべたアロマキャンドルなんかには優しい光が灯り、なんとも幻想的な光景が広がっていきました。

 

 

 

「ほえぇぇ~~」

「んあぁぁ~~」

 

「二人とも、お婆ちゃんみたいw」

 

 ファーレイ先輩と二人で至福の時間に浸っていると、遅れてやってきたクリアウォーター先輩がクスクスと笑っていました。

 

 しかも両手に持った藤編みのバスケットの中にはお洒落なミックスベリーティーとフルーツケーキがあり、私たちの入っている風呂の上にそれを浮かべてニッコリ笑うクリアウォーター先輩。

 

「はい、こちらウェルカム・ドリンクとフローティング・ブレックファストになりまーす」

「もはやウェルカムでもブレックファストでもないんだよねぇ」

 

 すかさずツッコミを入れたファーレイ先輩はミックスベリーティーのストローに口をつけ、「んんん~~~」と堪らなく美味しそうに目を瞑ります。

 

「あったかいお風呂、綺麗な景色、美味しいドリンク、そして何より裸の美少女! ……ひょっとして私、人生勝ち組なんじゃない?」

「ファーレイ先輩、最後だけ急にセクハラになるのやめましょうか」

「愛い奴め、よいではないか、よいではないか~♪」

「イレイナちゃん、こういう時のジェミーは相手にしないであげて」

 

 悪ノリして私の華奢な体になめらかな肢体を押し付けてくるファーレイ先輩に、クリアウォーター先輩が呆れたような顔で苦笑しました。その後、視線が私の身体に移ってまじまじと見つめてきます。

 

「イレイナちゃんって、思ったより――」

「なんですか、事と次第によってはコンクリに詰めて海底に沈めますよ」

「いや、結構()()なって」

 

 前言撤回を撤回しましょう。さすがクリアウォーター先輩、よく気づきましたね。私だってもう子供じゃなくて大人の女性――。

 

 

「筋肉」

 

「は?」

 

 よく見ればクリアウォーター先輩の視線は、私のきゅっと絞られたお腹に浮かぶ腹筋の縦線に注がれていました。

 

「いいなぁ」

 

 恐らくは無意識なのでしょうが、自然とクリアウォーター先輩の細い指先が私の体を優しくなぞり、時おりふにふにと感触を確かめるように動きます。

 

「あの、くすぐったいんですけど……」

「待って、もうちょっとだけ……あ、やっぱりジェミーより華奢な感じだけど、案外しっかり――」

 

 真面目な顔で分析し始め、自分の世界に入り出すクリアウォーター先輩。助けを求めるようにファーレイ先輩に顔を向けると、額に手を当ててやれやれといった表情をしておりました。

 

「ごめんね。ペニーは研究者モードに入ると止まらないから、スタイルの秘密が解き明かされるまでモルモットしてて」

「それ、映画だと最後には実験動物が反乱起こすタイプの奴ですよ」

 

 そんな軽口を叩きつつ、単なる監督生同士の繋がりを超えた先輩たちが気心を許しているっぽいのも、少しばかり気になったり。

 

 思えばマグル生まれのクリアウォーター先輩と、スリザリンのファーレイ先輩が割と仲良しというのも考えてみれば奇妙な縁です。

 

「そういえばファーレイ先輩って、いつからクリアウォーター先輩と友達なんですか?」

「うん? 3年の時ぐらいかな」

「おや、思ったより早いですね」

 

 

 

 話を聞くと、どうも2年次の期末試験でパーシーさんとクリアウォーター先輩、そしてファーレイ先輩にハッフルパフのアンネロッテ・カルーセルさんが同点で1位だったことが知り合うきっかけだったとか。

 

「ぶっちゃけ、それまではペニーのことレイブンクローのガリ勉メガネとしか思ってなかったし」

「まぁ私もジェマのこと、スリザリンのお股ゆるふわビッチだと思って心の中で軽蔑してたかな」

「わかる、ホントそれ」

「いや納得しないでくださいよ」

 

 軽いノリで罵倒し合って特に否定もしない二人の先輩に、思わずツッコミを入れる私。同時に、二人ともプライドを多少貶されたぐらいではムキにならず、飄々と軽口を叩ける姿に年上の余裕みたいなものを感じたりもします。

 

 

 

「そりゃあ、最初のうちはスリザリン寮が世界の全てみたいに見えていた頃もあったけどさ」

 

 うーん、と背伸びして呟くファーレイ先輩。

 

「案外、人間関係なんて少しのきっかけで簡単に仲良くなったりするし、逆にどうでもいい事であっさり壊れたりするもんよ」

 

 基本的に掴みどころのないファーレイ先輩にしては、随分とセンチメンタルな言葉でした。少しだけ物憂げになった横顔は、随分と大人びていて。

 

 

 ――先輩たちも私の知らないところで、きっと色々な経験をしてきたんだろうなぁと。

 

 

 たった4年しか歳は離れていませんが、まだ10代の私たちにとっての4年というのは決して小さくない歳月なのです。

 

 

「だから何だかんだで、こうやって皆で合宿に来られてよかったよ。さっきの喧嘩だって、たまにはああいうのも悪くないっしょ」

 

「………」

 

 分かり切っていた話ですが、先輩というのは後輩よりも先に卒業していくものです。来年には、もうフリント先輩も、ファーレイ先輩も、クリアウォーター先輩にパーシーさんも、ホグワーツからはいなくなってしまうでしょう。

 

 

 かくいう私だって、ホグワーツにいられるのはあと5年だけ。7年という学生時代は長いように思えて、色々なやり残しを置いてけぼりにしたまま過ぎ去ってしまう、ごく短い時間なのかもしれません。

 

 それでも、つい学期末が近づくにつれて「さっさと休みにならないかなー」なんて思ってしまう私たちと、恐らくはその逆の感傷を抱くであろう先輩たちの温度差を想像すると、なんだかむず痒い気分になってきます。

 

 

 

 そう考えると、夢中で私の身体をぺたぺた触ってくるクリアウォーター先輩に、しばらく好きにさせてもいいかな……なんて、らしくもない事を思ってしまったのでした。

  




 たぶん本作で初めてのグリフィンドールvsスリザリン的なトラブル回。
 
 7年生の首席&監督生組が融和派なので表面的には対立が押さえつけられてるけど、たまにふとしたキッカケで暴発するので、決闘を通じて返り討ちにして実力で納得させる必要も。

 魔法界だと怪我しても呪文で割と簡単に治療できるので、裁判より簡便な紛争解決の手段として決闘文化が残ってるのかなと。

 そして決闘をエンタメ化することで、禍根が残らないようにするのがスリザリン穏健派の手口です。たぶんイレイナさんも受け継ぐ。
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