ダニーがネイチャはママ枠だって?自分は幼馴染枠だと思ってるから解釈不一致だって?
いいかいジョジョ。逆に考えるんだ。
幼馴染でもいいさと。
ネイチャんには無限の可能性があるんだ。彼女は幼馴染であり、母親であり、姉であり、小悪魔であり、サブヒロイン枠であり……。無限の可能性が、あるんだよ…。
なにジョジョ?
ネイチャは負けヒロインだって?
………なんだぁ、てめぇ?
やっほートレーナーさーん、ネイチャさんがお邪魔しますよー…っとぉ。
あー…やっぱり。
もー。トレーナーさん、何回言ってもトレーナー室のソファで寝るんだから。やれやれですな~。
しっかしぐっすり寝てるねえ。この前もこのソファで寝てたし…そのうち体壊すぞ~。
ってか、まーたお部屋片づけてないじゃん。
もー、いっつも言ってるのに変わらないんだからさぁ…。
まぁ普段から私のトレーニングとか考えてるから仕方ないのかもしれないけどさ。
……さって、トレーナーさんが寝てる間にパパっとお片付けしちゃいますか!
~~♪~~~♪ よいしょ、この机はこんなもんかな。
んでこっちは…うわ、これまた懐かしい漫画が…。アタシが生まれる前のやつじゃなかったっけ?
八百屋のおじちゃんとこに置いてあって読んでたの思い出しますなぁ。
………。
片付けてる時ってついついこういうの読んじゃうんだよねー。
…………………………
はっ!ととっ、いけないいけない。
こんな人を誘惑しちゃう漫画はしまっちゃいましょうねー。
しまっちゃいましょうねー…。
やっぱりもうちょっとだけ…。切りの良い所までだから…。
…………………………
~~♪~~~♪
こっちもこれで終わりかな。となると掃除機…は音がうるさいだろうし。
まぁトレーナーさんが起きたらでいっか。
んで今度はこっちの資料……あー…。
とりあえず纏めておけばいいかな。
ん?あ、これ図書室の…って、返却期限過ぎてるじゃん⁉︎ トレーナーさんだし、放って埋もれて分からなくなったなー?
代理返却しに行きますかー。やれやれ、ネイチャさんをタダ働きさせる悪ーいトレーナーさんには、コロッケでも奢って貰いませんとなぁー、なんちって。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
たっだいまー…って、まだ寝てるんですかそうですか。
図書室行ってすぐ帰ってきたとはいえまだすやすやとは、だいぶ疲れてるみたいだね。
アタシの為に頑張ってくれるのは嬉しいけど、それでトレーナーさんが倒れたらダメだぞー?
ま、アタシも休憩しますか。
トレーナーさーん、お隣失礼しますよー。
………こうやってトレーナーさんの顔じっくり見るの、初めてかも。
なんだかんだ整った顔立ちと言いますか…。
あ、まつげちょっと長いんだ。
………
ほっぺつついてもおきないかな。
ほれつんつん~っと。
あ、凄い。意外と柔らかい。ほれほれ~起きないならもっと突いちゃいますよ~。
ぷにぷに〜っと。
………
首筋をつつーっと……そのまま顎……ほっぺ……唇…結構ガサガサしてる…。
今度リップクリーム送った方がいいかな…。
鼻……目……おでこ……耳……。
耳たぶ……。あっ、ぴくってした…。もしかして耳弱い…?
………誰も来ない…よね…?
トレーナーさんの担当は私だけだし…。
……トレーナーさんもいつも頑張ってるし…。
偶には~……いよいしょ。
へへへ~膝枕~。おふくろによくやってもらったんだよね~。
髪の毛わしわし~っ……て、結構硬いんだね~。今度シャンプーのお勧め教えてあげようかな。
結構髪の毛絡まるし…。ちゃんと手入れしないとダメですよ〜。
はー……たまにはこうやってのんびりするのもいいですな~。
トレーナーさんが起きてたら「また年寄りっぽいこと言ってる」とか言ってくるのかな。多分言うよね。
まだ寝てるかぁ…。
えいえい、お耳弄ってやれ〜。
こしょこしょこしょ〜。ほれほれうりうり。
ふふっ、ピクピクしてる。トレーナーさんの弱点発見ですな?
ちょ、ちょっと魔が差しただけだからね?起きないトレーナーさんが悪いんだからね?
こうやって耳元に顔を近づけて……
トレーナーさーん、起きてるー?
早く起きないと、貴方のネイチャさんがトレーナーさんを食べちゃいますよー
なんてささやいてみたり。
ふ~~~…たくさん囁いて、息も吹きかけちゃうぞ~。
……待って、めっさはずい…自爆した…。
はーもー顔が熱いし…。本当にトレーナーさんが寝ててよかった。
……ま、まだ起きないよね?ここまでやって起きないってことはそうだよね??
あのね、トレーナーさん。私、トレーナーさんにはすっごい感謝してるんだ。
私がここまでこれたのもトレーナーさんのおかげだから、さ。
テイオーみたいなキラキラに憧れて、でも私じゃなれないからって達観した自分がいてさ。
諦めたいけど諦められなくって色々悩んでるときに、トレーナーさんがアタシを見つけてくれた。
私でもキラキラできるって。俺には君がキラキラ輝いているって、言ってくれて。
負けてばっかりだった私を励まして、ずっと傍にいてくれて、ここまで引っ張てきてくれた。
本当に…。本当にありがとうね。
・・・・・・・・・・あーーっ…本当に恥ずかしい…!
顔真っ赤だし、あっついし、そもそも囁いていうことじゃないし…。
もう、もう、もうっ!
これも全部無防備に寝てるトレーナーさんが悪いっ!よし!閉廷!
・・・・・・
・・・・・・
あ、あれ?トレーナさん……顔赤くない…?
耳も真っ赤…?
もしかして………実は起きてる……?
~~~~~っ!?!?!?
………
ねぇ、起きてる?起きてるんでしょ?
い、今なら怒らないからさ。本当は起きてるんでしょ!?!?
……そ、そっちがその気ならこっちもPrrrrrrr
「わっひゃあ!? …って、マヤノからかぁ…。ビックリしたぁ。」
「よい…しょ。代わりの枕…。あったあった。」
「トレーナーさん?後でしっかり聞かせてもらうからねっ!?」
「もしもーし、どうしたのマヤノ。」
『あ、ネイチャちゃん!! この前話してた限定スイーツ買えたんだー!一緒に食べよー?』
「お、マジ!? ちょっと待ってすぐ行く!アタシの分残しといてよ?」
『え~?ネイチャちゃんが早く来ないと~、マヤちん食べちゃうかも~。』
「ちょっ、それはずるい! 今どこにいんの?」
『食堂! 3分間だけ待ってあげる』
「おっけ、すぐ行く!」
『アイ・コピー!』
タッタッタッタッタ…
「……………」
「行ったか……」ドアバタン
「……………」
「うあ”あ”あ”あ”ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
「おい、いくらトレーナー室とはいえ喧し…」
「ころして…ころして…」
「本当に何があった…?」
この後めちゃくちゃ追求された。
ネイチャさんとトレーナーさんに恋心があるかはお任せします。
個人的にはお互い信頼関係だけだったり、トレーナー側にだけ恋心があるのが好き。ネイチャんに小悪魔ムーブで翻弄されたい人生だった。