純情ハートとウマ娘(凍結)   作:ゲーミング

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 ウマ娘のイベントが終わらない!終わらない!!終わらないよぉおお!!
 サークルのメンバーが急にログイン開ける様に過疎化が進むなか、ガチ勢の方と共にウマ娘のイベント消化してる無課金勢作者よ。
 温度差で風邪ひくわ。

 近況報告という名の自分語り終わり!本編どーぞ!
 ちなみに前後編です。


第九十三話

 柔軟に、軽い筋トレそして前準備。一体なんだと聞かれれば、今日が待ちに待った花火大会だからと言う答えが帰って来る。お小遣いっていくら位渡せば良いんだろう。5000円?それじゃ少ないかな……主にオグリが。

 

「祭りの屋台完全制覇。それが私の夢になった」

 

「それが夢になったの!?アレ!?」

 

「トレーナー、見ていてくれ」

 

「あ、うん……うん?」

 

「私が祭りの屋台を制覇する所を」

 

「大丈夫?それ屋台の人達お店畳まない……?」

 

 なんて会話をしたし、テイオーやマヤノも女の子だからやっぱり遊びたいだろうし。そう思うと5000円じゃ足りないかも知れない。祭りなんてほとんど行った事がないから予算とか全然分からないんだけど。

 多めに3万とか渡しておけば良いかな。

 

「と言う訳でゴルシの屋台手伝わされるバクシンオーはいくら位欲しい?」

 

「屋台手伝うので遊びに行く暇がないと思います!」

 

「じゃあ無しだね」

 

「交代とかはして下さらないんですか!?」

 

「学級委員長でしょ!我慢して!僕だってお祭り楽しみたいんだもん!」

 

「誰か聞きましたか!?子供に仕事させて自分は遊びに行くって言いましたよこの人!」

 

 だって人生で2回目だよ、お祭りに行くの。1回目は妹のために連れて行ったけど、今回は自分でも楽しむ為に行きたいんだもん。と言うか楽しみで寝れない位楽しみなんだから当然でしょ。

 ゴルシの屋台のお手伝い?はは、寝言は寝てから言ってよね。僕は寝てないから寝言なんて言わないんですけど。

 

「私も射的とかやりたいのにぃ……」

 

「……まぁ、皆で楽しまないとね。良いよ、何時でも交代してあげるから」

 

「本当ですか!?じゃあ初めから最後までおねが」

 

「よーし、バクシンオーにはお小遣い無しでいいから皆に多くお小遣い渡せるなー」

 

「待って!トレーナーさん待って!ごめんなさい!!」

 

 待って欲しいのはこっちなんだけど、なんでズボンの裾引っ張ってくるの?落ちちゃう、ズボンずり落ちちゃうから、はな、離せぇ!!

 人が折角気を使って、お祭りに行くのに楽しめないのは可哀想だよねって思って交代制にしようと思ったのに、それを裏切ったバクシンオーが悪いじゃん!!そもそもゴルシがバクシンオーに手伝わせるって言ったんだからゴルシに抗議してよ、僕じゃないでしょ!

 ていうか力強ッ!?

 

「はなし、離してよバクシンオー!」

 

「離しません!話しませんよトレーナーさん!ずっと2人でゴールドシップさんの屋台手伝うんです!誰が離すものですか!学級委員長として断固として抗いますからね!!」

 

「だから僕に言っても意味無いんだって!ゴルシに直接お手伝い嫌ですって言いなさい!」

 

「いやお手伝いするのは良いんですよ」

 

「急に落ち着くなよ!?」

 

 急に落ち着いた挙句、急にズボンの裾から手を離されて畳の上に転ばされた。倒れた身体を起こして、バクシンオーを見ると、しょんぼりしながらジッと僕を見ていた。振り向くんじゃなかった、すっごい気不味いんだけど。

 

「わ、私だってりんご飴とか射的とか、わたあめとか焼きそばとか射的とか、そういうのやりたいんですよ」

 

「……うん、射的やりたいのはよく分かった。凄くやりたいのは伝わったよ」

 

「交代制にして貰えますか?トレーナーさんも楽しみなのは分かってるんですけど……」

 

 そうだよ、僕も楽しみなんだよ、でもさ。ちょっと可哀想かなって。そう思っちゃったんだよね。

 

「……僕がゴルシ手伝うから、バクシンオーは皆で遊びに行って良いよ」

 

「いいんですか?」

 

「良いよ、一応僕大人だからね。子供の楽しみを奪う程ひねくれ」

 

「イヤッターー!!!ゴールドシップさんの言う通り押せば簡単なんですねトレーナーさんって!じゃあ私も皆さんと一緒に準備してきます!バクシーン!」

 

「………………あれ、これもしかして嵌められた?」

 

 聞き捨てならない事を言われたし、何だったら初めからゴルシ僕の事手伝わせる気満々だったって事だよね?……バクシンオーに優しくした僕がバカだった……。

 

 誰も居なくなった部屋の中、大きく息を吐きながら畳の上に寝転んだ。今朝は雲も少なくて、涼しい風が出てたからそんなに夜蒸し暑くはなさそうだけど、一応水分補給だけしっかりして貰おう。後バクシンオーはお小遣い1万円にしとこう、やっぱ許せないわ。

 

 どうやら今回参加する花火大会って言うのは、神社の近くだそうで、意外と大きめだそうだ。支配人さん大きくないって言ってたけど感覚麻痺してない?花火を見るスポットなんかは口コミとかじゃ出てなかったけど、まぁ探せばいっか。

 

 適当にスマホを弄りつつ時間を潰していると、部屋がノックされた。ゴルシかな、今回の売上目標とか話されるんだろうか。

 

「どうぞ〜」

 

「おはよう新人くん。失礼するよ」

 

 やって来たのは支配人さんだった。

 

 

 

◆❖◇◇❖◆

 

 

 お茶とお茶菓子を持って来た支配人さんと2人、机を挟んで向かい合わせ。何か話があるんだと思って構えていたけれど、1分経っても3分経っても話が始まらない。もしかして僕とお茶しに来ただけ?

 

「……何時頃から行く予定かな?」

 

ふぁあ(はい)?あっ……ん、ん……えっと、花火が上がるのが19時なので、17時頃に着けばいいかなとか考えてます」

 

「なるほどね。それと……君はその格好で行くのかな?」

 

「……まぁ、お、おかしいですか?」

 

 その格好とは、何時ものスーツ姿なんだけど。マヤノに選んで貰ったし、気に入ってるから良く着てる。偶にネクタイが曲がってるって言われてマヤノに直してもらったりするんだけど、なんだかお世話されてる気がして恥ずかしくなるんだよね。

 

「別におかしくはないけどね……そうだなぁ。君も偶には着るものを変えてみようじゃないか」

 

「……へ?」

 

「私の部屋に来なさい。君の担当ウマ娘達へのサプライズだ」

 

「あの、え?」

 

 そう言って支配人さんは部屋から出て行ってしまった。コレ着いていかないと行けないパターンだよね……着る服を変えるって、Tシャツ短パンにでも成るって事?いやそれでも別にいいんだけどさ。

 

 支配人さんの部屋に行く前にお小遣い渡して置かないと。楽しい夏祭りももうすぐそこだから。

 

 胸を満たしてくる期待感でワクワクしながら部屋を後にした。

 数秒歩いてオグリ達のいる部屋に来たけど、今大丈夫かな。2、3回ノックをする。

 

「入るよー?」

 

「……まっ」

 

 部屋から声が聞こえて来たけれど、もう遅かった。扉に手を掛けてたし、開く動作を取っていたから。そうして見てしまう。

 

 

「……………………」

「……………………」

 

 テイオーとマヤノが着替えていた。2人共何時も着ていたジャージではなく、肌色だった。上手く思考が回らなかったけれど、やってしまった事だけは分かった。テイオーの水色の布とか、マヤノの密柑色だったり。見ちゃいけないモノ見ちゃった。

 

「…………えっと、ごめ」

 

出ていってよトレーナーちゃん!!(出てけすけべトレーナー!!!)

 

「ごめ、ごめんなさい!!」

 

 枕を投げられたけれど、全力で支配人さんの部屋まで走って行った。




 貴重なサービスシーン。何の色とは言わないけれど、作者は満足です。

 このトレーナーくん本当に22歳か?最早男子高校生とか中学生って言われても違和感無いんだけど。主にお祭り楽しみでウキウキしてるの可愛すぎでしょ。

 ちなみに黙ってたけど新人くんの顔面はアストルフォ顔だと作者は想像してる。
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