純情ハートとウマ娘(凍結) 作:ゲーミング
皆さんも体調気を付けてね、本当にヤバい。
と言う訳で投稿でき無かった言い訳という名の前置き終わり!
お待たせしました、本編です。どーぞ!
マヤノとバクシンオーから推されたミニライブに付いて、ゴルシとオグリの出っ張ったお腹を減らす為に朝から無限ダッシュをやらせつつ、チーム内での話し合いが設けられた。時刻は午前9時。
「ミニライブって言っても、体育館でやる予定だし、宣伝とかは自力でやらないとダメそうだよね」
「テイオーちゃんの言う通りなんだよね〜。マヤ達もデビュー戦勝利してるけど、オグリちゃんやバクシンオーちゃん以外殆どレース未経験だし、多分応援してくれてる人達もずっと少ないと思うんだよ」
「なら取り敢えずチラシでも配りましょう!思い立ったが吉日ですよ!バックシーン!」
「バクシンオーちょっと静かにしてくれる?僕を置いて話進められてるの凄く嫌なんだけど……」
「
「どう言う意味かな!?役に立たないって遠回しに言われてるの!?」
「そ、そこまでは言ってないよ!」
「そこまでは!?つまり言ってるのは否定しないんだね!?」
「どうしよう、今日のトレーナーちゃんちょっとめんどーくさいかも?」
「…………………………!」
「……あ、ごめんバクシンオー。喋っても大丈夫だよ」
「はい!」
「…………あ、えっと、続き喋って大丈夫だよ?」
「そうですか?じゃあ……トレーナーさんって何がしたいんですか?私としてはテイオーさんやマヤノさんに任せちゃった方が良いと思うんですけど」
「……あれ、これもしかしてバクシンオーにすら要らない子扱いされてる……?」
そう言った意味では無いが、事実そうなっていた。企画発案テイオー、そしてその企画を突き詰めて行くのがマヤノとバクシンオーとなっている以上はトレーナーである新人が口を挟むのは横槍となるのが多い。
そもそも新人が初めから皆が楽しめるイベントを発案出来れば良かったが、そんなモノ思い浮かぶ訳もなかったので必然的にこうなってしまった。
「んー……じゃあ話し合い1回辞めよっか。トレーナー的にミニライブやるとして問題有る?先にそっち聞いちゃった方が早い気がしてきたよ」
「問題?……んっと、取り敢えず体育館を借りるにしても許可を取らなきゃ行けないし、そもそもミニライブやるんだったらそれ用にライブ用の曲選びに、それに合わせてダンスの振り付け、歌うんだったらパート分けだったり。それとチラシ配るにしても時間が掛かるし……」
「あー……言われて見ればトレーナーちゃんの言う通りかも。ミニライブやるって言っちゃってるけど、確かにそこら辺の話はしてなかったもんね……」
「……いっその事ボクがダンスの振り付けと選曲、歌のパート分けする?」
「それテイオーの負担凄くない?僕も何か手伝いたいけど」
「ならチラシはマヤとバクシンオーちゃんの2人でやろっか?」
「そうですね、手分けした方が早いでしょうし!」
大まかな動きは決まった。決まったが、この後新人は秋川理事長に直接イベントの件を話さなければならない為に若干憂鬱になっていた。この場に居ないオグリとゴルシを置いて話は進まり。
「じゃあ僕は秋川理事長に許可取ってこようか」
「そうだね、それやって許可出たら動き出そっか」
「マヤはオグリちゃんとゴルシちゃんに話してくるねー!」
「あ、じゃあ私も行きます!バクシンバクシーン!」
「……皆元気だなぁ」
「何おじさんみたいな事言ってるのさ。トレーナーだって若いのに」
「僕若い?ちゃんと若く見える?」
「童顔だからね、少なくとも22歳には見えないよ?」
「……それは……どうなんだろ」
一先ずミニライブの開催許可を取る為に新人は一旦その場から離れる。チーム部屋から出て行くとソコには。
「うおおぉおおい!!!しんじぃいん!!!」
「うるさっ!?ごる、ゴルシ!?」
「テメェ!アタシ抜きに楽しそうな話進めてんじゃねぇぞコラァ!」
汗だくのゴルシが走って来ていた。そしてそのまま壁まで追いつめられ、新人の顔の横にゴルシの手が立てられる。大きな音が新人の耳元で響いたが、そんな物は気にならず、寧ろ高々一時間走った程度まで引っ込んでいたお腹から視線が外せなかった。
「おい新人」
「は、はい」
「お前も参加しろよ」
「……何に?」
「ミニライブ」
「……誰が?」
「お前だよ、記憶力に極度の難があんのか?」
「嫌ですけど?」
「そんなに喜んで承諾するとは思って無かったぜ!いやぁダメ元でも言ってみるもんだなぁ!」
「……え?え!えぇ!?ねぇ、ねぇ!人の話聞いてよ!僕出ないよ!?」
「おーい!新人もミニライブで踊るってよー!!」
ゴルシが声を張り上げると、ゴルシと同じくお腹が物理的に減っていたオグリがGoodサインを出し、マヤノとバクシンオーは2人で手を繋いで飛び跳ねていた。
「……え、逃げ道」
「ねぇよ、そんなもん」
「…………どうしてこうなった?」
「アタシがそう仕向けたからですけど?」
「………………ゴールドシップゥ!!!!」
◆❖◇◇❖◆
さて、新人のチームでやるファン感謝祭のイベントはチーム内ではミニライブと決まったが、色々な問題が有る。まず一つ目、そもそも新人のチームは名を馳せたチームでは無い為に観客が集まらないのではないか、と言う至極当然とも言える心配。そして二つ目、何故か新人も踊る事にされている事。三つ目、そもそも体育館を借りる予定だったが、それは可能なのか?と言う物だった。新人の心配も当然なのだが。
「許可!私がミニライブの開演を許可しよう!そして期待の新チームとして大々的に告知もするぞ!安心したか新人!」
「なんで!なんで!!」
「ミニライブの会場は体育館にすると言うお話ですが、どうしましょうか。いっその事ミニライブ用の舞台作りますか?」
「辞めてよぉ!?」
「期待!楽しみで私は今日からミニライブを見る日まで眠れなくなるかも知れないな!たづな!」
「そうですね、ウマ娘と新人さんが歌って踊りますからね。一体どんなパフォーマンスをして下さるのか、今から楽しみですね理事長」
と、この様に秋川理事長はノリノリに。本来ならブレーキ役として存在する筈のたづなに至っては、その手伝いをすると言う事だ。新人としてはミニライブが開催されるのは嬉しいし、秋川理事長が告知してくれるので観客も集まる期待値も高まる。だがしかし、新人が自分が踊るのは絶対に違うと言っているのだが、最早二人の耳には届かなかった。
既に新人用のライブ衣装(ウマ娘が着る様な物)が用意され始めていて、どこにも逃げ道が無かった。
「……覚悟……決めるか……」
新人の目の前で盛り上がる秋川理事長とたづな、そしていつの間にか居たゴルシの三人で話し合いは進んで行ったと言う。
ゴルシが新人をミニライブに誘ったのは八つ当たりと単純に面白そうだからって言う理由。だってチームでやるんだもんね?そりゃトレーナーも強制参加だよ。
良かったね新人くん、ウマ娘が着てるライブ衣装着れるから実質ウマ娘になれるよ。子供の頃諦めた夢が叶うよ、やったね!
近い内に昼夜で投稿したい。火曜と木曜は朝から夕方まで殆ど身動き取れないからどうしようも無いけど、その他の曜日は何とかなるから、昼投稿に戻したい。
いつも見て下さってる方々に感謝を。いつもありがとうございます。
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