純情ハートとウマ娘(凍結) 作:ゲーミング
もっと、もっとくれ……感想を……もっとください。
芝2400m、スタート係はサクラバクシンオー。
タイム計測者兼ゴール係新人トレーナー。
競走に参加しているのはメイクデビュー前のトウカイテイオー、マヤノトップガン、ゴールドシップ。
そしてクラシック級ウマ娘オグリキャップの4人だった。
観客等は居なかったが、各々真剣な表情で待機していた。
ゲートは無く、得られる物は殆ど無い、ただ誰が速いか決める為の全力疾走。
現在デビュー前ではゴールドシップが1番人気という形になり、時点でトウカイテイオーになる。
新人としてはトウカイテイオーに1位を取って欲しい。
マヤノトップガンにも新人は注目していた、けれど今回の競走で勝てるかは分からなかった。
「位置について」
新人トレーナーが号令をかける。
「よーい」
各ウマ娘が構えを取る。
「どん!」
そうして、何時もとは少し違う競走が始まった。
◆❖◇◇❖◆
先ず飛び出したのはマヤノトップガン。
その背中を追い掛けるのはトウカイテイオー、トウカイテイオーの斜め横にオグリキャップが追走。
そしてオグリキャップから3バ身程後方に1人足を溜めているゴールドシップが居た。
やがてウマ娘達はトレセン学園のコーナーに入った、先頭は変わらずマヤノトップガン。
2番手にはトウカイテイオー、その斜め横に変わらずオグリキャップ。
3バ身から4バ身に差が開いたゴールドシップ。
距離は既に1000mを通過している、何時もなら後半分の距離だが、今回はまだ1400m残っている。
「ここからですね!」
「なんでもう隣に居るの?早くない?」
ゴール係である新人の横には、もう既にサクラバクシンオーが立っていた。
頭が良いのか悪いのか、はっきりしない新人は疑問をサクラバクシンオーにぶつけるが。
「柵を超えて最短で!最速で!真っ直ぐにやって来ましたとも!」
「……危ない事しちゃだ、だめだからね?」
「大丈夫です!学級委員長ですから!」
「…………はい」
サクラバクシンオーとの会話をしている内に、既に先頭は最終コーナーを抜けていた。
先頭はマヤノトップガンだった、そして最後の直線に入りトウカイテイオーが前に抜け出した。
「トウカイテイオーさん、良いバクシンですね!」
「……そろそろだね」
「?」
「
新人の言葉通り、トウカイテイオーの斜め後ろに陣取っていたオグリキャップがトウカイテイオーに並んだ。
そして更に外を回ってやって来たのはゴールドシップ。
芝を踏み抜き、オグリキャップに並び立った。
マヤノトップガンもまた粘るが、トウカイテイオーに半歩及ばない。
そうしてトウカイテイオーをオグリキャップが抜く……が。
「トウカイテイオーさん凄いです!抜かされかけましたけど、まだ粘ってます!」
「……がんばれ、がんばれテイオー……」
トウカイテイオーがまた先頭を進む。
残り400m、トウカイテイオー、オグリキャップ、ゴールドシップが並び、駆ける。
誰が抜け出すのか、誰が速いのか。
ゴール前に立っている新人とサクラバクシンオーにはもう横一線にしか見えなかった。
◆❖◇◇❖◆
マヤノを抜かした、オグリが並んだ、その外からゴルシも来てる。
まだ終わらない、まだ続く、なんで急に2400mに変えたさ。
トレーナーの意地悪。
でも、まだ走れる、まだ行ける。
メイクデビューとか、そんなのは関係無いんだ。
ただ、ただ負けたくない!
「まけ、る……もんか……!」
もう負けたくない、勝ちたい。
勝っていたい、勝てばトレーナーに褒めて貰える。
勝てば……カイチョーにだって……!
もうトレーナーとバクシンオーが近くに見えた。
「ここ、からぁっ!」
オグリとゴールドシップが離れない。
ゴルシより、更に外から。
「マヤだってぇ!」
あぁ、もう。
楽しいなぁ、楽しいよ、だから。
「勝ちたい!」
トレーナーとバクシンオーの前を横切った。
トレーナーが笑ってた気がした。
特に関係無いのに意識されるカイチョー。
君ダークライってあだ名ついてない?
ダークライルドルフ。
新人トレーナーの妹ウマ娘予測アンケート
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1番人気ライスシャワー
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2番人気キタサンブラック
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同じく2番人気メジロドーベル
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大穴カレンチャン