純情ハートとウマ娘(凍結) 作:ゲーミング
トウカイテイオーのデビュー戦が始まった。
解説はトレセン理事長秘書の駿川たづな、実況はベテランのナナシのトレーナーが行っていた。
『各ウマ娘一斉にスタートを切りました。芝2000mのデビュー戦果たしてどのウマ娘が先頭に立つか!』
『デビュー戦ですから、先頭に立つウマ娘は目立ちますね。……先頭はゼッケン番号2番の
メイクデビューに出走しているのは9人。
新人に宣戦布告のような物をして来たトレーナーがデビューさせたのは2番、ブジンキヤマト。
2000mと言う中距離でありながら、後続を引き離しながら走る姿は見事だった。
そうして第1、第2コーナーを抜けて、依然列は崩れていなかった。
『先頭を走る2番、ブジンキヤマトですが、このペースで大丈夫なんでしょうか?』
「……チッ……大丈夫に決まっているだろうが、私の育てたウマ娘だぞ」
『彼女の脚質には合っていますし、問題は無いと思います。この先のペースに注目したいですね。それについ先日作られたチームから7番トウカイテイオーさんも出ていますから、それにも注目です』
『なるほど。と、此処で先頭は2番ブジンキヤマト、続く1番、5番、3番です。7番のトウカイテイオーはまだ先頭のブジンキヤマトからは少し離れた位置に居ますね』
『7番トウカイテイオーの後ろに付いていた4番と6番が前に出ようとしてますね』
『早くも先頭の2番ブジンキヤマトが第3コーナーに入ります、此処から動きます!』
歓声が湧き始める。
それは差程大きいものでは無いが、着順が決まれば大きくなるだろう。
今はまだその時では無いとデビュー戦を見に来ていた人間達全員が思っていた。
第3コーナーに入り、動き出したのは最後方に居た9番。
7番トウカイテイオーを追い越そうとしていた4番と6番はややバテ気味なのか、位置が動かない。
『第4コーナーを抜けます!抜けて来たのは……抜けて来たの先程まで最後尾だった9番です!』
『最後の直線です、日頃の鍛錬の成果がここで出ます!』
7番トウカイテイオーは現在6着に居た。
その空色の瞳には前を走るウマ娘達の
「……ここから、追い上げるからねっ!」
そう言って大きく外に抜け出した。
『残り800m、先頭は9番!競り合っているのは2番ブジンキヤマト!前を狙うのは1番、5番!3番は少し遅れてしまっています!後方に居た娘達は差し替えせるでしょうか……っ!お、追い上げてくるウマ娘が居ます!』
「……がんばれ、がんばれテイオー、僕は見たいんだ……!」
『追い上げて来たのは7番!トウカイテイオーだぁ!外から上がってきた!今3番を抜き、5番、1番も抜いた!残り600m!』
「む、むり!」
「なんで、なんで!」
(努力は嘘をつきません、新人さんが行って来た競走トレーニングだって、立派なトレーニングの一つですから。)
全力で前に突き進むトウカイテイオー。
他のウマ娘達もまだ諦めていない。
トウカイテイオーから3バ身程離れた前方に位置して2番ブジンキヤマト、更に1バ身足して9番が居た。
トウカイテイオーが1着になるには、後4バ身前に出れば良い。
「トウカイテイオー……いっくよぉ!」
芝を踏み込んだ。
『速い!速いぞ7番トウカイテイオー!2番ブジンキヤマトと並び立つ!残り400m!今、今2番ブジンキヤマトを抜きました!』
脚質は先行、けれど前を塞がれてしまい、更に不良バ場状態と言うのもあり、トウカイテイオーは後方に下がる事になってしまったが、トウカイテイオーにそんな事は関係無かった。
帝王の走りに、帝王の前に
『残り200m!9番に7番トウカイテイオーが追い付いた!ここから!ここから抜けるか!追い抜けるのか!?』
いつか、
これはその為のレースなのだから——。
「抜かせない、抜かせない!抜かせなぃぃい!」
「……!」
そうして、ゴールバーを駆け抜けて行った。
『確定しました!1着はトウカイテイオー!所属しているチームは『流れ星』です!芝2000mメイクデビューの勝者はトウカイテイオーだぁ!』
「———っ!やった、やったぁぁああ!!」
拳を握り締め、ジャンプを決めるトウカイテイオーの姿が、新人の瞳に焼き付いた。
「トレーナー!取ったよ!」
「……おめでとう、テイオー」
大きくピースサインを送るトウカイテイオー。
こうしてチーム『流れ星』の1番手トウカイテイオーは勝利を収めた。
モブウマ娘の名前が思いつかなかった。
活動報告欄にて、募集掛けようかな。
いきなりキャラ紹介のコーナー。
「なにこのコーナー」
「んっとね、分かるけど分かんないかな?」
「マヤノが分かんないならボクもっと分かんないじゃん!」
「取り敢えず、トレーナーちゃんの紹介をしていくね☆」
「すごい、何が取り敢えずなのか訳わかんないよ」
「トレーナーちゃんは、東京生まれ東京育ちで、家族はお父さんとお母さん、それと妹ちゃんも居るみたいだね!」
「へー?トレーナー東京生まれなんだ」
「その割には人馴れしてないよね!因みに小学校は自分のお家から近い所に行ってたけど、トレーナーになる為に中高は受験して少し遠い所に行ってたみたい!」
「ふんふん、それで?」
「おしまい!」
「これで終わり!?トレーナーの紹介薄過ぎない!?」
「これ以上書く事無いんだってぇ、コミュ力よわよわなのが特徴の夢見がちぼーい、っていうのがトレーナーちゃんの個性らしいよ。かわいいね♪」
「……うん、もういいや。トレーナーのコミュ力はボクが上げてあげるからね……!」
「それじゃ、おしまーい!」
「またね!」
こんな感じで後書きでキャラ紹介して行きたい。
紹介するキャラは気分。
明日はマヤノちゃんが主役だから、サイリウム両手両足に付けて口にも加えて待っててね。
新人トレーナーの妹ウマ娘予測アンケート
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1番人気ライスシャワー
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2番人気キタサンブラック
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同じく2番人気メジロドーベル
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大穴カレンチャン