純情ハートとウマ娘(凍結) 作:ゲーミング
マヤノトップガンのメイクデビューが終わった。
サイリウムをセロハンテープで両手に付けられて、兎に角腕を振ったのが2日前。
テイオー達には1日お休みをして貰い、僕も休み筋肉痛を癒した。
今日はトレーニング再開の日だった。
いつも通り競走と、たづなさんから貰った大きなタイヤをゴルシに括り付けて走ってもらう予定だったんだけど。
「今日はダンストレーニングするよ!」
「ど……どうしてこうなった」
「おら、お前も踊るんだよ!」
「踊るのはゴルシだろ!?」
「お前が踊らないなら、アタシも踊らない」
「い、いやだよ!と言うか、ダンスとか、し、した事ないし」
と言うかそもそもなんでこんな話題が出てるのさ。
オグリはご飯食べに行くって言って居ないし、バクシンオーは学級委員長ですから!って言って何処か行っちゃうし。
何が起きてるの?
「ほら!トレーナーってばボクやマヤノにダンストレーニングはしてくれなかったでしょ?だからボク達はカイチョーに頼んで見てもらったんだよ!」
「トレーナーちゃんもダンス出来る様になればマヤちん達に教えられるでしょ?だからほら!」
つまり、えっと、やれと?
僕に?ダンスを?
「む、無理に決まってるでしょ!」
「取り敢えず振り付け見せるからね!」
「拒否け「新人に拒否権など存在しない!」ぉ、ゴルシが言うなよな!?」
「ミュージック〜、スタート♪」
踊らないからね!振り付け見せられても1発で覚えるなんて不可の……覚えられる奴ここに居たよ、僕じゃん……。
「因みに新人も踊れる様にならなかったらメイクデビュー白目向きながら走っから」
どうして!どうして!?
僕の心の叫びは届かず、テイオーは踊り出した。
僕の話聞いてよ……。
テイオーのダンス、やっぱりキレがあってカッコイイけど、テイオーが可愛いから凄く、凄いです(語彙力喪失)
◆❖◇◇❖◆
どうして、どうして、なんでこんな事に。
「トレーナーちゃん動きが硬いよ!」
「ゴルシより体力無いんだねトレーナー」
「ぁ、たり……あたりま……ゲホッ……はぁ、でしょ……おぇ」
「ダメだこりゃ」
テイオーが見せてくれた振り付けは覚えられた。
でも身体が上手くついてこないんだ。
無理矢理身体を動かすけど、中々しんどくて途中でどうしても音楽と合わなくなる。
余りにも現実を受け入れられなくて、軽い現実逃避をしながら、ふと隣で踊っている筈のゴルシを見た。
「♪〜♪〜〜♪」
「なんでそんなにキレッキレなんだよ!ちが、違う!振り付けが全然ちがうぅ!」
「んーゴルシだから……しかたないね」
「テイオーちゃんテイオーちゃん!」
「なに?」
「そろそろ
終わる?この時間終わってくれる?
漸く、やっと解放される。
ダンスって意外と体力使うんだね、今後は覚えて置くよ。
二度と踊らないけど……。
「そっか、じゃあトレーナー、明日もダンスレッスンするからね!」
「なんで!?」
「だってゴルシが全然踊ってくれないんだもん!」
「ゴルシィ!」
「♪〜〜〜♪〜〜」
テイオーのやった振り付けとは違い、やたらカクカクした動きで踊る?ゴールドシップを見た。
なんだよその踊りは、なんなんだよ……おぃ……ゴルシ……!
「ね?」
ね?じゃないよ!小首傾げてもダメなんだよマヤノトップガンッ!
「じゃあボクとマヤノは帰るからね、トレーナー明日もよろしくぅ♪」
「お疲れ様だったなトレーナー。私達も帰ろう」
「バクシン帰宅です!」
「いつの間に居たの!?」
「おう、んじゃなー」
絶対筋肉痛だよ明日。
……誰も居なくなったトレーニング室で、僕1人。
鏡を見ると、汗だくになった僕が居た。
ゴルシは息も切らせてなかったし、汗もかいてなかった。
でも、楽しそうだったな……ゴルシがまともに踊る為には、僕が踊らなきゃいけない……だったら、だったら……!
「やってやろうじゃないか……ウマ娘でも無い僕が、完璧に踊りきってやる……!」
その為にも体力付けなきゃ……。
ゴルシのメイクデビューまで、残り4日。
ゴルシのダンスはゴルゴルダンス。
相手のSAN値を削れるぞ!
新人トレーナーの妹ウマ娘予測アンケート
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同じく2番人気メジロドーベル
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大穴カレンチャン