純情ハートとウマ娘(凍結)   作:ゲーミング

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 新人のダンス。


第三十七話

 ゴルシのトレーニングの為に、僕もダンスをし始めて早2日が経った。

 相変わらずゴルシは真面目に踊らないけど、僕の方はそこそこ踊れる様に……なってなかった。

 

「筋肉痛が……あいたた……ぅぅ」

 

 動く度に筋肉が悲鳴をあげるのだ、ゴルシのメイクデビューまで残り2日しかないのに。

 そう考えると、少しでも足掻きたくなって来た。

 今日のトレーニングは終わり、バクシンオーとオグリは出走するレースの為に休ませて居るけど、その為の準備も必要だし。

 

「……寝よ」

 

 色々考え始めたらしんどくなってきた。

 明日は限界を超えてみようか……具体的に言えば朝起きてランニングして、昼間ご飯食べまくって、ダンストレーニングして、その後ランニングして、寝る。

 

 改めて考えて見たらおかしな生活しようとしてない?

 僕ってアイドルか何かを目指してたっけ、体力付けるのとダンスするのが仕事みたいになってる。

 

「気の所為だよ、気の所為」

 

 布団の中に潜り込んで瞼を閉じた。

 寝付きは悪い方だったのに、すんなりと眠れるのは身体が疲れてるからなのか、辛いけど嬉しい発見ではあった。

 

 

 

 

◆❖◇◇❖◆

 

 

 

 

 そうして朝がやって来た。

 時刻午前5時、走る為に動きやすい服に着替えて来た。

 取り敢えずトレーナー寮から河川敷の所まで走ろうかな、頭の中でダンスのイメトレしながら。

 

 足を踏み出す度に筋肉が悲鳴を上げる、別にもやし体型だった訳じゃないけど、筋肉がひ弱だった事は嫌でもわかった。

 そう考えると実はゴルシって、僕の生活習慣と肉体強化の為にこんな事をさせていたり……いやないよ。

 あってたまるか。

 

「はぁ……はあぁぁ……ふぅ」

 

 色々考えてたら河川敷に着いた。

 気持ち悪い、足痛い、お腹減った。

 

「あ、さから、散々っ……だな……!」

 

 自分から起こした行動だったけれど、そこそこに不満が出た。

 絶対ゴルシに踊って貰うんだ、絶対の絶対に。

 アイツが真面目に踊ったら絶対誰よりもカッコイイと思うから。

 

「……もう6時なんだ……コンビニ寄って帰ろう……」

 

 軽い柔軟を済ませて、今度はトレーナー寮の近くのコンビニに向かって行く。

 朝から汗だくでコンビニに入店する客とか、コンビニ店員しからしたら嫌だろうなぁ。

 汗臭いだろうし……お風呂入ってからコンビニ行こうかな。

 でもお風呂入るならご飯食べた後がいいな……どうしよ。

 

「走りながら考えれば良いよね……」

 

 

 

◆❖◇◇❖◆

 

 

 

 コンビニで朝ご飯を食べて、かいた汗も流して、トレーニング計画表も出して。

  テイオーとのワンツーマンでダンスを5回踊り終わった頃。

 割と限界が近かった?

 

「……トレーナー、トレーナー休憩しよ?」

 

「ま、だ、まだやれる……もう、もぅいっかい」

 

「トレーナー……どうしたの?一昨日あんなにやりたくないって言ってたのに」

 

 いや、別に今だって好きで踊ってる訳じゃないよ?

 でもやるなら、嫌々やりたくないから。

 少しでも上手くなりたいし、今後のウイニングライブのダンストレーニングをやる時だって、テイオー達に頼る訳にはいかないんだ。

 

「トレーナー、だから、踊るんだよ……テイオー」(。・ω´・。)ドヤッ

 

「……いや、訳わかんないよ?」

 

 ……精一杯作ったドヤ顔を真面目な顔でつっこまないでよ……。

 僕がバカ見たいじゃん……。

 

「もう1回、おど、踊るから……見ててテイオー」

 

「……はぁ、仕方ないなあ。ボクが見てて上げるよ!」

 

 そう言ってテイオーもまたドヤ顔をする、ジャージの上からは見えない胸を張り「早く踊れよ」はい。

 

 この後滅茶苦茶踊った、ゴルシはブレイクダンスしてた。

 

 

 なんでソレは踊るのにメイクデビュー用のダンスは踊らないんだよお前!滅茶苦茶上手く踊れてんじゃないソレ、動画で見たけどゴルシの方がキレ凄いじゃん。

 

 色々な意味でゴルシはゴルシなんだと改めて理解した所で、今日のダンストレーニングも終わった。

 

 オグリとバクシンオーの競走とか、見に行きたかった……。

 

 

 

 

 

 

◆❖◇◇❖◆

 

 

 

 夜がやって来た。

 正確に言えば夕方?トレーニングが終わり、皆が寮へと帰宅した後。

 僕も寮に帰宅し、服を着替えてランニングをしに行く。

 正直楽しくなって来た、筋肉痛は相変わらず痛いけれど。

 

「よっす」

 

「……なんで居るの?」

 

「ゴルシちゃんからは逃げられない」

 

「おま、お前は魔王か」

 

「良く来たな新人よ、死ぬが良い!」

 

「バカなことやってないで早く寮に帰りなさい」

 

「ゴルシちゃんも付き合う」

 

「………………いや、なんでさ」

 

 付き合うって、寮の門限どうするのさ。

 そもそもウマ娘とランニングして勝てる気しないんだけど……いや勝つ気は更々ないんだけどさ。

 

「おら!あの月の向こう側まで行くぞ!」

 

「まだ夕方だから夕日だよ」

 

「どっちでもいいんだよ!言葉じゃなくて感じろ!しゃあ!行くぜ!魔王とスライムの世界征服!」

 

「…………僕がスライムポジション!?」

 

 

 そんなこんなで夜の自主トレはゴルシが着いてきた。

 どうして、どうしてこんな事に……。

 

 

 

 あとなんで僕がスライムポジションなの?僕って参謀とかそこら辺のポジションじゃないの?

 色々可笑しい気がする、と言うかゴルシが魔王だったらその下にいる魔物達が可哀想だから辞めてあげてよ。

 

 

 

 

 

 

 




 オチが付かない。
 この話書き直してぇなあ……。

新人トレーナーの妹ウマ娘予測アンケート

  • 1番人気ライスシャワー
  • 2番人気キタサンブラック
  • 同じく2番人気メジロドーベル
  • 大穴カレンチャン
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