純情ハートとウマ娘(凍結)   作:ゲーミング

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 瞬間、心ゴルシてゴルゴルゴールシ、ゴルゴルシーン。



 後書きにて謝罪。

 ()()調()


第四十一話

 トレーニングが始まるすこし前、ゴルシと会ってからトレーニングで使う部屋へと向かっていた途中。

 

「あ、オグリ」

 

「ん、おはようトレーナー」

 

「おはようございますトレーナーさん!」

 

 オグリとバクシンオーに出会ったんだ、今日は2人共制服じゃなくてジャージを着てた。

 そう言えばここ最近ゴルシとのダンストレーニング以外何も出来てなかったっけ。

 ……オグリやバクシンオーの為のトレーニングまた考えてないじゃん、いや、ダンストレーニングに巻き込めばいっか。

 良い考えだ、思考の切り替えが上手くなった気がする!

 

「今日はトレーナーに聞きたい事があって待っていた」

 

「なん、なに?」

 

「それはですね、ズバリ!」

 

「私やバクシンオーが出るレースの事でだ、何度か思い出そうと思ったんだが、どのレースに出るか聞いてなかった気がするんだ」

 

「ちょわ!?全部言われてしまいました!」

 

「……それは、すまない」

 

「僕も、あの……伝えるのは忘れてたね……ごめん」

 

「いや、構わない。トレーナーは人の話を聞かないからな、仕方ない」

 

「…………」

 

「オグリキャップさん!トレーナーさんが白目剥いてますよ!?」

 

「大丈夫だ、すぐに治る」

 

「……それは大丈夫なんでしょうか……学級委員長としてダメな気がします」

 

 辛い、実際その通りだけど、その通りになっちゃってるんだけど。

 それでも辛いよ……。

 後バクシンオーもありがとう心配してくれて、嬉しい、嬉しいんだけど何だか無性に辛いんだ。

 

「……えっとね、オグリは来週開かれるGIIIレースの鳴尾(なるお)記念に出て貰う予定だよ。中距離2000mのレースなんだ」

 

「オグリさんは2000mですか!」

 

「うん、それでバクシンオーはね、再来週のGIIIのエプソムCに出てもらうよ」

 

「マイルですね!頑張りますよー!」

 

 まだGIに出るには2人ともちょっと足りないから、初めはGIIIやGIIで慣れてもらう。

 バクシンオーは前のトレーナーさんがGIIやOPに出てたけど、何故か1着を取れてないなんて事になってたけど、それでもレース慣れはしてると思う。

 オグリに至ってはメイクデビューが初出走だったのに、それから殆ど走れてなかったみたいだし、レースに慣れて欲しい。

 でも多分1番早くGIに行くのはオグリだと思うんだよね、そんな気がする。

 

「分かった。後もう1つ有るんだ」

 

「…………何となく察してる」

 

 だって前回もそれでやっちゃってるもんね、ごめんなさいオグリキャップ。

 略してごめキャプ。

 バクシンオーもごめんなさい、略したけど何にも面白くないから辞めようと思った。

 真剣な表情をして僕の目を見詰めるオグリと、僕とオグリを見比べる様に視線を忙しなく移動させるバクシンオーを見ながら考えていた。

 

「次からレースは選ばせて欲しい、2つ目になってしまうが、一言相談が欲しい。私やバクシンオー……はどうか分からないが、テイオー達はトレーナーが最初のトレーナーだ。そしてそれはきっと変わらないと思っている」

 

「え!?テイオーさん達他のチームに行ってしまうので!?」

 

「いや、おそらく無いが、このままでいけばその可能性もあると言うだけだ」

 

「ホッ……と一安心です」

 

「……誰かに、その、渡す……と言うか引き抜かれる、様な事には……したく、ないもんね」

 

「それもそうだが、そうだな。やはり私は中央で私の名を轟かせたいと言う想いからここに居る。勿論走るのは楽しいし、レースも楽しんで走れると思うが、やはり目標……いやこの場合は夢か。その夢を叶えたいんだ、トレーナーもそうだろう?」

 

「そ、そうだね。僕も皆の夢を叶えたいし、それをみてみた……み、みたいからね。」

 

「あぁ、だからわたしとバクシンオーで初めは練習試合するといい」

 

「はい!トレーナーさんのお力になれるのであらば、このサクラバクシンオー、学級委員長としてお手伝いします!」

 

「……それは」

 

 それはダメなんじゃない、なんて言葉は出て行かなかった。

 オグリもバクシンオーも笑顔だったから、なんで笑顔なの?だって僕今回も1人で突っ走ちゃったんだよ?オグリやバクシンオーに相談も無く。

 

「じゃあトレーナーのダンスでも見学しに行くか」

 

「え?」

 

「そうですね!今日は何処まで踊れるか楽しみです!」

 

「あの、え、まって。え?」

 

 今すごく大事な話……って言うかシリアス?な話してたでしょ?

 なんで急に切り替えてるの?

 ついていけない、ついていけないよ!

 

 僕に背を向けて歩き出した2人に置いて行かれない為にも、僕は立ち止まっていた足を動かして向かった。

 飲み込めない不満を必死に噛み砕きながら。

 

 

 

 

◆❖◇◇❖◆

 

 

 

 あれよこれよとその内に、ダンストレーニングが始まった。

 ウマ娘と、トレーナー()の共同トレーニング、毎回思ってたけどやっぱりこれ僕要る?

 

「新人」

 

「……なに?」

 

 隣に立っているゴルシから声を掛けられ、横目で見ると、真面目な顔をしたゴルシが口をを開いた。

 

「63秒だ」

 

「……へ?」

 

「この作戦、63秒でケリを付ける。遅れんなよ?」

 

「これそういうモノじゃないから!」

 

 真面目な顔するから何言うのかと思ってドキドキしたらこれだよ!

 

「よぉーし!じゃあトレーナーとゴルシのダンス始めるよ!」

 

 大体なにさ、63秒でケリを付けるって、メイクデビュー用のダンスってもっと長いんだからそんな速さで……。

 速さ……もしかしてゴルシはマキで振付をするってこと……?

 

「……(グッ」

 

「…………」

 

 いや、グッ……って親指立ててもダメなんだよ!

 なんで、コレでいい、コレでいいんだ。見たいな空気出してんだよ、全然良くないんだよバカゴルシ。

 

「じゃあスタート!」

 

「トレーナーちゃんがんばれ〜」

 

「オグリさんドーナツ食べます?」

 

「頂こう……おかわりだ」

 

 

 完全に観客気分じゃん!

 

 

 

◆❖◇◇❖◆

 

 

 

 ゴールドシップと新人が同時にステップを踏み出した。

 今までのダンスとは違い、寸分の狂いも無く踊り始めていた。

 オグリキャップはドーナツを食べるのを1度辞めてしまう程、鮮やかなステップから始まる身体全身で行われる振り付け。

 

 トウカイテイオーは唖然とし、マヤノトップガンは分かっていたと言わんばかりに頷き、サクラバクシンオーはいつの間にか持っていたサイリウムを振っていた。

 

 新人が右に行けばゴールドシップは左に行く、いつの間にか2人はメイクデビューの曲を歌いたがら、事前に打ち合わせた訳でも無いのに完璧なデュエットをしていた。

 

 ゴールドシップの言う通り63秒ではケリが付かなかったが、新人とゴールドシップのメイクデビューに向けたダンストレーニングは大成功と言えた。

 

 

「なん、なんとか……踊り切れた」

 

「新人乙」

 

「……煽られてる?」

 

 ダンスが終わる頃、新人のゴールドシップへ向けた目線はジットリとしたモノだった。

 

 




 昨日投稿出来なかったのは爆睡決め込んでたからです。
 大変申し訳ございませんでした。
 書き溜めはもう尽きてます、でも毎日書いて投稿してって形でやってるんですけど。
 一昨日投稿した後に体調も悪かったので、休む為にダリフラ5週目して、ダリフラロスって6週目見て、ダリフラロスって、日付が変わる頃までダリフラ見てたんですけど、次の日……つまり昨日起きたの午後16時だったんですよね。
 寝たのは午前0時、睡眠時間脅威の焼く16時間。
 更新を待っていた方々に大変失礼を働きました。
 ごめんなさい。

 次からダリフラは1日1周に留めます。

 ダリフラ語りたい、どのCP推し?とかどのフランクス好き?とか
 好きな話とか、滅茶苦茶話したい。
 ウマ娘もまた見たいな……4週目突入かー。

新人トレーナーの妹ウマ娘予測アンケート

  • 1番人気ライスシャワー
  • 2番人気キタサンブラック
  • 同じく2番人気メジロドーベル
  • 大穴カレンチャン
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