純情ハートとウマ娘(凍結) 作:ゲーミング
お気に入り登録者200超えてて素でビビった。
まだ四話しか公開してないよ……?
感想があったけぇよ、もっと暖かくして作者でキャンプファイヤーして欲しい。
僕達チーム『流れ星』にオグリキャップが新しく加入して一日が経った。
オグリキャップ、トレセン学園高等部所属のチーム無所属ウマ娘。
地方からやって来たウマ娘らしく、中央に名を馳せる為に此処トレセン学園へと足を運んだ……らしい。
現在のチームメンバーの中では一番早いウマ娘であり、メイクデビューも果たしている程のウマ娘だった。
けれどこんなにも凄いウマ娘なのに、何故チーム無所属になったのだろうか。
メイクデビューを果たしているという事は、恐らくチームに所属していた筈なのだ。
「トレーナー!」
「……どうかしたトウカイテイオー?」
「これ階段駆け登るの後何回やるの?ボクそろそろ疲れちゃった……」
今はトレセン学園から離れ、先輩トレーナーの来た神社へと来ていた。
勿論たづなさんのアドバイスを元にやって来たのだ。
たづなさん曰く、使える物は何でも使って構わないとのメッセージをLINEで受け取ったが故に、コレからのトレーニング計画表を作るのが楽しみになっている。
「じゃあそろそろ切り上げようか。お疲れ様、まだ冷たいと思うけどスポーツドリンク飲む?」
「飲む!ちょーだい♪」
耳をピンッと立て尻尾をブンブンと振るトウカイテイオーを見て思わず笑みが毀れる。
肩に掛けた鞄からスポーツドリンクとタオルを取り出し、トウカイテイオーに手渡した。
「……うーん、マヤノトップガンとオグリキャップは?あの二人はどう?」
ふと気になりトウカイテイオーに二人の様子を聞く。
勿論トレーニング中の三人の事は見ていたが階段を登っている最中は殆ど会話は無かったし、下に降りて僕と大声で話はしていたけど、ウマ娘達の会話も有るだろうから、少し気になった。
マヤノトップガンもトウカイテイオーも苦手な相手は居なさそうなイメージが強いし、どんな相手でも仲良くなれそうだけど。
「マヤノはトレーナーに褒めて欲しくて一番練習するんだ☆って言ってまだやってる。オグリはマヤノより回数こなしてるかな。凄いよオグリは、何かに取り憑かれてる見たいに無言で階段駆け登るんだから……ボク少し怖かったけどね……」
あはは、と苦笑いを浮かべるトウカイテイオー。
休憩を挟んでいるとは言え既にトレーニングを初めて二時間が経っており、帰りの時間を考えればそろそろ切り上げるべきだと思う。
……一つだけオグリキャップに言わなければならない事もあるけど。
オグリキャップの足は本当に強い。
芝とダート、何方もこなせてしまうんじゃないか?スタミナもパワーも決して低く無くスパートを掛けている時のトップスピードは思わず目を見張る程だ。
階段の駆け登る速度も早く、タイマーで計測すれば基本的に40秒を切る。
マヤノトップガンは初めは50秒台だったが、今では40秒台にまで縮まったし、トウカイテイオーもマヤノトップガンと殆ど同じ様に縮まっている。
恐らくこのトレーニング方法はコースの上り坂で疲れ難くなる為のモノで、駆け登る際に使う脚力の底上げも有るのだろう。
知識だけは一杯有るから、個人的にもこう言うトレーニングは今後積極的に入れて行こうと思っては居る。
多かれ少なかれ初めての出来事が多くて戸惑うけれど、そんな物は歩みを止める理由にならないのだから。
「……トレーナー?」
「……あ、ごめんトウカイテイオー、少し考え事しちゃってて、注意が足りなかった」
「もう!しっかりしてよトレーナー!」
頬を膨らませながらも前髪で隠した瞳に視線を合わせてくれるトウカイテイオー。
対して僕は前髪越しでしかトウカイテイオーと視線は合わせられなかった。
取り敢えず未だ階段を駆け登る二人に終了の合図をする為にトウカイテイオーから離れる。
「もうそろそろ終わりにしよう!マヤノトップガン!オグリキャップ!」
「あ、アイ・コピー……マヤちん疲れたぁ!トレーナーちゃぁん!」
丁度階段を登り切ったマヤノトップガンが鳥居に背中をくっ付けて座り込んでいた。
汗だくになって息を切らしている彼女の傍に歩み寄り、鞄に入れたスポーツドリンクとタオルを手渡す。
「ありがと〜トレーナーちゃん♪」
「お疲れ様、マヤノトップガン」
「トレーナーちゃんは何時になったらマヤの事マヤって呼んでくれるの?マヤちん早く聞きたいな〜☆」
ゴクゴクとスポーツドリンクを飲み、一息着いたマヤノトップガンからそんな事を言われるが、恐らくそう呼ぶ事は当分先になる。
呼ぼうと努力はするが言葉が喉を取らないから。
「…………」
同じく階段を登り切ったオグリキャップが鳥居の前で立ち止まる。
二人にした様にスポーツドリンクとタオルを手渡す為に近寄る。
「……ど、どうだった?」
「……どう、とは?」
「えっと、トレーニング内容……?」
「……問題は無い」
「……そっか、お疲れ様オグリキャップ。でも、あの……ちゃんと休憩は取ろう、オグリキャップだけずっと走ってたよね……だから……」
「……ごめんなさい」
オグリキャップはぎこち無くスポーツドリンクとタオルを受け取ってくれたが、何故かオグリキャップの手が震えていた。
「……じゃあ皆今日は帰ろうか」
「はーい!」
「はいはーい!マヤちん助手席座りたーい☆」
「えぇ!マヤノ来る時座ってたじゃん!今度はボクでしょ!?」
「オグりんオグりん、オグりんはどうする〜?」
「マヤノ!?」
「……いや、私は良い。テイオーを座らせてやって欲しい」
「オグリー!ありがとおー!」
「……僕の意見は聞いて貰えないんだね……」
助手席に誰か座るだけで心臓バクバクして怖いんだけれど……そんな事は関係ないらしい。
学園から貸して貰っている車に乗り込みトレセン学園へと直帰する。
今度から行きはトウカイテイオー達に走って貰って帰りは車にしようか、でもトレーニングする前に疲れてしまうと少し可哀想な気もする。
こういう時だからこそ走らせるべきなのだろうか。
後で先輩に聞いてみよう。
◆❖◇◇❖◆
トウカイテイオー達を寮へと送り、今日のトレーニングを振り返る為にも僕は一人トレーナー室へと足を運んでいた。
明日のトレーニングと、一週間通してのトレーニング計画表を作る為にノートパソコンを付け文字を打ち込んでいく。
明日の予定は取り敢えず競走をやろうと思っては居る。
色々考えたが、もう少しトレーニング内容は練りたい。
だからこそ、基礎体力を付けるという意味でランニングと競走を主なトレーニングにやって行きたいと考えた。
競走をするなら、僕の担当しているウマ娘達より速いウマ娘が競走相手を探すべきだと考えても居る。
此処に関しては後々先輩トレーナーやお花さん達に話を聞いてみようと思う。
苦いコーヒーを飲みながら、キーボードを叩く。
そうこうしている中、不意にトレーナー室の扉が開いた。
恐らくたづなさんが来たのだろうと辺りを付け振り返ったが、そこに居たのは——。
「……先輩?」
「よ、メンバー集まって来たって聞いたからな。その祝いしに来たぜ」
来客は先輩トレーナーだった。
先輩!先輩トレーナーじゃないか!
アニメ版トレーナーは先輩トレーナーで呼び方統一して行きます。
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